JPH02228958A - 歯科用注射器チツプ - Google Patents
歯科用注射器チツプInfo
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- JPH02228958A JPH02228958A JP2012403A JP1240390A JPH02228958A JP H02228958 A JPH02228958 A JP H02228958A JP 2012403 A JP2012403 A JP 2012403A JP 1240390 A JP1240390 A JP 1240390A JP H02228958 A JPH02228958 A JP H02228958A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C5/00—Filling or capping teeth
- A61C5/60—Devices specially adapted for pressing or mixing capping or filling materials, e.g. amalgam presses
- A61C5/66—Capsules for filling material
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯科用注射器装置、より詳細には歯科用合成充
填材料、接着材料、シーラント、エツチング液等の各種
歯科用材料を歯の中または外に配置するのを容易にする
ために使用される注射器ホルダと共に使用する注射器チ
ップの改良に係る。
填材料、接着材料、シーラント、エツチング液等の各種
歯科用材料を歯の中または外に配置するのを容易にする
ために使用される注射器ホルダと共に使用する注射器チ
ップの改良に係る。
歯科用注射器及びそれと共に使用する注射器チップは何
年か前から周知となっている。歯科用注射器に関する最
初の記載が見られるのは本発明者の米国特許第３．５８
１．３９９号においてである。この他にも本発明者に対
して認可された特許、例えば米国特許第３，９００．９
５４号、第本１９ｆｌ、 ７５６号、第４゜６８２．９
５０号、第４．７６８．９５４号、意匠特許筒２８９．
６８２号、第２９２．８２５号において歯科用注射器、
使い捨て式注射器チップ及びカプセルがその証拠となっ
ている。同様の歯科用注射器及びそれと共に使用する使
い捨てカプセルを特徴とする特許が本発明者以外にも認
可されており、米国特許第４．２９５゜８２８号、第４
，３３０，２８０号、第４．３８４．８５３号、第４゜
３９１．５９０号、第４．７６７、３２６号等が証拠で
ある。
年か前から周知となっている。歯科用注射器に関する最
初の記載が見られるのは本発明者の米国特許第３．５８
１．３９９号においてである。この他にも本発明者に対
して認可された特許、例えば米国特許第３，９００．９
５４号、第本１９ｆｌ、 ７５６号、第４゜６８２．９
５０号、第４．７６８．９５４号、意匠特許筒２８９．
６８２号、第２９２．８２５号において歯科用注射器、
使い捨て式注射器チップ及びカプセルがその証拠となっ
ている。同様の歯科用注射器及びそれと共に使用する使
い捨てカプセルを特徴とする特許が本発明者以外にも認
可されており、米国特許第４．２９５゜８２８号、第４
，３３０，２８０号、第４．３８４．８５３号、第４゜
３９１．５９０号、第４．７６７、３２６号等が証拠で
ある。
米国特許第４，３３０，２８０号、第４．３８４．８５
３号、第４、３９１．５９ｉ１号、第４．７６７、３２
６号に開示された構成の注射器チップは、偏心式吐出ノ
ズルを備えた周知の通常の半球形端部壁を特徴とするも
のであるが、これを使用する場合、注射器チップに粘性
材料を充填する時に球根状の半球形端部に空気が混入し
易く、又その空気が半球形端部に閉込められたままとな
り、材料の射出時に材料の中に閉込められた状態で注射
器チップから吐出される傾向があることが判明している
。この種のカプセル又は注射器チップから分配される歯
科用材料は、通常の場合粘性の合成樹脂から成る充填材
料を含んでおり、このような材料の中に空気が混入する
ことはそれを用いて行う歯牙の修復に非常にマイナスで
あると考えられている。合成樹脂充填材料の中に空気が
混入すると、修復中に空隙が発生して弱体化及び／又は
破損の早期化の原因となるためである。
３号、第４、３９１．５９ｉ１号、第４．７６７、３２
６号に開示された構成の注射器チップは、偏心式吐出ノ
ズルを備えた周知の通常の半球形端部壁を特徴とするも
のであるが、これを使用する場合、注射器チップに粘性
材料を充填する時に球根状の半球形端部に空気が混入し
易く、又その空気が半球形端部に閉込められたままとな
り、材料の射出時に材料の中に閉込められた状態で注射
器チップから吐出される傾向があることが判明している
。この種のカプセル又は注射器チップから分配される歯
科用材料は、通常の場合粘性の合成樹脂から成る充填材
料を含んでおり、このような材料の中に空気が混入する
ことはそれを用いて行う歯牙の修復に非常にマイナスで
あると考えられている。合成樹脂充填材料の中に空気が
混入すると、修復中に空隙が発生して弱体化及び／又は
破損の早期化の原因となるためである。
合成樹脂充填材料を用いて歯牙を修復する場合、その中
に混入する空気を最小限に抑えて最終的な復原体の中に
空隙が発生しないようにすることが望ましい。米国特許
第４．３９Ｌ ５９０号に開示された形式の偏心式吐出
ノズルを備えた球根状半球形前端部を有するカプセル又
は注射器チップにおいて認められるもう一つの問題点と
して、このような注射器チップを狭い領域に深くまで入
れて材料を装入する際の可視性が悪くなる点にある。こ
れは材料を装入する場所が球根状の半球端部によって隠
蔽され、材料を押出す吐出ニップル又は吐出１−ＴＩが
それによって隠蔽されるためである。
に混入する空気を最小限に抑えて最終的な復原体の中に
空隙が発生しないようにすることが望ましい。米国特許
第４．３９Ｌ ５９０号に開示された形式の偏心式吐出
ノズルを備えた球根状半球形前端部を有するカプセル又
は注射器チップにおいて認められるもう一つの問題点と
して、このような注射器チップを狭い領域に深くまで入
れて材料を装入する際の可視性が悪くなる点にある。こ
れは材料を装入する場所が球根状の半球端部によって隠
蔽され、材料を押出す吐出ニップル又は吐出１−ＴＩが
それによって隠蔽されるためである。
一方で歯科用の合成樹脂充填材料の粘性調度がさらに高
められる傾向にあるという事情もある。
められる傾向にあるという事情もある。
このように重質の材料を用いる場合、材料分配用の注射
器チップは粘性材料を押出す際に生じる極めて高い圧力
に耐え得るものでなければならない。
器チップは粘性材料を押出す際に生じる極めて高い圧力
に耐え得るものでなければならない。
米国特許第４．３９１．５９０号及び第４．７６７、３
２６号に開示されているような公知のカプセルでは全体
的に壁厚を均等に形成されていたため、押出し動作にお
いて圧力が最大になる領域、例えばカプセル又は注射器
チップの閉塞端部において耐圧性が不足することがあっ
た。
２６号に開示されているような公知のカプセルでは全体
的に壁厚を均等に形成されていたため、押出し動作にお
いて圧力が最大になる領域、例えばカプセル又は注射器
チップの閉塞端部において耐圧性が不足することがあっ
た。
本発明の［１的は、注射器チップから材料を押出す際に
空気の閉込め及び／又は混入を防止する構造の歯科用注
射器と共に使用する改良形注射器チップを提供すること
である。
空気の閉込め及び／又は混入を防止する構造の歯科用注
射器と共に使用する改良形注射器チップを提供すること
である。
本発明の別の目的は、材料を歯に送り出す際の山科医の
可視性を良くするように構成された改良形注射器チップ
を提供することである。
可視性を良くするように構成された改良形注射器チップ
を提供することである。
本発明の別の目的は、押出し動作中に生じる圧力に耐え
得るように補強された前端部を有する改良形注射器チッ
プを提供することである。
得るように補強された前端部を有する改良形注射器チッ
プを提供することである。
本発明の別の目的は、注射器チップ内への空気の閉込め
を抑制または防止するように注射器チップの前端部内壁
と連続して設けた導入口を有する吐出ノズルを傾斜して
配設した改良形注射器チップの構造を提供することにあ
る。
を抑制または防止するように注射器チップの前端部内壁
と連続して設けた導入口を有する吐出ノズルを傾斜して
配設した改良形注射器チップの構造を提供することにあ
る。
上記の目的を特徴とする特長および利点は、所定ｈ【の
被分配歯科用材料を収容するための容器を形成する略円
筒形本体部分を含んで成る改良形注射器チップの構造に
よって達成される。本体部分の端部に全開［１部を備え
、その間１１部を介して合成樹脂充填材料等の被分配歯
科用材料を容易に充填することができる。円筒形本体部
分の他端部は注射器チップの前端方向に内向きにテーバ
した円錐形先端部によって閉塞されており、円錐形先端
部の内部に前記容器と軸方向に整列して連通配設された
円錐台形内室が形成されている。この内室の前端部に鈍
端壁を設け、円錐形先端部に関して傾斜するように吐出
ノズルが配設される。この時、吐出ノズルを貫通して延
びる通路の導入口は注射器チップの前方鈍端内壁と連続
して配設される。変位可能のピストンを設けて本体部分
の全開口端部を密封すると共に、このピストンに注射器
チップの前端部にある円錐台形内室の形状と相捕的な円
錐台形端部を設け、空気を混入することなく注射器チッ
プ内部の材料を完全・に排出できるようにする。本体部
分の開口端部の周囲から側方にフランジが延びている。
被分配歯科用材料を収容するための容器を形成する略円
筒形本体部分を含んで成る改良形注射器チップの構造に
よって達成される。本体部分の端部に全開［１部を備え
、その間１１部を介して合成樹脂充填材料等の被分配歯
科用材料を容易に充填することができる。円筒形本体部
分の他端部は注射器チップの前端方向に内向きにテーバ
した円錐形先端部によって閉塞されており、円錐形先端
部の内部に前記容器と軸方向に整列して連通配設された
円錐台形内室が形成されている。この内室の前端部に鈍
端壁を設け、円錐形先端部に関して傾斜するように吐出
ノズルが配設される。この時、吐出ノズルを貫通して延
びる通路の導入口は注射器チップの前方鈍端内壁と連続
して配設される。変位可能のピストンを設けて本体部分
の全開口端部を密封すると共に、このピストンに注射器
チップの前端部にある円錐台形内室の形状と相捕的な円
錐台形端部を設け、空気を混入することなく注射器チッ
プ内部の材料を完全・に排出できるようにする。本体部
分の開口端部の周囲から側方にフランジが延びている。
傾斜配設されたノズルの吐出し１を密封するようにシー
ルキャップを設けても良い。この改良形注射器チップは
、注射器チップを受容するシリンダ部とピストンを移動
させて注射器チップから材料を吐出させるプランジャ部
とを有する構成の注・射器に使用すように構成されたも
のである。
ルキャップを設けても良い。この改良形注射器チップは
、注射器チップを受容するシリンダ部とピストンを移動
させて注射器チップから材料を吐出させるプランジャ部
とを有する構成の注・射器に使用すように構成されたも
のである。
本発明の特徴は、所定量の山科用材料を収容する円筒形
容器部分を備える注射器チップにおいて、角方向に偏位
配設した吐出ノズルと隣接し、１１つ該容器部分と軸方
向に整列して配設された円錐台形内室と前記容器部分を
連通させることにより、該ノズルから押出される材料へ
の空気の閉込め及び／又は混入を防止するように構成さ
れている改良形注射器チップを提供することにある。
容器部分を備える注射器チップにおいて、角方向に偏位
配設した吐出ノズルと隣接し、１１つ該容器部分と軸方
向に整列して配設された円錐台形内室と前記容器部分を
連通させることにより、該ノズルから押出される材料へ
の空気の閉込め及び／又は混入を防止するように構成さ
れている改良形注射器チップを提供することにある。
本発明の別の特徴は、投棄材料の送出時に歯科医の１′
□ＩＪ視性を良くするように角方向に偏位したノズルを
設けた円錐形先端部を有する改良形山村用注射器チップ
にある。
□ＩＪ視性を良くするように角方向に偏位したノズルを
設けた円錐形先端部を有する改良形山村用注射器チップ
にある。
本発明の別の特徴は、注射器の前端部を強化して、押出
し動作中該前端部にかかる誘発圧力に耐え得るようにし
た改良形歯科用注射器チップを提供することにある。
し動作中該前端部にかかる誘発圧力に耐え得るようにし
た改良形歯科用注射器チップを提供することにある。
本発明の別の特徴は、投棄材料を全部排出できるように
構成された改良形歯科月１注射器チップおよび変位式ピ
ストンを提供することにある。
構成された改良形歯科月１注射器チップおよび変位式ピ
ストンを提供することにある。
本発明のその他の特徴及び利点についても、添付図面及
びそれを参照しての以下の説明から容易に明らかとなろ
う。
びそれを参照しての以下の説明から容易に明らかとなろ
う。
添付図面を参照すると、第１図は本発明者の先行特許で
ある米国特許第４．１９８．７５８号に開示された種類
の歯科用注射器（１）を示している。この歯科用注射器
θ＋ｌ）は、後述するような改良形歯科用注射器チップ
（＋２を着脱自在に保持するように構成された前端部（
ＩＩ＾）を有する伸長形バレル部Ｏ１）を本質的に含ん
で成る。図示の実施態様では、バレル部（！ｌ）の前端
部に切欠部が設けられており、バレル部（１１）の−に
部に足部開口θ罎を形成している。切欠部の無いバレル
前端部には（ｋ４）に示すような内向きに曲りだフラン
ジが設けられており、これによって後述するような注射
器チップのフランジと係合する内部ショルダを形成して
いる。バレル部の他端部に隣接してハンドル又は把持部
材（１ツが連結されている。ハンドル（１ｃ９に対して
作動レバ（＋１．ａが旋回自在に連結されており、作動
レバ（１０はバレル部θ１）の内部に滑動自在に配設さ
れたプランジャ（ロ）と軸支関係で配設されている。プ
ランジャ（ｒ？）の端部付近に配置したばねによって、
プランジャ（ｍは第１図に示すような常時後退位置に維
持される。プランジャ（ｒ７）の前端部に後述の注射器
チップ（＋２の変位可能ピストンと係合するように構成
された突出部（１７Ａ）が設けられており、これによっ
てレバ（＋１１０の作動時に注ＱＪ器チ７ブθオの内部
の材料が押出される。
ある米国特許第４．１９８．７５８号に開示された種類
の歯科用注射器（１）を示している。この歯科用注射器
θ＋ｌ）は、後述するような改良形歯科用注射器チップ
（＋２を着脱自在に保持するように構成された前端部（
ＩＩ＾）を有する伸長形バレル部Ｏ１）を本質的に含ん
で成る。図示の実施態様では、バレル部（！ｌ）の前端
部に切欠部が設けられており、バレル部（１１）の−に
部に足部開口θ罎を形成している。切欠部の無いバレル
前端部には（ｋ４）に示すような内向きに曲りだフラン
ジが設けられており、これによって後述するような注射
器チップのフランジと係合する内部ショルダを形成して
いる。バレル部の他端部に隣接してハンドル又は把持部
材（１ツが連結されている。ハンドル（１ｃ９に対して
作動レバ（＋１．ａが旋回自在に連結されており、作動
レバ（１０はバレル部θ１）の内部に滑動自在に配設さ
れたプランジャ（ロ）と軸支関係で配設されている。プ
ランジャ（ｒ？）の端部付近に配置したばねによって、
プランジャ（ｍは第１図に示すような常時後退位置に維
持される。プランジャ（ｒ７）の前端部に後述の注射器
チップ（＋２の変位可能ピストンと係合するように構成
された突出部（１７Ａ）が設けられており、これによっ
てレバ（＋１１０の作動時に注ＱＪ器チ７ブθオの内部
の材料が押出される。
バレル前端部の大きさ及び割合は、該前端部に形成した
切欠き開口部（１専の中に注射器チップの後部を摩擦保
持できるように決定されることが理解されよう。ショル
ダ又は内向きフランジ（ＶＩ）が注射器チップのフラン
ジ（！２＾）を係合して、注射Ｗ（＋＋９の作動中注射
器チップ（１■が軸方向に変位するのを防止する働きを
する。このような構成により注射器チップを圧入した時
、シリンダ部の切欠き付端部に形成され°Ｃいる座部に
よって定位置に保つことができる。バレル前端部に注射
器チップを適切に摩擦嵌合させるためには、バレル部の
周囲側壁が注射器チップの周辺に１８０°をやや上回る
程度に延びるように切欠き部（１■を形成する。
切欠き開口部（１専の中に注射器チップの後部を摩擦保
持できるように決定されることが理解されよう。ショル
ダ又は内向きフランジ（ＶＩ）が注射器チップのフラン
ジ（！２＾）を係合して、注射Ｗ（＋＋９の作動中注射
器チップ（１■が軸方向に変位するのを防止する働きを
する。このような構成により注射器チップを圧入した時
、シリンダ部の切欠き付端部に形成され°Ｃいる座部に
よって定位置に保つことができる。バレル前端部に注射
器チップを適切に摩擦嵌合させるためには、バレル部の
周囲側壁が注射器チップの周辺に１８０°をやや上回る
程度に延びるように切欠き部（１■を形成する。
図示の注射器は所謂「ガン形式」の注射器であるが、本
発明者の先行特許である米国特許第３．９００、９５４
号又は第３．５８１．３９１号に記載されているような
構造の注射器を使用しても良いことは理解されよう。
発明者の先行特許である米国特許第３．９００、９５４
号又は第３．５８１．３９１号に記載されているような
構造の注射器を使用しても良いことは理解されよう。
本発明による改良形注射器チップ（１カは略円筒形の本
体部分（１２［１）を含んで成り、その一端部が（１’
１に示すように全開される一方、他端部に閉塞端（イ）
を備える。図示のように閉塞端は閉塞頂点（２１）に向
かって内向きにテーバを付けた略円錐形である。
体部分（１２［１）を含んで成り、その一端部が（１’
１に示すように全開される一方、他端部に閉塞端（イ）
を備える。図示のように閉塞端は閉塞頂点（２１）に向
かって内向きにテーバを付けた略円錐形である。
円錐形前端部（イ）に円錐台形の内壁（イ）を設け、円
筒形本体部分（＋２１１）と軸方向に整合し、これと連
通ずる円錐台形内室（ハ）を形成している。第３図から
最も良く分かるように円錐台形内室（ハ）は丸みを有す
る端壁（ハ）を終端部とする。円錐形前端部翰の外壁面
に丸みがつけられていることと、円錐台形内室（ハ）の
内壁が傾斜していることにより、円錐形前端部（イ）の
壁厚が均等ではなく、前端部から円錐台形内室の中はど
に向かって壁厚が漸増している。
筒形本体部分（＋２１１）と軸方向に整合し、これと連
通ずる円錐台形内室（ハ）を形成している。第３図から
最も良く分かるように円錐台形内室（ハ）は丸みを有す
る端壁（ハ）を終端部とする。円錐形前端部翰の外壁面
に丸みがつけられていることと、円錐台形内室（ハ）の
内壁が傾斜していることにより、円錐形前端部（イ）の
壁厚が均等ではなく、前端部から円錐台形内室の中はど
に向かって壁厚が漸増している。
このように注射器チップ前端部の壁厚を構成することに
より、注射器チップを補強し、注射器チップから材料を
押出す際に前端部壁で強まる傾向のある圧力に耐え得る
ものとする。歯科用合成樹脂材料のメーカでは、より粘
性の強い合成樹脂を製造するようになって来ており、そ
れに伴って注射器チップの端部壁に集ｒ１．ｓする圧力
の問題が深刻化しているが、上述のような構成とするこ
とによって、注射器チップを現存の歯科用合成樹脂材料
の中でも最も粘性の強いものとでも使用に適合すること
ができる。
より、注射器チップを補強し、注射器チップから材料を
押出す際に前端部壁で強まる傾向のある圧力に耐え得る
ものとする。歯科用合成樹脂材料のメーカでは、より粘
性の強い合成樹脂を製造するようになって来ており、そ
れに伴って注射器チップの端部壁に集ｒ１．ｓする圧力
の問題が深刻化しているが、上述のような構成とするこ
とによって、注射器チップを現存の歯科用合成樹脂材料
の中でも最も粘性の強いものとでも使用に適合すること
ができる。
注射器チップと一体的に吐出ノズル（４）が形成されて
おり、吐出ノズル（４）は歯科用材料Ｍを収容する容器
υ）を形成する本体部分（１）のｌｉｔ ｌ＋ｂに関し
て傾斜して配設される。図示のようにノズル（４）には
円錐台形内室に）と連通ずる通路（２カが設けられてい
る。
おり、吐出ノズル（４）は歯科用材料Ｍを収容する容器
υ）を形成する本体部分（１）のｌｉｔ ｌ＋ｂに関し
て傾斜して配設される。図示のようにノズル（４）には
円錐台形内室に）と連通ずる通路（２カが設けられてい
る。
通路の傾斜は、その導入端（２？Ａ）が丸みのある端部
壁（ハ）に隣接するように決定する。こうすることで円
錐台形内室（ハ）の何れかの部分がノズル通路０／ｌの
導入口（２７Ａ）より前方に延びてポケットを形成し、
そこに閉込められた空気が押出し材料の中に混入される
のを防止することができる。
壁（ハ）に隣接するように決定する。こうすることで円
錐台形内室（ハ）の何れかの部分がノズル通路０／ｌの
導入口（２７Ａ）より前方に延びてポケットを形成し、
そこに閉込められた空気が押出し材料の中に混入される
のを防止することができる。
本発明によると、本体部分の開目端（０が変位可能ピス
トン（イ）によって密封される。図示の実施態様では、
ピストン（イ）が注射器チップの本体内に滑動自在に収
容される大きさの後部円筒形部分（２８＾）とそれと連
結された円鍾台形先端部分（２Ｂ１１）とを含んでいる
。ピストンに）の円鍾台形先端部分（２８１）の大きさ
は、円錐形内室（ハ）の形状に緊密に一致して、注射器
チップ内部にある材ＦＩＭを最大限排出できる大きさと
する。ピストン先端部分（２８ｎ）の基部に一つ又はそ
れ以上の周辺リブ又はワイパ（２８Ｃ）を設け、ピスト
ン（４）と注射器チップ内壁との間を確実にシールして
押出し動作中に材料Ｍが逆流するのを防止することがで
きる。
トン（イ）によって密封される。図示の実施態様では、
ピストン（イ）が注射器チップの本体内に滑動自在に収
容される大きさの後部円筒形部分（２８＾）とそれと連
結された円鍾台形先端部分（２Ｂ１１）とを含んでいる
。ピストンに）の円鍾台形先端部分（２８１）の大きさ
は、円錐形内室（ハ）の形状に緊密に一致して、注射器
チップ内部にある材ＦＩＭを最大限排出できる大きさと
する。ピストン先端部分（２８ｎ）の基部に一つ又はそ
れ以上の周辺リブ又はワイパ（２８Ｃ）を設け、ピスト
ン（４）と注射器チップ内壁との間を確実にシールして
押出し動作中に材料Ｍが逆流するのを防止することがで
きる。
好適には、上述のような注射器チップは、押出そうとす
る材料の性質に応じて＜１ｏｔ）ザイデル（２ｙｔｅｌ
）ナイロンを含む成形プラスチック材料や、その他ポリ
プロピレン等の適当なプラスチック材料で形成すること
ができる。
る材料の性質に応じて＜１ｏｔ）ザイデル（２ｙｔｅｌ
）ナイロンを含む成形プラスチック材料や、その他ポリ
プロピレン等の適当なプラスチック材料で形成すること
ができる。
又、注射器チップを適当に着色して、その中に収容され
ている材料の種類を同定したり、最近盛んに使用される
ようになった光活性化材料と共に使用できるように耐光
性または不透明とすることもできる。さらに、注射器チ
ップに適当な材料を予め装填しておき、ノズル（１）に
よって形成される吐出口にキャップ（ト）を装着して密
封することもできる。
ている材料の種類を同定したり、最近盛んに使用される
ようになった光活性化材料と共に使用できるように耐光
性または不透明とすることもできる。さらに、注射器チ
ップに適当な材料を予め装填しておき、ノズル（１）に
よって形成される吐出口にキャップ（ト）を装着して密
封することもできる。
上述の注射器チップ（１功の充填は、その全開口端部（
ｎから材料を挿入するだけで容易に行うことができる。
ｎから材料を挿入するだけで容易に行うことができる。
上述のような構造によると、充填動作中に注射器チップ
内部に空気が閉込められても、ノズル先端部（１）から
排気また強制排気されるため、注射器チップを完全に充
填した時点では全く空気が閉込められていないことは明
らかである。注射器チップに歯科用材料Ｍを部分的にし
か充填しない場合、材料と注射器チップ前端部との間に
ある空気は材料の押出しを開始する前に排出されること
になる。従って、押出し動作中に歯科用材料の中に混入
する可能性のある空気を閉込めたエアポケットは皆無と
なる。
内部に空気が閉込められても、ノズル先端部（１）から
排気また強制排気されるため、注射器チップを完全に充
填した時点では全く空気が閉込められていないことは明
らかである。注射器チップに歯科用材料Ｍを部分的にし
か充填しない場合、材料と注射器チップ前端部との間に
ある空気は材料の押出しを開始する前に排出されること
になる。従って、押出し動作中に歯科用材料の中に混入
する可能性のある空気を閉込めたエアポケットは皆無と
なる。
上述のように注射器チップを円錐形にすることで、歯科
医が合成材料を歯に向かって送出する際の可視性がさら
に良くなっている。又、歯科医はその仕事の性質上、非
常に窮屈な狭い領域の中での作業を強いられるが、チッ
プを円錐形に構成することによってそのような状況下で
も可視性だけでなく接近性も良（することができる。さ
らに注射器チップの閉塞端部に円錐台形内室を設けたこ
とによって押出し材料を吐出ノズルに向がって通す際の
方向性が良くなり、非常に粘度の高い材料の場合に生じ
る抵抗力を最小化することができる。
医が合成材料を歯に向かって送出する際の可視性がさら
に良くなっている。又、歯科医はその仕事の性質上、非
常に窮屈な狭い領域の中での作業を強いられるが、チッ
プを円錐形に構成することによってそのような状況下で
も可視性だけでなく接近性も良（することができる。さ
らに注射器チップの閉塞端部に円錐台形内室を設けたこ
とによって押出し材料を吐出ノズルに向がって通す際の
方向性が良くなり、非常に粘度の高い材料の場合に生じ
る抵抗力を最小化することができる。
以上、特定実施態様に関連して本発明の説明を行って来
たが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく各
種の変形および変更が可能である。
たが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく各
種の変形および変更が可能である。
第１図は歯科用注射器とそれと共に用いる本発明による
歯科用注射器チップとを部分的に断面で示す側面図であ
る。第２図は改良形注射器チップの斜視図である。第３
図は第１図および第２図に示した注射器チップの断面図
である。第４図は注射器チップの開口端部を密封するピ
ストンの詳細斜視図である。 （１０）・・・・・・歯科用注射器 （１２Ｂ）・・・・・・本体部分 （イ）・・・・・・閉塞端部 に））・・・・・・容器部分 （１）・・・・・・吐出ノズル （２７Ａ）・・・通路導入口
歯科用注射器チップとを部分的に断面で示す側面図であ
る。第２図は改良形注射器チップの斜視図である。第３
図は第１図および第２図に示した注射器チップの断面図
である。第４図は注射器チップの開口端部を密封するピ
ストンの詳細斜視図である。 （１０）・・・・・・歯科用注射器 （１２Ｂ）・・・・・・本体部分 （イ）・・・・・・閉塞端部 に））・・・・・・容器部分 （１）・・・・・・吐出ノズル （２７Ａ）・・・通路導入口
Claims (12)
- （１）所定量の歯科用粘性充填材料を歯に装填するため
の歯科用注射器に使用する注射器チップであつて、該歯
科用チップが、所定量の歯科用充填材料を収容する容器
部分を形成する略円筒形の本体部分を含んで成り、前記
本体部分の一端部に前記容器部分の円筒形と同一の大き
さを有する開口部を備えており、前記開口部を取囲んで
同一の広がりを持つフランジを備え、前記本体部分の他
端部に該本体部分の軸と軸方向に整列してテーパ付密封
端部を備えており、前記テーパ付密封端部が前記密封端
部に向かってテーパを付けて、先の丸い内壁を形成して
いる円鍾形内壁面を有しており、前記円鍾形内壁面が前
記容器部分と連通して配設されており、吐出ノズルが前
記密封端部に関して傾斜して配設されており、前記吐出
ノズルが前記容器部分に収容されている材料を押出すよ
うに構成された通路を含んでおり、前記容器部分の開口
端を密封する変位可能ピストンが設けられて成る注射器
チップ。 - （２）前記通路が導入端と吐出端を含んでおり、前記導
入端が前記先の丸い内壁と隣接して配設されている請求
項（１）に記載の注射器チップ。 - （３）前記注射器チップがプラスチック材料の押出し成
形品である請求項（２）に記載の注射器チップ。 - （４）歯科用充填材料送出用の歯科用注射器に使用する
注射器チップであつて、該注射器チップが容器部分を形
成する円筒形の本体部分を含んで成り、前記本体部分の
一端部に前記容器部分の直径と実質的に同じ大きさの開
口部を備えると共に前記本体部分の他端部が閉塞されて
おり、前記閉塞端部が前記容器部分と同軸的に配設され
たテーパ付内壁を有しており、前記閉塞端部の終端が丸
い内壁となつており、吐出ノズルが前記閉塞端部に関し
て傾斜して配設されており、前記吐出ノズルが前記閉塞
端部と連通して配設された通路を含んでおり、前記通路
の導入端が前記先の丸い壁と連続して配設されており、
前記開口部を密封する変位可能ピストンが設けられて成
る注射器チップ。 - （５）前記閉塞端部の外壁面が内向きにテーパを有して
いる請求項（４）に記載の注射器チップ。 - （６）前記閉塞端部の内面と外面との間の厚さが一定で
ない請求項（５）に記載の注射器チップ。 - （７）前記閉塞端部の壁厚がその中間部に向けて漸増し
ている請求項（６）に記載の注射器チップ。 - （８）前記変位可能ピストンが円筒形の後部と円鍾形の
前部とを含んでおり、前記円鍾形前部の形状が前記閉塞
端部の内面の円錐形と相補的である請求項（４）に記載
の注射器チップ。 - （９）前記変位可能ピストンの周囲にワイパを備えてい
る請求項（８）に記載の注射器チップ。 - （１０）前記ワイパが前記ピストンの後部と前部の間に
配設されている請求項（９）に記載の注射器チップ。 - （１１）所定量の歯科用材料を歯に装填するための歯科
用注射器と共に使用する注射器チップであつて、該注射
器チップが所定量の歯科用材料を収容する容器部分を形
成する略円筒形の本体部分を含んで成り、前記本体部分
の終端がその閉塞端部に向かって内向きにテーパを有す
る閉塞端部分となつており、前記閉塞端部分が前記容器
部分に関して軸方向に配設された円錐形内室を形成して
おり、前記円錐形内室が前記閉塞端部に向かって内向き
にテーパを有し、前記容器部分の軸に対して直角に配設
された内側の丸い端壁面を形成しており、前記閉塞端部
に対して傾斜した吐出ノズルが設けられており、前記吐
出ノズルが前記閉塞端部と連通して配設された通路を備
えており、前記通路が前記丸くなつた端壁と隣接して配
設され入口を為しており、前記本体部分が他端部におい
て開口しており、該開口端部を密封するための変位可能
ピストンをさらに含んで成り、前記変位可能ピストンが
前記閉塞端部の内室と相補する円鍾台形先端部を備えて
いる注射器チップ。 - （１２）歯科用材料を歯の中又は上に装填するための歯
科用注射器に使用する注射器チップであつて、該注射器
チップが容器部分を形成する円筒形の注射器本体を含ん
で成り、前記注射器本体が一端部に全開口部を備えると
共に他端部にテーパ付密封端部を備えており、前記全開
口部の周囲に側方に広がるフランジが設けられており、
前記テーパ付密封端部が丸みをつけた円鍾形外面と円鍾
形内面とを有し、前記容器部分と軸方向に整列して配設
された円錐形内室を形成しており、前記円鍾形内面が前
記密封端部に向かって内向きにテーパを有して終端が丸
みをもつた壁となつており、所定量の歯科用材料が前記
容器部分に収容されており、吐出ノズルが前記密封端部
に関して傾斜して配設されており、前記ノズルがそれを
貫通して延びる通路を備えており、前記通路の導入端を
前記円錐形内室と連通し且つ前記丸みのある端に連続し
て配設することによつて前記端が前記導入口の接合部を
形成するように構成されており、前記全開口部を閉塞す
るように変位可能ピストンが設けられて前記材料を前記
容器部分に密封しており、前記ピストンが前記円錐形内
室と相補的な形状の円鍾台形先端部を含むことにより、
前記ピストンの移動時に前記材料を最大限排出できるよ
うに構成されており、前記吐出ノズルの端部に密封キャ
ップが嵌合されて成る注射器チップ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/306,471 US4963093A (en) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | Dental syringe tip and syringe holder therefor |
| US306,471 | 1989-02-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02228958A true JPH02228958A (ja) | 1990-09-11 |
| JP2914575B2 JP2914575B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=23185450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012403A Expired - Lifetime JP2914575B2 (ja) | 1989-02-06 | 1990-01-22 | 歯科用注射器チツプ |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4963093A (ja) |
| EP (1) | EP0382481B1 (ja) |
| JP (1) | JP2914575B2 (ja) |
| BR (1) | BR9000310A (ja) |
| CA (1) | CA2008676A1 (ja) |
| DE (1) | DE69004824T2 (ja) |
| FI (1) | FI900545A0 (ja) |
| NO (1) | NO900412L (ja) |
| SE (1) | SE504148C2 (ja) |
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