JP2914239B2 - lpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法 - Google Patents
lpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法Info
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- JP2914239B2 JP2914239B2 JP7235089A JP23508995A JP2914239B2 JP 2914239 B2 JP2914239 B2 JP 2914239B2 JP 7235089 A JP7235089 A JP 7235089A JP 23508995 A JP23508995 A JP 23508995A JP 2914239 B2 JP2914239 B2 JP 2914239B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はUNIXのlprプ
リントシステムおよびlpプリントシステムを利用した
実装方法に関し、特に印刷直前にフォームフォントロー
ドを必要とするプリンタを上記プリントシステムで動作
させるためのSG(初期設定)方式およびフィルタ構築
方法に関する。
リントシステムおよびlpプリントシステムを利用した
実装方法に関し、特に印刷直前にフォームフォントロー
ドを必要とするプリンタを上記プリントシステムで動作
させるためのSG(初期設定)方式およびフィルタ構築
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来lprプリントシステム(特開平0
4―128073号公報による)における、印刷直前に
フォームフォントロードを必要とするプリンタによる印
刷では、フォームフォントデータはあらかじめ初期化コ
マンドによりプリンタにロードしておく必要があり、プ
リンタ電源断時に備えて、プリンタドライバは、メモリ
にフォームフォントデータを確保しておく必要があった
(図3)。lpプリントシステムでも同様であった(図
4)。フィルタは、プリンタ固有のコード変換のみを行
っていた(特に内容は示さない)。
4―128073号公報による)における、印刷直前に
フォームフォントロードを必要とするプリンタによる印
刷では、フォームフォントデータはあらかじめ初期化コ
マンドによりプリンタにロードしておく必要があり、プ
リンタ電源断時に備えて、プリンタドライバは、メモリ
にフォームフォントデータを確保しておく必要があった
(図3)。lpプリントシステムでも同様であった(図
4)。フィルタは、プリンタ固有のコード変換のみを行
っていた(特に内容は示さない)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】UNIXのlprプリ
ントシステムでは、SG情報(構成に関する情報)とし
て各プリンタに対応するスペシャルファイル指定に加え
て、lprが受けたデータを一定の規則に従って変換を
行いプリンタドライバ(プリンタを直接あるいは間接に
制御するためのソフトウェア)に渡すためのフィルタを
定義することができる。
ントシステムでは、SG情報(構成に関する情報)とし
て各プリンタに対応するスペシャルファイル指定に加え
て、lprが受けたデータを一定の規則に従って変換を
行いプリンタドライバ(プリンタを直接あるいは間接に
制御するためのソフトウェア)に渡すためのフィルタを
定義することができる。
【0004】第1の問題点は、プリンタがフォーム(印
刷書式)フォント(文字形状)ロードを必要とするもの
であった場合、従来の技術においてプリンタドライバが
メモリを確保し、フォームフォントデータを保持する必
要があったことである。
刷書式)フォント(文字形状)ロードを必要とするもの
であった場合、従来の技術においてプリンタドライバが
メモリを確保し、フォームフォントデータを保持する必
要があったことである。
【0005】その理由は、プリンタが電源断されるたび
にフォームフォントロード操作を必要とするため、プリ
ンタドライバが該操作を自動的に行うためである。
にフォームフォントロード操作を必要とするため、プリ
ンタドライバが該操作を自動的に行うためである。
【0006】第2の問題点は、従来の技術の改善とし
て、メモリを削減するため、フィルタに該操作を代行さ
せる時に生じる。まず、lprは表紙を自動的に作成
し、印刷データの直前に付加する機能がある。該プリン
タでは表紙の印刷時にもフォームフォントロードが必要
である。表紙の印刷データにもフィルタを適用すること
が可能であるが、問題はオプションが認められていない
ことにより、SGによりフォームフォントデータの切り
分けが行えないことである。
て、メモリを削減するため、フィルタに該操作を代行さ
せる時に生じる。まず、lprは表紙を自動的に作成
し、印刷データの直前に付加する機能がある。該プリン
タでは表紙の印刷時にもフォームフォントロードが必要
である。表紙の印刷データにもフィルタを適用すること
が可能であるが、問題はオプションが認められていない
ことにより、SGによりフォームフォントデータの切り
分けが行えないことである。
【0007】その理由は、フォームフォントデータがプ
リンタごとに異なり、切り分けが行えないと処理に支障
をきたすからである。
リンタごとに異なり、切り分けが行えないと処理に支障
をきたすからである。
【0008】第3の問題点は、フォームフォントデータ
はファイルとして格納されており、プリンタドライバ
は、みずからファイルを読み込むことができないことで
ある。
はファイルとして格納されており、プリンタドライバ
は、みずからファイルを読み込むことができないことで
ある。
【0009】その理由は、プリンタドライバがUNIX
システムのカーネル空間に属し、カーネル空間で扱える
システムコールとして、ファイルを読み込む機能が提供
されていないからである。
システムのカーネル空間に属し、カーネル空間で扱える
システムコールとして、ファイルを読み込む機能が提供
されていないからである。
【0010】第4の問題点は、lprプリントシステム
が、表紙データ出力用フィルタにもオプションを付けら
れるように改造できないことである。
が、表紙データ出力用フィルタにもオプションを付けら
れるように改造できないことである。
【0011】その理由は、プリンタドライバ、各種フィ
ルタはあくまでもUNIXの1実装形態として個別作成
しているのに対して、lprプリントシステムはUNI
Xの主要部分として作成されているため、個別な事情に
より主要部分を改造するわけにはいかず、あくまで主要
部分は改造せずに個別部分のみで実装を行う必要がある
からである。
ルタはあくまでもUNIXの1実装形態として個別作成
しているのに対して、lprプリントシステムはUNI
Xの主要部分として作成されているため、個別な事情に
より主要部分を改造するわけにはいかず、あくまで主要
部分は改造せずに個別部分のみで実装を行う必要がある
からである。
【0012】第5の問題点は、従来の技術の改善とし
て、もしもプリンタドライバがメモリを確保せず、フォ
ームフォントデータを保持しないならば、プリンタが電
源断されるたびにフォームフォントロード用コマンドを
実行する必要があることである。
て、もしもプリンタドライバがメモリを確保せず、フォ
ームフォントデータを保持しないならば、プリンタが電
源断されるたびにフォームフォントロード用コマンドを
実行する必要があることである。
【0013】その理由は、ユーザはこのような方式を
「これではとても運用に耐えない」と考えているからで
ある。
「これではとても運用に耐えない」と考えているからで
ある。
【0014】本発明の目的は、プリンタドライバの保持
するメモリが削減され、初期化コマンドの入力が不要に
なるlpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法
を提供することにある。
するメモリが削減され、初期化コマンドの入力が不要に
なるlpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の2種類のフィル
タ(図1および図2の表紙用フィルタ30およびデータ
出力用フィルタ40)は、表紙用フィルタ30は入力デ
ータ(表紙)を中間ファイル50に出力し、データ出力
用フィルタ40はオプションに従いフォームフォントロ
ードを行い、中間ファイル50を読み込んでスペシャル
ファイル70にデータ出力し、その後で入力データをス
ペシャルファイル70にデータ出力する。
タ(図1および図2の表紙用フィルタ30およびデータ
出力用フィルタ40)は、表紙用フィルタ30は入力デ
ータ(表紙)を中間ファイル50に出力し、データ出力
用フィルタ40はオプションに従いフォームフォントロ
ードを行い、中間ファイル50を読み込んでスペシャル
ファイル70にデータ出力し、その後で入力データをス
ペシャルファイル70にデータ出力する。
【0016】表紙用フィルタ30は、データをプリンタ
に出力しないので、フォームフォントロードを行う必要
がなく、従ってオプションが不要である。
に出力しないので、フォームフォントロードを行う必要
がなく、従ってオプションが不要である。
【0017】データ出力用フィルタ40は、オプション
が必ず指定されるため、フォームフォントロードが可能
で、中間ファイル50(表紙データ)を取り込めるた
め、表紙データを捨てる必要がない。
が必ず指定されるため、フォームフォントロードが可能
で、中間ファイル50(表紙データ)を取り込めるた
め、表紙データを捨てる必要がない。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1および図2は本発明の構成を示す図で
ある。10はlprプリントシステム用SG情報(pr
intcap)、11は表紙用フィルタ指定、12はデ
ータ出力用フィルタ指定、13はデータ出力用フィルタ
用オプション指定、20はlprプリントシステム、3
0は表紙用フィルタ、40はデータ出力用フィルタ、5
0は中間ファイル、60はフォームフォントデータ、7
0はスペシャルファイル(プリンタドライバ)、21は
lpプリントシステム、22はlpfilterコマン
ド、23はlpadminコマンド、24はインタフェ
ースプログラムである。
ある。10はlprプリントシステム用SG情報(pr
intcap)、11は表紙用フィルタ指定、12はデ
ータ出力用フィルタ指定、13はデータ出力用フィルタ
用オプション指定、20はlprプリントシステム、3
0は表紙用フィルタ、40はデータ出力用フィルタ、5
0は中間ファイル、60はフォームフォントデータ、7
0はスペシャルファイル(プリンタドライバ)、21は
lpプリントシステム、22はlpfilterコマン
ド、23はlpadminコマンド、24はインタフェ
ースプログラムである。
【0020】図1は請求項1についての手続きを表した
ものである。フォームフォントデータ60のロードが必
要なプリンタを使用する場合、まずシステム管理者(U
NIX環境の提供者)は、printcap10に、適
当なエディタを用いてプリンタドライバが提供するスペ
シャルファイル70ごとにフィルタの指定を行わなけれ
ばならない。具体的な指定として表紙用フィルタ指定1
1、データ出力用フィルタ指定12、データ出力用オプ
ション指定13を行う。
ものである。フォームフォントデータ60のロードが必
要なプリンタを使用する場合、まずシステム管理者(U
NIX環境の提供者)は、printcap10に、適
当なエディタを用いてプリンタドライバが提供するスペ
シャルファイル70ごとにフィルタの指定を行わなけれ
ばならない。具体的な指定として表紙用フィルタ指定1
1、データ出力用フィルタ指定12、データ出力用オプ
ション指定13を行う。
【0021】その後、ユーザがlprプリントシステム
20にプリンタに対する出力を依頼すると、まずlpr
プリントシステム20はlprプリントシステム用SG
情報10を読み込み、プリンタに対して表紙用フィルタ
30およびデータ出力用フィルタ40(13のオプショ
ン指定あり)が指定されていることを認識する。つづい
てlprプリントシステム20は表紙データを作成し、
表紙用フィルタ30に与える。通常のプリンタではこの
データを直接スペシャルファイルに与えるのだが、現在
プリンタにはフォームフォントデータ60がロードされ
ていないので、直接このデータを出力することはできな
い。よって、lprプリントシステム20は、中間ファ
イル50を作成し、表示データを格納する。
20にプリンタに対する出力を依頼すると、まずlpr
プリントシステム20はlprプリントシステム用SG
情報10を読み込み、プリンタに対して表紙用フィルタ
30およびデータ出力用フィルタ40(13のオプショ
ン指定あり)が指定されていることを認識する。つづい
てlprプリントシステム20は表紙データを作成し、
表紙用フィルタ30に与える。通常のプリンタではこの
データを直接スペシャルファイルに与えるのだが、現在
プリンタにはフォームフォントデータ60がロードされ
ていないので、直接このデータを出力することはできな
い。よって、lprプリントシステム20は、中間ファ
イル50を作成し、表示データを格納する。
【0022】つづいてlprプリントシステム20は、
データ出力用フィルタ40をデータ出力用フィルタ用オ
プション指定13で指定されたオプション付きで呼び出
す。すると複数種類あるフォームフォントデータ60の
うちから、データ出力用フィルタ40はオプションに合
ったデータを読み込み、スペシャルファイル70にロー
ドする(スペシャルファイル70に与えたデータをプリ
ンタに送るのはプリンタドライバの役割であるがここで
は記述を省略する)。次にデータ出力用フィルタ40
は、中間ファイル50を読み込み、スペシャルファイル
70に出力データとして送る。最後にデータ出力用フィ
ルタ40は、lprプリントシステム20より与えられ
た入力データをスペシャルファイル70に出力すること
により印刷が完了する。
データ出力用フィルタ40をデータ出力用フィルタ用オ
プション指定13で指定されたオプション付きで呼び出
す。すると複数種類あるフォームフォントデータ60の
うちから、データ出力用フィルタ40はオプションに合
ったデータを読み込み、スペシャルファイル70にロー
ドする(スペシャルファイル70に与えたデータをプリ
ンタに送るのはプリンタドライバの役割であるがここで
は記述を省略する)。次にデータ出力用フィルタ40
は、中間ファイル50を読み込み、スペシャルファイル
70に出力データとして送る。最後にデータ出力用フィ
ルタ40は、lprプリントシステム20より与えられ
た入力データをスペシャルファイル70に出力すること
により印刷が完了する。
【0023】同様に図2は請求項2についての手続きを
表したものである。フォームフォントデータ60のロー
ドが必要なプリンタを使用する場合、まずシステム管理
者(UNIX環境の提供者)は、lpfilterコマ
ンド22およびlpadminコマンド23を用いて、
プリンタドライバが提供する複数のスペシャルファイル
70に対して一括してインタフェースプログラム24、
データ出力用フィルタ40およびデータ出力用フィルタ
40に複数のスペシャルファイル70ごとに与えるオプ
ションの指定を行わなければならない。
表したものである。フォームフォントデータ60のロー
ドが必要なプリンタを使用する場合、まずシステム管理
者(UNIX環境の提供者)は、lpfilterコマ
ンド22およびlpadminコマンド23を用いて、
プリンタドライバが提供する複数のスペシャルファイル
70に対して一括してインタフェースプログラム24、
データ出力用フィルタ40およびデータ出力用フィルタ
40に複数のスペシャルファイル70ごとに与えるオプ
ションの指定を行わなければならない。
【0024】表紙用フィルタ30の指定はインタフェー
スプログラム24内で行い、これはシステム管理者では
なくプリンタドライバ、各種フィルタの開発者が行う。
スプログラム24内で行い、これはシステム管理者では
なくプリンタドライバ、各種フィルタの開発者が行う。
【0025】その後、ユーザがlpプリントシステム2
1にプリンタに対する出力を依頼すると、まずlpプリ
ントシステム21はlpfilterコマンド22およ
びlpadminコマンド23の指定により、プリンタ
に対してインタフェースプログラム24およびデータ出
力用フィルタ40(およびオプション)が指定されてい
ることを認識する。つづいてlpプリントシステム21
はインタフェースプログラム24を実行する。インタフ
ェースプログラム24は表紙データを作成し、表紙用フ
ィルタ30に与える。表紙用フィルタ30は図1の表紙
用フィルタ30と同じものを利用するため、表紙データ
は中間ファイル50に格納される。
1にプリンタに対する出力を依頼すると、まずlpプリ
ントシステム21はlpfilterコマンド22およ
びlpadminコマンド23の指定により、プリンタ
に対してインタフェースプログラム24およびデータ出
力用フィルタ40(およびオプション)が指定されてい
ることを認識する。つづいてlpプリントシステム21
はインタフェースプログラム24を実行する。インタフ
ェースプログラム24は表紙データを作成し、表紙用フ
ィルタ30に与える。表紙用フィルタ30は図1の表紙
用フィルタ30と同じものを利用するため、表紙データ
は中間ファイル50に格納される。
【0026】つづいてlpプリントシステム21はイン
タフェースプログラム24に、入力データを送り、フィ
ルタとしてデータ出力用フィルタ40がオプション付き
で指定されていることを教える。そしてインタフェース
プログラム24はデータ出力用フィルタ40に入力デー
タとオプションを渡す。すると複数種類あるフォームフ
ォントデータ60のうちから、データ出力用フィルタ4
0はオプションに合ったデータを読み込み、スペシャル
ファイル70にロードする。次にデータ出力用フィルタ
40は、中間ファイル50を読み込み、スペシャルファ
イル70に出力データとして送る。最後にデータ出力用
フィルタ40は、インタフェースプログラム24より与
えられた入力データをスペシャルファイル70に出力す
ることにより印刷が完了する。
タフェースプログラム24に、入力データを送り、フィ
ルタとしてデータ出力用フィルタ40がオプション付き
で指定されていることを教える。そしてインタフェース
プログラム24はデータ出力用フィルタ40に入力デー
タとオプションを渡す。すると複数種類あるフォームフ
ォントデータ60のうちから、データ出力用フィルタ4
0はオプションに合ったデータを読み込み、スペシャル
ファイル70にロードする。次にデータ出力用フィルタ
40は、中間ファイル50を読み込み、スペシャルファ
イル70に出力データとして送る。最後にデータ出力用
フィルタ40は、インタフェースプログラム24より与
えられた入力データをスペシャルファイル70に出力す
ることにより印刷が完了する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、次の効果を奏する。
【0028】第1の効果は、プリンタドライバがフォー
ムフォント格納領域を持たなくて済むようになったこと
である。
ムフォント格納領域を持たなくて済むようになったこと
である。
【0029】その理由は、従来の技術では、プリンタ電
源断時にプリンタドライバが自動的にフォームフォント
ロードを行うには、プリンタドライバがフォームフォン
トデータを保持する必要があったのに対して、改良後
は、フィルタがフォームフォントを初期化コマンドと同
様にファイルから読み込みプリンタドライバに送ること
が可能になったからである。
源断時にプリンタドライバが自動的にフォームフォント
ロードを行うには、プリンタドライバがフォームフォン
トデータを保持する必要があったのに対して、改良後
は、フィルタがフォームフォントを初期化コマンドと同
様にファイルから読み込みプリンタドライバに送ること
が可能になったからである。
【0030】第2の効果は、中間ファイルを使わない実
装方法では表紙データを捨てるしかない所を、中間ファ
イルを使用したため表紙データも印刷が可能のままであ
ることである。
装方法では表紙データを捨てるしかない所を、中間ファ
イルを使用したため表紙データも印刷が可能のままであ
ることである。
【0031】その理由は、一度中間ファイルを作成する
ことにより、表紙データの出力をフォームフォントロー
ドの後まで延期することが可能になったからである。
ことにより、表紙データの出力をフォームフォントロー
ドの後まで延期することが可能になったからである。
【0032】第3の効果は、フォームフォントロードが
必要なプリンタを実装するにあたり、カーネル空間のシ
ステムコール、lprプリントシステムおよびlpプリ
ントシステムに改造依頼を行わなくて済むようになった
ことである。
必要なプリンタを実装するにあたり、カーネル空間のシ
ステムコール、lprプリントシステムおよびlpプリ
ントシステムに改造依頼を行わなくて済むようになった
ことである。
【0033】その理由は、中間ファイルを作成すること
により、プリンタドライバ、フィルタおよびインタフェ
ースプログラムのみの、個別実装可能な箇所のみに改造
を限定することができたからである。
により、プリンタドライバ、フィルタおよびインタフェ
ースプログラムのみの、個別実装可能な箇所のみに改造
を限定することができたからである。
【0034】第4の効果は、中間ファイルを使わず、表
紙データも捨てない実装方法では、プリンタが電源断を
起こすと初期化コマンドを実行しないと印刷不可となる
ところを、初期化コマンドが不要のままであることであ
る。
紙データも捨てない実装方法では、プリンタが電源断を
起こすと初期化コマンドを実行しないと印刷不可となる
ところを、初期化コマンドが不要のままであることであ
る。
【0035】その理由は第2の効果の理由と同様であ
る。
る。
【図1】本発明の請求項1の一実施例を示す構成及び動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図2】本発明の請求項2の一実施例を示す構成及び動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図3】従来のlprプリントシステムのフォームフォ
ントデータのロードが必要なプリンタを使用する場合を
示す構成および動作の説明図である。
ントデータのロードが必要なプリンタを使用する場合を
示す構成および動作の説明図である。
【図4】従来のlpプリントシステムのフォームフォン
トデータのロードが必要なプリンタを使用する場合を示
す構成および動作の説明図である。
トデータのロードが必要なプリンタを使用する場合を示
す構成および動作の説明図である。
【符号の説明】 10 lprプリントシステム用SG情報 11 表紙用フィルタ指定 12 データ出力用フィルタ指定 13 データ出力用フィルタ用オプション指定 20 lprプリントシステム 21 lpプリントシステム 22 lpfilterコマンド 23 lpadminコマンド 24 インタフェースプログラム 30 表紙用フィルタ 40 データ出力用フィルタ 50 中間ファイル 60 フォームフォントデータ 70 スペシャルファイル(プリンタドライバ) 81 旧フィルタ 82 旧フィルタ指定 83 旧スペシャルファイル(プリンタドライバ) 84 旧インタフェースプログラム 85 初期化コマンド
Claims (2)
- 【請求項1】 SG情報が指定する表紙用フィルタに従
って表紙データを生成して中間ファイルに保持し、前記
SG情報が指定するデータ出力用フィルタおよびそのオ
プションに従ってフォームフォントデータおよび前記表
紙データおよび入力データを印刷データとして生成する
ことを特徴とするlpr用フィルタにおける中間ファイ
ルの使用方法。 - 【請求項2】 インタフェースプログラムが送出するデ
ータを表紙用フィルタに従って表紙データとして中間フ
ァイルに保持し、オプション付きデータ出力用フィルタ
に従ってフォームフォントデータおよび前記表紙データ
および入力データを印刷データとして生成することを特
徴とするlpr用フィルタにおける中間ファイルの使用
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235089A JP2914239B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | lpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235089A JP2914239B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | lpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0976596A JPH0976596A (ja) | 1997-03-25 |
JP2914239B2 true JP2914239B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16980912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235089A Expired - Lifetime JP2914239B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | lpr用フィルタにおける中間ファイルの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2914239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5919925B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2016-05-18 | 株式会社リコー | プログラム、情報処理装置、記憶媒体 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7235089A patent/JP2914239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0976596A (ja) | 1997-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990316 |