JP2913569B2 - 加熱炉シ−ル方法 - Google Patents
加熱炉シ−ル方法Info
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- JP2913569B2 JP2913569B2 JP22623692A JP22623692A JP2913569B2 JP 2913569 B2 JP2913569 B2 JP 2913569B2 JP 22623692 A JP22623692 A JP 22623692A JP 22623692 A JP22623692 A JP 22623692A JP 2913569 B2 JP2913569 B2 JP 2913569B2
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- opening
- furnace
- heating furnace
- heated
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は加熱炉シール方法に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の加熱炉のシール方法の一ツとして
は、被加熱物搬入出開口部にフレーム（火炎）カーテン
を形成し、被加熱物の炉内への搬入出に際してのシール
を行なっている。また、他の方法は、前記開口部にエア
ーカーテンを形成して、前記した被加熱物の搬入出に際
してのシールを行なっている。
は、被加熱物搬入出開口部にフレーム（火炎）カーテン
を形成し、被加熱物の炉内への搬入出に際してのシール
を行なっている。また、他の方法は、前記開口部にエア
ーカーテンを形成して、前記した被加熱物の搬入出に際
してのシールを行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フレームカーテンの場
合には、高温火炎による人体への加熱等の作業環境の悪
化の問題に加えて、燃料ガス使用によるコストアップ等
の深刻な課題があり、またエアーカーテン形成の場合に
は、エアーの炉内への侵入によって被加熱物への品質の
影響が課題であり、エアーカーテンを使用できる加熱炉
及び被加熱物に大きな制限をうける。
合には、高温火炎による人体への加熱等の作業環境の悪
化の問題に加えて、燃料ガス使用によるコストアップ等
の深刻な課題があり、またエアーカーテン形成の場合に
は、エアーの炉内への侵入によって被加熱物への品質の
影響が課題であり、エアーカーテンを使用できる加熱炉
及び被加熱物に大きな制限をうける。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、加熱炉の被加熱物搬入出開口部の外側個
所に、排ガスノズル部を設け、前記加熱炉内の燃焼排ガ
スを、吸熱し排気ブロワを介して、前記排ガスノズル部
に導き、前記開口部外側個所に於いて、該開口部に設け
た扉の上下動方向と同じ方向に前記排ガスを噴出させ
て、前記開口部外側に排ガスカーテンを形成するように
したことを特徴とするものである。
に、本発明は、加熱炉の被加熱物搬入出開口部の外側個
所に、排ガスノズル部を設け、前記加熱炉内の燃焼排ガ
スを、吸熱し排気ブロワを介して、前記排ガスノズル部
に導き、前記開口部外側個所に於いて、該開口部に設け
た扉の上下動方向と同じ方向に前記排ガスを噴出させ
て、前記開口部外側に排ガスカーテンを形成するように
したことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】炉内燃焼ガスは、ブロワによって、被加熱物搬
入出開口部に設けた排ガス噴出部に導かれ、前記開口部
の外側に於いて、前記開口部に設けた扉の上下動方向と
同じ方向に噴出して排ガスカーテンを形成する。かかる
排ガスカーテンは、一部炉内に侵入するが、これは、む
しろ窒素酸化物の発生低減のためには有効であり、ま
た、前記排ガスは、吸熱後のガスであるため、温度が低
く、人体への加熱影響はきわめて少ない。
入出開口部に設けた排ガス噴出部に導かれ、前記開口部
の外側に於いて、前記開口部に設けた扉の上下動方向と
同じ方向に噴出して排ガスカーテンを形成する。かかる
排ガスカーテンは、一部炉内に侵入するが、これは、む
しろ窒素酸化物の発生低減のためには有効であり、ま
た、前記排ガスは、吸熱後のガスであるため、温度が低
く、人体への加熱影響はきわめて少ない。
【０００６】
【実施例】符号１は加熱炉を示し、２は該加熱炉に設け
たバーナを示す。本発明実施例では、前記加熱炉１に、
２本のバーナを設置し、この２本のバーナ２を交互に燃
焼させて、一方が燃焼している時は、他方から排ガスを
排出してブロワ３を介して排ガスノズル部４に導くよう
に構成している。この間において排ガスは適宜の熱交換
手段により吸熱して温度を低下させる構成としている。
符号５は被加熱物搬入出開口部であって、この開口部５
には、上下動する扉６を設置する。前記排ガス噴出部４
は、前記被加熱物開口部５の外側下部に設置する。しか
して、作業中は、前記扉６を半扉状態において、前記開
口部５の開口している部分から、被加熱物の搬入出を、
例えば、３０秒毎に繰り返す。かかる際、前記ブロワ３
によって燃焼排ガスを炉内から、前記排ガス噴出部４に
導いて、前記排ガスを、図の如く、扉６の上下動と同じ
方向に噴出させる。噴出排ガスは、図の如く、排ガスカ
ーテン７を形成し、炉内と外気とを遮断し、被加熱物
は、前記排ガスカーテン７を介して搬入出が繰り返され
る。排ガスの一部は、炉内に浸入するが、これは、むし
ろ、排ガス燃焼を助長し、窒素酸化物の生成の抑制に寄
与するものである。また、この場合には、炉内雰囲気ガ
スと排ガスカーテンは、その成分がほぼ同一なので、被
加熱物への影響は全て問題ない。そして、排ガスカーテ
ンは吸熱後の排ガスであるので、温度が低く、外側に炉
体への加熱がなく、その結果、輻射熱等による人体への
影響は皆無である。その上、フレームカーテンと異な
り、燃料ガスを使用しないので、大幅なコストダウンを
図ることができる。
たバーナを示す。本発明実施例では、前記加熱炉１に、
２本のバーナを設置し、この２本のバーナ２を交互に燃
焼させて、一方が燃焼している時は、他方から排ガスを
排出してブロワ３を介して排ガスノズル部４に導くよう
に構成している。この間において排ガスは適宜の熱交換
手段により吸熱して温度を低下させる構成としている。
符号５は被加熱物搬入出開口部であって、この開口部５
には、上下動する扉６を設置する。前記排ガス噴出部４
は、前記被加熱物開口部５の外側下部に設置する。しか
して、作業中は、前記扉６を半扉状態において、前記開
口部５の開口している部分から、被加熱物の搬入出を、
例えば、３０秒毎に繰り返す。かかる際、前記ブロワ３
によって燃焼排ガスを炉内から、前記排ガス噴出部４に
導いて、前記排ガスを、図の如く、扉６の上下動と同じ
方向に噴出させる。噴出排ガスは、図の如く、排ガスカ
ーテン７を形成し、炉内と外気とを遮断し、被加熱物
は、前記排ガスカーテン７を介して搬入出が繰り返され
る。排ガスの一部は、炉内に浸入するが、これは、むし
ろ、排ガス燃焼を助長し、窒素酸化物の生成の抑制に寄
与するものである。また、この場合には、炉内雰囲気ガ
スと排ガスカーテンは、その成分がほぼ同一なので、被
加熱物への影響は全て問題ない。そして、排ガスカーテ
ンは吸熱後の排ガスであるので、温度が低く、外側に炉
体への加熱がなく、その結果、輻射熱等による人体への
影響は皆無である。その上、フレームカーテンと異な
り、燃料ガスを使用しないので、大幅なコストダウンを
図ることができる。
【０００７】
【発明の効果】以上の通り、作業環境の改善及び省エネ
が実現できる上に、被加熱物への影響がないので、炉の
種類、被加熱物等に制限されずに、各種の炉及び種々の
被熱物に使用できる等の大きな利点がある。
が実現できる上に、被加熱物への影響がないので、炉の
種類、被加熱物等に制限されずに、各種の炉及び種々の
被熱物に使用できる等の大きな利点がある。
【図１】炉体の側面的説明図である。
【図２】本発明の横断的平面説明図である。
１ 加熱炉 ２ バーナ ３ ブロワ ４ 排ガスノズル部 ５ 被加熱物搬入出開口部 ６ 扉 ７ 排ガスカーテン
Claims (1)
- 【請求項１】 加熱炉の被加熱物搬入出開口部の外側個
所に、排ガスノズル部を設け、前記加熱炉内の燃焼排ガ
スを、吸熱し排気ブロワを介して、前記排ガスノズル部
に導き、前記開口部外側個所に於いて、該開口部に設け
た扉の上下動方向と同じ方向に前記排ガスを噴出させ
て、前記開口部外側に排ガスカーテンを形成するように
したことを特徴とする加熱炉シール方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22623692A JP2913569B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 加熱炉シ−ル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22623692A JP2913569B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 加熱炉シ−ル方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06207787A JPH06207787A (ja) | 1994-07-26 |
| JP2913569B2 true JP2913569B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16842030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22623692A Expired - Fee Related JP2913569B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 加熱炉シ−ル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913569B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5270074B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2013-08-21 | 日本精工株式会社 | 熱処理装置及び熱処理方法 |
| KR101129279B1 (ko) * | 2009-01-28 | 2012-03-26 | 현대제철 주식회사 | 차폐장치가 구비되는 가열로 |
| JP5772477B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2015-09-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 連続式加熱炉用放炎防止装置および放炎防止方法 |
| JP2015194279A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 連続炉 |
| CN109307075A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-02-05 | 重庆长安工业(集团)有限责任公司 | 气密封保护装置 |
| CN115466837B (zh) * | 2022-08-25 | 2023-12-26 | 北京首钢股份有限公司 | 一种轧钢加热炉的炉门封火控制方法 |
| CN116574895B (zh) * | 2023-05-22 | 2024-02-09 | 上海晟昌实业有限公司 | 一种带钢热处理电加热设备 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22623692A patent/JP2913569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06207787A (ja) | 1994-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |