JP2913220B2 - リゾート居住施設 - Google Patents

リゾート居住施設

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JP2913220B2
JP2913220B2 JP8351791A JP8351791A JP2913220B2 JP 2913220 B2 JP2913220 B2 JP 2913220B2 JP 8351791 A JP8351791 A JP 8351791A JP 8351791 A JP8351791 A JP 8351791A JP 2913220 B2 JP2913220 B2 JP 2913220B2
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JP
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resort
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和彦 黒田
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Shimizu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リゾート地に要求され
る非日常性を高めることのできるリゾート居住施設に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、リゾート開発に伴うリゾートホテ
ルやリゾートマンションなどの建設が盛んに行なわれて
いる。このようなリゾート居住施設においては、たとえ
ばリゾートホテルは一般的に長方形の客室形状とされ、
各客室の居間寝室、浴室、あるいはバルコニーなどの設
計および施工も一様に標準化されており、都市型ホテル
などと何ら変わらないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リゾー
ト居住施設においては、都市型ホテルと異なり、リゾー
ト地であるがゆえにその”非日常性”が要求されるた
め、上記のような画一化された客室では、リゾート居住
施設としての満足できる非日常的効果(例えば客室空間
の遊び、外部空間と内部空間の一体感など)が得られな
かった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みて提案された
もので、特にリゾート地における非日常的効果を十分に
得ることのできるリゾート居住施設を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリゾート居住施
設は、居住施設に形成される浴室と居室を仕切る壁に両
室を連通する開口部を設け、この開口部に左右に屈曲す
る形で開く折戸を取付け、前記居室の角部に、居室の一
部からバルコニーの一部にかけて側方へ膨出する形態の
休息コーナーを設け、この休息コーナーをそれら居室お
よびバルコニーに対し通過可能に連通する構成すること
を前記課題の解決手段とした。
【0006】
【作用】本発明のリゾート居住施設によれば、浴室と居
室を仕切る壁に設けた開口部により両空間が一体化さ
れ、開放的な広い空間が得られる。また、開口部に取付
けた折戸を閉じることにより通常の仕切壁としての機能
を発揮する。さらに、居室の角部に、居室の一部からバ
ルコニーの一部にかけて側方へ膨出する形態の休息コー
ナーを設けることにより、居室空間の一部を崩して空間
に変化が生じると共に、居室の内部空間とバルコニーの
外部空間の一体感が増長する。これらの相乗的な効果に
よりリゾート地に要求される非日常的効果が十分に高ま
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1ないし図
2を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明が適用されるリゾートホテ
ルの客室の平面図を示している。
【0009】同図に示すように、客室の内部は、中央に
居間寝室1が設けられ、居間寝室1と、玄関ドア2との
間の通路の脇にトイレ10、洗面台11、バスタブ12
を組み込んだ浴室ユニット3が設けられている。浴室ユ
ニット3と居間寝室1との間を仕切る壁4には、両室を
連通する開口部5が形成され、この開口部5には、左右
に屈曲する形態で開閉可能な折戸6が取付けられてい
る。
【0010】したがって、例えば入浴中に折戸6を開け
ることにより、図2のようにバスタブ12から開口部5
を通して外部が見え、外の景色を眺めるという楽しみを
享受出来る。また浴室を使用しない場合や浴室使用中に
おいて、折戸6を閉じることにより浴室ユニット3内を
居間寝室1から隔離し、通常の仕切り壁4の機能を奏す
ることができる。また、折戸6を木製にすることにより
室内に柔らかさを与えることもできる。
【0011】このように、居間寝室1と浴室ユニット3
との間に開口部5を設けることにより、居間寝室1と浴
室ユニット3との一体化を図ることができ、開放的な広
い客室空間を演出することができる。
【0012】一方、居間寝室1の奥にはガラス戸13を
開けて出入りできるバルコニー7が設けられている。こ
のバルコニー7と居間寝室1との間には、片側のコーナ
ー部に居間寝室1の一部からバルコニー7の一部にかけ
て壁部分14を側方へ膨出させる形態で所定の空間を確
保した休息コーナー8が設けられている。この休息コー
ナー8は、柱15、15間の基準スパンをそのまま保持
しながら、壁部分14を略三角形状に外側へせり出し、
直方形の休息空間を確保できるように、休息コーナー8
とバルコニー7との間にバルコニー7に対し斜めに出入
りできるガラス扉16を設けたものである。この休息コ
ーナー8には、たとえば据え付けのソファ部分17を設
けることにより休息空間としての機能を高めることがで
き、居間寝室1、バルコニー7に続く第3の寛ぎの空間
を得ることができる。
【0013】このように、柱15、15間の基準スパン
を保持しながらバルコニー7際で直方形の客室形状を崩
し、据え付けのソファ部分17を設けることにより、リ
ゾートホテル客室に求められる客室空間の豊かさ、外部
空間と内部空間の一体間を増すことができ、視覚的にも
優れた遊び空間を演出することができる。しかも、柱の
基準スパンを変更しないから、ホテルの構造設計など基
本設計に一切手を加えることなく付加でき、施工面での
メリットも大きい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた効果を奏することができる。浴室と居室
を仕切る壁に設けた開口部の折戸を開けることにより両
空間を一体化でき、開放的な広い空間を得ることができ
る。また、居室の角部に、居室の一部からバルコニーの
一部にかけて側方へ膨出する形態の休息コーナーを設け
ることにより、居室空間の一部を崩して居室空間に豊か
さを与えることができると共に、この休息コーナーを通
して居室の内部空間とバルコニーの外部空間の一体感を
増すことができる。したがって、リゾート地に要求され
る寛ぎ、開放感、遊び、目新しさといった要素を十分に
備えた居住施設を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例をリゾート居住施設の
平面図である。
【図2】図2は浴室から折戸を開けて外部を眺めた状態
図である。
【符号の説明】
1 居室 3 浴室 4 壁 5 開口部 6 折戸 7 バルコニー 8 休息コーナー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 居住施設に形成される浴室と居室を仕切
    る壁に両室を連通する開口部が設けられ、この開口部に
    は左右に屈曲する形で開く折戸が取付けられ、前記居室
    の角部に、居室の一部からバルコニーの一部にかけて側
    方へ膨出する形態の休息コーナーが設けられ、この休息
    コーナーはそれら居室およびバルコニーに対し通過可能
    に連通していることを特徴とするリゾート居住施設。
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