JP3099182U - 浴室 - Google Patents

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山崎 茂
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株式会社オプナムコーポレーション
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Abstract

 【課題】 外部面に位置しない浴室であっても、自然に囲まれた雰囲気を味わうことで高いヒーリング効果を得ることができる浴室を提供すること。
 【解決手段】 浴室1の廻りに植物を配置する空間であるヒーリングコート3を設置する。浴室1とヒーリングコート3が接する面には開閉可能な透明なガラス板を設置し、浴室1からヒーリングコート3に配置された植物を鑑賞することを可能とする。ヒーリングコート3とスタジオ6の接する面には可動式パーテェーションを設置する。稼働式パーテェーション12にてヒーリングコート3とスタジオ6をオープンスペースにすることで、スタジオ6からヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができ、ヒーリングコート3とスタジオ6を完全に遮断することで、入浴時にスタジオ6から浴室1が見えることを防ぐことも、浴室1からの湿気がスタジオ6に入ってくることを防ぐこともできる。
【選択図】 図1

Description

 本考案は浴室に関し、特に植物を配置する空間と隣接しているものに関する。
 近年、浴室での入浴時におけるヒーリング効果が求められる傾向にある。この対策としての技術が下記の特許文献に開示されている。
特開平10−299274号公報
 特許文献1は、外部面に位置させ外部を臨む出窓を設けた浴室において、出窓の外方に温室を延設することにより、温室に植えられた植物を浴室内から鑑賞できるようにしたものである。
 しかし、マンション等の集合住宅においては、角部屋以外は浴室を外部面に位置させ外部を臨む出窓を設けることが設計上困難であり、また、出窓の外方に温室を延設する場所を確保することも設計上困難であるため、どうしても窓のない閉鎖された浴室での入浴となり、ヒーリング効果を得ることができなかった。
 また、浴室の廻りに植物を配置する空間を浴室以外の部屋からも共有できる様に確保した場合、入浴時以外にもヒーリング効果を得ることができるが、浴室から出る湿気が浴室以外の部屋に入ることを防いだり、浴室以外の部屋から浴室が見えることを防いだりする必要がある。
 そこで、本考案の第1の目的は、外部面に位置させ外部を臨む窓を設けることができない浴室であっても、露天風呂で入浴している様な自然に囲まれた雰囲気を味わうことで高いヒーリング効果を得ることができる浴室を提供することである。
 本考案の第2の目的は、浴室から出る湿気が浴室以外の部屋に入ることや、浴室以外の部屋から浴室が見えることを防ぐことができる浴室を提供するこことである。
 請求項1記載の考案は、植物を配置する空間であるヒーリングコートと隣接し、このヒーリングコートと隣接する面に透明な仕切りを備えることにより前記第1の目的を達成する。
 請求項2記載の考案は、請求項1記載の浴室において、前記透明な仕切りを開閉可能にしたことを特徴とする。
 請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2記載の浴室において、前記ヒーリングコートは浴室と隣接しない面に可動式のパーテェーションを備えることにより前記第2の目的を達成する。
 請求項1記載の浴室によれば、浴室の廻りに植物を配置する空間であるヒーリングコートを設置することにより、浴室の閉鎖された空間を開放し、ヒーリングコートに配置された植物を観賞しながら入浴を楽しむことができるので、露天風呂で入浴している様な自然に囲まれた雰囲気を味わうことで高いヒーリング効果を得ることができる。
 請求項2記載の浴室によれば、透明な仕切りを開閉可能にしたことにより、透明な仕切りを閉じると浴室からの湿気がヒーリングコートに入ってしまうことを防ぐことができ、透明な仕切りを開くとヒーリングコートに配置された植物を入浴時により身近に感じることができる。
 請求項3記載の浴室によれば、ヒーリングコートに隣接する部屋とヒーリングコートとの間に可動式のパーテェーションを設置することにより、パーテェーションにてヒーリングコートに隣接する部屋とヒーリングコートを完全に遮断する場合は、浴室からの湿気が浴室以外の部屋に入ってくることを防ぐこともでき、また、浴室以外の部屋から浴室が見えることを防ぐこともできる。更に、パーテェーションにてヒーリングコートに隣接する部屋とヒーリングコートを遮断しない場合は、浴室以外の部屋からもヒーリングコートに配置された植物を観賞することで、入浴時以外にも高いヒーリング効果を得ることができる。
 以下、本考案の好適な実施の形態について、図1から図4を参照して詳細に説明する。
 図1は、第1の実施例に係わる浴室を有する集合住宅の見取り図である。この集合住宅は、浴室1、浴室1への入口となるパウダールーム2、浴室1廻りに設けたヒーリングコート3、玄関4、廊下5、スタジオ6、バルコニー7等から構成される。
 図2(a)は、第1の実施例に係わる浴室廻りの平面図、図2(b)は、図2(a)に示した展開方向Bにおける展開図、図2(c)は、図2(a)に示した位置Aと位置A’における断面図、図2(d)は、図2(a)に示した展開方向Cにおける展開図である。浴室1は、バスタブ101、水栓102等が一体化されたユニットバスである。浴室1とそれを囲む壁面8の間に設けた空間であるヒーリングコート3には、植物が配置されている。浴室1とヒーリングコート3が接する面9には透明なガラス板を設置し、浴室1からヒーリングコート3に配置された植物を鑑賞することを可能とする。ヒーリングコート3は、浴室1の廻りにL字型に設けることにより、パウダールーム2から扉10を開いて浴室1に入る際にも、バスタブ101にて入浴している際にも、透明なガラス板を通してヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができる。透明なガラス板を開閉可能とし、透明なガラス板を開くことにより、ヒーリングコート3に配置された植物を入浴時により身近に感じることができる。透明なガラス板の開閉は、ヒーリングコート3に配置されている植物の種類に応じて行えばよい。例えば、湿気を嫌う植物ならば透明なガラス板を閉じ、ヒーリングコート3に配置されている植物が湿気に強い植物ならば透明なガラス板を開くなどの選択が可能である。
 ヒーリングコート3とスタジオ6との仕切りは、カウンター11と可動式パーテェーション12にて行う。カウンター11は、明瞭で美しい木目を持つタモ集成CL仕上げにより美しい景観を保つことができる。また、稼働式パーテェーション12は、ヒーリングコート3とスタジオ6を完全に遮断することも、ヒーリングコート3とスタジオ6をオープンスペースにすることもできる。稼働式パーテェーション12にてヒーリングコート3とスタジオ6をオープンスペースにすることで、スタジオ6からヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができ、ヒーリングコート3とスタジオ6を完全に遮断することで、入浴時にはスタジオ6からヒーリングコート3と透明なガラス板を介して浴室1が見えることを防ぐことも、浴室1からの湿気がスタジオ6に入ってくることを防ぐこともできる。
 図3は、第2の実施例に係わる浴室を有する集合住宅の見取り図である。この集合住宅は、浴室1、浴室1への入口となるパウダールーム2、浴室1廻りに設けたヒーリングコート3、玄関4、廊下5、スタジオ6、バルコニー7等から構成される。
 図4(a)は、第2の実施例に係わる浴室廻りの平面図、図4(c)は、図4(a)に示した展開方向Cにおける展開図、図4(b)は、図4(a)に示した位置Aと位置A’における断面図である。
 ここで、第1の実施例と第2の実施例における相違点についてのみ説明を行う。第1の実施例では、ヒーリングコート3をスタジオ6の範囲内で浴室1の廻りにL字型に設けており、第2の実施例では、ヒーリングコート3を廊下5とスタジオ6にまたがった範囲で浴室1の1側面に設けている。そのため第1の実施例では、浴室1とスタジオ6からヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができるのに対し、第2の実施例では、浴室1とスタジオ6に加え廊下5からもヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができる。
 上記の通り浴室1の廻りにヒーリングコート3を設置することにより、ユニットバスの閉鎖された空間を開放し、ヒーリングコート3に配置された植物を観賞しながら浴室1での入浴を楽しむことができる。また、ヒーリングコート3に配置する植物に、ヒーリングコート3の下部に配置する草木や花以外にヒーリングコート3の上部から垂らす蔦などを加える演出や、ヒーリングコート3の上部や下部から淡い光を注ぐなどの演出を行うと、浴室1の照明を落とし、ヒーリングコート3から差し込む光の中で浴室1での入浴を楽しめるため、高いヒーリング効果を得ることができる。更に、浴室1のみならずスタジオ6や廊下5からもヒーリングコート3に配置された植物を観賞することができるので、入浴時以外にも高いヒーリング効果を得ることができる。
 なお、本考案に係わる浴室としてユニットバスを有する集合住宅を例に説明を行ったが、本考案の浴室はユニットバス以外の工法による浴室でもよく、本考案の浴室を有する住宅は集合住宅以外のものでもよい。
 また、浴室とヒーリングコートが接する面には透明なガラス板を設置しているが、透明なガラス板に加え可動式パーテェーションを設置し、浴室以外の部屋からヒーリングコートに配置された植物を観賞している際に、浴室が見えることを防ぐようにしてもよい。
第1の実施例に係わる浴室を有する集合住宅の見取り図である。 (a)は第1の実施例に係わる浴室廻りの平面図、(b)は展開方向Bにおける展開図、(c)は位置Aと位置A’における断面図、(d)は展開方向Cにおける展開図である。 第2の実施例に係わる浴室を有する集合住宅の見取り図である。 (a)は第2の実施例に係わる浴室廻りの平面図、(b)は位置Aと位置A’における断面図、(c)は展開方向Cにおける展開図である。
符号の説明
1   浴室
2   パウダールーム
3   ヒーリングコート
4   玄関
5   廊下
6   スタジオ
7   バルコニー
8   浴室を囲む壁面
9   浴室とヒーリングコートが接する面
10  扉
11  カウンター
12  可動式パーテェーション
101 バスタブ
102 水栓

Claims (3)

  1.  植物を配置する空間であるヒーリングコートと隣接し、
     このヒーリングコートと隣接する面に透明な仕切りを備えたことを特徴とする浴室。
  2.  前記透明な仕切りを開閉可能にしたことを特徴とする請求項1記載の浴室。
  3.  前記ヒーリングコートは浴室と隣接しない面に可動式のパーテェーションを備えたを特徴とする請求項1または請求項2記載の浴室。
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