JP2912741B2 - 自動給湯機 - Google Patents
自動給湯機Info
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- JP2912741B2 JP2912741B2 JP3264423A JP26442391A JP2912741B2 JP 2912741 B2 JP2912741 B2 JP 2912741B2 JP 3264423 A JP3264423 A JP 3264423A JP 26442391 A JP26442391 A JP 26442391A JP 2912741 B2 JP2912741 B2 JP 2912741B2
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- JP
- Japan
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- water
- path
- valve
- hopper
- reheating
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭などで風呂へ自動
的に湯張りを行うのに使用し、その給湯経路に水道との
縁切り装置を有する自動給湯機に関するものである。
的に湯張りを行うのに使用し、その給湯経路に水道との
縁切り装置を有する自動給湯機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年風呂に自動的に湯張りを行う自動給
湯機が増えてきているが、従来この種の自動給湯機は水
道に直結した給湯経路と風呂の追い焚き経路の接続部に
実開昭６２−２８９７７号公報や実開平１−１３１９５
０号公報に示されるようなホッパー又は縁切り装置と呼
ばれるものを備えており、またこれらの異常時の検出手
段として図３及び図４に示す構造のものが考案されてい
た。
湯機が増えてきているが、従来この種の自動給湯機は水
道に直結した給湯経路と風呂の追い焚き経路の接続部に
実開昭６２−２８９７７号公報や実開平１−１３１９５
０号公報に示されるようなホッパー又は縁切り装置と呼
ばれるものを備えており、またこれらの異常時の検出手
段として図３及び図４に示す構造のものが考案されてい
た。
【０００３】すなわち図３及び図４において、入口側に
電磁弁１を、出口側に逆止弁２を取り付けた縁切り装置
としてのホッパー３を介して給湯経路４と追い焚き経路
５とを接続する湯張り経路６を備え、前記ホッパー３は
縁切り弁７の下方にオーバーフロー口８と水位検知器９
を有した水室１０を備え、前記水位検知器９が水位を検
出した場合はただちに運転を停止させる制御装置１１を
備えたものである。
電磁弁１を、出口側に逆止弁２を取り付けた縁切り装置
としてのホッパー３を介して給湯経路４と追い焚き経路
５とを接続する湯張り経路６を備え、前記ホッパー３は
縁切り弁７の下方にオーバーフロー口８と水位検知器９
を有した水室１０を備え、前記水位検知器９が水位を検
出した場合はただちに運転を停止させる制御装置１１を
備えたものである。
【０００４】この従来の自動給湯機において、風呂へ自
動的に湯張りを行う場合には電磁弁１を開き水圧でホッ
パー３の縁切り弁７を閉じることにより給湯経路４から
追い焚き経路５へ湯を供給するものであり、異常時たと
えば縁切り弁７が故障した場合などは、水室１０へ水が
漏れ水位検知器９によって水位を検出し電磁弁１を停止
させることによってオーバーフロー口８から外部へ漏水
することを防止していた。
動的に湯張りを行う場合には電磁弁１を開き水圧でホッ
パー３の縁切り弁７を閉じることにより給湯経路４から
追い焚き経路５へ湯を供給するものであり、異常時たと
えば縁切り弁７が故障した場合などは、水室１０へ水が
漏れ水位検知器９によって水位を検出し電磁弁１を停止
させることによってオーバーフロー口８から外部へ漏水
することを防止していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構造
のものでは、電磁弁１と縁切り弁７の両方が故障した場
合や逆止弁２が故障し追い焚き経路５からホッパー３へ
逆流した場合などは、水位検知器９によって水位を検出
し運転を停止させたとしてもオーバーフロー口８から外
部へ漏水することは防止できないものであり、特に自動
給湯機が室内などに設置されている場合は周囲や床を水
で濡らすなどの拡大被害を生じるという問題があった。
のものでは、電磁弁１と縁切り弁７の両方が故障した場
合や逆止弁２が故障し追い焚き経路５からホッパー３へ
逆流した場合などは、水位検知器９によって水位を検出
し運転を停止させたとしてもオーバーフロー口８から外
部へ漏水することは防止できないものであり、特に自動
給湯機が室内などに設置されている場合は周囲や床を水
で濡らすなどの拡大被害を生じるという問題があった。
【０００６】そこで、本発明はあらゆる故障の発生に対
してもホッパーのオーバーフロー口からの外部への漏水
を防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすなどの拡
大被害を未然に防止することを目的とするものである。
してもホッパーのオーバーフロー口からの外部への漏水
を防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすなどの拡
大被害を未然に防止することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、循環ポンプ、三方弁、浴槽へと連なる追い
焚き経路と、入口側に電磁弁を、出口側に逆止弁を取り
付けた縁切り装置としてのホッパーを介して前記追い焚
き経路に接続した湯張り経路とを備え、前記ホッパーは
前記入口側と前記出口側との間に縁切り弁を介して連な
る水室を有し、この水室にオーバーフロー口と水位検知
器を設けるとともに、前記水室は三方弁を介して湯張り
経路とは別の経路により前記追い焚き経路に接続し、前
記水位検知器が水位を検出した時、前記三方弁を水室側
に切り替えて前記循環ポンプにより水室内の水を追い焚
き経路から浴槽へ排出させ、かつ前記排出動作は水位検
知をしている間中行う制御装置を備えたものである。
するために、循環ポンプ、三方弁、浴槽へと連なる追い
焚き経路と、入口側に電磁弁を、出口側に逆止弁を取り
付けた縁切り装置としてのホッパーを介して前記追い焚
き経路に接続した湯張り経路とを備え、前記ホッパーは
前記入口側と前記出口側との間に縁切り弁を介して連な
る水室を有し、この水室にオーバーフロー口と水位検知
器を設けるとともに、前記水室は三方弁を介して湯張り
経路とは別の経路により前記追い焚き経路に接続し、前
記水位検知器が水位を検出した時、前記三方弁を水室側
に切り替えて前記循環ポンプにより水室内の水を追い焚
き経路から浴槽へ排出させ、かつ前記排出動作は水位検
知をしている間中行う制御装置を備えたものである。
【０００８】本発明は上記した構成により電磁弁と縁切
り弁の両方の故障や逆止弁の故障などの異常時の場合、
水位検知器によって水室内の水位を検出している間じゅ
う、三方弁を湯張り経路とは別の経路側に切り替え循環
ポンプによって水室内の水を追い焚き経路から浴槽へ排
出させるため、ホッパーのオーバーフロー口から外部へ
の漏水を防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすな
どの拡大被害を未然に防止することができる。
り弁の両方の故障や逆止弁の故障などの異常時の場合、
水位検知器によって水室内の水位を検出している間じゅ
う、三方弁を湯張り経路とは別の経路側に切り替え循環
ポンプによって水室内の水を追い焚き経路から浴槽へ排
出させるため、ホッパーのオーバーフロー口から外部へ
の漏水を防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすな
どの拡大被害を未然に防止することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。図１は本発明の実施例の自動給湯機のシステム
図、図２は本発明の実施例の自動給湯機のホッパー部の
要部断面図である。
する。図１は本発明の実施例の自動給湯機のシステム
図、図２は本発明の実施例の自動給湯機のホッパー部の
要部断面図である。
【００１０】図１および図２において、２１は循環ポン
プ２２と三方弁２３と熱交換器２４を備えた追い焚き経
路で、２本接続管２５によって浴槽２６へ接続されてい
る。２７は熱交換器２８を備えた給湯経路である。２９
はホッパー３０とホッパー３０入口側に取り付けた電磁
弁３１とホッパー３０出口側に取り付けた逆止弁３２を
備えた湯張り経路で、給湯経路２７と追い焚き経路２１
とに接続している。ホッパー３０は内部に縁切り弁３３
を備え、縁切り弁３３の下方にはオーバーフロー口３４
と水位検知機３５を有した水室３６を備え、この水室３
６は三方弁２３を介して湯張り経路２９とは別の経路、
例えばパイプ３７によって追い焚き経路２１に接続され
ている。３８、３９はそれぞれ追い焚き経路２１の熱交
換器２４および給湯経路２７の熱交換器２８を加熱する
バーナーで、４０は電磁弁３１、バーナー３９、３８、
ポンプ２２を制御する制御装置、４１は外装体である。
プ２２と三方弁２３と熱交換器２４を備えた追い焚き経
路で、２本接続管２５によって浴槽２６へ接続されてい
る。２７は熱交換器２８を備えた給湯経路である。２９
はホッパー３０とホッパー３０入口側に取り付けた電磁
弁３１とホッパー３０出口側に取り付けた逆止弁３２を
備えた湯張り経路で、給湯経路２７と追い焚き経路２１
とに接続している。ホッパー３０は内部に縁切り弁３３
を備え、縁切り弁３３の下方にはオーバーフロー口３４
と水位検知機３５を有した水室３６を備え、この水室３
６は三方弁２３を介して湯張り経路２９とは別の経路、
例えばパイプ３７によって追い焚き経路２１に接続され
ている。３８、３９はそれぞれ追い焚き経路２１の熱交
換器２４および給湯経路２７の熱交換器２８を加熱する
バーナーで、４０は電磁弁３１、バーナー３９、３８、
ポンプ２２を制御する制御装置、４１は外装体である。
【００１１】つぎに動作を説明する。風呂へ自動給湯を
行う場合には、電磁弁３１を開きバーナー３９を点火さ
せ、給湯経路２７の熱交換器２８で加熱された湯を湯張
り経路２９から電磁弁３１・ホッパー３０・逆止弁３２
・追い焚き経路２１・接続管２５の順に送り、浴槽２６
へ湯張りを行うもので、この時ホッパー３０内の縁切り
弁３３は水圧によって閉止するため、湯は水室３６の方
へは漏れずに追い焚き経路２１の方へ流出するものであ
る。
行う場合には、電磁弁３１を開きバーナー３９を点火さ
せ、給湯経路２７の熱交換器２８で加熱された湯を湯張
り経路２９から電磁弁３１・ホッパー３０・逆止弁３２
・追い焚き経路２１・接続管２５の順に送り、浴槽２６
へ湯張りを行うもので、この時ホッパー３０内の縁切り
弁３３は水圧によって閉止するため、湯は水室３６の方
へは漏れずに追い焚き経路２１の方へ流出するものであ
る。
【００１２】上記構成と動作のものにおいて、電磁弁３
１と縁切り弁３３の両方が故障し水漏れが発生した場合
や、逆止弁３２が故障し追い焚き経路２１から浴槽２６
内の湯がホッパー３０へ逆流した場合などは、水室３６
内に水がたまり水位検知器３５によって水位を検出した
後三方弁２３をパイプ３７側に切り替え循環ポンプ２２
によって水室３６内の水を追い焚き経路２１から浴槽２
６へ排出させるもので、しかも前記排出動作は水位検出
をしている間中行うため、水漏れや逆流が長期間継続し
てもホッパー３０のオーバーフロー口３４からの外部へ
の漏水を防止することができるものである。
１と縁切り弁３３の両方が故障し水漏れが発生した場合
や、逆止弁３２が故障し追い焚き経路２１から浴槽２６
内の湯がホッパー３０へ逆流した場合などは、水室３６
内に水がたまり水位検知器３５によって水位を検出した
後三方弁２３をパイプ３７側に切り替え循環ポンプ２２
によって水室３６内の水を追い焚き経路２１から浴槽２
６へ排出させるもので、しかも前記排出動作は水位検出
をしている間中行うため、水漏れや逆流が長期間継続し
てもホッパー３０のオーバーフロー口３４からの外部へ
の漏水を防止することができるものである。
【００１３】以上のように本発明は、ホッパー内の水質
の水位検知器が水位を検知した場合循環ポンプによって
水室内の水を湯張り経路とは別の経路を介して浴槽へ排
出させる構成を備えているため、電磁弁、逆止弁の故障
時でもホッパーのオーバーフロー口から外部への漏水を
防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすなどの拡大
損害を未然に防止することができるものである。
の水位検知器が水位を検知した場合循環ポンプによって
水室内の水を湯張り経路とは別の経路を介して浴槽へ排
出させる構成を備えているため、電磁弁、逆止弁の故障
時でもホッパーのオーバーフロー口から外部への漏水を
防止し、自動給湯機の周囲や床を水で濡らすなどの拡大
損害を未然に防止することができるものである。
【図１】本発明の一実施例の自動給湯機のシステム図
【図２】同自動給湯機の要部断面図
【図３】従来の自動給湯機のシステム図
【図４】従来の自動給湯機の要部拡大断面図
２１ 追い焚き経路 ２２ 循環ポンプ ２３ 三方弁 ２６ 浴槽 ２７ 給湯経路 ２９ 湯張り経路 ３０ ホッパー ３１ 電磁弁 ３２ 逆止弁 ３３ 縁切り弁 ３４ オーバーフロー口 ３５ 水位検知器 ３６ 水室 ３７ パイプ ４０ 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 宮内 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平２−70153（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24H 1/00 602
Claims (1)
- 【請求項１】循環ポンプ、三方弁、浴槽へと連なる追い
焚き経路と、入口側に電磁弁を、出口側に逆止弁を取り
付けた縁切り装置としてのホッパーを介して前記追い焚
き経路に接続した湯張り経路とを備え、前記ホッパーは
前記入口側と前記出口側との間に縁切り弁を介して連な
る水室を有し、この水室にオーバーフロー口と水位検知
器を設けるとともに、前記水室は三方弁を介して湯張り
経路とは別の経路により前記追い焚き経路に接続し、前
記水位検知器が水位を検出した時、前記三方弁を水室側
に切り替えて前記循環ポンプにより水室内の水を追い焚
き経路から浴槽へ排出させ、かつ前記排出動作は水位検
知をしている間中行う制御装置を備えた自動給湯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3264423A JP2912741B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 自動給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3264423A JP2912741B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 自動給湯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599495A JPH0599495A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2912741B2 true JP2912741B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17402975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3264423A Expired - Lifetime JP2912741B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 自動給湯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2912741B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3264423A patent/JP2912741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0599495A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 10 |
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| S801 | Written request for registration of abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801 |
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| ABAN | Cancellation due to abandonment | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |