JP2912417B2 - 板状構造部材用の係止装置 - Google Patents

板状構造部材用の係止装置

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JP2912417B2
JP2912417B2 JP2099503A JP9950390A JP2912417B2 JP 2912417 B2 JP2912417 B2 JP 2912417B2 JP 2099503 A JP2099503 A JP 2099503A JP 9950390 A JP9950390 A JP 9950390A JP 2912417 B2 JP2912417 B2 JP 2912417B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
    • F16B13/141Fixing plugs in holes by the use of settable material
    • F16B13/146Fixing plugs in holes by the use of settable material with a bag-shaped envelope or a tubular sleeve closed at one end, e.g. with a sieve-like sleeve, or with an expandable sheath

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は、硬化性物質により板状構造部材に係止され
る固定素子に関し、特に、装入方向側の端部に硬化性物
質を排出するための排出開口が形成され、かつ、荷重係
合手段を有するスリーブと、該スリーブを包囲すると共
に構造部材における受け孔を閉鎖する環状部分と、構造
部材の背面に係合し得ると共に硬化性物質を充填するこ
とのできるジャケットとを具え、装入方向とは逆向きに
配置されて構造部材と対向する前記ジャケットの正面部
分を前記環状部分装入方向側端部と結合してなる固定素
子に係るものである。
【従来技術】
硬化性物質を用いて係止可能な固定素子は、拡開圧力
が生じない、装入工程が比較的簡単である、係止力が強
い等の多くの利点から、広範に使用されるに至ってい
る。板状構造部材に係止する場合、スリーブを包囲する
と共に硬化性物質が充填されるジャケットが硬化性物質
の流出を阻止する。このジャケットは、係止に必要とさ
れる硬化性物質の量を限定する機能を同時に発揮するも
のである。 上述の構成を有するものとして、例えばドイツ連邦共
和国特許第 25 47 823号明細書によれば、スリーブおよ
び該スリーブの装入方向側端部を包囲するジャケットを
具えた固定素子が公知である。この既知の固定素子は、
板状構造部材の受け孔内に装入した後、スリーブの排出
開口を通して硬化性物質をジャケットに充填するもので
ある。硬化性物質の重点により、ジャケットは膨張して
板状構造部材と係合する。しかしながら、ジャケットが
構造部材の背面に接触する面積が比較的小さいため、ス
リーブに過大な引張荷重が作用すると固定素子が板状構
造部材を突き破る危険性がある。
【発明の開示】
本発明の課題は、硬化性物質を用いて板状構造部材に
係止するに際し、構造部材の背面に対する接触面積を確
実に増大させることができ、しかも係止に必要とされる
硬化性物質の量を十分に限定することのできる固定素子
を提案することにある。 この課題を解決するため、本発明による前述した形式
の固定素子は、少なくとも装入方向とは逆向きに配置さ
れて構造部材と対向するジャケットの正面部分に、充填
圧力の作用下で硬化性物質の排出を許容する開口を形成
し、かつ、装入方向側に配置されて構造部材から離間す
るジャケットの背面部分をスリーブの装入方向側端部と
結合したことを特徴とするものである。 本発明によれば、ジャケット内に充填された硬化性物
質の一部はジャケットの開口を通してジャケットから排
出させることができる。構造部材と対向する側の正面部
分から排出された硬化性物質は、ジャケットの外周を超
える大きな接触面を構造部材の背面に形成する。すなわ
ち、スリーブに引張荷重が作用することにより硬化性物
質から構造部材に作用する圧力は、比較的大面積に分配
されるものである。ジャケットは、一方で環状部分と、
他方ではスリーブと結合するため、固定素子を構造部材
の受け孔内に容易に装入することができる。この装入
は、スリーブおよび環状部分の装入方向側端部が並置
し、ジャケットの正面部分および背面部分が相互に平坦
に重なるまで、装入方向とは逆にスリーブを環状部分に
向けて引戻すことにより行う。この状態において、ジャ
ケットは傘状に折畳んで受け孔内に装入することができ
る。なお、スリーブは、装入方向とは逆向きに環状部分
から完全に引出すことも可能である。その場合、両部材
と結合したジャケットは環状部分を通過する。環状部分
を構造部材の受け孔内に装入した後、スリーブを環状部
材内に押込み、ジャケットを構造部材の背面に被着させ
る。この位置において、スリーブおよび環状部分は相互
にけ係止可能とするのが有利である。 ジャケットの開口は、硬化性物質が充填圧力の作用下
で排出されるように形成するのが有利である。この充填
圧力は、例えば発泡性物質を使用する場合には発泡圧力
によって、また、それ自体既知の供給機構により充填さ
れる物質を使用する場合には供給圧力によって生じさせ
る。 ジャケットの全周に亘って開口を形成し、その際に装
入方向で構造部材から離間する背面部分における開口の
断面積は、構造部材と対向する装入方向とは逆向きの正
面部分における開口の断面積よりも小さ目に設定するの
が有利である。この場合、構造部材から離間する背間部
分からは少量の硬化性物質しか排出されないのに対し、
構造部材と対向する正面部分からは本発明による望まし
い効果を発現するに必要かつ十分な量の硬化性物質が排
出される。構造部材から離間した背面部分側に排出され
た硬化性物質は、その硬化後に、ジャケットで補強され
た竪固な外殻を形成する。他方、構造部材と対向する正
面部分側に排出された硬化性物質は、ジャケットと構造
部材の間の空隙内に充満され、したがって構造部材の背
面との間で所要の広い接触面を生じさせる。このような
開口の配置にも拘わらず、所要量の硬化性物質は、経済
的に許容し得る範囲内で確実に移動させる。 構造部材と対向する正面部分からの硬化性物質の排
出、並びに構造部材から離間する背面部分側におけるジ
ャケット押込みを可能とするため、ジャケットには、装
入方向で構造部材から離間する背面部分よりも、構造部
材と対向する装入方向とは逆向きの正面部分において、
単位面積換算でより多数の開口を形成するのが望まし
い。 ジャケットは織物袋から構成するのが有利である。織
物袋は通気性を有するため、硬化性物質をジャケット内
に効率よく充填することができる。さらに、織物袋は織
物地の目の粗密に応じて硬化性物質を透過させ、板状構
造部材の受け孔に挿入する際には比較的容易に折畳むこ
とができる。 一側における硬化性物質の排出および他側におけるジ
ャケットの押込みを可能とするため、織物袋は、装入方
向で構造部材から離間する背面部分よりも、構造部材と
対向する装入方向とは逆向きの正面部分において、メッ
シュをより大き目に設定するのが有利である。その場
合、大きなメッシュ領域においては、構造部材による十
分な支持力を実現するのに必要かつ十分な量の硬化性物
質を排出することが可能である。 織物袋は、例えばナイロン、ドゥラロン等の合成樹脂
繊維から構成するのが有利である。これらの材料は高い
可撓性を有し、慣用されている多くの硬化性物質よりも
化学的耐久性に優れている。前記合成樹脂繊維以外に
も、吸収性に優れた綿織物、毛織物なども使用できる。 ジャケットはベルトにより包囲するものとし、該ベル
トは、ほぼ環状部分の外径にまで縮径し得ると共にジャ
ケット内への硬化性物質の重点に際して破壊可能とする
のが有利である。その場合、受け孔内に装入するために
ジャケットを折畳み、ベルトで結束する。構成部材の受
け孔内にジャケットを装入した後、ベルトを破壊してジ
ャケットを拡開させる。ベルトは紙、合成樹脂などの適
宜材料で形成することができる。 スリーブの排出開口には、硬化性物質のスリーブ内へ
の逆流を阻止する逆止弁を配置するのが有利である。硬
化性物質をジャケットに流填する際に、弁は流填圧力に
よって開き、外側から弁に作用する充填圧力が低下する
とジャケットの内圧により弁が閉じる。硬化性物質の逆
流を弁により阻止する結果、硬化性物質のスリーブ内へ
の逆流に由来する無駄な損失が回避される。 スリーブに配置される弁の代わりに、膜状に形成さ
れ、硬化性物質における充填圧力の作用下で閉鎖可能な
フラップを具えた充填補助部材を用いることも可能であ
る。このような充填補助部材は一回または数回使用可能
な構成とすることができる。 ジャケットの周囲には、装入方向で構造部材から離間
する背面部分を、構造部材と対向する装入方向とは逆向
きの正面部分から区分する付加断面部分を設けるのが有
利である。この付加断面部分により、ジャケットから排
出される硬化性物質がジャケットの一側から他側に向け
て移動するのを阻止することが可能である。さらに、こ
の付加断面部分によって、ジャケットと、装入方向とは
逆向きに配置されて構造部材と対向するジャケットの正
面部分側に排出される物質との間における接触面積を増
大させることができる。 ジャケットの両側は、特定の箇所で相互に結合可能で
ある。これにより、係止力を低下させることなく、ジャ
ケットの充填容積およびジャケットの充填に必要とされ
る硬化性物質の量を減少することが可能となるものであ
る。
【発明の最良の実施形態】
以下、本発明を図示実施例について一層具体的に説明
する。 本発明による固定素子はスリーブ1を具え、このスリ
ーブ1は装入方向側の前端部1aが閉鎖され、それとは逆
向きの後端部に荷重係合手段として内ねじ1bを形成した
ものとする。スリーブ1の外周に係止突条1cを設ける。
スリーブ1の前端部領域に排出開口1dを形成する。スリ
ーブ1を環状部分2により包囲する。環状部分2の内側
に係止溝2aを形成することにより環状部分2を、第3図
に示すように、係止突条1cを介してスリーブ1と係止可
能とする。環状部分2には外側にフランジ2bを設ける。
このフランジ2bは、環状部分を構造部材6へ装入する際
にストッパーとして機能させる。スリーブ1および環状
部分2は、いずれもジャケット3と結合する。このジャ
ケット3は、係止状態で装入方向Sとは逆向きに配置さ
れて構造部材6と対向する正面部分3aと、装入方向Sに
向けて配置されて構造部材6から離間する背面部分3bと
を具え、これら表面部分にはそれぞれ開口3c,3dを形成
する。構造部材6から離間するジャケット3の背面部分
3bにおける開口3dの断面積Aは、構造部材6と対向する
ジャケット3の正面部分3aにおける開口3cの断面積Bよ
りも小さ目に設定する。さらに、構造部材6から離間す
るジャケット3の背面部分3bよりも、構造部材6と対向
するジャケット3の正面部分3aに単位面積換算でより多
数の開口を配置する。すなわち、ジャケット3は、構造
部材6から離間する背面部分3bよりも、構造部材6と対
向する正面部分3aにおいて、より高い透過性を有するも
のとする。 スリーブ1の排出開口1dは弁4により閉鎖可能とす
る。すなわち、逆止弁として機能する弁4を後述する硬
化性物質の充填圧力の作用下で自動的に閉鎖させて、ス
リーブ1内への硬化性物質の逆流を阻止する。 第2図に示すジャケット3は装入方向に向けて延在す
るように折畳み、かつ、紙製のベルト5により折畳み状
態に保持する。この折畳み状態において、固定素子は板
状構造部材6の受け孔6a内に容易に装入し得るものとす
る。この装入に際して、環状部分2のフランジ2bは構造
部材6の表面に接触する。スリーブ1は、係止突条1cが
係止溝2aに嵌合するまで、環状部分2内に軸線方向に押
し込む。その際にジャケット3は、ベルト5を破断して
拡開し、板状構造部材6の背面6bと係合する。引続き、
ジャケット3内に硬化性物質7を充填する。硬化性物質
7の一部は、開口3c,3dを通過してジャケット3から排
出される。前述したとおり、構造部材6から離間するジ
ャケット3の背面部分3bにおける開口3dが、構造部材6
と対向するジャケット3の正面部分3aにおける開口3cよ
りも小さいため、構造部材6と対向するジャケット3の
正面部分3aよりも、構造部材6から離間するジャケット
3の背面部分3bにおいて、ジャケット3からより少量の
硬化性物質7しか排出されない。構造部材6とジャケッ
ト3との間で外方に向けて拡大する間隙は、構造部材6
と対向するジャケット3の正面部分3aから排出される硬
化性物質7により満たされる、したがってジャケット3
は構造部材6により大面積をもって支持される。ジャケ
ット3の付加断面部分3eにより、ジャケット3から排出
される硬化性物質7がジャケット3の一側から他側に向
けて移動するのを阻止する。付加断面部分3eを設けたこ
とにより、ジャケット3は、装入方向Sとは逆向きの、
構造部材6と対向する正面部分3aから排出される硬化性
物質7により大面積をもって支持される。 ジャケット3は織物袋として構成するのが有利であ
る。このような織物袋のメッシュは、装入方向Sにおい
て構造部材6から離間する背面部分3bにおけるよりも、
装入方向Sとは逆向きの、構造部材6と対向する正面部
分3aにおいて大き目に設定する。そのため、構造部材6
から離間するジャケット3の背面部分3bよりも、構造部
材6と対向するジャケット3の正面部分3aにおいて、よ
り多量の硬化性物質7が排出されることとなる。織物袋
から成るジャケット3の素材は、合成樹脂繊維とするの
が有利である。このような合成樹脂繊維の商品名として
は、例えばナイロン、ドゥラロンなどを挙げることがで
きる。合成樹脂繊維から成る織物は加工性に優れ、ま
た、例えば同様に合成樹脂から成るスリーブおよび環状
部分に対して比較的容易に接着または溶接することがで
きる。もちろん、合成樹脂繊維以外にも、吸収性に優れ
た綿織物、毛織物などを使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、構造部材への未装入状態にある本発明の固定
素子を示す縦断面図、 第2図は、第1図に示す固定素子を装入待機状態で示す
縦断面図、 第3図は、第1図および第2図に示す固定素子を係止完
了状態で示す縦断面図である。 1……スリーブ 1a……装入方向S側の端部 1b……荷重係合手段 1c……係止突条 1d……排出開口 2……環状部分 3……ジャケット 3a……ジャケットの正面部分 3b……背面部分 3c……正面部分における開口 3d……背面部分における開口 3e……付加断面部分 4……逆止弁 5……ベルト 6……板状構造部材 6a……受け孔 7……硬化性物質 A,B……開口断面積 S……装入方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリッヒ ライプハルト ドイツ連邦共和国デー‐8000 ミュンヘ ン 71 バウウェーバーシュトラーセ 2 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/41 502 - 503 F16B 13/00 - 13/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬化性物質(7)により板状構造部材
    (6)に係止される固体素子であって、装入方向(S)
    側の端部(1a)に硬化性物質(7)を排出するための排
    出開口(1d)が形成され、かつ、荷重係合手段(1b)を
    有するスリーブ(1)と、該スリーブ(1)を包囲する
    と共に構造部材(6)における受け孔(6a)を閉鎖する
    環状部分(2)と、構造部材(6)の背面に係合し得る
    と共に硬化性物質(7)を充填することのできるジャケ
    ット(3)とを具え、装入方向(S)とは逆向きに配置
    されて構造部材(6)と対向する前記ジャケットの正面
    部分(3a)を前記環状部分(2)の装入方向側端部と結
    合してなる固定素子において、前記ジャケット(3)に
    は、少なくとも構造部材(6)と対向する装入方向
    (S)とは逆向きの正面部分(3a)において充填圧力の
    作用下で硬化性物質(7)の排出を許容する開口(3c)
    を形成し、かつ、構造部材(6)から離間する前記ジャ
    ケット(3)の装入方向側の背面部分(3b)をスリーブ
    (1)の装入方向側端部(1a)と結合したことを特徴と
    する固定素子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の固定素子において、前記ジ
    ャケット(3)には、装入方向(S)で構造部材(6)
    から離間する背面部分(3b)において開口(3d)を形成
    し、該開口の断面積(A)は、構造部材(6)と対向す
    る装入方向(S)とは逆向きの前記ジャケット(3)の
    正面部分(3a)における開口(3c)の断面積(B)より
    も小さい目に設定したことを特徴とする固定素子。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の固定素子におい
    て、前記ジャケット(3)には、装入方向(S)で構造
    部材(6)から離間する背面部分(3b)よりも、構造部
    材(6)と対向する装入方向(S)とは逆向きの正面部
    分(3a)において、単位面積換算でより多数の開口(3
    c)を形成したことを特徴とする固定素子。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定
    素子において、前記ジャケット(3)は、織物袋から構
    成したことを特徴とする固定素子。
  5. 【請求項5】請求項4記載の固定素子において、前記織
    物袋は、装入方向(S)で構造部材(6)から離間する
    背面部分(3b)よりも、構造部材(6)と対向する装入
    方向(S)とは逆向きの正面部分(3a)において、メッ
    シュをより大き目に設定したことを特徴とする固定素
    子。
  6. 【請求項6】請求項3または4に記載の固定素子におい
    て、前記繊維袋は、合成樹脂繊維により構成したことを
    特徴とする固定素子。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか一項に記載の固定
    素子において、前記ジャケット(3)はベルト(5)に
    より包囲するものとし、該ベルトは、ほぼ環状部分
    (2)の外径にまで縮径し得ると共に前記ジャケット
    (3)内への硬化性物質の重点に際して破壊可能とした
    ことを特徴とする固定素子。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一項に記載の固定
    素子において、前記スリーブ(1)における排出開口
    (1d)には、硬化性物質のスリーブ内への逆流を阻止す
    る逆止弁(4)を配置したことを特徴とする固定素子。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか一項に記載の固定
    素子において、前記ジャケット(3)の周囲には、装入
    方向(S)で構造部材(6)から離間する背面部分(3
    b)を、構造部材(6)と対向する装入方向(S)とは
    逆向きの正面部分(3a)から区分する付加断面部分(3
    e)を設けたことを特徴とする固定素子。
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JPH02308040A JPH02308040A (ja) 1990-12-21
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DE (2) DE3912526A1 (ja)
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