JP2911262B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2911262B2
JP2911262B2 JP3202995A JP20299591A JP2911262B2 JP 2911262 B2 JP2911262 B2 JP 2911262B2 JP 3202995 A JP3202995 A JP 3202995A JP 20299591 A JP20299591 A JP 20299591A JP 2911262 B2 JP2911262 B2 JP 2911262B2
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雅光 長峰
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタにお
ける印字汚れの除去に関するものである。また、シリア
ルプリンタにおけるIDセンサ表面の汚れの除去に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】まず、従来技術の構成について説明する。
シリアルプリンタの従来技術の1例として、図3に水平
型ワイヤドットプリンタの部分斜視図を示す。又、図4
は図3に示すプリンタの印字ヘッドの概略図であり、図
5はリボンプロテクタの詳細図である。
【0003】1はプラテン、2はキャリッジである。前
記キャリッジ2は印字ヘッド3とリボンプロテクタブラ
ッケット4を搭載しており、印字ヘッド3は印字ヘッド
ピン5を有しており、その印字ヘッドピン5がプラテン
1に当接するように配置され、またリボンプロテクタブ
ラッケット4は印字ヘッドピン5とプラテン1の間に挿
入されるように配置される。そのリボンプロテクタブラ
ッケット4は略中央に、通常菱形の開口部を(以下、単
に菱形孔部という)を有するリボンプロテクタ6が配設
されている。7はキャリッジシャフト、8はスライドビ
ームであり、キャリッジ2をそれぞれ挿通あるいは挟持
して保持する。キャリッジ2の後部にはシンクロベルト
9が固定されている。シンクロベルト9の一端にはモー
タ10が、他端にはアイドルプーリ11が配置されてお
り、これによりシンクロベルト9を張架するとともに、
モータ10の正逆回転動作をキャリッジ2の往復動作に
変換する。12はインクリボンであり、図4に示すよう
に、印字ヘッドピン5とリボンプロテクタ6の間を走行
する。印字の対象となる媒体(以下、単に媒体という)
は、リボンプロテクタ6とプラテン1の間に挿入されて
いる。13は上述の機構を係止するサイドフレームであ
る。
【0004】次に、上記構成のプリンタの作用について
説明する。電源を投入することにより、キャリッジ2は
ホームポジションチェック動作を開始する。この動作は
キャリッジ2を左端に移動させ、キャリッジ2がサイド
フレーム13に突き当たることにより、モータ10が脱
調した位置をホームポジションとして認識する工程であ
る。続いて、前述の媒体が図示しないテーブルにセット
されると、キャリッジ2は(媒体がプラテン1上に正し
くセットされ易いように)あらかじめ決められた位置に
移動するとともに、媒体を所定の位置に移動させる。こ
のときリボンプロテクタブラッケット4は媒体をガイド
する役割をする。媒体が正しくプラテン1上にセットさ
れると、印字可能状態になる。続いて、図示しない外部
のコンピュータ等の発する印字指令に基づきキャリッジ
2は左右に往復動作を開始するとともに、印字ヘッドピ
ン5も印字指令に基づき印字動作を開始する。1行のデ
ータ分の印字が終了すると、媒体は改行されて次の行の
印字が行われる。そして、印字指令に基づき同様の工程
を繰り返し行うことにより、媒体に印字がなされる。
【0005】さらに、シリアルプリンタの従来技術の他
の例として図6に水平型ワイヤドットプリンタの部分斜
視図を示す。また図7は図6のプリンタに示すIDセン
サの概略図である。
【0006】14はIDセンサであり、印字ヘッド3の
近傍に設けられ且つ媒体に印字されたIDマークを読み
取るものである。尚、図中にはIDセンサを搭載するプ
リンタとして水平型ワイヤドットプリンタを示している
が、これは水平型ワイヤドットプリンタにこだわらず、
IDセンサは通常のシリアルプリンタ全般に搭載するこ
とができる。図6の例では、IDセンサ14はリボンプ
ロテクタ6に固定されており、また図7に示すように、
リボンプロテクタ6のIDセンサ表面にはIDセンサ用
の開口部(以下、単にIDセンサ用孔という)が設けら
れている。そして、媒体を所定の位置にセットした後
に、キャリッジ2を左から右へと移動させることにより
IDセンサ14により媒体のIDマークを読み取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す構成の装置は印字DUTY(以下、単に印字デュー
ティという)の高い文字あるいはパターンを印字し続け
ると、インクがリボンプロテクタの菱形孔部又はその表
面すなわち印字媒体と対向する面に付着し、この付着し
たインクが媒体に転写し、印字汚れを生じてしまうとい
う問題があった。また、図7に示す構成の装置は長年使
用しているとIDセンサ表面に媒体の紙粉や埃が付着し
てセンサ感度が悪くなり誤った読みとりをしてしまうと
いう問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を除去することの
より、印字品質を向上させた印刷装置及びIDセンサの
読取り精度の信頼性を向上させた印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、印字ヘ
ッドの印字用紙対向面を媒体と対向させて媒体に印字を
施す印字手段と、該印字手段を移動させる移動手段と、
前記印字手段を係止する両サイドフレームとを有し、該
両サイドフレーム内で前記印字手段を往復移動させなが
ら媒体に印字を施す動作を行うシリアルプリンタにおい
て、該シリアルプリンタはブラシと演算手段と有し、前
記ブラシは、前記印字用紙対向面と接触するのを可能と
するように前記サイドフレーム側に配置され、前記演算
手段は、媒体に印字を施す場合の1行分の長さが所定値
を超えるとその1行分の印字デューティを計算し、印字
デューティが予め定められた値より高い場合に、1行分
の印字を行った後に前記移動手段を用いて前記印字手段
を前記ブラシが配設されている位置まで移動させ、前記
ヘッドの印字用紙対向面を前記ブラシと接触させて前記
印字用紙対向面を清掃させることを特徴とするものであ
る。本発明は又、媒体に印字を施す印字手段と、前記印
字手段の近傍に設けられかつIDセンサの表面を媒体に
対向させて媒体に印字されたIDマークを読み取るID
センサと、該印字手段及びIDセンサを移動させる移動
手段と、前記印字手段及びIDセンサを係止する両サイ
ドフレームとを有し、該両サイドフレーム内で前記印字
手段及びIDセンサを往復移動させながら媒体に印字を
施す動作を行うシリアルプリンタにおいて、該シリアル
プリンタはブラシと演算手段とを有し、前記ブラシは、
前記IDセンサ表面と接触するのを可能とするように前
記サイドフレーム側に配置され、前記演算手段は、該媒
体のIDマーク付近のIDセンサ感度チェック位置で前
記IDセンサにより読み取られるセンサの感度が所定の
レベルを満たさない場合に、前記移動手段を用いて前記
IDセンサを前記ブラシが配置されている位置まで移動
させ、前記IDセンサを前記ブラシと接触させて前記I
Dセンサ表面を清掃させることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、印字デューティが予め定めら
れた値より高い場合に、印字ヘッドのリボンプロテクタ
等印字媒体と対向する面に付着したインクが除去でき
る。又、IDマークを読み取る動作(IDマーク読み取
りモード)時には、IDセンサの感度が所定のレベルを
満たさない場合にIDセンサ表面を清掃することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。まず、本発明の構成例を説明する。まず、リボン
プロテクタの菱形孔部に付着したインクを除去できる構
成の印字装置について以下に説明する。尚、従来技術と
同一あるいは同様の構成部分には従来技術と同一の符号
を付与して説明する。
【0012】図1は本発明の1実施例を示す斜視図であ
る。15はプラテン1の延長方向上に配設されたブラシ
であり、サイドフレーム13に具備されたブラッケット
16に固定されている。このブラシ15は、キャリッジ
2がブラシ15の配設されている位置(図中ではプラテ
ン1の左端)まで移動した時に、その先端がリボンプロ
テクタ6の菱形孔部に接触しするように配設されてお
り、これによりリボンプロテクタ6に付着したインクを
除去する。このブラシ15はワンタッチで交換可能な構
成で装着されており、ブラシ15が劣化したり汚れたと
きに容易に交換できるものである。
【0013】尚、本発明は図示しない演算手段を有して
おり、その演算手段は1行分の印字デューティを計算
し、印字デューティがあらかじめ定められた値より高い
場合に、キャリッジ2をブラシ15の配設されている位
置まで移動させる命令を発するものである。
【0014】次に、本装置の作用について図2のフロー
チャートを用いて説明する。尚、本フローチャートの説
明は1例として上げたにすぎず、その実施態様によりフ
ローチャートの工程や数値等は変更可能である。例え
ば、印字デューティのデューティ比は、本実施例では6
0%以上の場合にその印字汚れが顕著に現れてくるとし
ているが、これはある特定の1機種に固定して得られた
データに基づくものであり、機種の変更やリボンのイン
ク成分及び塗布量により異なるものであり、印字汚れの
程度により最適の値を選定することが必要である。
【0015】演算手段を有する図示しないプリンタの制
御部は、印字データ(印字指令)を受信し<STEP
(以下、単にSTという)1>、1行の長さが1インチ
以上かを判断し<ST2>、1インチ以上の場合は印字
デューティを計算し<ST3>、印字デューティが60
%以上と判断した場合<ST4>は、その印字を行った
後にキャリッジ2を左端に移動させ<ST5>、サイド
フレーム13に具備されたブラシ15の先端をリボンプ
ロテクタ6の菱形孔部に接触させて清掃を行い<ST6
>、次の印字動作へと移行する<ST7>。従って、1
行の印字デューティが60%以下の場合は、本動作は
(菱形孔部に付着したインクの除去)行われず、通常の
印字動作を行う。
【0016】以上のように構成することにより、1行の
印字デューティがあらかじめ定めた値(本実施例では6
0%)以上の場合に、リボンプロテクタ6の菱形孔部と
ブラシ15を接触させ、これにより菱形孔部に付着した
インクを除去することが可能となる。
【0017】更に、IDセンサ表面を清掃することので
きる構成の印字装置について以下に説明する。
【0018】図1に示すように、ブラシ15が、サイド
フレーム13に具備されたブラッケット16に固定され
ている。このブラシ15は、キャリッジ2を移動させる
ことにより、その先端がIDセンサ表面に接触できるよ
うに配設されており、これによりIDセンサ表面を清掃
することができる。
【0019】又、本発明は図示しない演算手段を有して
おり、その演算手段はIDマークを読み取る動作(ID
マーク読取モード)時に、IDセンサ14の感度をチェ
ックし、IDセンサ14の感度が所定のレベルを満たさ
ない場合にキャリッジ2をブラシ15の位置まで移動さ
せる命令を発するものである。
【0020】次に、本装置の作用について説明する。図
8,図9及び図10はIDセンサの清掃工程を説明する
図であり、各工程におけるキャリッジ2の位置を示して
いる。図8はプリンタの立ち上げ時を示し、キャリッジ
2はIDセンサ14とブラシ15とが接触しない位置に
あることを特徴としている。図9はIDセンサの清掃時
を示し、キャリッジ2はIDセンサ14とブラシ15と
が接触する位置にあることを特徴としている。図10は
通常の印字時を示し、キャリッジ2はIDセンサ14と
ブラシ15とが接触しない位置にあることを特徴として
いる。又、本装置はIDマーク近傍の空白部分でIDセ
ンサ14の感度をチェックしてからIDマークを読み取
る構成となっており、その図11はIDセンサ感度チェ
ック位置及びIDマークを示している。図12はIDセ
ンサ14を清掃する工程を示すフローチャートである。
【0021】本装置がIDマーク読取モードにセットさ
れる<ST11>と、用紙(媒体)が装置内に吸引され
用紙(媒体)が所定の位置にセットされる<ST12
>。すると、本装置は図11に示す媒体のIDセンサ感
度チェック位置でIDセンサ14の感度をチェックする
<ST13>。ST13において、あらかじめ定めた所
定の値(IDマーク読取りに必要なスライスレベル)を
得られない場合はキャリッジ2を左端に移動させ<ST
14>、IDセンサ表面とブラシ15とを接触させて清
掃を行い<ST15>、清掃が終わるとキャリッジ2を
右側に移動させながら、IDマークの読取りを行う<S
T16>。尚、ST13において、あらかじめ定めた所
定の値を得られた場合は本動作(清掃動作)は行われ
ず、IDマークの読取り動作を行う<ST16>。読取
り動作が終わると媒体は図示しないスタッカに排出され
る<ST17>。
【0022】以上のように構成することにより、IDマ
ークを読み取る動作(IDマーク読取モード)時に、I
Dセンサの感度が所定のレベルを満たさない場合にのみ
IDセンサ表面とブラシ15を接触させ、これにより媒
体の紙粉やほこり等を除去することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、媒体に印字を施す場合
の1行分の長さが所定値を超えるとその1行分の印字デ
ューティを計算し、印字デューティが予め定められた値
より高い場合に、ヘッドの印字用紙対向面をブラシと接
触させて前記印字用紙対向面を清掃するので、1行分の
長さが短いならば清掃しなくともよく、この清掃にかか
る時間を省略して印字時間を短縮することが可能とな
り、印字デューティの高い文字及びパターンを印字した
後でも印字用紙対向面にインクの付着が少ない状態を保
つことができる。従って、印字汚れによる印字品質の低
下を防止することができ、印字品質を向上させた装置を
提供することができる。又、IDマークを読み取る動作
(IDマーク読取モード)時には、媒体のIDマーク付
近のIDセンサ感度チェック位置で前記IDセンサによ
り読み取られるセンサの感度が所定のレベルを満たさな
い場合に、IDセンサをブラシと接触させて前記IDセ
ンサ表面を清掃するので、IDマークの影響を受けず
に、媒体の表面状態を考慮した感度チェックが可能とな
り、IDセンサの読み取り精度の信頼性を向上させた印
刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリアルプリンタの部分斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例におけるリボンプロテク
タの菱形孔部清掃工程を示すフローチャートである。
【図3】従来のシリアルプリンタの部分斜視図である。
【図4】印字ヘッドの概略図である。
【図5】リボンプロテクタの詳細図である。
【図6】従来の他のシリアルプリンタの部分斜視図であ
る。
【図7】IDセンサの概略図である。
【図8】本発明のIDセンサの清掃工程説明図である。
【図9】本発明のIDセンサの清掃工程説明図である。
【図10】本発明のIDセンサの清掃工程説明図であ
る。
【図11】媒体のIDマークを示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例におけるIDセンサ清
掃工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 キャリッジ 6 リボンプロテクタ 9 シンクロベルト 10 モータ 13 サイドフレーム 14 IDセンサ 15 ブラシ 16 ブラッケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−89673(JP,A) 特開 平3−5154(JP,A) 特開 昭61−284472(JP,A) 特開 平1−255984(JP,A) 特開 平2−80976(JP,A) 特開 平2−245677(JP,A) 実開 昭58−160165(JP,U) 実開 昭61−12750(JP,U) 実開 平3−19057(JP,U) 実開 平4−45063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/17 B41J 19/18 B41J 35/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドの印字用紙対向面を媒体と対
    向させて媒体に印字を施す印字手段と、該印字手段を移
    動させる移動手段と、前記印字手段を係止する両サイド
    フレームとを有し、該両サイドフレーム内で前記印字手
    段を往復移動させながら媒体に印字を施す動作を行うシ
    リアルプリンタにおいて、 該シリアルプリンタはブラシと演算手段と有し、 前記ブラシは、前記印字用紙対向面と接触するのを可能
    とするように前記サイドフレーム側に配置され、 前記演算手段は、媒体に印字を施す場合の1行分の長さ
    が所定値を超えるとその1行分の印字デューティを計算
    し、印字デューティが予め定められた値より高い場合
    に、1行分の印字を行った後に前記移動手段を用いて前
    記印字手段を前記ブラシが配設されている位置まで移動
    させ、前記ヘッドの印字用紙対向面を前記ブラシと接触
    させて前記印字用紙対向面を清掃させることを特徴とす
    るシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 媒体に印字を施す印字手段と、前記印字
    手段の近傍に設けられかつIDセンサの表面を媒体に対
    向させて媒体に印字されたIDマークを読み取るIDセ
    ンサと、該印字手段及びIDセンサを移動させる移動手
    段と、前記印字手段及びIDセンサを係止する両サイド
    フレームとを有し、該両サイドフレーム内で前記印字手
    段及びIDセンサを往復移動させながら媒体に印字を施
    す動作を行うシリアルプリンタにおいて、 該シリアルプリンタはブラシと演算手段とを有し、 前記ブラシは、前記IDセンサ表面と接触するのを可能
    とするように前記サイドフレーム側に配置され、 前記演算手段は、該媒体のIDマーク付近のIDセンサ
    感度チェック位置で前記IDセンサにより読み取られる
    センサの感度が所定のレベルを満たさない場合に、前記
    移動手段を用いて前記IDセンサを前記ブラシが配置さ
    れている位置まで移動させ、前記IDセンサを前記ブラ
    シと接触させて前記IDセンサ表面を清掃させることを
    特徴とするシリアルプリンタ。
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US6454374B1 (en) * 2001-01-31 2002-09-24 Hewlett-Packard Company Uni-directional waste ink removal system
KR100659302B1 (ko) 2005-01-17 2006-12-20 삼성전자주식회사 화상독취장치

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