JP2911251B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2911251B2
JP2911251B2 JP3117461A JP11746191A JP2911251B2 JP 2911251 B2 JP2911251 B2 JP 2911251B2 JP 3117461 A JP3117461 A JP 3117461A JP 11746191 A JP11746191 A JP 11746191A JP 2911251 B2 JP2911251 B2 JP 2911251B2
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JP
Japan
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air conditioner
housing
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ceiling
space
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幸二 後藤
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筺体の上部が下部よりも
幅寸法を大きくした形状の空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の床面に置かれる空気調和機
は、天井設置型の空気調和機や壁掛型の空気調和機と比
較して設置スペースが広く必要とされる。従って、でき
るだけ設置スペースを小さくするため実公昭45−21
498号公報では筺体の下部の横(幅)寸法を上部の横
(幅)寸法よりも小さくしてこの筺体全体として略T字
型の構造とした空気調和機が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような空気調和機
を床に設置すると、設置スペースは小さくなるものの、
この空気調和機の上部の横(幅)寸法が下部の横(幅)
寸法よりも大きいため、不安定感は否めなかった。又、
床に空気調和機を設置するため、この設置部分の床の清
掃ができないという課題があった。
【0004】本発明は、上部が下部よりも幅寸法を大き
くした空気調和機の設置状態を、安定感のあるものにす
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、吸込グリルが形成され熱交換器が収納さ
れる下部と送風機が収納される上部とからなる筐体を備
え、前記上部が前記下部よりも幅寸法を大きくした空気
調和機において、前記上部を天井に固定し家屋の天井空
間に設置すると共に前記下部を天井下の空間に設置する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】幅寸法の大きな上部を天井空間に収納し、室内
には幅寸法の小さな下部のみを設置するので、空気調和
機の室内の占有空間が小さくなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すもので、
1は室内ユニット、2は室外ユニトで、両ユニット1,
2は冷媒管3によってつながれて、空気調和機4が構成
されている。室外ユニット2には、室外熱交換器5、室
外ファン6、圧縮機7が収納されている。
【0008】8は室内ユニット1の筺体で、その上部9
の幅寸法Aは、下部10の幅寸法Bよりも大きく設定し
てある。そしてこの上部9は天井11から吊り下げられ
た固定具12によって固定され、天井空間13内に収納
されている。又、この筺体8の上部9には室内送風機
(遠心型ファン)14が収納されており、且つその前面
には吐出口15が形成されている。ここで、この上部9
の幅寸法Aは、下部10の幅寸法Bよりも大きく設定し
たので、下部10の幅寸法Bより奥行寸法の大きな室内
送風機14を、この上部9に収納することができる。
【0009】16は送風ダクトで吐出口15につながれ
て、天井空間13に収納されている。17は天井板18
に設けられた吹出部材で送風ダクト16につながれてい
る。尚、この吹出部材17は必要に応じて複数個を天井
板18に設けて送風ダクト16につなぐようにしても良
い。この筺体8の下部10は、その上部9から下方に延
びており、その下端19は室内20の床面21より浮か
せた状態となっている。
【0010】そして、この下部10には室内熱交換器2
2と、ドレンパン23とが内蔵されており、且つその前
面には吸込グリル24が形成されている。
【0011】このように構成した空気調和機4を運転さ
せると、室内空気は実線矢印のように吸込グリル24か
ら下部10内に導入され、導入された空気はこの下部1
0空間を上昇して室内熱交換器22で加熱もしくは冷却
される。そして、加熱もしくは冷却された空気は室内送
風機14を介して送風ダクト16に導かれ、吹出部材1
7から下方へ吹き出される。
【0012】このような構成とすることにより、筺体8
内に収納される機器のうち最も幅寸法が大きな室内送風
機14を、この筺体8の上部9に収納したので、この筺
体8の下部10に収納される室内熱交換器22を極力垂
直に立てることにより、この下部10の幅寸法Bを小さ
くすることができる。これによって、筺体8の設置スペ
ースが小さくなる。又、このような空気調和機の筺体8
は、天井から吊り下げるようにしたので、この筺体8の
下端19を室内20の床面21より浮かすことが可能と
なり、これによって床面21の清掃が行ないやすくな
る。尚、この下部10が床面21より浮いていることに
よって、不安定感を感じる場合は、図示していないがこ
の下端19を床面まで延ばすようにしても良い。
【0013】更に、筺体8の上部9を天井空間13に収
納するようにしたため、比較的自由にこの上部9を大き
くすることができる。従って、羽根の回転数を低下させ
ても送風量が十分得られる程度の比較的大きな室内ファ
ン14を、この上部9に収納することにより、騒音の低
下が図れる。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示すもの
で、図1に示した実施例との相違点の一つ目は、筺体8
の下部10を室内壁面30に沿わせたことである。又、
この相違点の二つ目は、この筺体8の上部9の下面31
と天井板18とを略面一状態にして、この下面31に設
けた吹出口32から空気を吐出させるようにしたことで
ある。このように筺体8の下部10を室内壁面30に沿
わせたことにより室内20の空間を広く活用することが
できる。
【0015】図3は本発明の第3の実施例を示すもの
で、図1に示した実施例との相違点の一つ目は筺体33
の断面を略T字状に形成し、その下部34を室内20の
略中央に位置させた点である。その二つ目は、筺体の下
部34の両側に吸込グリル35を設けた点である。その
三つ目は筺体33の上部36に収納される室内送風機3
7として両吹出型の遠心型送風機を用い、この上部の両
側に送風ダクト16が接続されるよう吹出口15を設け
た点である。このような空気調和機を室内の中央に設け
たことにより、この筺体33の下部34が室内20の仕
切部材として兼用させることができ、仕切られた各室内
38,39はこの空気調和機によって冷暖房が行なえ
る。
【0016】尚、図2,図3において図1と同一部品に
は同一符号を付してその説明は省略した。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は筺体の横寸
法が大きな上部を天井空間に収納してこの上部の横寸法
よりも小さな横寸法の下部を室内に露出させるようにし
たので、不安定な形状の空気調和機の設置状態を安定感
のあるものにすることができる。
【0018】又、幅(奥行)寸法の縮小がむずかしい送
風機を、幅寸法の大きな上部に収納して、幅(奥行)寸
法の縮小が比較的容易な熱交換器を下部に収納するの
、この下部の幅(奥行)寸法の縮小を図って室内の占
有空間を小さくできる。さらに下部に吸込グリルが形成
されているので、空気調和機の吸込グリルに通常設けら
れる防塵用のフィルタを清掃・交換する等のメンテナン
ス作業が容易に行える。又、上部を天井に固定したの
で、筐体の底面を床面より浮かして設置することがで
き、床面の清掃作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
8 筺体 9 上部 10 下部 13 天井空間 14 送風機 22 熱交換器 A,B 幅寸法

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込グリルが形成され熱交換器が収納され
    る下部と送風機が収納される上部とからなる筐体を備
    え、前記上部が前記下部よりも幅寸法を大きくした空気
    調和機において、前記上部を天井に固定し家屋の天井空
    間に設置すると共に前記下部を天井下の空間に設置する
    ことを特徴とする空気調和機。
JP3117461A 1991-05-22 1991-05-22 空気調和機 Expired - Fee Related JP2911251B2 (ja)

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