JP2911198B2 - 加工システムにおける次加工ワーク決定方法 - Google Patents

加工システムにおける次加工ワーク決定方法

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忠浩 今城
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Makino Milling Machine Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも1台の工具マガジン付NC工作機
械を有する加工システムにおいて、次に加工されるべき
ワークを決定する方法に関する。
〔従来の技術〕
多数のNC工作機械から成る加工システムにおいては、
加工中に不用意に工具寿命が尽きる等の事態を回避する
ため、加工されるべきワークをどのNC工作機械に割り当
てるか、換言すれば、当該ワークのNCプログラムを実行
する上で必要な(寿命を満足する)工具を総て備えた工
作機械はどれなのかを適切に判断する必要がある。
通常、この判断はオペレータ(作業者)によって時間
をかけて行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、NCプログラム実行時に使用されるべき総て
の工具について、各工作機械と比較して適合するか否か
の判断を逐一していく上記作業は、骨の折れる極めて厄
介な作業であり、このため、人手に頼ることなく機械的
に容易・迅速にそして先行的に、更にはきめ細い判断を
行って工具マガジン内の工具の差替えなしで加工が行え
るワークをさがし出し、加工順序を決定し得る抜本的な
解決策が希求されている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明に係る加工システム
における次加工ワーク決定方法は、少なくとも1台の工
具マガジン付NC工作機械を有する加工システムにおい
て、前記NC工作機械の工具マガジンに収容された複数の
工具につき各工具の余命を当該工具の使用実績に応じて
予め記憶し、加工スケジュールに基づき予め準備された
複数のワークにつき各ワークの加工に使用する工具と当
該工具の使用予定時間とを予め記憶し、前記加工スケジ
ュールに従って抽出されたワークの加工に使用する全工
具を保有したNC工作機械を判別・選択し、前記抽出した
ワークの加工に使用する全工具につき各工具の余命と当
該工具の使用予定時間とを比較し、全工具の余命が使用
予定時間以上であると判別された場合に前記抽出したワ
ークを次加工すべきワークとして決定する、ことを構成
上の特徴とする。
〔作 用〕
加工スケジュールの順番に従って、当該ワークの加工
に必要な工具が寿命的に見て工具マガジンがそろってい
るかを判断し、そろっている場合のみそのワークを次加
工ワークと決定するのである。つまりそろっていないワ
ークは順番を飛ばされることとなり、その間にその順番
を飛ばされたワークの加工に必要な工具を工具マガジン
に用意する。加工スケジュール通りにワークの加工を行
うと、工具差替え作業時には工作機械が停止し、稼動率
が低下してしまうという不都合が、こうして解消される
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る加工シテムにおける次加工ワー
ク決定方法を実現するための次加工ワーク決定装置1の
基本原理を示すブロック図である。
この次加工ワーク決定装置1は、各工作機械の保有工
具の工具条件記憶手段3、各NCプログラムにおける使用
工具の工具条件記憶手段5、工具条件比較手段7、及び
工作機械の選定手段9を有する。
各工作機械の保有工具の工具条件記憶手段3は、NC工
作機械の工具マガジンのポット内に収容される工具につ
きその工具条件を記憶する。工具条件としては、全工具
に付けた通しの個別工具番号(ITN)、工具の径・刃数
・材質等を表わす機構工具番号(FTN)及び消費時間(E
xh Time)、あるいは余命(その工具固有の寿命から消
費時間を差し引いた値)等である。FTNのデータ等は工
具プリセッタによって入力される。
各NCプログラムにおける使用工具の工具条件記憶手段
5は、NCプログラムの実行時に使用されるべき総ての工
具につきその工具条件、すなわちFTN及び(切削)加工
の使用予定時間等を記憶する。
比較手段7は、対象ワークのNCプログラムの実行時に
使用されるべき工具の工具条件を1本分ずつ抽出し、こ
れを任意の工作機械の対応する保有工具のそれと比較す
る。
工作機械選定手段9は、比較手段7の比較結果に基づ
き、当該ワークを工具交換なしで(加工途中で寿命が尽
きることなく)加工可能なNC工作機械を選定する、換言
すれば当該ワークはそのNC工作機械にセットされるべき
次加工ワークである旨の情報を出力する。
なお、言うまでもないが本実施例の次加工ワーク決定
装置1は、複数台のNC工作機械を統轄制御し得るホスト
コンピュータで基本的に構成でき、独立して複数あるよ
うに描いた工具条件記憶手段3,5は、このホストコンピ
ュータのメモリで代用可能である。
以上説明した本実施例の次加工ワーク決定装置1の作
動につき第2図のフローチャートを参照して以下説明す
る。
先ず、加工されるべきワークの各NCプログラムを記憶
すると共に、そのNCプログラムにおいて使用されるべき
多数の工具の条件(工具番号、設定寿命値、及び使用予
定時間等)を記憶する。また、各工作機械が工具マガジ
ン上に保有する工具につき、その工具番号及び消費時間
を記憶する。
次いで、予め与えられる加工スケジュールの順番に従
ってワークを抽出し、当該ワークの使用工具がすべて載
っており、かつ工具寿命があるか否かにつき、任意の工
作機械(工具マガジン)のものとを比較判別する。なお
余命は設定寿命値から、その時点における累積消費時間
を減算した値である。
この比較において、1つの工具でも寿命的に満足しな
いものがあれば、その工作機械(工具マガジン)では当
該ワークを加工できないものと見做す。この場合、別の
工作機械を選択してそれとの比較を行い、工具条件的満
足するものが現れるまですべての工作機械についてその
比較処理を行うようにする。
そして、当該ワークの加工に必要な工具をすべて有す
る工作機械に対しては、その旨をモニタ等に表示すると
共に、そのワークを工作機械に供給し得るようにする。
他方、別のワークに関しても上記同様の比較処理が行
われるようにして、そのワークがどの工作機械によって
次に加工されるべきものなのか、換言すればワークの行
先を決定する。ワークの行先がない場合は、加工スケジ
ュールを飛ばすこととなり、次のワークの加工を行って
いる間に、飛ばしたワークの加工に必要な工具を工具マ
ガジンに準備しておくようにすればよい。
以上の一連の処理により、各NC工作機械にセットされ
るべき次加工ワークが極めて簡易・簡便にそして適切に
抽出(選択)されることになる。
なお、1つのワークの加工が終了する毎に、当該NC工
作機械の工具の累計消費時間を更新することにより、よ
り実用的・実際的な次加工ワークの決定を行うことがで
きる。
かかる更新については、各工具の消費時間がNC工作機
械の具有する時間計を利用して計測されるため、加工終
了時にそのデータを当該工具の消費時間に加算して累計
消費時間とすればよい。
ところで、上述した各ワークの使用工具と各工作機械
の保有工具との寿命比較は、単に、消費時間に使用予定
時間を加えたものと所定の寿命値とを比較すればよい
が、次のようにすることが好ましい。以下、これについ
て説明する。
工作機械の工具に関しては、寿命を越えてそれを使用
することは本来的には好ましいことではない。しかしな
がら、その程度にもよるが寿命を越えてその工具を使用
しても安全上及び実際上、特に問題が無い場合がある。
例えば所定工具を用いて荒加工等を行う場合、多少寿命
を越えてそれを使用しても差し支えなく、逆に寿命が尽
きた瞬間に直ちに機械的にその工具を交換するようにす
ると、工作機械の稼動率が極端に低下し、また工具経済
上も得策ではない。
一方、たとえ寿命が越えなくても寿命ギリギリまで工
具を使用することが精度等の面で好ましくない場合もあ
り、従って、ある一定の時間的な使用限界を設けそれを
越えたならば工具交換が必要である(寿命がない)と見
做すようにすることが望ましい。
以上の2つのポイントを加味して寿命比較を行う。
すなわち、設定寿命値(工具固有の寿命)を越えての
使用が許される工具を予め決めておき、その使用工具に
関しては上記比較を行わずに(行ってもよい)、工具寿
命的に問題ない工具として取り扱う。
寿命を越えての使用が許されない工具についてはその
性質に基づいて、(イ)寿命ギリギリまで使用が可能な
もの、及び(ロ)所定設定値(A)まで使用が可能なも
の、の2つに予め類別しておき、各工作機械の対応する
保有工具の消費時間に使用予定時間を加えたものとこれ
らとを適宜比較するようにする。なお、設定値Aは、例
えばその工具の設定寿命値(Life Time)に所定の数値
α(ユーザーの目的等に応じて経験的に得られる例えば
0.95程度の数値)を乗じたもの、すなわちA=(Life T
ime)×αの式により求めておくことができる。
以上のように、寿命を越えての使用が許されない工具
のみを対象とし、寿命比較につきその消費時間に加工使
用時間を加えたものを適宜、寿命値や所定設定値と比較
することにより上記判断を行うため、対象ワークに対し
て適材適所的な工具で、従って工作機械で加工を行える
ことになる。このため、ワークの加工品質や生産性の面
で好ましい効果が期待できる。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば、対象ワークをどの工作機
械に次にセットすべきか、換言すればその工作機械には
どのワークが次にセットされるべきかが、容易・迅速に
且つ適切に指示され得るため、従来の不都合が解消する
と同時に、生産性や加工品質等が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る加工システムにおける次加工ワー
ク決定方法を実現するための次加工ワーク決定装置の基
本原理を示すブロック図、 第2図は次加工ワーク決定装置の作動の一例を示すフロ
ーチャートである。 1……次加工ワーク決定装置、 3……保有工具の工具条件記憶手段、 5……使用工具の工具条件記憶手段、 7……工具条件比較手段、 9……工作機械選定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台の工具マガジン付NC工作機
    械を有する加工システムにおいて、 前記NC工作機械の工具マガジンに収容された複数の工具
    につき各工具の余命を当該工具の使用実績に応じて予め
    記憶し、 加工スケジュールに基づき予め準備された複数のワーク
    につき各ワークの加工に使用する工具と当該工具の使用
    予定時間とを予め記憶し、 前記加工スケジュールに従って抽出されたワークの加工
    に使用する全工具を保有したNC工作機械を判別・選択
    し、 前記抽出したワークの加工に使用する全工具につき各工
    具の余命と当該工具の使用予定時間とを比較し、 全工具の余命が使用予定時間以上であると判別された場
    合に前記抽出したワークを次加工すべきワークとして決
    定する、 ことを特徴とした加工システムにおける次加工ワーク決
    定方法。
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