JP2911193B2 - 2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータ - Google Patents
2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータInfo
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- JP2911193B2 JP2911193B2 JP21813990A JP21813990A JP2911193B2 JP 2911193 B2 JP2911193 B2 JP 2911193B2 JP 21813990 A JP21813990 A JP 21813990A JP 21813990 A JP21813990 A JP 21813990A JP 2911193 B2 JP2911193 B2 JP 2911193B2
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- Japan
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- accumulator
- rotary compressor
- straight pipe
- cylinder rotary
- suction ports
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータに関
する。
する。
(ロ)従来の技術 従来、回転式圧縮機は性能向上の観点から2系統吸気
が採用され、第2図に示されるように密閉ケース1の内
部に一つのモータ部2及び中間仕切板3cで仕切られた上
下二つの回転圧縮部即ちポンプ部3a、3bが内蔵された2
気筒回転式圧縮機が用いられ、アキュムレータ4は密閉
ケース1の外方に近接して配設されている。
が採用され、第2図に示されるように密閉ケース1の内
部に一つのモータ部2及び中間仕切板3cで仕切られた上
下二つの回転圧縮部即ちポンプ部3a、3bが内蔵された2
気筒回転式圧縮機が用いられ、アキュムレータ4は密閉
ケース1の外方に近接して配設されている。
そして二つの回転圧縮部3a、3bのそれぞれの吸入ポー
ト5とアキュムレータ4の内部は2本の吸入管6を介し
て連通され、2本の吸入管6はそれぞれ二つの吸入ポー
ト5に二つの曲管部7が接続されるとともに二つの曲管
部7はアキュムレータ4内に二つの直管部8として延出
されている。
ト5とアキュムレータ4の内部は2本の吸入管6を介し
て連通され、2本の吸入管6はそれぞれ二つの吸入ポー
ト5に二つの曲管部7が接続されるとともに二つの曲管
部7はアキュムレータ4内に二つの直管部8として延出
されている。
アキュムレータ4は取付用金具(図示せず)を用いて
密閉ケース1に取り付けられている。
密閉ケース1に取り付けられている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 第2図に示される密閉ケース1とアキュムレータ4と
回転圧縮部3a、3bの吸入ポート5に連なる二つの曲管部
7及びアキュムレータ4に延出した二つの直管部8から
なる吸気系統とからなる振動系は、直管部8において軸
心に対して直角な方向に振動を起こし、特定の周波数で
共振して異常騒音を発生させるという問題があった。
回転圧縮部3a、3bの吸入ポート5に連なる二つの曲管部
7及びアキュムレータ4に延出した二つの直管部8から
なる吸気系統とからなる振動系は、直管部8において軸
心に対して直角な方向に振動を起こし、特定の周波数で
共振して異常騒音を発生させるという問題があった。
又、従来の単気筒回転式圧縮機では特公昭62−44106
号の「密閉形回転圧縮機の騒音減衰装置」に示されるよ
うに直管部の肉厚増大による剛性向上などの対策がなさ
れたものもあるが、このような対策を2気筒回転式圧縮
機に適用することは吸入効率の低下が避けられないとい
う問題があった。
号の「密閉形回転圧縮機の騒音減衰装置」に示されるよ
うに直管部の肉厚増大による剛性向上などの対策がなさ
れたものもあるが、このような対策を2気筒回転式圧縮
機に適用することは吸入効率の低下が避けられないとい
う問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の問題を解決し直管部に軸心に対して
直角な方向の振動の周波数を特定周波数域から遠おざけ
るため、密閉ケースの内部に一つのモータ部及び中間仕
切板で仕切られた上下二つの回転圧縮部が内蔵された2
気筒回転式圧縮機用のアキュムレータであって、そのア
キュムレータは前記密閉ケースの外方に近接して配設さ
れ、前記二つの回転圧縮部のそれぞれの吸入ポートと前
記アキュムレータの内部は2本の吸入管を介して連通さ
れ、前記2本の吸入管はそれぞれ前記二つの吸入ポート
と接続された二つの曲管部が設けられるとともに、その
二つの曲管部が前記アキュムレータ内に二つの直管部と
して互いに近接して延出され、その互いに近接した二つ
の直管部が金属又はゴム等の連結部材によって所定間隔
をあけて支持されている2気筒回転式圧縮機用のアキュ
ムレータを提供しようとするものである。
直角な方向の振動の周波数を特定周波数域から遠おざけ
るため、密閉ケースの内部に一つのモータ部及び中間仕
切板で仕切られた上下二つの回転圧縮部が内蔵された2
気筒回転式圧縮機用のアキュムレータであって、そのア
キュムレータは前記密閉ケースの外方に近接して配設さ
れ、前記二つの回転圧縮部のそれぞれの吸入ポートと前
記アキュムレータの内部は2本の吸入管を介して連通さ
れ、前記2本の吸入管はそれぞれ前記二つの吸入ポート
と接続された二つの曲管部が設けられるとともに、その
二つの曲管部が前記アキュムレータ内に二つの直管部と
して互いに近接して延出され、その互いに近接した二つ
の直管部が金属又はゴム等の連結部材によって所定間隔
をあけて支持されている2気筒回転式圧縮機用のアキュ
ムレータを提供しようとするものである。
(ホ)作用 上述のように構成されたアキュムレータは、アキュム
レータ内に互いに近接して延出された二つの直管部が連
結部材によって所定間隔をあけて支持されているので、
モータ部及び回転圧縮部(ポンプ部)が内蔵されている
密閉ケースとアキュムレータと吸入ポートから曲管部を
介してアキュムレータ内に延出した直管部とからなる振
動系のアキュムレータの軸心に対して直角方向の振動の
周波数を特定周波数域から遠ざけ、振動応答特性は向上
し、騒音低減効果が得られる。
レータ内に互いに近接して延出された二つの直管部が連
結部材によって所定間隔をあけて支持されているので、
モータ部及び回転圧縮部(ポンプ部)が内蔵されている
密閉ケースとアキュムレータと吸入ポートから曲管部を
介してアキュムレータ内に延出した直管部とからなる振
動系のアキュムレータの軸心に対して直角方向の振動の
周波数を特定周波数域から遠ざけ、振動応答特性は向上
し、騒音低減効果が得られる。
(ヘ)実施例 以下本発明による2気筒回転式圧縮機用のアキュムレ
ータの実施例について第1図(A)(B)を参照して説
明する。
ータの実施例について第1図(A)(B)を参照して説
明する。
第1図(A)(B)において第2図と共通のものには
同一符号を付し、その説明は省略する。
同一符号を付し、その説明は省略する。
第1図(A)において、アキュムレータ4が密閉ケー
ス1の外方に近接して配設されていること、及び二つの
曲管部7が二つの回転圧縮部3a、3bの吸入ポート5に接
続されていることは第2図と同様であるが、本発明にお
いては、二つの曲管部7がアキュムレータ4内に二つの
直管部9、9′として互いに近接して延出され、その二
つの近接した二つの直管部9、9′が第1図(B)に示
されるように金属又はゴム等の連結部材10によって所定
間隔をあけて支持されている。
ス1の外方に近接して配設されていること、及び二つの
曲管部7が二つの回転圧縮部3a、3bの吸入ポート5に接
続されていることは第2図と同様であるが、本発明にお
いては、二つの曲管部7がアキュムレータ4内に二つの
直管部9、9′として互いに近接して延出され、その二
つの近接した二つの直管部9、9′が第1図(B)に示
されるように金属又はゴム等の連結部材10によって所定
間隔をあけて支持されている。
(ト)発明の効果 本発明による2気筒回転式圧縮器用のアキュムレータ
は、上述のように構成されているので、密閉ケースとア
キュムレータと吸入系統とからなる振動系の振動応答特
性が向上し騒音低減効果が得られ、直管部の肉厚増大に
よる吸入効果低減という性能面での低下もなく、優れた
効果を有するものである。
は、上述のように構成されているので、密閉ケースとア
キュムレータと吸入系統とからなる振動系の振動応答特
性が向上し騒音低減効果が得られ、直管部の肉厚増大に
よる吸入効果低減という性能面での低下もなく、優れた
効果を有するものである。
第1図(A)は本発明による2気筒回転式圧縮機に付設
されたアキュムレータの実施例の断面側面図、 第1図(B)は第1図(A)のA−A′線断面平面図、 第2図は従来の2気筒回転式圧縮機に付設されたアキュ
ムレータの断面側面図である。 1……密閉ケース 2……モータ部 3a、3b……回転圧縮部 3c……中間仕切板 4……アキュムレータ 5……吸入ポート 6……吸入管 7……曲管部 8……直管部 9……直管部 9′……直管部 10……連結部材
されたアキュムレータの実施例の断面側面図、 第1図(B)は第1図(A)のA−A′線断面平面図、 第2図は従来の2気筒回転式圧縮機に付設されたアキュ
ムレータの断面側面図である。 1……密閉ケース 2……モータ部 3a、3b……回転圧縮部 3c……中間仕切板 4……アキュムレータ 5……吸入ポート 6……吸入管 7……曲管部 8……直管部 9……直管部 9′……直管部 10……連結部材
Claims (1)
- 【請求項1】密閉ケースの内部に一つのモータ部及び中
間仕切板で仕切られた上下二つの回転圧縮部が内蔵され
た2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータであって、そ
のアキュムレータは前記密閉ケースの外方に近接して配
設され、前記二つの回転圧縮部のそれぞれの吸入ポート
と前記アキュムレータの内部は2本の吸入管を介して連
通され、前記2本の吸入管はそれぞれ前記二つの吸入ポ
ートと接続された二つの曲管部が設けられるとともに、
その二つの曲管部が前記アキュムレータ内に二つの直管
部として互いに近接して延出され、その互いに近接した
二つの直管部が金属又はゴム等の連結部材によって所定
間隔をあけて支持されていることを特徴とする2気筒回
転式圧縮機用のアキュムレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21813990A JP2911193B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21813990A JP2911193B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103972A JPH04103972A (ja) | 1992-04-06 |
JP2911193B2 true JP2911193B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16715253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21813990A Expired - Lifetime JP2911193B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 2気筒回転式圧縮機用のアキュムレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2911193B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050066352A (ko) * | 2003-12-26 | 2005-06-30 | 삼성전자주식회사 | 냉동사이클 장치 |
JP6645845B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2020-02-14 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 複数の配管を有するアキュムレータおよび圧縮機 |
-
1990
- 1990-08-21 JP JP21813990A patent/JP2911193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103972A (ja) | 1992-04-06 |
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