JP2910835B2 - マスタ・スレーブ方式のシリアルバス監視方式 - Google Patents

マスタ・スレーブ方式のシリアルバス監視方式

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JP2910835B2
JP2910835B2 JP8079778A JP7977896A JP2910835B2 JP 2910835 B2 JP2910835 B2 JP 2910835B2 JP 8079778 A JP8079778 A JP 8079778A JP 7977896 A JP7977896 A JP 7977896A JP 2910835 B2 JP2910835 B2 JP 2910835B2
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秀昭 徳地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスタ回路に複数の
スレーブ回路が接続された構成において、スレーブ回路
の正常性を迅速に検出する監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマスタ・スレーブ方式のバス監視
方式の例を図3に示す。本方式では、マスタ回路40は
同一バス上に接続された複数台のスレーブ回路50−1
〜50−nの正常性を常時監視するため、周期的に各ス
レーブ回路に試験コマンドを送信する。各スレーブ回路
においては、受信した試験コマンドを実行し、規定時間
以内にマスタ回路40に正常/異常の応答を返す。
【0003】試験パターン発生回路41は試験パターン
を発生する。スレーブID付加回路42においては、ス
レーブID発生回路42−1で試験対象のスレーブ回路
のID番号を発生し、このID番号はゲート回路42−
2で試験パターンに付加されて試験パターンコマンドと
して送信バスに送出される。送信バスには全てのスレー
ブ回路50−1〜50−nが接続されている。
【0004】各スレーブ回路においては、試験コマンド
受信回路52で受信した試験パターンコマンドを試験パ
ターンとID番号とに分離する。また、スレーブID検
出回路51においては、スレーブID発生回路51−1
で自己のスレーブIDを発生し、ゲート回路51−2に
より自己のスレーブIDと分離されたID番号とが一致
するかどうかを検出する。そして、自己のスレーブID
が分離されたID番号と一致したスレーブ回路のみが指
定された試験コマンドを実行する。試験コマンドの実行
結果は試験結果判定回路53で良否判定され、その結果
が受信バスを経由してマスタ回路40に送信される。
【0005】マスタ回路40では、応答検出回路43に
よりスレーブ回路からの結果を判断し、外部に通知を行
う。この種の監視方式は、例えば特開平5−14555
6号に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の監視方式においては、試験実行時にユニークなス
レーブIDを付加する必要があるため、1回の試験コマ
ンドの実行で1つのスレーブ回路のみの試験しかできな
い。そのため、スレーブ回路数が多くなるに従い、全ス
レーブ回路の試験を実行し、正常性を確認するまでに多
大な時間を要するという欠点を有している。
【0007】そこで、本発明の課題は、マスタ回路に複
数のスレーブ回路が接続された構成において、スレーブ
回路の正常性を迅速に検出できるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるマスタ・ス
レーブ方式のシリアルバス監視方式マスタは、マスタ回
路は、前記スレーブ回路を試験するための試験パターン
を発生する試験パターン発生回路と、前記試験パターン
により実行される試験方法が個別試験時には前記試験パ
ターンに個別用のスレーブIDを付加して試験コマンド
として送信する個別スレーブID付加回路と、前記試験
パターンにより実行される試験方法がすべてのスレーブ
回路を対象とするグローバル試験時には前記試験パター
ンにグローバル用のスレーブIDを付加して試験コマン
ドとして送信するグローバルスレーブID付加回路とを
含み、各スレーブ回路は、前記試験コマンドを受信して
前記試験パターンと前記スレーブIDとを分離する試験
コマンド受信回路と、前記分離されたスレーブIDが自
己のスレーブIDと一致するかどうかを検出し、一致す
ると前記フリップフロップ回路をリセットするスレーブ
ID検出回路と、前記スレーブID検出回路において一
致が検出されると、前記試験パターンを解析し、指示さ
れた試験を実行し、その結果を出力する試験結果判定回
と、前記結果に基づいてスレーブ回路が正常か異常か
を1ビットの情報で前記マスタ回路に出力するフリップ
フロップ回路とを含み、前記マスタ回路は更に、前記フ
リップフロップ回路の出力を解析し、結果を外部に通知
する結果判定回路を有すると共に、前記グローバル試験
によりいずれかのスレーブ回路の異常を検出すると、以
後は1台単位で前記個別試験を行うことにより異常とな
ったスレーブ回路を検出することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1に、その動作波形を図2に示す。本監視方式では、マ
スタ回路10は同一バス上に接続された複数台のスレー
ブ回路20−1〜20−nの正常性を常時監視するた
め、周期的に各スレーブ回路に試験コマンドを送信し、
各スレーブ回路においては受信した試験コマンドを実行
する。マスタ回路10は、規定時間経過後、受信バスの
状態を参照することにより各スレーブ回路の正常性を確
認する。
【0013】マスタ回路10では、試験パターン発生回
路11が個別、グローバルの種類に応じて試験パターン
を発生する。この試験パターンにより実行される試験方
法が個別試験時には、個別スレーブID付加回路12
は、試験パターン発生回路11より個別用の試験パター
ンが発生されると、この試験パターンに試験対象となる
スレーブ回路の個別用のスレーブIDを付加して試験コ
マンドとして送信する。一方、前記試験パターンにより
実行される試験方法がすべてのスレーブ回路を対象とす
るグローバル試験時には、グローバルスレーブID付加
回路13は、試験パターン発生回路11よりグローバル
用の試験パターンが発生されると、この試験パターンに
グローバル用のスレーブIDを付加して試験コマンドと
して送信する。個別用のスレーブIDはスレーブ回路ご
とに異なり、グローバル用のスレーブIDは共通であ
る。
【0014】このため、個別スレーブID付加回路12
は、試験対象となるスレーブ回路の前記個別用のスレー
ブIDを発生するスレーブID発生回路12−1と、発
生された前記個別用のスレーブIDを前記試験パターン
に付加するゲート回路12−2とから成り、グローバル
スレーブID付加回路13は、前記グローバル用のスレ
ーブIDを発生するスレーブID発生回路13−1と、
発生された前記グローバル用のスレーブIDを前記試験
パターンに付加するゲート回路13−2とから成る。
【0015】次に、ID指定された試験コマンドが送信
バスに送出される。送信バスには全てのスレーブ回路が
接続されている。各スレーブ回路は、前記試験コマンド
を受信して前記試験パターンと前記スレーブIDとを分
離し、試験内容の判断を行う試験コマンド受信回路27
と、個別用スレーブID検出回路25と、グローバル用
スレーブID検出回路26と、フリップフロップ回路2
9とから成る。個別用スレーブID検出回路25は、自
己のスレーブIDを発生するスレーブID発生回路25
−1と、発生された前記自己のスレーブIDが前記分離
されたスレーブIDと一致するかどうかを検出するゲー
ト回路25−2とから成る。一方、グローバル用スレー
ブID検出回路26は、グローバル用のスレーブIDを
発生するスレーブID発生回路26−1と、発生された
前記グローバル用のスレーブIDが前記分離されたスレ
ーブIDと一致するかどうかを検出するゲート回路26
−2とから成る。
【0016】個別用スレーブID検出回路25、グロー
バル用スレーブID検出回路26はそれぞれ、前記分離
されたスレーブIDが自己のスレーブIDあるいはグロ
ーバルIDと一致するかどうかを検出し、一致するとフ
リップフロップ回路29をリセットする。
【0017】試験結果判定回路28は、個別用スレーブ
ID検出回路25あるいは、グローバル用スレーブID
検出回路26において一致が検出されると、前記試験パ
ターンを解析し、指示された試験を実行し、その結果を
フリップフロップ回路29に出力する。
【0018】マスタ回路10の結果判定回路14は、フ
リップフロップ回路29の出力を解析し、結果を外部に
通知する。
【0019】以下に動作を説明する。
【0020】(1)個別ID指定の場合 スレーブIDが個別指定の場合、IDが一致したスレー
ブ回路のみが試験対象となる。個別IDが付加された試
験コマンド101はスレーブ回路の試験コマンド受信回
路27でID部と試験コマンド(パターン)部に分離さ
れる。IDについては、個別ID/グローバルIDの判
別が個別用スレーブID検出回路25あるいは、グロー
バル用スレーブID検出回路26で行われ、試験コマン
ドは試験結果判定回路28に入力される。この時、ID
が一致したスレーブ回路のみ、フリップフロップ回路2
9をリセットするリセット信号102が有効となり、受
信バス104をL(ロー)レベル状態に保持する。
【0021】試験結果判定回路28において指定された
試験が実行され、実行後、判定信号(セット信号)10
3がフリップフロップ回路29に入力される。判定信号
103は試験結果が正常の場合、Lレベルパルスを出力
し、異常の場合、Hレベルのままとなる。
【0022】フリップフロップ回路29にLレベルパル
スが入力されると、受信バス104はLレベルからHレ
ベルに変化する。判定信号103が変化しない場合、受
信バス104はLレベルのままとなる。マスタ回路10
では規定時間後、結果判定回路14の出力をモニタし、
Hレベルの場合、正常、Lレベルの場合、異常と判断
し、外部に通知する。
【0023】(2)グローバルID指定の場合 スレーブIDがグローバル指定の場合、全てのスレーブ
回路が試験対象となる。グローバルIDが付加された試
験コマンド101はスレーブ回路の試験コマンド受信回
路27でID部とコマンド部とに分離される。IDにつ
いては、個別ID/グローバルIDの判別が個別用スレ
ーブID検出回路25あるいは、グローバル用スレーブ
ID検出回路26で行われ、試験コマンドは試験結果判
定回路28に入力される。
【0024】IDがグローバル指定であるため、全ての
スレーブ回路において、フリップフロップ回路29をリ
セットする信号102が有効となり、受信バス104を
Lレベル状態に保持する。試験結果判定回路28におい
て指定された試験が実行され、実行後、判定信号103
がフリップフロップ回路29に入力される。
【0025】判定信号103は試験結果が正常の場合、
Lレベルパルスで出力され、異常の場合、Hレベルのま
まとなる。フリップフロップ回路29にLレベルパルス
が入力されると、受信バス104はLレベルからHレベ
ルに変化する。判定信号103が変化しない場合、受信
バス104はLレベルのままとなる。
【0026】マスタ回路10では規定時間後、結果判定
回路14の出力をモニタし、Hレペルの場合、正常、L
レベルの場合、異常と判断し、外部に通知する。
【0027】マスタ回路10には複数のスレーブ回路の
受信バス104が接続されているため、1台のみが異常
となつても判定信号103の異常が判定される。それ
故、異常と判断した後はIDを個別指定とし、1台単位
で試験を実行し、異常となったスレーブ回路の検出を行
う。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では同一バ
ス上に接続された複数のスレーブ回路の全てが正常/1
台以上が異常の判定を1回の試験実行で行うことができ
る。そのため、スレーブ回路の数が多くなっても判定ま
での時間が影響を受けない。すなわち、まず、正常/異
常の判定をシステム全体で行い、異常の場合は1台単位
で異常個所の検出を行うことができ、マスタ回路の負荷
を軽減するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視方式を実現するための構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の各部の信号波形を示した図である。
【図3】従来の監視方式の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
12 個別用スレーブID付加回路 12−2、13−2、25−2、26−2 ゲート回
路 13 グローバル用スレーブID付加回路 25 個別用スレーブID検出回路 26 グローバル用スレーブID検出回路 101 試験コマンド 102 リセット信号 103 判定信号 104 受信バス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ回路においてこれに接続した複数
    のスレーブ回路の監視を行う監視方式において、 前記マスタ回路は、 前記スレーブ回路を試験するための試験パターンを発生
    する試験パターン発生回路と、 前記試験パターンにより実行される試験方法が個別試験
    時には前記試験パターンに個別用のスレーブIDを付加
    して試験コマンドとして送信する個別スレーブID付加
    回路と、 前記試験パターンにより実行される試験方法がすべての
    スレーブ回路を対象とするグローバル試験時には前記試
    験パターンにグローバル用のスレーブIDを付加して試
    験コマンドとして送信するグローバルスレーブID付加
    回路とを含み、前記各スレーブ回路は、 記試験コマンドを受信して前記試験パターンと前記ス
    レーブIDとを分離する試験コマンド受信回路と、 前記分離されたスレーブIDが自己のスレーブIDと一
    致するかどうかを検出し、一致すると前記フリップフロ
    ップ回路をリセットするスレーブID検出回路と、 前記スレーブID検出回路において一致が検出される
    と、前記試験パターンを解析し、指示された試験を実行
    し、その結果を出力する試験結果判定回路と、 前記結果に基づいてスレーブ回路が正常か異常かを1ビ
    ットの情報で前記マスタ回路に出力するフリップフロッ
    プ回路とを含み、 前記マスタ回路は更に、 前記フリップフロップ回路の出力を解析し、結果を外部
    に通知する結果判定回路を有すると共に、前記グローバ
    ル試験によりいずれかのスレーブ回路の異常を検出する
    と、以後は1台単位で前記個別試験を行うことにより異
    常となったスレーブ回路を検出することを特徴とするマ
    スタ・スレーブ方式のシリアルバス監視方式。
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