JP2910803B2 - 高信頼性補助記憶装置 - Google Patents

高信頼性補助記憶装置

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JP2910803B2
JP2910803B2 JP3340217A JP34021791A JP2910803B2 JP 2910803 B2 JP2910803 B2 JP 2910803B2 JP 3340217 A JP3340217 A JP 3340217A JP 34021791 A JP34021791 A JP 34021791A JP 2910803 B2 JP2910803 B2 JP 2910803B2
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成恭 金澤
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理機器で用いら
れる補助記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置や光ディスク装置(以
下、単にディスク装置と呼ぶ)単体による補助記憶装置
では、1台1台のディスク装置に別個のデータが記憶さ
れることが多く、何らかの原因で記憶したデータが破壊
されると、外部からデータの再操作(データの再書き込
み等)を必要とした。
【0003】これを改善するため、「ミラーディスク」
や「アレイディスク」の名称で、複数のディスク装置に
冗長なデータを記憶し、記憶内容の一部が破壊されて
も、ディスク装置に残った正当なデータから破壊された
データを復元することができる補助記憶装置が考案され
た。
【0004】すなわち、「ミラーディスク」は、通常2
台のディスク装置に同一のデータを書き込んで、読み出
し時には2つのディスク装置からの読み出しデータの比
較を行ない、片方のディスク装置の内容が破壊されたこ
とにより2つの読み出しデータが異なった場合には、予
め書き込み時に付加しておいたパリティ等の冗長データ
で正しいとデータを選択することにより、データの信頼
性を向上しようとするものである。なお、「ミラーディ
スク」はソフトウェアで実現されることが多く、その場
合、2台のディスク装置へのデータの書き込みは非同期
に行なわれることになる。
【0005】また、「アレイディスク」では、1ワード
のデータとそのパリティをビット毎にスライスして、デ
ィスク装置の記憶媒体の回転を同期させた複数台のディ
スク装置に同時に記憶している(図3)。この結果、複
数台の内、1台のディスク装置の内容が丸々破壊されて
も他のディスク装置の記憶内容から破壊されたディスク
装置の記憶内容を生成する事ができ、正しいデータを取
り出せるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】「ミラーディスク」や
「アレイディスク」のようにディスク装置を複数台組み
合わせて使用することにより、データがディスク装置に
正しく書き込まれた後に発生した記憶内容の破壊に関し
ては、データの信頼性を向上させることができる。
【0007】しかしながら、「ミラーディスク」や「ア
レイディスク」では、複数台のディスク装置に対し、非
同期あるいは同時にデータの書き込みを行なうため、書
き込み中に電源の瞬断等、書き込み動作を阻害する要因
が起こると、書き込み中の箇所の記憶内容が複数台のデ
ィスク装置にまたがって論理的に破壊される可能性があ
り、この場合、その箇所から意味のあるデータを読み取
ることができなくなる。
【0008】本発明の目的は磁気又は光ディスク装置に
おいてデータ書き込み中に電源の瞬断が生じた場合、復
電後書き込み中の個所から有意なデータを読み取ること
ができる高信頼性の補助記憶装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高信頼性補助記
憶装置は、2台の磁気ディスク装置又は光ディスク装置
と、書き込みデータを一時格納するバッファ部と、上記
2台の磁気ディスク装置又は光ディスク装置から読み出
したデータを検査する検査部と、これらを制御する制御
部からなり、データ書き込み時は上記2台の磁気ディス
ク装置又は光ディスク装置に対し、1回の読み書き動作
でアクセスされる最小記憶単位の書き込みに必要な時間
だけずらして書き込みを行ない、データ読み出し時は上
記2台の磁気ディスク装置又は光ディスク装置から同時
に読み出した後、データを上記検査部で検査して読み出
したデータの正当性を確認することを特徴とする。
【0010】本発明では2台の磁気ディスク装置(又は
光ディスク装置。以下同じ)に同一データを記憶する点
ではミラーディスクと同じであるが、書き込むデータを
バッファ部に一度蓄えた上、2台の磁気ディスク装置へ
の書き込みを同期をとって、かつ1回の読み書き動作で
アクセスされる最小記憶単位の書き込みに要する時間だ
けずらして行うことにより、データ書き込み時の電源瞬
断等の際も、どの論理レコードに対してもいずれか1台
の磁気ディスク装置では論理的整合性が保たれるように
している。さらに、データ書き込み開始に先立ちデータ
書き込みフラグとデータの書き込み位置を示す情報を磁
気ディスク装置上の特定の場所に書き込み、書き込み終
了後に前記のデータ書き込みフラグを消去することによ
り、読み出しの際は、検査部にて各論理レコードに付加
した冗長データとともにデータ書き込みフラグの状態と
書き込ん位置の情報を調べ、論理的に正しい磁気ディス
ク装置の方のデータを選択することができるようにな
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の高信頼性補助記憶装置の実施
例のブロック図である。
【0012】この図でディスク装置1、ディスク装置2
は、同じ記憶容量をもつ磁気ディスク装置又は光ディス
ク装置である。
【0013】この高信頼性補助記憶装置へのデータの書
き込みは以下のような手順で行われる。記録されるべき
データは、まず、1回のディスク操作への読み書き動作
でアクセスされる最小記憶単位分バッファ部3に格納さ
れる。続いてその内容は、ディスク装置1に書き込まれ
る。バッファ部3の内容の書き込みが終了するとディス
ク装置1は書き込み終了信号を出し、これを受けて同じ
データがディスク装置2のディスク装置1と同じ位置に
書き込まれとともに、次に書き込むべき最小記憶単位の
データがバッファ部3に格納される。なお、ディスク装
置1、ディスク装置2は、バッファ部3から受け取るデ
ータを書き込み始める前に、データ書き込み位置を示す
情報を自らの特定位置に記録し、データの書き込みが終
了した時は、データ書き込み開始フラグを消去するよう
にしておく。
【0014】また、データ書き込み後に起きるデータ破
壊を検出するため、ディスク装置に書き込むデータに
は、パリティなどの冗長データを付加しておくようにす
る。
【0015】データの読み出しは以下のような手順で行
われる。2台のディスク装置から同一の位置のデータを
読み出し、検査部4で、2つの読み出しデータに付加し
てあるパリティ等の冗長データに矛盾がないか、データ
書き込みフラグが立っていて、かつ、最後に書き込んだ
位置を示す情報が、データ読み出し位置と一致しないか
を検査する。前記のどちらかの事象が片方のディスク装
置で起きていた場合には、その論理レコードのデータは
破壊されていると考えられるので、もう一方のディスク
装置から読み出したデータを本発明の補助記憶装置の読
み出しデータとして取り扱う。
【0016】さらに、この読み出しデータをデータ書き
込みフラグが立っているディスク装置に転送し、最後に
書き込んだ位置を示す情報に基づいてデータの再書き込
みを行うようにすれば、外部からのデータ操作をするこ
となく、データの破壊部分を修復することができるよう
になる。
【0017】さて、上記の実施例では、バッファ部は1
つであったが、図2に示すようにバッファ部1、バッフ
ァ部2、バッファ部3とバッファ部を3つもてば、ディ
スク装置にデータを連続して書き込む時、以下のような
手順で高速にデータ書き込みが行えるようになる。
【0018】まず、書き込むデータをバッファ部1に格
納して、その内容を「ディスク装置1」に書き込む。デ
ィスク装置1のデータ書き込みが開始されたら、次に書
き込むべきデータをバッファ部2に格納する。そして、
ディスク装置1にバッファ部1の内容を記録し終った
ら、ディスク装置2にもバッファ部1の内容が記録され
るのに並行して、バッファ部2の内容をディスク装置1
に書き込む。この書き込みが開始時に、次に書き込むデ
ータをバッファ部3に格納する。バッファ部2からディ
スク装置1へ、バッファ部1からディスク装置2へのデ
ータ書き込みが終了したら、次はバッファ部3の内容を
ディスク装置1にバッファ部2の内容をディスク装置2
に書き込み、同時にバッファ部1に次の書き込みデータ
を格納する。以下、表1のように繰り返す。但し、この
連続した書き込みで、続けて1つのディスク装置の同じ
箇所にデータ書き込みを行うことはないようにしてお
く。
【0019】
【表1】
【0020】この実施例では、2つのディスク装置にデ
ータと並行して書き込んでいるので、バッファ部が1つ
で2台のディスク装置に遂次書き込みを行なう前記の実
施例に比べ、高速にデータ書き込みを行なうことができ
るようになる。2つのディスク装置に書き込まれている
データと書き込みを行っている位置は、どの瞬間にも異
なっているので、電源の瞬断で書き込み部分のデータが
破壊されても、もう一方にディスク装置からは同じ位置
を読むことにより、論理的に正しいデータが得られるこ
とになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補助記憶
装置では、2台のディスク装置に対し同一データに対し
ハードウェアで保証した時間差を置いて書き込むため、
書き込み後に何らかの原因でディスク装置の記録内容が
破壊された時はもとより、ディスク装置へのデータの書
き込み中に電源の瞬断等のデータ破壊の要因が発生した
場合でも2台のディスク装置のいずれかには論理的に正
しいデータが残せるという効果がある。これにより読み
出しデータの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図
【図2】3つのバッファ部を有する実施例のブロック図
【図3】アレイディスクのしくみを示した図
【符号の説明】 1 ディスク装置 2 ディスク装置 3 バッファ部 4 検査部 5 制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台の磁気ディスク装置又は光ディスク
    装置と、書き込みデータを一時格納するバッファ部と、
    上記2台の磁気ディスク装置又は光ディスク装置から読
    み出したデータを検査する検査部と、これらを制御する
    制御部からなり、データ書き込み時は上記2台の磁気デ
    ィスク装置又は光ディスク装置に対し、1回の読み書き
    動作でアクセスされる最小記憶単位の書き込みに必要な
    時間だけずらして書き込みを行い、データ読み出し時は
    上記2台の磁気ディスク装置又は光ディスク装置から同
    時に読み出した後、データを上記検査部で検査して読み
    出したデータの正当性を確認することを特徴とする補助
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記バッファ部を3つもち、上記磁気デ
    ィスク装置又は光ディスク装置にデータを連続して書き
    込むとき、高速に書き込みができるようにした補助記憶
    装置。
JP3340217A 1991-11-29 1991-11-29 高信頼性補助記憶装置 Expired - Lifetime JP2910803B2 (ja)

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JP3340217A JP2910803B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 高信頼性補助記憶装置

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JP3340217A JP2910803B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 高信頼性補助記憶装置

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JPH05150908A JPH05150908A (ja) 1993-06-18
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JPH05150908A (ja) 1993-06-18

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