JP2909677B2 - 内燃機関用フィルタ再生方法とその装置 - Google Patents

内燃機関用フィルタ再生方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンなど
の内燃機関から排出される排気ガス中に含まれる粒子物
質(以下パティキュレートという)を捕集する内燃機関
用フィルタを再生する方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】地球環境保全に関して、こん日では地球
温暖化対策すなわちCO2 低減対策が大きくクローズア
ップされているが、森林破壊を招く酸性雨の対策も無視
できない。酸性雨は硫黄酸化物や窒素酸化物などの大気
汚染物質が汚染源となって生じる現象であり、近年世界
各国でこのような大気汚染物質の排出規制がコ・ジェネ
レーションなどの固定発生源や自動車等の移動発生源に
対して強化される動きにある。特に、自動車の排気ガス
に関する規制は従来の濃度規制から総量規制へ移行され
規制値自体も大幅な削減がなされようとしている。
【0003】自動車の中でもディーゼル車は窒素酸化物
と同時にパティキュレートの排出規制の強化が行われ
る。燃料噴射時期遅延などの燃焼改善による従来の排気
ガス中の汚染物質低減対策だけでは排出ガス規制値を達
成することは不可能とされ、現状では排気ガスの後処理
装置の付設が不可欠である。この後処理装置はパティキ
ュレートを捕集するフィルタを有するものである。
【0004】ところが、パティキュレートが捕集され続
けるとフィルタは目詰まりを生じて捕集能力が低下して
排気ガスの流れが悪くなりエンジン出力の低下あるいは
エンジンの停止といったことに至る。
【0005】したがって、現在世界中でフィルタの捕集
能力を再生させるための技術開発がすすめられている
が、未だ実用には至っていない。
【0006】パティキュレートは600℃程度から燃焼
することが知られている。パティキュレートをこの高温
度域に昇温するためのエネルギを発生する手段として、
バーナ方式、電気ヒーター方式あるいはマイクロ波方式
などが考えられている。
【0007】そして昇温効率の良さ、安全性、装置構成
の容易さあるいは再生制御性の良さなどを考慮してマイ
クロ波方式によるフィルタ再生方法とその装置が開発さ
れてきた。
【0008】マイクロ波方式によるフィルタ再生装置と
しては、たとえば特開昭59−126022号公報があ
る。同公報に開示されている装置を図5に示す。同図に
おいて、51はエンジンで排気マニホールド52に連接
されさらに排気管53と排気分岐管54に接続されてい
る。55はフィルタで加熱室56内に収納されており、
この加熱室56にはマイクロ波発生手段57で発生した
マイクロ波が導波管58により導かれるものである。5
9は加熱室56外にマイクロ波が漏洩しないようにした
マイクロ波反射板、60は空気供給路61により加熱室
56内に空気を送る空気ポンプ、62はマイクロ波発生
手段57の駆動電源、63はマフラー、64は加熱室5
6に送る空気の空気切換バルブ、65は加熱室56から
排気される排気ガス流切換バルブである。
【0009】上記した構成において、エンジンの排気ガ
スは排気ガス流切換バルブ65によってフィルタ55に
導かれたり、直接大気へ排出されたりする。パティキュ
レート捕集サイクルにおいて、排気ガスはフィルタ55
に導かれ排気ガス中に含まれるパティキュレートはフィ
ルタ55に捕集されるが前述したようにフィルタ55の
捕集能力は有限である。捕集能力が限界に達すると排気
ガス流切換バルブ65が制御され排気管53への排気ガ
スは遮断され排気ガスのすべては排気分岐管54を経て
大気に排出される。この間にフィルタ55の再生が行わ
れる。このフィルタ再生サイクルにおいてパティキュレ
ートを加熱するエネルギはマイクロ波発生手段57から
また燃焼に必要な空気が空気ポンプ60より同時に供給
される。所定の時間を経てフィルタ再生が完了すると排
気ガス流切換バルブ65が再び制御されてフィルタ55
に排気ガスが導かれる。この捕集と再生のサイクルがく
り返されるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成においては、フィルタに捕集される排気ガ
ス中のすすの量が、常に一定ではないためフィルタの再
生状態にばらつきが生じる。
【0011】すなわち、同じようにマイクロ波で加熱再
生すると、排気ガス中のすすの量が適正範囲を越えて多
いときは燃焼が激しくなりフィルタの温度が上昇し耐久
温度をこえてフィルタをついには溶損することがある。
また、すすの量が少ないときはマイクロ波発生装置とす
すの負荷整合が悪くマイクロ波が反射してすすに吸収さ
れず、すすが充分加熱されなくなるため燃え残りが生じ
フィルタの再生率が低下するという問題があった。
【0012】また、フィルタに捕集されたすすの加熱燃
焼は温度の高いところから始まるため、燃焼して昇温し
ている部分とまだ温度上昇していない部分に大きな温度
差が生じる。このためフィルタに熱応力が生じ、ひび割
れが発生するという問題があった。
【0013】本発明は上記問題を解決することを課題と
するもので、フィルタの温度に応じた加熱再生制御を行
い再生率フィルタの熱応力による損傷の少ない加
熱制御を行う内燃機関用フィルタ再生方法とその装置を
実現することを目的とるものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、内燃機関の排気ガス中に含まれるパティキュ
レートを捕集するフィルタに、上記パティキュレートの
燃焼に必要な熱源としてのマイクロ波と、空気とを送
り、上記マイクロ波の放射量と、空気の送風量とを、共
にフィルタの温度を検知する温度計測手段の温度情報に
よって制御し、フィルタ温度が粒子状物質の燃焼が可能
な第1の設定温度を越えた以後に送風し、さらにフィル
タの温度が第1の設定温度以上に設定した第2の設定温
度に達すると送風出力を増大する方向に変化させる内燃
機関用フィルタ再生方法としたものである。
【0015】そして、その装置としては内燃機関の排気
ガスを排出する排気管に接続された加熱室と、前記加熱
室内に収納され前記排気ガス中に含まれるパティキュレ
ートを捕集するフィルタと、マイクロ波を発生させるマ
イクロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置が発生す
るマイクロ波を前記加熱室に伝送する導波管と、前記加
熱室内に前記パティキュレートを燃焼させるために前記
フィルタに空気を供給する送風装置と、フィルタの温度
を測定する温度計測手段と、前記温度計測手段によるフ
ィルタの温度情報により前記マイクロ波発生装置と前記
送風装置の出力を制御する制御装置を備えていてフィル
タの温度測定点として、フィルタの中央部より送風装置
による風下側に位置する箇所としたものである。
【0016】また、温度計測手段がパティキュレートの
燃焼が可能な第1の設定温度を越えると送風装置を動作
させ、ついで第1の設定温度以上の第2の設定温度を越
えると前記送風装置の出力を増加する方向に変化させる
制御装置を備えることもできるものであり、さらにはマ
イクロ波発生手段を経由した気体を導波管に導流する構
成とすることもできるものである。
【0017】
【作用】本発明は上記の構成により、フィルタに捕集さ
れたパティキュレートを選択的に加熱するマイクロ波給
電部によるマイクロ波の供給とパティキュレートの燃焼
を促進させる送風装置による空気の送風量とをフィルタ
の温度情報に基づき制御、パティキュレートの燃焼状
況に応じた加熱が可能である。そのため、フィルタの再
生率を高めるとともに、過剰加熱によるフィルタの溶損
を防ぐことができる。
【0018】また、フィルタの温度測定点をフィルタの
中央より送風装置による風下に設け、フィルタの最高
温度部の温度を計測することが可能になる。すなわち、
燃焼はフィルタの風上側から発生し、燃焼のピーク時に
はフィルタの中央より風下側で燃焼する。このため、フ
ィルタ温度の最高点はフィルタの風下側の点を計測する
ことで推定可能となる。フィルタの熱による溶損を回避
するために、推定される最高温度を制限するようにマイ
クロ波による加熱と空気の送風を制御することで、耐久
性能の高いフィルタ再生方法とその装置が実現できる。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0020】図1において、1は内燃機関の排気ガスを
排出する排気管でその途中に加熱室2が設けられており
加熱室2内には排気ガスが通過する間に排気ガス中に含
まれるパティキュレートを捕集するフィルタ3が収納さ
れている。4は加熱室2に給電するマイクロ波を発生さ
せるマイクロ波発生装置、5はマイクロ波発生装置4で
発生したマイクロ波を加熱室2に伝送する導波管、6は
加熱室2の壁面に設けられマイクロ波を加熱室2に放射
する給電孔である。7は加熱室2に空気を供給する送風
装置、8は空気通路である風路孔、9a、9b、9cは
空気および排気ガスの導風経路を切換える風路切換手
段、10はフィルタ3の外周に設けられフィルタ3を加
熱室2の中に支持する断熱材、11はフィルタ3の再生
中に排気ガスを流すバイパス管、12はマイクロ波発生
装置の電源、13は温度計測器を有する温度計測手段で
フィルタ3の温度を測定するために、加熱室2の壁面に
設けられており、フィルタ3の温度情報を電気信号に変
換して制御部14に伝達する手段を備えたものである。
【0021】内燃機関の排気ガスは図1の矢印の方向か
ら流れる。パティキュレート捕集時は風路切換手段9
a、9b、9cにより、排気ガスがフィルタ3に流れ
る。フィルタ3を通過する時に排気ガス中に含まれるパ
ティキュレートが濾過捕集される。
【0022】フィルタ3へのパティキュレート捕集量が
所定の量に達すると、フィルタ3の加熱燃焼再燃が行わ
れる。フィルタ3を再生する状態では導風路切換手段9
a、9b、9cは図中の点線の状態に保たれマイクロ波
発生装置4からのマイクロ波と送風装置7からの空気が
フィルタ3に供給される。
【0023】つぎにフィルタ再生のプロセスを述べる。
フィルタ3が捕集したパティキュレート捕集量はフィル
タの圧損レベル、内燃機関の動作時間、内燃機関が自動
車に搭載されている場合は自動車の走行距離等に基づい
て適宜検出され、この捕集量がフィルタ再生を実行すべ
き捕集量領域に達すると、フィルタ再生プロセスが開始
する。ただし、この捕集量は内燃機関の動作状態により
ばらつきが生じる。
【0024】この再生制御指令は本装置の一構成要素で
ある制御部14より発せられる。この制御部14の指令
に基づいて、マイクロ波発生装置4がそれを駆動する電
源12によって動作開始する。これにより、マイクロ波
がフィルタ3を収納した加熱室2に給電されフィルタ3
に捕集されたパティキュレートが加熱される。この時、
送風装置7は、パティキュレートの燃焼が可能な温度
(約600℃)に上昇したのちに駆動を開始しフィルタ
3に空気を送風する。
【0025】図2にその送風装置7の風量とフィルタ温
度の関係を示す。図3に空気量とパティキュレート再生
率のグラフを示す。図2において、期間Aはマイクロ波
のみがフィルタ3に供給されて、フィルタ温度は、時間
とともに徐々に上昇する。フィルタ温度が所定の温度に
上昇した時に、送風装置7から空気をフィルタ3に供給
する(期間B)と、フィルタ3に捕集されたパティキュ
レートは燃焼を開始し、急激に温度上昇を始める。温度
上昇のカーブは図2に示す通り空気量により異なった特
性を示し、空気量が多いとパティキュレートは短時間で
燃焼再生される。空気量を減らすと徐々にゆっくりと再
生燃焼がおこる。
【0026】ところが、図3に示すように空気の送風量
を増やすと再生時間も短いが再生率が低下するという問
題がある。また、空気の送風量が少ないと再生時間も長
いが再生率も高くなる一方フィルタの最高温度も高くな
る。フィルタの再生において、再生時間が短いことは排
ガスの浄化率がよく、再生に要するエネルギー量が少な
くてよいので有利である。一方、フィルタの最高温度が
所定値を越えるとフィルタが溶損するため、最高温度を
抑えることは必要不可欠である。そのために空気量を調
整することは有効であるが、単に量を増加させるだけだ
と前述したように再生率が低くなり、再生装置としての
効果が低いものになってしまう。そこで、再生途中の所
定時間に空気量を変化させることで再生率の低下を防ぐ
とよい。
【0027】そこで図4に本発明の一実施例の再生制御
のプロセスを示す。時間t1 まではマイクロ波のみによ
りフィルタ3を加熱するので、徐々にフィルタ温度は上
昇する。フィルタ温度がパティキュレートの燃焼が可能
な第1の設定温度T1 に達したときに送風装置7が動作
を開始する。その後、徐々に燃焼を行いフィルタの温度
が第2の設定温度T2 に達した時点のt2 で送風装置か
らの空気量を増加させる。この第2の設定温度とはフィ
ルタの最高点温度がフィルタの耐久温度に達しないよう
に、設定温度点から類推される。時間t2 より風量を変
える方法としては、送風装置7に供給される電力を変え
る方法や、風路切換手段9a、9b、9cを制御しフィ
ルタ3に供給する気体流量を増大させる方法がある。風
量を増加した状態でフィルタの完全な再生の完了まで継
続され、フィルタの最高温度を抑えるとともに再生効率
の低下を防いでいる。
【0028】フィルタの温度を測定する温度計測手段1
3の温度計器は、フィルタの中央部より送風装置7によ
風下に設けられている。フィルタ3に捕集されたパテ
ィキュレートの燃焼は、送風装置7による風上から生じ
て徐々に燃え広がるため燃焼のピークはフィルタ3の中
央部よりやや風下側になる。したがって、フィルタ3の
最高温度を推定するためにはフィルタ3の風下側の温度
を測定する必要がある。また、複数の温度を測定するこ
とにより温度測定精度はさらに向上するのは言うまでも
ない。
【0029】このように、本実施例ではフィルタの温度
情報をもとに再生制御を行うため、再生効率が高いとと
もに、再生時間の短縮化が図れ、フィルタの高温による
溶損を防ぐことが可能である。なお温度計測手段の計測
点は直接フィルタそのものでなく加熱室内などフィルタ
の温度を間接的に検知する部分としてもよい。
【0030】以上のような再生制御プロセスによりフィ
ルタ再生が完了すると導風路切換手段は初期状態に制御
される。その後適当な時期にいま再生したフィルタに排
気ガスを流入することができる。
【0031】
【発明の効果】以上実施例で説明したように本発明の内
燃機関用フィルタ再生方法とその装置によれば、以下の
効果が得られる。 (1)温度情報に基づいて、フィルタの再生制御をおこ
なうため、高温によるフィルタの溶損を防ぐことができ
る。 (2)再生温度に基づきフィルタに捕集されたパティキ
ュレートに供給する風量を増加させるため、再生時間の
短縮が図れる。 (3)再生の初期はゆっくりと燃焼再生を行うため、フ
ィルタの再生効率が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す内燃機関用フィルタ再
生装置の構成略図
【図2】フィルタの再生装置のプロセスとフィルタの温
度特性図
【図3】空気の送風量とフィルタ再生率の特性図
【図4】フィルタの再生装置のプロセスとフィルタの温
度特性図
【図5】従来例の内燃機関用フィルタ再生装置の構成略
【符号の説明】
1 排気管 2 加熱室 3 フィルタ 4 マイクロ波発生装置 5 導波管 7 送風装置 13 温度計測手段 14 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/02 301 - 321 F01N 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気ガス中に含まれる粒子状物
    質を捕集するフィルタに、上記粒子状物質の燃焼に必要
    な熱源としてのマイクロ波と、空気とを送り、上記マイ
    クロ波の放射量と、空気の送風量とを共にフィルタの温
    度を直接または間接的に検知する温度計測手段の温度情
    報によって制御し、フィルタ温度が粒子状物質の燃焼が
    可能な第1の設定温度を越えた以後に送風し、さらにフ
    ィルタの温度が第1の設定温度以上に設定した第2の設
    定温度に達すると送風出力を増大する方向に変化させる
    内燃機関用フィルタ再生方法。
  2. 【請求項2】内燃機関の排気ガス中に含まれる粒子状物
    質を捕集するフィルタと、上記粒子状物質の燃焼に必要
    な熱源としてのマイクロ波と、空気とを送り、上記マイ
    クロ波の放射量と、空気の送風量とを共にフィルタの温
    度を直接または間接的に検知する温度計測手段の温度情
    報によって制御し、温度測定は、フィルタの中央部より
    風下側で行う内燃機関用フィルタ再生方法。
  3. 【請求項3】内燃機関の排気ガスに連通する加熱室と、
    前記加熱室に収納され排気ガス中に含まれる粒子状物質
    を捕集するフィルタと、マイクロ波を発生させるマイク
    ロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置が発生するマ
    イクロ波を前記加熱室に伝送する導波管と、前記加熱室
    内に前記粒子状物質を燃焼させるために前記フィルタに
    空気を供給する送風装置と、フィルタの温度を直接また
    は間接的に検知する温度計測手段と、前記温度計測手段
    による温度情報により前記マイクロ波発生装置の出力と
    前記送風装置の出力とを制御する制御部とを備えてい
    て、フィルタ温度が粒子状物質の燃焼が可能な第1の設
    定温度を越えた以後に送風装置を動作させ、さらにフィ
    ルタの温度が第1の設定温度以上に設定した第2の設定
    温度に達すると前記送風装置の出力を増大する方向に変
    化させる制御装置を備えた内燃機関用フィルタ再生装
    置。
  4. 【請求項4】温度計測手段は、フィルタの中央部より送
    風装置による風下側に温度計測の測定点を有する温度計
    測手段とした請求項3記載の内燃機関用フィルタ再生装
    置。
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CN108487969A (zh) * 2018-04-26 2018-09-04 内江至诚铂业科技有限公司 一种双通道除尘的汽车尾气净化装置
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