JP2908139B2 - 2層ゲートプログラムromの製造方法 - Google Patents

2層ゲートプログラムromの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2層ゲートプログラム
ROMの製造方法に関し、特に、チャネル領域に対して
イオン注入することによりデータプログラム可能な2層
ゲートプログラムROMの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の製造方法によるメモリ装
置の回路図であり、特に、1層ポリシリコンNAND型
セルを用いたROMを例示する。また、図6は、図5の
実際の装置の平面図、図7は図6のA−B線断面図であ
る。
【0003】図5から明らかなように、ビット線(アル
ミニウム配線)1は直列接続のトランジスタTr1 ,T
1 ;Tr2 ,Tr2 …に直列に接続される。トランジ
スタTr1 は選択トランジスタであり、トランジスタT
2 はメモリトランジスタである。トランジスタT
1 ,Tr2 のゲートには、選択線(ポリシリコン層)
2、ワード線(ポリシリコン層)3がそれぞれ接続され
ている。図6,図7からわかるように、トランジスタT
1 ,Tr2 は、半導体基板Sb上に所定間隔で形成さ
れたN+ 層5(ソース・ドレイン層)の間の半導体基板
上に、ポリシリコン層2,3(ゲート)を配し、ポリシ
リコン層2,3の下のチャネル領域8Aのうちのあるも
のに選択的にイオン注入してイオン注入領域8に設定す
ることにより構成される。そして、コンタクト7に接続
するアルミニウム配線(ビット線)1を通じてデータの
読み出しが行なわれる。
【0004】以上のような構成を有するメモリ装置の製
造に当たっては、半導体基板Sbの表面部分に先ずポリ
シリコン層2,3によってゲートを形成する。次に、N
+ 層5によってソースとドレインを形成する。そして、
メモリすべきデータに基づいて構成されたマスク(図示
せず)を用いて、チャネル領域8Aへの選択的イオン注
入を実施して、データの書き込みを行なう。つまり、チ
ャネル領域8Aへのイオン注入の有無により、トランジ
スタの動作が異なる。そして、イオン注入用のマスクに
プログラムされたデータが書き込まれ、その読み出しが
可能となる。
【0005】図8は従来の他の方法により製造されたメ
モリ装置の断面図であり、特に、2層ポリシリコンNA
ND型のものを例示する。この構造では、先ずメモリす
べきデータに基づいてプログラムされたイオン注入用の
マスクにより、チャネル領域のうちのあるものに選択的
にイオン注入してイオン注入領域とする。これにより、
チャネル領域が選択的にデプレッションモードとなり、
データの設定が行なわれる。次に、半導体基板Sbの上
方に、第1のポリシリコン層9を配する。次に、チャネ
ル領域8Aの上方に、ゲート電極としての第2のポリシ
リコン層10を形成する。次に、N+ 層5を形成する。
【0006】以上のようにして製造された2層ポリシリ
コンNAND型マスクROMは、図7との比較からわか
るように、構造的にソース、ドレインとしてのN+ 層が
無い。このため、高密度でのトランジスタの配置が可能
である。そして第2のポリシリコン層10をゲートとし
て動作させることにより、第1のポリシリコン層9の下
方を経由して、データの読み出しが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の図5〜図7
の1層ポリシリコンNAND型マスクROMでは高密度
化が困難である。これに対して、上記従来の図8の2層
ポリシリコンNAND型のROMは、高密度でのトラン
ジスタの配置を可能にできるという利点がある。その反
面、図8の2層ポリシリコンNAND型マスクROMの
製造に当たっては、イオン注入領域8を、マスクずれを
考慮してチャネル領域8Aよりも大きく設定しなければ
ならない。このようにすると、隣のチャネル領域にイオ
ン注入がなされることもあり、歩留り低下を招いてしま
う。一方、隣のチャネル領域へのイオン注入を防止する
ためには、チャネル長を大きく設定すればよい。しか
し、このようにすると、高密度化の妨げとなってしま
う。
【0008】また、図5〜図7の1層ポリシリコンNA
ND型マスクROMでは、ターンアラウンドタイムを短
縮するため、ゲート2,3を形成した後にゲート2,3
の上方からイオン注入を行なう方法が一般的に用いられ
ている。これに対し、図8の2層ポリシリコンNAND
型マスクROMにおける第1のポリシリコン層9と第2
のポリシリコン層10の重なり部分には、通常のイオン
注入条件でのイオンは通過しにくい。このため、イオン
注入しても、この重なり部分はエンハンスメントモード
のままであり、NAND型マスクROMとして動作させ
ることができない。このため、従来は、第1のポリシリ
コン層9によるゲートを形成する前にイオン注入を実施
して、ターンアラウンドタイムを犠牲にしていた。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的は、2層ポリシリコン型マスクROMの製造に
おいて、マスクずれが起りにくく且つターンアラウンド
タイムの低減を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、半導体
基板上に所定の間隔で複数の第1ゲート層を形成し、前
記第1ゲート層下方の前記基板の表面部分をソース・ド
レインとし、前記第1ゲート層間に第2ゲート層を形成
し、前記第2ゲート層下方の前記基板の表面部分をチャ
ネルとし、前記チャネルに選択的にイオン注入してデー
タをプログラムする2層ゲートプログラムROMの製造
方法において、前記第2ゲート層を、前記第1ゲート層
の端部と部分的に上下に重なるオーバーラップ部を有す
るものとして構成し、前記イオン注入を前記第1及び第
2ゲート層はそれぞれ貫通するが、前記第1ゲート層と
第2ゲート層のオーバーラップ部は貫通しない条件で行
い、半導体基板の表面部にN埋め込み層を形成し、前
記N埋め込み層の表面にP型イオンを注入し、しかる
後に、前記第1ゲート層と第2ゲート層を形成し、これ
によりエンハンスメントタイプのトランジスタを形成し
ておき、しかる後に、前記イオン注入として、エンハン
スタイプのトランジスタのうちの選択された特定のもの
に選択的にN型のイオンを注入し、これにより選択され
た特定のトランジスタのみの閾値電圧を低下させること
を特徴とするものとして構成される。ここで、前記の選
択されたトランジスタが、エンハンスタイプのトランジ
スタで、約1Vの閾値電圧を有し、選択されなかったエ
ンハンスタイプのトランジスタの閾値電圧が約7〜8V
であるものとすることが望ましい。または、本発明の2
層ゲートプログラムROMの製造方法は、半導体基板の
表面に第1導電型の層を形成し、基板上に形成されるト
ランジスタの閾値電圧が第1のエンハンスタイプの閾値
電圧になるように、前記第1導電型層の表面に第2導電
型のイオンを注入し、半導体基板上に所定の間隔で複数
の第1ゲート層を形成し、前記第1ゲート層下方の前記
基板の表面部分をソース・ドレインとし、複数の第2ゲ
ート層を、それぞれが隣接する2つの前記第1ゲート層
の間に、前記隣接する第1ゲート層のそれぞれの端部と
部分的に上下に重なるオーバーラップ部を有するものと
して構成し、前記第2ゲート層下方の前記基板の表面部
分をチャネルとし、マスクを通して第2ゲート層の下の
特定のチャネルに第1導電型のイオンを選択的に注入
し、前記イオン注入を前記第1及び第2ゲート層はそれ
ぞれ貫通するが、第1ゲート層と第2ゲート層の前記オ
ーバーラップ部は貫通しない条件で行い、これにより第
2導電型イオンが選択的に注入されたチャネルを有する
トランジスタの第2の閾値電圧が第1のエンハンスタイ
プの閾値電圧よりも低くなるようにしたものとして構成
される。ここで、前記の選択的なイオン注入で用いられ
るマスクは、イオンが注入される前記チャネルの上方部
分にイオンを透過させる開口を有するものであることが
望ましい。さらに、前記マスクの前記開口は、それぞ
れ、チャネル方向の長さが、隣接する2つの前記第1ゲ
ート層のうちの1つの第1ゲート層とのオーバーラップ
部の途中から、他の第1ゲート層とのオーバーラップ部
の途中までであるものとすることが望ましい。また、半
導体基板の表面にN埋め込み層を形成し、前記N
め込み層の表面にP型イオンを注入し、しかる後に、エ
ンハンスタイプのトランジスタを構成するように第1及
び第2ゲート層を形成し、前記エンハンスタイプのトラ
ンジスタに選択的にN型イオンを注入することにより、
選択イオン注入されたトランジスタのみの第2の閾値電
圧を低下させるものとすることが望ましい。さらに、前
記選択イオン注入されたトランジスタの第2の閾値電圧
が約1Vであり、イオン注入されていないトランジスタ
の第1のエンハンスタイプの閾値電圧が約7〜8Vであ
るものとすることが望ましい。また、前記2層ゲートプ
ログラムROMのうちの少なくとも1つのトランジスタ
の、ソースとドレインのうちのいずれかが高い供給電圧
に接続され、ソースとドレインのうちの他方が低い供給
電圧に接続されたものとすることが望ましい。または、
本発明の2層ゲートプログラムROMの製造方法は、半
導体基板の表面に、ソース・ドレインとなる複数のスト
ライプ状の第1導電型の埋め込み層と、基板上に形成さ
れるトランジスタの閾値電圧が第1のエンハンスタイプ
の閾値電圧になるような第2導電型の領域と、を形成
し、半導体基板上において前記ストライプに対して略直
交するように所定の間隔で複数の第1ゲート層を形成
し、複数の第2ゲート層を、それぞれが隣接する2つの
前記第1ゲート層の間に、前記隣接する第1ゲート層の
それぞれの端部と部分的に上下に重なるオーバーラップ
部を有するものとして構成し、前記第2ゲート層下方の
前記基板の表面部分をチャネルとし、マスクを通して第
2ゲート層の下の特定のチャネルに第1導電型のイオン
を選択的に注入し、前記イオン注入を前記第1及び第2
ゲート層はそれぞれ貫通するが、第1ゲート層と第2ゲ
ート層の前記オーバーラップ部は貫通しない条件で行
い、これにより第2導電型イオンが選択的に注入された
チャネルを有するトランジスタの第2の閾値電圧が第1
のエンハンスタイプの閾値電圧よりも低くなるようにし
たものとして構成される。
【0011】
【作用】チャネル部分へのイオン注入によりプログラム
が行われる。このとき、第1のゲート層のオーバーラッ
プ部と、第2のゲート層とが重なった部分の下方には、
イオンが貫通しない。このため、イオン注入の行われる
チャネルにおいても、イオン注入される範囲はセルフア
ラインで行われる。しかも、当然、そのイオン注入は、
第1及び第2のゲート層形成後に行われる。これによ
り、ターンアラウンドタイムの低減も実現される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の工程断面図であ
る。
【0014】図1(a)からわかるように、前面にN型
イオンの注入を行う。
【0015】次に、図1(b)からわかるように、半導
体基板Sbの上方に、第1のポリシリコン層9を配す
る。
【0016】次に、図1(c)からわかるように、ゲー
トとしての第2のポリシリコン層10を形成する。この
状態では、セルトランジスタCT1 ,CT2 は、全て、
デプレッションタイプとなっている。そして、基板Sb
内の表面近傍に、N+ 層5を形成する。
【0017】次に、同図(d)に示すように、データプ
ログラムに基づいて形成したマスクMを用いて、第1及
び第2のポリシリコン層9,10の上方からP型イオン
注入を行なう。図示のマスクMは、セルトランジスタC
2 の上方が開口しており、セルトランジスタCT1
上方は閉じている。このため、セルトランジスタCT2
の下方のチャネル領域8A(1)にはP型イオンが注入
されるが、セルトランジスタCT1 の下方のチャネル領
域8A(2)にはP型イオンは注入されない。イオン注
入されたトランジスタCT2 は、前に注入したN型イオ
ンが打ち消されて、エンハンスモードとなるようにす
る。この場合のトランジスタCT2 の閾値電圧は約1V
となるようにする。また、イオン注入の加速電圧は、第
1及び第2のポリシリコン9,10のみの部分(重って
ない部分)はイオンが通るが、第1及び第2のポリシリ
コン9,10が重なった部分、つまり、オーバーラップ
部11は、イオンが通らない程度の値に設定する。その
結果、オーバーラップ部11の下方の部分11Aはデプ
レッションタイプのままである。このため、正常なトラ
ンジスタとしての動作が可能となる。また、チャネル領
域に対するイオン注入領域のマスク合わせは、オーバー
ラップ部11の存在によりセルフアラインとなる。この
ためマスクROMを高密度で形成することができる。
【0018】図2は、本発明の他の実施例により製造し
た半導体メモリ装置の回路図である。
【0019】図2に示すように、選択トランジスタTr
1 とメモリトランジスタTr2 のゲートには選択線(ポ
リシリコン層)2とワード線(ポリシリコン層)3がそ
れぞれ接続されている。図2の左右方向両側の選択トラ
ンジスタTr1 (1),Tr1 (3)にはメインビット
線(アルミニウム配線)12が接続され、中央の選択ト
ランジスタTr1 (2)には仮想グランド線(アルミニ
ウム配線)13が接続されている。
【0020】図3は、図2の具体的装置の平面図であ
る。図3に示すように、ソース領域、ドレイン領域を埋
め込みN+ 層15で形成する。この層15と直角に、第
1のポリシリコン層9と第2のポリシリコン層10を交
互に配列し、NOR型セルを形成している。
【0021】図4は、図3のC−D線断面図である。
【0022】図4(a)に示すように、半導体基板Sb
にN層15を形成する。このN層15はソース/ド
レイン領域となるものである。次に、P型イオン注入を
行い、基板の表面部分を選択的にP型化するとともに、
図3に示したように、複数のストライプ状の埋め込みN
層15を形成する。この埋め込みN層15は、セル
トランジスタのソース・ドレインとなる。
【0023】この状態で、同図(b)からわかるよう
に、半導体基板Sbの上方に第1のポリシリコン層9,
9を形成する。
【0024】この後に、同図(c)に示すように、第2
のポリシリコン層10によってゲートを形成する。この
第2のポリシリコン層10は、第1のポリシリコン層9
に重なるオーバーラップ部11を有するように形成され
る。この状態ではセルトランジスタCT1,CT2はエ
ンハンスタイプとなっている。この場合のセルトランジ
スタCT1,CT2の閾値電圧は約7〜8Vであり、通
常の動作ではオフ状態となる。なお、第2のポリシリコ
ン層10は、図2において符号「3(1)」や「3
(2)」により表したものに対応する。そして、図4
(c)におけるセルトランジスタCT1,CT2は、図
2において符号「Tr2」により表したものに対応す
る。これらのセルトランジスタのソース・ドレインは、
図3に示した埋め込みN層15である。つまり、第1
のポリシリコン層9と第2のポリシリコン層10のオー
バーラップ部11は、セルトランジスタCT1,CT2
のチャネル長の方向に延在するように形成される。
【0025】次に、同図(d)からわかるように、デー
タプログラムに基づくマスクMを用いて、N型イオン注
入を行なう。この時、イオン注入されたトランジスタC
T1は、前に注入されたP型イオンが打ち消されて、閾
値1Vの通常のエンハンスタイプとなる。また、そのイ
オン注入の加速電圧は、先の実施例と同様に、1層のポ
リシリコンではイオンが通るが、2層分のポリシリコン
が重なるオーバーラップ部11ではイオンが通らない程
度の値、つまりオーバーラップ部11の下の部分は閾値
7〜8Vのエンハンスタイプのままとなるようにする。
つまり、イオン注入されたセルトランジスタCT1は、
通常のエンハンスメントモードとなり、閾値電圧は約1
Vとなる。また、オーバーラップ部11の下の領域は閾
値電圧が7〜8Vのままである。このため、通常の動作
ではオフしたままであり、正常な動作が可能となる。ま
た、チャンネル領域8Aに対するイオン注入領域のマス
ク合わせは、オーバーラップ部11の存在によりセルフ
アラインとなる。このためマスクROMを高密度で形成
することができる。つまり、図3の左右方向に沿ってソ
ース・ゲート・ドレインを有する多数のセルトランジス
タを、図3において上下方向に沿って高密度に並べるこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
オン注入領域をセルフアラインにより正確に狭い範囲に
限定することが可能なため、微細で高密度なマスクRO
Mを製造できるばかりでなく、2層ゲートを形成した後
でデータに対応したマスクによるイオン注入を行なうこ
とになるので、ターンアラウンドタイムの短縮が可能で
あり、メモリ装置の生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるメモリ装置の工程断面
図。
【図2】本発明の他の実施例によるメモリ装置の回路
図。
【図3】図2の具体例の平面図。
【図4】図3のC−D断面で示す工程断面図。
【図5】従来の半導体メモリ装置製造方法によるメモリ
装置の回路構成図。
【図6】図5の構成のメモリ装置の平面図。
【図7】図6のA−B線断面図。
【図8】従来の他の例に係る半導体メモリ装置製造方法
によるメモリ装置の断面図。
【符号の説明】
1 ビット線 2 選択線 3 ワード線 4 ポリシリコン層 5 N+ 層 6 アルミニウム配線 7 コンタクト 8 イオン注入領域 9 第1のポリシリコン層 10 第2のポリシリコン層 11 オーバーラップ部 12 メインビット線 13 仮想グランド線 14 チャネル領域 15 埋め込みN+

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に所定の間隔で複数の第1ゲ
    ート層を形成し、前記第1ゲート層下方の前記基板の表
    面部分をソース・ドレインとし、前記第1ゲート層間に
    第2ゲート層を形成し、前記第2ゲート層下方の前記基
    板の表面部分をチャネルとし、前記チャネルに選択的に
    イオン注入してデータをプログラムする2層ゲートプロ
    グラムROMの製造方法において、 前記第2ゲート層を、前記第1ゲート層の端部と部分的
    に上下に重なるオーバーラップ部を有するものとして構
    成し、前記イオン注入を前記第1及び第2ゲート層はそ
    れぞれ貫通するが、前記第1ゲート層と第2ゲート層の
    オーバーラップ部は貫通しない条件で行い、 半導体基板の表面部にN埋め込み層を形成し、前記N
    埋め込み層の表面にP型イオンを注入し、しかる後
    に、前記第1ゲート層と第2ゲート層を形成し、これに
    よりエンハンスメントタイプのトランジスタを形成して
    おき、しかる後に、前記イオン注入として、エンハンス
    タイプのトランジスタのうちの選択された特定のものに
    選択的にN型のイオンを注入し、これにより選択された
    特定のトランジスタのみの閾値電圧を低下させることを
    特徴とする、 2層ゲートプログラムROMの製造方法。
  2. 【請求項2】前記の選択されたトランジスタが、エンハ
    ンスタイプのトランジスタで、約1Vの閾値電圧を有
    し、選択されなかったエンハンスタイプのトランジスタ
    の閾値電圧が約7〜8Vである、 請求項1記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  3. 【請求項3】半導体基板の表面に第1導電型の層を形成
    し、 基板上に形成されるトランジスタの閾値電圧が第1のエ
    ンハンスタイプの閾値電圧になるように、前記第1導電
    型層の表面に第2導電型のイオンを注入し、 半導体基板上に所定の間隔で複数の第1ゲート層を形成
    し、前記第1ゲート層下方の前記基板の表面部分をソー
    ス・ドレインとし、 複数の第2ゲート層を、それぞれが隣接する2つの前記
    第1ゲート層の間に、前記隣接する第1ゲート層のそれ
    ぞれの端部と部分的に上下に重なるオーバーラップ部を
    有するものとして構成し、前記第2ゲート層下方の前記
    基板の表面部分をチャネルとし、 マスクを通して第2ゲート層の下の特定のチャネルに第
    1導電型のイオンを選択的に注入し、前記イオン注入を
    前記第1及び第2ゲート層はそれぞれ貫通するが、第1
    ゲート層と第2ゲート層の前記オーバーラップ部は貫通
    しない条件で行い、これにより第2導電型イオンが選択
    的に注入されたチャネルを有するトランジスタの第2の
    閾値電圧が第1のエンハンスタイプの閾値電圧よりも低
    くなるようにした、 NOR型トランジスタを有する2層ゲートプログラムR
    OMの製造方法。
  4. 【請求項4】前記の選択的なイオン注入で用いられるマ
    スクは、イオンが注入される前記チャネルの上方部分に
    イオンを透過させる開口を有するものである、 請求項3記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  5. 【請求項5】前記マスクの前記開口は、それぞれ、チャ
    ネル方向の長さが、隣接する2つの前記第1ゲート層の
    うちの1つの第1ゲート層とのオーバーラップ部の途中
    から、他の第1ゲート層とのオーバーラップ部の途中ま
    でである、 請求項4記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  6. 【請求項6】半導体基板の表面にN埋め込み層を形成
    し、前記N埋め込み層の表面にP型イオンを注入し、
    しかる後に、エンハンスタイプのトランジスタを構成す
    るように第1及び第2ゲート層を形成し、前記エンハン
    スタイプのトランジスタに選択的にN型イオンを注入す
    ることにより、選択イオン注入されたトランジスタのみ
    の第2の閾値電圧を低下させる、 請求項3記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記選択イオン注入されたトランジスタの
    第2の閾値電圧が約1Vであり、イオン注入されていな
    いトランジスタの第1のエンハンスタイプの閾値電圧が
    約7〜8Vである、 請求項6記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記2層ゲートプログラムROMのうちの
    少なくとも1つのトランジスタの、ソースとドレインの
    うちのいずれかが高い供給電圧に接続され、ソースとド
    レインのうちの他方が低い供給電圧に接続されたもので
    ある、 請求項3記載の2層ゲートプログラムROMの製造方
    法。
  9. 【請求項9】半導体基板の表面に、ソース・ドレインと
    なる複数のストライプ状の第1導電型の埋め込み層と、
    基板上に形成されるトランジスタの閾値電圧が第1のエ
    ンハンスタイプの閾値電圧になるような第2導電型の領
    域と、を形成し、 半導体基板上において前記ストライプに対して略直交す
    るように所定の間隔で複数の第1ゲート層を形成し、 複数の第2ゲート層を、それぞれが隣接する2つの前記
    第1ゲート層の間に、前記隣接する第1ゲート層のそれ
    ぞれの端部と部分的に上下に重なるオーバーラップ部を
    有するものとして構成し、前記第2ゲート層下方の前記
    基板の表面部分をチャネルとし、 マスクを通して第2ゲート層の下の特定のチャネルに第
    1導電型のイオンを選択的に注入し、前記イオン注入を
    前記第1及び第2ゲート層はそれぞれ貫通するが、第1
    ゲート層と第2ゲート層の前記オーバーラップ部は貫通
    しない条件で行い、これにより第2導電型イオンが選択
    的に注入されたチャネルを有するトランジスタの第2の
    閾値電圧が第1のエンハンスタイプの閾値電圧よりも低
    くなるようにした、 NOR型トランジスタを有する2層ゲートプログラムR
    OMの製造方法。
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