JP2906384B2 - 可変減衰器 - Google Patents
可変減衰器Info
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- JP2906384B2 JP2906384B2 JP3192557A JP19255791A JP2906384B2 JP 2906384 B2 JP2906384 B2 JP 2906384B2 JP 3192557 A JP3192557 A JP 3192557A JP 19255791 A JP19255791 A JP 19255791A JP 2906384 B2 JP2906384 B2 JP 2906384B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は取扱う信号レベルが広範
囲に及ぶ送受信機に使用される可変減衰器に関するもの
である。
囲に及ぶ送受信機に使用される可変減衰器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】各種の送受信の性能の内、最も重要な指
標の1つとして「ダイナミックレンジ」があり、一般に
広くする必要がある。そして、その手段の1つとして、
可変減衰器を用いることがある。
標の1つとして「ダイナミックレンジ」があり、一般に
広くする必要がある。そして、その手段の1つとして、
可変減衰器を用いることがある。
【0003】図4は従来の可変減衰器を示す電気回路図
であり、この図から明らかなように抵抗器R1,R2及び
PINダイオードD1によりπ型減衰器を構成してい
る。又、C1,C2は直流阻止用コンデンサ、C3はバイ
パス用コンデンサである。
であり、この図から明らかなように抵抗器R1,R2及び
PINダイオードD1によりπ型減衰器を構成してい
る。又、C1,C2は直流阻止用コンデンサ、C3はバイ
パス用コンデンサである。
【0004】上記PINダイオードD1は、このダイオ
ードに流れる電流により高周波抵抗(直列抵抗)が変化
するため、この特性を利用して可変抵抗減衰器を成して
いる。
ードに流れる電流により高周波抵抗(直列抵抗)が変化
するため、この特性を利用して可変抵抗減衰器を成して
いる。
【0005】このPINダイオードD1の代表的な特性
を図5に示している。この図から明らかなようにダイオ
ードに流れる順電流が10μA〜3mAまで変化するこ
とによりその直列抵抗は1KΩ〜10Ωまで変化してい
る(f=1GHzのとき)。
を図5に示している。この図から明らかなようにダイオ
ードに流れる順電流が10μA〜3mAまで変化するこ
とによりその直列抵抗は1KΩ〜10Ωまで変化してい
る(f=1GHzのとき)。
【0006】上記図5に示された可変減衰器の特性は下
記のようにして計算される。
記のようにして計算される。
【0007】図4の回路において入出力インピーダンス
を50Ω、抵抗R1,R2の抵抗値を100Ωとし、そし
て、PINダイオードD1の順電流が10μA、直列抵
抗(RD1)が1KΩの場合、かかる図4の電気回路は図
6のようにモデル化される。この場合の入力電圧V1と
出力電圧V2の関係は図9の(1)式にて表わされる。
(1)式にR1,R2及びRD1の各値を代入すると、 V2/V1=0.021・・・(2) となり、減衰度をデシベルで計算すると、式(2)より 20・log10|V2/V1|=−33.6(dB)・・・(3) となる。
を50Ω、抵抗R1,R2の抵抗値を100Ωとし、そし
て、PINダイオードD1の順電流が10μA、直列抵
抗(RD1)が1KΩの場合、かかる図4の電気回路は図
6のようにモデル化される。この場合の入力電圧V1と
出力電圧V2の関係は図9の(1)式にて表わされる。
(1)式にR1,R2及びRD1の各値を代入すると、 V2/V1=0.021・・・(2) となり、減衰度をデシベルで計算すると、式(2)より 20・log10|V2/V1|=−33.6(dB)・・・(3) となる。
【0008】以上の手順にて、PINダイオードD1の
ダイオード電流と減衰量を計算した結果を表わしたのが
図7のダイオード電流対減衰量である。図7から明らか
なように、減衰量はダイオード電流の対数logIFに
対し、直線的に変化する。要するに比例関係となる。
ダイオード電流と減衰量を計算した結果を表わしたのが
図7のダイオード電流対減衰量である。図7から明らか
なように、減衰量はダイオード電流の対数logIFに
対し、直線的に変化する。要するに比例関係となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す可変減衰器
の場合、PINダイオードの制御電圧Vcとダイオード
電流(順電流)IFの関係は次式で表される。 IF=(Vc−0.7)/(R1+R2+RD1)・・・(4)
の場合、PINダイオードの制御電圧Vcとダイオード
電流(順電流)IFの関係は次式で表される。 IF=(Vc−0.7)/(R1+R2+RD1)・・・(4)
【0010】これから明らかなように、ダイオード電流
IFと制御電圧Vcは比例関係となる。また前述の通
り、減衰量とlogIFについても比例関係が成り立つ
ため、結局減衰量と、制御電圧Vcの対数logVcに
ついても比例関係が成立する。以上のことは裏を返せ
ば、制御電圧Vcと減衰量は指数関係的に変化すること
を意味し、この特性については用途によっては問題とな
る。
IFと制御電圧Vcは比例関係となる。また前述の通
り、減衰量とlogIFについても比例関係が成り立つ
ため、結局減衰量と、制御電圧Vcの対数logVcに
ついても比例関係が成立する。以上のことは裏を返せ
ば、制御電圧Vcと減衰量は指数関係的に変化すること
を意味し、この特性については用途によっては問題とな
る。
【0011】このときの関係を図8に示す(計算値)。
このときの回路定数は図4にてR1=R2=100Ω,R
3=220Ωとする。この図から明らかなように例え
ば、この可変減衰器を用いてAGC回路を構成した場
合、AGC電圧(前述のVcに相当する)とAGCリダ
クション(前述の減衰量に相当する)との関係が直線的
でなくなる。
このときの回路定数は図4にてR1=R2=100Ω,R
3=220Ωとする。この図から明らかなように例え
ば、この可変減衰器を用いてAGC回路を構成した場
合、AGC電圧(前述のVcに相当する)とAGCリダ
クション(前述の減衰量に相当する)との関係が直線的
でなくなる。
【0012】これによって、例えばAGC電圧にD/A
コンバータによる出力を供給する場合、1ビットあたり
の減衰量の変化幅が大きく変化して、必要とする分解能
を得るためには、必要以上のビット数を必要としてしま
うという不都合を生じる。以上のことからも、制御電圧
と減衰量(デシベル単位)が直線的に変化する可変減衰
器が必要とされてきた。
コンバータによる出力を供給する場合、1ビットあたり
の減衰量の変化幅が大きく変化して、必要とする分解能
を得るためには、必要以上のビット数を必要としてしま
うという不都合を生じる。以上のことからも、制御電圧
と減衰量(デシベル単位)が直線的に変化する可変減衰
器が必要とされてきた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の可変減衰器は、
信号の入力端子と出力端子の間に直列に設けられた直流
阻止用の第1、第2コンデンサと、第1、第2コンデン
サ間に設けられたPINダイオードと、前記PINダイ
オードの両端に一端がそれぞれ接続された第1、第2抵
抗と、第1、第2抵抗の他端とアース間にそれぞれ接続
されたバイパス用の第3、第4コンデンサと、第1抵抗
と第3コンデンサの接続点に接続され前記PINダイオ
ードに流れる電流を指数的に変化させる指数変化手段
と、第2抵抗と第4コンデンサの接続点に接続された電
源と、から成り、前記指数変換手段は、差動対接続され
た第1、第2トランジスタと、第1トランジスタのコレ
クタを第1抵抗と第3コンデンサの接続点に接続する手
段と、第1トランジスタのベースに出力が接続された第
1オペアンプと、第1オペアンプの一方の入力端子と第
2トランジスタのベースに共通に一定の直流電圧を与え
る手段と、第1オペアンプの他方の入力端子に第3抵抗
を介して制御電圧を与える手段と、第1、第2トランジ
スタのエミッタに出力が接続された第2オペアンプと、
第2オペアンプの一方の入力端子に一定の直流電圧を印
加する手段と、第2オペアンプの他方の入力端子を第4
抵抗を介して所定の直流電圧に接続する手段と、第2オ
ペアンプの前記他方の入力端子を第2トランジスタのコ
レクタに接続する手段と、から成っている。
信号の入力端子と出力端子の間に直列に設けられた直流
阻止用の第1、第2コンデンサと、第1、第2コンデン
サ間に設けられたPINダイオードと、前記PINダイ
オードの両端に一端がそれぞれ接続された第1、第2抵
抗と、第1、第2抵抗の他端とアース間にそれぞれ接続
されたバイパス用の第3、第4コンデンサと、第1抵抗
と第3コンデンサの接続点に接続され前記PINダイオ
ードに流れる電流を指数的に変化させる指数変化手段
と、第2抵抗と第4コンデンサの接続点に接続された電
源と、から成り、前記指数変換手段は、差動対接続され
た第1、第2トランジスタと、第1トランジスタのコレ
クタを第1抵抗と第3コンデンサの接続点に接続する手
段と、第1トランジスタのベースに出力が接続された第
1オペアンプと、第1オペアンプの一方の入力端子と第
2トランジスタのベースに共通に一定の直流電圧を与え
る手段と、第1オペアンプの他方の入力端子に第3抵抗
を介して制御電圧を与える手段と、第1、第2トランジ
スタのエミッタに出力が接続された第2オペアンプと、
第2オペアンプの一方の入力端子に一定の直流電圧を印
加する手段と、第2オペアンプの他方の入力端子を第4
抵抗を介して所定の直流電圧に接続する手段と、第2オ
ペアンプの前記他方の入力端子を第2トランジスタのコ
レクタに接続する手段と、から成っている。
【0014】
【作用】従って、本発明によるならば、PINダイオー
ドは可変抵抗手段として作用し、PINダイオードの直
列抵抗に対数はトランジスタに供給される制御電圧に比
例して変化するため、減衰器による減衰量は制御電圧に
比例して変化する。即ち、制御電圧に対し、減衰量が直
線的に変化する。また、上記一方のトランジスタの出力
電流(従ってPINダイオードに流れる電流)が温度に
よって変化しても、そのトランジスタは差動増幅器を構
成する一方のトランジスタであるので、良く知られてい
る差動増幅器に固有の温度補償作用により、その出力電
流の温度による変化は抑えられる。
ドは可変抵抗手段として作用し、PINダイオードの直
列抵抗に対数はトランジスタに供給される制御電圧に比
例して変化するため、減衰器による減衰量は制御電圧に
比例して変化する。即ち、制御電圧に対し、減衰量が直
線的に変化する。また、上記一方のトランジスタの出力
電流(従ってPINダイオードに流れる電流)が温度に
よって変化しても、そのトランジスタは差動増幅器を構
成する一方のトランジスタであるので、良く知られてい
る差動増幅器に固有の温度補償作用により、その出力電
流の温度による変化は抑えられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明に係る可変減衰器の一実施例
を示す電気回路図であり、説明の便宜上従来と同一部分
については同一符号を付している。
に説明する。図1は本発明に係る可変減衰器の一実施例
を示す電気回路図であり、説明の便宜上従来と同一部分
については同一符号を付している。
【0016】従って、C1,C2は信号の入力端子と出力
端子間に設けられた直流阻止用コンデンサ、D1はかか
る両コンデンサC1,C2間に挿入されたPINダイオー
ド、R1,R2はこのダイオードと共にπ型可変減衰器を
構成する抵抗である。ここで、従来と異なる本発明の特
徴とする構成は、図に示すように各抵抗R1,R2とアー
ス間にバイパスコンデンサC3,C4を設けると共に、抵
抗R1とバイパスコンデンサC3の間に制御入力をベース
に受けるトランジスタQ1のエミッタ・コレクタを接続
し、又、抵抗R2とバイパスコンデンサC4の間に電源を
接続したことにある。
端子間に設けられた直流阻止用コンデンサ、D1はかか
る両コンデンサC1,C2間に挿入されたPINダイオー
ド、R1,R2はこのダイオードと共にπ型可変減衰器を
構成する抵抗である。ここで、従来と異なる本発明の特
徴とする構成は、図に示すように各抵抗R1,R2とアー
ス間にバイパスコンデンサC3,C4を設けると共に、抵
抗R1とバイパスコンデンサC3の間に制御入力をベース
に受けるトランジスタQ1のエミッタ・コレクタを接続
し、又、抵抗R2とバイパスコンデンサC4の間に電源を
接続したことにある。
【0017】そして、このような構成において、PIN
ダイオードD1のダイオード電流には、トランジスタQ1
のコレクタ電流I1が供給される。要するにこのトラン
ジスタQ1はダイオード電流を指数的に変化させる指数
変換手段として機能するものであり、又PINダイオー
ドD1は可変抵抗手段として機能する。一般に、トラン
ジスタのコレクタ電流Icは次式で表される。 Ic=Is・exp(VBE・q/KT)・・・(5) 但し K:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電子電荷 Ic:飽和電流 上式よりコレクタ電流IcはVBEの指数に比例する。こ
れは、本実施例でいえば、コレクタ電流Icがトランジ
スタQ1のベースに入力される制御入力(制御電圧)の
指数に比例することであり、その電流がPINダイオー
ドD1に流れることにより減衰量は制御電圧に対し直線
的に変化する。
ダイオードD1のダイオード電流には、トランジスタQ1
のコレクタ電流I1が供給される。要するにこのトラン
ジスタQ1はダイオード電流を指数的に変化させる指数
変換手段として機能するものであり、又PINダイオー
ドD1は可変抵抗手段として機能する。一般に、トラン
ジスタのコレクタ電流Icは次式で表される。 Ic=Is・exp(VBE・q/KT)・・・(5) 但し K:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電子電荷 Ic:飽和電流 上式よりコレクタ電流IcはVBEの指数に比例する。こ
れは、本実施例でいえば、コレクタ電流Icがトランジ
スタQ1のベースに入力される制御入力(制御電圧)の
指数に比例することであり、その電流がPINダイオー
ドD1に流れることにより減衰量は制御電圧に対し直線
的に変化する。
【0018】又、式(5)からわかるように、上記コレ
クタ電流Icは温度によっても変化するため、この影響
を軽減するのが図2の実施例である。
クタ電流Icは温度によっても変化するため、この影響
を軽減するのが図2の実施例である。
【0019】この実施例は上記図1の実施例の構成に対
して、トランジスタQ1のベース側に設けられ、(−)
入力端子に制御入力Vcを受けると共に(+)入力端子
に定電圧V1を受けるオペアンプA1と、トランジスタQ
1のエミッタにエミッタを接続されると共にベースに上
記定電圧V1を受けるトランジスタQ2と、上記両トラン
ジスタQ1,Q2のエミッタ間に出力側を接続され、
(−)入力端子に抵抗R5を介して定電圧V2を受けると
共に(+)入力端子に定電圧V3を受けるオペアンプA2
と、オペアンプA1に対して図示のように設けられた抵
抗R3,R4とを追加している。そして上記構成におい
て、トランジスタQ1のコレクタ電流IC1は次式で表さ
れる。 IC1=IC2・exp(VBE1−VBE2)/(KT/q)・・・(6) ここでIC2はオペアンプA2により抵抗R5、定電圧V2
で決まる一定電流である。また制御入力VcによりV
BE1−VBE2が次式により設定される。 VBE1−VBE2=−(R4/R3)(Vc−V1) 従って、Vc=V1のときVBE1−VBE2=0となりIC1
=IC2となり、この場合の温度の影響がキャンセルされ
る。又このとき制御入力Vcの指数に比例した電流がP
INダイオードD1に流れる。
して、トランジスタQ1のベース側に設けられ、(−)
入力端子に制御入力Vcを受けると共に(+)入力端子
に定電圧V1を受けるオペアンプA1と、トランジスタQ
1のエミッタにエミッタを接続されると共にベースに上
記定電圧V1を受けるトランジスタQ2と、上記両トラン
ジスタQ1,Q2のエミッタ間に出力側を接続され、
(−)入力端子に抵抗R5を介して定電圧V2を受けると
共に(+)入力端子に定電圧V3を受けるオペアンプA2
と、オペアンプA1に対して図示のように設けられた抵
抗R3,R4とを追加している。そして上記構成におい
て、トランジスタQ1のコレクタ電流IC1は次式で表さ
れる。 IC1=IC2・exp(VBE1−VBE2)/(KT/q)・・・(6) ここでIC2はオペアンプA2により抵抗R5、定電圧V2
で決まる一定電流である。また制御入力VcによりV
BE1−VBE2が次式により設定される。 VBE1−VBE2=−(R4/R3)(Vc−V1) 従って、Vc=V1のときVBE1−VBE2=0となりIC1
=IC2となり、この場合の温度の影響がキャンセルされ
る。又このとき制御入力Vcの指数に比例した電流がP
INダイオードD1に流れる。
【0020】図3は上記本発明に係る可変減衰器の制御
電圧に対する減衰量を示す図であり、従来に比較して直
線性が大幅に改善されたことがわかる。
電圧に対する減衰量を示す図であり、従来に比較して直
線性が大幅に改善されたことがわかる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あるから、簡単な構成で制御電圧と減衰量が直線的に変
化する可変減衰器を提供することができる優れた発明で
ある。しかも、PINダイオードに流れる電流を供給す
る指数変換手段は、差動対トランジスタの一方のトラン
ジスタの出力電流をPINダイオードに流れる電流とし
て供給するようになっているので、差動対トランジスタ
の温度補償作用により、その出力電流の温度変化は抑え
られることになり、信頼性の高い可変減衰を得ることが
できる。
あるから、簡単な構成で制御電圧と減衰量が直線的に変
化する可変減衰器を提供することができる優れた発明で
ある。しかも、PINダイオードに流れる電流を供給す
る指数変換手段は、差動対トランジスタの一方のトラン
ジスタの出力電流をPINダイオードに流れる電流とし
て供給するようになっているので、差動対トランジスタ
の温度補償作用により、その出力電流の温度変化は抑え
られることになり、信頼性の高い可変減衰を得ることが
できる。
【図1】 本発明に係る可変減衰器の一実施例を示す電
気回路図。
気回路図。
【図2】 本発明に係る可変減衰器の他の実施例を示す
電気回路図。
電気回路図。
【図3】 本発明に係る可変減衰器を実施した場合の制
御電圧と減衰量を示す図。
御電圧と減衰量を示す図。
【図4】 従来の可変減衰器を示す電気回路図。
【図5】 PINダイオードの特性を示す図。
【図6】 従来の可変減衰器をモデル化して表した電気
回路図。
回路図。
【図7】 PINダイオードを用いた可変減衰器のダイ
オード電流と減衰量の関係を示す図。
オード電流と減衰量の関係を示す図。
【図8】 PINダイオードを用いた可変減衰器の制御
電圧と減衰量の関係を示す図。
電圧と減衰量の関係を示す図。
【図9】 従来例の説明式を示す図。
D1 PINダイオード C1,C2 直流阻止用コンデンサ R1,R2 抵抗 Q1 トランジスタ C3,C4 バイパスコンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】信号の入力端子と出力端子の間に直列に設
けられた直流阻止用の第1、第2コンデンサと、 第1、第2コンデンサ間に設けられたPINダイオード
と、 前記PINダイオードの両端に一端がそれぞれ接続され
た第1、第2抵抗と、 第1、第2抵抗の他端とアース間にそれぞれ接続された
バイパス用の第3、第4コンデンサと、 第1抵抗と第3コンデンサの接続点に接続され前記PI
Nダイオードに流れる電流を指数的に変化させる指数変
化手段と、 第2抵抗と第4コンデンサの接続点に接続された電源
と、 から成り、前記指数変換手段は、差動対接続された第
1、第2トランジスタと、第1トランジスタのコレクタ
を第1抵抗と第3コンデンサの接続点に接続する手段
と、第1トランジスタのベースに出力が接続された第1
オペアンプと、第1オペアンプの一方の入力端子と第2
トランジスタのベースに共通に一定の直流電圧を与える
手段と、第1オペアンプの他方の入力端子に第3抵抗を
介して制御電圧を与える手段と、第1、第2トランジス
タのエミッタに出力が接続された第2オペアンプと、第
2オペアンプの一方の入力端子に一定の直流電圧を印加
する手段と、第2オペアンプの他方の入力端子を第4抵
抗を介して所定の直流電圧に接続する手段と、第2オペ
アンプの前記他方の入力端子を第2トランジスタのコレ
クタに接続する手段と、から成っていることを特徴とす
る可変減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192557A JP2906384B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 可変減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192557A JP2906384B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 可変減衰器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514120A JPH0514120A (ja) | 1993-01-22 |
JP2906384B2 true JP2906384B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=16293261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3192557A Expired - Fee Related JP2906384B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 可変減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2906384B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5903178A (en) * | 1994-12-16 | 1999-05-11 | Matsushita Electronics Corporation | Semiconductor integrated circuit |
JP4732032B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-07-27 | 株式会社ゼネラル リサーチ オブ エレクトロニックス | 可変抵抗回路 |
US8279019B2 (en) * | 2010-05-10 | 2012-10-02 | Mediatek Singapore Pte. Ltd. | Millimeter-wave switches and attenuators |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253015A (ja) * | 1985-08-31 | 1987-03-07 | Nec Corp | Pinダイオ−ド減衰器 |
JPH0227622Y2 (ja) * | 1985-09-06 | 1990-07-25 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3192557A patent/JP2906384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514120A (ja) | 1993-01-22 |
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