JP2905434B2 - 広告板および広告板の製造方法 - Google Patents
広告板および広告板の製造方法Info
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- JP2905434B2 JP2905434B2 JP35297595A JP35297595A JP2905434B2 JP 2905434 B2 JP2905434 B2 JP 2905434B2 JP 35297595 A JP35297595 A JP 35297595A JP 35297595 A JP35297595 A JP 35297595A JP 2905434 B2 JP2905434 B2 JP 2905434B2
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- acrylic resin
- resin plate
- frame
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクリル樹脂等
の合成樹脂から成る広告板に関する。
の合成樹脂から成る広告板に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂
等の合成樹脂から成る板状体の表面に夜光塗料等で文
字、イラストなどを表示して広告、情報等の用途に使用
することが知られている。
等の合成樹脂から成る板状体の表面に夜光塗料等で文
字、イラストなどを表示して広告、情報等の用途に使用
することが知られている。
【０００３】また、文字等を印刷された板状体の上に透
明なポリエステル樹脂板やアクリル樹脂板を被覆して広
告板とすることも知られていた。例えば、基板としてＦ
ＲＰ（ガラス繊維ポリエステル）の上に、文字等を印刷
したチタン紙を張り、さらにその上にポリエステル透明
層を形成したものが知られていた。
明なポリエステル樹脂板やアクリル樹脂板を被覆して広
告板とすることも知られていた。例えば、基板としてＦ
ＲＰ（ガラス繊維ポリエステル）の上に、文字等を印刷
したチタン紙を張り、さらにその上にポリエステル透明
層を形成したものが知られていた。
【０００４】さらに、他の広告板の作成方法としては、
ガラス板に透明ポリエステル樹脂あるいは透明アクリル
樹脂を接着して透明層を形成し、文字等を印刷したチタ
ン紙を張り、その上にガラスマットを置き、ＦＲＰを注
ぎ、最後にＰＥＴフィルムを当接させて作成するものが
知られていた。
ガラス板に透明ポリエステル樹脂あるいは透明アクリル
樹脂を接着して透明層を形成し、文字等を印刷したチタ
ン紙を張り、その上にガラスマットを置き、ＦＲＰを注
ぎ、最後にＰＥＴフィルムを当接させて作成するものが
知られていた。
【０００５】
【この発明が解決しようとする課題】しかし、従来の合
成樹脂から成る広告板は、山岳地帯等の設置場所によっ
ては非常に温度差がある場所があり、接着された合成樹
脂間で膨張率が異なるため、温度変化の繰り返しにより
剥離してしまう問題点があった。
成樹脂から成る広告板は、山岳地帯等の設置場所によっ
ては非常に温度差がある場所があり、接着された合成樹
脂間で膨張率が異なるため、温度変化の繰り返しにより
剥離してしまう問題点があった。
【０００６】また、合成樹脂は耐寒性が低く、低温時に
衝撃を加えると非常に割れ易い問題点があった。
衝撃を加えると非常に割れ易い問題点があった。
【０００７】この発明は、衝撃に強く温度変化に耐える
耐寒性を有し剥離しにくく、かつ文字等の印刷が外部か
ら被覆された消えない合成樹脂性の広告板を得ることを
目的とする。
耐寒性を有し剥離しにくく、かつ文字等の印刷が外部か
ら被覆された消えない合成樹脂性の広告板を得ることを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決する為の手段】この目的を達成する為に、
一表面に文字等を印刷した透明アクリル樹脂板の印刷面
側周囲に、不透明アクリル樹脂板を枠板として接着し、
透明アクリル樹脂板の印刷面側の枠体内にポリエステル
混合樹脂を注入し、ポリエステル混合樹脂の硬化後に、
不透明アクリル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の
上から接着して成ることを特徴とする広告板を提案す
る。
一表面に文字等を印刷した透明アクリル樹脂板の印刷面
側周囲に、不透明アクリル樹脂板を枠板として接着し、
透明アクリル樹脂板の印刷面側の枠体内にポリエステル
混合樹脂を注入し、ポリエステル混合樹脂の硬化後に、
不透明アクリル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の
上から接着して成ることを特徴とする広告板を提案す
る。
【０００９】また、透明アクリル樹脂板の一表面に文字
等を印刷した後、透明アクリル樹脂板の印刷面側周囲
に、不透明アクリル樹脂板を枠板として接着し、透明ア
クリル樹脂板の印刷面側の枠体内にポリエステル混合樹
脂を注入し、ポリエステル混合樹脂の硬化後に、不透明
アクリル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の上から
接着して成ることを特徴とする広告板の製造方法を提案
する。
等を印刷した後、透明アクリル樹脂板の印刷面側周囲
に、不透明アクリル樹脂板を枠板として接着し、透明ア
クリル樹脂板の印刷面側の枠体内にポリエステル混合樹
脂を注入し、ポリエステル混合樹脂の硬化後に、不透明
アクリル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の上から
接着して成ることを特徴とする広告板の製造方法を提案
する。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明を実施形態を示す図面に
基づいて説明する。図１乃至図４はこの発明の実施形態
の広告板の製造方法を順次示す製造工程の説明図、図５
はこの発明の実施形態の完成品を表面側から示した斜視
図である。
基づいて説明する。図１乃至図４はこの発明の実施形態
の広告板の製造方法を順次示す製造工程の説明図、図５
はこの発明の実施形態の完成品を表面側から示した斜視
図である。
【００１１】１は透明アクリル樹脂板であり、厚さ２ｍ
ｍ、形状はこの実施の形態では長方形である。長方形の
縦横の寸法は適宜である。透明アクリル樹脂板１の一表
面に夜光塗料等で文字、イラスト等２を印刷する。透明
アクリル樹脂板１の文字、イラスト等２を印刷された印
刷面側の周囲に枠体３として厚さ２ｍｍ幅１２ｍｍの不
透明アクリル樹脂板を接着剤によって接着する。接着剤
は筆等によって板状体間に含浸注入する。この実施の形
態では枠体３は、白アクリル樹脂板で形成される。（図
１）
ｍ、形状はこの実施の形態では長方形である。長方形の
縦横の寸法は適宜である。透明アクリル樹脂板１の一表
面に夜光塗料等で文字、イラスト等２を印刷する。透明
アクリル樹脂板１の文字、イラスト等２を印刷された印
刷面側の周囲に枠体３として厚さ２ｍｍ幅１２ｍｍの不
透明アクリル樹脂板を接着剤によって接着する。接着剤
は筆等によって板状体間に含浸注入する。この実施の形
態では枠体３は、白アクリル樹脂板で形成される。（図
１）
【００１２】透明アクリル樹脂板１と枠体３とを、クリ
ップ４等によって挟圧する。（図２）
ップ４等によって挟圧する。（図２）
【００１３】透明アクリル樹脂板１の印刷面側の周囲に
固着した枠体３の内側に、ポリエステル混合溶液５ａ
を、枠体３の厚さ（２ｍｍ）まで注入する。ポリエステ
ル混合溶液５ａは、ポリエステル樹脂に促進剤を全体量
の２％を入れ、次に触媒を全体量の１，５％入れて作成
する。
固着した枠体３の内側に、ポリエステル混合溶液５ａ
を、枠体３の厚さ（２ｍｍ）まで注入する。ポリエステ
ル混合溶液５ａは、ポリエステル樹脂に促進剤を全体量
の２％を入れ、次に触媒を全体量の１，５％入れて作成
する。
【００１４】そのまま、ポリエステル混合溶液５ａを約
２４時間放置して乾燥硬化させる。（図３）
２４時間放置して乾燥硬化させる。（図３）
【００１５】ポリエステル混合溶液５ａの乾燥硬化後、
透明アクリル樹脂板１の形状、大きさと同様の形状、大
きさに形成した不透明アクリル樹脂板６を、枠体３およ
び硬化したポリエステル混合樹脂５ｂの表面に接着剤に
よって接着する。（図４）
透明アクリル樹脂板１の形状、大きさと同様の形状、大
きさに形成した不透明アクリル樹脂板６を、枠体３およ
び硬化したポリエステル混合樹脂５ｂの表面に接着剤に
よって接着する。（図４）
【００１６】この発明の実施形態の広告板の完成品は、
図５に示すように透明アクリル樹脂板１側が表面にな
り、不透明アクリル樹脂板６側が裏面になる。
図５に示すように透明アクリル樹脂板１側が表面にな
り、不透明アクリル樹脂板６側が裏面になる。
【００１７】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、接着形
成された合成樹脂広告板が衝撃や温度変化によって剥離
しにくく、山岳地帯等の非常に環境の厳しいところでも
設置でき、長期間の存置に耐えることができる。
成された合成樹脂広告板が衝撃や温度変化によって剥離
しにくく、山岳地帯等の非常に環境の厳しいところでも
設置でき、長期間の存置に耐えることができる。
【００１８】また、夜光塗料による文字等の印刷物がポ
リエステル混合溶液によって確実に外部から被覆される
ので文字等の印刷物が消えることがない。また文字等の
印刷物を夜光塗料によって形成することによって、外に
エネルギーのない山岳地帯等の夜間でも見ることが可能
である。
リエステル混合溶液によって確実に外部から被覆される
ので文字等の印刷物が消えることがない。また文字等の
印刷物を夜光塗料によって形成することによって、外に
エネルギーのない山岳地帯等の夜間でも見ることが可能
である。
【図１】 この発明の実施形態の製造工程を示す斜視説
明図
明図
【図２】 同じく製造工程を示す端面説明図
【図３】 同じく製造工程を示す端面説明図
【図４】 同じく製造工程を示す端面説明図
【図５】 この発明の実施形態の完成品を表面側から示
した斜視図
した斜視図
１ 透明アクリル樹脂板 ２ 印刷した文字等 ３ 枠体（不透明アクリル樹脂板（白アクリル樹脂
板）） ４ クリップ ５ａ ポリエステル混合溶液 ５ｂ ポリエステル混合溶液硬化後のポリエステル混合
樹脂 ６ 不透明アクリル樹脂板（白アクリル樹脂板）
板）） ４ クリップ ５ａ ポリエステル混合溶液 ５ｂ ポリエステル混合溶液硬化後のポリエステル混合
樹脂 ６ 不透明アクリル樹脂板（白アクリル樹脂板）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G09F 7/00 G09F 1/02 G09F 7/16 G09F 13/04
Claims (2)
- 【請求項１】 一表面に文字等を印刷した透明アクリル
樹脂板の印刷面側周囲に、不透明アクリル樹脂板から成
る枠板を設け、透明アクリル樹脂板の印刷面側の枠体内
にポリエステル混合樹脂を注入して硬化させ、不透明ア
クリル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の上から接
着して成ることを特徴とする広告板。 - 【請求項２】 透明アクリル樹脂板の一表面に文字等を
印刷した後、透明アクリル樹脂板の印刷面側周囲に、不
透明アクリル樹脂板を枠板として接着し、透明アクリル
樹脂板の印刷面側の枠体内にポリエステル混合樹脂を注
入し、ポリエステル混合樹脂の硬化後に、不透明アクリ
ル樹脂板を枠体とポリエステル混合樹脂の上から接着し
て成ることを特徴とする広告板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35297595A JP2905434B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 広告板および広告板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35297595A JP2905434B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 広告板および広告板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09185325A JPH09185325A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2905434B2 true JP2905434B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=18427732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35297595A Expired - Fee Related JP2905434B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 広告板および広告板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2905434B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP35297595A patent/JP2905434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09185325A (ja) | 1997-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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