JP2904403B2 - 気流式粉砕機 - Google Patents

気流式粉砕機

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JP2904403B2 JP3937195A JP3937195A JP2904403B2 JP 2904403 B2 JP2904403 B2 JP 2904403B2 JP 3937195 A JP3937195 A JP 3937195A JP 3937195 A JP3937195 A JP 3937195A JP 2904403 B2 JP2904403 B2 JP 2904403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通常数十ミクロン以
下の粒径を有する金属、化成品、鉱物などの原料を流体
エネルギーを利用して粉砕を行う気流式粉砕機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種気流式粉砕機すなわちジェ
ットミルでは、流体ノズルの中心軸線より上方(30〜
50mm程度)に原料が満た(貯溜)されているとき
に、最も効率の良い粉砕がなされ、このことは最適レベ
ルより多くても少なくても効率は低下する。すなわち、
所定レベルより多すぎると原料の運動が制約されて、粉
砕エネルギー小さくなる。逆に少なすぎると、お互に衝
突する相手となる原料がなくなって、粉砕エネルギーが
小さくなる。したがって、粉砕室内に原料の量を最適レ
ベルに保つよう供給量を制御する必要がある。最適レベ
ル維持する手段としては、種々のものが有るが、その1
つとして、粉砕室内の貯溜原料の量を秤量する方式、例
えば実公平2−5892号公報を挙げることができる
(図6参照)。図5において、aは上部粉砕室であり、
その側方上部にホッパb、ロータリフィーダcを有して
いて、被粉砕物を上部粉砕室aに供給するようになって
いる。dは上部粉砕室の下部周囲に設けた環状ヘッダ
で、このヘッダは上部粉砕室aとともに架台eにより固
定されている。fは下部粉砕室で、その側壁には複数の
流体ノズルgを設け、このノズルをヘッダdに連通させ
ている。上部粉砕室aの上端には排気ダクトhを連通さ
せ、このダクトに分級機iを設けている。分級機iは図
示省略のモータにより駆動される。jは上下の粉砕室
a、fの連結手段で、これは柔軟かつ気密性のあるゴム
などの材料からなる。また、下部粉砕室fの周壁外側に
設けた複数のブラケットkを固定し、このブラケットを
秤量手段として圧縮形ロードセルmにより支持したもの
で、これにより下部粉砕室fの自重を含む下部粉砕室f
内に貯溜された被粉砕物の全重量が圧縮形ロードセルm
で測定するようになっている。上記のように貯溜された
原料の重量は、圧縮型ロードセルにより秤量される。す
なわち、このロードセルにより秤量された値は下部粉砕
室の自重(重量)を含んでいるため、この風袋重量とし
て差し引きすることにより貯溜原料の正味重量を知るこ
とができる。この正味重量が最適レベルになるようにロ
ードセルの測定値に基づいてロータリーフィーダを制御
するなどの方法で原料の供給量を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のものは、原料の重量と下部粉砕室の重量の合計重量
を秤量する大きな容量のロードセルが必要となり、また
ロードセルの精度は一般的に定格荷重の1/2000で
あることから、結果として秤量精度が低下するという問
題がある。また、通常真比重が比較的小さい原料(3以
下)である場合、最適レベルを一定に保つことはそれほ
ど難しいことではないが、金属のような真比重が5〜8
と大きいものは少しのレベルの変化でも粉砕精度が低下
することとなるなどの問題がある。
【0004】この発明は、前記問題を改良するためにな
したものであり、下部粉砕室の重量を秤量することな
く、ぼぼ被粉砕物(以下原料という)の重量のみを秤量
することによって、秤量手段の小型化とともに秤量精度
の高い、かつ粉砕精度の低下がない気流式粉砕機を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の気流式粉砕機は、架台に支持された粉砕
室の下方側壁に複数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向
けて配置し、前記粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に
底部材を上下自在に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段
を介して前記底壁に連結するとともに、前記底部材を地
上または機台上に配設した秤量手段の上に載置したこと
である。
【0006】また、架台に支持された粉砕室の下方側壁
に複数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、
前記粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下
自在に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記
底壁に連結し、前記粉砕室の底壁から複数個の支持材を
垂下し、該支持材の下端に底板を取付け、該底板と前記
底部材との間に秤量手段を設けるとともに、該秤量手段
と前記底板との間に調整手段を設けたことである。ま
た、架台に支持された粉砕室の下方側壁に複数の流体ノ
ズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記粉砕室の底
壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在に嵌装し、
該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁に連結し、
前記粉砕室の底壁から前記底部材と前記連結手段とを囲
む筒状体を垂下し、該筒状体の下端を塞ぐ底板を設け、
前記底部材と前記底板との間に秤量手段を設け、該秤量
手段と前記底板との間に調整手段を設けたことである。
さらに、架台に支持された粉砕室の下方側壁に複数の流
体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記粉砕室
の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在に嵌装
し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁に連結
するとともに、前記底部材から横方向に突出して支持部
材を設け、該支持部材と前記底壁との間に複数個の秤量
手段を設けたことである。
【0007】
【作用】請求項1において、流体ノズルから粉砕室内に
供給された圧縮流体は、ジェット噴流となって原料貯溜
層中心に向って噴出する。このジェット気流により原料
が巻き込まれ、該原料が相互に衝突と摩擦を繰り返す内
に粉砕され、微粉化される。細かく砕かれた微粉は、上
昇気流とともに上昇する。上記粉砕の継続と原料の定量
供給により、一定の貯溜層(堆積高さ)を形成する。上
記粉砕状態において、貯溜層の表面のうち、粉砕室の側
壁側はほとんど流動せず、中央付近の表面が流動するこ
とから、この流動部の直径に相当する原料の堆積量を底
部材で受け、その重量が秤量手段により秤量される。秤
量手段により秤量された重量値は底部材のを含んでいる
が、この底部材の自重は既知で一定であるから、この既
知の値を風袋重量として差引くことにより底部材上の原
料の正味重量を知ることができる。上記粉砕と原料の供
給のバランスが崩れると、原料の堆積高さが変動する。
この変動より、底部材上の原料の重量も変る。この変化
する原料の重量を秤量手段で検出し、この検出結果に基
づいて、堆積高さが常に最適レベルになるように原料の
供給を制御するのである。上記のように、流動部の直径
は粉砕室の直径より相当小さいことから、底部材上にあ
る原料の重量も小さく、また風袋としての底部材の重量
も小さい。このため、秤量手段にかかる負荷(重量値)
が小さくて済む。しかも、秤量手段の負荷が小さいこと
から、堆積量(堆積層の原料の高さ)の微小な変化(変
動)を容易に検出できる。さらに、粉砕室は一体であ
り、かつ架台に載置固定されているため、流体ノズルか
らの流体の噴出に伴う粉砕室の振動が抑制される。
【0008】請求項2によれば、支持材と底板とによ
り、秤量手段を地上から離れた上部に位置させることが
できるので、秤量手段のセットや調整手段による底部材
の上下方向の調整が容易である。請求項3によれば、筒
状体と底板とにより、秤量手段を地上から離れた上部に
位置させることができるので、秤量手段のセットや調整
手段による底部材の上下方向の調整が容易である。ま
た、筒状体と底板とで気密状とすることにより、外部へ
の流体の漏洩または外部からの空気の流入が阻止され
る。請求項4によれば、支持部材により、秤量手段を地
上から離れた上部に位置させることができるので、秤量
手段のセットや調整手段による底部材の上下方向の調整
が容易である。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1〜2は第1実施例で、同図において1は地
面または図示しない機台から間隔を空けて架台2に固定
的に支持された粉砕室であり、その側方に原料ホッパ
3、ロータリフィーダ4およびシュート5を設ける。6
は粉砕室1の下部下方位置に設けた複数の流体ノズル
で、このノズルを導管8を介して圧縮流体発生源(例え
ば、コンプレッサ)7に接続する。流体として空気や窒
素ガスを用いる。9は粉砕室1の底壁で、この底壁に開
口10を形成する。11は底壁9の開口10に配設した
底部材で、この底部材はその下部に張出し部11aを有
している。この底部材11はその外径が開口10と僅か
な隙間を存して嵌り込んでおり、開口10内を僅かに上
下し得る。12は柔軟な連結手段で、この連結手段の下
端を底部材11の張出し部11aに、上端を底壁9にボ
ルト12aを介して底部材11を粉砕室1に連結する。
この連結手段12はゴム引き布のような気密性にに富ん
だもので、底部材11の動きの妨げとならないようにす
るとともに、粉砕室1内の流体の漏洩を防止する材料と
する。13は地上または図示しない機台上に設置された
圧縮型ロードセルなどからなる秤量手段で、その秤量検
出部13aの上に底部材11を載置する。これによっ
て、底部材11の自重(重量)を含む底部材11上にあ
る堆積原料の重量を検出する。14は粉砕室1の上部に
設けた遠心力型などの気流式分級機で、粉砕室1の上部
に設置したモータ14aと、このモータによって高速回
転する分級ロータ14bとからなる。15は微粉排出管
で、この排出管を製品捕集機16を経て排風機17に接
続する。
【0010】前記実施例において、原料をホッパ3から
ロータリフィーダ4、シュート5を経て粉砕室1内に定
量供給し、粉砕室1の下方に原料の貯溜層を形成する。
上記原料の貯溜状態において、圧縮流体を圧縮流体発生
源7を経て流体ノズル6に供給する。流体ノズル6に供
給された圧縮流体(空気)は、ジェット噴流となって貯
溜層中に噴出する。このジェット気流により原料は巻き
込まれ、該原料が相互に衝突と摩擦を繰り返す内に粉砕
され、微粉化される。細かく砕かれた微粉は、上昇気流
とともに上昇し、気流式分級機14により所定の粒度の
分級点で分級され、空気とともに排出管15から捕集機
16に入って微粉と気流とに分離され、微粉は製品とし
て捕集機16の下部から回収され、空気は排風機17を
経て大気に放出される。なお、気流式分級機14を通過
しない粗粉は、粉砕室1の側壁に沿って貯溜層上に下降
し、再粉砕される。一方、上記粉砕により貯溜層の高さ
は減少するが、減少分に見合う原料がロータリフィーダ
4から定量供給され、常時一定の貯溜層高さ(H)を形
成するようになっている。
【0011】上記粉砕状態において、貯溜層の表面のう
ち、粉砕室1の側壁側の貯溜層表面はほとんど流動せ
ず、このことは側壁側の貯溜層はあまり変化がなく、そ
の重量の変化も少ない。一方、貯溜層の中央付近は前記
流動にともなって変動し、その重量が変化する。したが
って、貯溜層表面の非流動部と流動部の交点(流動層の
始点)をZとしたとき、この始点Zの円内の堆積高さに
相当する原料の重量を測定(秤量)すれば、その重量の
変化を正確につかむことができる。すなわち、始点Z円
内の直径と底部材11の直径(B)をほぼ同じにすれ
ば、底部材11の上にある原料の重量、すなわち、底部
材11の外径寸法(B)×貯溜層高さ(H)の容積内に
ある重量と、底部材11の重量が秤量検出部13aを経
て秤量手段13により秤量される。秤量手段13により
秤量された重量値は底部材11の自重を含んでいるが、
この底部材11の自重は既知で一定であるから、この既
知の値を風袋重量として差引くことにより、底部材11
上の原料の正味重量を知ることができる。上記粉砕によ
る微粉の上昇と原料の供給のバランスが崩れると、貯溜
層の原料の高さ(C)が変動する。この変動より、底部
材11上の原料の重量も変るので、この変化する原料の
重量を秤量手段13で検出し、この検出結果に基づい
て、ロータリフィーダ4を制御して原料の供給量を増減
し、原料の高さ(C)が常に最適レベルになるようにす
るのである。
【0012】上記のように、底部材11の直径(B)を
前記流動層の始点Zの円内径とほぼ同じにすることで、
この直径(B)は粉砕室1の直径(A)より相当小さい
(通常1/2以下である)ことから、その上にある原料
の重量も小さく、また風袋としての底部材11の重量も
小さい。このため、秤量手段13にかかる前記両重量の
和も負荷(重量値)が小さくて済み、この結果として秤
量手段13を小型のものとすることができる。しかも、
秤量手段13の小型化により、堆積量(原料の高さ)の
微小な変化(変動)を容易に検出することができる。真
比重の大きいものの場合は、特に有効である。さらに、
粉砕室1は一体であり架台2に載置固定されているた
め、流体ノズル6からの流体の噴出に伴って粉砕室1が
振動を起こすことがなく、振動に起因する秤量精度の低
下が極めて小さい。
【0013】次に、他の実施例を図面とともに説明す
る。なお、前記実施例と同一部分については、同一符号
を用いる。図3は第2実施例で、同図において、1は前
記実施例と同様の粉砕室、6は複数の流体ノズル、9は
粉砕室1の底壁、10は開口、11は底部材で、張出し
部11aを有している。12は柔軟な連結手段、12a
は連結用のボルトである。13は圧縮型ロードセルなど
からなる秤量手段で、この手段を底壁9から垂下した支
持材18の下端に連結した底板19の上に載置し、その
秤量検出部13aの上に底部材11を載置する。なお、
秤量手段13は、底板19に螺合したボルトからなる調
整手段20により上下方向調節可能となっている。21
は調整後用の固定ボルトである。
【0014】図4は第3実施例で、同図において、1は
前記実施例と同様の粉砕室、6は複数の流体ノズル、9
は粉砕室1の底壁、10は開口、11は底部材で、張出
し部11aを有している。12は柔軟な連結手段、12
aは連結用のボルトである。13は圧縮型ロードセルな
どからなる秤量手段で、この手段を連結手段12の外側
にあって底壁9から垂下した筒状体22の下端に連結し
た底板19の上に載置し、その秤量検出部13aの上に
底部材11を載置する。なお、秤量手段13は、底板1
9に螺合したボルトからなる調整手段20により上下方
向調節可能となっている。21は調整後用の固定ボルト
である。筒状体22と底板19により開口10を気密状
に囲むことにより、開口10を経て外部への流体の漏出
或いは外部からの空気の流入を阻止する。これによって
粉体が爆発性の場合には、その爆発の危険性が回避され
る。さらには、筒状体22内と粉砕室1を均圧管23で
連通することにより、筒状体22内の圧力を粉砕室1内
の圧力(通常は負圧)とバランスさせる。
【0015】図5は第4実施例で、同図において、1は
前記実施例と同様の粉砕室、6は複数の流体ノズル、9
は粉砕室1の底壁、10は開口、11は被処理物秤量用
底部材で、張出し部11aを有している。12は柔軟な
連結手段、12aは連結用のボルトである。13は引張
型ロードセルなどからなる秤量手段で、この手段を底壁
9と底部材11から横方向に突出した支持部材24との
間に配設したものである。この場合、秤量手段13を底
壁9にボルトにより固定するとともに秤量検出部13a
を支持部材24にボルトにより固定したものである。な
お、秤量手段13は、図示省略したが支持部材24に螺
合したボルトからなる調整手段20により上下方向調節
可能とすることができる。なお、前記第1実施例におい
て、地上または図示しない機台と秤量手段13との間に
前記第2実施例で挙げた調整手段20を設けることもで
きる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したか
ら、次に述べるような効果を奏する。請求項1の発明に
よれば、架台に支持された粉砕室の下方側壁に複数の流
体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記粉砕室
の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在に嵌装
し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁に連結
するとともに、前記底部材を地上または機台上に配設し
た秤量手段の上に載置したから、従来のような下部粉砕
室と貯溜量の全重量を秤量するものに比べて、貯溜量の
一部と粉砕室下部の底部材の合計重量は小重量の秤量で
済むこととなり、このため秤量手段の容量を大幅に小型
化することができる。また、秤量手段の小型化によっ
て、秤量精度が大幅に向上し、ひいてはきめ細かい供給
量の制御が可能となり、これによって粉砕精度を著しく
向上することができる。また、秤量手段の使用個数も少
なくて済むので、製作が容易で安価である。さらに、粉
砕室は一体であり架台に載置固定されているため、流体
ノズルからの流体の噴出に伴って粉砕室が振動を起こす
ことがなく、これによって長期の使用に耐えるととも
に、振動に起因する粉砕精度の低下も極めて少ない。
【0017】請求項2の発明によれば、秤量手段の小型
化、粉砕精度の向上および無振動に加えて、秤量手段の
セットや底部材の調整を容易に行うことができる。請求
項3の発明によれば、秤量手段の小型化、粉砕精度の向
上および無振動に加えて、秤量手段のセットや底部材の
調整を容易に行うことができる。さらに流体の漏洩また
は外部からの空気の流入を確実に阻止することができ
る。請求項4の発明によれば、秤量手段の小型化、粉砕
精度の向上および無振動に加えて、秤量手段のセットや
底部材の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る気流式粉砕機の第1実施例を示
す断面図である。
【図2】この発明に係る気流式粉砕機の第1実施例の要
部を示す拡大断面図である。
【図3】この発明に係る気流式粉砕機の第2実施例を示
す断面図である。
【図4】この発明に係る気流式粉砕機の第3実施例を示
す断面図である。
【図5】この発明に係る気流式粉砕機の第4実施例を示
す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 粉砕室 2 架台 6 流体ノズル 9 底壁 10 開口 12 連結手段 13 秤量手段 14 気流式分級機 16 製品捕集機 17 排風機 18 支持材 19 底板 22 筒状体 24 支持部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台に支持された粉砕室の下方側壁に複
    数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記
    粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在
    に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁
    に連結するとともに、前記底部材を地上または機台上に
    配設した秤量手段の上に載置したことを特徴とする気流
    式粉砕機。
  2. 【請求項2】 架台に支持された粉砕室の下方側壁に複
    数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記
    粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在
    に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁
    に連結し、前記粉砕室の底壁から複数個の支持材を垂下
    し、該支持材の下端に底板を取付け、該底板と前記底部
    材との間に秤量手段を設けるとともに、該秤量手段と前
    記底板との間に調整手段を設けたことを特徴とする気流
    式粉砕機。
  3. 【請求項3】 架台に支持された粉砕室の下方側壁に複
    数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記
    粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在
    に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁
    に連結し、前記粉砕室の底壁から前記底部材と前記連結
    手段とを囲む筒状体を垂下し、該筒状体の下端を塞ぐ底
    板を設け、前記底部材と前記底板との間に秤量手段を設
    け、該秤量手段と前記底板との間に調整手段を設けたこ
    とを特徴とする気流式粉砕機。
  4. 【請求項4】 架台に支持された粉砕室の下方側壁に複
    数の流体ノズルを該粉砕室の中心に向けて配置し、前記
    粉砕室の底壁に開口を設け、該開口に底部材を上下自在
    に嵌装し、該底部材を軟質な連結手段を介して前記底壁
    に連結するとともに、前記底部材から横方向に突出して
    支持部材を設け、該支持部材と前記底壁との間に複数個
    の秤量手段を設けたことを特徴とする気流式粉砕機。
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