JP2904015B2 - 移動体通信システムのチャネル割当方式 - Google Patents

移動体通信システムのチャネル割当方式

Info

Publication number
JP2904015B2
JP2904015B2 JP6164019A JP16401994A JP2904015B2 JP 2904015 B2 JP2904015 B2 JP 2904015B2 JP 6164019 A JP6164019 A JP 6164019A JP 16401994 A JP16401994 A JP 16401994A JP 2904015 B2 JP2904015 B2 JP 2904015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
channel
area
zone
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6164019A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0833023A (ja
Inventor
聖子 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6164019A priority Critical patent/JP2904015B2/ja
Publication of JPH0833023A publication Critical patent/JPH0833023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2904015B2 publication Critical patent/JP2904015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動体通信システムゾ
ーン間を通信接続するためのチャネル割当方式に関する
ものである。以下説明の便宜上、通移体通信システムの
うち、一例としてMCA(Multi Channel
Access)陸上移動体通信システムにつき述べ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は(財)電波システム開発センター
より平成2年8月に発行された『800MHz帯(狭帯
域化)MCA陸上移動通信を行う無線局の無線設備標準
規格(RCR STD−23)』に示された従来の大ゾ
ーン方式での通信システムの構成図である。
【0003】図において、1は空中線であり、2は送信
装置及び受信装置として働く無線装置であり、3は無線
装置2に送るまたは無線装置2から受けた信号を処理す
る制御装置であり、4は制御装置3の処理内容をメモリ
したり、制御装置3を通過してきた信号をメモリする記
憶装置であり、空中線1・無線装置2・制御装置3・記
憶装置4から移動局5が構成されている。
【0004】また、6は空中線であり、7は送信装置及
び受信装置として働く無線装置であり、8は無線装置7
に送るまたは無線装置7から受けた信号を処理する制御
装置であり、9は制御装置8の処理内容をメモリした
り、制御装置8を通過してきた信号をメモリする記憶装
置であり、空中線6・無線装置7・制御装置8・記憶装
置9から制御局10が構成されている。
【0005】11は制御局10の制御装置8の信号制御
状況を運用監視する運用監視制御装置であり、12は移
動局5と制御局10間の信号の送・受信が行われる通信
領域を示している。
【0006】このような従来の通信システムにおいて
は、移動局と制御局の間の通信は一通信領域内のみで行
われる通信がサポートされていた。従って、従来の制御
局10のチャネルは1つの通信領域12内で行う領域内
通信用チャネルのみで構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信システム
は、以上のように構成されていたので、1つの通信領域
内の移動局は異なる通信領域に存在する移動局との間で
通信を行うことはできないという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、異なる通信領域に存在する移動局
間で通信することを可能にする通信方式を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体通
信システムのチャネル割当方式は、制御局の、1つの通
信領域内で行う領域内通信用のチャネル数と、異なる通
信領域間で行う通信領域間通信用のチャネル数とを設定
する運用監視制御装置を設け、制御局のチャネルが、1
つの通信領域内で行う領域内通信用チャネルと、異なる
通信領域間で行う通信領域間通信用チャネルと、領域内
通信用チャネルとしても通信領域間通信用チャネルとし
ても割り当て可能とする共用チャネルとからなるように
したものである。
【0010】さらに、制御局の通信領域間通信用チャネ
ルの数と共用チャネルの数の合計と領域内通信用チャネ
ルの数との比率を、発生したそれぞれの呼量の比率に応
じて変動させることができるようにしたものである。
【0011】また、制御局の、1つの通信領域内で行う
領域内通信用のチャネル数と、異なる通信領域間で行う
通信領域間通信用のチャネル数とを設定する運用監視制
御装置を設け、制御局のチャネルが、1つの通信領域内
で行う領域内通信用チャネルと、領域内通信用チャネル
としても通信領域間通信用チャネルとしても割り当て可
能とする共用チャネルとからなるようにしたものであ
る。
【0012】さらにまた、制御局の共用チャネルの領域
内通信用への割り当ては、予め設定された順位に基き行
い、通信領域間通信用への割り当ては領域内通信用への
割り当てと逆の順位に基き行うようにしたものである。
【0013】
【作用】上記のようなこの発明の移動体通信システムの
チャネル割当方式においては、異なる通信領域の移動局
間の通信が可能となるだけではなく、領域内通信用チャ
ネルとしても通信領域間通信用チャネルとしても割り当
て可能とする共用チャネルにより領域内通信が多い場合
にも、通信領域間通信が多い場合にも対応できる。
【0014】また、異なる通信領域の移動局間の通信が
可能となるだけではなく、共用チャネルが実際に使用さ
れる頻度により変動するので、利用可能チャネルが有効
に効率よく利用される。
【0015】さらに、異なる通信領域の移動局間の通信
が可能となるだけではなく、領域内通信のみに全チャネ
ルを使用することもできる。
【0016】さらにまた、異なる通信領域の移動局間の
通信が可能となるだけではなく、優先順位に基く適切な
チャネル割当てを行うことができる。
【0017】
【実施例】
実施例1.この発明の移動体通信システムのチャネル割
当方式の一実施例を図1ないし図5を用いて説明する。
図1は実施例1の異なる通信領域間の通信システムの接
続関係を示す構成ブロック図である。図2はこの発明の
実施例1の制御局の運用チャネル割り当て状態を示す図
である。図3は同一通信領域内の移動局と制御局の間の
通信に使用するチャネルの予約を共用チャネルに割り当
てる状態を示す図である。図4は異なる通信領域間の通
信に使用するチャネルの予約を制御局の共用チャネルに
割り当てる状態を示す図である。図5は同一通信領域内
の移動局と制御局の間の通信に使用するチャネルの予約
と、異なる通信領域間の通信に使用するチャネルの予約
が両方ともあった時の共用チャネルの割り当て状態を示
す図である。
【0018】図において、13は第1の通信領域であ
り、以下、第1のゾーンという。14は第1のゾーン1
3とは異なる通信領域である第2の通信領域であり、以
下、第2のゾーンという。15は第1のゾーン13内を
移動する第1の移動局、16は第1のゾーン13内の第
1の制御局、17は第2ゾーン14内を移動する第2の
移動局、18は第2のゾーン14内の第2の制御局であ
る。
【0019】19・21は第1・第2の移動局15・1
7それぞれの空中線であり、20・22は第1・第2の
移動局15・17の移動局本体であり、この移動局本体
20・22は送信装置及び受信装置として働く無線装
置、送・受する信号を制御する制御装置、処理内容をメ
モリしたり、信号をメモリする記憶装置より構成されて
いる。
【0020】23は第1の移動局15の空中線19と信
号の送・受を行う空中線であり、24は送信装置及び受
信装置として働く無線装置であり、25は無線装置24
に送るまたは無線装置24から受けた信号を処理する制
御装置であり、26は制御装置25の処理内容をメモリ
したり、制御装置25を通過してきた信号をメモリする
記憶装置であり、27は第1の制御局16と異なる通信
領域の制御局(この実施例においては第2の制御局1
8)とを接続する第1の制御局間接続装置であり、空中
線23・無線装置24・制御装置25・記憶装置26・
第1の制御局間接続装置27から第1の制御局16が構
成されている。
【0021】28は第2の移動局17の空中線21と信
号の送・受を行う空中線であり、29は送信装置及び受
信装置として働く無線装置であり、30は無線装置29
に送るまたは無線装置29から受けた信号を処理する制
御装置であり、31は制御装置30の処理内容をメモリ
したり、制御装置30を通過してきた信号をメモリする
記憶装置であり、32は第2の制御局18と異なる通信
領域の制御局(この実施例においては第1の制御局1
6)とを接続する第2の制御局間接続装置であり、空中
線28・無線装置29・接続装置30・記憶装置31・
第2の制御局間接続装置32から第2の制御局18が構
成されている。
【0022】33は第1・第2の制御局16・18のそ
れぞれの制御装置25・30の信号制御状況を運用監視
・制御する運用監視制御装置であり、通信領域間通信を
行う制御局に接続されている。この実施例においては運
用監視制御装置33を第1・第2の制御局16・18の
それぞれの制御装置25・30に接続したが、第1・第
2の制御局16・18の制御装置25・30のそれぞれ
に運用監視制御装置を接続し、これらの運用監視制御装
置の制御情報・チャネル情報を合わせるようにしてもこ
の実施例と同様な異なる制御局間の運用監視制御をおこ
なうことはできる。
【0023】まず、図1を用いてこの実施例の通信のし
かたについて説明する。同一通信領域内においては、例
えば第1のゾーン13内の第1の移動局15と第1の制
御局16の間の通信は、または第2のゾーン14内の第
2の移動局17と第2の制御局18の間の通信は、図8
の従来の通信システムと同様に制御局の領域内通信用チ
ャネルを介して通信が行われる。
【0024】次に異なる通信領域間の移動局間の通信
は、まず第1の移動局15より異なる通信領域への通信
が指定されると、運用監視制御装置33により監視され
ている第1の制御局16は通信領域間通信用チャネルが
割り当てられ、この通信領域間通信用チャネルを通して
第1の制御局16の第1の制御局間接続装置27から指
定された通信領域(この実施例においては第2のゾーン
14)の第2の制御局18の第2の制御局間接続装置3
2に有線又は無線により入り、制御装置30・無線装置
29・空中線28を通して第2のゾーン14の移動局で
ある第2の移動局17の空中線21で受信する。
【0025】この実施例の第1・第2の制御局16・1
8のチャネルの割り当て状態を図2を用いて説明する。
34は第1・第2の制御局16・18のような制御局の
通信回線として使用可能な運用チャネルであり、その運
用チャネル34の内、35が従来もあった1つの通信領
域内の通信回線に使用することのできる領域内通信用チ
ャネルであり、ここにおいては一般接続用チャネルとい
う。36は運用チャネル34内の異なる通信領域間での
通信のみに使用することのできる通信領域間通信チャネ
ルであり、ここにおいてはゾーン接続用チャネルとい
う。37は運用チャネル34内において一般接続用チャ
ネルとしてのチャネル割り付け、ゾーン接続用チャネル
としてのチャネル割り付けのいづれも可能とする共用チ
ャネルであり、ここにおいてはゾーンor一般接続用チ
ャネルという。
【0026】ゾーン接続用チャネル36とゾーンor一
般接続用チャネル37は両チャネルとも通信領域間通信
チャネルとして使用することが可能であるので、両チャ
ネルを総称して制御局間接続施工チャネル38とする。
【0027】このチャネルのチャネル割当ての具体的方
法について図3、図4及び図5に基き具体的に説明す
る。なお、図3は一般予約キューのみ存在する場合のゾ
ーンor一般接続用チャネル割当て方法を図4は、ゾー
ン予約キューのみ存在する場合のゾーンor一般接続用
チャネル割当て方法を図5は、一般予約、ゾーン予約共
に存在する場合のゾーンor一般接続用チャネル割当て
方法をそれぞれ示している。
【0028】図3において、15は通信領域13に存在
する移動局、16は通信領域13に存在する制御局であ
る。図4、図5において、15は通信領域13に存在す
る移動局、16は通信領域13に存在する制御局、17
は通信領域14に存在する移動局、18は通信領域14
に存在する制御局であり、15、17の移動局は、通信
領域13、14両方の通信領域で通信可能と登録されて
いる移動局である。また、図5の151は、通信領域1
3でのみ通信可能な移動局である。
【0029】図3、図4及び図5において、予約キュー
とは、制御局16、18に登録されている移動局から接
続要求信号(以降、発呼と呼ぶ)(また、以降、信号と
いう呼称は省略する)を送信したが、空チャネルがなく
チャネル空き待ち状態にある発呼を蓄積するバッファを
意味し、この予約キューとしては一般接続用チャネルの
空きを待つ一般予約とゾーン接続用チャネルの空きを待
つゾーン予約がある。ゾーンor一般接続用チャネル
は、移動局が一般又は制御局間接続を行おうとしたが各
々のゾーン接続用専用チャネルに空きがなく、予約キュ
ーに蓄積されたゾーン予約がある場合に割当てられる。
【0030】図3に示す一般予約の割当につき以下に述
べる。図3中予約キューの欄には、「一般」「ゾーン」
との表記されているが、それらは、それぞれ一般予約キ
ュー、ゾーン予約キューを意味し、又、チャネル欄の
「一般」、「ゾーンor一般」、「固定」の表記は、そ
れぞれ一般接続用チャネル、ゾーンor一般接続用チャ
ネル、ゾーン間接続用固定チャネルを意味している。
又、チャネル欄中の符号「G」とあるのは一般接続チャ
ネルとして使用中の意味を示す。まず、移動局15から
発呼を送信する。これを受けた制御局16は、その時点
では一般接続用チャネル、ゾーンor一般接続用チャネ
ル共に空きがないため一般予約キューの先頭70に一般
発呼を予約する(図3のS1)。その後、制御局16
は、自ゾーン内の空きチャネル情報よりゾーンor一般
接続用チャネル71に空きが出ると(図3のS2)、一
般予約70をゾーンor一般接続用チャネル71に割当
て、一般接続通信が開始され、一般予約70をクリアす
る(図3のS3)。これら一連の動作は制御装置25,
30によるソフトウェア処理に基き実行される。
【0031】次にゾーン予約キューのみ存在する場合に
ついて第4図に基き説明する。図4のチャネル欄中符号
「Z」とあるのは、ゾーン接続使用中の意味を示す。通
信領域13に存在する移動局15から通信領域14に存
在する移動局17に対して発呼を送信する。これを受け
た制御局16は、ゾーンor一般接続用チャネル、ゾー
ン接続用チャネル共に空きがない(図4のS10)ため
ゾーン予約キューの先頭73にゾーン発呼を予約する
(図4のS20)。
【0032】制御局16は、自ゾーン内の空きチャネル
情報よりゾーンor一般接続用チャネル74に空きが出
来ると、ゾーン予約73をゾーンor一般接続用チャネ
ル74に割当る。(図4のS20)(図中Nとあるのは
ゾーン接続用にチャネルが予約されたことを示す)通信
領域14にある制御局18に対して接続要求を送信す
る。制御局18は図4のS31の状態において、接続可
能な空チャネルが存在するか、接続要求のある移動局は
接続可能かの判断を行う。これらの条件が全て満たされ
ている時、図4のS31,S41に示すように接続要求
応答OK(許可回答を示す)76を制御局に対して送信
すると共にSch指示77(通信チャネルの指定信号)
を送信する。
【0033】制御局16は、図S50に示す状態におい
て、制御局18から指定された通信チャネルと自ゾーン
内でゾーン接続用に予約したチャネル74が同一周波数
チャネルを示すため、Sch指示応答OK(Sch指示
で指定したチャネルで通信可を示す)を、図4の51の
状態にある制御局18に送信し、移動局15を通話引入
れする。制御局18は、制御局16よりSch指示応答
OKを受信して移動局17を通話引入れする。これによ
り移動局15と移動局17が制御局間通信を始める。
【0034】次に一般予約、ゾーン予約共に存在する場
合について図5に基き説明する。通信領域13に存在す
る移動局15から通信領域14に存在する移動局17に
対してゾーン発呼を、移動局151から制御局16に対
して一般発呼をそれぞれ送信する。図5中S10に示す
ように一般接続、ゾーンor一般接続、ゾーン接続の全
てのチャネルに空きがないため、制御局16は一般予約
キューの先頭76、ゾーン予約キューの先頭77の各々
に発呼を予約する。
【0035】図5のS20に示すように制御局16は自
ゾーン内の空きチャネル情報よりゾーンor一般接続用
チャネル78に空きが出来ると、ゾーン予約77をゾー
ンor一般接続用チャネル78に割当てる。ゾーンor
一般接続用チャネルはゾーン専用チャネルであったもの
を一般接続通信の使用頻度が制御局間通信に比べ高いた
め、チャネルの使用効率を高めるために一般接続通信に
割当て可能にしたものであるので一般予約とゾーン予約
が重なった場合は、ゾーン予約の方が優先して割当てら
れる。これ以降の動作は、図4で説明した内容と同様で
ある。
【0036】実施例2.また、上記実施例では、運用チ
ャネルの一般接続用チャネルと制御局間接続施工チャネ
ルのチャネルの割合は固定で決まっていたが、一般接続
用チャネルと制御局間接続施工チャネルのチャネル数を
一般接続と制御局間接続の呼量に応じて割当ててもよ
い。この割当て方法について図1及び図6を用いて説明
する。
【0037】回線制御装置25、30に接続されている
運用監視制御装置33において、一般接続呼量81と制
御局間接続呼量82の比率に基き、一般接続用チャネル
85のチャネル数と制御局間接続施工チャネル84のチ
ャネル数を設定する。この値を受けた制御装置25、3
0は運用チャネル数を指示された値に割当てる。一般に
運用時間帯等により、一般接続呼量81と制御局間接続
呼量82の比率は変化するが、その度、運用監視制御装
置33は呼量81、82の変化に対応して、種々のタイ
ミングにおいて、適正な一般接続用チャネル83のチャ
ネル数、制御局間接続施工チャネル84のチャネル数を
設定ないし更新される。
【0038】チャネル数の設定は、例えば図6に示す様
に一般接続呼量をGO、制御局間接続呼量をZO、一般
接続用チャネル数をG1、制御局間接続施工チャネルを
Z1とすると、GO:ZO=G1:Z1となる。従っ
て、 制御局間接続施工チャネル数(Z1)=運用チャネル数
×ZO/(GO+ZO) 一般接続用チャネル数(G1)=運用チャネル数−Z1 となる。尚、この実施例2は運用チャネル85全体がい
わゆるゾーンor一般接続用チャネルに割り当てられ、
そのゾーンor一般接続用チャネルのうちゾーン接続用
チャネルと一般接続用チャネルとの割当て比が劣化する
ものと実質上同一と考えられる。
【0039】実施例3.この実施例は図7の様に制御局
間接続施工チャネル91をゾーンor一般接続用チャネ
ルとゾーン接続用チャネルに分割せず、ゾーンor一般
接続用チャネル93として使用するものであり、一般接
続用チャネル93は一般通信用に使用されるチャネルで
使用方法は従来通りである。図7に示されるように、ゾ
ーンor一般接続用チャネル93は制御局間接続が発生
した場合にこのチャネルを使用し、一般接続と制御局間
接続が重なった場合は制御局間接続を優先させる。すな
わちゾーンor一般接続用チャネルの使用方法も実施例
1で説明したものと同様である。この実施例3では通信
システム内でのトラヒック状況等により制御局間接続チ
ャネルを柔軟に使用することができる。
【0040】実施例4.この実施例は制御局間接続施工
チャネルのゾーンor一般接続用チャネルのチャネルア
サインを特定の優先順位に従って行なうものである。例
えば一般接続で使用する時はチャネル番号の小さい方か
ら大きい方の順に割り当て、制御間接続で使用する時
は、チャネル番号の大きいものから小さい方の順に割り
当てる。この設定は逆であってもよい。すなわち、一般
接続で使用する時はチャネル番号の大きい方から小さい
方の順に割り当て、制御局間接続で使用する時は、チャ
ネル番号の小さな方から大きい方の順に割り当ててもか
まわない。この実施例4ではチャネルアサインを優先順
位に従って行うので、その優先順位に基く適切なゾーン
間接続を実行できる。しかも領域内通信に使用している
チャネルと通信領域間通信に使用しているチャネルを区
分けすることができる。実施例1ないし実施例4に述べ
た割当に伴う一連の動作は制御装置25,30によるソ
フトウェア処理に基き実行される。
【0041】尚、この発明はいわゆるディジタル通信方
式、アナログ通信方式の双方に適用可能であり、また、
実施例ではMCA陸上通信方式のものにつき述べたが、
広く移動体通信システムに適用できる。
【0042】
【発明の効果】請求項第1項の発明によれば、一制御局
の通信領域内の通信に使用する一般接続用チャネルに他
の通信領域の移動局と通信出来る制御局間接続通信用チ
ャネルを割当てる様にしたので、制御局間通信を可能と
する効果がある。
【0043】請求項第1項の発明に加え、呼量の比率に
応じてチャネルの割当比率を設定するようにしたので、
請求項第2項の発明によれば利用可能チャネルが効率よ
く利用できる効果がある。
【0044】請求項第3項の発明によればチャネルを領
域内通信のみの利用と異なる通信領域の移動局間の通信
用の利用との双方の利用形態が可能となり、チャネルの
利用が柔軟となる効果がある。
【0045】請求項第4項の発明によれば請求項第1項
ないし第3項の発明に加え、優先順位に基き適切なチャ
ネル割当を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による制御局間接続シス
テム構成図である。
【図2】 実施例1の運用チャネルの構成図である。
【図3】 実施例1の一般予約のゾーンor一般接続用
チャネルへの割当て方法を示す図である。
【図4】 実施例1のゾーン予約のゾーンor一般接続
用チャネルへの割当て方法を示す図である。
【図5】 実施例1において一般予約とゾーン予約が共
に存在した時にゾーン予約のゾーンor一般接続用チャ
ネルへの割当て方法を示す図である。
【図6】 この発明の実施例2の運用チャネルの一般接
続用チャネル数、制御局間接続施工チャネル数割当て方
法を示す図である。
【図7】 この発明の実施例3の運用チャネルの一般接
続用チャネル、ゾーンor一般接続用チャネル割当て構
成図である。
【図8】 従来技術のシステム構成図である。
【符号の説明】
13,14 各システムの通信領域、19,21,2
3,28 空中線、20,22 移動局本体、24,2
9 無線装置、25,30 制御装置、26,31 記
憶装置、33 運用監視制御装置、34,85,94
運用チャネル、35,83,92 一般接続用チャネ
ル、36 ゾーン接続用チャネル、37,93 ゾーン
or一般接続用チャネル、38,84,91 制御局間
接続施工チャネル、70 一般予約、71,74,7
6,78 ゾーンor一般接続用チャネルの空きチャネ
ル、73,77 ゾーン予約、81 一般接続呼量、8
2 制御局間接続呼量。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの通信領域内の移動局と領域内通信
    を行う制御局を備えた移動局通信システムにおいて、前
    記制御局の、1つの通信領域内で行う領域内通信用のチ
    ャネル数と、異なる通信領域間で行う通信領域間通信用
    のチャネル数とを設定する運用監視制御装置を設け、前
    記制御局のチャネルが、1つの通信領域内で行う領域内
    通信用チャネルと、異なる通信領域間で行う通信領域間
    通信用チャネルと、領域内通信用チャネルとしても通信
    領域間通信用チャネルとしても割り当て可能とする共用
    チャネルとからなることを特徴とする移動体通信システ
    ムのチャネル割当方式。
  2. 【請求項2】 前記制御局の前記通信領域間通信用チャ
    ネルの数と前記共用チャネルの数の合計と領域内通信用
    チャネルの数との比率を、発生したそれぞれの呼量の比
    率に応じて設定するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の移動体通信システムのチャネル割当方式。
  3. 【請求項3】 1つの通信領域内の移動局と領域内通信
    を行う制御局を備えた移動体通信システムにおいて、前
    記制御局の、1つの通信領域内で行う領域内通信用のチ
    ャネル数と、異なる通信領域間で行う通信領域間通信用
    のチャネル数とを設定する運用監視制御装置を設け、前
    記制御局のチャネルが、1つの通信領域内で行う領域内
    通信用チャネルと、領域内通信用チャネルとしても通信
    領域間通信用チャネルとしても割り当て可能とする共用
    チャネルとからなることを特徴とする移動体通信システ
    ムのチャネル割当方式。
  4. 【請求項4】 前記制御局の前記共用チャネルの領域内
    通信用への割り当ては、予め設定された順位に基き行
    い、通信領域間通信用への割り当ては領域内通信用への
    割り当てと逆の順位に基き行うようにしたことを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の移動体
    通信システムのチャネル割当方式。
JP6164019A 1994-07-15 1994-07-15 移動体通信システムのチャネル割当方式 Expired - Fee Related JP2904015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6164019A JP2904015B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 移動体通信システムのチャネル割当方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6164019A JP2904015B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 移動体通信システムのチャネル割当方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0833023A JPH0833023A (ja) 1996-02-02
JP2904015B2 true JP2904015B2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=15785249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6164019A Expired - Fee Related JP2904015B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 移動体通信システムのチャネル割当方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2904015B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100568770C (zh) 2004-08-20 2009-12-09 株式会社日立国际电气 无线通信系统
JP6078277B2 (ja) * 2012-09-19 2017-02-08 株式会社日立国際電気 無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0833023A (ja) 1996-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5034993A (en) Method for allocating communication resources among RF communications systems
US5682601A (en) Method for providing communication handoff in a multiple site communication system
US5287545A (en) Method of and apparatus for advanced directed retry
JP2904015B2 (ja) 移動体通信システムのチャネル割当方式
JPH057902B2 (ja)
JPH1132366A (ja) 移動通信システムにおける通話チャネル割り当て方法
JPH09172674A (ja) 無線通信システム
JP3173646B2 (ja) 移動無線通信システム
JP2675374B2 (ja) 無線通信制御方式
JP2965276B2 (ja) 移動通信多元チャネル割付制御方法
JPH0723447A (ja) 移動通信装置
JP2791306B2 (ja) 移動体通信システム
JP2001189961A (ja) 無線装置
JP3183101B2 (ja) ゾーン間接続通信システム
JP2868112B2 (ja) Tdma移動通信の無線回線割当て方法
JP3114545B2 (ja) マルチレート移動無線通信システム
JPH02219329A (ja) 移動通信における制御チャネル構成方法
JPH03242052A (ja) Mca無線システム
JPH11289576A (ja) 無線通信制御方法及び無線通信システム
JPS63200629A (ja) 複合移動通信システム
JP4429056B2 (ja) 無線リソース割当方法
JPH0644738B2 (ja) 無線通信方式
JPS5985149A (ja) 移動体通信における空チヤンネル割当方式
JP2003284131A (ja) デジタル無線システム
JPS6149529A (ja) マルチチヤネルアクセス通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees