JP4429056B2 - 無線リソース割当方法 - Google Patents

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本発明は無線基地局装置及び無線リソース割当方法に関し、特に呼量の増加に対応してリソースを通常の分散型割り当て方式から集中型割り当て方式に可変制御する無線基地局装置及び無線リソース割当方法に関する。
最近の移動無線システムでは、ベースバンド信号処理カード内のハードウェア、ファームウェアの処理資源(メモリ、回路等の占有時間や処理時間等の最小単位の使用資源)をリソースと呼称している。移動無線システムは、このリソースを通信用チャネルに必要な数分だけ割り当てることにより種々の通信サービスを提供している。こうした通信サービスでの無線回線利用方式は、回線の割当要求が発生すると、回線番号の若い番号から空き回線を検索して割り当てる。
IMT2000方式その他の移動体通信システムは、周知のように、複数の移動局と、これら移動局と通信する無線基地局装置とから構成されている。無線基地局装置は呼処理制御部とベースバンド機能を有する複数枚の無線送受信制御カード(以下ではCHカードと記す)を備えている。無線基地局装置の呼処理制御部は、呼の設定/解放を実現するために、複数のCHカードに対してリソースの割り当て/リソースの解除といったリソース管理を行っている。
各CHカードのリソース使用状況やリソース割り当ての管理は、全て呼処理制御部により一元的に管理される。さらに、呼の設定/解放やカード障害等によるリソース再割り当て等の管理は全て呼処理制御部により管理されている。CHカードは、呼処理制御部から指示を受け、当該指示の通りにリソースの配置等を行う。
従来の無線基地局装置及び無線リソース割当方法は、無線回線の若い番号のキャリアから空き回線を順次検索し、最初に見つかった空き回線を呼に割り当てる。従来技術では若い番号のキャリア番号を受け持つCHカードの割当容量が一番早く満杯になるという不都合がある。この不都合は、最後に使用した回線番号を使用管理メモリに記憶し、次に回線を割り当てるときに使用管理メモリに記憶された回線番号をインクリメントした回線を割り当てることで解消している。特定のカードの使用頻度が高くなることなく、全ての無線送受信カードがほぼ均等に使用されることになる(例えば、特許文献1参照。)。
また、CHカード内の使用リソースと空きリソースとを並べ替えるリソース再配置を自律的に行なっているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−331569号公報(第3−4頁、図3) 特開2003−087854号公報(第2−4頁、図1)
上述した従来の無線基地局装置及び無線リソース割当方法では、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)無線方式等の場合、音声データの呼とパケットデータの呼のように複数種類の呼が存在し、呼の種類に応じて必要となるリソース数が異なる。そのため、稼働中に呼の設定→解放→設定→解放→…を繰り返していると、リソースの割り当てに空きが発生し、無駄のあるリソースの割り当て方になる。つまり、呼処理制御部においてリソースに空きがあるにもかかわらず、新たに設定される呼が設定不可となってしまう場合があり、リソースを有効に活用できないという欠点を有している。
しかし、上述のリソース再配置を行なうためには、「どのリソース」を「どのCH」から「どのCH」へとリソース再配置するのかを決めるための検索を行なわなければならない。
また、実際に呼を追い出す処理も必要となる。このため処理が高負荷になる。
リソース再配置処理を行なっている間に新たな呼を受け付けると、処理負荷の大きいリソース再配置と新たな呼に対するリソース割り当て処理とを連続して行なわなければならない。このため、リソース再配置処理の負荷が大きくなり、呼損が生じるという欠点を有している。
本発明の目的は、リソースを効率的に、かつ呼処理制御部の処理負荷増大を軽減する無線基地局装置および無線リソース割り当て方法を提供することにある。
分散割当手順と集中割当手順とを含む無線リソースの割当方法であって、
前記分散割当手順は、
リソースS(Sは1以上の整数)個を有するN(Nは2以上の整数)の新規呼の割り当てに対して、第1の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第2の無線送受信制御カードの検索に進む第1のステップと;
この第2の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第3の無線送受信制御カードの検索に進む第2のステップと;
この第3の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第4の無線送受信制御カードの検索に進む第3のステップとを備え;
前記第1〜第3のステップをN個の新規割り当てまで繰り返し、
前記集中割当手順は、
前記第1の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第2の無線送受信制御カードの検索に進む第4のステップと;
前記第2の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第3の無線送受信制御カードの検索に進む第5のステップと;
前記第3の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第6のステップと;
前記第1の無線送受信制御カードの予約リソースを使用することにより割り当て可能ならば、前記予約リソースを使用し、リソースS個を割り当て前記第2の無線送受信制御カードの検索に進む第7のステップと;
前記第2の無線送受信制御カードには空きが無く前記第3の無線送受信制御カードに進み、この第3の無線送受信制御カードには空きが無く、前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第8のステップと;
前記第1の無線送受信制御カードはすでに前記予約リソースを使用済みで空きがあり、リソースS個を割り当て前記第3の無線送受信制御カードの検索に進む第9のステップと;
前記第3の無線送受信制御カードには空きが無く、前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第10のステップとを備え;
前記第1の無線送受信制御カードはすでに前記予約リソースを使用済みで空きがあり、リソースS個を割り当て、前記第4〜第10のステップを新規呼の各々に対して順次実施することを特徴としている。
本発明の無線基地局装置及び無線リソース割当方法は、呼量に応じて分散型割り当てから集中型割り当てに方式を可変できるので、呼処理制御部の処理負荷増大を軽減し、必要とするサービス分のリソースが割当不可となる頻度を軽減することができるという効果を有している。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の無線基地局装置の一つの実施の形態を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態は、基地局制御局1と、無線基地局装置2と、端末5及び端末6とから構成されている。無線基地局装置2は、呼処理制御(CP)部3と、ベースバンド制御部4とから構成されている。
無線基地局装置2は、携帯電話等の端末5、端末6と、無線基地局装置2を制御する基地局制御局1とで移動体通信システムを形成している。また端末5、端末6はさまざまなレートのサービスに対応できる能力を有し、音声、パケット等を送受信する。
図1では、端末5は音声サービスを、端末6はパケットサービスを利用しており、無線基地局装置2にはさまざまなレートのサービス(呼)が接続されている状態を示している。
ベースバンド制御部4は、複数の無線送受信制御カードであるCHカード7(#1〜#N)を備えている。呼処理制御(CP)部3は、それぞれの呼に対して複数のCHカード内から一枚を選択し、CHカード7にリソースを割り当てることにより、端末5、端末6との無線通信を実現している。
まず本発明の実施の形態の説明に先立って、従来から行われている再配置の動作について図2、図3により説明する。
図2は現リソースに対して新規のリソースを割り当てたときのリソースの使用状況を説明する図である。
図3は図2の新規リソースを割り当てた後にリソース再配置を行なったときのリソースの使用状況を説明する図である。
図2、図3では、無線基地局装置2のベースバンド制御部4は3枚のCHカード7(CHカード#1、CHカード#2、CHカード#3)を実装している。各CHカード7は72個のリソース分を割り当てることができる。以下、最も多くのリソースを必要とするサービスをPacket384kとする。Packet384kのサービスは24個のリソースを必要とする。従って、予約すべき予約リソースの数を24としている。
ここで予約リソースとは、発生する呼に対して予め必要な領域を確保しておくリソース領域を示す。後述するように予約リソースをすべてのCHカードに設定することで、分散型割り当てから集中型割り当てに切り換えられる。
新規呼の割り当て方法は通常の分散型割り当てなので、各CHカード7に均等に呼が割り当てられる。図2ではCHカード#1〜#3はそれぞれ48個のリソースを使用中である(図2中A)。ここにリソース1個を必要とする新規呼が3つ割り当てられるとする。新規呼が各CHカード#1〜#3に1呼ずつ割り当てられた結果、各CHカードともに49個のリソースを使用するので、23(72−49=23)個のリソースが空きになっている(図2中B)。
この状況のときに、最も多くのリソース24個を必要とするサービスPacket384kが発生すると、24個のリソース分の空いているCHカードが存在しないため、Packet384kは割り当てることができずに呼損になってしまう。
このような状況を回避するためにリソース再配置が行なわれる。図3を参照すると、図2では各CHカード#1〜#3に23個のリソースしか空きがなく、Packet384kを割り当てることができなかった(図3中C)。
リソース再配置が実行されるとCHカード#2、#3に割り当てられていた新規呼がCHカード#1へ追い出される。この結果、CHカード#1は51(48+3=51)個のリソース、CHカード#2、3は48個のリソース使用している状況となる。このようにリソースを再配置することによって、CHカード#2と、CHカード#3にそれぞれ24(72−48=24)個の空きリソースができる。この状況でPacket384kが発生しても、Packet384kの24個のリソースはCHカード#2またはCHカード#3に割り当てることが可能になる(図3中D)。従って、リソース再配置を行なうことでより効率的な割り当てが実現できる。
しかしながら、リソース再配置とは一度割り当てた呼を移動させて違う場所に割り当てることである。従って、「どの場所」に割り当てた「どの呼」を「どの場所」へ移動させるかの判断および移動させる処理が必要である。
次に本発明の実施の形態について、図4および図5を参照して説明する。
図4は無線基地局装置及び無線リソース割当方法の動作を説明するフローチャートである。
図5は本発明によるリソースの新規割り当て方法を説明する図である。
図5ではCHカード#1〜#3のそれぞれは、各CHカード1枚の全リソース72個のうち48個のリソースを使用中である。また、予約リソースの数は24に設定されている(図5中E)。ここにリソース1個を必要とする新規呼が3つ割り当てられる場合の動作を図4のフローチャートにより説明する。
新規呼の割り当て開始を行う(ステップ100)。ここで検索対象とするCHカードを優先CHカードと定義する。先ず優先CHカードをCHカード#1に設定し、これを検索対象CHとする(ステップ101)。次のステップで予約リソースが使用されているかどうかの判定を行う(ステップ102)。予約リソースが使用された場合、予約リソースの使用を示す予約リソースステータスRはR=0となる。予約リソースステータスは当該予約リソースが使用中ならR=0とし、不使用なら予約リソース数Rに設定する。
CHカード#1は予約リソースを使用していない(R=0でない)ので、ステップ103に進み103の条件を判定する。CHカード#1には空きがないので、ステップ108に進む。ステップ108では全CHカード(CH#1、CH#2、CH#3)検索済みでないので、ステップ109に進み検索対象CHカード#2に設定する。
再びステップ102で、CHカード#2も予約リソースステータスR=0でないので、ステップ103の条件を判定する。CHカード#2には空きがないので、ステップ108に進む。ステップ108では全CHカード検索済みでないので、ステップ109に進み検索対象CHカード#3に設定する。
再びステップ102で、CHカード#3も予約リソースステータスR=0でないので、ステップ103の条件を判定する。CHカード#3には空きがないので、ステップ108に進む。
ここで3枚のCHカード#1〜#3の全CHカード検索済みなので、ステップ110で検索対象CHカードの番号をインクリメントする。このインクリメントの状態で、検索対象はフルカウントとなり再びCHカード#1となり、ステップ111の判定条件に進む。
ステップ111は予約リソースを使用すれば割り当て可能かどうかの判定を行う。ステップ111で予約リソースを使用すれば割当て可能なので、ステップ112でCHカード#1の予約リソースステータスをR=0に設定し、新規呼のリソース1個をCHカード#1に割り当てる(ステップ105)。予約リソースステータスR=0の設定により、予約リソースが空きリソースに全て充当され使用できることになる。
次のステップ106で優先CHカードをCHカード#2に設定する。新規呼の割り当てが2つ有るので、ステップ107の判定によりステップ101に戻る。CHカード#2は予約リソースステータスR=0でないので(ステップ102)、ステップ103の条件を判定する。CHカード#2には空きがないので、ステップ108に進む。全CHカード(CH#2、CH#3、CH#1)検索済みでないので、ステップ109に進み検索対象がCHカード#3になる。CHカード#3も予約リソースステータスR=0でないので(ステップ102)、ステップ103の条件を判定する。CHカード#3には空きがないので、ステップ108に進む。CHカード#2、#3の2枚が検索され、全CHカード(CH#2、CH#3、CH#1)検索済みでないので、ステップ109に進みCHカード#1を検索する。CHカード#1はすでに予約リソースステータスがR=0に設定されているので、ステップ102でR=0の条件を満たしステップ104に進む。ステップ104では空きがあるので(予約リソースが空きリソースに充当されている)、ステップ105に進み、新規呼リソース1個がさらにCHカード#1に割り当てられる。
ステップ106に進み優先CHカードを#3に設定する。新規呼の割り当てがまだ1つ有るので、ステップ107の判定によりステップ101に戻る。CHカード#3の予約リソースステータスがR=0でないので(ステップ102)、ステップ103の条件を判定する。CHカード#3には空きがないので、ステップ108に進む。全CHカード(CH#3、CH#1、CH#2)検索済みでないので、ステップ109に進みCHカード#1を検索する。CHカード#1はすでに予約リソースステータスがR=0に設定されているので、ステップ102でR=0の条件を満たしステップ104に進む。ステップ104では空きがあるので、ステップ105で3個目のリソース1個が割り当てられる。割り当て呼がないので(ステップ107)、割り当て終了となる(ステップ116)。
この割当状態が図5Fである。つまりCHカード#1に3個の新規呼のリソースが集中的に割り当てられる。
このように新規呼はCHカード#1への集中型割り当てになる。この集中型の割り当てを行なうことで、CHカード#2、CHカード#3にはそれぞれ24個の空きリソースができる。この状況でPacket384kが発生しても、Packet384kのサービスはCHカード#2、CHカード#3に割り当てることが可能となる(図5中F)。
すなわち予約リソースを1個でも使用すると、予約リソースステータスR=0に設定するので、予約リソースはこの設定時点で空きリソースとしての使用が可能となる。新規呼はこの空いた予約リソースに割り当てられる。
一方、上述したステップ103の条件で空きがあればステップ105に進み、新規呼のリソース1個がCHカード#1に割り当てられる。ステップ106でインクリメントされCHカード#2に検索が進む。割り当て呼がまだあるので(ステップ107)、ステップ101、ステップ102に進む。CHカード#2はR=0でないが、ステップ103で空きがあればステップ105に進み、CHカード#2にリソース1個が割り当てられる。同様に、インクリメントされCHカード#3に検索が進む。割り当て呼がまだあるので(ステップ107)、ステップ101、ステップ102に進む。CHカード#3はR=0でないが、ステップ103で空きがあればステップ105でCHカード#3にリソース1個が割り当てられる。つまり均等にCHカード#1、CHカード#2、CHカード#3にリソース1個ずつ分散割当される。呼量が少なく空きがあれば、分散割り当て方式となる。
なお、ステップ111で条件式が満たされず、かつ全CHカード検索済みであれば、呼損発生となる(ステップ115)。
上述の通り、予約リソースの使用により分散割り当て方式から集中割り当て方式に遷移することになる。この割り当て方式の遷移により、割り当て済みの呼を再度割り当てると云う制御処理は必要がなくなる。このため処理を削減できる。
以上のように、本発明はリソースを効率的に割り当て、かつ呼処理制御(CP)部3の処理負荷増大を軽減する。
図6は呼量に対応したリソース割当方法を示す図である。
縦軸は呼量を示し、横軸は時間経過を示す。図6により呼量が時間とともに徐々に増加した場合の割り当て方法の違いについて示し、リソースを割り当てるパターンについてまとめる。
(a)ステップ103でB≧Cを満たしてリソースを割り当てる
(b)ステップ104でB≧C(ただしR=0)を満たしてリソースを割り当てる
(c)ステップ111でB<C≦B+Rを満たしてリソースを割り当てる
(c)の条件は予約リソースを使用しないと新規呼の割り当てができないかどうかの判定を行うもので、この判定時点では割り当てが行われていない。(c)の条件により予約リソースが1個でも割り当てられると、(b)による割り当てが行われる。
呼量が少ない場合は、CHカード内のリソース量も多く余っているため、(a)による割り当てがほとんど適用される。呼量が多くなり、予約リソースを使用しはじめると(b)や(c)による割り当てが適用され始める。新規呼が大量の複数リソースを必要とするサービスでないと、(c)による割り当てはありえないので、(c)の頻度は少ない。
上述の通り、リソースの基本的な割り当て方式は、複数のCHカードを均等に利用する「分散型割り当て」方式を採用する。このことで特定CHカードに呼が集中することを回避できる。また呼量が多くなり、予約リソースを使用しなければ呼の割り当てができなくなると、特定のCHカード毎に設定した予約リソースを空きリソースとして使用可能とする。このことは必然的に予約リソースを利用可能としたCHカードには空きリソースが多く存在するため、このCHカードに呼が割り当てられる確率が増加する。従って、一枚のCHカードから呼を割り当てていく「集中型割り当て」方式へと変化することになる。
このことで、リソース再配置等によってリソースを有効に利用するのと同様の効果が得られる。
本発明では、分散して一度割り当てた呼は移動することなくそのままで、呼量が増加して予約リソースを使用するようになると、予約リソースを空きリソースとして充当できる。このため新規呼はこの空いたリソースに集中して割り当てることができる。従って、本発明では、割り当て済みの呼に対しての制御処理の必要はないので、移動体通信システムに適用することで処理の効率化が図れる。
本発明を用いることでリソースを効率的に、かつ、呼処理制御(CP)部3の処理負荷増大を軽減することが可能となる。特にリソース割り当ての効率化に関しては、できる限り大きいリソースを必要とするサービス分のリソースを空けておくことにより、リソースが割り当てできない頻度を軽減することができる。また、呼処理制御(CP)部3の処理負荷に関しても、リソース再配置を行なう必要がないため、処理が高負荷になることを防ぐことができる。
本発明の無線基地局装置の一つの実施の形態を示すブロック図である。 現リソースに対して新規のリソースを割り当てたときのリソースの使用状況を説明する図である。 図2の新規リソースを割り当てた後にリソース再配置を行なったときのリソースの使用状況を説明する図である。 無線基地局装置及び無線リソース割当方法の動作を説明するフローチャートである。 本発明によるリソースの新規割当方法を説明する図である。 呼量に対応したリソース割当方法を示す図である。
符号の説明
1 基地局制御局
2 無線基地局装置
3 呼処理制御(CP)部
4 ベースバンド制御部
5 端末
6 端末
7 CHカード

Claims (1)

  1. 分散割当手順と集中割当手順とを含む無線リソースの割当方法であって、
    前記分散割当手順は、
    リソースS(Sは1以上の整数)個を有するN(Nは2以上の整数)の新規呼の割り当てに対して、第1の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第2の無線送受信制御カードの検索に進む第1のステップと;
    この第2の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第3の無線送受信制御カードの検索に進む第2のステップと;
    この第3の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが有ればリソースS個を割り当て、第4の無線送受信制御カードの検索に進む第3のステップとを備え;
    前記第1〜第3のステップをN個の新規割り当てまで繰り返し、
    前記集中割当手順は、
    前記第1の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第2の無線送受信制御カードの検索に進む第4のステップと;
    前記第2の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第3の無線送受信制御カードの検索に進む第5のステップと;
    前記第3の無線送受信制御カードが予約リソースを使用したかどうかを判定し、使用していなければ前記新規呼に対して空きリソースがあるかどうかを判定し、空きが無ければ前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第6のステップと;
    前記第1の無線送受信制御カードの予約リソースを使用することにより割り当て可能ならば、前記予約リソースを使用し、リソースS個を割り当て前記第2の無線送受信制御カードの検索に進む第7のステップと;
    前記第2の無線送受信制御カードには空きが無く前記第3の無線送受信制御カードに進み、この第3の無線送受信制御カードには空きが無く、前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第8のステップと;
    前記第1の無線送受信制御カードはすでに前記予約リソースを使用済みで空きがあり、リソースS個を割り当て前記第3の無線送受信制御カードの検索に進む第9のステップと;
    前記第3の無線送受信制御カードには空きが無く、前記第1の無線送受信制御カードの検索に進む第10のステップとを備え;
    前記第1の無線送受信制御カードはすでに前記予約リソースを使用済みで空きがあり、リソースS個を割り当て、前記第4〜第10のステップを新規呼の各々に対して順次実施することを特徴とする無線リソース割当方法。
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