JP2903827B2 - 移動通信網のトラヒック配分制御方式 - Google Patents
移動通信網のトラヒック配分制御方式Info
- Publication number
- JP2903827B2 JP2903827B2 JP1963792A JP1963792A JP2903827B2 JP 2903827 B2 JP2903827 B2 JP 2903827B2 JP 1963792 A JP1963792 A JP 1963792A JP 1963792 A JP1963792 A JP 1963792A JP 2903827 B2 JP2903827 B2 JP 2903827B2
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- JP
- Japan
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- mobile communication
- base station
- processing load
- control method
- traffic distribution
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- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信網のトラヒック
配分制御方式に関する。
配分制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信網では、移動通信用交換
局と基地局制御装置が1対1に接続されており、移動通
信用交換局が過負荷になったときは基地局制御装置にト
ラヒック規制を指示するトラヒック制御方式となってい
る。
局と基地局制御装置が1対1に接続されており、移動通
信用交換局が過負荷になったときは基地局制御装置にト
ラヒック規制を指示するトラヒック制御方式となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のトラヒック
制御方式は、トラヒック規制を基地局に指示することに
より、移動端末加入者からの呼の接続要求を無効とする
方式となっていたので、1つの移動通信用交換局の過負
荷時には配下の基地局でカバーされるサービスエリアで
はすべての新たな呼の接続が行われず、サービス品質が
低下するという問題点があった。
制御方式は、トラヒック規制を基地局に指示することに
より、移動端末加入者からの呼の接続要求を無効とする
方式となっていたので、1つの移動通信用交換局の過負
荷時には配下の基地局でカバーされるサービスエリアで
はすべての新たな呼の接続が行われず、サービス品質が
低下するという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、複数の移動通信用交換局
の処理負荷を調べて最も軽負荷な交換局に新たなトラヒ
ックを自動的に配分して処理するようにした移動通信網
のトラヒック配分制御方式を提供することにある。
の処理負荷を調べて最も軽負荷な交換局に新たなトラヒ
ックを自動的に配分して処理するようにした移動通信網
のトラヒック配分制御方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
移動通信用交換局と、複数の基地局制御装置と、複数の
基地局とにより構成される移動通信網のトラヒック配分
制御方式であって、前記各基地局制御装置は前記移動通
信用交換局と接続する複数のポートと、前記各移動通信
用交換局と前記基地局との間の通話路を設定する通話路
部と、前記各移動通信用交換局からの前記処理負荷情報
を比較してその時点で最も軽負荷な移動通信用交換局を
判定して前記通話路部の通話路設定を制御する制御部と
を備えることを特徴とする移動通信網のトラヒック配分
制御方式が得られる。
移動通信用交換局と、複数の基地局制御装置と、複数の
基地局とにより構成される移動通信網のトラヒック配分
制御方式であって、前記各基地局制御装置は前記移動通
信用交換局と接続する複数のポートと、前記各移動通信
用交換局と前記基地局との間の通話路を設定する通話路
部と、前記各移動通信用交換局からの前記処理負荷情報
を比較してその時点で最も軽負荷な移動通信用交換局を
判定して前記通話路部の通話路設定を制御する制御部と
を備えることを特徴とする移動通信網のトラヒック配分
制御方式が得られる。
【0006】
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の移動通信網のトラヒック配分制御方
式の一実施例を示すブロック図である。
る。図1は本発明の移動通信網のトラヒック配分制御方
式の一実施例を示すブロック図である。
【0008】移動通信用交換局1,2,3はそれぞれ通
話回線9,10,11および制御回線6,7,8により
基地局制御装置4の通話路部40および制御部41と接
続されている。通話路部40,制御部41は通話回線1
3,制御回線12により基地局5とそれぞれ接続されて
いる。
話回線9,10,11および制御回線6,7,8により
基地局制御装置4の通話路部40および制御部41と接
続されている。通話路部40,制御部41は通話回線1
3,制御回線12により基地局5とそれぞれ接続されて
いる。
【0009】移動通信用交換局1,2,3はそれぞれ自
局の処理負荷率を制御回線6,7,8を経由して一定周
期で制御部41に送信する。基地局5,基地局制御装置
4および移動通信用交換局1,…,3の間のトラヒック
は通話回線13および通話回線9,…,11によって運
ばれる。制御部41は移動通信用交換局1,…,3から
の処理負荷率を比較して最も軽負荷な移動通信用交換局
と基地局5との間の通話ルートを通話路部40を制御し
て設定する。
局の処理負荷率を制御回線6,7,8を経由して一定周
期で制御部41に送信する。基地局5,基地局制御装置
4および移動通信用交換局1,…,3の間のトラヒック
は通話回線13および通話回線9,…,11によって運
ばれる。制御部41は移動通信用交換局1,…,3から
の処理負荷率を比較して最も軽負荷な移動通信用交換局
と基地局5との間の通話ルートを通話路部40を制御し
て設定する。
【0010】本実施例では、移動通信用交換局1の処理
負荷率が100%,移動通信用交換局2の処理負荷率が
100%,移動通信用交換局3の処理負荷率が50%と
して例示してある。基地局制御装置4の制御部41は移
動通信用交換局1,…,3からそれぞれの処理負荷率の
値を制御回線6,…,8を通して受信する。基地局5か
らの新しい呼の接続要求を制御部41が制御回線12経
由で受信すると、制御部41は3つの移動通信用交換局
1,2,3の中で最も処理負荷率が小さい移動通信用交
換局は移動通信用交換局3であると判断し、通話路部4
0を制御して通話回線13と通話回線11とを接続す
る。
負荷率が100%,移動通信用交換局2の処理負荷率が
100%,移動通信用交換局3の処理負荷率が50%と
して例示してある。基地局制御装置4の制御部41は移
動通信用交換局1,…,3からそれぞれの処理負荷率の
値を制御回線6,…,8を通して受信する。基地局5か
らの新しい呼の接続要求を制御部41が制御回線12経
由で受信すると、制御部41は3つの移動通信用交換局
1,2,3の中で最も処理負荷率が小さい移動通信用交
換局は移動通信用交換局3であると判断し、通話路部4
0を制御して通話回線13と通話回線11とを接続す
る。
【0011】図2は図1における制御回線上の処理負荷
情報の一例を示すビット割付け図で、(a),(b),
(c)はそれぞれ図1における移動通信用交換局1,
2,3から送信される処理負荷率のビット割付例であ
る。
情報の一例を示すビット割付け図で、(a),(b),
(c)はそれぞれ図1における移動通信用交換局1,
2,3から送信される処理負荷率のビット割付例であ
る。
【0012】ビット割付けフォーマットは4ビットで構
成され、第1ビット21は75%以上の処理負荷率、第
2ビット22は50%以上75%未満の処理負荷率、第
3ビット23は25%以上50%未満の処理負荷率、第
4ビット24は25%以下の処理負荷率を示す。本例で
は第3ビットが“1”の移動通信用交換局3の処理負荷
率は50%未満で最も軽負荷であることが分かる。
成され、第1ビット21は75%以上の処理負荷率、第
2ビット22は50%以上75%未満の処理負荷率、第
3ビット23は25%以上50%未満の処理負荷率、第
4ビット24は25%以下の処理負荷率を示す。本例で
は第3ビットが“1”の移動通信用交換局3の処理負荷
率は50%未満で最も軽負荷であることが分かる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の移
動通信用交換局と、複数の基地局制御装置と、複数の基
地局とにより構成される移動通信網のトラヒック配分制
御方式であって、各基地局制御装置は移動通信用交換局
と接続する複数のポートと、各移動通信用交換局と基地
局との間の通話路を設定する通話路部と、各移動通信用
交換局からの処理負荷情報を比較してその時点で最も軽
負荷な移動通信用交換局を判定して通話路部の通話路設
定を制御する制御部とを備えることにより、複数の移動
通信用交換局の処理負荷を調べて最も軽負荷な交換局に
新たなトラヒックを自動的に配分して処理するようにし
たので、複数の移動通信用交換局の処理負荷が平準化さ
れ、呼の集中時にサービス品質の低下を防ぐことがで
き、しかも複数の移動通信用交換局が1つの基地局制御
装置を共用することができるという効果を有する。
動通信用交換局と、複数の基地局制御装置と、複数の基
地局とにより構成される移動通信網のトラヒック配分制
御方式であって、各基地局制御装置は移動通信用交換局
と接続する複数のポートと、各移動通信用交換局と基地
局との間の通話路を設定する通話路部と、各移動通信用
交換局からの処理負荷情報を比較してその時点で最も軽
負荷な移動通信用交換局を判定して通話路部の通話路設
定を制御する制御部とを備えることにより、複数の移動
通信用交換局の処理負荷を調べて最も軽負荷な交換局に
新たなトラヒックを自動的に配分して処理するようにし
たので、複数の移動通信用交換局の処理負荷が平準化さ
れ、呼の集中時にサービス品質の低下を防ぐことがで
き、しかも複数の移動通信用交換局が1つの基地局制御
装置を共用することができるという効果を有する。
【図1】本発明の移動通信網のトラヒック配分制御方式
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における制御回線上の処理負荷情報の一例
を示すビット割付け図である。
を示すビット割付け図である。
1,2,3 移動通信用交換局 4 基地局制御装置 5 基地局 6,7,8,12 制御回線 9,10,11,13 通話回線 21,22,23,24 第1,第2,第3,第4ビ
ット 40 通話路部 41 制御部
ット 40 通話路部 41 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の移動通信用交換局と、複数の基地
局制御装置と、複数の基地局とにより構成される移動通
信網のトラヒック配分制御方式であって、前記各基地局
制御装置は前記移動通信用交換局と接続する複数のポー
トと、前記各移動通信用交換局と前記基地局との間の通
話路を設定する通話路部と、前記各移動通信用交換局か
らの前記処理負荷情報を比較してその時点で最も軽負荷
な移動通信用交換局を判定して前記通話路部の通話路設
定を制御する制御部とを備えることを特徴とする移動通
信網のトラヒック配分制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1963792A JP2903827B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 移動通信網のトラヒック配分制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1963792A JP2903827B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 移動通信網のトラヒック配分制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219556A JPH05219556A (ja) | 1993-08-27 |
JP2903827B2 true JP2903827B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12004735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1963792A Expired - Lifetime JP2903827B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 移動通信網のトラヒック配分制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903827B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4288199B2 (ja) | 2004-03-31 | 2009-07-01 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信方法、移動局及び無線制御装置 |
JP2008236037A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Nec Corp | 無線ネットワークシステム |
JP5306417B2 (ja) | 2011-06-02 | 2013-10-02 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 無線制御基地局及び接続先交換局判定方法 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1963792A patent/JP2903827B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05219556A (ja) | 1993-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |