JP2008236037A - 無線ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の基地制御局と複数の基地局とがメッシュ状に接続されて、複数の基地制御局のトラヒック負荷を平均化可能で、特定の基地制御局に障害が発生した場合でも、他の基地制御局が代用されて、特定のエリアにおける接続サービスの中断が発生しない無線ネットワークシステムを提供する。
【解決手段】複数の基地制御局と複数の基地局との全てに直接的または関節的に接続されたノード選択情報管理機能部が、全ての基地制御局のトラヒック負荷情報を取得して、ネットワークシステム全体として最適な呼接続先の優先順位をそれぞれの基地局に向けて送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線ネットワークシステムに係り、特に、移動通信における無線ネットワークシステムに関する発明である。
図6は、従来の無線ネットワークシステムの構成図である。ネットワークはツリー型になっており、1つの移動通信交換局608に複数の基地制御局606、607が接続されている。複数の基地制御局606、607のそれぞれには、複数の基地局604、605が接続されている。なお、図6では簡略化されているが、例えば、基地制御局606には1つの基地局604以外にも複数の基地局が接続されているのが一般的である。基地局604、605はそれぞれ特定のサービスエリアをサポートしている。具体的には、サポートしているサービスエリアの中に位置している移動端末が通信を行う際は、その基地局が仲介される。
従来の無線ネットワークシステムでは、基地局は単独の基地制御局とだけ呼接続を行なう。したがって、基地局がサポートするサービスエリアの中に位置する移動端末の全てが、この基地局を介して、同一の基地制御局を利用することになる。このために、多数の移動端末が集中的に同一サービスエリアの中で通信を行なった場合、単独の基地制御局におけるトラヒック負荷が増大することになってしまう。
また、1つの基地制御局が何らかの障害などが原因で運用不可能な状態に陥った場合、この基地制御局に接続された基地局の全てが同じく運用不可能な状態に陥る。この場合、これらの基地局がサポートするサービスエリアの中に位置する移動端末の全てが通信不可能な状態になってしまう。
上記に関連して、特許文献1(特開2002−94418号公報)には無線通信システムに係る発明が開示されている。
特許文献1発明の無線通信システムは、複数の制御局装置と、複数の基地局装置とを備える。ここで、複数の制御局装置は通信制御を集中して行う。複数の基地局装置は、複数の制御局装置のそれぞれに通信回線を介して接続される。複数の制御局装置は1台が通信制御を実行する現用系として作動し他の制御局装置が待機系として作動する多重化構成を有する。各制御局装置は通信回線および基地局装置を介して他の制御局装置の運用状態を受信し自局の運用状態を決定する構成を有する。
また、特許文献2(特開2003−199136号公報)には、基地局制御装置負荷分散方式に係る発明が開示されている。
特許文献2発明の基地局制御装置負荷分散方式は、セルラー移動通信システムにおいて用いられる。ここで、セルラー移動通信システムは、MSC(移動通信交換機)と、MSCと第1の通信ネットワークを介して接続される複数のBSC(基地局制御装置)と、複数のBSCとループネットワークであるところの第2の通信ネットワークを介して接続される複数のBTS(基地局)とを備える。MSCは、複数のBSCの負荷状態を監視し制御する負荷状態監視・制御手段を備える。複数のBSCはそれぞれ、自BSCの配下として管理するBTSの基地局番号などを管理するデータ管理手段と、自BSC及び配下のBTSの呼処理能力を管理する呼処理能力管理手段とを備える。複数のBTSはそれぞれ、自BTSがアクセスすべきBSCを記憶する基地局制御装置記憶手段を備える。MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、何れかのBSCの呼処理の負荷が重くなり該BSCにて呼の処理が不可能となった場合には、負荷の軽い他のBSCを選択して該呼の処理を行わせるように切り替える。
また、特許文献3(再公2004/093393号公報)には、データ分散方法に係る発明が開示されている。
特許文献3発明のデータ分散方法は、次のような移動通信システムにおいて用いられる。すなわち、複数の無線網制御装置と、それぞれの無線網制御装置に接続される複数の無線基地局を備える移動通信システムである。また、上位網と移動機との間で無線網制御装置と無線基地局とを介してユーザデータを送受する移動通信システムである。
特許文献3発明のデータ分散方法は、移動機と無線信号の送受を行っている基地局と上位網との間に、1以上の無線網制御装置を通過する複数の伝送路を設定する。また、上位網と移動機との間でユーザデータを送信する際、ユーザデータを前記複数の伝送路を経由させてユーザデータを分散させる。
また、特許文献4(特開2005−295189号公報)には、移動体通信システムのハンドオーバ制御方法に係る発明が開示されている。
特許文献4発明の移動体通信システムのハンドオーバ制御方法は、次のような移動体通信システムにおいて、移動機の移動に伴い無線接続を行う無線基地局を切り換える。すなわち、少なくとも1つの移動機と、複数の無線基地局と、この複数の無線基地局の管理を行う複数の基地局制御局とを備える移動体通信システムである。また、無線基地局と基地局制御局との間がIP網により接続された移動体通信システムである。
特許文献4発明の移動体通信システムのハンドオーバ制御方法は、次のような4つのステップを備える。第1のステップでは、第1の基地局制御局の配下の第1の無線基地局との間で無線接続を行っている移動機が移動することにより、移動機において測定される第1の基地局制御局とは異なる第2の基地局制御局の配下の第2の無線基地局の受信電力と第1の無線基地局の受信電力との差がある閾値を越えた場合、移動機が、第1の無線基地局を経由して第1の基地局制御局にその旨を通知するための品質測定報告を送信する。第2のステップでは、移動機からの品質測定報告を受信した第1の基地局制御局が、第2の無線基地局の管理を行っている第2の基地局制御局に対して、第2の無線基地局の基地局情報を要求する旨の基地局情報取得要求を送信する。第3のステップでは、基地局情報取得要求を受信した第2の基地局制御局が、予め保有していた第2の無線基地局の基地局情報を第1の基地局制御局に送信する。第4のステップでは、基地局情報を受信した第1の基地局制御局が、受信した基地局情報を用いて第2の無線基地局を直接制御して、移動機の前記第1の無線基地局のセルから第2の無線基地局のセルへのハンドオーバを実行する。
特開2002−94418号公報 特開2003−199136号公報 再公2004/093393号公報 特開2005−295189号公報
本発明の目的は、複数の基地制御局と複数の基地局とがメッシュ状に接続されて、基地局が呼接続先の基地制御局を選択可能な無線ネットワークシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、複数の基地制御局のトラヒック負荷を平均化可能な、または特定の基地制御局のトラヒック負荷を低減可能な、無線ネットワークシステムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、特定の基地制御局に障害が発生した場合でも、他の基地制御局が代用されて、特定のエリアにおける接続サービスの中断が発生しない無線ネットワークシステムを提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の無線ネットワークシステムは、複数の基地局(104、105、503)と、複数の基地制御局(106、107、505)と、移動通信交換局(108)と、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)とを具備する。ここで、複数の基地局(104、105、503)は、所定のサービスエリアの中に位置する移動端末(101、501)と必要に応じて無線接続されて通信を行う。複数の基地制御局(106、107、505)は、複数の基地局(104、105、503)に接続されて通信する。移動通信交換局(108)は、複数の基地制御局(106、107、505)に接続されて、上位のネットワークとの通信を仲介する。ノード選択情報管理機能部(109、201、504)は、複数の基地局(104、105、503)と、複数の基地制御局(106、107、505)と接続されて、複数の基地制御局(106、107、505)のトラヒック情報をリアルタイム的に複数の基地局(104、105、503)に伝える。複数の基地制御局(106、107、505)のそれぞれは、複数の基地局(104、105、503)のうち少なくとも1つに接続されている。複数の基地局(104、105、503)のそれぞれは、複数の基地制御局(106、107、505)のうち少なくとも1つに接続されている。複数の基地局(104、105、503)のそれぞれは、複数の基地局(104、105、503)におけるトラヒック情報に基づいて、複数の基地制御局(106、107、505)の中から呼接続先に最適な基地制御局(106、107、505)を選択する。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、トラヒック情報は、複数の基地制御局(106、107、505)のそれぞれにおけるCPU使用率に関する情報を含む。また、複数の基地局(104、105、503)はそれぞれ、複数の基地制御局(106、107、505)のトラヒック負荷が平均化するように呼接続先に最適な基地制御局を選択する。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)は、対基地制御局I/F部(204、5042)と、運用情報制御部(206、5044)と、ノード選択情報メモリ部(203、5045)と、ノード選択情報制御部(202、5043)と、対基地局I/F部(205、5041)とを具備する。ここで、対基地制御局I/F部(204、5042)は、複数の基地制御局(106、107、505)と通信するためのものである。運用情報制御部(206、5044)は、複数の基地制御局(106、107、505)からトラヒック情報を取得するためのものである。ノード選択情報メモリ部(203、5045)は、運用情報制御部(206、5044)が、取得された複数の基地制御局(106、107、505)のトラヒック情報を格納するためのものである。ノード選択情報制御部(202、5043)は、ノード選択情報メモリ部(203、5045)に格納された複数の基地制御局(106、107、505)のトラヒック情報を複数の基地局(104、105、503)に送信するためのものである。対基地局I/F部(205、5041)は、複数の基地局(104、105、503)と通信するためのものである。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、ノード選択情報メモリ部(203、5045)は、運用情報テーブル(207)と、ノード選択情報テーブル(208)とを格納する。ここで、運用情報テーブル(207)は、複数の基地局(104、105、503)のそれぞれにおけるCPU使用率と、複数の基地局(104、105、503)のそれぞれが使用可能かどうかを示す障害/工事中フラグとを含む。ノード選択情報テーブル(208)は、運用情報テーブル(207)に基づいて、複数の基地局(104、105、503)が呼接続に選択するべき複数の基地制御局(106、107、505)の優先順位を含む。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、複数の基地制御局(106、107、505)のそれぞれは、対ノード選択情報管理機能部I/F部(303、5053)と、トラヒック情報制御部(302、5052)と、対基地局I/F部(304、5051)と、対移動通信交換局I/F機能部(306、5055)と、呼処理機能部(305、5054)とを具備する。ここで、対ノード選択情報管理機能部I/F部(303、5053)は、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)と通信するためのものである。トラヒック情報制御部(302、5052)は、それぞれの基地制御局(106、107、505)の自トラヒック負荷に係る情報を管理して、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)からの要求に応じて送信するためのものである。対基地局I/F部(304、5051)は、複数の基地局(104、105、503)と通信するためのものである。対移動通信交換局I/F機能部(306、5055)は、移動通信交換局(108)と通信するためのものである。呼処理機能部(305、5054)は、複数の基地局(104、105、503)と、移動通信交換局(108)とを中継して呼処理を行なうためのものである。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、複数の基地局(104、105、503)のそれぞれは、対ノード選択情報管理部I/F部(405、5033)と、ノード選択情報制御部(406、5034)と、ノード選択情報メモリ部(407、5035)と、対移動端末I/F部(402、5031)と、呼接続するための呼処理制御部(403、5036)と、対基地制御局I/F部(404、5032)とを具備する。ここで、対ノード選択情報管理部I/F部(405、5033)は、ノード選択情報管理部(109、201、504)と通信するためのものである。ノード選択情報制御部(406、5034)は、ノード選択情報管理部(109、201、504)からノード選択情報テーブル(208、408)を受信するためのものである。ノード選択情報メモリ部(407、5035)は、ノード選択情報制御部(406、5034)が受信されたノード選択情報テーブル(208、408)を格納するためのものである。対移動端末I/F部(402、5031)は、サービスエリア(102、103、501)の中に位置する移動端末(101、501)と必要に応じて無線通信を行うためのものである。呼処理制御部(403、5036)は、ノード選択情報テーブル(408)に基づいて呼接続先として最適な基地制御局(106、107、505)を選択して呼接続するためのものである。対基地制御局I/F部(404、5032)は、複数の基地制御局(106、107、505)と通信するためのものである。
本発明の無線ネットワークシステムにおいて、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)は、複数の基地局(104、105、503)または複数の基地制御局(106、107、505)のいずれかに具備されている。ノード選択情報管理機能部(109、201、504)と、複数の基地局(104、105、503)または複数の基地制御局(106、107、505)との接続は、直接的な接続であるか、または、複数の基地局(104、105、503)もしくは複数の基地制御局(106、107、505)の一部によって中継される間接的な接続である。
本発明の無線ネットワークシステムにおけるノード選択情報管理機能部(109、201、504)。
本発明の無線ネットワーク接続方法は、(a)複数の基地制御局(106、107、505)とメッシュ状に接続された複数の基地局(104、105、503)が、複数の基地制御局(106、107、505)から最適な呼接続先を選択して、移動端末(101、501)との無線通信を行うことと、(b)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、複数の基地制御局(106、107、505)からそれぞれのトラヒック情報を定期的に取得することと、(c)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、複数の基地制御局(106、107、505)のトラヒック情報を複数の基地局(104、105、503)に定期的に送信することと、(d)基地局(104、105、503)が、トラヒック情報に基づいて呼接続を行うこととを具備する。
本発明の無線ネットワーク接続方法において、ステップ(b)は、(b−1)複数の基地制御局(106、107、505)のそれぞれが、トラヒック情報制御部(302、5052)によって自トラヒック情報を把握することと、(b−2)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、定期的に、複数の基地制御局(106、107、505)に向けて、トラヒック負荷情報を要求することと、(b−3)複数の基地制御局(106、107、505)のそれぞれが、ノード選択情報管理機能部(109、201、504)からの要求に応じて、トラヒック負荷情報を返信することと、(b−4)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、取得されたトラヒック負荷情報に基づき、複数の基地制御局のそれぞれについて、CPUの使用率と、障害/工事中フラグとを含む運用情報テーブル(207)と、複数の基地局のそれぞれが最適な呼接続先を選択するためのノード選択情報テーブル(208)とを作成することと、(b−5)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、運用情報テーブル(207)と、ノード選択情報テーブル(208)とをノード選択情報メモリ部(203、5045)に格納することとを具備する。
本発明の無線ネットワーク接続方法において、ステップ(c)は、(c−1)ノード選択情報管理機能部(109、201、504)が、複数の基地局(104、105、503)のそれぞれに向けて、定期的に、ノード選択情報テーブル(208)を送信することと、(c−2)複数の基地局(104、105、503)のそれぞれが、ノード選択情報テーブル(208)を受信してノード選択情報メモリ部(407、5035)に格納することとを具備する。
本発明の無線ネットワーク接続方法において、ステップ(d)は、(d−1)移動端末(101、501)が、自ら位置するサービスエリア(102、502)をサポートする基地局(104、503)に向けて無線通信を要求することと、(d−2)基地局(104、503)が、移動端末(101、501)からの無線通信要求を受信することと、(d−3)基地局(104、503)が、ノード選択情報テーブル(408)に基づいて、最適な呼接続先としての基地制御局(106、107、505)を選択することと、(d−4)基地局(104、503)が、選択された基地制御局(106、107、505)に向けて呼制御信号を送信することと、(d−5)選択された基地制御局(106、107、505)が、基地局(104、503)から受信した呼制御信号に応じて、移動端末(101、501)と移動通信交換局(108)との通信を仲介するための呼処理を行うこととを具備する。
本発明の無線ネットワークシステムによれば、1つの基地局が複数の基地制御局に接続されているので、それぞれの基地局は状況に応じて異なる基地制御局を呼接続先として選択可能である。
また、本発明の無線ネットワークシステムによれば、それぞれの基地局は全ての基地制御局のトラヒック負荷情報が平均化するような優先順位で呼接続先を選択する。また、移動端末が異なる基地局のサービスエリアに移動しても、同じ基地制御局を選択可能なので、従来よりもトラヒック負荷が低減可能である。
さらに、本発明の無線ネットワークシステムによれば、特定の基地制御局に障害が発生した場合でも、他の基地制御局が選択可能であるので、特定のエリアにおける接続サービスの中断が発生しない。
添付図面を参照して、本発明による無線ネットワークシステムを実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における無線ネットワークシステムの構成図である。
本実施形態における無線ネットワークシステムは、移動通信交換局108と、複数の基地制御局106、107と、複数の基地局104、105と、ノード選択情報管理機能部109とを具備する。ここで、複数の基地制御局106、107の数は、必ずしも2つである必要はなく、いくつであっても構わない。ただし、1つだけでは本発明の効果は得られない。同様に、複数の基地局104、105も、2つ以上であればいくつであっても構わない。複数の基地局104、105にはそれぞれ、移動端末101との無線通信を行なうサービスエリア102、103を受け持つ。
移動通信交換局108は、全ての基地制御局106、107に接続されている。ノード選択情報管理機能部109は、全ての基地制御局106、107と、全ての基地局104、105とに接続されいてる。複数の基地制御局106、107のそれぞれは、複数のの基地局104、105のそれぞれに接続されている。ただし、複数の基地制御局と複数の基地局との接続は、必ずしも全て必要ではない。もちろん、全ての基地制御局が全ての基地局に接続されていることが、本発明の課題の一つである、基地局が基地制御局を選択する観点からも、最も望ましい。
図2は、本発明によるノード選択情報管理機能部109、201の詳細な構成図である。
本発明によるノード選択情報管理機能部109、201は、対基地制御局I/F部204と、運用情報制御部206と、ノード選択情報メモリ部203と、ノード選択情報制御部202と、対基地局I/F部205とを具備する。ノード選択情報メモリ部203は、運用情報テーブル207と、複数のノード選択情報テーブル208とを格納している。
運用情報テーブル207には、複数の基地制御局106、107のそれぞれについて、CC利用率と、障害/工事中フラグとに係る情報が含まれる。ここで、CC利用率とはその基地制御局におけるCPUの利用率を意味する。数値が高いほど、トラヒックの負荷が高いことを意味する。ただし、これはその基地制御局106、107のトラヒック負荷を数値化するために用いられた基準の一例であって、他の基準が用いられても良い。また、障害/工事中フラグは、その基地制御局106、107が使用可能かどうかを示す。値が0であれば使用可能、1であれば使用不可能を意味する。具体的には、ノード選択情報管理機能部109、201がその基地制御局106、107に通信を試みて、所定の時間以内に応答が無かった場合に、使用不可能と判断して障害/工事中フラグを立てる。
ノード選択情報テーブル208は、複数の基地局104、105のそれぞれについて、呼接続に使用すべき基地制御局の優先順位に係る情報を含む。複数の基地局104、105のそれぞれがこの優先順位のとおりに呼接続先の基地制御局106、107を選択することによって、複数の基地制御局106、107のそれぞれにおけるトラヒック負荷が平均化される。また、呼接続中の移動端末がサービスエリア102、103を跨いで移動すると、そのサービスエリア102、103を担当する基地局は自動的に切り替わるが、本発明では基地制御局の切換は防止出来る場合がある。その結果、複数の基地制御局106、107全体のトラヒック負荷を低減する効果が得られる。さらに、運用情報テーブル207における障害/工事中フラグの情報が反映されることによって、使用不可能な基地制御局106、107は避けられて別の基地制御局106、107が優先的に呼接続されることで、特定のエリアにおける接続サービスの中断が発生することを防止出来る。
対基地制御局I/F部は、運用情報制御部206に接続されている一方で、図2に図示されない複数の基地制御局106、107、505にも接続されている。運用情報制御部206はさらに、ノード選択情報メモリ部203に接続されている。ノード選択情報メモリ部203はさらに、ノード選択情報制御部202に接続されている。ノード選択情報制御部202はさらに、対基地局I/F部205に接続されている。対基地局I/F部205はさらに、図2に図示されない複数の基地局104、105、503にも接続されている。
対基地局I/F部205は、基地局104、105と通信する。対基地制御局I/F部は、基地制御局106、107と通信する。運用情報制御部206は、常時定期的に各基地制御局106、107からトラヒック情報を取得して、ノード選択情報メモリ部203の運用情報テーブル207に書き込む。また、運用情報制御部206は、運用情報テーブル207の内容に基づいてノード選択情報メモリ部203のノード選択情報テーブル208を更新する。ノード選択情報制御部は、ノード選択情報メモリ部203のノード選択情報テーブル208を常時定期的に各基地局104、105に向けて送信する。
図3は、本発明による基地制御局106、107の基地制御局機能部の詳細な構成図である。
本発明による複数の基地制御局106、107の基地制御局機能部は、トラヒック情報制御部302と、対ノード選択情報管理機能部I/F部303と、対基地局I/F部304と、呼処理機能部305と、対移動通信交換局I/F機能部306とを具備している。
トラヒック情報制御部302は、対ノード選択情報管理機能部I/F部303に接続されている。対ノード選択情報管理機能部I/F部303はさらに、図3に図示されないノード選択情報管理機能部109、504にも接続されている。対基地局I/F部304は、呼処理機能部305に接続されている一方で、図3に図示されない複数の基地局104、105、503にも接続されている。呼処理機能部305はさらに、対移動通信交換局I/F機能部306にも接続されている。対移動通信交換局I/F機能部306はさらに、図3に図示されない移動通信交換局108にも接続されている。
基地制御局106、107のそれぞれにおいて、トラヒック情報制御部302は、各基地制御局106、107のトラヒック情報を管理する。対ノード選択情報管理機能部I/F部303は、ノード選択情報管理機能部109と通信する。対基地局I/F部304は、複数の基地局104、105と通信する。対移動通信交換局I/F機能部306は、複数の基地制御局106、107と通信する。呼処理機能部305は、呼処理制御を行なう。
図4は、本発明による基地局104、105の基地局機能部の詳細な構成図である。
本発明による複数の基地局104,105の基地局機能部は、対移動端末I/F部402と、呼処理制御部403と、対基地制御局I/F部404と、ノード選択情報メモリ部407と、ノード選択情報制御部406と、対ノード選択情報管理部I/F部405とを具備する。ノード選択情報メモリ部407は、ノード選択情報テーブル408を格納している。
対移動端末I/F部402は、呼処理制御部403に接続されている一方で、図4に図示されない移動端末101、501にも、必要に応じて、無線で接続されている。呼処理制御部403は、対基地制御局I/F部404と、ノード選択情報メモリ部407とに接続されている。対基地制御局I/F部404はさらに、図4に図示されない複数の基地制御局106、107、505にも接続されている。ノード選択情報メモリ部407はさらに、ノード選択情報制御部406にも接続されている。ノード選択情報制御部406はさらに、対ノード選択情報管理部I/F部405にも接続されている。対ノード選択情報管理部I/F部405はさらに、図4に図示されないノード選択情報管理機能部109、201、504にも接続されている。
対ノード選択情報管理部I/F部405は、ノード選択情報管理機能部109と通信する。対移動端末I/F部402は、移動端末101と通信する。対基地制御局I/F部404は、複数の基地制御局106、107と通信する。ノード選択情報メモリ部407は、ノード選択情報テーブル408を格納する。ノード選択情報制御部406は、受信されたノード選択情報テーブル208に基づいてノード選択情報テーブル408を更新する。呼処理制御部403は、ノード選択情報テーブル408に基づいて呼接続先基地制御局を選択して呼処理を行なう。
図5は、本発明による無線ネットワークシステムの一部における詳細な構成図である。
本発明による無線ネットワークシステムは、移動端末501と、複数の基地制御局106、107、505と、複数の基地局104、105、503と、ノード選択情報管理機能部109、201、504とを具備する。なお、図5には、簡単のため、基地制御局106、107、505と、基地局104、105、503とは1つずつのみが図示されて、他の基地制御局と他の基地局とは省略されている。
基地局104、105、503は、対移動端末I/F部402、5031と、対基地制御局I/F部404、5032と、対ノード選択情報管理機能部I/F部405、5033と、ノード選択情報制御部406、5034と、ノード選択情報メモリ部407、5035と、呼処理制御部403、5036とを具備する。
ノード選択情報管理機能部109、504は、対基地局I/F部205、5041と、対基地制御局I/F部204、5042と、ノード選択情報制御部202、5043と、運用情報制御部206、5044と、ノード選択情報メモリ部203、5045とを具備する。
基地制御局106、107、505は、対基地局I/F部304、5051と、トラヒック情報制御部302、5052と、対ノード選択情報管理機能部I/F部303、5053と、呼処理制御部305、5054と、対移動通信交換局I/F部306、5055とを具備する。
基地局104、105、503において、対移動端末I/F部402、5031は、呼処理制御部403、5036に接続されている一方で、基地局104、105、503のサービスエリア502の中に位置する移動端末501とも、必要に応じて、接続される。呼処理制御部403、5036はさらに、対基地制御局I/F部404、5032と、ノード選択情報メモリ部407、5035とも接続されている。対基地制御局I/F部404、5032はさらに、基地制御局106、107、505の対基地局I/F部304、5051とも接続されている。ノード選択情報メモリ部407、5035はさらに、ノード選択情報制御部406、5034とも接続されている。ノード選択情報制御部406、5034はさらに、対ノード選択情報管理機能部I/F部405、5033とも接続されている。対ノード選択情報管理機能部I/F部405、5033はさらに、ノード選択情報管理機能部109、504の対基地局I/F部205、5041とも接続されている。
ノード選択情報管理機能部109、504において、対基地局I/F部205、5041は、ノード選択情報制御部202、5043に接続されている一方で、基地局104、105、503の対ノード選択情報管理機能部I/F部405、5033にも接続されている。ノード選択情報制御部202、5043はさらに、ノード選択情報メモリ部203、5045にも接続されている。ノード選択情報メモリ部203、5045はさらに、運用情報制御部206、5044にも接続されている。運用情報制御部206、5044はさらに、対基地制御局I/F部204、5042にも接続されている。対基地制御局I/F部204、5042はさらに、基地制御局106、107、505の対ノード選択情報管理機能部I/F部303、5053にも接続されている。
基地制御局106、107、505において、対基地局I/F部304、5051は、呼処理制御部305、5054に接続されている一方で、基地局104、105、503の対基地制御局I/F部404、5032にも接続されている。呼処理制御部305、5054はさらに、対移動通信交換局I/F部306、5055にも接続されている。対移動通信交換局I/F部306、5055はさらに、図5に図示されない移動通信交換局108にも接続されている。トラヒック情報制御部302、5052は、対ノード選択情報管理機能部I/F部303、5053に接続されている。対ノード選択情報管理機能部I/F部303、5053はさらに、ノード選択情報管理機能部109、504の対基地制御局I/F部204、5042にも接続されている。
主に図5に基づいて、本発明の動作を説明する。
ノード選択情報管理機能部109、504の運用情報制御部206、5044は、対基地制御局I/F部204、5042を介して、複数の基地制御局106、107、505のそれぞれに対して、トラヒック情報を問い合わせる。この問い合わせは、常時、定期的に行なわれる。なお、ここでは例として、基地制御局106、107、505のトラヒック情報として基地制御局106、107、505のCPU使用率を用いるが、他の情報であっても構わない。
複数の基地制御局106、107、505はそれぞれ、ノード選択情報管理機能部109、504からの問い合わせに応えて、自トラヒック情報を送信する。基地制御局106、107、505において、自トラヒック情報は、トラヒック情報制御部302、5052に格納されている。トラヒック情報の送信は、対ノード選択情報管理機能部I/F部303、5053を介して行なわれる。
ノード選択情報管理機能部109、504は、複数の基地制御局106、107、505からそれぞれのトラヒック情報を受信する。運用情報制御部206、5044は、受信されたトラヒック情報を、ノード選択情報メモリ部203、5045に格納された運用情報テーブル207に書き込む。このようにして、運用情報テーブル207には複数の基地制御局106、107、505のそれぞれのトラヒック情報が定期的に更新される。
なお、ノード選択情報管理機能部109、504が複数の基地制御局106、107、505のそれぞれのトラヒック情報を収集する際、一つずつ順番に行なっても良いし、一度に並行して行なっても構わない。
ノード選択情報メモリ部203、5045は、運用情報テーブル207にまとめられた情報に基づいて、ノード選択情報テーブル208を作成する。ここで、ノード選択情報テーブル208は、複数の基地局104、105、503のそれぞれに向けられた、呼接続先として選択されるべき基地制御局の優先順位を格納している。ノード選択情報テーブル208は、主に、複数の基地制御局におけるトラヒック負荷が平均化されるように作成される。
ノード選択情報制御部202、5043は、ノード選択情報メモリ部203、5045からノード選択情報テーブル208を読み出して、複数の基地局104、105、503のそれぞれに対して送信する。この時、それぞれの基地局104、105、503には、ノード選択情報テーブル208の中から対応するデータが選択的に送信される。また、この送信は対基地局I/F部205、5041を介して、常時定期的に行なわれる。
複数の基地局104、105、503のそれぞれでは、ノード選択情報制御部406、5034が、ノード選択情報管理機能部109、504から、対ノード選択情報管理機能部I/F部405、5033を介して、運用情報テーブル207を受信する。ノード選択情報制御部406、5034は、受信された運用情報テーブル207を、ノード選択情報テーブル408としてノード選択情報メモリ部407、5035に格納する。なお、各基地局104、105、503のノード選択情報メモリ部407、5035に格納されるノード選択情報テーブル408には、その基地局104、105、503用のデータが含まれていれば十分であるが、他の基地局104、105、503用のデータが含まれていても特に問題は無い。
以上の動作は、移動端末101、501からの通信を受けいれるために、常時定期的に繰り返されている。
サービスエリア102、103、502の中に位置する移動端末101、501が、呼制御信号を送信すると、対移動端末I/F部402、5031を介して、基地局104、105、503の呼処理制御部403、5036に通信要求が届く。
呼処理制御部403、5036は、通信要求を受信すると、ノード選択情報メモリ部407、5035に格納されたノード選択情報テーブル408を参照する。呼処理制御部403、5036は、ノード選択情報テーブル408の上位に位置する基地制御局106、107、505を選択して呼制御信号を送信する。この送信は、対基地制御局I/F部404、5032を介して行なわれる。
選択された基地制御局106、107、505が、基地局104、105、503から対基地局I/F部304、5051を介して呼制御信号を受信すると、呼処理制御部305、5054は、対移動通信交換局I/F部306、5055を介して移動通信交換局108と通信するなどして、従来と同じ呼処理を行なう。なお、これ以降の通信は、従来と同じなので、説明を省略する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態とほぼ同じであるが、1つだけ違いがある。すなわち、ノード選択情報管理機能部109、201、504が、基地局104、105、503または基地制御局106、107、505のいずれか1つまたは複数に内蔵されていることである。その他の構成要素については、第1の実施形態と何ら変わりは無いので説明を省略する。
この場合、ノード選択情報管理機能部を具備する基地制御局または基地局は、その他の基地制御局または基地局に、直接接続されているか、またはその他の基地制御局または基地局を介して間接的に接続されていることになる。その他の接続関係は、第1の実施形態と何ら変わりは無いので説明を省略する。
したがって、運用情報テーブル207およびノード選択情報テーブル208を製作する上で全ての基地制御局からデータを収集するための接続経路と、運用情報テーブル207およびノード選択情報テーブル208を全ての基地局に送信するための接続経路とに多少の変更が生じる。しかしそれ以外の、無線ネットワークシステムとしての動作は、第1の実施形態と何ら変わりは無いので説明を省略する。
図1は、第1の実施形態における無線ネットワークシステムの構成図である。 図2は、本発明によるノード選択情報管理機能部109の詳細な構成図である。 図3は、本発明による基地制御局106、107、505の基地制御局機能部の詳細な構成図である。 図4は、本発明による基地局104、105、503の基地局機能部の詳細な構成図である。 図5は、本発明による無線ネットワークの一部における詳細な構成図である。 図6は、従来の無線ネットワークシステムの構成図である。
符号の説明
101 移動端末
102 サービスエリア
103 サービスエリア
104 基地局
105 基地局
106 基地制御局
107 基地制御局
108 移動通信交換局
109 ノード選択情報管理機能部
201 ノード選択情報管理機能部
202 ノード選択情報制御部
203 ノード選択情報メモリ部
204 対基地制御局I/F部
205 対基地局I/F部
206 運用情報制御部
207 運用情報テーブル
208 ノード選択情報テーブル
301 基地制御局機能部
302 トラヒック情報制御部
303 対ノード選択情報管理機能部I/F部
304 対基地局I/F部
305 呼処理機能部
306 対移動通信交換局I/F機能部
401 基地局機能部
402 対移動端末I/F部
403 呼処理制御部
404 対基地制御局I/F部
405 対ノード選択情報管理部I/F部
406 ノード選択情報制御部
407 ノード選択情報メモリ部
408 ノード選択情報テーブル
501 移動端末
502 サービスエリア
503 基地局
5031 対移動端末I/F部
5032 対基地制御局I/F部
5033 対ノード選択情報管理機能部I/F部
5034 ノード選択情報制御部
5035 ノード選択情報メモリ部
5036 呼処理制御部
504 ノード選択情報管理機能部
5041 対基地局I/F部
5042 対基地制御局I/F部
5043 ノード選択情報制御部
5044 運用情報制御部
5045 ノード選択情報メモリ部
505 基地制御局
5051 対基地局I/F部
5052 トラヒック情報制御部
5053 対ノード選択情報管理機能部I/F部
5054 呼処理制御部
5055 対移動通信交換局I/F部
601 移動端末
602 サービスエリア
603 サービスエリア
604 基地局
605 基地局
606 基地制御局
607 基地制御局
608 移動通信交換局

Claims (12)

  1. 所定のサービスエリアの中に位置する移動端末と必要に応じて無線接続されて通信を行う複数の基地局と、
    前記複数の基地局に接続されて通信する複数の基地制御局と、
    前記複数の基地制御局に接続されて、上位のネットワークとの通信を仲介する移動通信交換局と、
    前記複数の基地局と、前記複数の基地制御局と接続されて、前記複数の基地制御局のトラヒック情報をリアルタイム的に前記複数の基地局に伝えるノード選択情報管理機能部と
    を具備し、
    前記複数の基地制御局のそれぞれは、前記複数の基地局のうち少なくとも1つに接続されており、
    前記複数の基地局のそれぞれは、前記複数の基地制御局のうち少なくとも1つに接続されており、
    前記複数の基地局のそれぞれは、前記複数の基地局におけるトラヒック情報に基づいて、複数の基地制御局の中から呼接続先に最適な基地制御局を選択する
    無線ネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記トラヒック情報は、
    前記複数の基地制御局のそれぞれにおけるCPU使用率に関する情報
    を含み、
    前記複数の基地局はそれぞれ、前記複数の基地制御局のトラヒック負荷が平均化するように呼接続先に最適な基地制御局を選択する
    無線ネットワークシステム。
  3. 請求項1または2に記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記ノード選択情報管理機能部は、
    前記複数の基地制御局と通信するための対基地制御局I/F部と、
    前記複数の基地制御局からトラヒック情報を取得するための運用情報制御部と、
    前記運用情報制御部が、前記取得された前記複数の基地制御局のトラヒック情報を格納するためのノード選択情報メモリ部と、
    前記ノード選択情報メモリ部に格納された前記複数の基地制御局のトラヒック情報を前記複数の基地局に送信するためのノード選択情報制御部と、
    前記複数の基地局と通信するための対基地局I/F部と
    を具備する
    無線ネットワークシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記ノード選択情報メモリ部は、
    前記複数の基地局のそれぞれにおけるCPU使用率と、前記複数の基地局のそれぞれが使用可能かどうかを示す障害/工事中フラグとを含む運用情報テーブルと、
    前記運用情報テーブルに基づいて、前記複数の基地局が呼接続に選択するべき前記複数の基地制御局の優先順位を含むノード選択情報テーブルと
    を格納する
    無線ネットワークシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記複数の基地制御局のそれぞれは、
    前記ノード選択情報管理機能部と通信するための対ノード選択情報管理機能部I/F部と、
    前記それぞれの基地制御局の自トラヒック負荷に係る情報を管理して、前記ノード選択情報管理機能部からの要求に応じて送信するためのトラヒック情報制御部と、
    前記複数の基地局と通信するための対基地局I/F部と、
    前記移動通信交換局と通信するための対移動通信交換局I/F機能部と、
    前記複数の基地局と、前記移動通信交換局とを中継して呼処理を行なうための呼処理機能部と
    を具備する
    無線ネットワークシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記複数の基地局のそれぞれは、
    前記ノード選択情報管理部と通信するための対ノード選択情報管理部I/F部と、
    前記ノード選択情報管理部からノード選択情報テーブルを受信するためのノード選択情報制御部と、
    前記ノード選択情報制御部が受信されたノード選択情報テーブルを格納するためのノード選択情報メモリ部と、
    前期サービスエリアの中に位置する前記移動端末と必要に応じて無線通信を行うための対移動端末I/F部と、
    前記ノード選択情報テーブルに基づいて呼接続先として最適な基地制御局を選択して呼接続するための呼処理制御部と、
    前記複数の基地制御局と通信するための対基地制御局I/F部と
    を具備する
    無線ネットワークシステム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の無線ネットワークシステムにおいて、
    前記ノード選択情報管理機能部は、前記複数の基地局または前記複数の基地制御局のいずれかに具備されて、
    前記ノード選択情報管理機能部と、前記複数の基地局または前記複数の基地制御局との接続は、直接的な接続であるか、または、前記複数の基地局もしくは前記複数の基地制御局の一部によって中継される間接的な接続である
    無線ネットワークシステム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の無線ネットワークシステムにおける
    ノード選択情報管理機能部。
  9. (a)複数の基地制御局とメッシュ状に接続された複数の基地局が、前記複数の基地制御局から最適な呼接続先を選択して、移動端末との無線通信を行うことと、
    (b)ノード選択情報管理機能部が、前記複数の基地制御局からそれぞれのトラヒック情報を定期的に取得することと、
    (c)ノード選択情報管理機能部が、前記複数の基地制御局のトラヒック情報を複数の基地局に定期的に送信することと、
    (d)前記基地局が、前記トラヒック情報に基づいて呼接続を行うことと
    を具備する
    無線ネットワーク接続方法。
  10. 請求項9に記載の無線ネットワーク接続方法において、
    前記ステップ(b)は、
    (b−1)複数の基地制御局のそれぞれが、トラヒック情報制御部によって自トラヒック情報を把握することと、
    (b−2)前記ノード選択情報管理機能部が、定期的に、前記複数の基地制御局に向けて、トラヒック負荷情報を要求することと、
    (b−3)前記複数の基地制御局のそれぞれが、前記ノード選択情報管理機能部からの要求に応じて、前記トラヒック負荷情報を返信することと、
    (b−4)前記ノード選択情報管理機能部が、取得された前記トラヒック負荷情報に基づき、前記複数の基地制御局のそれぞれについて、CPUの使用率と、障害/工事中フラグとを含む運用情報テーブルと、前記複数の基地局のそれぞれが最適な呼接続先を選択するためのノード選択情報テーブルとを作成することと、
    (b−5)前記ノード選択情報管理機能部が、前記運用情報テーブルと、前記ノード選択情報テーブルとをノード選択情報メモリ部に格納することと
    を具備する
    無線ネットワーク接続方法。
  11. 請求項9または10に記載の無線ネットワーク接続方法において、
    前記ステップ(c)は、
    (c−1)前記ノード選択情報管理機能部が、前記複数の基地局のそれぞれに向けて、定期的に、前記ノード選択情報テーブルを送信することと、
    (c−2)前記複数の基地局のそれぞれが、前記ノード選択情報テーブルを受信してノード選択情報メモリ部に格納することと
    を具備する
    無線ネットワーク接続方法。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載の無線ネットワーク接続方法において、
    前記ステップ(d)は、
    (d−1)前記移動端末が、自ら位置するサービスエリアをサポートする基地局に向けて無線通信を要求することと、
    (d−2)前記基地局が、前記移動端末からの無線通信要求を受信することと、
    (d−3)前記基地局が、前記ノード選択情報テーブルに基づいて、最適な呼接続先としての基地制御局を選択することと、
    (d−4)前記基地局が、前記選択された基地制御局に向けて呼制御信号を送信することと、
    (d−5)前記選択された基地制御局が、前記基地局から受信した呼制御信号に応じて、前記移動端末と移動通信交換局との通信を仲介するための呼処理を行うことと
    を具備する
    無線ネットワーク接続方法。
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