JP3789354B2 - 基地局制御装置負荷分散方式 - Google Patents

基地局制御装置負荷分散方式 Download PDF

Info

Publication number
JP3789354B2
JP3789354B2 JP2001395111A JP2001395111A JP3789354B2 JP 3789354 B2 JP3789354 B2 JP 3789354B2 JP 2001395111 A JP2001395111 A JP 2001395111A JP 2001395111 A JP2001395111 A JP 2001395111A JP 3789354 B2 JP3789354 B2 JP 3789354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bsc
base station
bts
call processing
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001395111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003199136A (ja
Inventor
弘晃 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2001395111A priority Critical patent/JP3789354B2/ja
Priority to DE10260351A priority patent/DE10260351B4/de
Priority to SE0203812A priority patent/SE522904C2/sv
Priority to NO20026227A priority patent/NO327029B1/no
Priority to US10/327,016 priority patent/US20030119512A1/en
Publication of JP2003199136A publication Critical patent/JP2003199136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3789354B2 publication Critical patent/JP3789354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は基地局制御装置負荷分散方式に関し、特にセルラー移動通信システムにおいて、複数の基地局を管理する基地局制御装置が自身の呼処理能力を超えて呼処理を行わねばならない状況になった場合に、負荷の軽い他の基地局制御装置に該呼処理を変更することにより、基地局制御装置の負荷分散を行うことを可能とする基地局制御装置負荷分散方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、セルラー移動通信システムは、移動局(Mobile Station:以下、MSと略記する。)と無線を介して対向し、無線回線のリソース管理などを行う基地局(Base Transceiver Station:以下、BTSと略記する。)と、複数のBTSに対する無線制御などを行う基地局制御装置(Base Station Control equipment:以下、BSCと略記する。)と、複数のBSCを統括し、呼の交換制御などを行う移動通信交換機(Mobile-services Switching Center:以下、MSCと略記する。)とから構成されており、MSCは更に他のMSCや他の通信ネットワークなどと接続され、MSと他のMSや固定端末との間の呼の接続制御を行うようになっている。
【0003】
そして、通常1つのBSCは複数のBTSを制御するようになっており、BSCとBTSとの間の通信ネットワーク構成は、図9に示すように、BSCにBTSがスター状に接続されるスター接続(図9の(a))か、BSCに対してBTSがカスケード状に接続されるカスケード接続(図9の(b))か、或いはBSCとBTSとがループネットワークを介して接続されるループ接続(図9の(c))か、の何れかの構成をとるようになっている。また、1つのBSCが制御するBTSは固定的に定められており、図9に示した例では、1つのBSC120−1は3つのBTS140−1、140−2、140−3を制御するものとなっており、BTS140−1、140−2、140−3は常時BSC120−1の配下にあり、他の例えばBSC120−2の制御下に置かれることは無い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のセルラー移動通信システムにおいては、MSにおける通信の品質が規定値を越えないように、BTSやBSCの配置を決定し、かつ、BSCやその上位のMSCから各BTSの動作状況を監視し、また制御するようになっているが、BSC配下のBTSは固定的であるため、あるBTSの配下にMSが集中してトラヒックが過剰となった場合には、通信品質が規定値を越えてしまう場合があるという問題点を有しており、また、あるBSCがダウンした場合においては、該BSC配下のBTSが動作不可の状態となってしまう、という欠点を有している。
【0005】
本発明は上述した事情を改善するために成されたものであり、本発明の目的は、セルラー移動通信システムにおいて、呼処理が集中する基地局制御装置(BSC)を検索可能な機能を備え、特定の基地局制御装置(BSC)に呼処理の負荷が集中しないように負荷分散を図ることを可能とする、基地局制御装置負荷分散方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の基地局制御装置負荷分散方式は、MSC(移動通信交換機)と、前記MSCと第1の通信ネットワークを介して接続される複数のBSC(基地局制御装置)と、前記複数のBSCとループネットワークであるところの第2の通信ネットワークを介して接続される複数のBTS(基地局)と、を備えたセルラー移動通信システムにおいて、前記MSCは、前記複数のBSCの負荷状態を監視し制御する負荷状態監視・制御手段を備え、前記複数のBSCはそれぞれ、自BSCの配下として管理するBTSの基地局番号などを管理するデータ管理手段と、自BSC及び配下のBTSの呼処理能力を管理する呼処理能力管理手段とを備え、前記複数のBTSはそれぞれ、自BTSがアクセスすべきBSCを記憶する基地局制御装置記憶手段を備え、前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、何れかのBSCの呼処理の負荷が重くなり該BSCにて呼の処理が不可能となった場合には、負荷の軽い他のBSCを選択して該呼の処理を行わせるように切り替え
前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、前記各BSCや前記各BTSのトラヒック量を測定するトラヒック測定部と、呼処理能力しきい値を越えていないBSCを設定する呼処理能力登録テーブルと、何れかのBSCが呼処理能力をオーバーして呼処理が起動できなくなった該BSCの配下のBTSを登録する未処理基地局テーブルと、前記呼処理能力登録テーブルと前記未処理基地局テーブルとを参照して前記各BSCの監視/制御処理を行う基地局制御装置処理部と、から構成され、
前記BSCの前記データ管理手段は、自BSCが管理するBTSの基地局番号を設定する基地局データベースと、前記基地局データベースへの基地局番号の登録・削除や、自BSCが管理するBTSの前記基地局制御装置記憶手段に対して自BSCの登録などを行う基地局データ処理部と、から構成され、前記呼処理能力管理手段は、前記BTSに対する呼処理を行う呼処理対応部と、自BSC及び配下のBTSの現状の呼処理能力と予め設定されている呼処理能力しきい値との比較を行う呼処理能力しきい値比較部と、前記MSCが前記トラヒック測定部で測定したトラヒックデータを収集し格納するトラヒックデータ収集部と、から構成され、
前記BTSの前記基地局制御装置記憶手段は、自BTSが標準に接続するBSCを登録している標準基地局制御装置記憶部と、自BTSが現在の呼の処理を依頼するBSCが登録される基地局制御装置呼処理アクセステーブルと、から構成され、前記BTSは更に、自BTSの呼処理能力の上限値が設定されるトラヒック上限記憶部を備え、
前記セルラー移動通信システムのシステム起動初期段階において、前記BTSが前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに登録されているアクセス先のBSCに対してATMパケットを送信してアクセスすると、前記BSCの半固定処理動作が起動され(ステップS200)、前記BSCの前記基地局データ処理部により前記基地局データベースを検索し、アクセス元の前記BTSが自BSCの配下にあるかを確認し(ステップS201)、次に、前記トラヒックデータ収集部により、前記BTSの前記トラヒック上限記憶部から前記BTSのトラヒック上限値と、前記MSCの前記トラヒック測定部から前記BTSの現状のトラヒックであるところのトラヒック測定値とを収集し(ステップS202)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていないかを判定することにより、前記BTSの呼処理能力をオーバーしていないかを判定し(ステップS203)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていない場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていないと判定し(ステップS203でNO)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースに再設定し(ステップS204)、処理を終了し(ステップS207へ進む)、ステップS203において前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っている場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていると判定し(ステップS203でYES)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースから削除し(ステップS205)、該BTSの基地局番号を前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に送出して前記未処理基地局テーブルに登録し(ステップS206)、処理を終 了し(ステップS207)、
前記半固定処理動作が全ての前記BSCにおいて終了すると、前記MSCは前記未処理基地局テーブルにBTSが登録されているか検索し、もしBTSが登録されていれば、前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルから呼処理能力のしきい値をオーバーしていないBSCを検索してアサインし、該BSCの前記基地局データベースに、前記未処理基地局テーブルに登録されているBTSを登録し、該BSCの前記基地局データベースに登録した前記BTSは前記未処理基地局テーブルから削除し、前記MSCにより新たに自己の前記基地局データベースに前記BTSを登録されたBSCは、該BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSCを前記基地局データ処理部により設定し、
前記システム起動初期段階の動作を終了して前記セルラー移動通信システムが運用中になると、MS(移動局)の呼毎にダイナミック処理動作が起動され、前記ダイナミック処理動作においては、呼毎に前記BSCに予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーしていないかを判定し、前記BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしていない場合には、該呼の処理を該BSCで行い、前記BSCの呼処理能力しきい値をオーバーした場合には、該呼の処理を他の呼処理能力に余裕のあるBSCにて行わせるようにBSCを切り替えて、BSCの負荷分散を図る、ことを特徴とする。
【0013】
また、MSC(移動通信交換機)と、前記MSCと第1の通信ネットワークを介して接続される複数のBSC(基地局制御装置)と、前記複数のBSCとループネットワークであるところの第2の通信ネットワークを介して接続される複数のBTS(基地局)と、を備えたセルラー移動通信システムにおいて、前記MSCは、前記複数のBSCの負荷状態を監視し制御する負荷状態監視・制御手段を備え、前記複数のBSCはそれぞれ、自BSCの配下として管理するBTSの基地局番号などを管理するデータ管理手段と、自BSC及び配下のBTSの呼処理能力を管理する呼処理能力管理手段とを備え、前記複数のBTSはそれぞれ、自BTSがアクセスすべきBSCを記憶する基地局制御装置記憶手段を備え、前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、何れかのBSCの呼処理の負荷が重くなり該BSCにて呼の処理が不可能となった場合には、負荷の軽い他のBSCを選択して該呼の処理を行わせるように切り替え、
前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、前記各BSCや前記各BTSのトラヒック量を測定するトラヒック測定部と、呼処理能力しきい値を越えていないBSCを設定する呼処理能力登録テーブルと、何れかのBSCが呼処理能力をオーバーして呼処理が起動できなくなった該BSCの配下のBTSを登録する未処理基地局テーブルと、前記呼処理能力登録テーブルと前記未処理基地局テーブルとを参照して前記各BSCの監視/制御処理を行う基地局制御装置処理部と、から構成され、
前記BSCの前記データ管理手段は、自BSCが管理するBTSの基地局番号を設定する基地局データベースと、前記基地局データベースへの基地局番号の登録・削除や、自BSCが管理するBTSの前記基地局制御装置記憶手段に対して自BSCの登録などを行う基地局データ処理部と、から構成され、前記呼処理能力管理手段は、前記BTSに対する呼処理を行う呼処理対応部と、自BSC及び配下のBTSの現状の呼処理能力と予め設定されている呼処理能力しきい値との比較を行う呼処理能力しきい値比較部と、前記MSCが前記トラヒック測定部で測定したトラヒックデータを収集し格納するトラヒックデータ収集部と、から構成され、
前記BTSの前記基地局制御装置記憶手段は、自BTSが標準に接続するBSCを登録している標準基地局制御装置記憶部と、自BTSが現在の呼の処理を依頼するBSCが登録される基地局制御装置呼処理アクセステーブルと、から構成され、前記BTSは更に、自BTSの呼処理能力の上限値が設定されるトラヒック上限記憶部を備え、
前記セルラー移動通信システムのシステム起動初期段階において、前記BTSが前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに登録されているアクセス先のBSCに対してATMパケットを送信してアクセスすると、前記BSCの半固定処理動作が起動され(ステップS200)、前記BSCの前記基地局データ処理部により前記基地局データベースを検索し、アクセス元の前記BTSが自BSCの配下にあるかを確認し(ステップS201)、次に、前記トラヒックデータ収集部により、前記BTSの前記トラヒック上限記憶部から前記BTSのトラヒック上限値と、前記MSCの前記トラヒック測定部から前記BTSの現状のトラヒックであるところのトラヒック測定値とを収集し(ステップS202)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていないかを判定することにより、前記BTSの呼処理能力をオーバーしていないかを判定し(ステップS203)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていない場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていないと判定し(ステップS203でNO)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースに再設定し(ステップS204)、処理を終了し(ステップS207へ進む)、ステップS203において前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っている場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていると判定し(ステップS203でYES)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースから削除し(ステップS205)、該BTSの基地局番号を前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に送出して前記未処理基地局テーブルに登録し(ステップS206)、処理を終了し(ステップS207)、
前記半固定処理動作が全ての前記BSCにおいて終了すると、前記MSCは前記未処理基地局テーブルにBTSが登録されているか検索し、もしBTSが登録されていれば、前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルから呼処理能力のしきい値をオーバーしていないBSCを検索してアサインし、該BSCの前記基地局データベースに、前記未処理基地局テーブルに登録されているBTSを登録し、該BSCの前記基地局データベースに登録した前記BTSは前記未処理基地局テーブルから削除し、前記MSCにより新たに自己の前記基地局データベースに前記BTSを登録されたBSCは、該BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSCを前記基地局データ処理部により設定し、
前記システム起動初期段階の動作を終了して前記セルラー移動通信システムが運用中になると、MS(移動局)にて呼が生起された時、該呼はBTSの無線制御部及び通信回線制御部を介してBSCの前記呼処理対応部に到達し、前記BSCのダイナミック処理動作が起動され(ステップS300)、前記BSCは該呼の処理の実行を開始し(ステップS301)、次に前記BSCは、自BSCが該呼の処理を行うと、自BSCに予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーするか否かを判定し(ステップS302)、ステップS302で自BSCが該呼の処理を行っても、自BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしないと前記呼処理能力しきい値比較部にて判定された場合(ステップS302でNO)には、該呼の処理は自BSCで行い(ステップS308)、処理を終了し(ステップS309に進む)、ステップS302で自BSCが該呼の処理を行うと、自BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしてしまうと前記呼処理能力しきい値比較部にて判定された場合(ステップS302でYES)には、前記BSCは前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に対して、しきい値オーバーを報告し(ステップS303)、前記しきい値オーバーの報告を受けた前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルを検索して、呼処理能力しきい値をオーバーしていない他のBSCを選択して決定し、前記基地局制御装置処理部は、新たに選択された前記他のBSCの前記基地局データ処理部にアクセスし(ステップS304)、前記他のBSCの前記基地局データベースに該呼を処理しようとしている前記BTSの基地局番号を登録し設定し(ステップS305)、新たに選択された前記他のBSCは、前記基地局データ処理部から前記BTSにアクセスし、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSC(前記他のBSC)を設定し(ステップS306)、前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに前記他のBSCを設定された前記BTSは、設定された前記他のBSCに対して該呼の接続処理を要求し、前記他のBSCは該呼の処理を行い(ステップS307)、処理を終了する(ステップS309)、ことを特徴とする。
【0014】
さらに、前記BTSから終話通知が前記BSCに到達すると(ステップS400)、前記BSCにおける終話検索処理が起動され(ステップS401)、前記BSCも終話したかを判定し(ステップS402)、前記BSCが終話していなければ(ステップS402でNO)、処理を終了し(ステップS406に進む)、ステップS402で前記BSCが終話していれば(ステップS402でYES)、前記BSCの呼処理量が前記BSCの呼処理能力しきい値よりも小さくなっているかを判定し(ステップS403)、ステップS403で、前記BSCの呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていなければ(ステップS403でNO)、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに設定されているBSCをそのままにしておき(ステップS404)、処理を終了し(ステップS406)、ステップS403で、前記BSCの呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていれば(ステップS403でYES)、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに設定されているBSCを元に戻し(ステップS405)、処理を終了する(ステップS406)、ことを特徴とする。
【0015】
また、前記第2の通信ネットワークは、前記複数のBSCと前記複数のBTSとをカスケード状に接続する通信ネットワークである、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の基地局制御装置負荷分散方式の一実施形態を示すブロック図である。
【0018】
図1に示す本実施の形態は、MSC(移動通信交換機)10と複数のBSC(基地局制御装置)20(20−1、20−2、20−3)と複数のBTS(基地局)40(40−1〜40−9)とから構成されており、MSC10と各BSC20は通信ネットワーク1を介して接続され、さらに、各BSC20は複数のBTS40とループネットワークであるところの通信ネットワーク2を介して接続されている。
【0019】
MSC10は、呼の交換制御やBSC20を統括する通常の機能に加えて、各BSC20の負荷状態監視・制御機能を備えている。なお、MSC10は、図示しない他の移動通信交換機(MSC)や他の通信ネットワークと更に接続されるものであっても良い。
【0020】
各BSC20は、複数のBTS40に対する無線制御などの通常の機能に加えて、自BSC20の配下として管理するBTS40のデータ管理機能と、自BSC20及び配下のBTS40の呼処理能力管理機能とを備えている。
【0021】
各BTS40は、MS(移動局)との間の無線回線のリソース管理などの通常の機能に加えて、自BTS40がアクセスすべきBSC20を記憶する基地局制御装置記憶機能を備えている。
【0022】
なお、MSC10とBSC20とを接続する通信ネットワーク1及びBSC20とBTS40とを接続する通信ネットワーク2は、通常の呼処理通信に加えて、監視・制御情報をATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)パケットとして通信可能であるものとする。
【0023】
次に、図2を参照して、本実施形態の詳細構成について説明する。
【0024】
図2は、本実施形態の基地局制御装置負荷分散方式の一例を示す詳細ブロック図である。なお、図2において図1に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとし、また、図2においては図1に示した通信ネットワーク1及び通信ネットワーク2の図示を省略するものとする。
【0025】
図2において、MSC10は、呼の交換制御やBSC20を統括する通常の機能(図示を省略する)に加えて、負荷状態監視・制御機能として、各BSC20や各BTS40のトラヒック量を測定するトラヒック測定部11と、呼処理能力しきい値を越えていないBSC20を設定する呼処理能力登録テーブル12と、何れかのBSC20が呼処理能力をオーバーして呼処理が起動できなくなった該BSC20の配下のBTS40を登録する未処理基地局テーブル13と、呼処理能力登録テーブル12と未処理基地局テーブル13とを参照してBSC20の監視/制御処理を行う基地局制御装置処理部14と、を備えている。
【0026】
各BSC20は全て同一の構成であるため、BSC20−1とBSC20−2のみを図示し、BSC20−3は図示しないものとし、BSC20−1を代表として説明する。
【0027】
BSC20−1は、複数のBTS40に対する無線制御などの通常の機能(図示を省略する)に加えて、BSC20−1の配下として管理するBTS40のデータ管理機能として、BSC20−1が管理するBTS40の基地局番号を設定する基地局データベース21(基地局データベース21−1)と、基地局データベース21−1への基地局番号の登録・削除や、BSC20−1が管理するBTS40の基地局制御装置記憶機能に対して自己すなわちBSC20−1の登録などを行う基地局データ処理部22(基地局データ処理部22−1)と、を備えている。
【0028】
また、自BSC20−1及び配下のBTS40の呼処理能力管理機能として、BTS40に対する呼処理を行う呼処理対応部23(呼処理対応部23−1)と、自BSC20−1及び配下のBTS40の現状の呼処理能力と予め設定されている呼処理能力しきい値との比較を行う呼処理能力しきい値比較部24(呼処理能力しきい値比較部24−1)と、MSC10がトラヒック測定部11で測定したトラヒックデータを収集し格納するトラヒックデータ収集部25(トラヒックデータ収集部25−1)と、を備えている。
【0029】
各BTS40は全て同一の構成であるため、BTS40−1とBTS40−2のみを図示し、BTS40−3〜BTS40−9は図示しないものとし、BTS40−1を代表として説明する。
【0030】
BTS40−1は、MS(移動局)60(MS60−1)との間の無線回線のリソース管理などの通常の機能として、呼処理すなわち通信処理の制御を行う無線制御部41(無線制御部41−1)と、BSC20との間の通信回線を制御する通信回線制御部42(通信回線制御部42−1)と、自BTS40−1の呼処理能力の上限値が設定されるトラヒック上限記憶部43(トラヒック上限記憶部43−1)と、基地局制御装置記憶機能として、BTS40−1が標準に接続するBSC20を登録している標準基地局制御装置記憶部44(標準基地局制御装置記憶部44−1)と、BTS40−1が現在の呼の処理を依頼するBSC20が登録される基地局制御装置呼処理アクセステーブル45(基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−1)と、を備えている。
【0031】
次に、図3、図4、図5、図6、図7を参照して図1、図2に示した本実施形態の動作について説明する。
【0032】
本実施形態の動作は、図1、図2に示したセルラー移動通信システムの起動初期段階で実行され、各BTS40の呼処理能力しきい値を事前に判断する半固定処理動作と、呼処理毎にBSC20に予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーしていないかを判断するダイナミック処理動作の2つが存在する。
【0033】
先ず、半固定処理動作について図3を参照して説明する。
【0034】
図3は、本実施形態の半固定処理動作について説明するフローチャートである。
【0035】
図1、図2に示したセルラー移動通信システムにおいて、システムの起動前に予め基本設定として、BSC20−1がBTS40−1、40−2、40−3を配下として管理するよう設定されており、BSC20−2がBTS40−4、40−5、40−6を配下として管理するよう設定されており、また、BSC20−3がBTS40−7、40−8、40−9を配下として管理するよう設定されているものとする。すなわち、例としてBSC20−1の場合には、基地局データベース21−1にはBTS40−1と40−2と40−3の基地局番号が設定されており、逆にBTS40側の標準基地局制御装置記憶部44−1、44−2、44−3には標準に接続するBSC20としてBSC20−1が登録されているものとし、かつ、基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−1、45−2、45−3にもBSC20−1が登録されているものとする。
【0036】
図3において、先ず、BTS40−1が基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−1に登録されているアクセス先のBSC20、すなわちBSC20−1に対してATMパケットを送信してアクセスすると、BSC20−1の半固定処理動作が起動され(ステップS200)、BSC20−1の基地局データ処理部22−1により基地局データベース21−1を検索し、アクセス元のBTS40−1が自BSC20−1の配下にあるかを確認する(ステップS201)。基地局データベース21−1にはBTS40−1の基地局番号が設定されているので、該BTS40−1が自BSC20−1の配下にあることを確認し、次に、トラヒックデータ収集部25−1により、BTS40−1のトラヒック上限記憶部43−1からBTS40−1のトラヒック上限値と、MSC10のトラヒック測定部11からBTS40−1の現状のトラヒックであるところのトラヒック測定値とを収集し(ステップS202)、トラヒック上限値をトラヒック測定値が上回っていないかを判定することにより、BTS40−1の呼処理能力をオーバーしていないかを判定する(ステップS203)。
【0037】
トラヒック上限値をトラヒック測定値が上回っていない場合は、該BTS40−1の呼処理能力しきい値を現在のトラヒック測定値がオーバーしていないと判定し(ステップS203でNO)、該BTS40−1の基地局番号を基地局データベース21−1に再設定し(ステップS204)、処理を終了する(ステップS207へ進む)。
【0038】
トラヒック上限値をトラヒック測定値が上回っている場合は、該BTS40−1の呼処理能力しきい値を現在のトラヒック測定値がオーバーしていると判定し(ステップS203でYES)、該BTS40−1の基地局番号を基地局データベース21−1から削除し(ステップS205)、該BTS40−1の基地局番号を基地局データ処理部22−1からMSC10の基地局制御装置処理部14に送出して未処理基地局テーブル13に登録し(ステップS206)、処理を終了する(ステップS207)。
【0039】
次に、BTS40−2が基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−2に登録されているアクセス先のBSC20、すなわちBSC20−1に対してATMパケットを送信してアクセスすると、BSC20−1の半固定処理動作が起動され(ステップS200)、BSC20−1の基地局データ処理部22−1により基地局データベース21−1を検索し、アクセス元のBTS40−2が自BSC20−1の配下にあるかを確認する(ステップS201)。以下、BTS40−1からアクセスがあった場合の動作と同様にBSC20−1の半固定処理動作が進んでいく。また、BTS40−3もその後BSC20−1に同様にアクセスし、BSC20−1の半固定処理動作が行われて終了する。
【0040】
なお、BSC20−2とその配下のBTS40−4、40−5、40−6も同様にBSC20−2における半固定処理動作を行い、同様にBSC20−3とその配下のBTS40−7、40−8、40−9も、BSC20−3における半固定処理動作を行い、動作を終了する。
【0041】
全てのBSC20の半固定処理動作が終了すると、MSC10は未処理基地局テーブル13にBTS40が登録されているか検索する。もしBTS40が登録されていれば、該BTS40は未だ何れのBSC20の配下にも属していないものであるため、MSC10の基地局制御装置処理部14は、呼処理能力登録テーブル12から呼処理能力のしきい値をオーバーしていないBSC20を検索してアサインし、該BSC20の基地局データベース21に、MSC10の未処理基地局テーブル13に登録されているBTS40を登録し、該BSC20の基地局データベース21に登録したBTS40は未処理基地局テーブル13から削除する。このことにより、BSC20の半固定処理動作において、どのBSC20にも属していなかったBTS40を、呼処理能力のオーバーしていないBSC20の配下に属させることが可能となる。なお、MSC10により新たに自己の基地局データベース21にBTS40を登録されたBSC20は、該BTS40の基地局制御装置呼処理アクセステーブル45に自BSC20を基地局データ処理部22により設定し、該BTS40が自BSC20の配下に入ったことを通知する。
【0042】
次に、ダイナミック処理動作について図4、図5、図6、図7を参照して説明する。
【0043】
図4は、本実施形態のダイナミック処理動作について説明するフローチャートである。
【0044】
ダイナミック処理動作は、図1、図2に示したセルラー移動通信システムの半固定処理動作が終了してシステムの運用中になった場合、MS60の呼毎に実行される動作である。ダイナミック処理動作においては、呼毎にBSC20に予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーしていないかを判定し、BSC20の呼処理能力しきい値をオーバーしていない場合には、該呼の処理を該BSC20で行い、BSC20の呼処理能力しきい値をオーバーした場合には、該呼の処理を他の呼処理能力に余裕のあるBSC20にて行わせるようにBSC20を切り替えて、BSC20の負荷分散を図るものである。
【0045】
なお、以降の説明の容易化のため、BSC20−1はBTS40−1、40−2、40−3を配下として管理するよう設定されており、BSC20−2はBTS40−4、40−5、40−6を配下として管理するよう設定されており、また、BSC20−3はBTS40−7、40−8、40−9を配下として管理するよう設定されているものとする。
【0046】
いま、図2のMS60−2にて呼が生起されたものとすると、該呼はBTS40−2の無線制御部41−2及び通信回線制御部42−2を介してBSC20−1の呼処理対応部23−1に到達し、BSC20−1のダイナミック処理動作が起動される(図4のステップS300)。BSC20−1は該呼の処理(呼の接続処理など)の実行を開始する(ステップS301)。次にBSC20−1は、自BSC20−1が該呼の処理を行うと、自BSC20−1に予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーするか否かを判定する(ステップS302)。
【0047】
図5に、呼量と時間との関係の一例を示す。
【0048】
図5は、縦軸の呼量が横軸の時間と共に増加していき、また時間と共に減少していく様子を模式的に示す図であり、該呼量は1つのBSC20(或いは1つのBTS40)に到達する呼の量を示している。そして、各BSC20にはそれぞれ該当時間に処理可能な呼量の上限値として呼処理能力しきい値Aが設定されており、図5の例では、時間t1或いは時間t4においては呼量が呼処理能力しきい値Aを下回っているので該呼量を全て処理可能であるが、時間t2から時間t3の間では呼量が呼処理能力しきい値Aを上回っているため、しきい値オーバー部分Bとして示した部分の呼は該BSC20では処理できなくなっている。
【0049】
そして、各BSC20にはそれぞれ、各BSC20毎に独自の呼処理能力しきい値の値が呼処理能力しきい値比較部24内に設定されている。
【0050】
図4に戻り、ステップS302で自BSC20−1が該呼の処理を行っても、自BSC20−1の呼処理能力しきい値をオーバーしないと呼処理能力しきい値比較部24−1にて判定された場合(ステップS302でNO)には、該呼の処理は自BSC20−1で行い(ステップS308)、処理を終了する(ステップS309に進む)。
【0051】
ステップS302で自BSC20−1が該呼の処理を行うと、自BSC20−1の呼処理能力しきい値をオーバーしてしまうと呼処理能力しきい値比較部24−1にて判定された場合(ステップS302でYES)には、BSC20−1は基地局データ処理部22−1からMSC10の基地局制御装置処理部14に対して、しきい値オーバーを報告する(ステップS303)。しきい値オーバーの報告を受けたMSC10の基地局制御装置処理部14は、呼処理能力登録テーブル12を検索して、呼処理能力しきい値をオーバーしていない他のBSC20、すなわち呼処理能力に余裕のあるBSC20を選択し決定する。ここでは例えばBSC20−2が選択されたものとする。
【0052】
基地局制御装置処理部14は、新たに選択されたBSC20−2の基地局データ処理部22−2にアクセスし(ステップS304)、BSC20−2の基地局データベース21−2に該呼を処理しようとしているBTS40−2の基地局番号を登録し設定する(ステップS305)。
【0053】
新たに選択されたBSC20−2は、基地局データ処理部22−2からBTS40−2にアクセスし、BTS40−2の基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−2に自BSC20−2を設定する(ステップS306)。
【0054】
基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−2にBSC20−2を設定されたBTS40−2は、設定されたBSC20−2に対して該呼の接続処理を要求し、BSC20−2は該呼の処理を行い(ステップS307)、処理を終了する(ステップS309)。
【0055】
以上の動作について、図6を参照して再度説明する。なお、図6において図1に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略する。図6のBTS40−2にて生起した呼を受け付け、該呼の処理をBTS40−2を配下とするBSC20−1に要求したが、BSC20−1は呼処理能力しきい値オーバーとなったため、しきい値オーバーをMSC10に報告し、MSC10はBSC20−1をBSC20−2に変更して、変更後のBSC20−2にてBTS40−2が受け付けた該呼の処理を行っている(図6の太線で示す)。このように、本実施形態においては、或るBSC20の負荷が増大して呼処理ができなくなった場合には、呼処理能力に余裕のある他のBSC20をアサインして呼処理を行うことができるので、BSC20の負荷を分散することが可能となる。
【0056】
以上、BTS40−2が生起した呼の処理を行うときの動作を一例として説明したが、他のBTS40においても同様に、呼毎のシステム運用中のダイナミック処理動作を行う。
【0057】
次に、図7を参照して、終話処理動作について説明する。
【0058】
図7は、本実施形態の終話処理動作を説明するフローチャートである。終話処理動作は、図1、図2に示したセルラー移動通信システムの起動前に、各BTS40が、どのBSC20の配下として管理されるかについて、基本設定として設定されていたBSC20とは異なるBSC20で呼処理が行われた場合であって、該呼の終話時に起動される処理である。図4のダイナミック処理動作で説明した例を再度引用すると、BTS40−2は基本設定としてBSC20−1の配下として管理されるように設定されていたが、図4にて説明した呼の処理時には、BSC20−1の呼処理能力がオーバーしたため、BSC20−2に変更して該呼の処理を行っていた。従って、BSC20−2において終話処理動作が起動される。
【0059】
図7において、BTS40−2から終話通知がBSC20−2に到達すると(ステップS400)、BSC20−2における終話検索処理が起動され(ステップS401)、BSC20−2も終話したかを判定する(ステップS402)。
【0060】
BSC20−2が終話していなければ(ステップS402でNO)、処理を終了する(ステップS406に進む)。
【0061】
BSC20−2が終話していれば(ステップS402でYES)、BSC20−2の呼処理量がBSC20−2の呼処理能力しきい値よりも小さくなっているかを判定する(ステップS403)。
【0062】
ステップS403で、BSC20−2の呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていなければ(ステップS403でNO)、BTS40−2の基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−2に設定されているBSC20−2をそのままにしておき(ステップS404)、処理を終了する(ステップS406)。ステップS403で、BSC20−2の呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていれば(ステップS403でYES)、BTS40−2の基地局制御装置呼処理アクセステーブル45−2に設定されているBSC20−2を元に戻し(ステップS405)、すなわち、BSC20−1に戻して、処理を終了する(ステップS406)。
【0063】
以上の動作を行うことにより、負荷の重かったBSC20の負荷が軽くなった場合には、その配下のBTS40を元のBSC20の配下として管理するよう戻すことが可能となる。
【0064】
次に、図8を参照して、本発明の基地局制御装置負荷分散方式の第2の実施形態について説明する。
【0065】
図8は、本発明の基地局制御装置負荷分散方式の第2の実施形態を示すブロック図である。
【0066】
図8に示す第2の実施の形態は、MSC(移動通信交換機)10と複数のBSC(基地局制御装置)20(20−1、20−2、20−3)と複数のBTS(基地局)40(40−1〜40−9)とから構成されており、MSC10と各BSC20は通信ネットワーク1を介して接続され、さらに、各BSC20が通信ネットワーク3を介して複数のBTS40とカスケード状に接続されている。すなわち、図8に示す第2の実施形態は、図1に示した第1の実施形態と比較すると、各BSC20と各BTS40とがカスケード状に接続されている点だけが異なっており、その他は皆、図1と同等である。そして、構成要素であるMSC10、BSC20、BTS40の詳細構成も図2に示したものと同等である。
【0067】
従って、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同等の動作を行うことが可能であり、第1の実施形態と同等の作用・効果を得る事が可能であるため、第2の実施形態についてのこれ以上の説明は省略する。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の基地局制御装置負荷分散方式は、呼処理が集中する基地局制御装置(BSC)を検索可能な機能を備え、かつ、特定の基地局制御装置に呼処理の負荷が集中した場合には、負荷の軽い他の基地局制御装置を選択して該基地局制御装置に該呼処理を分担させることができるので、基地局制御装置の負荷分散を行うことが可能となるという効果を有し、セルラー移動通信システムのリソースを効率的に使用できるという効果を有している。
【0069】
また、基地局制御装置が万一ダウンした場合であっても、他の基地局制御装置で呼処理をカバーできるので、セルラー移動通信システムの安定的運用を図ることが可能となると共に、システムの信頼性が向上するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基地局制御装置負荷分散方式の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の基地局制御装置負荷分散方式の一例を示す詳細ブロック図である。
【図3】本実施形態の半固定処理動作について説明するフローチャートである。
【図4】本実施形態のダイナミック処理動作について説明するフローチャートである。
【図5】呼量と時間との関係の一例を示す図である。
【図6】本実施形態のダイナミック処理動作を模式的に説明する図である。
【図7】本実施形態の終話処理動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の基地局制御装置負荷分散方式の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図9】従来のBSCとBTSとの間の通信ネットワーク構成を示す図である。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク
2 通信ネットワーク
3 通信ネットワーク
10 MSC
11 トラヒック測定部
12 呼処理能力登録テーブル
13 未処理基地局テーブル
14 基地局制御装置処理部
20 BSC
21 基地局データベース
22 基地局データ処理部
23 呼処理対応部
24 呼処理能力しきい値比較部
25 トラヒックデータ収集部
40 BTS
41 無線制御部
42 通信回線制御部
43 トラヒック上限記憶部
44 標準基地局制御装置記憶部
45 基地局制御装置呼処理アクセステーブル
60 MS
120 BSC
140 BTS

Claims (4)

  1. MSC(移動通信交換機)と、前記MSCと第1の通信ネットワークを介して接続される複数のBSC(基地局制御装置)と、前記複数のBSCとループネットワークであるところの第2の通信ネットワークを介して接続される複数のBTS(基地局)と、を備えたセルラー移動通信システムにおいて、前記MSCは、前記複数のBSCの負荷状態を監視し制御する負荷状態監視・制御手段を備え、前記複数のBSCはそれぞれ、自BSCの配下として管理するBTSの基地局番号などを管理するデータ管理手段と、自BSC及び配下のBTSの呼処理能力を管理する呼処理能力管理手段とを備え、前記複数のBTSはそれぞれ、自BTSがアクセスすべきBSCを記憶する基地局制御装置記憶手段を備え、前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、何れかのBSCの呼処理の負荷が重くなり該BSCにて呼の処理が不可能となった場合には、負荷の軽い他のBSCを選択して該呼の処理を行わせるように切り替え
    前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、前記各BSCや前記各BTSのトラヒック量を測定するトラヒック測定部と、呼処理能力しきい値を越えていないBSCを設定する呼処理能力登録テーブルと、何れかのBSCが呼処理能力をオーバーして呼処理が起動できなくなった該BSCの配下のBTSを登録する未処理基地局テーブルと、前記呼処理能力登録テーブルと前記未処理基地局テーブルとを参照して前記各BSCの監視/制御処理を行う基地局制御装置処理部と、から構成され、
    前記BSCの前記データ管理手段は、自BSCが管理するBTSの基地局番号を設定する基地局データベースと、前記基地局データベースへの基地局番号の登録・削除や、自BSCが管理するBTSの前記基地局制御装置記憶手段に対して自BSCの登録などを行う基地局データ処理部と、から構成され、前記呼処理能力管理手段は、前記BTSに対する呼処理を行う呼処理対応部と、自BSC及び配下のBTSの現状の呼処理能力と予め設定されている呼処理能力しきい値との比較を行う呼処理能力しきい値比較部と、前記MSCが前記トラヒック測定部で測定したトラヒックデータを収集し格納するトラヒックデータ収集部と、から構成され、
    前記BTSの前記基地局制御装置記憶手段は、自BTSが標準に接続するBSCを登録している標準基地局制御装置記憶部と、自BTSが現在の呼の処理を依頼するBSCが登録される基地局制御装置呼処理アクセステーブルと、から構成され、前記BTSは更に、自BTSの呼処理能力の上限値が設定されるトラヒック上限記憶部を備え、
    前記セルラー移動通信システムのシステム起動初期段階において、前記BTSが前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに登録されているアクセス先のBSCに対してATMパケットを送信してアクセスすると、前記BSCの半固定処理動作が起動され(ステップS200)、前記BSCの前記基地局データ処理部により前記基地局データベースを検索し、アクセス元の前記BTSが自BSCの配下にあるかを確認し(ステップS201)、次に、前記トラヒックデータ収集部により、前記BTSの前記トラヒック上限記憶部から前記BTSのトラヒック上限値と、前記MSCの前記トラヒック測定部から前記BTSの現状のトラヒックであるところのトラヒック測定値とを収集し(ステップS202)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていないかを判定することにより、前記BTSの呼処理能力をオーバーしていないかを判定し(ステップS203)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていない場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていないと判定し(ステップS203でNO)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースに再設定し(ステップS204)、処理を終了し(ステップS207へ進む)、ステップS203において前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っている場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていると判定し(ステップS203でYES)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースから削除し(ステップS205)、該BTSの基地局番号を前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に送出して前記未処理基地局テーブルに登録し(ステップS206)、処理を終了し(ステップS207)、
    前記半固定処理動作が全ての前記BSCにおいて終了すると、前記MSCは前記未処理基地局テーブルにBTSが登録されているか検索し、もしBTSが登録されていれば、前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルから呼処理能力のしきい値をオーバーしていないBSCを検索してアサインし、該BSCの前記基地局データベースに、前記未処理基地局テーブルに登録されているBTSを登録し、該BSCの前記基地局データベースに登録した前記BTSは前記未処理基地局テーブルから削除し、前記MSCにより新たに自己の前記基地局データベースに前記BTSを登録されたBSCは、該BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSCを前記基地局データ処理部により設定し、
    前記システム起動初期段階の動作を終了して前記セルラー移動通信システムが運用中になると、MS(移動局)の呼毎にダイナミック処理動作が起動され、前記ダイナミック処理動作においては、呼毎に前記BSCに予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーしていないかを判定し、前記BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしていない場合には、該呼の処理を該BSCで行い、前記BSCの呼処理能力しきい値をオーバーした場合には、該呼の処理を他の呼処理能力に余裕のあるBSCにて行わせるようにBSCを切り替えて、BSCの負荷分散を図る、ことを特徴とする基地局制御装置負荷分散方式。
  2. MSC(移動通信交換機)と、前記MSCと第1の通信ネットワークを介して接続される複数のBSC(基地局制御装置)と、前記複数のBSCとループネットワークであるところの第2の通信ネットワークを介して接続される複数のBTS(基地局)と、を備えたセルラー移動通信システムにおいて、前記MSCは、前記複数のBSCの負荷状態を監視し制御する負荷状態監視・制御手段を備え、前記複数のBSCはそれぞれ、自BSCの配下として管理するBTSの基地局番号などを管理するデータ管理手段と、自BSC及び配下のBTSの呼処理能力を管理する呼処理能力管理手段とを備え、前記複数のBTSはそれぞれ、自BTSがアクセスすべきBSCを記憶する基地局制御装置記憶手段を備え、前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、何れかのBSCの呼処理の負荷が重くなり該BSCにて呼の処理が不可能となった場合には、負荷の軽い他のBSCを選択して該呼の処理を行わせるように切り替え、
    前記MSCの前記負荷状態監視・制御手段は、前記各BSCや前記各BTSのトラヒック量を測定するトラヒック測定部と、呼処理能力しきい値を越えていないBSCを設定する呼処理能力登録テーブルと、何れかのBSCが呼処理能力をオーバーして呼処理が起動できなくなった該BSCの配下のBTSを登録する未処理基地局テーブルと、前記呼処理能力登録テーブルと前記未処理基地局テーブルとを参照して前記各BSCの監視/制御処理を行う基地局制御装置処理部と、から構成され、
    前記BSCの前記データ管理手段は、自BSCが管理するBTSの基地局番号を設定する基地局データベースと、前記基地局データベースへの基地局番号の登録・削除や、自BSCが管理するBTSの前記基地局制御装置記憶手段に対して自BSCの登録などを行う基地局データ処理部と、から構成され、前記呼処理能力管理手段は、前記BTSに対する呼処理を行う呼処理対応部と、自BSC及び配下のBTSの現状の呼処理能力と予め設定されている呼処理能力しきい値との比較を行う呼処理能力しきい値比較部と、前記MSCが前記トラヒック測定部で測定したトラヒックデータを収集し格納するトラヒックデータ収集部と、から構成され、
    前記BTSの前記基地局制御装置記憶手段は、自BTSが標準に接続するBSCを登録している標準基地局制御装置記憶部と、自BTSが現在の呼の処理を依頼するBSCが登録される基地局制御装置呼処理アクセステーブルと、から構成され、前記BTSは更に、自BTSの呼処理能力の上限値が設定されるトラヒック上限記憶部を備え、
    前記セルラー移動通信システムのシステム起動初期段階において、前記BTSが前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに登録されているアクセス先のBSCに対してATMパケットを送信してアクセスすると、前記BSCの半固定処理動作が起動され(ステップS200)、前記BSCの前記基地局データ処理部により前記基地局データベースを検索し、アクセス元の前記BTSが自BSCの配下にあるかを確認し(ステップS201)、 次に、前記トラヒックデータ収集部により、前記BTSの前記トラヒック上限記憶部から前記BTSのトラヒック上限値と、前記MSCの前記トラヒック測定部から前記BTSの現状のトラヒックであるところのトラヒック測定値とを収集し(ステップS202)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていないかを判定することにより、前記BTSの呼処理能力をオーバーしていないかを判定し(ステップS203)、前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っていない場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていないと判定し(ステップS203でNO)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースに再設定し(ステップS204)、処理を終了し(ステップS207へ進む)、ステップS203において前記トラヒック上限値を前記トラヒック測定値が上回っている場合は、該BTSの呼処理能力しきい値を現在の前記トラヒック測定値がオーバーしていると判定し(ステップS203でYES)、該BTSの基地局番号を前記基地局データベースから削除し(ステップS205)、該BTSの基地局番号を前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に送出して前記未処理基地局テーブルに登録し(ステップS206)、処理を終了し(ステップS207)、
    前記半固定処理動作が全ての前記BSCにおいて終了すると、前記MSCは前記未処理基地局テーブルにBTSが登録されているか検索し、もしBTSが登録されていれば、前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルから呼処理能力のしきい値をオーバーしていないBSCを検索してアサインし、該BSCの前記基地局データベースに、前記未処理基地局テーブルに登録されているBTSを登録し、該BSCの前記基地局データベースに登録した前記BTSは前記未処理基地局テーブルから削除し、前記MSCにより新たに自己の前記基地局データベースに前記BTSを登録されたBSCは、該BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSCを前記基地局データ処理部により設定し、
    前記システム起動初期段階の動作を終了して前記セルラー移動通信システムが運用中になると、MS(移動局)にて呼が生起された時、該呼はBTSの無線制御部及び通信回線制御部を介してBSCの前記呼処理対応部に到達し、前記BSCのダイナミック処理動作が起動され(ステップS300)、前記BSCは該呼の処理の実行を開始し(ステップS301)、次に前記BSCは、自BSCが該呼の処理を行うと、自BSCに予め設定されている呼処理能力しきい値をオーバーするか否かを判定し(ステップS302)、ステップS302で自BSCが該呼の処理を行っても、自BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしないと前記呼処理能力しきい値比較部にて判定された場合(ステップS302でNO)には、該呼の処理は自BSCで行い(ステップS308)、処理を終了し(ステップS309に進む)、ステップS302で自BSCが該呼の処理を行うと、自BSCの呼処理能力しきい値をオーバーしてしまうと前記呼処理能力しきい値比較部にて判定された場合(ステップS302でYES)には、前記BSCは前記基地局データ処理部から前記MSCの前記基地局制御装置処理部に対して、しきい値オーバーを報告し(ステップS303)、前記しきい値オーバーの報告を受けた前記MSCの前記基地局制御装置処理部は、前記呼処理能力登録テーブルを検索して、呼処理能力しきい値をオーバーしていない他のBSCを選択して決定し、前記基地局制御装置処理部は、新たに選択された前記他のBSCの前記基地局データ処理部にアクセスし(ステップS304)、前記他のBSCの前記基地局データベースに該呼を処理しようとしている前記BTSの基地局番号を登録し設定し(ステップS305)、新たに選択された前記他のBSCは、前記基地局データ処理部から前記BTSにアクセスし、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに自BSC(前記他のBSC)を設定し(ステップS306)、前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに前記他のBSCを設定された前記BTSは、設定された前記他のBSCに対して該呼の接続処理を要求し、前記他のBSCは該呼の処理を行い(ステップS307)、処理を終了する(ステップS309)、ことを特徴とする基地局制御装置負荷分散方式。
  3. 前記BTSから終話通知が前記BSCに到達すると(ステップS 400)、前記BSCにおける終話検索処理が起動され(ステップS401)、前記BSCも終話したかを判定し(ステップS402)、前記BSCが終話していなければ(ステップS402でNO)、処理を終了し(ステップS406に進む)、ステップS402で前記BSCが終話していれば(ステップS402でYES)、前記BSCの呼処理量が前記BSCの呼処理能力しきい値よりも小さくなっているかを判定し(ステップS403)、ステップS403で、前記BSCの呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていなければ(ステップS403でNO)、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに設定されているBSCをそのままにしておき(ステップS404)、処理を終了し(ステップS406)、ステップS403で、前記BSCの呼処理量が呼処理能力しきい値よりも小さくなっていれば(ステップS403でYES)、前記BTSの前記基地局制御装置呼処理アクセステーブルに設定されているBSCを元に戻し(ステップS405)、処理を終了する(ステップS406)、ことを特徴とする請求項2に記載の基地局制御装置負荷分散方式。
  4. 前記第2の通信ネットワークは、前記複数のBSCと前記複数のBTSとをカスケード状に接続する通信ネットワークである、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の基地局制御装置負荷分散方式。
JP2001395111A 2001-12-26 2001-12-26 基地局制御装置負荷分散方式 Expired - Fee Related JP3789354B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395111A JP3789354B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 基地局制御装置負荷分散方式
DE10260351A DE10260351B4 (de) 2001-12-26 2002-12-20 Lastverteilungssystem für die Steuervorrichtung einer Basisstation
SE0203812A SE522904C2 (sv) 2001-12-26 2002-12-20 Lastfördelningssystem för basstationsstyrutrustning
NO20026227A NO327029B1 (no) 2001-12-26 2002-12-23 Belastningsfordelende system for basisstasjoners styringsutstyr
US10/327,016 US20030119512A1 (en) 2001-12-26 2002-12-24 Base station control equipment load distributed system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395111A JP3789354B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 基地局制御装置負荷分散方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003199136A JP2003199136A (ja) 2003-07-11
JP3789354B2 true JP3789354B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=19188936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001395111A Expired - Fee Related JP3789354B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 基地局制御装置負荷分散方式

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20030119512A1 (ja)
JP (1) JP3789354B2 (ja)
DE (1) DE10260351B4 (ja)
NO (1) NO327029B1 (ja)
SE (1) SE522904C2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002089508A1 (en) * 2001-04-25 2002-11-07 Nokia Corporation Telecommunication network having at least two network entities, and communication method
US7242944B1 (en) * 2003-07-25 2007-07-10 Sprint Spectrum L.P. Method and system for dynamically re-homing a base transceiver station
NO319965B1 (no) * 2003-09-29 2005-10-03 Maritime Comm Partner As Fremgangsmate for a redusere tidsforsinkelse i et telefonsystem
JP2005150866A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Nec Corp 無線通信システム、無線基地局収容装置及びデータパケット転送方法
CN101199224A (zh) * 2005-06-14 2008-06-11 三菱电机株式会社 无线基站系统
JP2007274520A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nec Corp 無線通信システム、システム制御装置、無線基地局、通信制御方法、および通信制御プログラム
US8169927B2 (en) 2006-05-29 2012-05-01 Nec Corporation Configuration management method and configuration management system of wireless access network, and wireless access network management device
JP2008236037A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Nec Corp 無線ネットワークシステム
US7660267B2 (en) * 2008-01-16 2010-02-09 Alcatel-Lucent Usa Inc. Homing of user nodes to network nodes in a communication system
JP4559511B2 (ja) * 2008-08-11 2010-10-06 日本電信電話株式会社 パケット転送システムおよびパケット転送方法
JP4559512B2 (ja) * 2008-08-11 2010-10-06 日本電信電話株式会社 パケット転送システムおよびパケット転送方法
JP5159525B2 (ja) * 2008-09-01 2013-03-06 株式会社日立製作所 無線通信システムの管理方法、その実行プログラム、その実行装置、その装置を含むシステム
KR101562518B1 (ko) * 2009-01-22 2015-10-23 삼성전자주식회사 통신 시스템 및 그의 펨토 기지국 연결 변경 방법
JP4874361B2 (ja) * 2009-03-16 2012-02-15 三菱電機株式会社 通信システム、ノード管理方法、ノードおよびノードによるデータ収集装置への登録方法
US8948014B2 (en) * 2011-10-19 2015-02-03 Alcatel Lucent System and method for load balancing MMEs and MME pools
US10123214B2 (en) 2016-12-14 2018-11-06 Dell Products, Lp Method and apparatus for optimizing multi-protocol radio technology using local QOS advertising

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619551A (en) * 1991-09-26 1997-04-08 Nec Corporation Cellular telephone exchange system which allows setting of connections between the base station transmitter-receivers and base station controllers base on movement of the mobile station
JP2576369B2 (ja) * 1993-08-02 1997-01-29 日本電気株式会社 移動無線通信方式
JPH09511107A (ja) * 1994-01-27 1997-11-04 ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア セルラー電気通信システムにおけるセミ・ハード・ハンドオフ
JPH07298340A (ja) * 1994-03-02 1995-11-10 Fujitsu Ltd 移動通信システムおよび移動局
US5497504A (en) * 1994-05-13 1996-03-05 The Trustees Of Columbia University System and method for connection control in mobile communications
DE69528765T2 (de) * 1994-06-15 2003-08-21 Ericsson Telefon Ab L M Verarbeitungslastausgleich zwischen senderempfängersteuereinheiten
CA2210898A1 (en) * 1995-02-20 1996-08-29 Nokia Telecommunications Oy Method and arrangement for a handover between base station controllers
FI974034A (fi) * 1997-10-23 1999-04-24 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä tukiasemaverkon siirtojärjestelmän kapasiteetin jakamiseksi
US6129604A (en) * 1998-02-26 2000-10-10 Nortel Networks Limited Dynamic load distribution in a wireless communication system to equalize loading on mobile switching centers
US6385449B2 (en) * 1998-03-06 2002-05-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson System and method used in a mobile telecommunications network for load balancing ongoing calls between different base station controllers
US6738625B1 (en) * 2000-05-11 2004-05-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Rehoming and resource sharing in communications networks

Also Published As

Publication number Publication date
SE522904C2 (sv) 2004-03-16
JP2003199136A (ja) 2003-07-11
SE0203812D0 (sv) 2002-12-20
NO20026227D0 (no) 2002-12-23
DE10260351A1 (de) 2003-07-31
DE10260351B4 (de) 2006-11-16
NO20026227L (no) 2003-06-27
SE0203812L (sv) 2003-06-27
US20030119512A1 (en) 2003-06-26
NO327029B1 (no) 2009-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3789354B2 (ja) 基地局制御装置負荷分散方式
KR100699980B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 대역 등급 획득 및 할당을 위한방법 및 장치
JP4463989B2 (ja) 無線通信に関する装置、システムおよび方法
TW546961B (en) System and method for minimizing hardware and maximizing capacity in a wireless communications system
JP4382348B2 (ja) マルチセルネットワークにおけるサービスプライオリティ
JP3016763B2 (ja) 複数の共通周波数を利用したセミソフト・ハンドオフ方法
US6738625B1 (en) Rehoming and resource sharing in communications networks
JP2005507626A (ja) 移動通信ネットワークにおける呼処理方法をログする方法
EP3512300B1 (en) Service transmission based on correspondence among tunnel endpoint identifier index, user equipment ip address segment and user plane network element
PL174809B1 (pl) Sposób wyznaczania kanału sterowania jako tymczasowego kanału akustycznego/danych w układach łączności radiowej
PL174695B1 (pl) Sposób wyznaczania kanału akustycznego/danych jako tymczasowego kanału sterowania w układzie łączności radiowej
JP5284577B2 (ja) 無線基地制御局およびルーチング方法
JP2004015697A (ja) 移動通信システム及び複数周波数の負荷分散方式
US6438374B1 (en) Dynamic multi-step overload control for message processing in wireless communication service network
KR20010020607A (ko) 비-단일 서비스 시스템에서의 자원 제어 방법
US20040196809A1 (en) Method and system for allowing an effective handover in a data transmission system in down-link data transmission
CN111757312A (zh) 一种会话的处理方法及装置
JP4737459B2 (ja) 移動通信システム、無線ネットワーク制御装置、および負荷分散方法
US7480244B2 (en) Apparatus and method for scalable call-processing system
KR100318914B1 (ko) 이동교환시스템의 부하 분담방법
US8432858B2 (en) Radio network controller and channel assignment method of simplifying and curtailing the channel switching time
KR100212479B1 (ko) 이동통신 시스템에서 셀렉터/보코더 할당 방법
US20040053627A1 (en) Radio access network for a mobile radio communications system and an operating method therefor
JP2001128229A (ja) 移動通信システム
JP2004064395A (ja) チャネル切替装置、チャネル切替方法およびチャネル切替プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees