JP2001128229A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2001128229A
JP2001128229A JP30160599A JP30160599A JP2001128229A JP 2001128229 A JP2001128229 A JP 2001128229A JP 30160599 A JP30160599 A JP 30160599A JP 30160599 A JP30160599 A JP 30160599A JP 2001128229 A JP2001128229 A JP 2001128229A
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mobile
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Yukio Atsumi
幸雄 渥美
Osamu Takahashi
修 高橋
Hirotaka Nakano
博隆 中野
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】各ゾーンでのチャネルを各移動機にて有効に利
用できる移動通信システムを提供する。 【解決手段】複数のゾーンのそれぞれの移動機に割当て
られたチャネルと、各移動機に割当てられたチャネル以
外の割当て可能な他のゾーンのチャネルとを管理する管
理手段と、1つのゾーンにおいて新たに移動機に割当て
るべきチャネルが必要となったときに、その内において
既にチャネルが割当てられた他の移動機の収容ゾーンを
変更すべきか否かを判定する(ゾーン切替要否判定)手
段と、その管理情報に基づいて、そのゾーン内の他の移
動機に対して他のゾーンのチャネルを割当て可能か否か
を判定するゾーン切替可否判定手段とにより、この判定
により1つのゾーン内の他の移動機の収容ゾーンを変更
して他のゾーンのチャネルを割当てることが可能である
と判定したときに、このように変更するゾーン切替手段
とを備えた移動通信システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PHS
端末などの移動機を用いた移動通信システムに係り、詳
しくは、複数のゾーンのそれぞれにおいて基地局と移動
機との間で割当てられたチャネルを用いて通信を行う移
動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルラー方式の移動通信システム
では、各ゾーン( セル) において、基地局と移動機との
間で割当てられたチャネルを用いて通信を行う。このよ
うな移動通信システムでは、移動機は、各基地局からの
報知チャネルを用いて一斉送信される下り信号を受信し
て、その下り信号の受信レベルが最も高くなる基地局に
対して位置登録を行う。そして、移動機はその位置登録
した基地局との間で割当てられるチャネルを用いて通信
を行う。
【0003】ところで、隣接するゾーンの境界領域に存
在する移動機は、隣接する双方のゾーンにおける基地局
との通信が可能となる場合がある。その場合であって
も、移動機は、下り信号の受信レベルが高くなるいずれ
か一方の基地局に位置登録を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各ゾーンの基地局と移
動機との間で割当て可能なチャネルの数は有限である。
そのため、従来の移動通信システムでは、あるゾーン内
で新たな移動機から新たな通信続要求があった場合、通
信中の移動機が隣接ゾーンから当該ゾーンに進入してき
た場合など、各ゾーンにおいて新たに移動機に割当てる
べきチャネルが必要となった場合であっても、そのゾー
ンに空きチャネルがなければ、当該移動機の通信が可能
とならない。
【0005】このような状況から、移動機と基地局との
通信トラヒックの高いゾーンでは、新たな通信接続が許
容されなかったり、通信中の移動機の通信が中断される
など、通信サービスの質の低下を招いてしまう。そこ
で、本発明の課題は、各ゾーンでのチャネルを各移動機
にて有効に利用することができるような移動通信システ
ムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するため、本発明は、請求項1に記載されるように、複
数のゾーンのそれぞれにおいて基地局と移動機との間で
割当てられたチャネルを用いて通信を行う移動通信シス
テムにおいて、当該複数のゾーンのそれぞれに収容され
る各移動機に割当てられたチャネルと各移動機のその割
当てられたチャネル以外の割当て可能な他のゾーンのチ
ャネルとを管理する管理手段と、1つのゾーンにおいて
新たに移動機に割当てるべきチャネルが必要となったと
きに、当該1つのゾーン内において既にチャネルが割当
てられた他の移動機の収容ゾーンを変更すべきか否かを
判定するゾーン切替要否判定手段と、上記管理手段での
管理情報に基づいて、当該1つのゾーン内の他の移動機
に対して他のゾーンのチャネルを割当てることが可能か
否かを判定するゾーン切替可否判定手段と、上記ゾーン
切替え要否判定手段が当該1つのゾーン内の他の移動機
の収容ゾーンを変更すべきであると判定し、かつ、上記
ゾーン切替可否判定手段が当該1つのゾーン内の他の移
動機に対して他のゾーンのチャネルを割当てることが可
能であると判定したときに当該他の移動機の割当てチャ
ネルを他のゾーンのチャネルに変更するゾーン切替手段
とを備えるように構成される。
【0007】このような移動通信システムでは、複数の
ゾーンのそれぞれに収容される各移動機に割当てられた
チャネルが管理されると共に、各移動機のその割当てら
れたチャネル以外の割り当て可能な他のゾーンのチャネ
ルが管理される。1つのゾーンにおいて新たに移動機に
割当てるべきチャネルが必要となったときに、当該1つ
のゾーン内において既にチャネルが割当てられた他の移
動機の収容ゾーンを変更すべきであると判定され、か
つ、上記管理される情報(管理情報)に基づいて、その
1つのゾーン内の他の移動機に対して他のゾーンのチャ
ネルを割付けることが可能であると判定されると、当該
他の移動機の割当てチャネルが他のゾーンのチャネルに
変更される。
【0008】このチャネルの割当てが必要となった移動
機に割当てるべきチャネルは、上記他の移動機の割当て
チャネルを他のゾーンのチャネルに変更することにより
空き状態となったチャネルでも、その変更以前に既に空
き状態であったチャネルがあれば、そのチャネルであっ
てもよい。上記ゾーン切替要否判定手段における当該1
つのゾーン内において既にチャネルが割当てられた他の
移動機の収容ゾーンを変更すべきか否かを判定するため
の基準は、各ゾーンでのチャネルを有効に利用するとい
う観点から定められる。例えば、新たに移動機に割当て
るべきチャネルが必要となったゾーンに空きチャネルが
あるか否かを当該基準としても、また、各ゾーンの通信
サービスの質(ベストエフォート、最低速度保証等)を
要求されたレベルに維持できるか否かを当該基準として
もよい。
【0009】特に、1つのゾーンにおいて新たに移動機
に割当てるべきチャネルが必要となったときに、当該1
つのゾーンに空きチャネルがない場合に、各ゾーンのチ
ャネルを有効に利用するという観点から、本発明は、請
求項2に記載されるように、上記移動通信システムにお
いて、上記ゾーン切替要否判定手段は、当該1つのゾー
ンにおいて新たに移動機に対して割当て可能なチャネル
があるか否かを判定する空きチャネル判定手段を有し、
該空きチャネル判定手段での判定結果に基づいて当該他
の移動機の収容ゾーンを変更すべきか否かを判定するよ
うに構成することができる。
【0010】このような移動通信システムでは、空きチ
ャネル判定手段が新たな移動機に対して割当て可能なチ
ャネルがないと判定したときに、当該他の移動機の収容
ゾーンを変更すべきであるとの判定がなされる。この場
合、チャネルの割当てが必要となった移動機に割当てる
べきチャネルは、上記他の移動機の割当てチャネルを他
のゾーンのチャネルに変更することにより空き状態とな
ったチャネルとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の実施の一形態となる移動
通信システムは、例えば、図1に示すように構成され
る。図1において、各基地局BS−A、BS−B、BS
−Cは、交換機100に接続され、この交換機100
は、他の通信装置(電話機、データ処理装置等)10、
12が接続された所定のネットワーク200に接続され
ている。各基地局BS−A、BS−B、BS−Cと通信
可能な領域が、ゾーンA、ゾーンB、ゾーンCとなる。
【0012】各移動機MSは、各基地局からの報知チャ
ネルを用いて一斉送信される下り信号を受信して、その
下り信号の受信レベルが最も高くなる基地局に対して位
置登録を行う。そして、各移動機MSはその位置登録し
た基地局との間で割当てられるチャネルを用いて無線通
信を行い、当該基地局、交換機100及びネットワーク
200を介して通信装置10、12と音声通信やデータ
通信を行う。
【0013】交換機100は、各ゾーンに収容される各
移動機に割当てられたチャネルを管理するゾーン管理表
(図3参照)と、各移動機の現在割当てられたチャネル
と他のゾーンにて割当て可能なチャネルを管理する移動
機管理表(図4参照)を有している。このような移動通
信システムにおいて、各基地局BS−A、BS−B及び
BS−Cに位置登録され、各ゾーンA、B、Cに収容さ
れる各移動機MSの状態が、例えば、図2に示すような
状態となる場合を例に、以下説明を行う。
【0014】図2において、ゾーンAには、チャネル#
1が割当てられた移動機MS#1(1A1)、チャネル
#2が割当てられた移動機MS#2(2A2)、チャネ
ル#3が割当てられた移動機MS#3(3A3)、チャ
ネル#4が割り当てられた移動機#4(4A4)、チャ
ネル#5が割当てられた移動機MS#5(5A5)が収
容されている。
【0015】上記ゾーン管理表には、例えば、図3に示
すように、各ゾーンにて割当て可能なチャネルとその使
用状況( 使用中:ON、不使用:OFF) 及び各チャネ
ルを使用する移動機を特定する番号(MS#)が記述さ
れている。また、上記移動機管理表には、例えば、図4
に示すように、各移動機が使用するチャネル(現用チャ
ネル)と、他のゾーンで使用可能なチャネル(代替チャ
ネル)が記述されている。
【0016】図2に示す状況では、ゾーン管理表( 図3
参照) は、ゾーンAにて割当て可能なチャネル#1〜#
5が移動機MS#1〜MS#5に割当てられ( 使用さ
れ) 、ゾーンBに割当て可能なチャネルのうちチャネル
#1は空きチャネルとなっていることを表す。また、移
動機管理表( 図4参照) は、各移動機MS#1〜MS#
5にはゾーンAのチャネル#1〜#5(A1からA5)
が割当てられ、ゾーンAとゾーンBの境界部に位置して
ゾーンAのチャネル#1(A1)が既に割当てられた移
動機#1(1A1)は、ゾーンBのチャネル#1(B
1)にも割当て可能であり、ゾーンAとゾーンCの境界
部に位置してゾーンAのチャネル#5(A5)が既に割
当てられた移動機#5(5A5)は、ゾーンCのチャネ
ル#1(C1)にも割当て可能であることを表す( 代替
チャネル) 。
【0017】図2に示す状況において、例えば、ゾーン
Aにおいて移動機MS#6が呼設定要求を基地局BS−
Aに行った場合、当該移動通信システムえは、図5に示
すような手順で処理が行われる。図5において、ゾーン
AとゾーンBの境界部に位置する移動機MS#1は、チ
ャネル#1を用いて基地局BS−Aと無線通信を行い、
この基地局BS−A、交換機100及びネットワーク2
00を介して通信装置10と通信( 音声通信またはデー
タ通信) を行っている。この過程で、基地局BS−A
は、所定のタイミングで、移動機MS#1に測定指令を
送る。移動機MS#1は、その測定指令を受信すると、
各基地局からの下り信号の受信レベルを測定し、その測
定結果を基地局BS−Aに返送する。そして、基地局B
S−Aは、その測定結果を交換機100に送信する。
【0018】交換機100は、基地局BS−Aからの移
動局MS#1からの測定結果に基づいて、当該移動局M
S#1が他のゾーンにて収容可能であるか否かを判定す
る。この場合、当該移動局MS#1がゾーンAとゾーン
Bの境界部に位置することから、ゾーンBの基地局BS
−Bからの下り信号の受信レベルも比較的高くなり、交
換機100は、移動局MS#1がゾーンBにおいて収容
可能であると判定する。そして、交換機100は、ゾー
ン管理表( 図3参照) を参照して、ゾーンBでの空きチ
ャネルを調べ、移動局MS#1にゾーンBの空きチャネ
ル、例えば、チャネル#1を割当て可能であると判定す
る。その結果、交換局100は、移動機管理表( 図4参
照) に移動機MS#1の代替チャネルとしてゾーンBの
チャネル#1(B1)を登録する。
【0019】上述した状況において、ゾーンA内の移動
機MS#6からの呼接続要求を基地局BS−Aが受信す
ると、基地局BS−Aは、交換機100に対して新規呼
の要求を送る。この新規呼の要求を受信した交換機10
0は、例えば、図6に示す手順に従って、当該要求に対
する処理を実行する。図6において、新規呼の要求の送
り元となる基地局BS−AのゾーンAに新たに移動機に
割当てられるべき空きチャネルがあるか否かがゾーン管
理表( 図3参照) を参照して判定される(S1)。この
場合、ゾーンAの全てのチャネル#1〜#5が使用され
ているので、空きチャネルはないと判定される。する
と、更に、このゾーンAで他のゾーンに収容替えが可能
となる移動機が存在するか否かが移動機管理表( 図4参
照) を参照して判定される(S3)。この場合、移動機
#1には、ゾーンBのチャネル#1を割当てることが可
能であることから、当該移動機#1のゾーンAからゾー
ンBえの収容替えが行われる(S4)。
【0020】この移動機#1のゾーンAからゾーンBへ
の収容替えは、次のように行われる。図5に示すよう
に、交換機100は、移動機#1を収容する基地局BS
−Aに対して移動機MS#1のチャネル切替要求を送信
する。基地局BS−Aは、このチャネル切替要求を更に
移動機MS#1に送信する。そして、移動機MS#1が
このチャネル切替要求に応答して承認情報を基地局BS
−Aに返送すると、基地局BS−Aは、その承認情報を
交換機100に送る。
【0021】この承認情報を受信した交換機100は、
移動機管理表( 図4参照) を参照して、移動機MS#1
に新たに割当てるべきゾーンBのチャネル#1( B1)
を基地局BS−Aに指示する。この指示は、基地局BS
−Aから更に移動機MS#1に送信される。この新たな
ゾーンBでのチャネル#1への切替指示を受信した移動
機MS#1は、使用チャネルをゾーンBのチャネル#1
に切替る。そして、移動機MS#1は、ゾーンBの基地
局BS−Bとチャネル#1を使用して無線通信を行い、
この基地局BS−B、交換機100及びネットワーク2
00を介して通信装置10と通信を継続して行う。
【0022】上記のようにして移動機MS#1のゾーン
AからゾーンBへの収容替えが終了すると、交換機10
0は、ゾーン管理表の今まで移動機MS#1が使用して
いたゾーンAのチャネル#1を未使用に変更し、移動機
管理表の移動機MS#1の現用チャネルをゾーンBのチ
ャネル#1(B1)に変更する(S4)。その後、交換
機100は、上記のような移動機MS#1のゾーンAか
らゾーンBへの収容替えによって空きチャネルとなった
ゾーンAのチャネル#1を上記新たな呼設定要求のあっ
た移動機MS#6に割当てる。そして、交換機100
は、ゾーンAの基地局BS−Aに移動機MS#6に対す
るチャネル#1の割当て指示を行う。基地局BS−Aか
ら移動機MS#6に対してチャネル#1での接続完了が
なされると、移動機MS#6は、チャネル#1を用いて
基地局BS−Aと無線通信を行い、この基地局BS−
A、交換機100及びネットワーク200を介して新た
な通信装置12と通信( 音声通信またはデータ通信) を
行う。
【0023】このような処理の結果、図7に示すよう
に、ゾーンAにチャネル#1が割当てられた移動機MS
#6(6A1)が新たに収容され、ゾーンBにチャネル
#1が割当てられた移動機MS1(1B1)が新たに収
容される。このように新たな呼設定要求を行った移動機
MS#6に対する空きチャネル#1の割当てがなされ
て、移動機MS#6の当該チャネル#1を用いた基地局
BS−Aとの無線通信が開始されると、交換機100
は、更に、ゾーン管理表及び移動機管理表の更新を行う
(S5)。その結果、ゾーン管理表は、図8に示すよう
に、ゾーンAのチャネル#1が移動機MS#6に割当て
られるように変更される。また、移動機管理表は、図9
に示すように、移動機MS#6の現用チャネルがゾーン
Aのチャネル#1(A1)に更新される。
【0024】なお、図6に示す手順に従った交換機10
0の処理の過程で、新たな呼設定要求を行った移動機が
存在するゾーン内に空きチャネルがあれば(S1におい
て「あり」)、その空きチャネルをその移動機に割当て
る(S2)。そして、その移動機にチャネルを割当てた
状態を表すように、ゾーン管理表及び移動機管理表が更
新される。
【0025】また、新たな呼設定要求が移動機からなさ
れたときに、その移動機が存在するゾーン内に空きチャ
ネルがなく、そのゾーンから他のゾーンに収容替え可能
な移動機が存在しない場合、その呼設定要求が拒否され
る。その結果、その移動機には、例えば、通信が込んで
いて接続ができない旨などのメッセージが表示される。
【0026】上述したような例では、新たな呼設定要求
を行った移動機に割付けるべき空きチャネルがない場
合、その移動機が存在するゾーン内に他のゾーンの他の
チャネルに割り付け可能な他の移動機が存在すれば、当
該他の移動機を当該ゾーンから他のゾーンに収容替えす
る。そして、この他の移動機のゾーンの収容替えの結
果、空き状態となったチャネルが上記新たな呼設定要求
を行った移動機に割付けられる。
【0027】その結果、新たな呼設定要求を行った移動
機が存在するゾーンに空きチャネルがない場合であって
も、その呼設定要求が拒否される確率が低減し、新たな
呼設定要求を行った移動機の当該ゾーンでの通信が可能
となる確率が向上する。上述した例では、新たな呼設定
要求を行った移動機に割付けるべき空きチャネルがある
か否かの判断(図6におけるS1)は、空きチャネルが
あるか全くないかに基づいてなされているが、その判断
の基準は、これに限られない。例えば、空きチャネルが
所定数(例えば、1つ)以下であれば、新たな呼設定要
求を行った移動機に割付けるべき空きチャネルがないも
のと判定することもできる。この場合、各ゾーンにおい
て、最大上記所定数の空きチャネルが例えばハンドオー
バー用のチャネルや緊急的に使用できるチャネルとして
確保されることになる。
【0028】上記例において、ゾーン管理表及び移動機
管理表が管理手段に対応し、図6に示すステップS1で
の処理がゾーン切替要否判定手段に対応し、ステップS
3出の処理がゾーン切替可否判定手段に対応し、ステッ
プS4での処理がゾーン切替手段に対応する。
【0029】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1及
び2記載の本願発明によれば、1つのゾーンにおいて新
たに移動機に割当てるべきチャネルが必要となったとき
に、当該1つのゾーン内の他の移動機の割当てチャネル
を他のゾーンのチャネルに変更することにより、その1
つのゾーン内で移動機に割付け可能なチャネルに余裕が
できた状態で、その1つのゾーンにおいて上記チャネル
の割当てが必要となった移動機に対してチャネルを割当
ることができるようになる。その結果、各ゾーンでのチ
ャネルを各移動機にて有効に利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る移動通信システム
の構成例を示す図である。
【図2】各ゾーンに収容される移動機と割当てられるチ
ャネルとの関係を示す図である。
【図3】図2に示す状態でのゾーン管理表を示す図であ
る。
【図4】図2に示す状態での移動機管理表を示す図であ
る。
【図5】移動機の収容ゾーン切替の手順を示すシーケン
ス図である。
【図6】新規呼の要求がなされたときの交換機での処理
の手順を示すフローチャートである。
【図7】移動機の収容ゾーンの切替えがなされた後の各
ゾーンに収容される移動機と割当てチャネルの関係を示
す図である。
【図8】図7に示す状態でのゾーン管理表を示す図であ
る。
【図9】図7に示す状態での移動機管理表を示す図であ
る。
【符号の説明】
BS−A、BS−B、BS−C 基地局 MS 移動機 10、12 通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 博隆 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA11 BB04 CC14 DD17 DD23 DD24 DD34 DD36 DD44 EE02 EE10 EE16 FF03 HH23 JJ04 JJ39 JJ54 JJ64 JJ70 JJ72 KK15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のゾーンのそれぞれにおいて基地局と
    移動機との間で割当てられたチャネルを用いて通信を行
    う移動通信システムにおいて、 当該複数のゾーンのそれぞれに収容される各移動機に割
    当てられたチャネルと各移動機のその割当てられたチャ
    ネル以外の割当て可能な他のゾーンのチャネルとを管理
    する管理手段と、 1つのゾーンにおいて新たに移動機に割当てるべきチャ
    ネルが必要となったときに、当該1つのゾーン内におい
    て既にチャネルが割当てられた他の移動機の収容ゾーン
    を変更すべきか否かを判定するゾーン切替要否判定手段
    と、 上記管理手段での管理情報に基づいて、当該1つのゾー
    ン内の他の移動機に対して他のゾーンのチャネルを割当
    てることが可能か否かを判定するゾーン切替可否判定手
    段と、 上記ゾーン切替え要否判定手段が当該1つのゾーン内の
    他の移動機の収容ゾーンを変更すべきであると判定し、
    かつ、上記ゾーン切替可否判定手段が当該1つのゾーン
    内の他の移動機に対して他のゾーンのチャネルを割当て
    ることが可能であると判定したときに当該他の移動機の
    割当てチャネルを他のゾーンのチャネルに変更するゾー
    ン切替手段とを備えた移動通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動通信システムにおい
    て、 上記ゾーン切替要否判定手段は、当該1つのゾーンにお
    いて新たに移動機に対して割当て可能なチャネルがある
    か否かを判定する空きチャネル判定手段を有し、該空き
    チャネル判定手段での判定結果に基づいて当該他の移動
    機の収容ゾーンを変更すべきか否かを判定するようにし
    た移動通信システム。
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