JP2007074382A - アクセスポイント、通信システム及び接続切替方法 - Google Patents

アクセスポイント、通信システム及び接続切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末の通話品質を悪化させることなく、アクセスポイントのロードバランスを調整する技術を提供すること。
【解決手段】アクセスポイントに接続している音声通信の回線数及び音声通信を行っている無線端末の識別情報からなる接続情報と、他のアクセスポイントに接続している無線端末であって自己に接続することができる無線端末の識別情報及びその無線端末からの受信電力からなる切替情報と、を他のアクセスポイントとの間で共有することにより、他のアクセスポイントに接続可能な無線端末であって、このアクセスポイントの受信電力の高いものをそのアクセスポイントに接続切替を行うことができるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)において音声通信を行う際に、無線端末のアクセスを制御する技術に関する。
近年、無線LANを用いてPCによるデータ通信に加えてIP電話による音声通信が行われている。
このような音声通信を行う際に、アクセスポイントに同時に接続する回線数が多くなったときの通話品質を維持するために、アクセスポイントに接続されている音声通信の回線数が所定の回線数に達した場合には、新たに接続を開始する無線端末からのアクセス要求を拒否して、他のアクセスポイントへの接続を促す技術が知られている(非特許文献1参照)。
小宮 博美、「無線IP電話の音質を左右する機器の選び方」、[online]、2004年11月20日、アイティメディア株式会社、[2005年9月5日検索]、インターネット〈URL:http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/19vowlan/03.html〉
しかしながら、従来の技術では、既にアクセスポイントに接続されている無線端末の接続が優先されるため、新たに接続を開始する無線端末とアクセス要求を受けたアクセスポイントに隣接するアクセスポイントとが物理的に遠い位置にある場合等、これらの間の受信電力が低いときには、この無線端末を当該アクセスポイントに隣接するアクセスポイントに接続すると、この無線端末の通話品質が著しく悪化する。
そこで、本発明では、無線端末の通話品質を悪化させることなく、アクセスポイントのロードバランスを調整する技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、アクセスポイントに接続されている音声通信の回線数が所定の回線数に達した場合には、当該アクセスポイントに隣接するアクセスポイントの受信電力の高い無線端末をこの隣接するアクセスポイントに接続するように接続切替を行う技術を提供する。
例えば、本発明は、複数の無線端末と無線通信を行うアクセスポイントであって、自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を有する接続情報を取得する接続情報取得手段と、他のアクセスポイントに接続中の無線端末の無線信号を受信し、該無線信号の受信電力及び該無線端末の識別情報を有する切替情報を取得する切替情報取得手段と、前記接続情報及び前記切替情報を他のアクセスポイントに送信する送信手段と、他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報を受信する受信手段と、自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合には、他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報に基づき、自アクセスポイントに接続中の無線端末のうち、他のアクセスポイントに接続を切り替えることができる無線端末を切替対象無線端末として少なくとも一つ選択し、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行う切替処理手段と、を備えることを特徴とするアクセスポイントを提供する。
以上のように、本発明によれば、アクセスポイントに接続されている音声通信の回線数が所定の回線数に達した場合に、当該アクセスポイントに隣接するアクセスポイントの近傍にある無線端末をこのアクセスポイントに接続するように接続切替を行っているため、無線端末の通話品質を落とすことなく、ロードバランスの調整を行うことができる。
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。
図1に示されているように、通信システム100は、アクセスポイント110a〜110cと、アクセスポイント110a〜110cに無線を介して接続する無線端末120a〜120dと、アクセスポイント110a〜110cを連結する有線LAN130と、ルータ140と、IP網150と、を備えている。
アクセスポイント110a〜110cは、無線LAN通信機能及び有線LAN通信機能を有しており、無線端末120a〜120dから送出されたデータを有線LANに流すことができるように、また、有線LAN130から送出されたデータを無線LANを介して無線端末120a〜120dに流すことができるようにしている。
無線端末120a〜120dは、アクセスポイント110a〜110cを介して、少なくとも音声通信を行うことができる無線IP電話端末を用いている。
有線LAN130は、アクセスポイント110a〜110c同士を接続し、これらの間で情報の送受信を行うことができるようにしているほか、ルータ140を介して、IP網150において情報の送受信を行うことができるようにしている。
ルータ140は、有線LAN130及びIP網150に流れるIPパケットを監視し、このIPパケットのヘッダ情報に基づき、IPパケットをどの経路に転送すべきかを判断する経路選択機能を持つ装置である。
図2はアクセスポイント110a〜110cの概略図である。図示するように、アクセスポイント110a〜110cは、第一の無線受信部111と、第二の無線受信部112と、無線送信部113と、通信制御部114と、記憶部115と、有線IF(Interface)部116と、アンテナ117と、を有する。
第一の無線受信部111は、アンテナ117を介して自アクセスポイント110a〜110cに接続している無線端末120a〜120dからデータを受信し、該データを有線IF部116に出力する。
図示するように、第一の無線受信部111は、AFE(Analog Front End)部111aと、AD(Analog Digital)変換部111bと、フレーム部111cと、受信バッファ111dと、を有する。
AFE部111aは、アンテナ117を介して、無線端末120a〜120dから送信された電波を受信し、これをアナログ信号に変換する。
AD変換部111bは、AFE部111aが受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、フレーム部111cに出力する。
フレーム部111cは、AD変換部111bより出力されたデジタル信号からMACフレームを検出して、MACヘッダを抽出してMAC処理を行いそのMACフレームのペイロードを受信バッファ111dに送出するとともに、このペイロードを後述する通信制御部114の情報生成部114aに送る。
受信バッファ111dは、フレーム部111cから受け取ったペイロードをバッファリングし、該ペイロードを、受信データとして、有線IF部116に出力する。
第二の無線受信部112は、アンテナ117を介して同一の有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに接続中の無線端末120a〜120dからデータを受信する。
図示するように、第二の無線受信部112は、AFE(Analog Front End)部112aと、AD(Analog Digital)変換部112bと、フレーム部112cと、を有する。
AFE部112aは、アンテナ117を介して無線端末120a〜120dから送信された電波を受信するとともに、無線端末120a〜120dから送信された電波の受信電力を受信電力測定部(図示せず)で測定する。ここで、測定された受信電力については、後述する通信制御部114の情報生成部114aに送られる。
ここで、アクセスポイント110で使用するチャンネル周波数を4つ使用する場合のアクセスポイント110の配置例を図3に示す。図3のアクセスポイント110の内側の数字は、そのアクセスポイント110で使用するチャンネル周波数のチャンネル番号を示している。図3に示されているように、同一チャンネル周波数を使用するアクセスポイント110同士は、相互の干渉を避けるために、隣接する位置には配置せず、必ず、他のチャンネル周波数を使用するアクセスポイント110が間に配置されるようにするのが一般的である。
この点、AFE部112aは、受信するチャンネル周波数を所定の周期で切り替えて、他のアクセスポイント110に接続している無線端末120a〜120dの電波を所定の周期で順番に受信する。なお、受信するチャンネル周波数の切り替えは、後述する通信制御部114の情報生成部114aの指令に応じて行う。
AD変換部112bは、AFE部112aが受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、フレーム部112cに出力する。
フレーム部112cは、AD変換部112bより出力されたデジタル信号からMACフレームを検出し、そのMACフレームのヘッダから送信元MACアドレス及び宛先MACアドレスを抽出し、前述の受信電力とともに情報生成部114aに送る。
無線送信部113は、図2に示されているように、送信バッファ113aと、フレーム部113bと、DA変換部113cと、AFE部113dと、を有する。
送信バッファ113aは、アドレスおよびデータ長を含むヘッダとデータとからなる送信データを、有線IF部116から受信してバッファリングする。
フレーム部113bは、通信制御部114からの指示に従い、送信バッファ113aに格納されている自アクセスポイント110a〜110cの管轄エリアに存在する各無線端末120a〜120d宛の送信データを読み出して、この送信データをペイロードに格納したMACフレームを生成し、これをDA変換部113cに出力する。
また、フレーム部113bでは、後述する切替制御部114bの指示に従い、切り替え対象となった無線端末120a〜120dに送信するMACフレームを生成する際には、そのFCSに偽りの値を代入する。この偽りの値については、切り替え対象となった無線端末120a〜120dが伝送誤りを検出して、接続するアクセスポイントの切り替えを行うことができるものであればどのようなものであってもよい。
さらに、フレーム部113bでは、自アクセスポイント110a〜110c宛に送信された送信データの中から、接続情報及び切替情報を抽出し、後述する通信制御部114を介して、記憶部115にこれらの情報を記憶する。
DA変換部113cは、フレーム生成部113bから出力されたMACフレームをアナログ信号に変換する。
AFE部113dは、DA変換部113cより出力されたアナログ信号を電波に変換してアンテナ117から送信する。
通信制御部114は、図2に示されているように、情報生成部114aと、切替制御部114bと、通信管理部114cと、を有する。
情報生成部114aは、まず、第二の無線受信部112のAFE部112aで受信するチャンネル周波数の切替制御を行う。
そして、情報生成部114aは、第一の無線受信部111のフレーム部111cで抽出された通信フレームに基づいて、音声通信で接続中の無線端末120a〜120dの識別情報と、音声通信の接続回線数と、を算出して、これらのデータをまとめた接続情報を生成する。
ここで、無線端末のMACアドレスとデータ種別(音声と非音声)との対応を各アクセスポイント110a〜110cに事前に登録しておけば、アクセスポイント110a〜110cは通信している無線端末120a〜120dのMACアドレスを調べることにより送受信するデータが音声か非音声かを識別できる。その他の方法として、フレーム部で抽出されたMACフレームが音声通信であるか否かは、MACフレームのペイロードに含まれるトランスポート層のUDP(User Datagram Protocol)で用いられているポート番号を参照することで把握することができる。また、無線端末120a〜120dの識別情報は、MACフレームの送信元MACアドレスを用いる。
また、情報生成部114aは、第二の無線受信部112のフレーム部112cで抽出されたMACフレームに基づいて、有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに接続して音声通信を行っている無線端末120a〜120dの中で、自己のアクセスポイント110a〜110cに接続することができるものを、AFE部112aの受信電力測定部で測定した受信電力により判定し、接続できる無線端末120a〜120dの識別情報と、接続できる無線端末120a〜120dの受信電力と、をまとめた切替情報を生成する。
ここで、本実施形態では、受信された無線信号が音声信号か否かについては、MACフレームのペイロードに含まれるトランスポート層のUDPで用いられているポート番号を参照することで把握し、MACフレームの送信元MACアドレスを無線端末120a〜120dの識別情報としている。
また、自アクセスポイント110a〜110cに接続することができる否かは、AFE部112aの受信電力測定部で測定された受信電力が所定の閾値に達しているか否かにより判断している。
なお、本実施形態では、第二の無線受信部112のAFE部112aでチャンネル周波数を変更する度に、情報生成部114aにおいて接続情報及び切替情報を生成するようにしている。
また、これらの接続情報及び切替情報は、有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに後述する有線IF部116を介して送信される。
切替制御部114bは、無線端末120a〜120dでの音声通信の接続数が、所定の閾値に達した場合に、自アクセスポイント110a〜110cに接続されている無線端末120a〜120dの中で、他のアクセスポイント110a〜110cに切り替えを行うことができる最適なものを選択し、他のアクセスポイント110a〜110cへの切替処理を行う。
具体的には、まず、情報生成部114aで算出された音声通信の接続回線数が所定の閾値にまで達しているか否かで、音声通信の接続限界数か否かを判断する。音声通信の接続限界数である場合には、他のアクセスポイント110a〜110cから送られてきた接続情報と切替情報を後述する記憶部115から読み出し、自アクセスポイント110a〜110cに接続されている無線端末120a〜120dであって、他のアクセスポイント110a〜110cに接続可能なものを選び出し、接続可能なものが複数ある場合には、最も受信電力が高いものを選択する。
なお、所定の閾値については、アクセスポイント110a〜110cのハードウェア構成により定まるものであり、ここでは、アクセスポイント110a〜110cに音声通信で接続することができ、かつ、所定の品質を保持しながら音声通信を行うことが可能な無線端末120a〜120dの接続数を用いている。すなわち、アクセスポイント110a〜110cに音声通信で接続している無線端末120a〜120dがこの接続限界数であれば、所定の品質を保持しながら音声通信を行うことができる。
そして、次に、無線送信部113のフレーム部113bに指令を出し、切り替えを行う無線端末120a〜120dに送信するMACフレームのFCS(Frame Check Sequence)に故意に誤った値を代入することで、無線端末120a〜120dに伝送誤りを発生させ、この無線端末120a〜120dが自律的に他のアクセスポイント110a〜110cに接続の切り替えを行うようにする。
通信管理部114cは、第一の無線受信部111、第二の無線受信部112、無線送信部113及び記憶部115の動作を制御する。
なお、通信制御部114の各機能については、記憶部115に記憶されている所定のプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することにより実現することができる。
記憶部115には、他のアクセスポイント110a〜110cから送られてきた接続情報及び切替情報をそれぞれ記憶する。なお、記憶部115については、ハードディスク等の記憶装置により実現することができる。
有線IF部116は、有線LANを介してIPパケットの送受信を行うためのインターフェースであって、本実施形態では、NIC(Network Interface Card)により構成されている。
図4は、無線端末120a〜120dの概略図である。
図4に示されているように、無線端末120a〜120dは、無線受信部121と、無線送信部122と、通信制御部123と、アプリケーション処理部124と、アンテナ125と、を有する。
無線受信部121は、アンテナ125を介してアクセスポイント110a〜110cからデータを受信して、アプリケーション処理部124に出力する。図示するように、無線受信部121は、AFE部121aと、AD変換部121bと、フレーム検出部121cと、受信バッファ121dと、を有する。
AFE部121aは、アンテナ125を介してアクセスポイント110a〜110cから送信された電波を受信し、これをアナログ信号に変換する。
AD変換部121bは、AFE部121aが受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、フレーム検出部121cに出力する。
フレーム検出部121cは、AD変換部121bより出力されたデジタル信号からMACフレームを検出して、MACヘッダのヘッダ情報を抽出する等のMAC処理を行い、MACフレームのペイロードを受信バッファ121dに出力する。
受信バッファ121dは、フレーム検出部121cから受け取ったペイロードをバッファリングし、受信データとしてアプリケーション処理部124に出力する。
無線送信部122は、送信バッファ122aと、フレーム生成部122bと、DA変換部122cと、AFE部122dと、を有する。
送信バッファ122aは、アドレスおよびデータ長を含むヘッダとデータとからなる送信データを、アプリケーション処理部124から受信してバッファリングする。
フレーム生成部122bは、通信制御部123よりの指示に従い送信バッファ122aに格納されている送信データを読み出して、該送信データをペイロードに格納したMACフレームを生成し、これをDA変換部122cに出力する。
DA変換部122cは、フレーム生成部122cより出力されたMACフレームをアナログ信号に変換する。
AFE部122dは、DA変換部122cより出力されたアナログ信号を電波に変換してアンテナ123から送信する。
通信制御部123は、図示したように、通信管理部123a及び切替制御部123bを有する。
通信管理部123aは、無線受信部121及び無線送信部122の制御を行う。
切替制御部123bは、無線受信部121で受信された通信データをFCSでチェックした際の伝送誤りが所定の閾値を越えた場合には、他のアクセスポイント110a〜110cに接続の切り替えを行う。
アプリケーション処理部124は、本実施形態では、音声通信を行うための電話端末の本体部であり、無線送信部122を介して送出する音声符号化信号の生成や無線受信部121から送られてきた音声符号化信号に基づいて音声の再生を行う。
以上のように構成される通信システム100において、無線端末120a〜120dの接続アクセスポイント110a〜110cの切り替えを行う際の処理手順を図5に示すフローチャートで説明する。
アクセスポイント110a〜110cの第二の無線受信部112のAFE部112aで受信チャンネルの変更が行われた場合(S170)には、変更の行われたアクセスポイント110a〜110cの情報生成部114aは、接続中の音声通信の回線数nを、第一の無線受信部111で抽出されたMACフレームのペイロード部分を参照し、UDPで使用されているポート番号を特定することで算出する(S171)。
また、情報生成部114aは、音声通信で接続中の無線端末120a〜120dの識別情報を、MACフレームのMACヘッダの送信元MACアドレスから取得する(S172)。
そして、S171で算出された回線数nと、S172で取得された識別情報をまとめて接続情報とし、有線IF部116を介して有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに送信する(S173)。
なお、他のアクセスポイント110a〜110cの宛先については、有線IF部116に記憶されているARP(Address Resolution Protocol)テーブルに記憶されているIPアドレス及びMACアドレスを用いればよい。
また、このアクセスポイント110a〜110cの情報生成部114aは、第二の無線受信部112で受信しているチャンネル周波数と同じチャンネル周波数を用いている他のアクセスポイント110a〜110cに接続中の無線端末120a〜120dが送信した無線信号の受信電力をAFE部112aの受信電力測定部で測定し、自アクセスポイント110a〜110cに接続することができるか否かを判定する(S174)。
また、情報生成部114aは、S174で自アクセスポイント110a〜110cに接続することができると判定された無線端末120a〜120dの識別情報として、MACフレームのMACヘッダの送信元MACアドレスを取得する(S175)。
そして、S174で測定された受信電力と、S175で取得された識別情報とをまとめて切替情報とし、有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに送信する(S176)。
ここで、このアクセスポイント110a〜110cに、音声通信での新たな接続が開始された場合には(S177)、このアクセスポイント110a〜110cの切替制御部114bは、S171で測定された回線数「n」と音声通信の接続限界数Nから1を除算した「N−1」と、を比較し、「n」が「N−1」未満の場合には(S178)、音声の通信回線に余裕があるため、S170に戻り、「n」が「N−1」以上の場合には(S178)、有線LAN130を介して他のアクセスポイント110a〜110cから送信されており、記憶部115に記憶されている接続情報及び切替情報を読み出し、自アクセスポイント110a〜110cに接続されている無線端末120a〜120dの中で、他のアクセスポイント110a〜110cに切り替えを行うことができる最適なものを特定する(S179)。
なお、本実施形態においては、切り替えを行うことができる最適な無線端末120a〜120dとして、自アクセスポイント110a〜110cに接続されている無線端末120a〜120dであって、他のアクセスポイント110a〜110cに接続可能なものを検索し、検索されたものが複数ある場合には、最も受信電力が高いものを選択するようにしている。
そして、S179で、切り替えを行うことができる最適な無線端末120a〜120dが特定された場合には、フレーム部113bに指令を出し、特定された無線端末120a〜120dに送信するMACフレームのFCSに故意に誤った値を代入することで、無線端末120a〜120dに伝送誤りを発生させて、この無線端末120a〜120dが自律的に他のアクセスポイント110a〜110cにローミングを行うように切替処理を行う(S180)。
図6は、本発明の第二の実施形態である通信システム200の概略図である。
図6に示されているように、本実施形態である通信システム200は、アクセスポイント210a〜210cと、アクセスポイント210a〜210cに無線を介して接続されている無線端末120a〜120dと、アクセスポイント210a〜210cを連結する有線LAN130と、ルータ140と、IP網150と、管理装置260と、を備えている。
ここで、本実施形態では、第一の実施形態である通信システム100と比べて、管理装置260が設けられている点で異なっているため、この異なっている点に関連する事項についてのみ以下に説明する。
第一の実施形態では、各アクセスポイント110a〜110cに、切替制御部114bと、記憶部115と、が設けられており、各アクセスポイント110a〜110cで生成された接続情報と切替情報は、有線LAN130に接続されている他のアクセスポイント110a〜110cに送信されるようになっていたが、本実施形態では、各アクセスポイント210a〜210cで生成された接続情報と切替情報は、管理装置260に送信されて、管理装置260で切り替えを行う無線端末120a〜120dを特定し、切替処理を行うように切替指令が特定された無線端末120a〜120dを接続しているアクセスポイント210a〜210cに送信される。そして、このような切替指令を受信したアクセスポイント210a〜210cにおいて無線端末120a〜120dの切替処理が行われる。
以下、詳細に説明する。
図7は、管理装置260の概略図である。
図7に示されているように、管理装置260は、切替制御部261と、記憶部262と、有線IF部263と、を備えている。
切替制御部261は、各アクセスポイント210a〜210cから送信されてきた接続情報に基づいて、無線端末120a〜120dでの音声通信の接続回線数が、アクセスポイント210a〜210cのハードウェア構成によって定められる音声通信の接続限界数に達した場合には、そのアクセスポイント210a〜210cに接続されている無線端末120a〜120dの中で、他のアクセスポイント210a〜210cに切り替えを行う最適なものを選択する。ここで、本実施形態では、第一の実施形態とは異なり、切替先のアクセスポイント210a〜210dの接続回線数が多い場合には、切替先のアクセスポイント210a〜210dの通話品質を保持するために、切り替えを行わないようにしている。
具体的には、まず、各アクセスポイント210a〜210cから送信されてきた接続情報の接続回線数が所定の閾値に達している場合には、他のアクセスポイントから送られてきた接続情報と切替情報を後述する記憶部262から読み出し、接続限界数に達しているアクセスポイント210a〜210cに接続されている無線端末120a〜120dであって、他のアクセスポイント210a〜210cに接続可能なものを特定し、接続可能なものが複数ある場合には、最も受信電力が高いものを選択する。しかしながら、本実施形態では、切り替えの対象となった無線端末120a〜120cの切り替え先のアクセスポイント210a〜210cの接続回線数が所定の閾値から2を引いたもの以上の場合には、切り替えの判断を行わないようにしている。
また、切替制御部261は、切り替えの対象として特定された無線端末120a〜120dが接続されているアクセスポイント210a〜210cに対して、この無線端末120a〜120dの切替処理を行う指令を後述する有線IF部263を介して送信する。この切替指令では、切り替えを行う無線端末120a〜120dの識別情報(ここでは、MACアドレス)を特定する。
なお、これらの切替制御部261は、記憶部262に記憶されている所定のプログラムをCPUで実行することにより実現することができる。
記憶部262には、各アクセスポイント210a〜210cから送信されてきた接続情報及び切替情報を後述する有線IF部263で受信し、それぞれ記憶する。
なお、記憶部262については、ハードディスク等の記憶装置により実現することができる。
有線IF部263は、有線LANを介してIPパケットの送受信を行うためのインターフェースであって、本実施形態では、NIC(Network Interface Card)により構成されている。
本実施形態においては、このような管理装置260が設けられているため、図示していないが、本実施形態におけるアクセスポイント210a〜210cは、第一の実施形態とは異なり、切替制御部214bにおいて切り替え対象となる無線端末120a〜120dの特定は行っておらず、この切替制御部214bは、管理装置260からの切替指令に応じて無線端末120a〜120dの切り替えを行うようにされている。また、各アクセスポイント210a〜210cは、情報生成部214aで生成された接続情報及び切替情報を、有線IF部116を介して管理装置260に送信するようにされている。
以上のように構成される通信システム200において、無線端末120a〜120dの接続アクセスポイント210a〜210cの切り替えを行う際の処理手順を図8に示すフローチャートで説明する。
アクセスポイント210a〜210cの第二の無線受信部112のAFE部112aで受信チャンネルの変更が行われた場合(S270)には、変更の行われたアクセスポイント210a〜210cの情報生成部114aは、接続中の音声通信の回線数nを、第一の無線受信部111で受信されたMACフレームのペイロード部分で使用されているUDPのポート番号を参照することにより算出する(S271)。
また、その情報生成部114aは、接続中の無線端末120a〜120dの識別情報を、そのMACフレームのMACヘッダの送信元MACアドレスから取得する(S272)。
そして、S271で算出された回線数nと、S272で取得された識別情報をまとめて接続情報とし、有線IF部116を介して管理装置260に送信する(S273)。
また、このアクセスポイント210a〜210cの情報生成部114aは、第二の無線受信部112で受信しているチャンネル周波数と同じチャンネル周波数を用いている他のアクセスポイント210a〜210cに接続中の無線端末120a〜120dが送信した電波の受信電力をAFE部112aの受信電力測定部で測定し、自アクセスポイント210a〜210cに接続することができるか否かを判定する(S274)。
また、この情報生成部114aは、S274で自アクセスポイント210a〜210cに接続することができると判定された無線端末120a〜120dの識別情報として、受信したMACフレームのMACヘッダの送信元MACアドレスを取得する(S275)。
そして、S274で測定された受信電力と、S275で取得された識別情報と、をまとめて切替情報とし、管理装置260に送信する(S276)。
接続情報を受信した管理装置260は(S277)、その接続情報の中の回線数「n」と音声通信の接続限界数Nから1を減算した「N−1」と、を比較し、「n」が「N−1」未満の場合には(S278)、音声の通信回線に余裕があるため、S270に戻り、「n」が「N−1」以上の場合には(S278)、他のアクセスポイント210a〜210cから送信され、記憶部262に記憶されている接続情報及び切替情報を読み出し、そのアクセスポイント210a〜210cに接続されている無線端末120a〜120dの中で、他のアクセスポイント210a〜210cに切り替えを行うことができる最適なものを特定する(S279)。
なお、本実施形態においては、切り替えを行うことができる最適な無線端末120a〜120dとして、そのアクセスポイント210a〜210cに接続されている無線端末120a〜120dであって、他のアクセスポイント210a〜210cに接続可能なものを検索し、検索されたものが複数ある場合には、最も受信電力が高いものを選択するようにしている。
次に、切替判断部261は、特定された無線端末120a〜120dが接続しているアクセスポイント210a〜210cから送信されてきた接続情報に基づいて、その接続回線数「m」を読み出し、この回線数「m」が「N−1」以上の場合には(S280)、切り替えを行わずにS270に戻る。
一方、回線数「m」が「N−1」以上ではない場合には(S281)、特定された無線端末120a〜120dを他のアクセスポイント210a〜210cに接続を切り替えるように、切替指令をそのアクセスポイント210a〜210cに送信する(S282)。
切替指令を受信したアクセスポイント210a〜210cの切替制御部214bは、MACフレームのFCSに故意に誤った値を代入することで、無線端末120a〜120dに伝送誤りを発生させて、この無線端末120a〜120dが自律的に他のアクセスポイント210a〜210cに接続の切替を行うように切替処理を行う(S282)。
以上に記載した実施形態においては、限界接続数(閾値)をすべてのアクセスポイント110a〜110c、210a〜210cで同じものとして説明したが、使用するアクセスポイント110a〜110c、210a〜210cによって、異なる限界接続数(閾値)を用いることも可能である。この場合、第二の実施形態では、アクセスポイント210a〜210c毎の限界接続数(閾値)を管理装置260に記憶しておけばよい。
また、以上に記載した実施形態においては、アクセスポイント110a〜110c、210a〜210cに第一の無線受信部111と第二の無線受信部112を設けているが、このような態様に限定されず、例えば、無線受信部を一つだけ設けて、所定の周期で隣接するアクセスポイント110a〜110c、210a〜210cに接続している無線端末120a〜120dの無線信号を受信するようにしてもよい。また、アンテナ111を第一の無線受信部111用及び第二の無線受信部112用に二つ設けてもよい。
以上に記載した実施形態においては、MACフレームのFCSに故意に誤った値を代入することで、無線端末120a〜120dに伝送誤りを発生させて、この無線端末120a〜120dが自律的に接続の切替を行うように切替処理を行っているが、このような態様に限定されず、例えば、切り替えを行う無線端末120a〜120dに切り替えを行う特定の信号を送信し、このような信号を受信した無線端末120a〜120dにおいて、接続の切り替えを行うようにすることも可能である。また、アクセスポイント110a〜110c、210a〜210cからのビーコン信号の電圧を所定の程度下げることで、無線端末120a〜120dの切り替えを促すようにすることも可能である。
また、以上に記載した実施形態では、第二の無線受信部112で受信チャンネルの変更が行われた場合に、接続情報と切替情報とを取得するようにしているが、このような態様に限定されず、所定の周期で取得するようにしてもよく、また、無線端末120a〜120dからの接続要求があった場合にこれらを取得するようにしてもよい。
さらに、以上に記載した第一の実施形態では、情報生成部114aで生成された接続情報及び切替情報を有線LAN130に接続された他の全てのアクセスポイント110a〜110cに送信するようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、接続が可能と判断された無線端末120a〜120dが接続しているアクセスポイント110a〜110cにのみ送信するようにしてもよい。
第一の実施形態である通信システム100の概略図。 アクセスポイント110a〜110cの概略図。 アクセスポイント110の配置例。 無線端末120a〜120dの概略図。 無線端末120a〜120dの接続切替を行う際の処理手順を示すフローチャート。 第二の実施形態である通信システム200の概略図。 管理装置260の概略図。 無線端末120a〜120dの接続切替を行う際の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
100、200…通信システム、110、210…アクセスポイント、120…無線端末、140…ルータ、150…IP網、260…管理装置

Claims (11)

  1. 複数の無線端末と無線通信を行うアクセスポイントであって、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を有する接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    他のアクセスポイントに接続中の無線端末の無線信号を受信し、該無線信号の受信電力及び該無線端末の識別情報を有する切替情報を取得する切替情報取得手段と、
    前記接続情報及び前記切替情報を他のアクセスポイントに送信する送信手段と、
    他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報を受信する受信手段と、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合には、他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報に基づき、自アクセスポイントに接続中の無線端末のうち、他のアクセスポイントに接続を切り替えることができる無線端末を切替対象無線端末として少なくとも一つ選択し、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行う切替処理手段と、を備えること、
    を特徴とするアクセスポイント。
  2. 請求項1に記載のアクセスポイントであって、
    前記切替処理手段は、前記切替対象無線端末として、接続中の無線端末の回線数が最も少ないアクセスポイントに切り替えることができ、かつ、切替先のアクセスポイントの受信電力が最も高いものを選択すること、
    を特徴とするアクセスポイント。
  3. 請求項2に記載のアクセスポイントであって、
    前記切替処理手段は、切替先のアクセスポイントに接続している前記無線端末の回線数が前記所定の数から1引いたものよりも多い場合には、前記切替処理を行わないこと、
    を特徴とするアクセスポイント。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のアクセスポイントであって、
    前記切替処理は、前記切替対象無線端末に対して送信する通信フレームのFCS(Frame Check Sequence)に偽りの値を代入することで、前記切替対象無線端末が接続するアクセスポイントを切り替えるようにするものであること
    を特徴とするアクセスポイント。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のアクセスポイントであって、
    前記無線端末は、少なくとも音声通信を行うことができるものであり、
    前記接続情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の受信電力及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替処理手段は、音声通信で接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合に、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行うものであること、
    を特徴とするアクセスポイント。
  6. 複数の無線端末及び複数のアクセスポイントを備える通信システムであって、
    前記アクセスポイントは、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を有する接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    他のアクセスポイントに接続中の無線端末の無線信号を受信し、該無線信号の受信電力及び該無線端末の識別情報を有する切替情報を取得する切替情報取得手段と、
    前記識別情報と前記切替情報とを他のアクセスポイントに送信する送信手段と、
    他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報を受信する受信手段と、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合には、他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報に基づき、自アクセスポイントに接続中の無線端末のうち、他のアクセスポイントに接続を切り替えることができる無線端末を切替対象無線端末として少なくとも一つ選択し、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行う切替処理手段と、を備えること、
    を特徴とする通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記無線端末は、少なくとも音声通信を行うことができるものであり、
    前記接続情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の受信電力及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替処理手段は、音声通信で接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合に、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行うものであること、
    を特徴とする通信システム。
  8. 複数の無線端末と、複数のアクセスポイントと、少なくとも一つの管理装置と、を備える通信システムであって、
    前記アクセスポイントは、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を有する接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    他のアクセスポイントに接続中の無線端末の無線信号を受信し、該無線信号の受信電力及び該無線端末の識別情報を有する切替情報を取得する切替情報取得手段と、
    前記接続情報及び前記切替情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記管理装置から切替指令を受信した場合には、前記切替指令の対象となった切替対象無線端末を他のアクセスポイントに切り替える処理を行う切替処理手段と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記アクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報を受信する受信手段と、
    何れかのアクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達したと前記接続情報に基づいて判断した場合には、前記接続情報及び前記切替情報に基づき、前記所定の数に達したアクセスポイントに接続中の無線端末のうち、他のアクセスポイントに接続を切り替えることができる無線端末を切替対象無線端末として少なくとも一つ選択し、前記所定の数に達したアクセスポイントに対して、前記切替対象無線端末を他のアクセスポイントに切り替える切替指令を送信する切替指令送信手段と、を備えること、
    を特徴とする通信システム。
  9. 請求項8に記載の通信システムであって、
    前記無線端末は、少なくとも音声通信を行うことができるものであり、
    前記接続情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替情報取得手段は、音声通信を行っている無線端末の受信電力及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替指令送信手段は、音声通信の回線数が前記所定の数に達したと判断した場合に、前記切替指令を送信するものであること、
    を特徴とする通信システム。
  10. アクセスポイントにおける無線端末の接続切替方法、であって、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を有する接続情報を取得する接続情報取得過程と、
    他のアクセスポイントに接続中の無線端末の無線信号を受信し、該無線信号の受信電力及び該無線端末の識別情報を有する切替情報と取得する切替情報取得過程と、
    前記接続情報及び前記切替情報を他のアクセスポイントに送信する送信過程と、
    他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報を受信する受信過程と、
    自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合には、他のアクセスポイントから送信された前記接続情報及び前記切替情報に基づき、自アクセスポイントに接続中の無線端末のうち、他のアクセスポイントに接続を切り替えることができる無線端末を切替対象無線端末として少なくとも一つ選択し、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行う切替処理過程と、を備えること、
    を特徴とする接続切替方法。
  11. 請求項10に記載の接続切替方法であって、
    前記接続情報取得過程は、音声通信を行っている無線端末の回線数及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替情報取得過程は、音声通信を行っている無線端末の受信電力及び該無線端末の識別情報を取得するものであり、
    前記切替処理過程は、音声通信で自アクセスポイントに接続中の無線端末の回線数が所定の数に達した場合に、前記切替対象無線端末に対して切替処理を行うものであること、
    を特徴とする接続切替方法。
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