JP2903254B2 - 高圧電源装置 - Google Patents

高圧電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に電子写真装置等で交流高電圧発生装置
として用いられる高圧電源装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は一般的な交流高電圧発生装置の概略構成を示
すブロック図である。図において、1は交流(信号)を
出力する発振部、2はその交流を昇圧して負荷3に供給
する昇圧部、4は負荷3に供給された電圧または電流を
検出する検出部、5はその検出値が所定値となるように
昇圧部2を制御する制御部である。
上記構成において、発振部1から出力された交流は、
昇圧部2で昇圧された後、負荷3に供給される。検出部
4は、その負荷3に印加された電圧あるいは負荷3に流
れる電流を検出し、制御部5は、その検出値が所望の値
となるように昇圧部2から出力される電圧値を制御す
る。
ここで、上記の回路において、負荷3の状態によって
は、検出部4で得られる検出値に遅延が生じる。例え
ば、交流高電圧の印加開始時には、負荷3への印加電圧
に比して検出部4で得られる検出値が過小となる。この
ため、制御部5は誤った情報により昇圧部2を制御する
ので、負荷3に過大な電圧あるいは電流が供給されるこ
とになる。
従来では、この問題を解決するために、制御部5にお
いて、交流高電圧の印加開始時には検出部4の検出値と
は無関係に昇圧部2の出力電圧を制御し、その後通常の
フィードバック制御を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の高圧電源装置にあっては、上記のように高圧印
加開始時には制御部にて定常時と異なる特別な制御を行
っているため、検出制御系の構成が複雑になるという問
題点があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、高圧印加開始時の特別な制御過程を省くことがで
き、検出制御系の構成を簡略化することが可能な高圧電
源装置を得ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明の高圧電源装置は、複数の異なる周波数の交流
を出力する発振部と、上記発振部から出力される交流を
入力し、所定の周波数の交流を通過させるフィルタ回路
と、上記フィルタ回路により通過された交流を昇圧して
負荷に供給する昇圧部と、上記負荷に供給される電圧ま
たは電流を検出する検出部と、上記検出部により検出さ
れた電圧または電流に基づいて上記昇圧部の出力を所定
値に制御する制御部と、を有し、上記発振部は、上記所
定の周波数とは異なる周波数で発振を開始し、徐々に周
波数を上記所定の周波数に近づけるようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明の高圧電源装置においては、出力周波数可変の
発振部と昇圧部との間に周波数フィルタが設けられてい
るので、高圧印刷開始時に発振部から所定の周波数と異
なる周波数の交流を出力させ、徐々に所定の周波数に近
づけていくことができ、負荷への過大電圧,過大電流の
供給を防止することができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例による高圧電源装置の回路
構成図であり、第3図と同一符号は同一構成部分を示し
ている。この回路は、交流高電圧定電流回路として構成
されたものであり、同図において、1は複数の異なる周
波数の交流を出力する発振部で、PWM回路あるいはVCOな
どから構成されている。6はこの発振部1から出力され
た交流の中から所定の周波数の交流を取り出すローパス
フィルタ(周波数フィルタ)で、通過周波数帯域は所定
の周波数付近に遮断周波数が設定されたものとなってい
る。2はこのローパスフィルタ6により取り出された交
流を昇圧して負荷3に供給する昇圧部、4aは負荷3に供
給された電流を検出する電流検出部、5はその検出値が
所定の値となるように制御する制御部で、電流検出部4a
からの入力値(検出値)に応じて負荷3への昇圧部2の
出力を制御する。
上記第1図のローパスフィルタ6中、R1〜R4は抵抗、
C1,C2はコンデンサ、Q1は演算増幅器であり、昇圧部2
中、R5〜R7は抵抗、Tr1,Tr2はトランジスタ、C3はコン
デンサ、Tは昇圧トランスである。また、電流検出部4a
中、C4〜C7はコンデンサ、R8〜R10は抵抗、D1,D2はダイ
オードであり、制御部5中、Q2は演算増幅器、C8はコン
デンサ、D3はダイオードである。
次に、上記構成の回路の高圧印加開始時より定常状態
に至るまでの動作について説明する。
高圧印加開始時は、発振部1から出力される交流(信
号)の周波数は高く、昇圧部2の出力電圧は低くなって
いる。したがって、電流検出部4aにより所定の電流値よ
りも低い値の電流値が検出されるので、制御部5は昇圧
部2の出力電圧を上げるべく制御する、しかし、この時
まだ昇圧部2の入力電圧は低いので、昇圧部2の出力電
圧は上がらない。
そして、上記発振部1の出力周波数が徐々に下がって
いくと、それに応じてローパスフィルタ6の出力電圧が
上昇する。この時、制御部5は上記のように昇圧部2の
出力電圧を上げるべく制御しているので、昇圧部2の出
力電圧はローパスフィルタ6の出力電圧の上昇に伴って
同時に上昇する。したがって、電流検出部4aで検出され
る電流値も上昇し、この検出値が所定の電流値に達する
と、制御部5はそれ以上出力電圧を上昇させないように
昇圧部2を制御する。
このように、高圧印加開始時には最初発振部1から所
定よりも高い周波数の交流を出力し、徐々に所定の周波
数まで近づけていく。そして、所定の周波数に達する
と、昇圧部2の出力電圧は一定となる。この時、電流検
出部4aで得られる電流値は所望の値となっているので、
制御部5は昇圧部2の出力を一定に保ち、定常状態とな
る。
以上の過程においては、負荷3に過大電圧が印加され
ることはなく、しかも特別な制御過程を設けていない。
したがって、検出制御系の構成を簡略化することができ
る。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図である。こ
の実施例は、交流高電圧定電圧回路として構成されたも
のであり、第1図の電流検出部4aに代えて、負荷3に供
給された電圧を検出する電圧検出部4bが設けられてお
り、制御部5はその検出電圧値が所定の値になるように
昇圧部2を制御する。他は第1図の回路と同様の構成と
なっている。なお、電圧検出部4bは、分圧用の抵抗R11,
R12、コンデンサC9,C10、ダイオードD4、及び演算増幅
器Q3から構成されている。
上記のように構成された回路の動作は、第1図の回路
と同様であるので詳細は省略するが、高圧印加開始時に
発振部1から出力された高い周波数の交流は、時間とと
もに徐々に周波数が下がっていき、ローパスフィルタ6
の出力電圧及び昇圧部2の出力電圧は上昇する。したが
って、電圧検出部4bの検出値も上昇し、その検出値が所
定の電圧値に達すると、制御部5は昇圧部2の出力上昇
の制御を停止する。そして、発振部1の出力周波数が所
定の値まで下がった時点で昇圧部2の出力電圧は一定と
なり、定常状態となる。
以上のような過程においても、負荷3に過大電流が流
れることはなく、問題はない。したがって、上記実施例
と同様、高圧印加開始時の定常時とは異なる特別な制御
過程を省くことができ、検出制御系の構成を簡略化する
ことができる。
〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、出力周波数可変の発
振部と昇圧部との間に周波数フィルタを設け、昇圧部の
入力周波数を徐々に変化させて制御するようにしたた
め、高圧印加開始時の特別な制御過程を省くことがで
き、検出制御系の構成を簡略化することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第2図は
本発明の他の実施例を示す回路構成図、第3図は従来装
置の構成を示すブロック図である。 1……発振部 2……昇圧部 3……負荷 4a……電流検出部 4b……電圧検出部 5……制御部 6……ローパスフィルタ(周波数フィルタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中原 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 倉持 喜美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 増田 俊一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−112259(JP,A) 特開 平3−196499(JP,A) 特開 昭62−100175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 1/12 - 1/455 H02M 7/42 - 7/98

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる周波数の交流を出力する発振
    部と、 上記発振部から出力される交流を入力し、所定の周波数
    の交流を通過させるフィルタ回路と、 上記フィルタ回路により通過された交流を昇圧して負荷
    に供給する昇圧部と、 上記負荷に供給される電圧または電流を検出する検出部
    と、 上記検出部により検出された電圧または電流に基づいて
    上記昇圧部の出力を所定値に制御する制御部と、 を有し、上記発振部は、上記所定の周波数とは異なる周
    波数で発振を開始し、徐々に周波数を上記所定の周波数
    に近づけることを特徴とする高圧電源装置。
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