JP2902603B2 - 空気調和機の吐出口開閉装置およびその方法 - Google Patents

空気調和機の吐出口開閉装置およびその方法

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JP2902603B2 JP8331925A JP33192596A JP2902603B2 JP 2902603 B2 JP2902603 B2 JP 2902603B2 JP 8331925 A JP8331925 A JP 8331925A JP 33192596 A JP33192596 A JP 33192596A JP 2902603 B2 JP2902603 B2 JP 2902603B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内からのゴミや
異物の流入を防止するよう吐出口を開閉する空気調和機
に係り、特に、前記空気調和機の上下の高さを可変させ
る空気調和機の吐出口開閉装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機は、図11に
示すように、室内空気を吸入される吸入口3が室内機本
体(以下、本体という。)1の前面下部に形成され、該
本体1の前面上部には前記吸入口3を通して冷風または
温風に熱交換された空気を室内に吐出する吐出口5が形
成され、前記本体1の前面には室内機の外観をきれいに
するとともに、内装物を保護するカバー部材7が固着さ
れている。
【0003】さらに、前記吐出口5には、吐出口5を通
して室内に吐出される空気の方向を上下に調整する上下
風向羽根9と左右に調整する左右風向羽根11が設けら
れ、前記吐出口5の前方には空気調和機の運転時に図示
のない熱交換器で熱交換された空気が円滑に室内に供給
されるよう前記吐出口5を開放させ、空気調和機の運転
控え中には前記吐出口5を通して本体1内にゴミや異物
などが流入されないようにするとともに、外観をきれい
にするために前記吐出口5を閉鎖させる吐出手段13が
設けられている。
【0004】また、前記吐出手段13を上方または下方
へ移動させる駆動手段は、前記本体1の前面上部に固着
された支持部材15と、前記支持部材15により固着さ
れて前記吐出手段13を上方または下方へ移動させるた
めの動力を発生させる扉モータ17と、該扉モータ17
から発生された動力により回転可能に前記扉モータ17
軸に結合されたピニオン19と、該ピニオン19の回転
時に連動されて前記吐出手段13を上方または下方へ移
動させるよう前記ピニオン19の回転動を直線動に変換
させるラック21と、前記吐出口5の両側に設けられて
前記吐出手段13の上方または下方への移動をガイドす
るガイド部材23とから構成されている。
【0005】また、前記吐出手段13の上下への移動を
自動的に制御するため、前記吐出手段13の上下端、ガ
イド部材23の上下端には前記吐出手段13の開閉状態
を感知する光センサ25,27が設けられている。
【0006】上記のように構成された空気調和機におい
て、ユーザーがリモコンや操作部を操作して所望の運転
モードを選択してから、運転、停止キー(以下、運転キ
ーという)をオンさせると、扉モータ17が正方向へ駆
動されつつ扉モータ17軸に結合されているピニオン1
9が連動されてラック21にしたがって下方へ回転され
てラック21に結合された吐出手段13を下方へ移動さ
せて吐出口5を開放させる。
【0007】この際、前記吐出手段13の下端とガイド
部材23の下端に設けられた光センサ25,27で吐出
口5が開放されたと感知されると、扉モータ17は停止
しつつ図示のない室内ファンが回転されて吸入口3を通
して室内空気が本体1内に吸入される。前記吸入口3を
通して吸入された室内空気は図示のない熱交換器を通り
つつ熱交換器内を流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換さ
れる。
【0008】前記熱交換器で熱交換された空気は、上部
にガイドされて吐出口5を通して室内に吐出されるが、
前記吐出口5を通して吐出される空気は上下風向羽根9
および左右風向羽根11の風向角度により上下または左
右に風向が調整されつつ室内の空気調和を行なう。
【0009】このような空気調和機の正常運転時に運転
キーをオフさせると、扉モータ17が逆方向へ駆動され
つつピニオン19がこれに連動されて回転され、ラック
21にしたがって吐出手段13が上方に移動されて吐出
口5を閉鎖させ、吐出手段13の上端とガイド23の上
端に設けられた光センサ25,27から吐出口5が開放
されたと感知されると、扉モータ17が停止しつつ運転
キーが再度オンされる時まで空気調和機を運転控え状態
に保持する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された上記従来の空気調和機は、吐出口5の開閉が
可能であるため、ゴミや異物などの本体1内への流入の
防止を可能にする利点は有るものの、吐出口5が本体1
の前面板に固定されているため、吐出される空気の吐出
位置が調整できないという問題点があった。
【0011】そこで、空気調和する空間の状態、大き
さ、空気調和機の据付位置などによる吐出空気の位置の
変化の要求に応じることができなかったし、このような
空気調和機では本体1内に室内ファンおよび熱交換器な
どが装着され、吐出口5はこれらの上側に固定されるた
め、機器の高さが高くなるため機器の運送が煩雑にな
り、かつ、据付空間が大きくなるなどの問題点があっ
た。
【0012】また、吐出手段13の上下移動を感知する
光センサ25,27を吐出口5に隣接させて据付けられ
るため、空気調和の運転中に発生した湿気により光セン
サ25,27が誤動作を起こし、扉モータ17の性能低
下や故障の際は吐出手段13を全く開閉できないため、
空気調和機そのものが使用できないという問題点があっ
た。
【0013】そこで、本発明は、上記種々の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
吐出手段の昇降高低を多段階に調整して吐出口の開閉可
能、かつ、機器の高さが可変可能な空気調和機の吐出口
開閉装置およびその方法を提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、吐出手段の上
下位置を正確に感知可能なことはもとより、吐出手段を
開閉させる扉モータの性能低下や固定時には補助扉モー
タをともに駆動させて吐出口の開閉動が的確に行いうる
空気調和機の吐出口開閉装置およびその方法を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、請求項1記載の第1の発明による空気調和
機の吐出口開閉装置は、室内空気を吸入して熱交換され
た空気を吐出する吐出口が本体の一面に形成され、当該
本体の上端から上下に移動しつつ当該吐出口の高さを調
整する吐出手段と、前記吐出手段の吐出口を開閉させる
駆動手段とを有する空気調和機の吐出口開閉装置におい
て、前記吐出手段の吐出口に対する上下移動による昇降
位置を感知する位置感知部と、前記吐出手段の開閉を扉
モータの拘束による電流量の変化により感知する電流感
知部と、前記位置感知部および電流感知部の感知結果に
したがって前記駆動手段を制御する制御手段とからなる
ことを要旨とする。従って、吐出手段の昇降高低を多段
階に調整して吐出口の開閉可能、かつ、機器の高さを可
変にできる。また、吐出手段の上下位置を正確に感知可
能なことはもとより、吐出手段を開閉させる扉モータの
性能低下や固定時には補助扉モータをともに駆動させて
吐出口の開閉動が的確に行うことができる。
【0016】請求項2記載の第2の発明は、前記位置感
知部は、前記吐出手段の昇降とともに昇降され、前記吐
出手段の昇降高低に対応して所定の等間隔に形成された
複数の溝を有するセンサ駆動部材と、該センサ駆動部材
に形成された複数の溝により固定されるよう相互対向に
設けられた発光部および受光部を備えた光センサから構
成されたことを要旨とする。従って、光センサから入力
される感知信号の回数をカウントして吐出手段の昇降高
低を判断できる。
【0017】請求項3記載の第3の発明は、前記位置感
知部は、前記吐出手段の昇降とともに昇降するラックの
下端の移動位置を下限、基準および上限位置で感知する
位置センサから構成されたことを要旨とする。従って、
光センサから入力される感知信号の回数をカウントして
吐出手段の昇降高低を判断できる。
【0018】請求項4記載の第4の発明は、前記電流感
知部は、前記吐出手段の上下限位置への到達を感知する
よう扉モータの拘束による電流変化量を検出するトラン
スフォーマと、該トランスフォーマにより検出された電
流を脈流に全波整流させるブリッジダイオードと、該ブ
リッジダイオードにより変換された脈流を直流に平滑さ
せる平滑キャパシターとから構成されたことを要旨とす
る。従って、光センサから入力される感知信号の回数を
カウントして吐出手段の昇降高低を判断できる。
【0019】請求項5記載の第5の発明による空気調和
機の吐出口開閉方法は、室内空気を吸入して熱交換させ
てから吐出させる空気調和機の吐出口開閉方法におい
て、前記室内空気を吸入して熱交換された空気を吐出す
る吐出口が本体の一面に形成され、当該本体の上端から
上下に移動しつつ当該吐出口の高さを調整する吐出手段
の昇降高低を調整するよう昇降段階を入力する段階入力
ステップと、前記段階入力ステップから入力された昇降
段階にしたがって前記吐出手段の吐出口を開閉させる駆
動手段を制御して当該吐出手段の昇降高さを調整すると
ともに、当該吐出手段を開閉する扉開閉ステップと、前
記吐出手段の上下移動にしたがって変化する当該吐出手
段の昇降位置を感知する昇降位置感知ステップとからな
ることを要旨とする。従って、吐出手段の昇降高低を多
段階に調整して吐出口の開閉可能、かつ、機器の高さを
可変にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて添付図面に沿って詳述する。
【0021】図1,図2に示すように、本体100の前
面下部には、室内空気を吸入する吸入口102が形成さ
れ、前記本体100の前面上部には前記吸入口102を
通して吸入されて図示のない熱交換器により冷風または
温風に熱交換された空気を室内に吐出する吐出口104
が形成され、該吐出口104には吐出口104を通して
室内に吐出される空気の方向を調整する風向羽根106
が回動可能に設けられている。
【0022】前記風向羽根106の内側には、風向羽根
106の移動角度を調整するよう図示のない風向調整モ
ータが設置されている。
【0023】前記吐出口104を形成された本体100
の上部には、空気調和機の運転時に熱交換器で熱交換さ
れた空気が円滑に室内に供給されるよう前記吐出口10
4を開放させ、空気調和機の運転控え中に前記吐出口1
04を通してゴミや異物などの流入を防止するととも
に、外観をきれいにするため、前記吐出口104を閉鎖
させる吐出手段108が上下へ移動可能に設けられてい
る。また、前記吐出手段108は下部および前面が所定
部分開放された箱形状をなしている。
【0024】さらに、前記吸入口102の上側には空気
調和機の運転モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房な
ど)と、運転の開始−停止、前記吐出口104を通して
吐出される空気の風量および風向などを調整する操作部
110が備えられている。
【0025】図3に示すように、前記本体100の背面
には、吐出手段108を開閉させる扉モータ121が固
設され、該扉モータ121軸にはピニオン122が結合
されている。前記吐出手段108の背面にはその一端が
締付部材124により固定された状態で垂直に延長され
てピニオン122と噛合されるため、ピニオン122の
回転動を上下直線動に変換させるラック123が設けら
れ、前記扉モータ121を固定するとともに、前記ラッ
ク123の上下移動を円滑にガイドするガイド部材12
5とから構成された昇降手段120が設けられている。
【0026】前記ラック123の下端には、ラック12
3の上下直線動の範囲以上の上向移動を制御するようス
トッパ126が形成され、ピニオン122がストッパ1
26により制止されつつ前記吐出手段108の上限位置
が定められ、下限位置は吐出手段108の下端が本体1
00に形成された突起127により制止されることによ
り定められる。
【0027】かかる前記吐出手段108の昇降手段12
0は、扉モータ121の正逆回転によりピニオン122
が正逆回転されると、ラック123が上下に直線往復動
して吐出手段108を上下移動させるため、室内ファン
の駆動にしたがって吸入口102を通して吸入された空
気が本体100の上端部に形成された吐出口104を通
して室内に吐出されるが、この際、吐出手段108の昇
降程度により吐出口104の開閉程度が変化する。
【0028】また、前記吐出手段108の背面一側には
扉モータ121の正逆回転による吐出手段108の昇降
とともに上下移動され、所定位置にスタート溝131a
および吐出手段108の昇降高低に対応するよう所定の
等間隔に形成された複数の溝131b〜131fを有す
るセンサ駆動部材131が締付部材132により固結さ
れている。
【0029】前記本体100の吸入口102の背面に
は、前記センサ駆動部材131に形成された複数の溝1
31a〜131fにより駆動され、発光部133aおよ
び受光部133bを備えられた光センサ133が設けら
れ、前記吐出手段108の昇降に連動されてセンサ駆動
部材131が前記光センサ133の発光部133aおよ
び受光部133b間を昇降してセンサ駆動部材131に
形成された複数の溝131a〜131fにより光センサ
133の駆動がオンオフされ、前記センサ駆動部材13
1および光センサ133を含んで昇降感知部130を構
成する。
【0030】かかる前記昇降感知部130のセンサ駆動
部材131は、扉モータ121の正逆回転にしたがって
前記光センサ133の発光部133aと受光部133b
との間を昇降し、センサ駆動部材131に形成された複
数の溝131a〜131fが適正位置に置かれると、発
光部133aから発信された光が溝131a〜131b
を通り受光部133bに受信されるため、後述する制御
手段では前記光センサ133から入力される感知信号の
回数をカウントして吐出手段108の昇降高低を判断す
るのである。
【0031】この際、前記センサ駆動部材131に形成
された複数の溝131a〜131fは吐出手段108の
昇降高低に比例して前記吐出手段108の昇降高低が1
段に該当される高さまでの昇降を感知するよう形成され
た第1の溝131b,吐出手段108の2段に該当され
る高さまでの昇降を感知する第2の溝131cが形成さ
れ、第3の溝131d,第4の溝131eおよび第5の
溝131fは吐出手段108のそれぞれの昇降高さに比
例して設定されるため、吐出手段108の昇降高低は1
段<2段<3段<4段<5段の関係が成り立つ。
【0032】次に、本発明による一実施形態による昇降
手段の構成を図4,図5を参照して説明する。
【0033】図4に示すように、本体100の背面に
は、吐出手段108を開閉する扉モータ141が固設さ
れ、該扉モータ141軸にはピニオン142が結合さ
れ、前記吐出手段108の背面にはその一端が締付部材
146により固定され、左右両側に歯車144,145
が形成されてピニオン142と噛合されるため、ピニオ
ン142の回転動を上下直線動に変換させるラック14
3が設けられている。扉モータ141の正逆回転により
ピニオン142が正逆回転されると、ピニオン142が
ラック143の右側の歯車144に噛合されてラック1
43が上下へ直線往復動して吐出手段108を上下移動
させるため吐出手段108が開閉される。
【0034】前記ラック143の移動経路上には、ラッ
ク143の下端の移動位置をそれぞれ下限、基準および
上限位置とに区分して感知する位置センサ155,15
7,159が順に設けられるが、該位置センサ155,
157,159はホトインタラップトで良好に具現され
る。
【0035】一方、図5に示すように、ラック143の
左側の歯車145からやや離隔された位置には扉モータ
141の性能低下時に扉モータ141と連動して前記ラ
ック143を移動させる補助ピニオン147が補助扉モ
ータ148軸に結合され、該補助扉モータ148は上端
に左右の長手方向へ移送ラック149を形成された移送
部材150により支持されている。前記移送ラック14
9には移送部材150または補助扉モータ148を右側
に移送する移送モータ151軸に結合された移送ピニオ
ン152が噛合されて扉モータ141の性能低下時に補
助ピニオン147をラック143の左側に移送させて補
助ピニオン147がラック143の左側の歯車145に
噛合されるようにする。
【0036】次に、上記のごとく構成された空気調和機
において吐出手段108の開閉動を制御する回路ブロッ
クを図6,図7を参照して述べる。
【0037】図6,図7に示すように、電源手段200
は図示のない交流電源端から供給される商用交流電圧を
前記空気調和機の動作に要する所定の直流電圧に変換し
て出力する。キー操作手段202は空気調和機の運転モ
ード(自動、冷房、除湿、送風、暖房など)と、前記吐
出口104を通して吐出される空気の風量(強風、弱
風、微風など)および所望の温度Ts(以下、設定温度
という)を選択するよう複数の機能キーを備えているの
はもとより、前記空気調和機の運転をオン,オフ制御す
る運転キーと、前記吐出手段108の昇降高低を所定の
範囲の多段階に調整する高さ調整キーが備えられてい
る。
【0038】制御手段204は前記電源手段200から
出力される直流電圧が印加されて前記空気調和機を初期
化させることはもとより、前記キー操作手段202によ
り入力された運転選択信号により前記空気調和機の全体
動作を制御するマイクロコンピュータである。また、制
御手段204はキー操作手段202により入力されたキ
ー信号により前記吐出手段108の開閉動作を制御す
る。
【0039】開閉感知手段206は、前記扉モータ12
1の駆動により上下に移動される吐出手段108の開閉
位置より前記吐出口104の開閉如否を感知して前記制
御手段204に出力するものである。また、開閉感知手
段206は前記吐出手段108の上下移動による昇降位
置を感知する位置感知部208と、前記吐出手段108
の開閉如否を電流値で感知する電流感知部210とから
構成され、前記位置感知部208は昇降手段120,1
40の構造によりセンサ駆動部材131と光センサ13
3とからなる昇降感知部130で具現可能であり、位置
センサ155,157,159にても具現可能である。
【0040】前記開閉感知手段206の電流感知部21
0は、前記吐出手段108が上限位置および下限位置で
それ以上の移動が制止される際、扉モータ121の拘束
による電流の急上昇を検出して吐出手段108の上下限
位置への電気磁巻線を流れる電流を検出するトランスフ
ォーマCTと、該トランスフォーマCTにより検出され
た電流を全波整流して脈流に変換させるブリッジダイオ
ードBDと、該ブリッジダイオードBDにより変換脈流
を平滑して直流に変換させる平滑キャパシターCとから
構成されている。
【0041】扉モータ駆動手段212は、扉モータ12
1,141と扉モータ121,141に電源を断続させ
るスイッチング素子SW2,SW3で具現されて、前記
キー操作手段202により入力されたキー信号により前
記吐出手段108の開閉動を制御するよう前記制御手段
204から出力される制御信号が入力されて前記扉モー
タ121,141の正逆回転を制御する。補助モータ駆
動手段214は、前記扉モータ121,141の性能低
下時に前記扉モータ121,141と連動して前記吐出
手段108の開閉動を制御するよう前記制御手段204
から出力される制御信号が入力されて補助扉モータ14
8の駆動を制御する。
【0042】移送モータ駆動手段216は、前記補助扉
モータ148を移送するよう前記制御手段204から出
力される制御信号が入力されて移送モータ151の駆動
を制御する。負荷駆動手段218は圧縮機220と室内
ファン222およびこれらに電源を断続させるスイッチ
ング素子SW1,SW2で具現されて前記制御手段20
4の制御により圧縮機220,室内ファン222,風向
羽根206の駆動を制御する。
【0043】以下、上記構成の空気調和機の吐出口開閉
装置およびその方法の作用、効果について述べる。
【0044】図3は、本発明の一実施形態による昇降手
段を示す背面斜視図、図8〜図10は本発明による空気
調和機の吐出口開閉制御動作順を示すフローチャートで
あって、Sはステップを表す。
【0045】本発明の動作を説明するための初期条件と
して吐出口104は閉塞されていると想定する。
【0046】まず、空気調和機に電源が印加されると、
電源手段200では交流電源端101から供給される商
用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定の直流
電圧に変換してそれぞれの駆動回路および制御手段20
4に出力する。
【0047】したがって、前記制御手段204では電源
手段200から出力される直流電圧を入力されて空気調
和機を初期化させる。
【0048】この際、ユーザーがキー操作手段202を
操作して所望の空気調和機の運転モード(自動、冷房、
暖房、除湿、送風など)と設定温度Tsを入力してから
運転キーを押圧すると、前記キー操作手段202から運
転開始信号(以下、運転信号という。)が制御手段20
4に入力される。
【0049】これにより、ステップS1で制御手段20
4は運転信号が入力されたかを判別し、運転信号が入力
されていない場合(NOのとき)には、空気調和機を運
転控え状態に保持しつつステップS1以下の動作を繰返
し行う。
【0050】前記ステップS1での判別結果、運転信号
が入力された場合(YESのとき)には、ステップS2
に進んで制御手段204はキー操作手段202に備えら
れた高さ調整キーのキー操作にしたがってユーザー所望
の吐出手段108の昇降高低に相応する高低段階が入力
され、ステップS3で制御手段204は前記吐出手段1
08の昇降高低に伴って入力される感知信号のカウント
を初期化させる。
【0051】この際には、センサ駆動部材131のスタ
ート溝131aが発光部133aと受光部133bに対
応する位置にあるため、制御手段204には所定期間中
ハイ信号が入力される。
【0052】ついで、ステップS4では前記高さ調整キ
ーのキー操作にしたがって選択された吐出手段108の
高低段階が1段かを判別し、1段の場合(YESのと
き)には、ステップS5に進んで制御手段204は閉鎖
された吐出手段108の昇降高低を1段に調整するため
の制御信号を扉モータ駆動手段212に出力する。
【0053】したがって、扉モータ駆動手段212では
制御手段204の制御により扉モータ121を駆動させ
ることにより、扉モータ121が正方向へ駆動されつつ
扉モータ121軸に結合されたピニオン122が連動さ
れて回転され、ラック123にしたがってラック123
と結合された吐出手段108を上昇させて吐出口104
を開放させるが、この際、吐出口104の開放程度は吐
出手段108の上昇程度に伴って変化される。
【0054】前記扉モータ121の正回転にしたがって
吐出手段108が上昇すると、スタート溝131aが発
光部133aと受光部133bに対応する位置からセン
サ駆動部材131の上昇にしたがって受光部133bに
受信される光が一時遮断されるため、制御手段204に
はハイ信号が入力される中の状態でロー信号が入力され
る。そして、前記吐出手段108が継続上昇してセンサ
駆動部材131の第1の溝131bが発光部133aと
受光部133bに対応する適正高さまで上昇すると、制
御手段204ではハイ信号が入力されるため、ステップ
S6で制御手段は光センサ133からハイ信号の入力ご
とに感知信号のカウント回数を1ずつ増加させて吐出手
段108の上昇高さを判断する。
【0055】この際、ステップS7で制御手段204は
前記高さ調整キーのキー操作にしたがってユーザーの選
択した1段階の高さまで吐出手段108の上昇如否を判
断するようカウント回数が1かを判別し、1でない場合
(NOのとき)に、ステップS5に戻り扉モータ121
を継続して正回転させつつカウント回数が1になる時ま
でステップS5以下の動作を繰返し行う。
【0056】前記ステップS7での判別結果、1の場合
(YESのとき)には、ステップS8に進んで制御手段
204はスタート溝131aから第1の溝131bの距
離に相応する高さだけ吐出手段108が上昇したと判断
して扉モータ121の駆動を停止させ吐出手段108の
上昇を終了する。
【0057】ついで、ステップS9では前記キー操作手
段202により選択された運転モードと設定温度、設定
風向にしたがって圧縮機220と室内ファン222が駆
動されて室内の空気調和を行う。
【0058】上記のごとき空気調和機の正常運転時にス
テップS10ではキー操作手段202の運転キーがオフ
されて運転停止信号の入力如否を判断し、運転停止信号
が入力されていない場合(Noのとき)には、前記ステ
ップS9に戻り正常運転を継続して行いつつステップS
9以下の動作を繰返し行う。
【0059】前記ステップS10での判別結果、運転停
止信号が入力された場合(YESのとき)には、ステッ
プS11に進んで制御手段204は開放された吐出手段
108を閉鎖するための制御信号を扉モータ駆動手段2
12に出力する。
【0060】したがって、扉モータ駆動手段212では
制御手段204の制御により扉モータ121の駆動によ
り扉モータ121が逆方向に駆動されつつ扉モータ12
1軸に結合されたピニオン122が連動されてラック1
23にしたがって下方へ回転されてラック123と結合
された吐出手段108を下降させて吐出口104を閉鎖
させる。
【0061】前記扉モータ121の逆回転にしたがって
吐出手段108が下降されると、第1の溝131bが発
光部133aと受光部133bに対応する位置からセン
サ駆動部材131の下降にしたがって受光部133bに
受信される光が一時遮断されるため、制御手段204に
はハイ信号が入力される状態でロー信号が入力される。
そして、前記吐出手段108が継続して下降してセンサ
駆動部材131のスタート溝131aが発光部133a
と受光部133bに対応する高さまで下降すると、制御
手段204にはハイ信号が入力されるため、ステップS
12で制御手段204は光センサ133からハイ信号が
入力される時ごとに感知信号のカウント回数を1ずつ減
少させて吐出手段108の下降高さを判断する。
【0062】この際、ステップS13で制御手段204
は吐出扉108がスタート溝131aを感知される元の
位置までの下降如否を判断するようカウント回数が0か
を判別して、0でない場合(Noのとき)には、ステッ
プS11に戻り扉モータ121を継続して逆回転させつ
つカウント回数が0になるときまでステップS11以下
の動作を繰返し行う。
【0063】前記ステップS13での判別結果、0の場
合(YESのとき)には、ステップS14に進んで制御
手段204は第1の溝131bからスタート溝131a
の距離に相応する高さだけ吐出手段108の下降と判断
して扉モータ121の駆動を停止させ吐出手段108の
下降を終了しつつ運転キーが再度オンされる時まで空気
調和機を運転控え状態に保持する。
【0064】以上、吐出手段108の高低段階を1段に
設定した場合について述べたが、2段、3段、4段また
は5段を設定した場合にも上記と同一の方法により扉モ
ータ121の駆動を制御するが、制御手段204では吐
出手段108を上昇させるため、扉モータ121を正回
転させてから、光センサ133により感知される回数を
ステップS23,S33,S43,S53でそれぞれ昇
降段階に比例して2,3,4,5までカウントされる
と、ステップS7に進んで扉モータ121の駆動を停止
させ吐出手段108の上昇を終了してから、カウントさ
れた値を貯蔵する。
【0065】もし、ユーザーが高さ調整キーを操作して
吐出手段108の昇降高低を3段に入力したら、制御手
段204にはスタート溝131aが発光部133aと受
光部133bに対応してハイ信号が入力されていた状態
で扉モータ121の駆動にしたがってセンサ駆動部材1
31が上昇されて受光部133bに受信される光が一時
遮断されるため、ロー信号が入力される。そして、前記
吐出手段108の上昇にしたがって第1の溝131b,
第2の溝131cなどが発光部133aと受光部133
bの位置に対応する適正高さまで上昇される場合にハイ
信号が入力される。
【0066】したがって、制御手段204では前記セン
サ駆動部材131の第3の溝131a4によりハイ信号
が入力される時まで扉モータ121を正回転させて吐出
手段108が3段の程度に相応する高さまで上昇される
ようにし、第3の溝131dによりハイ信号が入力する
と、扉モータ121の駆動を停止させる。
【0067】この際、制御手段204では、吐出手段1
08の昇降高低に該当される段階が入力されてから、光
センサ133からハイ信号が入力される回数をカウント
して設定段階まで吐出手段108の上昇如否を判断し、
扉モータ121を停止させて吐出手段108の上昇を終
了させ、吐出手段108の上昇が終了されると、カウン
ト回数を貯蔵する。
【0068】さらに、ユーザーが空調運転を中止させて
から、吐出手段108を下降させて吐出口104を閉鎖
しようとする場合には、扉モータ121を逆回転させて
吐出手段108とセンサ駆動部材131を下降させるた
め、センサ駆動部材131の下降にしたがって光センサ
133の受光部133bにはそれぞれ溝131a〜13
1fにより所定時間おきに光が受信されるため、光セン
サ133からハイ信号が入力される時ごとにカウント回
数を1ずつ減少させる。
【0069】したがって、カウント回数が0になると、
センサ駆動部材131の下降が終了されてスタート溝1
31aが発光部133aと受光部133bとの間に位置
するため、扉モータ121の駆動を停止させて吐出手段
108の下降を終了する。
【0070】このように、ユーザーの設定した高低段階
にしたがって吐出手段108の昇降高低を多段階に調整
して吐出手段108の開閉程度を制御するに際して、セ
ンサなしでも吐出手段108の円滑な開閉動作を行う動
作メカニズムについて図3,図7に沿って述べる。
【0071】図3は、本発明の一実施形態による昇降手
段の構成を示す背面斜視図、図7は本発明に適用される
主要構成部分の詳細回数図である。
【0072】扉モータ121が正逆回転されて吐出手段
108が開閉される際、扉モータ121の駆動時間が所
定時間(吐出手段の正常開閉に要する時間)を経過する
と、扉モータ121の電気磁巻線を流れる電流値を電流
感知部210から検出して基準値と比較する。
【0073】検出電流が基準値以上であると、吐出手段
108が正常に開閉されたと判断して、扉モータ121
の駆動を停止させて吐出手段108の開閉動を行う。
【0074】もし、扉モータ121の駆動時間が所定時
間をはるかに経過したにもかかわらず、検出電流が基準
値以下であれば、扉モータ121の空回転などのエラー
が発生したものと判断して全動作を中止させつつエラー
の発生を警報するため、開閉センサなしでも吐出手段1
08の円滑な開閉動が行えうる。
【0075】また、ユーザーの設定した高低段階にした
がって吐出手段108の昇降高低を多段階に調整して吐
出手段108の開閉程度を制御するか、センサなしに吐
出手段108の開閉動を行うに際して、さまざまな原因
により扉モータ121の性能が低下された場合には、円
滑な開閉動を行うことができないが、かような場合、吐
出手段108の開閉動を円滑に行う動作メカニズムにつ
いて図4,図5に沿って述べる。
【0076】図4は、本発明の他の一実施形態による昇
降手段の構成を示す背面斜視図、図5は図4の補助モー
タの移送メカニズムの説明のための概略斜視図である。
【0077】扉モータ141(図3に示す121と同
一)の性能が低下されてラック143の下端が基準値に
到達する時間が増加すると、基準時間を超すようになる
が、この際には、制御手段204で扉モータ141の駆
動による吐出手段108の基準値に到達する時間をカウ
ントして扉モータ141の性能が低下されたと判断され
ると、移送モータ151を駆動させて補助扉モータ14
8を右側に水平移動させるため、補助ピニオン147が
ラック143の左側歯車145に噛合される。
【0078】このように、補助ピニオン147がラック
143の左側歯車145に噛合された状態で、補助扉モ
ータ148を正逆回転させて扉モータ141と補助扉モ
ータ148をともに駆動させるため、吐出手段108を
開閉させるが、この際、補助扉モータ148の回転速度
は扉モータ141の回転速度と同一に設定すべきであ
る。
【0079】前記扉モータ141と補助扉モータ148
の駆動によりラック143の下端が上限位置(または下
限位置)に到達すると、扉モータ141と補助扉モータ
148の駆動をすべて停止させて吐出手段108の円滑
な開閉動を行う。
【0080】一方、上述の実施形態では位置センサ15
5,157,159が備えられて扉モータ141の性能
を点検するものとして述べたが、これに限定されず、正
常動作時に下限位置から上限位置までの到達時間をあら
かじめ貯蔵させて、該時間の経過時までラック143の
下端が上限位置(または下限位置)まで到達しなかった
場合には、補助扉モータ148を追加投入するものに変
更することもできる。
【0081】
【発明の効果】上述のように、第1の発明による空気調
和機の吐出口開閉装置によれば、吐出手段の昇降高低を
多段階に調整して吐出口の開閉可能で、機器の上下高さ
を可変させ、吐出手段の上下位置を正確に感知するのは
もとより、吐出手段を開閉させる扉モータの性能低下や
故障時には補助扉モータを同時に駆動させて吐出手段の
開閉動を正確に行える優れた効果を有する。
【0082】第2の発明の前記位置感知部は、前記吐出
手段の昇降とともに昇降され、前記吐出手段の昇降高低
に対応して所定の等間隔に形成された複数の溝を有する
センサ駆動部材と、該センサ駆動部材に形成された複数
の溝により固定されるよう相互対向に設けられた発光部
および受光部を備えた光センサとから構成されたので、
光センサから入力される感知信号の回数をカウントして
吐出手段の昇降高低を判断できる。
【0083】第3の発明の前記位置感知部は、前記吐出
手段の昇降とともに昇降するラックの下端の移動位置を
下限、基準および上限位置で感知する位置センサとから
構成されたので、光センサから入力される感知信号の回
数をカウントして吐出手段の昇降高低を判断できる。
【0084】第4の発明の前記電流感知部は、前記吐出
手段の上下限位置への到達を感知するよう前記扉モータ
の拘束による電流変化量を検出するトランスフォーマ
と、該トランスフォーマにより検出された電流を脈流に
全波整流させるブリッジダイオードと、該ブリッジダイ
オードにより変換された脈流を直流に平滑させる平滑キ
ャパシターとから構成されたので、光センサから入力さ
れる感知信号の回数をカウントして吐出手段の昇降高低
を判断できる。
【0085】第5の発明による空気調和機の吐出口開閉
方法は、室内空気を吸入して熱交換された空気を吐出す
る吐出口が本体の一面に形成され、当該本体の上端から
上下に移動しつつ当該吐出口の高さを調整する吐出手段
の昇降高低を調整するよう昇降段階を入力する段階入力
ステップと、前記段階入力ステップから入力された昇降
段階にしたがって前記吐出手段の吐出口を開閉させる駆
動手段を制御して前記吐出手段の昇降高さを調整すると
ともに、前記吐出手段を開閉する扉開閉ステップと、前
記吐出手段の上下移動にしたがって変化する前記吐出手
段の昇降位置を感知する昇降位置感知ステップとからな
るので、吐出手段の昇降高低を多段階に調整して吐出口
の開閉可能、かつ、機器の高さを可変にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による吐出口を閉塞された
状態の空気調和機を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による吐出口を開放された
状態での空気調和機を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による昇降手段の構成背面
斜視図である。
【図4】本発明の他の一実施形態による空気調和機の昇
降手段の構成を示す背面斜視図である。
【図5】図4における補助モータの移送メカニズムの説
明のための概略斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態による空気調和機の吐出口
開閉装置の制御ブロック図である。
【図7】本発明に適用される主要構成部分の詳細回路図
である。
【図8】本発明による空気調和機の吐出口開閉制御動作
順を示すフローチャートである。
【図9】本発明による空気調和機の吐出口開閉制御動作
順を示すフローチャートである。
【図10】本発明による空気調和機の吐出口開閉制御動
作順を示すフローチャートである。
【図11】従来の空気調和機の吐出開閉装置の概略を示
す斜視図である。
【符号の説明】
100 本体 102 吸入口 104 吐出口 108 吐出手段 120,140 昇降手段 121,141 扉モータ 130 昇降感知部 131 センサ駆動部材 133 光センサ 148 補助扉モータ 150 移送部材 151 移送モータ 200 電源手段 202 キー操作手段 204 制御手段 206 開閉感知手段 208 位置感知部 210 電流感知部 212 扉モータ駆動手段 214 補助モータ駆動手段 216 移送モータ駆動手段 218 負荷モータ駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1995−50125 (32)優先日 1995年12月14日 (33)優先権主張国 韓国(KR) 前置審査

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸入して熱交換された空気を
    吐出する吐出口が本体の一面に形成され、当該本体の上
    端から上下に移動しつつ当該吐出口の高さを調整する吐
    出手段と、前記吐出手段の吐出口を開閉させる駆動手段
    とを有する空気調和機の吐出口開閉装置において、 前記吐出手段の吐出口に対する上下移動による昇降位置
    を感知する位置感知部と、 前記吐出手段の開閉を扉モータの拘束による電流量の変
    化により感知する電流感知部と、 前記位置感知部および電流感知部の感知結果にしたがっ
    て前記駆動手段を制御する制御手段とからなることを特
    徴とする空気調和機の吐出口開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記位置感知部は、前記吐出手段の昇降
    とともに昇降され、前記吐出手段の昇降高低に対応して
    所定の等間隔に形成された複数の溝を有するセンサ駆動
    部材と、該センサ駆動部材に形成された複数の溝により
    固定されるよう相互対向に設けられた発光部および受光
    部を備えた光センサから構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の空気調和機の吐出口開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記位置感知部は、前記吐出手段の昇降
    とともに昇降するラックの下端の移動位置を下限、基準
    および上限位置で感知する位置センサとから構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の吐出口
    開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記電流感知部は、前記吐出手段の上下
    限位置への到達を感知するよう扉モータの拘束による電
    流変化量を検出するトランスフォーマと、該トランスフ
    ォーマにより検出された電流を脈流に全波整流させるブ
    リッジダイオードと、該ブリッジダイオードにより変換
    された脈流を直流に平滑させる平滑キャパシターとから
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機の吐出口開閉装置。
  5. 【請求項5】 室内空気を吸入して熱交換させてから吐
    出させる空気調和機の吐出口開閉方法において、 前記室内空気を吸入して熱交換された空気を吐出する吐
    出口が本体の一面に形成され、当該本体の上端から上下
    に移動しつつ当該吐出口の高さを調整する吐出手段の昇
    降高低を調整するよう昇降段階を入力する段階入力ステ
    ップと、 前記段階入力ステップから入力された昇降段階にしたが
    って前記吐出手段の吐出口を開閉させる駆動手段を制御
    して前記吐出手段の昇降高さを調整するとともに、前記
    吐出手段を開閉する扉開閉ステップと、 前記吐出手段の上下移動にしたがって変化する前記吐出
    手段の昇降位置を感知する昇降位置感知ステップとから
    なることを特徴とする空気調和機の吐出口開閉方法。
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