JP2655590B2 - 風向調整羽根駆動方法および装置 - Google Patents
風向調整羽根駆動方法および装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/08—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/79—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling the direction of the supplied air
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機（冷房機、
暖房機、冷暖房兼用空気調和機、清浄機等）の風向調整
羽根駆動方法及び装置に関し、特に、空気調和機の風向
を制御する横調整羽根又は縦調整羽根を正確に駆動して
使用者の望む方向への正確な風向調整を可能した風向調
整羽根駆動方法及びその装置に関する。
暖房機、冷暖房兼用空気調和機、清浄機等）の風向調整
羽根駆動方法及び装置に関し、特に、空気調和機の風向
を制御する横調整羽根又は縦調整羽根を正確に駆動して
使用者の望む方向への正確な風向調整を可能した風向調
整羽根駆動方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、空気調和機には、室内の冷たい
空気を暖めて室内に供給する暖房装置と、室内の暖かい
空気を冷却して室内に供給する冷房装置がある。また、
上記冷房機能と暖房機能を兼備した空気調和機もあり、
汚染された室内空気を清浄する清浄機能を含むものもあ
る。
空気を暖めて室内に供給する暖房装置と、室内の暖かい
空気を冷却して室内に供給する冷房装置がある。また、
上記冷房機能と暖房機能を兼備した空気調和機もあり、
汚染された室内空気を清浄する清浄機能を含むものもあ
る。
【０００３】図４は、上記空気調和機（通常エアコンと
いう）中、冷房機能を行う装置の室内ユニット１０が示
されている。もちろん、上記冷房装置は室外ユニット
（図示せず）も含んでいる。
いう）中、冷房機能を行う装置の室内ユニット１０が示
されている。もちろん、上記冷房装置は室外ユニット
（図示せず）も含んでいる。
【０００４】図４において、参照符号１２は室内の空気
を室内ユニット１０内部に吸入する吸入口であり、参照
符号１４は室内ユニット１０内部に設けられた熱交換器
２０（図５参照）により冷却された空気を再び室内に供
給する吐出口であり、参照符号１６および１８は、それ
ぞれ、吐出口１４を通して室内に供給される空気の方向
を制御する横調整羽根および縦調整羽根であって、横調
整羽根１６は上下への風向を制御し、縦調整羽根１８は
左右への風向を制御する。
を室内ユニット１０内部に吸入する吸入口であり、参照
符号１４は室内ユニット１０内部に設けられた熱交換器
２０（図５参照）により冷却された空気を再び室内に供
給する吐出口であり、参照符号１６および１８は、それ
ぞれ、吐出口１４を通して室内に供給される空気の方向
を制御する横調整羽根および縦調整羽根であって、横調
整羽根１６は上下への風向を制御し、縦調整羽根１８は
左右への風向を制御する。
【０００５】図５は、上記冷房装置の側断面図である。
図５において、参照符号２０は熱交換器であり、吸入口
１２を通して室内ユニット１０内部に流入した室内空気
は、熱交換器２０内部を流れる冷媒により低温状態とな
った熱交換フィンを通過しながら熱交換される。参照符
号２２は送風ファンであって、熱交換器２０で熱交換さ
れて冷却された空気を室内に吐出する。
図５において、参照符号２０は熱交換器であり、吸入口
１２を通して室内ユニット１０内部に流入した室内空気
は、熱交換器２０内部を流れる冷媒により低温状態とな
った熱交換フィンを通過しながら熱交換される。参照符
号２２は送風ファンであって、熱交換器２０で熱交換さ
れて冷却された空気を室内に吐出する。
【０００６】図６は、従来の空気調和機における風向調
整羽根駆動装置の制御系を示すブロック図である。
整羽根駆動装置の制御系を示すブロック図である。
【０００７】図６において参照符号３０は、運転選択部
であって、通常キーマトリクスから構成され、使用者の
制御命令を所定信号に変換して出力する。参照符号３２
は制御部であり、運転選択部３０を通して入力される使
用者の制御命令にしたがって所定の駆動信号を出力す
る。参照符号３４はファン駆動部であって、制御部３２
からの所定駆動信号を入力されて図５に示す送風ファン
２２を駆動させる。参照符号３６は、風向調整羽根駆動
部であって、制御部３２からの所定駆動信号を入力され
て風向調整羽根を駆動させる。ここで、上記制御部３２
から出力される所定駆動信号は所定の周波数を有するパ
ルス信号であり、風向調整羽根は横調整羽根１６と縦調
整羽根１８とからなる。また、上記風向調整羽根駆動部
３６は制御部３２からの所定駆動信号により動作し、上
記風向調整羽根を駆動するモータ（図示せず）を含む。
なお、ここでは説明の便宜上、空気調和機において通常
使用される“ステップモータ”を例にとって説明する。
であって、通常キーマトリクスから構成され、使用者の
制御命令を所定信号に変換して出力する。参照符号３２
は制御部であり、運転選択部３０を通して入力される使
用者の制御命令にしたがって所定の駆動信号を出力す
る。参照符号３４はファン駆動部であって、制御部３２
からの所定駆動信号を入力されて図５に示す送風ファン
２２を駆動させる。参照符号３６は、風向調整羽根駆動
部であって、制御部３２からの所定駆動信号を入力され
て風向調整羽根を駆動させる。ここで、上記制御部３２
から出力される所定駆動信号は所定の周波数を有するパ
ルス信号であり、風向調整羽根は横調整羽根１６と縦調
整羽根１８とからなる。また、上記風向調整羽根駆動部
３６は制御部３２からの所定駆動信号により動作し、上
記風向調整羽根を駆動するモータ（図示せず）を含む。
なお、ここでは説明の便宜上、空気調和機において通常
使用される“ステップモータ”を例にとって説明する。
【０００８】このように構成された従来の空気調和機
は、使用者が運転選択部３０の運転ボタンを押すことに
より動作を説明する。上記空気調和機が動作を開始する
と、制御部３２はファン駆動部３４へ所定の駆動信号を
出力し、ファン駆動部３４は上記駆動信号に基づいて送
風ファン２２を駆動させる。
は、使用者が運転選択部３０の運転ボタンを押すことに
より動作を説明する。上記空気調和機が動作を開始する
と、制御部３２はファン駆動部３４へ所定の駆動信号を
出力し、ファン駆動部３４は上記駆動信号に基づいて送
風ファン２２を駆動させる。
【０００９】すると、吸入口１２を通して室内ユニット
１０内部に流入した室内空気は、熱交換器２０を介して
熱交換されて冷却された後、送風ファン２２により吐出
口１４を介して室内に吐出される。また、制御部３２は
所定のモータ駆動信号を上記風向調整羽根駆動部３６に
出力する。
１０内部に流入した室内空気は、熱交換器２０を介して
熱交換されて冷却された後、送風ファン２２により吐出
口１４を介して室内に吐出される。また、制御部３２は
所定のモータ駆動信号を上記風向調整羽根駆動部３６に
出力する。
【００１０】ここで、上記モータ駆動信号は、風向調整
羽根駆動部３６のステップモータを駆動させるための所
定周波数のパルス信号である。
羽根駆動部３６のステップモータを駆動させるための所
定周波数のパルス信号である。
【００１１】風向調整羽根駆動部３６のステップモータ
は、使用者の風向調整選択に応じて制御部３２から出力
される所定周波数のパルス信号により動作すなわち回転
し、上記ステップモータの動作により横調整羽根１６ま
たは縦調整羽根１８が駆動される。
は、使用者の風向調整選択に応じて制御部３２から出力
される所定周波数のパルス信号により動作すなわち回転
し、上記ステップモータの動作により横調整羽根１６ま
たは縦調整羽根１８が駆動される。
【００１２】このようにして、送風ファン２２により吐
出口１４へ吐出される空気は、横調整羽根１６または縦
調整羽根１８により風向を規制されながら室内へ吐出さ
れる。
出口１４へ吐出される空気は、横調整羽根１６または縦
調整羽根１８により風向を規制されながら室内へ吐出さ
れる。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の装置においては、制御部３２から風向調整
羽根駆動部３６に出力される信号すなわちパルス信号の
周波数は一定であった。
ごとき従来の装置においては、制御部３２から風向調整
羽根駆動部３６に出力される信号すなわちパルス信号の
周波数は一定であった。
【００１４】従って、温度変化のような外部からの影響
により上記風向調整羽根が撓み、また、風向調整羽根間
にごみのような異物が付着すると、上記風向調整羽根が
正確に回転できず、使用者の望む通り風向を調整できな
いという問題点があった。
により上記風向調整羽根が撓み、また、風向調整羽根間
にごみのような異物が付着すると、上記風向調整羽根が
正確に回転できず、使用者の望む通り風向を調整できな
いという問題点があった。
【００１５】言い換れば、上記風向調整羽根が撓み、ま
た、風向調整羽根間にごみのごとき異物が付着すると、
負荷は増加するが、制御部３２から出力される駆動パル
スの周波数は常に一定であるため、ステップモータのト
ルクも一定となり、従って、上記風向調整羽根を正確に
駆動することは困難であった。
た、風向調整羽根間にごみのごとき異物が付着すると、
負荷は増加するが、制御部３２から出力される駆動パル
スの周波数は常に一定であるため、ステップモータのト
ルクも一定となり、従って、上記風向調整羽根を正確に
駆動することは困難であった。
【００１６】本発明は、上記のごとき従来の問題点を解
決するためなされたものであって、上記風向調整羽根を
常に正確に駆動させることができる方法および装置を提
供することにその目的がある。
決するためなされたものであって、上記風向調整羽根を
常に正確に駆動させることができる方法および装置を提
供することにその目的がある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による風向調整羽根駆動方法は、風向調整羽根
を所定量駆動させて、所要時間を測定する時間測定段階
と、この時間測定段階で測定された所要時間と基準時間
とを比較し、所要時間が基準時間を超過する場合には、
上記風向調整羽根の駆動力を増加させ、一方、所要時間
が基準時間以下の場合には、正常な駆動力により風向調
整羽根を駆動する駆動段階とからなる。
に本発明による風向調整羽根駆動方法は、風向調整羽根
を所定量駆動させて、所要時間を測定する時間測定段階
と、この時間測定段階で測定された所要時間と基準時間
とを比較し、所要時間が基準時間を超過する場合には、
上記風向調整羽根の駆動力を増加させ、一方、所要時間
が基準時間以下の場合には、正常な駆動力により風向調
整羽根を駆動する駆動段階とからなる。
【００１８】また、本発明による風向調整羽根駆動装置
は、使用者の制御命令を所定の信号に変換して出力する
運転選択手段と、室内から空気調和機の室内ユニットに
吸入された後、室内側熱交換器で熱交換の行なわれた空
気を再び室内に吐出させるファン駆動手段と、風向調整
羽根を駆動し、このファン駆動手段により室内に吐出さ
れる空気方向を調整する風向調整羽根駆動手段と、風向
調整羽根が移動する軌跡の所定位置に設置され、風向調
整羽根の移動を感知する位置感知手段と、この位置感知
手段を介して風向調整羽根の移動状態を感知し、風向調
整羽根が所定距離の移動に要した時間を測定した後、基
準時間と比較し、この比較結果に基づいて風向調整羽根
駆動手段の風向調整羽根の駆動力を制御する制御手段と
から構成される。
は、使用者の制御命令を所定の信号に変換して出力する
運転選択手段と、室内から空気調和機の室内ユニットに
吸入された後、室内側熱交換器で熱交換の行なわれた空
気を再び室内に吐出させるファン駆動手段と、風向調整
羽根を駆動し、このファン駆動手段により室内に吐出さ
れる空気方向を調整する風向調整羽根駆動手段と、風向
調整羽根が移動する軌跡の所定位置に設置され、風向調
整羽根の移動を感知する位置感知手段と、この位置感知
手段を介して風向調整羽根の移動状態を感知し、風向調
整羽根が所定距離の移動に要した時間を測定した後、基
準時間と比較し、この比較結果に基づいて風向調整羽根
駆動手段の風向調整羽根の駆動力を制御する制御手段と
から構成される。
【００１９】
【実施例】図１は、本発明による風向調整羽根駆動装置
の制御系のブロック図である。
の制御系のブロック図である。
【００２０】図１において、参照符号３０は使用者の制
御命令を所定信号に変換して出力する運転選択部であ
る。参照符号３４は、室内から空気調和機の室内ユニッ
ト内に吸入された空気を熱交換器で熱交換した後再び室
内に吐出させるファン駆動部である。参照符号３６は横
調整羽根１６と縦調整羽根１８を駆動して、ファン駆動
部３４により室内に吐出される空気の風向を調整する風
向調整羽根駆動部であり、参照符号４０は上記風向調整
羽根の移動軌跡内の所定位置に設置され、上記風向調整
羽根の移動位置を感知する位置感知部である。参照符号
４２は、位置感知部４０を介して上記風向調整羽根の移
動状態を感知し、上記風向調整羽根の所定距離移動時間
の測定後、基準時間と比較し、上記比較状態により風向
調整羽根駆動部３６の風向調整羽根駆動力を制御する制
御部である。
御命令を所定信号に変換して出力する運転選択部であ
る。参照符号３４は、室内から空気調和機の室内ユニッ
ト内に吸入された空気を熱交換器で熱交換した後再び室
内に吐出させるファン駆動部である。参照符号３６は横
調整羽根１６と縦調整羽根１８を駆動して、ファン駆動
部３４により室内に吐出される空気の風向を調整する風
向調整羽根駆動部であり、参照符号４０は上記風向調整
羽根の移動軌跡内の所定位置に設置され、上記風向調整
羽根の移動位置を感知する位置感知部である。参照符号
４２は、位置感知部４０を介して上記風向調整羽根の移
動状態を感知し、上記風向調整羽根の所定距離移動時間
の測定後、基準時間と比較し、上記比較状態により風向
調整羽根駆動部３６の風向調整羽根駆動力を制御する制
御部である。
【００２１】図２は、本発明による風向調整羽根駆動装
置の一実施例を示す空気調和機の室内ユニット１０の拡
大側断面図である。
置の一実施例を示す空気調和機の室内ユニット１０の拡
大側断面図である。
【００２２】図２によれば、吐出口１４の前面には横調
整羽根１６が上下に回転可能に設置されており、吐出口
１４の内側には少なくとも１つ以上の縦調整羽根１８が
左右へ回転可能に設けられている。
整羽根１６が上下に回転可能に設置されており、吐出口
１４の内側には少なくとも１つ以上の縦調整羽根１８が
左右へ回転可能に設けられている。
【００２３】また、横調整羽根１６の下側と上側には位
置感知装置が設けられている。すなわち、横調整羽根１
６の下側と上側にはそれぞれ第１及び第２スイッチ５
１，５３が設置されている。なお、第１及び第２スイッ
チ５１，５３は、横調整羽根１６が下側および上側へそ
れぞれ回転する際、横調整羽根１６により動作（オンま
たはオフ）可能となる位置に設置されている。
置感知装置が設けられている。すなわち、横調整羽根１
６の下側と上側にはそれぞれ第１及び第２スイッチ５
１，５３が設置されている。なお、第１及び第２スイッ
チ５１，５３は、横調整羽根１６が下側および上側へそ
れぞれ回転する際、横調整羽根１６により動作（オンま
たはオフ）可能となる位置に設置されている。
【００２４】図３は、本発明による風向調整羽根駆動方
法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
図３に示すように、本発明による風向調整羽根駆動方法
は、風向調整羽根を所定量駆動した後、所要時間ｔ１を
測定する時間測定段階と、上記時間測定段階で測定され
た所要時間ｔ１と基準時間Ｔｒとを比較し、上記所要時
間ｔ１が基準時間Ｔｒを超過する場合には、上記風向調
整羽根の駆動力を増加させ、上記所要時間が基準時間以
下の場合には、正常な駆動力により上記風向調整羽根を
駆動する駆動段階とからなる。
法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
図３に示すように、本発明による風向調整羽根駆動方法
は、風向調整羽根を所定量駆動した後、所要時間ｔ１を
測定する時間測定段階と、上記時間測定段階で測定され
た所要時間ｔ１と基準時間Ｔｒとを比較し、上記所要時
間ｔ１が基準時間Ｔｒを超過する場合には、上記風向調
整羽根の駆動力を増加させ、上記所要時間が基準時間以
下の場合には、正常な駆動力により上記風向調整羽根を
駆動する駆動段階とからなる。
【００２５】すなわち、先ず、使用者がステップＳ１で
運転選択部３０を操作して空気調和機の運転を開始させ
ると、制御部４２はファン駆動部３４に所定の駆動信号
を出力し、ファン駆動部３４は上記駆動信号に基づいて
送風ファン２２を駆動させる。すると、吸入口１２（図
２参照）を通して室内ユニット１０内部へ流入した室内
空気は熱交換器２０（図２参照）で熱交換が行われ冷却
された後、送風ファン２２により図２のように吐出口１
４から吐出される。
運転選択部３０を操作して空気調和機の運転を開始させ
ると、制御部４２はファン駆動部３４に所定の駆動信号
を出力し、ファン駆動部３４は上記駆動信号に基づいて
送風ファン２２を駆動させる。すると、吸入口１２（図
２参照）を通して室内ユニット１０内部へ流入した室内
空気は熱交換器２０（図２参照）で熱交換が行われ冷却
された後、送風ファン２２により図２のように吐出口１
４から吐出される。
【００２６】また、ステップＳ３で制御部４２は風向調
整羽根駆動ルーチンであるかを判断する。すなわち、使
用者により選択された運転状態が上記風向調整羽根を駆
動すべき状態であるかを判断する。
整羽根駆動ルーチンであるかを判断する。すなわち、使
用者により選択された運転状態が上記風向調整羽根を駆
動すべき状態であるかを判断する。
【００２７】上記ステップＳ３での判断の結果、風向調
整羽根駆動ルーチンが選択されていない場合には、ステ
ップＳ４で使用者により選択されたモードにより空気調
和機を運転する。一方、風向調整羽根駆動ルーチンが選
択されていれば、ステップＳ５に移行する。
整羽根駆動ルーチンが選択されていない場合には、ステ
ップＳ４で使用者により選択されたモードにより空気調
和機を運転する。一方、風向調整羽根駆動ルーチンが選
択されていれば、ステップＳ５に移行する。
【００２８】ステップＳ５では第１スイッチ５１がオン
されたかを判断する。その判断の結果、第１スイッチ５
１がオンされていない場合にはステップＳ６に移行し、
第１スイッチ５１がオンされている場合にはステップＳ
７に移行する。
されたかを判断する。その判断の結果、第１スイッチ５
１がオンされていない場合にはステップＳ６に移行し、
第１スイッチ５１がオンされている場合にはステップＳ
７に移行する。
【００２９】上記ステップＳ６で制御部４２は風向調整
羽根駆動部３６に横調整羽根１６（または縦調整羽根１
８）を駆動するためのパルス信号を出力する。
羽根駆動部３６に横調整羽根１６（または縦調整羽根１
８）を駆動するためのパルス信号を出力する。
【００３０】上記風向調整羽根駆動部３６は、上記パル
ス信号に基づいてステップモータ（図示せず）を動作
（または回転）させ、横調整羽根１６または縦調整羽根
１８を駆動または回転させる。
ス信号に基づいてステップモータ（図示せず）を動作
（または回転）させ、横調整羽根１６または縦調整羽根
１８を駆動または回転させる。
【００３１】上記制御部４２はステップＳ６で風向調整
羽根駆動部３６にパルス信号を出力するとともに、ステ
ップＳ５に戻って第１スイッチ５１がオンされたかを続
けて判断する。
羽根駆動部３６にパルス信号を出力するとともに、ステ
ップＳ５に戻って第１スイッチ５１がオンされたかを続
けて判断する。
【００３２】一方、上記ステップＳ５での判断の結果、
第１スイッチ５１がオンされている場合には、ステップ
Ｓ７において、制御部４２は風向調整羽根駆動部３６に
パルス信号を出力し、風向調整羽根駆動部３６は制御部
４２からのパルス信号に基づいてステップモータ（図示
せず）を駆動し、横調整羽根１６または縦調整羽根１８
を回転させる。これと同時に、制御部４２はタイマー
（通常は制御部に内装されている）を駆動させる。
第１スイッチ５１がオンされている場合には、ステップ
Ｓ７において、制御部４２は風向調整羽根駆動部３６に
パルス信号を出力し、風向調整羽根駆動部３６は制御部
４２からのパルス信号に基づいてステップモータ（図示
せず）を駆動し、横調整羽根１６または縦調整羽根１８
を回転させる。これと同時に、制御部４２はタイマー
（通常は制御部に内装されている）を駆動させる。
【００３３】その後、ステップＳ９に移行して第２スイ
ッチ５３がオンされたかを判断する。上記ステップＳ９
での判断の結果、第２スイッチ５３がオンされていない
場合には引き続いてステップＳ７に戻り、一方、第２ス
イッチ５３がオンされている場合にはステップＳ１１に
移行する。
ッチ５３がオンされたかを判断する。上記ステップＳ９
での判断の結果、第２スイッチ５３がオンされていない
場合には引き続いてステップＳ７に戻り、一方、第２ス
イッチ５３がオンされている場合にはステップＳ１１に
移行する。
【００３４】上記ステップＳ１１において、ステップＳ
７で駆動され始めたタイマーの駆動を停止させ、第１ス
イッチ５１が動作開始する時から第２スイッチ５３が動
作する時までの時間を所定時間ｔ１として判断する。
７で駆動され始めたタイマーの駆動を停止させ、第１ス
イッチ５１が動作開始する時から第２スイッチ５３が動
作する時までの時間を所定時間ｔ１として判断する。
【００３５】その後、ステップＳ１３に移行してステッ
プＳ１１で判断された所要時間ｔ１を基準時間Ｔｒと比
較する。ここで、基準時間Ｔｒは風向調整羽根が正常に
駆動された時の所要時間であって、その値は使用者また
は空気調和機の製作者により予め設定されている。
プＳ１１で判断された所要時間ｔ１を基準時間Ｔｒと比
較する。ここで、基準時間Ｔｒは風向調整羽根が正常に
駆動された時の所要時間であって、その値は使用者また
は空気調和機の製作者により予め設定されている。
【００３６】上記ステップＳ１３での判断の結果、所要
時間ｔ１が基準時間Ｔｒより大きいと、ステップＳ１５
に移行して風向調整羽根の駆動力を増加させる。すなわ
ち、上記制御部４２は、所要時間ｔ１が基準時間Ｔｒよ
り大きいと、上記風向調整羽根にねじれが生じている
か、または風向調整羽根間に異物が付着したと判断し、
駆動パルス周波数を低下させることにより駆動力を増加
させる。
時間ｔ１が基準時間Ｔｒより大きいと、ステップＳ１５
に移行して風向調整羽根の駆動力を増加させる。すなわ
ち、上記制御部４２は、所要時間ｔ１が基準時間Ｔｒよ
り大きいと、上記風向調整羽根にねじれが生じている
か、または風向調整羽根間に異物が付着したと判断し、
駆動パルス周波数を低下させることにより駆動力を増加
させる。
【００３７】もし、ステップＳ１３での判断の結果、所
要時間ｔ１が基準時間Ｔｒと同一または小さい場合に
は、上記風向調整羽根の状態が正常であると判断して駆
動力を通常の状態に保持せしめる（ステップＳ１６）。
要時間ｔ１が基準時間Ｔｒと同一または小さい場合に
は、上記風向調整羽根の状態が正常であると判断して駆
動力を通常の状態に保持せしめる（ステップＳ１６）。
【００３８】ステップＳ１７において、ステップＳ１５
またはＳ１６で決定された駆動力により、横調整羽根１
６または縦調整羽根１８を駆動させる。
またはＳ１６で決定された駆動力により、横調整羽根１
６または縦調整羽根１８を駆動させる。
【００３９】このように、上記送風ファン２２により吐
出口１４から吐出される空気は、横調整羽根１６または
縦調整羽根１８により風向が調整されながら室内に吐出
される。
出口１４から吐出される空気は、横調整羽根１６または
縦調整羽根１８により風向が調整されながら室内に吐出
される。
【００４０】なお、上記実施例では室内ユニットの吐出
口１４下側と上側にそれぞれ第１及び第２スイッチ５
１，５３を設けた場合について述べたが、下側または上
側のいずれか一方にスイッチを設けてもよい。
口１４下側と上側にそれぞれ第１及び第２スイッチ５
１，５３を設けた場合について述べたが、下側または上
側のいずれか一方にスイッチを設けてもよい。
【００４１】この場合には、図３のステップＳ９におい
て第１スイッチがオンされたかを判断するようになる。
すなわち、風向調整羽根が１回往復したかを判断し、ス
テップＳ７及びＳ１１において上記風向調整羽根が１回
往復するのに要した時間を測定した後、ステップＳ１３
で基準時間と比較する。この際の基準時間は、上記の実
施例における基準時間Ｔｒよりは当然長くなる。
て第１スイッチがオンされたかを判断するようになる。
すなわち、風向調整羽根が１回往復したかを判断し、ス
テップＳ７及びＳ１１において上記風向調整羽根が１回
往復するのに要した時間を測定した後、ステップＳ１３
で基準時間と比較する。この際の基準時間は、上記の実
施例における基準時間Ｔｒよりは当然長くなる。
【００４２】以上、本発明の実施例について説明した
が、種々の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱するこ
となく明らかに実施できることは当業者にとって明らか
であろう。
が、種々の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱するこ
となく明らかに実施できることは当業者にとって明らか
であろう。
【００４３】例えば、上記説明においては、風向調整羽
根の位置を感知するため、スイッチを使用したが、スイ
ッチ以外のセンサを用いて風向調整羽根の位置を感知し
てもよい。
根の位置を感知するため、スイッチを使用したが、スイ
ッチ以外のセンサを用いて風向調整羽根の位置を感知し
てもよい。
【００４４】また、上記の実施例においては、上記風向
調整羽根の位置感知のためのスイッチを設ける位置を具
体的に図示したが、本発明の技術的思想によれば、上記
スイッチの設置位置に限定されないことは明らかであろ
う。
調整羽根の位置感知のためのスイッチを設ける位置を具
体的に図示したが、本発明の技術的思想によれば、上記
スイッチの設置位置に限定されないことは明らかであろ
う。
【００４５】更に、上記の実施例においては、風向調整
羽根の位置を感知するためのスイッチを横調整羽根の下
側と上側に設けた場合についてのみ説明したが、縦調整
羽根の左側と右側に設けることもでき、横調整羽根の上
下側と縦調整羽根の左右側に同時に設置することもでき
る。
羽根の位置を感知するためのスイッチを横調整羽根の下
側と上側に設けた場合についてのみ説明したが、縦調整
羽根の左側と右側に設けることもでき、横調整羽根の上
下側と縦調整羽根の左右側に同時に設置することもでき
る。
【００４６】また、上記実施例ではステップモータを使
用する場合を例にとって説明したが、その他のモータを
使用してもよい。この場合には、上記モータの駆動力を
制御する方法が、使用されるモータの特性により変化す
ることは勿論である。
用する場合を例にとって説明したが、その他のモータを
使用してもよい。この場合には、上記モータの駆動力を
制御する方法が、使用されるモータの特性により変化す
ることは勿論である。
【００４７】
【発明の効果】上述のように本発明による風向調整羽根
駆動方法および装置によれば、風向調整羽根の駆動を正
確に行うことにより、使用者の望む通りの風向に制御す
ることができる。
駆動方法および装置によれば、風向調整羽根の駆動を正
確に行うことにより、使用者の望む通りの風向に制御す
ることができる。
【図１】本発明による風向調整羽根駆動装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の説明のための空気調和機の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図３】本発明に基づく駆動方法の一実施例の説明のた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図４】従来の冷房装置の室内ユニットの斜視図であ
る。
る。
【図５】図４の装置の側断面図である。
【図６】従来の空気調和機における風向調整羽根駆動装
置の制御系のブロック図である。
置の制御系のブロック図である。
３０ 運転選択部 ３４ ファン駆動部 ３６ 風向調整羽根駆動部 ４０ 位置感知部 ４２ 制御部
Claims (9)
- 【請求項１】 使用者の選択により制御手段から所定の
駆動信号を出力し、前記駆動信号によりモータが作動し
風向調整羽根を駆動させることによって、吐出口から吐
出される風向を制御する空気調和機の風向調整羽根駆動
方法において、前記風向調整羽根を所定量駆動させて所
要時間を測定する時間測定段階と、前記時間測定段階で
測定された所要時間と基準時間とを比較し、前記所要時
間が基準時間を超過する場合には、上記風向調整羽根の
駆動力を増加させ、前記所要時間が基準時間以下の場合
には、正常な駆動力により上記風向調整羽根を駆動する
駆動段階とからなる風向調整羽根駆動方法。 - 【請求項２】 前記時間測定段階は、前記風向調整羽根
が一側方向から他側方向へ移動するのに要する時間を測
定する段階である請求項１記載の風向調整羽根駆動方
法。 - 【請求項３】 前記風向調整羽根の所要時間の測定は、
前記風向調整羽根が移動する軌跡内の両側にそれぞれ第
１及び第２位置感知手段を設置し、前記風向調整羽根が
第１位置感知手段の設置位置から第２位置感知手段の設
置位置までの移動時間を測定することからなる請求項１
または請求項２記載の風向調整羽根駆動方法。 - 【請求項４】 前記時間測定段階は、前記風向調整羽根
が一側方向から他側方向へ移動した後、再び一側方向へ
戻るのに要する時間を測定する段階である請求項１記載
の風向調整羽根駆動方法。 - 【請求項５】 前記風向調整羽根の所要時間の測定は、
前記風向調整羽根が移動する軌跡内に位置感知手段を設
置し、前記風向調整羽根が位置感知手段の設置位置から
再び位置感知手段の設置位置まで復帰する時間を測定す
ることからなる請求項１または請求項４記載の風向調整
羽根駆動方法。 - 【請求項６】 前記風向調整羽根の駆動力の制御は、上
記風向調整羽根を駆動するモータをステップモータと
し、前記ステップモータに入力される駆動パルスの周波
数を制御することにより行なわれる請求項１記載の風向
調整羽根駆動方法。 - 【請求項７】 使用者の制御命令を所定の信号に変換し
て出力する運転選択手段と、室内から空気調和機の室内
ユニットに吸入された後、室内側熱交換器で熱交換の行
なわれた空気を再び室内に吐出させるファン駆動手段
と、風向調整羽根を駆動して前記ファン駆動手段により
室内に吐出される空気の方向を調整する風向調整羽根駆
動手段と、前記風向調整羽根が移動する軌跡の所定位置
に設置され、前記風向調整羽根の移動を感知する位置感
知手段と、前記位置感知手段によって前記風向調整羽根
の移動状態を感知し、前記風向調整羽根が所定距離の移
動に要する所要時間を測定する時間測定手段と、前記時
間測定手段で測定された前記所要時間と基準時間とを比
較し、前記所要時間が前記基準時間を超過する場合に
は、前記風向調整羽根の駆動力を増加させ、前記所要時
間が前記基準時間以下の場合には、正常な駆動力により
前記風向調整羽根を駆動するように駆動力を制御する制
御手段とから構成された空気調和機の風向調整羽根駆動
装置。 - 【請求項８】 前記位置感知手段は、前記風向調整羽根
が移動して接触可能な位置の両側にそれぞれ設けられた
第１および第２位置感知手段を含む請求項７記載の空気
調和機の風向調整羽根駆動装置。 - 【請求項９】 前記位置感知手段は、前記風向調整羽根
が移動して接触可能な位置の一側に設けられた請求項７
記載の空気調和機の風向調整羽根駆動装置。
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|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0710179Y2 (ja) * | 1989-03-31 | 1995-03-08 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の風向制御装置 |
| US5072878A (en) * | 1989-07-31 | 1991-12-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
| JPH03247943A (ja) * | 1990-02-26 | 1991-11-06 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機の風向制御装置 |
| KR920016791A (ko) * | 1991-02-01 | 1992-09-25 | 이헌조 | 에어콘의 루버위치 및 팬속도 조절회로 |
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| JP3187087B2 (ja) * | 1991-09-19 | 2001-07-11 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の制御装置 |
| GB2260831B (en) * | 1991-10-18 | 1995-02-15 | Toshiba Kk | Air conditioning apparatus having louver for changing the direction of air into room |
| JPH05180504A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
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- 1993-06-17 KR KR1019930011142A patent/KR0149185B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-06-15 US US08/260,906 patent/US5456633A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-17 IT ITRM940395A patent/IT1272289B/it active IP Right Grant
- 1994-06-17 ES ES09401323A patent/ES2123351B1/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-17 CN CN94106804A patent/CN1038064C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-17 JP JP6135469A patent/JP2655590B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| IT1272289B (it) | 1997-06-16 |
| JPH0719573A (ja) | 1995-01-20 |
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