JP2901558B2 - 緊急通報用携帯端末装置 - Google Patents

緊急通報用携帯端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等の作業者が
携帯し、緊急時にスイッチの押下、または動作停止によ
り緊急信号を発報することで、第三者に緊急を通報し、
迅速な救助の支援を行う装置に関し、特に、夜間の、作
業者が少ない時の緊急事態発生時における救出活動を支
援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、このような従来の緊急通報用携
帯端末装置の構成を示すブロック図である。
【0003】図3に示すように、従来の緊急通報端末に
おいては、携帯者の動作停止検出を行う為のベアリング
スイッチを一つ内蔵し、このスイッチのオン、オフによ
るチャタリングを検出することにより、携帯者の動きを
検知し、携帯者の動作が停止してから一定時間たつと緊
急信号の発報予告動作を行い、更に一定時間たつと緊急
信号を発報するようになっている。
【0004】また、他の例としては、動作検出用のセン
サーに振り子式の歩数計を使用して、一定方向の動きの
みを検出するものもある。
【0005】また、特開平4−188300号公報に
は、腕に装着する異常信号送出装置が開示されており、
携帯者の姿勢変化に伴う動きを検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、携帯者が机上での作業を行った場合、動作停
止中と判断し、緊急信号発報予告を行うため、そのたび
に、携帯者がリセットボタンを押下することが必要とな
り、携帯者にとってわずらわしく、かつ誤報が生じやす
いという解決すべき課題がある。
【0007】[発明の目的]本発明の目的は、携帯者
が、机上作業中のような、動作停止中であっても、緊急
信号の誤発信がなく、また、携帯者にリセットの手間を
かけることがない緊急通報用携帯端末装置及び緊急通報
システムを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、緊急信号発信手段を持つ携帯
端末装置において、上記携帯端末装置を携帯する携帯者
の動きを検出するセンサと、前記携帯者の傾きを検出す
るセンサとを備え、前記携帯者の傾き状態と動作状態に
応じて、前記携帯端末装置からの緊急信号発報予告まで
の時間を可変として制御する手段を有する緊急通報用携
帯端末装置であって、 上記携帯端末装置は、振動により
転がり、平な底面と、側面との接点となる金属製のベア
リングを有し人体が動くことでON/OFFするスイッ
チ1と、底面が一定角度の傾斜を持ち、この角度以上に
人体が傾くことにより、金属製ベアリングが転がり、側
面と底面の接点となりON/OFFするスイッチ2と、
スイッチ1のON/OFF回数をカウントし、一定数カ
ウントすると次段のタイマーをリセットする動作検出部
と、常時動作し、前段の動作検出部からのリセット信号
を受けるとリセットされ、再度始めからカウントするタ
イマー部と、上記スイッチ2がONかOFFかを判断
し、タイマー部に対しタイマー値を変更する信号を送出
する傾き検出部と、上記タイマーからのタイムアウト信
号により、緊急信号の発報予告のため表現部を制御、且
つ発報予告後、携帯者のリセット動作が一定時間無かっ
た場合、発報を行うために無線部を制御する制御部と、
を有することを特徴とする緊急通報用携帯端末装置、
提供するものである。
【0009】本発明は、上記課題を解決するための手段
として、携帯端末装置に、携帯者の傾き検出用のセンサ
としてのベアリングスイッチを追加内蔵することで、携
帯者の傾きを検出し、傾きによって緊急信号発報予告ま
での時間を可変とする回路を設けた。
【0010】すなわち、動作検出用のベアリングスイッ
チに加えて、傾き検出用のベアリングスイッチを追加す
ることで、人体の傾きにより緊急信号を発報するまでの
時間を可変とする手段を備えたものである。
【0011】より具体的には、本発明は、振動により転
がり、平な底面と、側面との接点となる金属製のベアリ
ングを有し人体が動く事でON/OFFするスイッチ1
(図2の1F)と、底面が一定角度の傾斜を持ち、この
角度以上に人体が傾くことにより、金属製ベアリングが
転がり、側面と底面の接点となりON/OFFするスイ
ッチ2(図2の2F)と、スイッチ1のON/OFF回
数をカウントし、一定数カウントすると次段のタイマー
をリセットする動作検出部(図2の1E)と、常時動作
し、前段の動作検出部からのリセット信号を受けるとリ
セットされ、再度始めからカウントするタイマー部(図
2のD)と、スイッチ2がONかOFFかを判断し、タ
イマー部に対しタイマー値を変更する信号を送出する傾
き検出部(図2の2E)と、タイマーからのタイムアウ
ト信号により、緊急信号の発報予告のため表現部を制
御、且つ発報予告後、携帯者のリセット動作が一定時間
無かった場合発報を行うために無線部(図2のA)を制
御する制御部(図2のB)と、を有する。
【0012】[作用]本発明によれば、緊急通報用携帯
端末装置は、従来のように、単に携帯者の動きが停止し
た場合を検知するだけでなく、携帯者の傾きを検出する
ことにによって、携帯者が立っているのか、座っている
のか、倒れているのかを検知することができるため、携
帯者が机に向かっているような場合に、緊急信号の発報
予告をすることがなくなり、携帯者によるリセットも不
要となる。
【0013】また、携帯者が転倒し、気を失う等の緊急
スイッチを押す動作ができない場合でも緊急信号の発報
が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
[1]構成の説明 次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、基地局装置(図1のB1)、中継装置TRX(図1
のC1)、中継装置RX(図1のD1)、緊急信号発信
手段を持つ携帯端末装置(図1のA1)で構成される。
【0016】端末Aにおいて緊急スイッチの押下、また
は携帯者の動作が停止し、一定時間たつと緊急信号を自
動発報するための予告動作に入り、さらに一定時間の間
リセットに必要な動作が無かった場合、緊急信号の発報
を行う。
【0017】その緊急信号が中継装置RX(図1のD
1)で受信され、有線で中継装置TRX(図1のC1)
に送られた後、基地局からのポーリング時に基地局まで
送出され、基地局で表示される。
【0018】図2は、携帯端末装置(図1のA1)の構
成を示すブロック図である。
【0019】図2に示すように、本実施例は、振動によ
り転がり、平な底面と、側面との接点となる金属製のベ
アリングを有し人体が動く事でON/OFFするスイッ
チ1(図2の1F)と、底面が一定角度の傾斜を持ち、
この角度以上に人体が傾くことにより、金属製ベアリン
グが転がり、側面と底面の接点となりON/OFFする
スイッチ2(図2の2F)と、スイッチ1のON/OF
F回数をカウントし、一定数カウントすると次段のタイ
マーをリセットする動作検出部(図2の1E)と、常時
動作し、前段の動作検出部からのリセット信号を受ける
とリセットされ、再度始めからカウントするタイマー部
(図2のD)と、スイッチ2がONかOFFかを判断
し、タイマー部に対しタイマー値を変更する信号を送出
する傾き検出部(図2の2E)と、タイマーからのタイ
ムアウト信号により、緊急信号の発報予告のため表現部
を制御、且つ発報予告後、携帯者のリセット動作が一定
時間無かった場合発報を行うために無線部(図2のA)
を制御する制御部(図2のB)と、を有する。
【0020】[2]動作の説明 次に、本発明の実施例の動作について、図2を参照して
詳細に説明する。
【0021】図2の1Fは、携帯者の動作停止を検出す
るためのベアリングスイッチであり、動作検出部(1
E)によりスイッチ1(1F)のチャタリングをカウン
トする事で動作停止を検出している。
【0022】これにスイッチ2(2F)、及び傾き検出
部(2E)を追加し、スイッチ2(2F)の状態によ
り、携帯者が立っている状態、座っている状態、倒れて
いる状態の検出を、傾き検出部(2E)または制御部
(B)で行い、動作検出部1Eにおけるチャタリングの
カウント数(図5のタイマーカウント1、タイマーカウ
ント2)を切り替える事で、緊急信号発報予告までのタ
イムアウト時間を可変とし、机上作業等の静止状態にお
ける緊急信号発報予告動作のリセットスイッチ押下、及
び緊急信号誤発報の低減を可能としている。
【0023】なお、緊急信号発報予告までのタイムアウ
ト時間は、携帯者が静止中であっても、傾き検出部2E
により、携帯者が立っているか、座っていると判断され
た場合は、携帯者が倒れていると判定された場合よりも
長くなるようにする。
【0024】通常の携帯者が動作している時には、動作
検出部(図2の1E)がスイッチ1(図2の1F)のチ
ャタリングをカウントし、一定カウント後、タイマー部
(図2のD)のリセットを行う。このカウント数を変更
する事で、動作検出の感度を変える事が可能である。
【0025】タイマー部(図2のD)は、電源投入後、
常時動き続け、動作検出部(図2の1E)からのリセッ
トの入力が無かった場合、制御部(図2のB)に対し、
緊急信号発報予告のための信号を送出する。
【0026】このタイマー部(図2のD)はタイマー値
可変スイッチ(図2のG)の状態により、タイマー値を
可変とし、制御部(図2のB)への緊急信号発報予告の
ための信号を送出するまでの時間を変える事ができる。
【0027】タイマー値可変スイッチ(図2のG)はス
イッチ2(図2の2F)のON/OFFを検出する傾き
検出部(図2の2E)からの信号で切り替わる。
【0028】また、図4は、傾き検出スイッチの動作と
動作検出スイッチ及びタイマー部信号パターンの図であ
る。
【0029】また、図5は、緊急信号が発報されるまで
のフローの図である。
【0030】
【発明の効果】第1の効果は、人体の傾きにより緊急信
号の発報予告までの時間が可変可能であり、携帯者が倒
れているわけでなく、単に静止しているような状態に
は、緊急信号の発報予告までの時間を長くすることがで
きる。これにより、これまでの携帯者のリセット動作が
低減できるようになる。
【0031】その理由は、傾き検出用のスイッチを追加
し、傾いているかどうかによりタイマー部に対しタイマ
ー値の変更の為の信号を送出でき、携帯者が倒れている
わけでなく、単に静止しているような状態には、緊急信
号の発報予告までの時間を長くすることができるからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、緊急通報システムの全体の概略
ブロック図である。
【図2】本発明に係る、傾き検出スイッチを追加した緊
急信号端末のブロック図である。
【図3】従来の緊急信号端末のブロック図である。
【図4】本発明に係る、傾き検出スイッチの動作と動作
検出スイッチ及びタイマー部信号パターンの図である。
【図5】本発明に係る、緊急信号が発報されるまでのフ
ローの図である。
【符号の説明】
A1 緊急システムにおける携帯端末装置 B1 緊急システムにおける基地局装置 C1 緊急システムにおける中継装置TRX D1 緊急システムにおける中継装置RX A 無線部 B 制御部 C リセット入力 D タイマー部 1E 動作検出部 1F ベアリングスイッチ1 2E 傾き検出部 2F ベアリングスイッチ2 G タイマー値可変スイッチ A′ 無線部 B′ 制御部 C′ リセット入力 D′ タイマー部 1E′ 動作検出部 1F′ ベアリングスイッチ1

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急信号発信手段を持つ携帯端末装置に
    おいて、 上記携帯端末装置を携帯する携帯者の動きを検出するセ
    ンサと、前記携帯者の傾きを検出するセンサとを備え、
    前記携帯者の傾き状態と動作状態に応じて、前記携帯端
    末装置からの緊急信号発報予告までの時間を可変として
    制御する手段を有する緊急通報用携帯端末装置であっ
    て、 上記携帯端末装置は、 振動により転がり、平な底面と、側面との接点となる金
    属製のベアリングを有し人体が動くことでON/OFF
    するスイッチ1と、 底面が一定角度の傾斜を持ち、この角度以上に人体が傾
    くことにより、金属製ベアリングが転がり、側面と底面
    の接点となりON/OFFするスイッチ2と、 スイッチ1のON/OFF回数をカウントし、一定数カ
    ウントすると次段のタイマーをリセットする動作検出部
    と、 常時動作し、前段の動作検出部からのリセット信号を受
    けるとリセットされ、再度始めからカウントするタイマ
    ー部と、 上記スイッチ2がONかOFFかを判断し、タイマー部
    に対しタイマー値を変更する信号を送出する傾き検出部
    と、 上記タイマーからのタイムアウト信号により、緊急信号
    の発報予告のため表現部を制御、且つ発報予告後、携帯
    者のリセット動作が一定時間無かった場合、発報を行う
    ために無線部を制御する制御部と、を有することを特徴
    とする緊急通報用携帯端末装置。
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JP2002232598A (ja) * 2000-11-15 2002-08-16 Mieko Tsuyusaki 携帯端末装置、情報端末装置及び視聴システム
JP6100228B2 (ja) * 2014-11-28 2017-03-22 株式会社テクノス 活動検知装置

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