JP2901224B2 - シンクの取付構造 - Google Patents

シンクの取付構造

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JP2901224B2 JP5305794A JP5305794A JP2901224B2 JP 2901224 B2 JP2901224 B2 JP 2901224B2 JP 5305794 A JP5305794 A JP 5305794A JP 5305794 A JP5305794 A JP 5305794A JP 2901224 B2 JP2901224 B2 JP 2901224B2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は台所用流し,調理用流
し等の流しにおけるシンクの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
台所用流しにおけるシンクの取付方法として、これをべ
ースキャビネットの上に配置されるカウンターに固定す
る方法、或いはベースキャビネットに対して固定する方
法が従来用いられている。
【0003】前者の方法の場合、カウンターの生産工場
においてシンクをカウンターに固定した上で出荷するこ
ととなるが、この場合梱包が大変であるとともに梱包体
が嵩高いものとなってしまう。
【0004】他方後者の場合、施工現場での取付けが容
易であり、従ってカウンター,シンクを単独で梱包して
輸送でき、梱包が容易で梱包体も嵩張らない利点があ
る。
【0005】ベースキャビネットに対してシンクを取り
付けるための取付構造として、従来図4(イ),(ロ)
に示す構造が知られている。図4中(イ)の取付構造
は、ベースキャビネットの内壁面100にL字状の金具
102をビス等にて固定するとともに、そのL字状金具
102の水平片部にボルト104を上向きに螺合し、そ
してこのボルト104の上端にシンク106のフランジ
108を載せて支持させるとともに、ベースキャビネッ
トの上に載せたカウンター110との間にシール材11
2を詰めて水漏れを防止するようにしたものである。
【0006】また(ロ)の取付構造は、ベースキャビネ
ットの内壁面100に桟木114を固定し、この桟木1
14の上面にシンク106のフランジ108を載せて支
持させ、更にベースキャビネットの上にカウンター11
0を載せて、シンク106のフランジ108との間にシ
ール材112を詰めて水漏れを防止するようにしたもの
である。
【0007】上記(イ)の取付構造は、シンク106の
フランジ肉厚にばらつきがあって高さ調節を必要とする
場合に主に採用され、また後者の(ロ)の取付構造は、
フランジ肉厚がほぼ一定でそのような高さ調節を必要と
しない場合に主に用いられている。
【0008】しかしながら何れの取付構造の場合にも、
シンク106はただ単にボルト104或いは桟木114
により支持されているに過ぎず、ベースキャビネットに
対して物理的に固定されているわけではないので、シン
ク106を配置した後カウンター110を載せて固定作
業を行う等の施工作業中にシンク106が位置ずれを起
すことがある問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、ベースキャビネットの内壁面上端部に、シン
クのフランジを支持する支持部材を固定して該支持部材
上に該フランジの下面を載置するとともに、板状の部材
であって、板面が該フランジの上面に沿って延び、該板
面を該フランジ上面に重ね合せ状態として該フランジを
下向きに押え付ける押え片部と、該押え片部の端より立
ち下がる立下り部と、板面が該支持部材上面に沿って延
び、該板面を該支持部材上面に密着させた状態に該支持
部材に固定される固定片部とを備えた押え具を該支持部
材の上面に固定し、該押え具にて該フランジを該支持部
材に固定したことを特徴とする(請求項1)。
【0010】本願の別の発明は、ベースキャビネットの
前板と後板の各内壁面に、シンクのフランジにおける前
フランジ部及び後フランジ部の左右長さよりも長いバー
状の支持部材を該シンクの配置部において水平方向に配
置固定して、該前フランジ部及び後フランジ部の下面を
それら支持部材の上面に載置するとともに、押え部を備
えた押え具を、それら前,後フランジ部の左右方向外側
において該押え部により該前フランジ部及び後フランジ
部の左右端部を下向きに押え付ける状態に該支持部材に
固定したことを特徴とする(請求項2)。
【0011】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、キャビネットの内壁面に固定した支持部材の上面に
押え具を固定し、この押え具によってシンクのフランジ
の上面を下向きに押え付けるようにしたもので、本発明
によればシンクが押え具によってベースキャビネットに
対し固定された状態となるため、カウンターの固定作業
その他流しの設置・施工作業時等にシンクがベースキャ
ビネットに対して位置ずれを起してしまう恐れが無く、
施工完了状態においてシンクを確実に適正な位置に位置
させることができる。
【0012】請求項2の発明は、長いバー状の支持部材
をベースキャビネットの内壁面に固定してその上にシン
クのフランジを載せるようにし、そしてシンクの前フラ
ンジ部と後フランジ部とを、それらの左右方向外側にお
いて支持部材上に固定した押え具にて下向きに押え付け
るようにしたものである。
【0013】本発明の取付構造は、押え具をフランジの
幅方向外側でなく、フランジの延びる方向の外側におい
て支持部材の上面に固定し、フランジを止め付けるもの
であるため、前フランジ部及び後フランジ部の前端縁及
び後端縁を可及的に前板の内壁面及び後板の内壁面に接
近させることができる。
【0014】尚請求項1,2の取付構造において、上記
押え具を板状の部材にて構成し且つその形態を、支持部
材の上面との間に前記フランジ肉厚分の隙間を形成する
押え部としての押え片部と、該押え片部の端より立ち下
がる立下り部と、該支持部材の上面に密着させられる固
定片部とを有し、該押え片部と立上り部及び支持部材上
面との間に前記フランジの嵌込凹所を形成するととも
に、該立上り部を該フランジの外周端面に当接するスト
ッパ部となすことができる。この場合、押え片部による
下向きの押え付力と立下り部のストッパ作用とで確実に
シンクのフランジを位置決状態に固定できる利点があ
る。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図3は本発明を台所用流しに適用した場合の
例を示したもので、図中10はベースキャビネット、1
2はベースキャビネット10の上に設置されたカウンタ
ー、14はシンク(この例ではステンレスシンク)であ
る。
【0016】ベースキャビネット10は、図1に示して
いるように上端が開放形状をなしている。図1におい
て、16はベースキャビネット10における側板、20
は前板(幕板)、18は後板であり、その前板20と後
板18との各内壁面上端部に、シンク14の左右長さよ
りも長いバー状の桟木(支持部材)22が接着により或
いはビス等により固定され、この桟木22の上面にシン
ク14のフランジ24、具体的には前フランジ部24a
及び後フランジ部24bが夫々載置されている。
【0017】そしてこれら前フランジ部24aと後フラ
ンジ部24bとが、押え金具(押え具)26によって桟
木22に固定されている。これら押え金具26は、前フ
ランジ部24a及び後フランジ部24bの左右方向外側
に配置され、前フランジ部24a及び後フランジ部24
bの左右各端部を4個所において固定している。
【0018】この押え金具26は、図1(B)及び図2
に示しているように板状の部材であって、桟木22の上
面との間にフランジ24の厚み分の隙間を形成する押え
片部(押え部)30と、押え片部30の端より立ち下が
る立下り部32と、桟木22の上面に密着させられる固
定片部34とから成っており、この固定片部34におい
てビス28により桟木22に止め付けられている。
【0019】押え片部30と立下り部32とは、桟木2
2の上面とともに嵌込凹所36を形成しており(図2参
照)、そこにシンク14の前フランジ部24a又は後フ
ランジ部24bが嵌め込まれている。
【0020】本例では、押え片部30と桟木22上面と
の間に形成される隙間(例えば0.8mm)は、フラン
ジ24の厚み(例えば1mm)よりも僅かに寸法が小さ
く、従って押え片部30はフランジ24に密着状態とな
ってこれに対し下向きの押付力を及ぼしている。
【0021】一方立下り部32はフランジ24の外周端
面に当接してストッパ作用をなし、これによってシンク
14のフランジ24が桟木22に対し強固に固定されて
いる。
【0022】尚、シンク14のベースキャビネット10
への取付作業は、シンク14のフランジ24を桟木22
の上に載せた状態で押え金具26を桟木22の上面にビ
ス28にて固定する。しかる後フランジ24の上面にシ
ール材を塗った上で、カウンター12をベースキャビネ
ット10の上に設置する。
【0023】本例の取付構造によれば、シンク14をベ
ースキャビネット10に対して強固に固定することがで
き、従ってカウンター12の設置作業を含む流しの設置
施工作業時にシンク14が位置ずれを起してしまうとい
ったことを確実に防止できる。
【0024】また図1から明らかなように、押え金具2
6はシンク14のフランジ24を左右両側から固定して
いるため、フランジを幅方向外側から固定する場合に比
べて、桟木22の厚みを厚くする必要は特に無く、従っ
て従来の構造のベースキャビネット10,シンク14に
対して本発明をそのまま適用できる利点がある。
【0025】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば桟木22をベースキャビネ
ット10に取り付けるに当って、桟木22に長穴を設け
ておいてビス等による高さ方向の固定位置を調節できる
ようにすることも勿論可能であるし、また上例ではシン
ク14の左右方向の端と側板16との間に隙間がある場
合の例を示しているが、シンク14の左右端を側板16
にほぼ接するように配置する場合において本発明を適用
することも可能である。
【0026】この場合において、側板16の内壁面にも
桟木を取り付け、これによってシンク14の左右フラン
ジ部を支持するとともに、フランジ24のコーナーのR
部(湾曲部)において側板16に取り付けた桟木に対し
上例と同様の押え金具26を取り付け、これによりシン
ク14の左右フランジ部を固定するようになすことも可
能である。
【0027】この他本発明は台所用以外の流しに適用す
ることも可能であるし、また支持部材として他の形態の
もの、或いは押え具として他の形態のものを用いるこ
とも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシンク取付構造の説明
図である。
【図2】図1における押え金具と周辺部の拡大断面図で
ある。
【図3】図1のベースキャビネットを含む台所用流しの
正面図である。
【図4】従来のシンク取付構造の例を示す図である。
【符号の説明】
10 ベースキャビネット 12 カウンター 14 シンク 18 後板 20 前板 22 桟木(支持部材) 24a 前フランジ部 24b 後フランジ部 26 押え金具(押え具) 30 押え片部(押え部) 32 立下り部 34 固定片部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースキャビネットの内壁面上端部に、
    シンクのフランジを支持する支持部材を固定して該支持
    部材上に該フランジの下面を載置するとともに、板状の
    部材であって、板面が該フランジの上面に沿って延び、
    該板面を該フランジ上面に重ね合せ状態として該フラン
    ジを下向きに押え付ける押え片部と、該押え片部の端よ
    り立ち下がる立下り部と、板面が該支持部材上面に沿っ
    て延び、該板面を該支持部材上面に密着させた状態に該
    支持部材に固定される固定片部とを備えた押え具を該支
    持部材の上面に固定し、該押え具にて該フランジを該支
    持部材に固定したことを特徴とするシンクの取付構造。
  2. 【請求項2】 ベースキャビネットの前板と後板の各内
    壁面に、シンクのフランジにおける前フランジ部及び後
    フランジ部の左右長さよりも長いバー状の支持部材を該
    シンクの配置部において水平方向に配置固定して、該前
    フランジ部及び後フランジ部の下面をそれら支持部材の
    上面に載置するとともに、押え部を備えた押え具を、そ
    れら前,後フランジ部の左右方向外側において該押え部
    により該前フランジ部及び後フランジ部の左右端部を下
    向きに押え付ける状態に該支持部材に固定したことを特
    徴とするシンクの取付構造。
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