JP2901214B2 - 符号整合方法 - Google Patents
符号整合方法Info
- Publication number
- JP2901214B2 JP2901214B2 JP5526792A JP5526792A JP2901214B2 JP 2901214 B2 JP2901214 B2 JP 2901214B2 JP 5526792 A JP5526792 A JP 5526792A JP 5526792 A JP5526792 A JP 5526792A JP 2901214 B2 JP2901214 B2 JP 2901214B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless
- wireless terminal
- codec
- communication
- exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
て異なる音声符号化方式を用いる無線端末間通信時の音
声符号を整合する方法に関するものである。
無線通信システム構成を示す。図2における1は固定網
に接続された固定端末、2-1, 2-2 はある無線符号化
音声信号Aを用いて固定端末1及び無線端末間で音声通
信を行う無線端末、5は各端末1、2-1,2-2間の音声
通信を行うために各端末との通話路の接続をおこなう交
換局である。また、交換局5における7-1, 7-2は無線
符号化音声信号Aと有線符号化音声信号の変換を行うコ
ーディック、8-3, 8-4は各々のコーディックの選択接
続を行うセレクタであり、9はセレクタ8-3, 8-4の接
続制御を行う制御回路である。無線端末2-1, 2-2にお
ける12-3, 12-4は無線符号化音声信号Aから音声の
生成及びその反対の処理を行うコーディック、14は交
換局5内及び固定端末1への通話回線であり、15-3,
15-4は無線符号化音声信号Aを送受する無線通話回
線、16-3, 16-4は無線制御信号を送受する無線制御
回線である。又、図4に従来の音声通信制御方法を用い
た無線通信システムにおける、無線端末2-1と2-2間で
の通信シーケンスを示す。このような従来のシステムで
は、無線端末が1種類の無線符号化音声信号しか使用し
ないため、交換局5内には複数の種類のコーディックは
存在しない。従って、交換局5において制御回路9は無
線端末2-1、2-2と固定端末1との間の通信か、或いは
無線端末2-1と2-2との間の通信かに応じてセレクタ8
-3、8-4を制御し、無線端末2-1、2-2と固定端末1と
の通信の場合は、コーディック7-1、7-2を接続し無線
符号化音声信号Aを有線符号化音声信号に変換する。
又、無線端末2-1と無線端末2-2との間の通信の場合
は、コーディック8-3、8-4を切離して無線符号化音声
信号Aを変換せずに中継し、音声通信を行う。
線通信システムに、従来よりも高能率な音声符号化方式
である無線符号化音声信号Bを含む、複数の種類の無線
符号化音声信号を用いる無線端末を導入した場合の無線
通信システムの一例を図3に示す。図3における各装
置、回線1、2-1、2-2、5、7-1、7-2、8-3、8-
4、9、12-3、12-4、12-5、14、15-1、15-
3、15-4、16-1、16-3、16-4は図2と同等のも
のである。また、4は従来の無線端末2-1、2-2との通
信を行い、且つ、他の無線符号化音声信号Bを使用でき
る無線端末、6-1は無線符号化音声信号Bと有線符号化
音声信号の変換を行うコーディック、無線端末4におけ
る11-5は無線符号化音声信号Bから音声の生成及びそ
の反対の処理を行うコーディックである。このようなシ
ステムでは、無線端末2-1、2-2、4と固定端末1との
間の通信の場合には、発信無線端末に応じたコーディッ
クを接続することにより、従来と同様に無線符号化音声
信号A,Bを有線符号化音声信号に符号変換し音声通信
を行う。又、無線端末2-1と2-2間の通信の場合には、
コーディックを切り離して無線符号化音声信号Aを変換
せずに中継し音声通信を行うことが可能である。
では、無線端末2-1又は2-2と無線端末4との間の通信
の場合には、無線端末4が無線符号化音声信号Bを指定
して発信してきた場合は、交換局5において、無線端末
4に対してはコーディック6-1、無線端末2-1、2-2に
対してはコーディック7-1、7-2を接続することによ
り、無線符号化音声信号Bを一旦有線符号化音声信号に
変換し、さらに無線符号化音声信号Aへ再変換すること
により音声通信は可能であるが、コーディックの2段接
続による接続遅延、符号化歪みによる通話品質の劣化が
生じ、更に、従来の無線端末間での通信時の音声制御方
式のように交換局5内でコーディックを切り離すと無線
符号化音声信号Aを使用する無線端末2-1 、2-2 と
無線端末4との間で使用する無線符号化音声信号が一致
しないため通信は不可能となる欠点があった。
続遅延と符号化歪みによる通信品質の劣化を生ずること
なく、異なる無線符号化音声信号を用いる無線端末間で
の通信を実現する新規な符号整合方法を提供することを
目的とする。
種類のコーディックを有する複数の無線端末と複数の種
類の符号変換を行う複数のコーディック、無線端末との
情報を送受する制御回路を有する複数の交換局と、各無
線端末のもつコーディック種別を蓄積した記憶装置で構
成され、無線端末と交換局を無線通話回線及び無線制御
回線で接続し、交換局間を通話回線及び通話制御回線で
接続し、交換局と記憶装置を制御回線で接続した無線通
信システムにおいて、無線端末に、コーディック種別を
交換局に対し通知する第一の手段と複数のコーディック
のうちコーディックを切り換える第二の手段を設け、交
換局に無線端末からのコーディック種別を分析する第三
の手段と、該記憶装置を検索して無線端末が使用可能な
コーディックの種別を判定する第四の手段と、無線端末
に対して無線端末が使用すべきコーディックの種別を指
定する第五の手段を設け、発信側の無線端末から交換局
に他の無線端末への通信要求があった場合に、無線端末
が第一の手段により使用するコーディックの種別を交換
局に通知し、その交換局は、第三の手段により発信無線
端末が要求してきたコーディックの種別を認識した後、
第四の手段により得た発信側及び着信側の無線端末が使
用可能なコーディックの種別とを比較し、共通に使用で
きるコーディック種別を決定し、第五の手段により両無
線端末に対してその決定したコーディックの種別を通知
し、通知を受けた両無線端末は、第二の手段により無線
端末のコーディックを選択することにより、そのコーデ
ィックを同一にし、無線端末間で通信を行うことを特徴
とする。
る無線端末間通信時に、網側で両無線端末の使用可能な
音声符号化方式に応じて両無線端末が同一の無線符号化
音声信号を用いるように、発着両無線端末のコーディッ
クの種類を整合させ、更に網内のコーディックを切り離
して通話路の設定をし、無線符号化音声信号を変換せず
に中継を行い、通信を行うことにより、符号化歪み・接
続遅延による通信品質の劣化を防ぐことが可能であると
いう利点を有する。
ム例である無線通信システム構成を示す。 図1におけ
る各装置、回線1、2-1、2-2、5、11-1、11-2、
12-1、12-2、12-3、12-4、13-1、13-2、1
4、15-1, 15-2、15-3、15-4、16-1、16-
2、16-3、16-4は図2と同等のものである。3-1、
3-2は2種類の無線音声符号化信号A,Bのうちいずれ
かの無線符号化音声信号を用いて固定端末1及び無線端
末間で音声通信を行う無線端末、17-1、17-2は無線
端末3-1、3-2で使用する無線符号化音声信号の選択制
御を行うためにセレクタ13-1、13-2の制御を行うコ
ーディック選択制御回路であり、交換局5における10
は各々の無線端末が使用可能な音声符号化方式の判断を
行い、各々の無線端末に対して音声符号化方式の指定を
する音声符号化整合回路である。本無線通信システムに
おいて無線端末2-1又は2-2、無線端末3-1又は3-2と
固定端末1とが音声通信を行う場合は、交換局5におい
て制御回路9により発信無線端末に応じ、セレクタ8-
1、8-2、8-3、8-4を制御し、それぞれコーディック
6-1又は6-2、7-1又は7を接続し、無線符号化音声信
号A及びBと有線符号化音声信号の変換を行う。又、無
線端末2-1と無線端末2-2及び無線端末3-1と無線端末
3-2が音声通信する場合は、交換局5において制御回路
9によりセレクタ8-1、8-2、8-3、8-4を制御してコ
ーディック6-1又は6-2、7-1又は7-2を切り離し、各
々の無線符号化音声信号AまたはBを変換せずに中継を
行う。一方、無線端末2-1と無線端末3-1とが音声通信
を行う場合は、発信無線端末3-1が無線符号化音声信号
Bを指定してくると、交換局5において音声符号化整合
回路10により両無線端末が使用可能な無線符号化音声
信号A及びA,Bに応じて、両端末が同じ無線符号化音
声信号Aを用いるように無線端末3-1に対し、使用する
無線符号化音声信号の変更させる要求を送出する。無線
端末3-1においては、コーディック選択制御回路17-1
が動作し、無線端末3-1におけるコーディックは11-1
から12-1へ接続変更される。更に、交換局5において
制御回路9によりセレクタ8-1、8-3を制御しコーディ
ック6-1、コーディック7-1を切り離し、両無線端末と
の通話路14のみを接続する。こうして、無線端末2-1
と無線端末3-1との間では、無線符号化音声信号を変換
しないで同一の無線符号化音声信号により音声通信を行
う事ができる。
る。本発明の符号化整合方法を無線通信に応用したシス
テム(図1)において、音声符号化整合回路10、及
び、無線端末3-1、3-2の詳細構成をそれぞれ図5に示
す。図5において、18は無線端末情報を蓄積するメモ
リ、19は無線端末が使用可能な音声符号化方式の判断
処理を行う音声符号化判定回路、20は音声符号化判定
回路19の結果に基づき移動通信交換局5におけるコー
ディックの接続制御を行い、更に、無線制御回線16-
1、16-2を通じて網側から無線端末3-1、3-2のコー
ディック選択接続を制御する音声符号化方式制御回路で
ある。図6に、図1及び図5の無線通信システムにおい
て無線端末3-1が発信し、無線端末2-1に着信する場合
の本発明の符号整合方法を用いた発着信制御シーケンス
を示す。同様に、図7に無線端末3-1が発信し、無線端
末3-2に着信する場合の発着信制御シーケンス、図8に
無線端末2-1が発信し、無線端末3-1に着信する場合の
発着信制御シーケンスを示す。以下では、図1、5及び
図6、7、8を用い、本発明の符号整合方式の動作を3
つの場合に分けて述べる。
に着信する場合 まず、無線端末3-1 からの音声符号化方式:無線符号
化音声信号B、着信端末:無線端末2-1で設定された”
呼設定”信号を交換局5における制御回路9が無線制御
回線16-1を通じて受信すると、”呼設定”信号情報を
音声符号化整合回路10における音声符号化方式制御回
路20に引き渡す。音声符号化方式制御回路20は”呼
設定”信号内に含まれる発信情報を分析し、発信端末は
無線符号化音声信Bを指定し、着信端末が無線端末2-1
であることを認識する。次に、音声符号化方式制御回路
20は無線端末2-1、無線端末3-1間の音声通信に使用
する音声符号化方式を決定するため、音声符号化方式判
定回路19を起動する。音声符号化方式判定回路19
は、無線端末情報蓄積メモリ18内の無線端末情報を検
索し、無線端末2-1、3-1の使用可能な音声符号化方式
がそれぞれ無線符号化音声信号A、無線符号化音声信号
A,Bであることを音声符号化方式制御回路20に通知
する。音声符号化方式制御回路20は、両無線端末が使
用可能な音声符号化方式を比較し、無線端末2-1、無線
端末3-1間通信で同一の無線符号化音声信号である無線
符号化音声信号Aを使用することを決定する。音声符号
化方式制御回路20は、先の音声符号化方式の決定結果
に基づき、無線端末3-1の使用する音声符号化方式を無
線符号化音声信号Bから無線符号化音声信号Aへ変更し
するように制御回路9を起動する。制御回路9は、無線
制御回線16-1を通じて、無線端末3-1の音声符号化方
式を無線符号化音声信号Bから無線符号化音声信号Aへ
変更する制御信号”音声符号変更要求”信号を送出す
る。無線端末3-1におけるコーディック選択接続制御回
路17-1は、交換局5からの”音声符号変更要求”信号
を受信すると、セレクタ13-1を制御し、今まで無線符
号化音声信号B用に設定していたコーディック11-1か
らコーディック12へ切替えを行う。又、交換局5にお
いて、制御回路9は無線端末2-1に対して無線制御回線
16-3を通じ、無線符号化音声信号Aの”呼設定”信号
を送出する。
制御回線16-3を通じ、無線端末2-1からの”応答”信
号を受信するとセレクタ8-1、8-3を制御して、今ま
で、コーディック6-1、7-1に接続していた状態からコ
ーディックを切り離す。この後、制御回路9は無線端末
3-1に対して無線制御回線16-1を通じ、”応答”信号
を送出し、無線端末2-1と無線端末3-1の間で無線符号
化音声信号Bによる音声通信が開始される。
に着信する場合 まず、無線端末3-1からの音声符号化方式:無線符号化
音声信号B、着信端末:無線端末3-2で設定された”呼
設定”信号を交換局5における制御回路9が無線制御回
線16-1を通じて受信すると、”呼設定”信号情報を音
声符号化整合回路10における音声符号化方式制御回路
20に引き渡す。音声符号化方式制御回路20は”呼設
定”信号内に含まれる発信情報を分析し、発信端末は無
線符号化音声信Bを使用要求し、着信端末が無線端末3
-2であることを認識する。次に、音声符号化方式制御回
路20は無線端末3-1、無線端末3-2間の音声通信に使
用する音声符号化方式を決定するため、音声符号化方式
判定回路19を起動する。音声符号化方式判定回路19
は、無線端末情報蓄積メモリ18内の無線端末情報を検
索し、無線端末3-1、3-2の使用可能な音声符号化方式
が両無線端末とも無線符号化音声信号A,Bであること
を音声符号化方式制御回路20に通知する。音声符号化
方式制御回路20は、両無線端末が使用可能な音声符号
化方式を比較し、無線端末3-1、無線端末3-2間通信で
同一の無線符号化音声信号であり、且つ、高能率な音声
符号化方式である無線符号化音声信号Bを使用すること
に決定する。音声符号化方式制御回路20は、先の音声
符号化方式の決定結果に基づき、制御回路9を起動す
る。制御回路9は無線端末3-2に対して無線制御回線1
6-2を通じ、無線符号化音声信号Bの”呼設定”信号を
送出する。又、交換局5において制御回路9は無線制御
回線16-2を通じ、無線端末2-1からの”応答”信号を
受信するとセレクタ8-1、8-2を制御して、今まで、コ
ーディック6-1、6-2に接続していた状態からコーディ
ックを切り離す。この後、制御回路9は無線端末3-1に
対して無線制御回線16-2を通じ、”応答”信号を送出
し、無線端末3-1と無線端末3-2の間で無線符号化音声
信号Bによる音声通信が開始される。
に着信する場合 まず、無線端末2-1からの音声符号化方式:無線符号化
音声信号A、着信端末:無線端末3-1で設定された”呼
設定”信号を交換局5における制御回路9が無線制御回
線16-3を通じて受信すると、”呼設定”信号情報を音
声符号化整合回路10における音声符号化方式制御回路
20に引き渡す。音声符号化方式制御回路20は”呼設
定”信号内に含まれる発信情報を分析し、発信端末は無
線符号化音声信Aを使用要求し、着信端末が無線端末3
-1であることを認識する。次に、音声符号化方式制御回
路20は無線端末2-1、無線端末3-1間の音声通信に使
用する音声符号化方式を決定するため、音声符号化方式
判定回路19を起動する。音声符号化方式判定回路19
は、無線端末情報蓄積メモリ18内の無線端末情報を検
索し、無線端末2-1、3-1の使用可能な音声符号化方式
がそれぞれ無線符号化音声信号A、無線符号化音声信号
A,Bであることを音声符号化方式制御回路20に通知
する。音声符号化方式制御回路20は、両無線端末が使
用可能な音声符号化方式を比較し、無線端末3-1、無線
端末3-2間通信で同一の音声符号化方式である無線符号
化音声信号Aを使用することに決定する。音声符号化方
式制御回路20は、先の無線端末間で使用すべき音声符
号化方式の決定結果に基づき、制御回路9を起動する。
制御回路9は無線端末3-1に対して無線制御回線16-1
を通じ、無線符号化音声信号Aの”呼設定”信号を送出
する。又、交換局5において制御回路9は無線制御回線
16-1を通じ、無線端末3-1からの”応答”信号を受信
するとセレクタ8-1、8-2を制御して、今まで、コーデ
ィック6-1、6-2に接続していた状態からコーディック
を切り離す。この後、制御回路9は無線端末2-1に対し
て無線制御回線16-3を通じ、”応答”信号を送出し、
無線端末2-1と無線端末3-1の間で無線符号化音声信号
Aによる音声通信が開始される。
末3-1と無線端末2-1、無線端末3-1と無線端末3-2、
無線端末2-1と無線端末3-1の間で同一の音声符号化方
式を用いた通話回線が設定され、無線符号化音声信号は
網内で変換されることなく相手端末まで届けられること
になる。又、図9に交換局が複数存在する場合の符号化
整合方式の応用システムの第2例を示す。図9におい
て、各装置、回線2-2、3-1、5-1、5-2〜10-1、1
0-2、14、15-1、15-2、16-1、16-2は第1図
と同等のものであり、21は交換局5-1と交換局5-2と
の間で制御信号を伝える制御回線である。又、図10に
本無線通信システム例において、無線端末3-1が発信
し、無線端末2-1に着信する場合の発着信制御シーケン
スを示す。以下では、図9、図10を用いて交換局5が
複数存在する場合の符号整合方法について述べる。本無
線通信システム例では、交換局5が2つ存在し、各々の
交換局5の配下にある無線端末の端末情報は、それぞれ
別々の交換局5における音声符号化整合回路10内の無
線端末情報蓄積メモリ18に蓄えられる。従って、無線
端末3-1からの発信要求時には、先ず、交換局5-1は、
着信端末である無線端末2-1の端末情報がどちらの交換
局に存在するかを判断し、該当無線端末を収容する交換
局5-2に対して、制御回線21を通じて”無線端末情報
読出要求”信号、”無線端末情報読出応答”信号をそれ
ぞれ送受信することにより無線端末2-1の端末情報の収
集を行う。その後、前述の図1において無線端末3-1が
発信し、無線端末2-1に着信する場合と同様の手順によ
り、無線端末3-1からの発信要求に対して音声符号化方
式の変更要求を行い、配下に着信無線端末2-1を持つ交
換局5-2を介して着信要求を行う。交換局5-2では、着
信無線端末2-1からの”応答”信号受信後、コーディッ
ク切り離し制御を行い、発信無線端末3-1を配下に持つ
交換局5-1に対して、”応答”信号を送出する。交換局
5-1は、交換局5-2からの”応答”信号を受信後、コー
ディック切り離し制御を行い、発信無線端末3-1に対
し、”応答”信号を送出する。こうして、無線端末3-1
から交換局5-1、交換局5-2を通じて無線端末2-1ま
で、同一の音声符号化方式にて通話回線が設定され、無
線符号化音声信号Aは網内で符号変化することなしに送
受される。
実際の移動通信網に近い形態で応用した無線通信システ
ムの第3例を示す。図11において、各装置、回線1〜
3、5〜9、14〜16は図1と同等のものである。図
11において、22は図1図における交換局5内の無線
端末情報蓄積メモリ18を独自に蓄積しているホームメ
モリ局、ホームメモリ局22における23はホームメモ
リ局22と交換局5との間の情報の転送を制御するホー
ムメモリ局側での制御回路である。交換局5において、
24はホームメモリ局22と移動通信交換局5との間の
情報の転送を制御する制御回路であり、10’は図1に
おける音声符号化方式整合回路10の中の無線端末情報
蓄積メモリ18の機能を除いた音声符号化方式整合回路
である。第12図に本無線通信システム例において、無
線端末3-1 が発信し、無線端末2-1に着信する場合の
発着信制御シーケンスを示す。以下では、図11、図1
2を用いてホームメモリ局が存在する場合の符号化整合
方法について述べる。
末の端末情報は、ホームメモリ局22における無線端末
情報蓄積メモリ18に蓄えられている。従って、無線端
末3-1からの発信要求時には、先ず、交換局5-1は、着
信端末により一意に決まるホームメモリ局22に対し
て、制御回線21を通じて、”無線端末情報読出要求”
信号、”無線端末情報読出応答”信号を送受することに
より無線端末2-1、3-1の端末情報の収集を行う。その
後は、前述の図1において無線端末3-1が発信し、無線
端末2-1に着信する場合と同様の手順により発着信制御
を行う。こうして、無線端末3-1から交換局5-1を通じ
て無線端末2-1まで、同一の音声符号化方式にて通話回
線が設定され、無線符号化音声信号は網内で符号変化す
ることなしに送受される。
通信システムをとりあげたが、本発明方式は例えば画像
通信等における異符号化方式間通信は勿論、あらゆる異
なる符号化方式を用いた端末間における通信において利
用することが可能である。
方式を用いた無線端末間で通信を行う場合、交換局にお
いて両端末間で使用すべき符号化方式を一意に決定し、
両無線端末に対して使用するコーディックの種類を整合
させると共に、網内で無線符号化音声信号を符号変換せ
ずに中継することにより、通信時における符号化歪み、
接続遅延による通信品質の劣化を防ぐことが可能であ
る。更に、両無線端末の使用する符号化方式が複数有る
場合には、高能率な符号化方式の無線符号化信号を選択
し無線回線の有効利用を図ることが可能となる。
ある。
音声信号を用いる無線端末が、導入された場合に想定さ
れる無線通信システム構成である。
での通信手順を示すシーケンスである。
の交換局における音声符号化整合回路の詳細構成図であ
る。
る。
る。
例である。
ムに応用した構成例である。
テムに応用した場合の無線端末間での通信手順を示すシ
ーケンスである。
システムに応用した構成例である。
システムに応用した場合の無線端末間での通信手順を示
すシーケンスである。
Claims (1)
- 【請求項1】 1又は複数の種類のコーディックを有す
る複数の無線端末と複数の種類の符号変換を行う複数の
コーディックと無線端末との情報を送受する制御回路を
有する複数の交換局と各無線端末のもつコーディック種
別を蓄積した記憶装置で構成され、無線端末と交換局を
無線通話回線及び無線制御回線で接続し、交換局間を通
話回線及び通話制御回線で接続し、交換局と記憶装置を
制御回線で接続した無線通信システムにおいて、 無線端末に、コーディック種別を交換局に対し通知する
第一の手段と複数のコーディックのうちコーディックを
切り換える第二の手段を設け、 交換局に、無線端末からのコーディック種別を分析する
第三の手段と前記記憶装置を検索し、無線端末が使用可
能なコーディックの種別を判定する第四の手段と、無線
端末に対して、無線端末が使用すべきコーディックの種
別を指定する第五の手段を設け、 発信側の無線端末から交換局に他の無線端末への通信要
求があった場合に、無線端末が、第一の手段により使用
するコーディックの種別を交換局に通知し、 その交換局は、第三の手段により発信無線端末が要求し
てきたコーディックの種別を認識した後、第四の手段に
より得た発信側及び着信側の無線端末が使用可能なコー
ディックの種別とを比較し、共通に使用できるコーディ
ック種別を決定し、第五の手段により両無線端末に対し
てその決定したコーディックの種別を通知し、 通知を受けた両無線端末は、第二の手段により無線端末
のコーディックを選択することにより、 そのコーディ
ックを同一にし、無線端末間で通信を行うことを特徴と
する符号整合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5526792A JP2901214B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 符号整合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5526792A JP2901214B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 符号整合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066295A JPH066295A (ja) | 1994-01-14 |
JP2901214B2 true JP2901214B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12993834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5526792A Expired - Lifetime JP2901214B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 符号整合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2901214B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996022003A1 (fr) * | 1995-01-10 | 1996-07-18 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Systeme de telecommunications mobiles |
FI98776C (fi) * | 1995-11-02 | 1997-08-11 | Nokia Telecommunications Oy | Uuden puhekoodausmenetelmän lisääminen olemassaolevaan tietoliikennejärjestelmään |
JP3310205B2 (ja) * | 1997-10-01 | 2002-08-05 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信システム |
DE19833318C2 (de) * | 1998-07-24 | 2001-08-02 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Übertragung von digitalen Nutzdaten |
JP3109594B2 (ja) | 1998-08-18 | 2000-11-20 | 日本電気株式会社 | 移動通信システムおよび移動端末接続方法 |
JP4362261B2 (ja) | 2002-01-17 | 2009-11-11 | 日本電気通信システム株式会社 | 音声符号制御方法 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP5526792A patent/JP2901214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066295A (ja) | 1994-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0662778B1 (en) | Mobile radio communications system | |
US6563815B1 (en) | Packet communication system | |
US7221662B2 (en) | Tone detection elimination | |
US5987327A (en) | Method for establishing communications in wireless communication systems having multiple switching centers | |
JPH09247267A (ja) | 信号伝送方法および信号伝送装置 | |
JPH0851477A (ja) | 電気通信ネットワーク用インテリジェント無線信号オーバレイ | |
JPH04255133A (ja) | インテリジェントネットワーク構造を有する電気通信回線網のための個別経路選択能力を備えた加入者接続ユニット | |
US6125277A (en) | Cordless telephone containing a protocol converting circuit to connect to digital exchanges having different protocols | |
KR19990063789A (ko) | 2 디지털 무선 가입자 단말기를 포함하는 전화호출에 있어 이중보코딩의 회피를 처리하는 방법 및시스템 | |
JP2901214B2 (ja) | 符号整合方法 | |
RU2147771C1 (ru) | Дистанционное вокодирование по линии связи на большую дальность действия | |
JPH07235968A (ja) | 無線電話器用アダプター | |
JP3079000B2 (ja) | 移動無線通信方式 | |
KR20020043620A (ko) | 멀티미디어 통신 서비스를 위한 신호 정합 장치 및 그 방법 | |
JP3061335B2 (ja) | 通信制御方法 | |
JP3346421B2 (ja) | 音声/ データ通信切替制御方法 | |
JP3365934B2 (ja) | 呼出音符号変換伝達方法、移動通信システムおよび交換機 | |
JP3173552B2 (ja) | 通信制御方法 | |
JP3075508B2 (ja) | デジタル移動ファクシミリ通信システム | |
JPH11261519A (ja) | 無線ローカルループ・システムの通信方法及び通信装置 | |
JP3093666B2 (ja) | コンピュータ通信方式 | |
JP3211889B2 (ja) | 通信回線に挿入する付加装置の制御方法ならびにその交換機およびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
KR100323751B1 (ko) | 통신 시스템에서 통신 운용 방법 | |
JP2547427B2 (ja) | 画像通信装置 | |
KR100330416B1 (ko) | 트렁크용 부가 서비스장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |