JP3365934B2 - 呼出音符号変換伝達方法、移動通信システムおよび交換機 - Google Patents

呼出音符号変換伝達方法、移動通信システムおよび交換機

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JP3365934B2 JP24556497A JP24556497A JP3365934B2 JP 3365934 B2 JP3365934 B2 JP 3365934B2 JP 24556497 A JP24556497 A JP 24556497A JP 24556497 A JP24556497 A JP 24556497A JP 3365934 B2 JP3365934 B2 JP 3365934B2
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正実 薮崎
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信に関し、特
に、ディジタル移動機間の呼出音の伝達に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信において、同等の無線符号化音
声信号を使用する移動機間の通信の場合に、通信システ
ム内で音声符号化装置(コーディック)を用いて、移動
機から送信された無線符号化音声を、一旦通信システム
内で有線符号化音声に変換し、再び無線符号化音声に変
換していた。このシステムでは音声符号化装置を2段に
接続するため、変換による符号化歪みが生じ、音声の品
質劣化を招くという欠点があった。
【0003】このような欠点を克服するために、異なる
音声符号化方式を用いた端末間通信の場合には、通信シ
ステム内で符号変換を行うために音声符号化装置を接続
し、同一の音声符号化方式を用いた端末間の通信の場合
には、音声符号化装置を切離して、端末間を音声符号化
装置を介さずに接続するコーディック・スルー方式が考
えられた(特開平5−63833号公報「音声符号無変
換通信制御方式」参照)。
【0004】このような従来のコーディック・スルー方
式の場合の回線設定の制御を、図3に示す接続図で説明
する。
【0005】図3において、13−1,13−2,13
−3,13−4,13−5,13−6,13−7,13
−8は通信制御回線であり、14−1,14−2,14
−3,14−4,14−5,14−6,14−7は通信
回線である。移動機3、移動機4はディジタル移動機で
あり、回線設定時には、音声符号化装置5,6はスルー
されることなく通常通りに接続されている。
【0006】図4は、上記図3の接続図における回線設
定の着信側交換機2の通信シーケンスを示す。
【0007】移動機3,4の間に通信回線の設定を行う
場合、まず、移動機3、交換機1、そして、交換機2の
間で、コーディック・スルー制御を行うことなく呼の設
定要求を行う(S402)。交換機2と移動機4の間で
呼の制御が行われ(S404およびS406)、移動機
4から制御回線13−8により、交換機2の呼制御処理
装置12に移動機4を呼出中であることを示す呼出音
(RBT:リング・バック・トーン)を送出するための
呼出音送出要求が伝達される(S408)。呼出音送出
要求を受けた呼制御処理装置12は、制御回線13−6
により可聴音発生回路10に呼出音送出を要求する(S
410)。この要求と同時に、制御回線13−5,13
−7により、通話路接続装置8と音声符号化装置6に対
して接続方法を指示する。呼出音の送出を指示された可
聴音発生装置10は通話路接続装置8に対して通信回線
14−5を介して呼出音を送出する(S412)。移動
機4が呼出に対して応答すると、交換機1の音声符号化
装置5を切り離してコーディック・スルーの回線制御を
行う(S414)。そして、交換機2は呼設定要求に対
する応答を行い(S416)、移動機3と移動機4との
間で通話を行う(S418)(詳しくは、前述の特開平
5−63833号公報を参照)。なお、音声符号化装置
5の切離しの制御は、必ずしも物理的に音声符号化装置
5を通信路から切離すことを意味しない。例えば、音声
符号化装置5の動作モードを切替えて、符号変換モード
から無変換モードへと変えることにより、音声符号化装
置5を実質的に切離すように制御してもよい。
【0008】上記のように、従来の制御方法を用いた無
線通信システムにおいて、移動機3が発信、移動機4が
着信する場合において、移動機4の着信側交換機である
交換機2が呼出音を送出する呼出音を送出し、呼出音が
終了後、発信側交換機である交換機1の音声符号化装置
5の切り離しの制御を行い、さらにコーディック・スル
ーの回線設定を改めて行った後に通話が開始されてい
る。
【0009】このように、従来方式においては、呼出音
はコーディック・スルー制御の回線設定を行う前に送出
し、呼出音の送出終了後にコーディック・スルー制御を
行うために回線設定に設定し直していたことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ディジタル移
動機間通信において、コーディック・スルー制御で通信
回線を設定した後には呼出音を通信相手移動機まで伝達
することができない。このため、呼出音を伝達するため
に、移動機と交換機の両方で符号化を行う通常の回線設
定を行い、回線が設定され、呼出音が送出されないよう
になった後、交換機の音声符号化装置を使用しないコー
ディック・スルーとして、回線の設定をやり直す必要が
あった。
【0011】本発明の目的は、回線設定の変更を行う必
要をなくし、ディジタル移動機間通信の際に回線設定手
順自体を簡素にすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の移動端末と複数の交換機とを有
し、前記複数の移動端末と前記交換機との間を接続し、
前記交換機間を接続した無線通信システムにおける呼出
音符号変換伝達方法において、前記複数の移動端末間の
通信の符号化方式を整合化し、通信回線をコーディック
・スルーで接続し、整合した符号化方式により呼出音を
符号化し、コーディック・スルー接続されている通信回
へ呼出音伝達することを特徴とする。これにより、
コーディック・スルー接続されている通信回線への呼出
音の伝達を可能とする。
【0013】また、上記呼出音符号変換伝達方法を行う
移動通信システムおよび交換機も本発明である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の呼出音符号変換伝
達方式の例である無線通信システム構成を示す。図1に
おいて、16−1,16−2,16−3,16−4,1
6−5,16−6,16−7,16−8は制御回線であ
り、15−1,15−2,15−3,15−4,15−
5,15−6,15−7は通信回線である。移動機3、
移動機4はディジタル移動機であり、通信中の回線はコ
ーディック・スルー制御を行っている。
【0015】図2は、図1の接続図の無線通信システム
において、移動機3が発信、移動機4が着信する場合に
おける、移動機4の着信側交換機である交換機2が呼出
音(RBT:リング・バック・トーン)を送出する通信
シーケンスを示す。
【0016】図1と図2を用いて本発明の実施形態の動
作を説明する。
【0017】まず、移動機3および移動機4との間で、
呼設定前に使用する音声符号化方式の整合をとる(S2
02)。この音声符号化方式の整合については、特開平
06−6295号公報「符号整合方法」を参照された
い。
【0018】つぎに、符号化方式に対して整合がとれた
場合、移動機3と交換機1および交換機2との間、交換
機2と移動機4の間の通信回線をコーディック・スルー
制御で呼の設定要求を行う(S204およびS20
6)。その後、移動機4から呼出音送出要求が制御回線
16−10を介して、呼制御処理装置12に伝達される
(S210)。呼出音送出要求を受けた呼制御処理装置
12は、制御回線16−8により可聴音発生回路10に
呼出音送出を要求すると同時に制御回線16−6,16
−7により、通話路接続装置8と呼出音符号化装置18
に対して接続方法を指示する。
【0019】その後に、可聴音発生回路10は通信回線
15−8により呼出音符号化装置18に対して呼出音を
送出する。呼出音符号化装置18は可聴音発生回路10
より受けた呼出音を通信中の回線と同様の符号化形式に
符号化し(S212)、通信回線15−7により通話路
接続装置8へ送出する(S214)。符号化された呼出
音を受けた通話路接続装置8は設定済みの回線に符号化
された呼出音を送出し、通話路接続装置8から通信回線
15−5により交換機1の通話路接続装置7へ呼出音を
送出する。通話路接続装置7は通信回線15−2を介し
て移動機3まで呼出音を伝達する。そして、移動機4が
呼出に対して応答すると、交換機2は呼設定の要求に応
答して(S216)、通話が開始される(S218)。
【0020】このように、本発明では、呼設定前に移動
機3と移動機4の間で使用する音声符号化方式の整合を
取り、その音声符号化方式で呼設定を行っている。本発
明においては、交換機2からの呼出音は設定された回線
と同じ音声符号化方式である場合は、呼出音送出後の音
声符号化装置の切り離しの制御や回線の再設定を行う必
要はない。
【0021】
【発明の効果】ディジタル移動機とディジタル移動機が
通信を行う場合に、従来方式の呼出音送出方法では、通
常の回線設定を行い、呼出音を送出してからコーディッ
ク・スルー制御の回線設定に設定し直していた。
【0022】本発明においては、回線設定前に移動機間
で符号化方式の整合をとる必要はあるが、はじめからコ
ーディック・スルー制御の手順で回線設定をすることが
可能となり、ディジタル移動機間通信を行う際の回線設
定を簡素にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続構成図である。
【図2】本発明のシーケンスを示す図である。
【図3】従来方式の接続構成図である。
【図4】従来方式のシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1,2 交換機 3,4 移動機 5,6 音声符号化装置 7,8 通話路接続装置 9,10 可聴音発生回路 11,12 呼制御処理装置 13−1〜13−8 通信制御回線 14−1〜14−7 通信回線 15−1〜15−9 通信回線 16−1〜16−10 通信制御回線 17,18 呼出音符号化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−6295(JP,A) 特開 平3−60230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末と複数の交換機とを有
    し、前記複数の移動端末と前記交換機との間を接続し、
    前記交換機間を接続した無線通信システムにおける呼出
    音符号変換伝達方法において、 前記複数の移動端末間の通信の符号化方式を整合化し、 通信回線をコーディック・スルーで接続し、整合した符号化方式により呼出音を符号化し、 コーディック・スルー接続されている通信回線へ呼出音
    伝達することを特徴とする呼出音符号変換伝達方法。
  2. 【請求項2】 複数の無線端末と複数の交換機とを有
    し、前記複数の無線端末と複数の交換機との間を接続
    し、交換機間を接続した移動通信システムにおいて、 前記交換機は、 前記複数の無線端末間の通信の符号化方式を整合化し、
    通信回線をコーディック・スルーで接続する呼制御処理
    手段と整合した符号化方式により呼出音を符号化する呼出音符
    号化手段とを備え、 前記呼制御処理手段は、 コーディック・スルー接続され
    ている通信回線へ前記呼出音符号化手段により符号化さ
    れた呼出音伝達することを特徴とする移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数の無線端末と複数の交換機とを有
    し、前記複数の無線端末と複数の交換機との間を、無線
    通話回線および無線制御回線で接続し、交換機間を通話
    回線および通話制御回線で接続した無線通信システムに
    おける交換機において、 前記複数の無線端末間の通信の符号化方式を整合化し、
    通信回線をコーディック・スルーでする呼制御処理手段
    整合した符号化方式により呼出音を符号化する呼出音符
    号化手段とを備え、 前記呼制御処理手段は、 コーディック・スルー接続され
    ている通信回線へ前記呼出音符号化手段により符号化さ
    れた呼出音伝達することを特徴とする交換機。
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