JP2900228B2 - ガス機器はめ込み構造 - Google Patents

ガス機器はめ込み構造

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JP2900228B2
JP2900228B2 JP6317450A JP31745094A JP2900228B2 JP 2900228 B2 JP2900228 B2 JP 2900228B2 JP 6317450 A JP6317450 A JP 6317450A JP 31745094 A JP31745094 A JP 31745094A JP 2900228 B2 JP2900228 B2 JP 2900228B2
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチンユニットにお
ける人造大理石製ワークトップへのガス機器はめ込み構
造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】キッチンユニット1にお
けるガス機器5は、四角型の箱形状ガス機器本体5A
と、ガス機器本体5A上部が四周に向けて外方に延出さ
れるつば部5Bから形成され、図6のようにワークトッ
プ3に設けられる方形のガス機器穴6に、ガス機器本体
5Aを嵌合させ、ワークトップ3上につば部5Bによっ
て支持され、設置されている。
【0003】ワークトップ3が人造大理石製の場合、ワ
ークトップ3に設けられる方形のガス機器穴6はルータ
ーで穴開け加工をしているため、ガス機器穴四隅部6A
の形状は曲線形状となり、ガス機器穴四隅部6Aにガス
機器本体角部5Cが接するような大きさにガス機器穴6
を穴開けするため、図7,図10のようにガス機器本体
5Aの辺部寸法Dよりガス機器穴6の辺部寸法Cが大き
くなり、すき間Xができてしまう。
【0004】ガス機器5をガス機器穴6に嵌合設置する
際は、ワークトップ3上のガス機器穴6の上部手前側に
ガス機器つば部5B手前側を斜めにしながら載置した
後、ガス機器本体5Aのバックガード4側を下降させ、
ガス機器穴6にはめ込む方法がとられている。
【0005】そのため、ガス機器本体角部5Cが、ワー
クトップ3上のガス機器穴四隅部6Aに当たることがあ
り、その衝撃で、図8のようにワークトップ3表面に割
れZが入ることがしばしばあった。図8において8はゴ
トクである。
【0006】また、長期間使用するうちにガス機器5に
がたつきが生じ、その衝撃によっても同様の位置に割れ
Zが入ったり、ガス機器本体5Aとガス機器穴6のすき
間Xからホコリ、水分がキャビネット2内に浸入するな
どの問題も有している。
【0007】
【問題点を解決するための手段】以上の問題点を解決す
るために、本発明者は、人造大理石製のワークトップ3
に方形のガス機器穴6を開け、ガス機器5をはめ込む構
造において、ガス機器穴6の内寸法をガス機器本体5A
の外寸法とほぼ等しくするとともに、該ガス機器穴四隅
部6Aに外方に向けて延出する切り欠き6Bを設け、ガ
ス機器穴6にガス機器本体5Aをはめ込むガス機器はめ
込み構造を発明したものである。
【0008】
【構成】以下、図面に基いて説明する。なお図面におい
て、左右に連続するワークトップ3、キャビネット2、
シンク等は省略している。図1において、1はキッチン
ユニットであり、該キッチンユニットはキャビネット
2、ワークトップ3と、コンロ、グリル、スイッチパネ
ルを含むガス機器4で構成されている。
【0009】ワークトップ3は、人造大理石製の成形品
であって、一般的に用いられるポリエステル樹脂、アク
リル樹脂等の合成樹脂製であり、注型法、電鋳型併用注
型法により得られる。また、後方にはバックガード4が
設けられ、ワークトップ3裏面には必要に応じて合板、
パーティクルボード、木質繊維板などの補強板や桟が裏
打ちされ、強度向上が図られる。
【0010】5は、コンロ、グリル等のガス機器であ
り、ハロゲンヒーター、電磁調理器他の加熱手段を有す
る調理器具であって、ワークトップ3にはめ込む形式の
ものであれば、何であっても適用できる。キャビネット
2についても一般に使われているものが使用できるのは
言うまでもない。
【0011】図2は、ワークトップ3に開けられたガス
機器穴6であり、ガス機器穴6のたて寸法Aはガス機器
本体5Aのたて外寸法とほぼ等しく、同じくよこ寸法B
はガス機器本体5Aのよこ外寸法とほぼ等しくなってお
り、ガス機器穴四隅部6Aには外方に向けて延出する切
り欠き6Bが設けられている。
【0012】なお、ガス機器穴四隅部6Aにおいて点線
は従来の四隅部6Aの形状を示し、実線が四隅部6Aに
設けられる本発明の切り欠き6Bの形状を示している。
そして本発明では、ガス機器穴四隅部6Aに切り欠き6
Bを設けたので、ガス機器本体5Aの外寸法をガス機器
穴6の内寸法と等しくして、ガス機器本体5Aの辺部と
ガス機器穴6の辺部とのすき間Xをなくしても、図3の
ようにガス機器本体角部5Cがガス機器穴四隅部6Aに
当たることがなく、ワークトップ3の破損を防止するこ
とができる。
【0013】この切り欠き6Bの形状は、ルーターによ
る加工の場合はルーターの刃の形状、ルーターの移動方
法によっても異なるが、図4のような3/4円形、図3
のような釣り鐘状の形や図5のようにゆるやかに湾曲し
た形などが考えられるが、とにかくガス機器本体角部5
Cがガス機器穴四隅部6Aに当たらないように切り欠き
6Bができていれば、切り欠き6Bの形状はこれに限定
されるものではない。
【0014】さらに、切り欠き6Bおよび、ガス機器穴
6側面にあらかじめシリコンコーキングした上で、ガス
機器5をはめ込めば、ガス機器本体5Aとガス機器穴6
とのすき間Xを埋めることができ気密性が一層よくなる
ものであるが、四辺の直線部分のすき間はほぼないに等
しいので、シリコンコーキングをしなくても十分に気密
性を持つ。
【0015】なお、切り欠き6Bおよびガス機器穴6
と、ガス機器本体5A間のすき間Xはつば部5B、つば
部5Bの上にかぶせられるカバー(図示せず)によっ
て、外部に露出されることはないものである。
【0016】ガス機器5をガス機器穴6にはめ込む方法
として、たとえばガス機器5がコンロの場合は、ワーク
トップ3上のガス機器穴6手前側にコンロ(ガス機器)
つば部5B手前側を斜めにしながら載置し、コンロ本体
を上方からかぶせるようにして、コンロ後端部(バック
ガード4側)を下ろし、ガス機器穴6にはめ込む方法が
とられる。
【0017】この方法によると、ガス機器穴四隅部6A
に外方に向けて延出する切り欠き6Bが設けられている
ので、ガス機器5をガス機器穴6にはめ込んだ時に、ガ
ス機器穴四隅部6Aにガス機器角部5Cが当たることが
なく、ワークトップ3を破損することはない。こうし
て、ワークトップ3にコンロを載置した後、最後にコン
ロを桟、裏打ち板などにビス止めをし、ワークトップ1
およびキャビネット2上にコンロを固定し、ガス管、電
気との配管、配線などを行い、ガス機器穴6にガス機器
5が嵌め込まれる。
【0018】
【発明の効果】ガス機器穴四隅部6Aに切り欠き6Bを
設けたため、ガス機器5をガス機器穴6にはめ込む際
に、ガス機器穴6の角部にガス機器本体5Aの角部が当
たることなくはめ込まれ、ワークトップ3を破損するこ
とがなくなる。
【0019】ガス機器本体5Aの外寸法とガス機器穴6
の内寸法をほぼ等しくできるため、双方の辺部間のすき
間を最小限にでき、液体、ゴミ等の浸入を阻止するとと
もに、取り付け後のぐらつきを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示すキッチンユニット1
の正面図、
【図2】 ワークトップ3上に開けられたガス機器穴6
の上面図、
【図3】 本発明のはめ込み構造により、ガス機器穴6
にガス機器5がはめ込まれた状態の一部透視図、
【図4】 3/4円形の切り欠き6Bの形状を示す。
【図5】 ゆるやかに湾曲する切り欠き6Bの形状を示
す。
【図6】 ガス機器つば部5Bがガス機器穴6に支持さ
れている状態を示す断面図。
【図7】 図6のf7−f7矢視方向の断面図。
【図8】 ワークトップ3上に割れが入った状態を示
す。
【図9】 ガス機器5のスケルトン図、
【図10】 従来のワークトップ3の平面図、
【符号の説明】
1:キッチンユニット、2:キャビネット、3:ワーク
トップ、4:バックガード、5:ガス機器、5A:ガス
機器本体、5B:ガス機器つば部、5C:ガス機器本体
角部、6:ガス機器穴、6A:ガス機器穴四隅部、6
B:切り欠き、7:トッププレート、8:ごとく、A:
ガス機器穴6のたて寸法、B:ガス機器穴6のよこ寸
法、C:ガス機器穴6の辺部寸法、D:ガス機器本体5
Aの辺部寸法、X:すき間、Z:割れ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人造大理石製のワークトップに方形のガ
    ス機器穴を開け、ガス機器をはめ込む構造において、ガ
    ス機器穴の内寸法をガス機器本体の外寸法とほぼ等しく
    するとともに、該ガス機器穴四隅部に外方に向けて延出
    する切り欠きを設け、ガス機器穴にガス機器をはめ込ん
    だガス機器はめ込み構造。
  2. 【請求項2】 切り欠きの形状を3/4円形とする請求
    項1記載のガス機器はめ込み構造。
JP6317450A 1994-11-16 1994-11-16 ガス機器はめ込み構造 Expired - Fee Related JP2900228B2 (ja)

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JPH08140763A JPH08140763A (ja) 1996-06-04
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