JP2900007B2 - 合成樹脂被覆金属帯を用いた金網 - Google Patents

合成樹脂被覆金属帯を用いた金網

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JP2900007B2 JP21645492A JP21645492A JP2900007B2 JP 2900007 B2 JP2900007 B2 JP 2900007B2 JP 21645492 A JP21645492 A JP 21645492A JP 21645492 A JP21645492 A JP 21645492A JP 2900007 B2 JP2900007 B2 JP 2900007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、落石防止や防雪等のフ
ェンス、その他各種の防護フェンス、蛇籠や布団籠等に
好適に使用される合成樹脂被覆金網に関する。
【従来の技術】上記落石防止等のフェンスや蛇籠等には
古くから金網が使用されている。これらの網を構成する
線材は、通常、断面が円形のものが使用されていた。し
かし、円形の合成樹脂被覆金属線は線と線、あるいは線
と岩石とが接触する場合、所謂線接触となりやすく、被
覆面が擦り切れたり、金属の腐蝕が早くなるという問題
があった。そこで、従来の円形の合成樹脂被覆金属線の
欠点を解消すべく、平角線が提案された。例えば、実開
昭63−2531号公報には平角線による金網が開示さ
れている。該金網に使用される平角線は、円形断面を有
する鉄線、金属線を延長方向に一軸延伸し、該公報の第
4図に拡大図で示されているような断面が長方形の帯体
を形成し、これに鍍金、合成樹脂被覆、テープの巻付あ
るいは蒸着による被覆が施されることが開示されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】前記平角線は従来の円
形断面を有する線と比較すると、種々のメリットが生ず
るが、きわめて大きな欠点を有している。図9に示すよ
うに、長方形断面を有する線は四角形の四つの角を有す
るため、角の部分の合成樹脂被覆は破損しやすくなる。
図9,図10,図11において、図中10は鉄等の金属
の芯材、20は合成樹脂被覆部、21は同被覆部のコー
ナーを示す。また図10,図11における11は芯材の
コーナーを示す。図10において、平角線のコーナー部
分は内部の金属の芯材の角が尖っているため、外部から
該コーナー部に衝撃や摩擦が働くと、金属に比較してや
わらかい合成樹脂被覆面は切れて金属芯材のコーナー1
1が簡単に露出する。そして表面に表れた金属面は徐々
に腐蝕部分が周辺に進行し、被覆面を剥がしはじめる。
そして、図11のように被覆のコーナー部分21の端は
めくれ上がり、腐蝕の進行は益々速度を増すという由々
しき問題があった。このような線材が例えば落石防止用
のフェンスとして使用された場合、落石時に該腐蝕部分
は初期の強度とは比較できない程、強度低下を来してい
るため、思わぬ大きな事故につながるなどの恐れがある
という問題があった。
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑
み、鋭意研究の結果、金属帯の外周に合成樹脂被覆を施
した被覆体を用いて編加工された菱形金網に於いて、該
被覆体の断面が厚み0.7〜3.0mm、巾が2.4〜
9.0mmの略矩形を成すとともに、前記菱形金網の直
線部は略平板状で、屈曲部の被覆体の巾面を屈曲方向と
反対方向に湾曲させ金網を製することにより、問題を解
決したものである。また、更により望ましい上記金網
は、金属帯が鉄製であり、その断面が厚み0.5〜2.
0mm、巾2.0〜7.8mmの略トラック形であっ
て、該帯の外周に略トラック形又は略矩形に合成樹脂が
被覆されていることにより、被覆面がより破損しにくい
構成とすることができたものである。ここで、上記の
「略トラック形」とは、競技場等のトラックに似ている
ところから略トラック形としたもので、2本の平行な長
い直線部分とその両端に半円又は略円弧を有する形状の
ものをいう。
【作用】本発明の構成によれば、金属帯の外周に樹脂被
覆をし、断面が厚み0.7〜3.0mm、巾が2.4〜
9.0mmの略矩形を成す被覆体を菱形金網とし、該金
網の直線部分は略平板状としたことにより、菱形金網を
編んだ場合、該平板状部は金網面に対して同一平面方向
を向くので、落石や積雪に対しても平板状部の広い面で
接し、従来の円形断面を有する金網が円の接線部分すな
わち線接触となるのに比べて、より被覆面が損傷を受け
にくい。また屈曲部分の被覆体の巾面を屈曲方向と反対
方向に湾曲させたことにより、略矩形の合成樹脂被覆体
の角部分が破損し難くなる。この点について図5〜図6
(イ)(ロ)を参照して説明をする。図5は本発明の金
網の被覆体の一部であって、切断面Sは被覆体の屈曲部
である。図5において被覆体の屈曲方向は矢印Pで示し
た方向であり、被覆体はこれに対して反対方向に湾曲さ
せているものである。被覆体の巾面をこのように湾曲さ
せることにより、直線X−Xに対して略矩形の被覆体の
角部分が接触しにくくなり、さらに屈曲方向と反対方向
に描かれた曲線Y−Yに対しても被覆体は面接触となる
ため、略矩形の角部分の被覆が損傷を受けにくくなるも
のである。これに対して図6に示されているものは、本
発明と異なる構成の被覆体の一部を表したものである。
図6の(イ)は本発明の被覆体の屈曲部分の湾曲とは反
対方向に湾曲したもので、この場合直線X−Xに対して
略矩形の被覆体の角部が上下二ヶ所で接触するため、こ
の部分の破損は顕著に起こり易いものである。また図6
(ロ)の屈曲部分が湾曲していない場合、曲線Y−Yに
対して略矩形の被覆体は上下二ヶ所で接触し、この場合
もこの接触部分は破損しやすくなる。上記直線X−Xや
曲線Y−Yは菱形金網に於いて網自身や他の線材や枠体
などとの被覆体がどのように接触するかを想定して、そ
の状態をわかりやすく説明したものであるが、この図
5,図6(イ)(ロ)から明らかなように、本発明の屈
曲部分の被覆体の巾面を屈曲方向と反対方向に湾曲させ
れば被覆体の角部の破損が起こりにくくなることは明白
である。
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って詳述する。図
1は合成樹脂被覆を施した被覆体1で編加工された本発
明の菱形金網の正面図、図2は該被覆体1の正面図であ
って、2は屈曲部、3は直線部である。該被覆体1は厚
みが0.7〜3.0mm、巾が2.4〜9.0mmの
鉄、アルミ等の金属の長尺の帯体を合成樹脂被覆したも
のであって、金属の長尺の帯体の断面形状はいわゆる競
技場のトラックのような形をしているものが好ましく、
二本の長い直線部分とその両側に半円又は略円弧に近い
曲線部分を有しているものである。合成樹脂の種類とし
ては、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリエステル、ナイロン等、種々の樹脂が使用され
る。上記ポリ塩化ビニル樹脂の場合、樹脂100部に対
して可塑剤1〜50部好ましくは20〜30部、炭酸カ
ルシウム1〜30部好ましくは10〜20部、その他安
定剤、顔料等を配合したものを原料とし、押出溶融被覆
するのが好ましい。また、合成樹脂被覆の方法として他
に静電塗装、粉体塗装、溶融塗装なども使用可能であ
る。図3は図2に於いてA−A線断面図を拡大したもの
であって、略平板状を成している。該平板状部3と屈曲
部2との間は曲線部でつながっているため、その境界は
ほとんど明確に区別はできないものである。従って平板
状部3から屈曲部2に至るまではその中間部分が有り、
徐々に屈曲して90度、方向が反転する。図4は図2の
B−B線断面図を拡大したものであって、被覆体1は屈
曲方向と反対方向に大きく湾曲している。図2の屈曲部
Cは図4に示された屈曲部の湾曲方向とは逆の方向とな
る。このように、螺旋状にしかも直線状の平板状部と屈
曲部とを交互に持ちながら連続する帯状の被覆体1は、
その屈曲部に於いて、湾曲部(凹部)が常に外側になる
ように形成することによって、該被覆体1の被覆の最も
破損しやすい部分を保護する構造とすることが可能にな
るものである。次に、図7及び図8(イ)(ロ)は金属
帯の形状を帯の巾方向の両端を近似半円形状とすること
により、被覆体1の被覆層5の全体的な破損を起こりに
くくしたものである。すなわち、金属帯4の両端は全く
角のないトラック形の形状であって、図7は該帯4に略
均一な被覆層5を設けたものである。また、図8(イ)
(ロ)の金属帯4はそれぞれ図7の実施例と同様の断面
形状を有するものであるが、図8(イ)は合成樹脂被覆
層5が略矩形状となっており、また図8(ロ)はコーナ
ー部15の被覆層5が特別に肉厚になっている。このよ
うにコーナー部15を肉厚にすることにより角の部分の
摩擦による擦り切れや破損を大幅に減少させることがで
きる。特に、図8(ロ)のこぶ状の肉厚部をコーナー部
15に設けておくとにより、網加工時にコーナー部の被
覆面に入りやすい傷を大幅に防止することができる。ま
た金属帯4と合成樹脂被覆層5との間に接着剤層(不図
示)を介して密着被覆しておけば、被覆層に傷が入った
場合でも、金属帯4の腐蝕の進行を遅らせることができ
る。鉄製の金属帯の場合、その厚みが0.5mm以下に
なると、巾方向に曲がりやすくなり取り扱いが困難であ
り、厚みが2.0mm以上では屈曲部分の曲げ力が大き
くなり過ぎ、被覆面に螺旋曲げ加工中に傷が入りやすく
なる。また巾が2.0mm以下では岩石、積雪を遮蔽す
る効果が小さく、巾が7.8mm以上では螺旋曲げ加工
がきわめて困難である。
【発明の効果】本発明の構成によると、本発明の被覆体
と円形断面を有する菱形金網とを比較して、網を構成す
る帯と線の抗張力が同じ場合でも、帯の方が菱形金網を
形成するための折り曲げ力が小さくて済むという利点が
ある。換言すれば、従来の折り曲げ力を有する力で、帯
の厚み方向に対する折り曲げは、被覆面を傷付けること
なく折り曲げることができるので、より大きな抗張力を
有する帯を使用して菱形金網を造ることができるまた、
被覆体が平板状であるため、落石や積雪に対しても網目
から抜け出るのを防止するための有効な面積を有し、ま
た平板状部が金網面に対して同一平面方向を向くので、
落石や積雪に対して被覆面が損傷を受けにくいという利
点がある。更に、網を構成する被覆体の屈曲部分の被覆
体の巾面を屈曲方向と反対方向に湾曲させたことによ
り、最も傷つきやすい略矩形の合成樹脂被覆体の角部分
の破損が少なくなるため、金網としての腐蝕による強度
劣化が著しく向上するという顕著な効果を奏する。ま
た、望ましくは、金属帯の断面を厚み0.5〜2.0m
m、巾2.0〜7.8mmのトラック形にすることによ
り、合成樹脂被覆面の損傷がより少なくなるので、極め
て長期に亘って信頼性のある金網を提供できるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の菱形金網の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の菱形金網を構成する被覆体の一実施例
を示す正面図である。
【図3】図1のA−A断面拡大図である。
【図4】図1のB−B線断面拡大図である。
【図5】本発明の被覆体の屈曲部断面を示す斜視図であ
る。
【図6】(イ)(ロ)はそれぞれ従来の金網の屈曲部断
面を示す斜視図である。
【図7】本発明の被覆体の他の実施例を示す断面拡大図
である。
【図8】(イ)(ロ)はそれぞれ本発明の被覆体の更に
別の実施例を示す断面拡大図である。
【図9】従来の金網の線の拡大断面図である。
【図10】従来の金網の線の拡大断面図である。
【図11】従来の金網の線の拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 被覆体 2 屈曲部 3 平板状部 4 金属帯 5 被覆層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属帯の外周に合成樹脂被覆を施した被覆
    体を用いて編加工された菱形金網に於いて、該被覆体の
    断面が厚み0.7〜3.0mm、巾が2.4〜9.0m
    mの略矩形を成すとともに、前記菱形金網の直線部は略
    平板状で、屈曲部の被覆体の巾面を屈曲方向と反対方向
    に湾曲させたことを特徴とする合成樹脂被覆金属帯を用
    いた金網。
  2. 【請求項2】金属帯は鉄製であって、その断面が厚み
    0.5〜2.0mm、巾2.0〜7.8mmの略トラッ
    ク形であり、該帯の外周に略トラック形又は略矩形に合
    成樹脂が被覆されていることを特徴とする請求項1の金
    網。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3029543B2 (ja) 1994-12-12 2000-04-04 新日本製鐵株式会社 蛇篭用鋼線

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