JP2899944B2 - 多芯コネクタ - Google Patents

多芯コネクタ

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JP2899944B2
JP2899944B2 JP6175801A JP17580194A JP2899944B2 JP 2899944 B2 JP2899944 B2 JP 2899944B2 JP 6175801 A JP6175801 A JP 6175801A JP 17580194 A JP17580194 A JP 17580194A JP 2899944 B2 JP2899944 B2 JP 2899944B2
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隆男 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多芯コネクタに関し、
特に、高速伝送信号路同士の接続及び低速伝送信号路同
士の接続、高速伝送信号路同士の接続及び電源供給路同
士の接続、或いは高速伝送信号路同士、低速伝送信号同
士、及び電源供給路同士の接続を行うために使用される
多芯コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多芯コネクタは、多芯コネクタプラグと
多芯コネクタレセプタクルとで構成されている。図11
は従来の多芯コネクタプラグにおける第1のコンタクト
及び第2のコンタクトの配列状態を示す横断面図であ
り、多芯コネクタプラグの接続側から接続方向に沿って
見たものである。
【0003】図11に示すように、従来の多芯コネクタ
プラグは、インシュレータ60と、複数の第1のコンタ
クト61と、複数の第2のコンタクト62とを有してい
る。複数の第1のコンタクト61は、インシュレータ6
0内で互いに平行に延在し、これらは、横断面で見る
と、所定ピッチaで配列された行と列を有する第1のマ
トリックスパターンに従ってインシュレータに配置され
た格好に成っている。第2のコンタクト62は、第1の
コンタクト61と同様に、インシュレータ60内で互い
に平行に延在し、これらは、横断面で見ると、所定ピッ
チで配列された行と列を有する第2のマトリックスパタ
ーンに従ってインシュレータに配置された格好に成って
いる。第2のマトリックスパターンのピッチは、第1の
マトリックスパターンのピッチaと同じであり、そし
て、第2のマトリックスパターンは、a/2だけ第1の
マトリックスパターンからずれている。従って、第1の
コンタクトと第2のコンタクトは、横断面で見ると、千
鳥格子上に配置された格好に成っている。このように第
1コンタクトと第2のコンタクトは、千鳥格子状に配置
されているので、各第1のコンタクト61は、4本の隣
り合う第2のコンタクト62で範囲を定められた正方形
の中央に位置するように成っている。
【0004】一方、多芯コネクタレセプタクルに並設さ
れた第1及び第2のコンタクトは、それぞれ多芯コネク
タプラグに並設された第1及び第2のコンタクトに接続
されるので、多芯コネクタレセプタクルにおける第1の
コンタクト及び第2のコンタクトの配列状態も、図11
に示す状態と同じになる。
【0005】上述の第1のコンタクトは、主として、信
号伝送路の接続のために用いられ、従って、一般に、信
号用コンタクトと呼ばれている。上述の第2のコンタク
トは、形状が第1のコンタクトと類似しており、主とし
て、アース線の接続のために用いられ、従って、一般
に、グランド用コンタクトと呼ばれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成を有する従
来の多芯コネクタは、低速伝送信号を取扱う場合、或い
は電源供給を行う場合においては、特に問題はない。
【0007】ところが、近年ではこの種の多芯コネクタ
が使用される各種電子装置等の内部基板における部品の
実装が高密度化し、また取扱う信号が高速伝送化する傾
向にある。そして上述の従来の多芯コネクタを用いて信
号の高速伝送化、実装の高密度化を図った場合には、次
のような問題が生じる。
【0008】即ち、従来の多芯コネクタのように第1の
コンタクト間に第2のコンタクトを配置した構造では、
高速伝送信号を取扱う際に、隣り合う第1のコンタクト
間においてクロストークが生じる。このようなクロスト
ークを無くすためには、より安定したグランド構造が必
要となり、そのためには第2のコンタクトの芯数を増や
すことが考えられる。しかしながら、実装の高密度化に
伴うコンタクト同士の接近等によって、第2のコンタク
トの芯数を増やすことは困難であり、もし、第2のコン
タクトの芯数を増やした場合には、第1のコンタクトの
芯数を制限せざるを得ないと言う問題がある。
【0009】それ故に、本発明の課題は、第1のコンタ
クトの芯数を制限することなく、クロストークを低減す
ることができる多芯コネクタプラグ及び多芯コネクタレ
セプタクルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、インシュレータと、該インシュレータに並設され
た第1のコンタクトと、該第1のコンタクトの近傍で前
記インシュレータに並設された第2のコンタクトとを含
多芯コネクタにおいて、前記第2のコンタクトが、隣
り合う前記第1のコンタクト間に介在する遮蔽部を有
、該遮蔽部の横断面形状が略L字状であり、更に、該
遮蔽部が、隣り合う前記第1のコンタクトに沿って延在
し、実質的に前記第1のコンタクトの全長に亙って隣り
合う前記第1のコンタクト間を遮蔽するように形成され
ていることを特徴とする多芯コネクタが得られる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、インシュレ
ータと、第1の接触部、該第1の接触部に連設され、前
記インシュレータに圧入される第1の圧入部、及び前記
第1の圧入部に連設された第1の端子部を有する第1の
コンタクトと、第2の接触部、該第2の接触部に連設さ
れ、前記インシュレータに圧入される第2の圧入部、及
び前記第2の圧入部に連設された第2の端子部を有する
第2のコンタクトとを含む多芯コネクタにおいて、前記
第1のコンタクトと前記第2のコンタクトは、同間隔で
並設されており、前記第2の圧入部は、前記第1の圧入
部より幅広であることを特徴とする多芯コネクタが得ら
れる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、前記第2の
コンタクトが、前記第2の圧入部を兼ねた遮蔽部を有し
ており、該遮蔽部は、横断面形状が略L字状であり、隣
り合う前記第1のコンタクト間に介在するように成って
いることを特徴とする請求項2記載の多芯コネクタが得
られる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、請求項1の
多芯コネクタと、請求項2記載の多芯コネクタとから成
る多芯コネクタが得られる。
【0014】
【作用】本発明の多芯コネクタプラグでは、第2のコン
タクトの遮蔽部によって、隣り合う第1のコンタクト同
士の間が遮蔽されるので、この第2のコンタクトによる
シールド効果によって第1のコンタクト間のクロストー
クが低減される。
【0015】尚、本発明の多芯コネクタプラグの第2の
コンタクトは、クロストークが特に問題とならない低速
伝送信号の伝送の場合に、信号用コンタクトとして用い
ることもできる。更に、これらの第2のコンタクトは、
その断面積が大きく、電流容量を大きくとれるため、電
源供給用コンタクトとして用いることもできる。
【0016】一方、本発明の多芯コネクタレセプタクル
では、隣り合う第2のコンタクトの第2の圧入部同士で
の最接近部分の間隔を、第1のコンタクトの第1の圧入
部同士での最接近部分の間隔より小さく設定してあるの
で、第2の圧入部における隙間が小さく、従って、この
第2の圧入部によって第1のコンタクト間がシールドさ
れ、第1のコンタクト間のクロストークが低減される。
また、隣り合う第1のコンタクトの第1の圧入部同士で
の最接近部分の間隔が、第2のコンタクトの第2の圧入
部同士での最接近部分の間隔より大きくなるので、第1
のコンタクト間のクロストークが低減される。
【0017】また、本発明のもう一つの多芯コネクタレ
セプタクルでは、第2のコンタクトの遮蔽部によって、
隣り合う第1のコンタクト同士の間が遮蔽されるので、
この第2のコンタクトによるシールド効果によって第1
のコンタクト間のクロストークが低減される。
【0018】尚、これら本発明の多芯コネクタレセプタ
クルの第2のコンタクトは、本発明の多芯コネクタプラ
グと同様に、クロストークが特に問題とならない低速伝
送信号の伝送の場合に、信号用コンタクトとして用いる
こともでき、更に、電源供給用コンタクトとして用いる
こともできる。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0020】図1及び図2は本発明の第1の実施例に係
る多芯コネクタプラグを示す。図1及び図2を参照して
本実施例の多芯コネクタプラグを説明する。この多芯コ
ネクタプラグ10は、第1のコンタクト11、第2のコ
ンタクト12、これら第1のコンタクト11と第2のコ
ンタクト12とが植設されたインシュレータ13、及び
ロケータ14で構成されている。
【0021】第1のコンタクト11は、本実施例の場
合、信号用コンタクトであり、これらは、従来の多芯コ
ネクタプラグの第1のコンタクトと同様に、第1のマト
リックスパターンに従ってインシュレータ13に並設さ
れている。また図7から明らかなように、本実施例の第
1のコンタクト11は、ソケットコンタクトであり、こ
の第1のコンタクト11の下端部には筒状のソケット部
11aが一体に設けられている。更に、第1のコンタク
ト11の上端部は、端子部11bと成っており、この端
子部11bは、ソケット部11aの筒軸方向に対して略
90°折曲され、ロケータ14を挿通して基板3のスル
ーホール3aに接続される。
【0022】第2のコンタクト12は、本実施例の場
合、グランド用コンタクトであり、図2から明らかなよ
うに、金属板をその長手方向と平行な直線上で折曲して
その横断面形状がL字形に成るように成形したものであ
る。これにより第2のコンタクト12には、2つの片が
構成され、これらの片は、遮蔽部12dと成っている。
第2のコンタクト12も、従来の多芯コネクタプラグの
第2のコンタクトと同様に、第2のマトリックスパター
ンに従ってインシュレータ13に並設されている。より
詳しくは、第2のコンタクト12は、その遮蔽部12d
が隣り合う第1のコンタクト11の間に介在するように
インシュレータ13に植設されている。従って、第1の
コンタクト11は、その周囲の大部分を第2のコンタク
ト12によって取り囲まれるように成っている。また、
第2のコンタクト12は、本実施例の場合、ソケットコ
ンタクトであり、その下端部にソケット部12aを一体
に有している。このソケット部12aは、後述する多芯
コネクタレセプタクル20の第2のコンタクト22を受
け入れ、これと導通する。更に、第1のコンタクト11
と同様に、第2のコンタクト12の上端部は、図1
(b)から明らかなように、端子部12bと成ってお
り、この端子部12bは、ソケット部12aの筒軸方向
に対して略90°折曲され、ロケータ14を挿通して基
板3のスルーホール3aに接続される。
【0023】インシュレータ13は、後述する多芯コネ
クタレセプタクル20と嵌合する部分である嵌合部13
aをその下部に有している。嵌合部13aの両側面に
は、多芯コネクタレセプタクル20と係合する係合突起
13bが設けられている。また,インシュレータ13の
上部両側には、インシュレータ13を基板3に取り付け
るための取付部13cが形成されており、両取付部13
cの間は空所と成っており、この空所にロケータ14が
配置されている。また、嵌合部13aの下端部には、多
芯コネクタレセプタクル20に備えられた第1のコンタ
クト21及び第2のコンタクト22の接触部21a,2
2aを挿通するための挿通孔13dが形成されている。
更にインシュレータ13の上部には、基板3との位置決
めをするための位置決め突起13eが形成されている。
【0024】図3乃至図5は本発明の第1の実施例に係
る多芯コネクタレセプタクルを示す。次に、図3乃至図
5を参照して、本実施例の多芯コネクタレセプタクルを
説明する。この多芯コネクタレセプタクル20は、第1
のコンタクト21、第2のコンタクト22、及びこれら
第1のコンタクト21と第2のコンタクト22とが植設
されたインシュレータ23で構成されている。
【0025】第1のコンタクト21は、本実施例の場
合、ピンコンタクトから成る信号用コンタクトであり、
これらは、従来の多芯コネクタレセプタクルの第1のコ
ンタクトと同様に、第1のマトリックスパターンに従っ
てインシュレータ23に並設されている。また、第1の
コンタクト21の上部には、接触部21aが形成され、
これらは、インシュレータ23の内側で突出している。
これら接触部21aは、多芯コネクタプラグ10のイン
シュレータ13に形成された挿入孔13dからインシュ
レータ13内に挿入されて第1のコンタクト11のソケ
ット部11aに接続される。第1のコンタクト21の下
部には、インシュレータ23に圧入される部分である第
1の圧入部21d、基板4のスルーホール4aに挿入さ
れ、ここに接続されるプレスフィット部21e、及び端
子部21bが、それぞれ形成されている。第1の圧入部
21dは、インシュレータ23の幅方向(図4において
左右方向)に沿って延在している。
【0026】第2のコンタクト22は、本実施例の場
合、ピンコンタクトから成るグランド用コンタクトであ
り、これらも、従来の多芯コネクタレセプタクルの第2
のコンタクトと同様に、第2のマトリックスパターンに
従ってインシュレータ23に並設されている。従って、
第2のコンタクトの列は、第1のコンタクト21の列と
平行に成っている。第2のコンタクト22の上部は、第
1のコンタクト21と同様に、接触部22aが形成さ
れ、これらは、インシュレータ23の内側で突出してい
る。これら接触部22aは、多芯コネクタプラグ10の
インシュレータ13に形成された挿通孔13dからイン
シュレータ13内に挿入されて第2のコンタクト12の
ソケット部12aに接続される。また第2のコンタクト
22の下部には、第1のコンタクト21と同様に、イン
シュレータ23に圧入される部分である第2の圧入部2
2d、基板4のスルーホール4aに挿入され、ここに接
続されるプレスフィット部22e、及び端子部22b
が、それぞれ形成されている。第2の圧入部22dは、
インシュレータ23の幅方向(図5において左右方向)
に沿って延在している。
【0027】インシュレータ23は、多芯コネクタプラ
グ10の嵌合部13aを収納する収納部23aを構成す
る外壁23bを有している。またこの外壁23bには、
嵌合部13aに形成された係合突起13bに係合する切
欠き23cが形成されている。またインシュレータ23
の底面(図3(b)において右端面)には、二点鎖線で
示された基板4が取付けられる。
【0028】上述のように、第1のコンタクト21と第
2のコンタクト22とは実質的に同じ間隔で並設されて
いるものであるが、図4と図5との比較から明らかなよ
うに、第1のコンタクト21の第1の圧入部21d同士
での最接近部分の間隔Aは大きく設定され、また第2の
コンタクト22の第2の圧入部22d同士での最接近部
分の間隔Bは、間隔Aよりも小さく設定されている。
【0029】このように並設された第1のコンタクト2
1における最接近部分の間隔を大きくとることにより、
第1のコンタクト21におけるクロストークが減少でき
る。また並設された第2のコンタクト22における最接
近部分の間隔を小さくすることで第2の圧入部22dに
よる第1のコンタクト21のシールド効果を上げること
ができる。そしてこれらの相乗効果により、隣り合う第
1のコンタクト21間のクロストークを低減することが
できる。
【0030】図6及び図7は上述の多芯コネクタプラグ
10と多芯コネクタレセプタクル20とを接続した状態
を示す。これらの接続に際し、多芯コネクタプラグ10
には基板3が予め取り付けられ、また多芯コネクタレセ
プタクル20には基板4が予め取り付けられる。そして
基板3,4が取り付けられた状態で、多芯コネクタプラ
グ10のインシュレータ10に形成された嵌合部13a
を、多芯コネクタレセプタクル20のインシュレータ2
0に形成された収納部23a内に嵌合させると共に、第
1のコンタクト21及び第2のコンタクト22がインシ
ュレータ10に形成された挿通孔13dを通じて第1の
コンタクト11及び第2のコンタクト12にそれぞれ接
続されることで、両者の接続が完了する。
【0031】図8乃至図10は本発明の第2の実施例に
係る多芯コネクタプラグ及び多芯コネクタレセプタクル
を示す。
【0032】本実施例の多芯コネクタプラグ10は、図
1及び図2に示される多芯コネクタプラグ10と略同構
成であり、第1の実施例と同じ構成部分については第1
の実施例と同じ参照番号を付し、その説明を省略する。
図8から明らかなように、各第2のコンタクト12の遮
蔽部12dは、隣り合う第1のコンタクト11に沿って
延在し、これら隣り合う第1のコンタクト11間を実質
的に第1のコンタクト11の全長に亙って遮蔽するよう
に形成されている。即ち、各第2のコンタクト12の遮
蔽部12dは、隣り合う第1のコンタクト11のソケッ
ト部11aから端子部11bの先端近く迄の範囲でこれ
らの間に介在する。
【0033】一方、本実施例の多芯コネクタレセプタク
ル20も、図3乃至図5に示される多芯コネクタレセプ
タクル20と略同構成であり、第1の実施例と同じ構成
部分については第1の実施例と同じ参照番号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例の多芯コネクタレセプタク
ル20の各第2のコンタクト22は、それぞれ2つの遮
蔽部22dを有している。これら遮蔽部22dは、イン
シュレータ23の幅方向(図9(a)において左右方
向)、或いはインシュレータ23の厚さ方向(図9
(a)において上下方向)で延在し、隣り合う第1のコ
ンタクト21の間にそれぞれ介在するものである。ま
た、これら遮蔽部22dは、インシュレータ23に圧入
される部分である第2の圧入部を兼ねるものである。
【0034】尚、本実施例の場合、第1の実施例と同様
に、隣り合う第2のコンタクト22の遮蔽部(第2の圧
入部)22d同士での最接近部分の間隔は、隣り合う第
1のコンタクト21の第1の圧入部21d同士での最接
近部分の間隔よりも小さく設定されているが、必ずしも
このように構成する必要はない。
【0035】
【発明の効果】本発明の多芯コネクタプラグでは、第2
のコンタクトの遮蔽部によるシールド効果によって第1
のコンタクト間のクロストークを低減することができ
る。
【0036】一方、本発明の多芯コネクタレセプタクル
では、隣り合う第2のコンタクトの第2の圧入部での最
接近部分の間隔を隣り合う第1のコンタクトの第1の圧
入部での最接近部分の間隔よりも小さく設定してあるの
で、この第2の圧入部によるシールド効果によって第1
のコンタクト間のクロストーク量を低減させることがで
き、同時に第1の圧入部の間隔が広がることによっても
第1のコンタクト間のクロストークを低減することがで
きる。
【0037】また、本発明のもう一つの多芯コネクタレ
セプタクルでは、第2のコンタクトの遮蔽部によるシー
ルド効果によって第1のコンタクト間のクロストークを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る多芯コネクタプ
ラグを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)
は底面図である。
【図2】図2は図1(b)におけるII−II線での拡大断
面図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施例に係る多芯コネク
タレセプタクルを示し、(a)は平面図、(b)は側面
図である。
【図4】図4は図3(a)におけるIV−IV線での拡大断
面図である。
【図5】図5は図3(a)におけるV−V線での拡大断
面図である。
【図6】図6は図1及び図2に示す多芯コネクタプラグ
と図3乃至図5に示す多芯コネクタレセプタクルとを嵌
合した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図7】図7は図6(a)におけるVII −VII 線での断
面図である。
【図8】図8は本発明の第2の実施例に係る多芯コネク
タレセプタクルを示し、(a)は縦断面図、(b)は
(a)におけるb−b線での断面図、(c)は(a)に
おけるc−c線での断面図、(d)は(a)におけるd
−d線での断面図である。
【図9】図9は図8に示す多芯コネクタレセプタクルを
示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図10】図10は図8に示す多芯コネクタレセプタク
ルの要部の断面図であり、(a)は図9(a)における
a−a線での断面図、(b)は図9(a)におけるb−
b線での断面図である。
【図11】従来の多芯コネクタプラグにおける第1のコ
ンタクト及び第2のコンタクトの配列状態を示す横断面
図である。
【符号の説明】
3 基板 4 基板 10 多芯コネクタプラグ 11 第1のコンタクト 12 第2のコンタクト 12d 遮蔽部 13 インシュレータ 14 ロケータ 20 多芯コネクタレセプタクル 21 第1のコンタクト 21d 第1の圧入部 22 第2のコンタクト 22d 第2の圧入部(遮蔽部) 23 インシュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−220977(JP,A) 特開 平6−85483(JP,A) 特開 平6−215829(JP,A) 特開 平7−94244(JP,A) 特開 平4−286885(JP,A) 特開 平6−36829(JP,A) 実開 平5−73882(JP,U) 実開 平6−29047(JP,U) 実開 平5−90856(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/648 - 13/658 H01R 23/02 - 23/68 H01R 17/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと、該インシュレータに
    並設された第1のコンタクトと、該第1のコンタクトの
    近傍で前記インシュレータに並設された第2のコンタク
    トとを含む多芯コネクタにおいて、前記第2のコンタク
    トが、隣り合う前記第1のコンタクト間に介在する遮蔽
    部を有し、該遮蔽部の横断面形状が略L字状であり、更
    に、該遮蔽部が、隣り合う前記第1のコンタクトに沿っ
    て延在し、実質的に前記第1のコンタクトの全長に亙っ
    て隣り合う前記第1のコンタクト間を遮蔽するように形
    成されていることを特徴とする多芯コネクタ
  2. 【請求項2】 インシュレータと、第1の接触部、該第
    1の接触部に連設され、前記インシュレータに圧入され
    る第1の圧入部、及び前記第1の圧入部に連設された第
    1の端子部を有する第1のコンタクトと、第2の接触
    部、該第2の接触部に連設され、前記インシュレータに
    圧入される第2の圧入部、及び前記第2の圧入部に連設
    された第2の端子部を有する第2のコンタクトとを含む
    多芯コネクタにおいて、前記第1のコンタクトと前記第
    2のコンタクトは、同間隔で並設されており、前記第2
    の圧入部は、前記第1の圧入部より幅広であることを特
    徴とする多芯コネクタ
  3. 【請求項3】 前記第2のコンタクトが、前記第2の圧
    入部を兼ねた遮蔽部を有しており、該遮蔽部は、横断面
    形状が略L字状であり、隣り合う前記第1のコンタクト
    間に介在するように成っていることを特徴とする請求項
    2記載の多芯コネクタ
  4. 【請求項4】 請求項1の多芯コネクタと、請求項2記
    載の多芯コネクタとから成る多芯コネクタ
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