JP3054809B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP3054809B2 JP3054809B2 JP8041238A JP4123896A JP3054809B2 JP 3054809 B2 JP3054809 B2 JP 3054809B2 JP 8041238 A JP8041238 A JP 8041238A JP 4123896 A JP4123896 A JP 4123896A JP 3054809 B2 JP3054809 B2 JP 3054809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- contact
- connector
- signal
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
に、セラミック等の基板上に複数個の素子が搭載された
所謂MCM(Multi Chip Module)用
のコネクタに関する。
コンタクトを有しており、その一部は信号用コンタクト
(シグナルコンタクト)として用いられ、残りは接地コ
ンタクト(グランドコンタクト)として用いられる。
と、伝送時の損失及び隣接信号線への漏話が問題とな
り、このため、信号線路を同軸構造とするかあるいは接
地端子数が増加させて上記の問題に対処している。
は、MCMパッケージの信号数が増えると、コネクタに
おいて所謂ZIF構造を採用することが難しく、その結
果、コネクタの嵌合及び離脱が極めて困難となってしま
う。
易にするため、接地端子を増加させることが一般に採用
されている。
について概説する。
クト11及び複数のグランドコンタクト12を備えてお
り、これらシグナルコンタクト11及びグランドコンタ
クト12は格子状に交互に配列され、インシュレータ
(図示せず)に組み込まれている。
子状にシグナルコンタクト11及びグランドコンタクト
12が交互に配列されている結果、グランドコンタクト
11の間隔が大きく、この結果、シグナルコンタクト間
の漏話が大きくなってしまう。
せるためには、グランド強化を図る必要がある。即ち、
グランドコンタクト12の数を増加させる必要がある。
グランド強化を図ったコネクタとして、例えば、図8に
示すものが知られている。図8に示すコネクタでは、シ
グナルコンタクト11及びグランドコンタクト12を千
鳥配列しており、これによって、グランドコンタクト1
2の数を増加させている。
ドコンタクトを追加すると、コンタクト実装密度があが
る結果、パッケージにおいて信号パターン形成が困難と
なってしまう。加えて、コンタクトの総数が増加する結
果、コネクタの嵌合及び離脱に要する操作力が増加して
しまうという問題点がある。
信号数を増やすことができるコネクタを提供することに
ある。
ュレータを備え、該インシュレータに格子状に信号コン
タクトと接地コンタクトとが交互に配列されたコネクタ
において、前記インシュレータには前記接地コンタクト
に隣接して前記接地コンタクトの延在方向に延び接触片
を備える接地部材が配置され、前記接触片によって前記
接地部材と前記接地コンタクトとが接続されており、さ
らに、前記接地部材には前記接地コンタクトが相手側接
地ピンと接続された際該相手側接地ピンと前記接地部材
とを直接接続する接触子が備えられていることを特徴と
するコネクタが得られる。
地コンタクトが高速信号に対応する際、該高速信号に対
応する接地コンタクトに隣接して配置される。そして、
前記接地コンタクトが低速信号に対応する際には、該低
速信号に対応する接地コンタクトが信号コンタクトとし
て用いられる。
ば、ZIF構造が用いられる。
て説明する。
インシュレータ21を備えており、このインシュレータ
21には複数のシグナルコンタクト22及び複数のグラ
ンドコンタクト23が組み込まれている。これらシグナ
ルコンタクト22及びグランドコンタクト23は格子状
に交互に配列されている。つまり、シグナルコンタクト
22とグランドコンタクト23とは互いに隣合う位置関
係に配列されている。そして、各グランドコンタクト2
3に隣接してグランドプレート24がインシュレータ2
1に組み込まれ、このグランドプレート24はグランド
コンタクト22に接続されている。なお、インシュレー
タ21にはインシュレータカバーで覆われるが、図1
(a)ではインシュレータカバーを外した状態を示して
いる。
(b)は図1(a)のA−A線断面図であり、図1
(c)は図1(a)のB−B線断面図である。
クト22は、本体部22a、ピン接続部22b、及び嵌
合接続部22cを備えており、同様に、グランドコンタ
クト23も本体部23a、ピン接続部23b、及び嵌合
接続部23cを備えている。インシュレータカバー25
には挿入孔25aが形成されており、インシュレータ2
1をインシュレータカバー25で覆った際、挿入孔25
aは嵌合接続部22c又は23cと対向する。
ンドコンタクト23に隣接して、グランドコンタクト2
3の延在方向に延びるグランドプレート24がインシュ
レータ21内に配設されており、このグランドプレート
24にはグランドプレート接触片24aが形成され、図
1(c)において、このグランドプレート接触片24a
は下側に折り曲げられている。この結果、グランドプレ
ート24はグランドプレート接触片24aでグランドコ
ンタクト23と接触している。つまり、グランドプレー
ト接触片24aによって、グランドプレート24とグラ
ンドコンタクト23とは接続されていることになる。
グナルコンタクト、グランドコンタクト、及びグランド
プレートの配列関係を図2に示す。
加することによって、コンタクト実装密度が増加するこ
となく、グランド強化を図ることができ、その結果、漏
話を低減させることが可能となる。つまり、グランドを
強化することによって、信号線間の漏話を低減させ、信
号線路のインピーダンスマッチングをとって信号伝送時
における信号品質の劣化を防止することができる。
接してグランドプレートを配設する必要はなく、必要に
応じて部分的にグランドプレートを組み込むようにして
もよい。例えば、図3に示すように、低速信号に対応す
るシグナルコンタクト及びグランドコンタクト(図3に
おいてともに白抜きで示し、以下白抜きコンタクト23
aと呼ぶ)において、対応するグランドコンタクト23
に隣接してグランドプレートを配設せず(図3におい
て、これらグランドプレートを配設しない箇所を破線で
示す)、高速信号に対応するグランドコンタクト23に
隣接してグランドプレート24を配設するようにしても
よい。この際、白抜きのグランドコンタクト23aはシ
グナルコンタクトとして用いられる。
るためには、グランドプレート24を長くすればよい。
つまり、図4に示すように、グランドプレート24の両
端を図中斜線で示すように延在させることによって、イ
ンピーダンス整合区間を長くして、これによって、高速
伝送における品質を向上させる。
るため、グランドプレート24をMCM(図示せず)グ
ランドピンに直接接続するようにしてもよい。この場合
には、図5に示すように、グランドコンタクト23の上
端に図中左右に延在する接触子26を配設して、この接
触子26をグランドプレート23の上端と接触させてお
けばよい。これによって、MCMグランドピン27がグ
ランドコンタクト23と接触した際、接触子26を介し
てグランドプレート23がMCMグランドピン27と直
接接続されることになる。
6(a)及び(b)に示すZIF(ゼロ インサーショ
ン フォース)機構28が用いられる。
部材(グランドプレート)をグランドコンタクトに隣接
してインシュレータに組み込み、接触片によってグラン
ドプレートとグランドコンタクトとを接続するようにし
たから、特性インピーダンスを適正化することができる
ばかりでなく、実質的にグランドが密となって信号線路
間の漏話を低減できる。さらに、グランドプレートにグ
ランドコンタクトが相手側接地ピンと接続された際、相
手側接地ピンとグランドプレートとを直接接続する接触
子を備えるようにしたから、より高速伝送における品質
を向上させることができるという効果がある。つまり、
グランドコンタクトを増加させることなく、グランドが
強化でき、高周波信号及び高速伝送への対応が良好とな
る。
はインシュレータカバーを外した状態で示す平面図、
(b)はインシュレータカバーを有する状態における
(a)のA−A線断面図、(c)はインシュレータカバ
ーを有する状態における(a)のB−B線断面図であ
る。
を示す図である。
一例を示す図である。
ートの両端を延ばしてインピーダンス整合区間を延長さ
せた状態を示す図である。
ドピンとグランドプレートとを直接接続させた例を示す
図である。
F構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面
図である。
図である。
す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 インシュレータを備え、該インシュレー
タに格子状に信号コンタクトと接地コンタクトとが交互
に配列されたコネクタにおいて、前記インシュレータに
は前記接地コンタクトに隣接して前記接地コンタクトの
延在方向に延び接触片を備える接地部材が配置され、前
記接触片によって前記接地部材と前記接地コンタクトと
が接続されており、さらに、前記接地部材には前記接地
コンタクトが相手側接地ピンと接続された際該相手側接
地ピンと前記接地部材とを直接接続する接触子が備えら
れていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたコネクタにおい
て、前記接地部材は前記接地コンタクトが高速信号に対
応する際、該高速信号に対応する接地コンタクトに隣接
して配置されるようにしたことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたコネクタにおい
て、前記接地コンタクトが低速信号に対応する際には、
該低速信号に対応する接地コンタクトが信号コンタクト
として用いられることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
コネクタにおいて、前記コネクタはZIF構造を備え、
該ZIF構造によって嵌合離脱が行われるようにしたこ
とを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041238A JP3054809B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041238A JP3054809B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237654A JPH09237654A (ja) | 1997-09-09 |
JP3054809B2 true JP3054809B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12602854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041238A Expired - Fee Related JP3054809B2 (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054809B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11722077B2 (en) | 2017-05-29 | 2023-08-08 | Continental Automotive Gmbh | Motor vehicle having a front door and a rear door |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041238A patent/JP3054809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11722077B2 (en) | 2017-05-29 | 2023-08-08 | Continental Automotive Gmbh | Motor vehicle having a front door and a rear door |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09237654A (ja) | 1997-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6336827B1 (en) | Balanced-transmission cable-and-connector unit | |
US6805586B2 (en) | High density connector for balanced transmission lines | |
KR100754098B1 (ko) | 접속대상물을 접속하기 위한 전기 커넥터 | |
US6994594B2 (en) | Electrical connector contact configurations | |
US7131862B2 (en) | Electrical connector with horizontal ground plane | |
JP4136933B2 (ja) | 高速伝送用コネクタ | |
CA2291373A1 (en) | Modular connectors with compensation structures | |
JPH11224741A (ja) | モジュラープラグ | |
WO2006004092A1 (ja) | 電気コネクタ | |
JPH06236788A (ja) | ソケット | |
US6547595B2 (en) | High-speed transmission connector | |
US20060216960A1 (en) | Board-to-board connector | |
US20060024995A1 (en) | Electrical connector assembly having contacts configured for high-speed signal transmission | |
US6333472B1 (en) | Reduction of crosstalk in data transmission system | |
JP3802070B2 (ja) | クロストーク減少のための非抵抗エネルギ結合 | |
US20020130728A1 (en) | Electrical connector and transmission line | |
JP2917655B2 (ja) | コネクタ装置 | |
US6783400B2 (en) | Electrical connector assembly having contacts configured for high-speed signal transmission | |
JP2597637Y2 (ja) | コネクタ | |
JP3054809B2 (ja) | コネクタ | |
US5309121A (en) | Signal transfer line having a din connector | |
JP3533568B2 (ja) | 差動信号伝送用コネクタ | |
US7524193B2 (en) | Connector excellent in high-frequency characteristics | |
JP2899944B2 (ja) | 多芯コネクタ | |
AU2351901A (en) | An electrical circuit board and a multiconnector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000301 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |