JP3533568B2 - 差動信号伝送用コネクタ - Google Patents

差動信号伝送用コネクタ

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は差動信号伝送用コネ
クタに関し、特に2つの回路の間で差動信号を伝送する
差動信号伝送用コネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】2つの回路の間で複数の差動信号を伝送
する場合、1つの差動信号に対し2本の信号コンタクト
を用いた信号コンタクトペアを複数対、インシュレータ
に配列、保持した、差動信号伝送用コネクタが用いられ
る。このような差動信号伝送用コネクタの、従来の第1
の例を図2(a),(b)に示す。この第1の例では、
雌雄1対となり、互いに嵌合するコネクタ100x、コ
ネクタ200xを含んで構成され、その詳細は次の通り
である。
【0003】まず、コネクタ100xは、それぞれが、
一定の間隔D1で配置される、雄型の2本の信号コンタ
クト111を含んで成る、複数の信号コンタクトペア1
10と、これら複数の信号コンタクトペア110を、予
め設定された一直線上に、予め定められた間隔D2で配
列し、かつ、それぞれの2本の信号コンタクト111の
配置方向が、これら信号コンタクトペア110の配列方
向に対し直交する方向に配置して保持するインシュレー
タ150xと、を備えた構成、構造となっている。
【0004】また、コネクタ200xは、それぞれが、
一定の間隔(D1)で配置されて、嵌合するコネクタ1
00xの複数の信号コンタクトペア110の、2本の信
号コンタクト111と対応、接触接続する、雌型の2本
の信号コンタクト211を含んで成る、複数の信号コン
タクトペア210と、これら複数の信号コンタクトペア
210を、そのそれぞれの2本の信号コンタクト211
が、嵌合するコネクタ100xの複数の信号コンタクト
ペア110の、それぞれの2本の信号コンタクト111
と対応、接触接続するように、一直線上に、予め定めら
れた間隔で配列し、それぞれの2本の信号コンタクト2
11の配置方向が、これら信号コンタクトペア210の
配列方向と直交するように配置して保持するインシュレ
ータ250xと、を備えた構成、構造となっている。
【0005】この第1の例において、信号コンタクトペ
ア110の2本の信号コンタクト111の間隔D1は、
複数の信号コンタクトペア110の配列間隔D2より小
さくなるように配置、配列して、隣接する信号コンタク
トペア110間のクロストークが小さくなるようにして
いる。また、更に、隣接する信号コンタクトペア110
の、導体間の隙間より小さくなるように配置、配列して
いる例もある(例えば、特開平11−185886号公
報の図1参照)。
【0006】なお、コネクタ200xについても当然な
がら、それぞれ2本の信号コンタクト211から成る複
数の信号コンタクトペア210が、コネクタ100xの
場合と同様に、インシュレータ250xに配置、配列さ
れている。
【0007】この第1の例では、複数の信号コンタクト
ペア110(210)の配列間隔D2を大きくなる程、
隣接する信号コンタクトペア110(210)間のクロ
ストークを低減することができるが、その分、全体の寸
法が大きくなってしまう。そこで図3(a),(b)に
示すように、配列間隔はそのままにして、2本の信号コ
ンタクト111(211)の配置方向を、複数の信号コ
ンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向のもの
(110,210)と、配列と同一方向のもの(12
0,220)と、が交互にくり返されるように、かつ、
配列と同一方向のものを、配列と直交配置のものの配列
の中心軸上に配置、配列して、より一層、クロストーク
を低減するようにした、第2の例がある(例えば、特開
平11−185886号公報の図3参照)。
【0008】この第2の例では、隣接する信号コンタク
トペア110(210)と信号コンタクトペア120
(220)とは互いに直交し、また、配列と直交配置の
もの(110,210)の中心軸上に、配列と同一方向
のもの(120,220)が配置、配列されているの
で、これらの間のクロストークをほぼゼロとすることが
でき、また、配列と直交配置のもの同士、及び配列と同
一方向のもの同士、では、その間隔が2倍となるので、
これらの間のクロストークを大幅に低減することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の差動信
号伝送用コネクタは、第1の例では、それぞれが、一定
の間隔で配置された2本の信号コンタクト111(21
1)から成る、複数の信号コンタクトペア110(21
0)を、一直線上に、一定間隔で配列し、かつ、それぞ
れの2本の信号コンタクト111(211)の配置方向
が、これら信号コンタクトペア110(210)の配列
方向と直交する方向に、インシュレータ150x(25
0x)に配置、配列した構成、構造となっているので、
隣接する信号コンタクトペア110(210)間のクロ
ストークが大きくなり、このクロストークを小さくする
ように、隣接する信号コンタクトペア間の間隔を広くす
ると、全体の寸法が大きくなってしまう、という問題点
があり、配列間隔を広げることなく、それぞれの2本の
信号コンタクト111(211)の配置方向を、これら
信号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向の
ものと、配列と同一方向のものと、が交互に繰り返され
るように配置、配列した第2の例では、隣接する、配列
と直交する方向のものと、配列と同一方向のものと、の
間では、その間のクロストークをほぼゼロとすることが
でき、配列と直交する方向のもの同士、配列と同一方向
のもの同士では、隣接するものの間隔が2倍になって、
そのクロストークを低減することができるものの、その
間隔に応じたクロストークは依然として残り、特に高速
伝送などの、高周波信号を扱うコネクタでは重要な問題
となる。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、複数の信号コンタクトペアの配列間隔を広げる
ことなく、これら信号コンタクトペア間のクロストーク
を防止し、高周波特性を良好に保つことができる差動信
号伝送用コネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の差動信号伝送用
コネクタは、嵌合相手方コネクタと嵌合して2つの回路
を電気的に接続し、これら2つの回路の間で差動信号を
伝送する差動信号伝送用コネクタであって、次の各構成
を有することを特徴とする。 (イ)それぞれが、一定の間隔で配置される2本の信号
コンタクトを含んで成る、複数の信号コンタクトペア (ロ)前記複数の信号コンタクトペアを、予め設定され
た一直線上に、予め定められた間隔で配列し、かつそれ
ぞれの2本の信号コンタクトの配置方向が、これら複数
の信号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向
と、配列と同一方向と、が交互になるように配置して保
持するインシュレータ (ハ)前記複数の信号コンタクトペアの配列における、
その配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア
・グループの、隣接する2つの信号コンタクトペアの中
間位置に接地用コンタクトペアが、及びその配列方向と
同一の配置方向の信号コンタクトペア・グループの、隣
接する2つの信号コンタクトペアの中間位置に接地用コ
ンタクトが配置されて前記インシュレータに保持され
た、複数の接地用コンタクト
【0012】また、前記複数の接地用コンタクトそれぞ
れは、前記複数の信号コンタクトペアそれぞれに含まれ
る信号コンタクトと同一の材質で同一の形状、寸法に形
成されたものである、構成を有している。
【0013】更にまた、前記差動信号伝送用コネクタ
と、この差動信号伝送用コネクタと嵌合する嵌合相手方
コネクタと、が組み合わされて、対を成す差動信号伝送
用コネクタを形成し、前記嵌合相手方コネクタが、次の
各構成を有することを特徴とする。 (イ)それぞれが、一定の間隔で配置されて、嵌合する
前記差動信号伝送用コネクタの複数の信号コンタクトペ
アの、2本の信号コンタクトと対応接触接続する、2本
の信号コンタクトを含んで成る、複数の信号コンタクト
ペア (ロ)前記複数の信号コンタクトペアを、そのそれぞれ
の2本の信号コンタクトが、嵌合する前記差動信号伝送
用コネクタの複数の信号コンタクトペアの、それぞれの
2本の信号コンタクトと対応、接触接続するように、一
直線上に、予め定められた間隔で配列し、かつそれぞれ
の2本の信号コンタクトの配置方向が、これら複数の信
号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向と、
配列と同一方向と、が交互になるように配置して保持す
るインシュレータ (ハ)前記複数の信号コンタクトペアの配列における、
その配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア
・グループの、隣接する2つの信号コンタクトペアの中
間位置と、その配列方向と同一の配置方向の信号コンタ
クトペア・グループの、隣接する2つの信号コンタクト
ペアの中間位置に、配置されて前記インシュレータに保
持され、嵌合する前記差動信号伝送用コネクタの、複数
の接地用コンタクトと対応、接触接続する、複数の接地
用コンタクト
【0014】また、前記嵌合相手方コネクタは、その複
数の接地用コンタクトそれぞれが、前記複数の信号コン
タクトペアそれぞれに含まれる信号コンタクトと同一の
材質で同一の形状、寸法に形成されたものである、構成
を有している。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は、嵌
合相手方コネクタと嵌合して2つの回路を電気的に接続
し、これら2つの回路の間で差動信号を伝送する差動信
号伝送用コネクタであって、この差動信号伝送用コネク
タが、次の各構成を有している。 (イ)それぞれが、一定の間隔で配置される2本の信号
コンタクトを含んで成る、複数の信号コンタクトペア (ロ)前記複数の信号コンタクトペアを、予め設定され
た一直線上に、予め定められた間隔で配列し、かつそれ
ぞれの2本の信号コンタクトの配置方向が、これら複数
の信号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向
と、配列と同一方向と、が交互になるように配置して保
持するインシュレータ (ハ)前記複数の信号コンタクトペアの配列における、
その配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア
・グループの、隣接する2つの信号コンタクトペアの中
間位置、及びその配列方向と同一の配置方向の信号コン
タクトペア・グループの、隣接する2つの信号コンタク
トペアの中間位置に配置されて前記インシュレータに保
持された、複数の接地用コンタクト
【0016】このような構成、構造とすることにより、
複数の信号コンタクトペアの配列間隔を広げることな
く、従って全体の寸法を大きくすることなく、接地用コ
ンタクトを配置することができて、信号コンタクトペア
間のクロストークを防止することができ、高速伝送など
における、高周波特性を良好に保つことができる、とい
う効果が得られる。
【0017】また、この差動信号伝送用コネクタと嵌合
し、対を成す、嵌合相手方コネクタも、その複数の信号
コンタクトペアの配列に対し、上記差動信号伝送用コネ
クタと同様に、かつこの差動信号伝送用コネクタの複数
の接地用コンタクトと接触接続する、複数の接地用コン
タクトを配設する構成、構造とすることにより、嵌合状
態における、差動信号伝送用コネクタ(嵌合相手方コネ
クタも含めた)の、信号コンタクト間のクロストークを
防止することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a),(b)は本発明の一実施例を
示す、対を成す差動信号伝送用コネクタの嵌合前の、斜
視図及び嵌合面側から見た平面図である。この実施例
は、互いに嵌合して2つの回路の間を電気的に接続し、
これら2つの回路の間で差動信号を伝送する、2つの差
動信号伝送用のコネクタ100,200から成る、対を
成す差動信号伝送用コネクタであって、これら2つの差
動信号伝送用のコネクタ100,200の詳細は次のと
おりである。
【0019】まず、コネクタ100は、それぞれが、一
定の間隔で配置される、雄型の2本の信号コンタクト1
11を含んで成る、複数の信号コンタクトペア110,
120(110,120の差は、後述するように、これ
らの配列方向に対する2本の信号コンタクト111の配
置方向の差による)と、これら複数の信号コンタクトペ
ア110,120を、予め設定された一直線上に、予め
定められた間隔で配列し、かつそれぞれの2本の信号コ
ンタクト111の配置方向が、これら信号コンタクトペ
ア110,120の配列方向に対し、直交する方向と、
配列と同一方向と、の間で交互に繰り返されるように配
置して保持するインシュレータ150と、複数の信号コ
ンタクトペア110,120の配列における、その配列
方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア110の
グループの、隣接する2つの信号コンタクトペア110
の中間位置、及びその配列方向と同一の配置方向の信号
コンタクトペア120のグループの、隣接する2つの信
号コンタクトペア120の中間位置に、配置されてイン
シュレータ150に保持された、複数の接地用コンタク
ト130,140(信号コンタクトペア110に対する
ものが130、信号コンタクトペア120に対するもの
が140)と、を有する構成、構造となっている。
【0020】また、コネクタ200は、それぞれが、一
定の間隔で配置されて、嵌合するコネクタ100の複数
の信号コンタクトペア110,120の、2本の信号コ
ンタクト111と対応接触接続する、雌型の2本の信号
コンタクト211を含んで成る、複数の信号コンタクト
210,220(210が前述の110と対応、接触接
続し、220が前述の120と対応、接触接続する)
と、これら複数の信号コンタクト210,220を、そ
のそれぞれの2本の信号コンタクト211が、嵌合する
コネクタ100の複数の信号コンタクトペア110,1
20の、それぞれの2本の信号コンタクト111と対
応、接触接続するように、一直線上に、予め定められた
間隔で配列し、かつそれぞれの2本の信号コンタクト2
11の配置方向が、これら信号コンタクトペア210,
220の配列方向に対し、直交する方向と、配列と同一
方向と、の間で交互に繰り返されるように配置して保持
するインシュレータ250と、複数の信号コンタクトペ
ア210,220の配列における、その配列方向と直交
する配置方向の信号コンタクトペア210のグループ
の、隣接する2つの信号コンタクトペア210の中間位
置、及びその配列方向と同一の配置方向の信号コンタク
トペア220のグループの、隣接する2つの信号コンタ
クトペア220の中間位置に、配置されてインシュレー
タ250に保持され、嵌合するコネクタ100の、複数
の接地用コンタクト130,140と対応、接触接続す
る、複数の接地用コンタクト230,240と、を有す
る構成、構造となっている。
【0021】なお、コネクタ100における、接地用コ
ンタクト130,140は、その信号用コンタクト11
1と同一の材質、形状、寸法を有し、配列方向と直交す
る配置方向の信号コンタクトペア110の中間位置に配
置される接地用コンタクト130は、隣接する2つの信
号コンタクトペア110間で相対向する信号コンタクト
111の中間位置それぞれに配置され、また、配列方向
と同一の配置方向の信号コンタクトペア120の中間位
置に配置される接地用コンタクト140は、その配列線
上の、隣接する2つの信号コンタクトペア120の中間
位置に配置される。
【0022】また、コネクタ200における、接地用コ
ンタクト230,240は、その信号用コンタクト21
1と同一の材質、形状、寸法を有し、その配置関係はコ
ネクタ100の場合と同様である。また、これら接地用
コンタクト130,140、230,240は、コネク
タ100,200が搭載される基板や、コネクタ10
0,200に接続されるケーブルを通じて、システムの
接地端子に接続される。
【0023】このような構成、構造とすることにより、
複数の信号コンタクトペア110,120、210,2
20の配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペ
ア110,210のグループ用のクロストーク成分は、
そのグループに対して配設された接地用コンタクト13
0,230に吸収されるので、このグループ内の信号コ
ンタクトペア110,210間のクロストークを防止す
ることができ、また、複数の信号コンタクトペアの配列
方向と同一の配置方向の信号コンタクトペア120,2
20のグループ内のクロストーク成分は、そのグループ
に対して配設された接地用コンタクト140,240に
吸収されるので、このグループ内の信号コンタクトペア
120,220間のクロストークを防止することがで
き、また、当然ながら、配列方向と直交する配置方向の
信号コンタクトペア110,210と、配列方向と同一
の配置方向の信号コンタクトペア120,220と、の
間のクロストークはほぼゼロであるので、これら複数の
信号コンタクトペア110,120、210,220の
間のクロストークを防止することができて、良好な高周
波特性を確保することができる。
【0024】この実施例では、互いに嵌合する2つのコ
ネクタ100,200から成る差動信号伝送用コネクタ
の例について述べたが、これらコネクタ100,200
それぞれが単体の状態であっても、その作用効果は変わ
らない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の信
号コンタクトペアが、その配列方向に対して直交する方
向と、配列と同一方向との間で交互に、それぞれの2本
の信号コンタクトを配置するように、インシュレータに
配列され、直交する方向の信号コンタクトペア・グルー
プ内で、その隣接する2つの信号コンタクトペアの中間
位置に、接地用コンタクトを配設し、同一方向の信号コ
ンタクトペア・グループ内で、その隣接する2つの信号
コンタクトペアの中間位置に、接地用コンタクトを配設
した構成、構造とすることにより、これら接地用コンタ
クトにより、それぞれのグループで発生するクロストー
ク成分を吸収することができるので、配列間隔を広げる
ことなく、従って全体の寸法を大きくすることなく、そ
のグループ内のクロストークはもちろん、配列されてい
る複数の信号コンタクト相互間のクロストークを防止す
ることができて、良好な高周波特性を確保することがで
きる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、対を成す差動信号伝
送用コネクタの嵌合前の、斜視図及び嵌合面側から見た
平面図である。
【図2】従来の、対を成す差動信号伝送用コネクタの第
1の例の、嵌合前の斜視図及び嵌合面側から見た平面図
である。
【図3】従来の、対を成す差動信号伝送用コネクタの第
2の例の、嵌合前の斜視図及び嵌合面側から見た平面図
である。
【符号の説明】
100,100x,100y コネクタ 110 信号コンタクトペア 111 信号コンタクト 120 信号コンタクトペア 130,140 接地用コンタクト 150,150x,150y インシュレータ 200,200x,200y コネクタ 210 信号コンタクトペア 211 信号コンタクト 220 信号コンタクトペア 230,240 接地用コンタクト 250,250x,250y インシュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/658 H01R 23/02 H01R 13/648

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合相手方コネクタと嵌合して2つの回
    路を電気的に接続し、これら2つの回路の間で差動信号
    を伝送する差動信号伝送用コネクタであって、次の各構
    成を有することを特徴とする差動信号伝送用コネクタ。 (イ)それぞれが、一定の間隔で配置される2本の信号
    コンタクトを含んで成る、複数の信号コンタクトペア (ロ)前記複数の信号コンタクトペアを、予め設定され
    た一直線上に、予め定められた間隔で配列し、かつそれ
    ぞれの2本の信号コンタクトの配置方向が、これら複数
    の信号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向
    と、配列と同一方向と、が交互になるように配置して保
    持するインシュレータ (ハ)前記複数の信号コンタクトペアの配列における、
    その配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア
    ・グループの、隣接する2つの信号コンタクトペアの中
    間位置に接地用コンタクトペアが、及びその配列方向と
    同一の配置方向の信号コンタクトペア・グループの、隣
    接する2つの信号コンタクトペアの中間位置に接地用コ
    ンタクトが配置されて前記インシュレータに保持され
    た、複数の接地用コンタクト
  2. 【請求項2】 前記複数の接地用コンタクトそれぞれ
    は、前記複数の信号コンタクトペアそれぞれに含まれる
    信号コンタクトと同一の材質で同一の形状、寸法に形成
    されたものである、請求項1記載の差動信号伝送用コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の差動信号伝送用コネクタ
    と、この差動信号伝送用コネクタと嵌合する嵌合相手方
    コネクタと、が組み合わされて成り、前記嵌合相手方コ
    ネクタが、次の各構成を有することを特徴とする、対を
    成す差動信号伝送用コネクタ。 (イ)それぞれが、一定の間隔で配置されて、嵌合する
    前記差動信号伝送用コネクタの複数の信号コンタクトペ
    アの、2本の信号コンタクトと対応接触接続する、2本
    の信号コンタクトを含んで成る、複数の信号コンタクト
    ペア (ロ)前記複数の信号コンタクトペアを、そのそれぞれ
    の2本の信号コンタクトが、嵌合する前記差動信号伝送
    用コネクタの複数の信号コンタクトペアの、それぞれの
    2本の信号コンタクトと対応、接触接続するように、一
    直線上に、予め定められた間隔で配列し、かつそれぞれ
    の2本の信号コンタクトの配置方向が、これら複数の信
    号コンタクトペアの配列方向に対し、直交する方向と、
    配列と同一方向と、が交互になるように配置して保持す
    るインシュレータ (ハ)前記複数の信号コンタクトペアの配列における、
    その配列方向と直交する配置方向の信号コンタクトペア
    ・グループの、隣接する2つの信号コンタクトペアの中
    間位置と、その配列方向と同一の配置方向の信号コンタ
    クトペア・グループの、隣接する2つの信号コンタクト
    ペアの中間位置に、配置されて前記インシュレータに保
    持され、嵌合する前記差動信号伝送用コネクタの、複数
    の接地用コンタクトと対応、接触接続する、複数の接地
    用コンタクト
  4. 【請求項4】 前記嵌合相手方コネクタは、その複数の
    接地用コンタクトそれぞれが、前記複数の信号コンタク
    トペアそれぞれに含まれる信号コンタクトと同一の材質
    で同一の形状、寸法に形成されたものである、請求項3
    記載の対を成す差動信号伝送用コネクタ。
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