JP2003257558A - 高速伝送用コネクタ - Google Patents
高速伝送用コネクタInfo
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- JP2003257558A JP2003257558A JP2002051504A JP2002051504A JP2003257558A JP 2003257558 A JP2003257558 A JP 2003257558A JP 2002051504 A JP2002051504 A JP 2002051504A JP 2002051504 A JP2002051504 A JP 2002051504A JP 2003257558 A JP2003257558 A JP 2003257558A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed transmission
- connector
- pair
- signal
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、例えば、コンピュータにおけるサ
ーバー等に使用される差動伝送用ケーブルをプリント基
板等に接続するための高速伝送用コネクタに関し、狭小
ピッチを実現すると共に伝送特性を改善することが課題
である。 【解決手段】 一対の信号用線とドレイン線とでなる高
速伝送用のケーブルを接続するコネクタであって、前記
一対の信号線を接続させる信号用コンタクト3の軸心方
向と略直交する方向に揃えたドレイン線を接続させるシ
ールド板5を設けてなる高速伝送用コネクタ1とする。
ーバー等に使用される差動伝送用ケーブルをプリント基
板等に接続するための高速伝送用コネクタに関し、狭小
ピッチを実現すると共に伝送特性を改善することが課題
である。 【解決手段】 一対の信号用線とドレイン線とでなる高
速伝送用のケーブルを接続するコネクタであって、前記
一対の信号線を接続させる信号用コンタクト3の軸心方
向と略直交する方向に揃えたドレイン線を接続させるシ
ールド板5を設けてなる高速伝送用コネクタ1とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンピュ
ータにおけるサーバー等に使用される差動伝送用ケーブ
ルをプリント基板等に接続するための高速伝送用コネク
タに関する。
ータにおけるサーバー等に使用される差動伝送用ケーブ
ルをプリント基板等に接続するための高速伝送用コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コンピュータとその周辺
機器との間での高速信号の伝達のために、ドレイン線付
差動伝送用ケーブルが使用されており、該ドレイン線付
差動伝送用ケーブルのプリント基板への接続には、高速
伝送用コネクタが使用される。
機器との間での高速信号の伝達のために、ドレイン線付
差動伝送用ケーブルが使用されており、該ドレイン線付
差動伝送用ケーブルのプリント基板への接続には、高速
伝送用コネクタが使用される。
【0003】前記ドレイン線付差動伝送用ケーブル20
は、図9(A)に示すように、一対の信号線21,21
とグランド用のドレイン線22とがあり、前記一対の芯
線21に互いに逆方向のデジタル信号を、無バイアス下
又はバイアス下で加入することで、高周波成分を相殺す
るようにして放射ノイズが出ないように、また、外部ノ
イズの影響が出ないようにしたものである。
は、図9(A)に示すように、一対の信号線21,21
とグランド用のドレイン線22とがあり、前記一対の芯
線21に互いに逆方向のデジタル信号を、無バイアス下
又はバイアス下で加入することで、高周波成分を相殺す
るようにして放射ノイズが出ないように、また、外部ノ
イズの影響が出ないようにしたものである。
【0004】また、隣接するドレイン線付差動伝送用ケ
ーブルからのクロストークを防止するために、一対の信
号線及びドレイン線の合計3本を一組にしてシールド材
(例えば、アルミ泊)23でシールドしている。更に、
ケーブルをコネクタに接続させる際には芯線が露出する
ので、図9(B)に示すように、一対の信号線21を縦
方向に併設させて、横方向に隣接する他の一対の信号線
との間にはシールド部材(例えば、グランド用金属板)
24を配設し、高周波特性が向上するようにしている。
一対の信号線を縦方向(上下方向)にするのは、横方向
にするとシールド部材を格子状に配置しなくてはいけな
いからである。
ーブルからのクロストークを防止するために、一対の信
号線及びドレイン線の合計3本を一組にしてシールド材
(例えば、アルミ泊)23でシールドしている。更に、
ケーブルをコネクタに接続させる際には芯線が露出する
ので、図9(B)に示すように、一対の信号線21を縦
方向に併設させて、横方向に隣接する他の一対の信号線
との間にはシールド部材(例えば、グランド用金属板)
24を配設し、高周波特性が向上するようにしている。
一対の信号線を縦方向(上下方向)にするのは、横方向
にするとシールド部材を格子状に配置しなくてはいけな
いからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ド
レイン線付差動伝送用ケーブルは、プリント基板の高密
度実装化に伴って接続すべき信号線数が飛躍的に増大
し、高速伝送用コネクタのコンタクトの配置において
も、可能な限り狭小ピッチにするがそれにも限界があ
る。また、一対の芯線とドレイン線の合計3本が一組で
あるので、益々前記コンタクトの配置が混雑して、半田
付け作業に支障を来すことになる。
レイン線付差動伝送用ケーブルは、プリント基板の高密
度実装化に伴って接続すべき信号線数が飛躍的に増大
し、高速伝送用コネクタのコンタクトの配置において
も、可能な限り狭小ピッチにするがそれにも限界があ
る。また、一対の芯線とドレイン線の合計3本が一組で
あるので、益々前記コンタクトの配置が混雑して、半田
付け作業に支障を来すことになる。
【0006】更に、図10に示すように、薄い平板状の
シールド部材24を縦方向にして併設させた場合に、ケ
ーブルのドレイン線22を上下方向において上から下に
移動させて該シールド部材24の一部に圧接させようと
すると、金型で前後方向に打ち抜いて切断して圧接部2
4aを形成しなければならない。よって、前後方向のシ
ールド部材24と左右方向の圧接部とを一体的に形成す
るには、薄板体の一部を左右方向に捻って形成すること
になって、製作上困難を伴うという課題がある。本発明
に係る高速伝送用コネクタは、このような課題を解消す
るために提案されたものである。
シールド部材24を縦方向にして併設させた場合に、ケ
ーブルのドレイン線22を上下方向において上から下に
移動させて該シールド部材24の一部に圧接させようと
すると、金型で前後方向に打ち抜いて切断して圧接部2
4aを形成しなければならない。よって、前後方向のシ
ールド部材24と左右方向の圧接部とを一体的に形成す
るには、薄板体の一部を左右方向に捻って形成すること
になって、製作上困難を伴うという課題がある。本発明
に係る高速伝送用コネクタは、このような課題を解消す
るために提案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高速伝送用
コネクタの上記課題を解決するための要旨は、一対の信
号用線とドレイン線とでなる高速伝送用のケーブルを接
続するコネクタであって、前記一対の信号線を接続させ
る信号用コンタクトの軸心方向と略直交する方向に揃え
たドレイン線を接続させるシールド板を設けてなること
である。
コネクタの上記課題を解決するための要旨は、一対の信
号用線とドレイン線とでなる高速伝送用のケーブルを接
続するコネクタであって、前記一対の信号線を接続させ
る信号用コンタクトの軸心方向と略直交する方向に揃え
たドレイン線を接続させるシールド板を設けてなること
である。
【0008】前記シールド板は、コネクタの左右方向に
載置される平板体であって、その前端部に上下で一対の
信号用コンタクト同士の間に配設されたグランドコンタ
クト板が係止されるとともに、後端部の圧接部にコネク
タの上下方向に向けたドレイン線が係止されること、;
更に、前記シールド板は、上下で一対の信号用コンタク
トの略中間位置に配設されていることを含むものであ
る。
載置される平板体であって、その前端部に上下で一対の
信号用コンタクト同士の間に配設されたグランドコンタ
クト板が係止されるとともに、後端部の圧接部にコネク
タの上下方向に向けたドレイン線が係止されること、;
更に、前記シールド板は、上下で一対の信号用コンタク
トの略中間位置に配設されていることを含むものであ
る。
【0009】本発明に係る高速伝送用コネクタによれ
ば、前記シールド板によってドレイン線付差動伝送用ケ
ーブル(以下、単にケーブルということもある)におけ
るドレイン線を、ケーブルカバー等で所要方向に整列さ
せて、一括して圧接作業ができるようになる。また、グ
ランドコンタクト板と係止されて一体化されるので、高
速伝送の伝送特性が向上する。更に、シールド板が、上
下でペアとなっている一対の信号用コンタクトの略中間
位置に配設されることになって、ドレイン線付差動伝送
用ケーブルの接続に最も適したものとなり、前記伝送特
性も向上する。
ば、前記シールド板によってドレイン線付差動伝送用ケ
ーブル(以下、単にケーブルということもある)におけ
るドレイン線を、ケーブルカバー等で所要方向に整列さ
せて、一括して圧接作業ができるようになる。また、グ
ランドコンタクト板と係止されて一体化されるので、高
速伝送の伝送特性が向上する。更に、シールド板が、上
下でペアとなっている一対の信号用コンタクトの略中間
位置に配設されることになって、ドレイン線付差動伝送
用ケーブルの接続に最も適したものとなり、前記伝送特
性も向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る高速伝送用コ
ネクタ1について図面を参照して説明する。なお、発明
の理解を容易にするため従来例に対応する部分には従来
例と同一符号を付けて説明する。
ネクタ1について図面を参照して説明する。なお、発明
の理解を容易にするため従来例に対応する部分には従来
例と同一符号を付けて説明する。
【0011】この高速伝送用コネクタ1の構成は、図1
乃至図4に示すように、絶縁ハウジング2と、該絶縁ハ
ウジング2の前方に突出されたコンタクト部2aに前後
方向に平行にして上下に刻設された溝2bのそれぞれ
に、ハウジングの後方から圧入される信号用コンタクト
3と、当該コンタクト部2aの前後方向の隙間に嵌合さ
れるグランドコンタクト板4とがある。図2に示すよう
に、信号コンタクト3と、グランドコンタクト板4と
は、狭小ピッチで、左右方向に交互に配設されている。
乃至図4に示すように、絶縁ハウジング2と、該絶縁ハ
ウジング2の前方に突出されたコンタクト部2aに前後
方向に平行にして上下に刻設された溝2bのそれぞれ
に、ハウジングの後方から圧入される信号用コンタクト
3と、当該コンタクト部2aの前後方向の隙間に嵌合さ
れるグランドコンタクト板4とがある。図2に示すよう
に、信号コンタクト3と、グランドコンタクト板4と
は、狭小ピッチで、左右方向に交互に配設されている。
【0012】前記信号用コンタクト3は、図3に示すよ
うに、前方部分が相手側コネクタのコンタクトと電気的
接触を図る接触部3aとなっており、後方部分がドレイ
ン線付差動伝送用ケーブル20の信号線21を半田付け
して接続する略平板状の半田付け部3bとなっている。
うに、前方部分が相手側コネクタのコンタクトと電気的
接触を図る接触部3aとなっており、後方部分がドレイ
ン線付差動伝送用ケーブル20の信号線21を半田付け
して接続する略平板状の半田付け部3bとなっている。
【0013】前記グランドコンタクト板4は、図4乃至
図5に示すように、金属板から形成されるもので、前方
部分が相手側コネクタのグランド部と接続される接触部
4aとなっていて、後方部分が平板状のシールド部4b
となっている。このシールド部4bが平坦面を上下方向
にして、左右方向に間隔を置いて併設されている。
図5に示すように、金属板から形成されるもので、前方
部分が相手側コネクタのグランド部と接続される接触部
4aとなっていて、後方部分が平板状のシールド部4b
となっている。このシールド部4bが平坦面を上下方向
にして、左右方向に間隔を置いて併設されている。
【0014】このシールド部4bにより、図1乃至図2
に示すように、上下でペアとなっている一対の半田付け
部3b(信号線21が接続される)同士における放射ノ
イズ等の影響をシールドするものである。
に示すように、上下でペアとなっている一対の半田付け
部3b(信号線21が接続される)同士における放射ノ
イズ等の影響をシールドするものである。
【0015】前記シールド部4bには、更にその後方部
で上下方向の中央部に、後方に突出させた係止腕部4
c,4dが設けられている。図3乃至図4に示すよう
に、この係止腕部4c,4dには、シールド板5(図6
参照)が嵌合され係止される。
で上下方向の中央部に、後方に突出させた係止腕部4
c,4dが設けられている。図3乃至図4に示すよう
に、この係止腕部4c,4dには、シールド板5(図6
参照)が嵌合され係止される。
【0016】前記シールド板5は、図6に示すように、
金属板で形成されるもので、ドレイン線付差動伝送用ケ
ーブル20のドレイン線22を圧接により係止するため
の圧接部5aが形成されている。そして、図3乃至図4
に示すように、平坦面を上下方向にして左右方向に間隔
を置いて複数個併設された前記グランドコンタクト板4
に対して、シールド板5が左右方向に直交させてた状態
で、前記係止腕部4c,4dのそれぞれの間隙に差し込
まれる。
金属板で形成されるもので、ドレイン線付差動伝送用ケ
ーブル20のドレイン線22を圧接により係止するため
の圧接部5aが形成されている。そして、図3乃至図4
に示すように、平坦面を上下方向にして左右方向に間隔
を置いて複数個併設された前記グランドコンタクト板4
に対して、シールド板5が左右方向に直交させてた状態
で、前記係止腕部4c,4dのそれぞれの間隙に差し込
まれる。
【0017】前記グランドコンタクト板4に略直交させ
てシールド板5が係止されたことで、全体として一体化
された接地用グランドとなるとともに、前記シールド板
5を、グランドコンタクト板4と別体にして圧接部5a
を設けたことで、ドレイン線付差動伝送用ケーブル20
のドレイン線22を一括して圧接作業により係止するこ
とが、簡易な構成で可能となる。
てシールド板5が係止されたことで、全体として一体化
された接地用グランドとなるとともに、前記シールド板
5を、グランドコンタクト板4と別体にして圧接部5a
を設けたことで、ドレイン線付差動伝送用ケーブル20
のドレイン線22を一括して圧接作業により係止するこ
とが、簡易な構成で可能となる。
【0018】前記絶縁ハウジング2の後方には、別体の
絶縁ハウジング6が嵌合される。この絶縁ハウジング6
は、左右側方の係合爪6a(図1参照)により前記絶縁
ハウジング2に係合される。また、この絶縁ハウジング
6には、図1乃至図2(B)に示すように、前記シール
ド板5の圧接部5aを後方に突出させる窓6bが設けら
れ、上部及び下部には左右方向で向き合った係止爪(信
号ケーブルカバー用)6cが設けられ、また、後方には
左右方向で向き合った係止爪(グランドケーブルカバー
用)6dが設けられている。
絶縁ハウジング6が嵌合される。この絶縁ハウジング6
は、左右側方の係合爪6a(図1参照)により前記絶縁
ハウジング2に係合される。また、この絶縁ハウジング
6には、図1乃至図2(B)に示すように、前記シール
ド板5の圧接部5aを後方に突出させる窓6bが設けら
れ、上部及び下部には左右方向で向き合った係止爪(信
号ケーブルカバー用)6cが設けられ、また、後方には
左右方向で向き合った係止爪(グランドケーブルカバー
用)6dが設けられている。
【0019】このように形成される高速伝送用コネクタ
1に、前記ドレイン線付差動伝送用ケーブル(ドレイン
線付シールドパラレルペアケーブルともいう)20を接
続させるには、図7に示すように、当該ケーブル20に
おける一対の信号線21を上下に分けて、合成樹脂製の
信号ケーブルカバー7により、左右方向に平行に整列さ
せる。また、ドレイン線22を合成樹脂製のグランドケ
ーブルカバー8によって、信号用コンタクト3の軸心方
向と略直交する方向である上下方向にその前端部を向け
て、左右方向に平行に整列させる。
1に、前記ドレイン線付差動伝送用ケーブル(ドレイン
線付シールドパラレルペアケーブルともいう)20を接
続させるには、図7に示すように、当該ケーブル20に
おける一対の信号線21を上下に分けて、合成樹脂製の
信号ケーブルカバー7により、左右方向に平行に整列さ
せる。また、ドレイン線22を合成樹脂製のグランドケ
ーブルカバー8によって、信号用コンタクト3の軸心方
向と略直交する方向である上下方向にその前端部を向け
て、左右方向に平行に整列させる。
【0020】前記信号ケーブルカバー7を係止爪6c,
6c間に嵌合させて取り付ける。複数の信号線21のそ
れぞれが、半田付け部3bに当接する。また、前記グラ
ンドケーブルカバー8を前方向に押しつけて係止爪6
d,6d間に嵌合させて取り付ける。この圧接作業によ
り、ドレイン線22がシールド板5の圧接部5aに圧接
され、一括して係止される。
6c間に嵌合させて取り付ける。複数の信号線21のそ
れぞれが、半田付け部3bに当接する。また、前記グラ
ンドケーブルカバー8を前方向に押しつけて係止爪6
d,6d間に嵌合させて取り付ける。この圧接作業によ
り、ドレイン線22がシールド板5の圧接部5aに圧接
され、一括して係止される。
【0021】前記信号線21と半田付け部3bとの当接
部は、高周波信号の伝送特性を保つ為に半田付けを行う
が、これには、例えば、パルスヒート等により一括して
半田付けする事も可能である。こうして、図2(A)に
示すように、信号線21が、狭小配置となり、一方、ド
レイン線22も半ピッチずれた状態で配置される。
部は、高周波信号の伝送特性を保つ為に半田付けを行う
が、これには、例えば、パルスヒート等により一括して
半田付けする事も可能である。こうして、図2(A)に
示すように、信号線21が、狭小配置となり、一方、ド
レイン線22も半ピッチずれた状態で配置される。
【0022】こうして、この高速伝送用コネクタ1によ
り、ドレイン線付差動伝送用ケーブル20の信号線21
とドレイン線22とが狭小ピッチで配設され、また、図
8に示すように、当該ドレイン線22を圧接作業により
一括してシールド板5に係止させることができるように
なったものである。
り、ドレイン線付差動伝送用ケーブル20の信号線21
とドレイン線22とが狭小ピッチで配設され、また、図
8に示すように、当該ドレイン線22を圧接作業により
一括してシールド板5に係止させることができるように
なったものである。
【0023】更に、図3に示すように、シールド板5が
左右方向に配置され、上下でペアの信号用コンタクト3
の半田付け部3b,3bの略中間位置に存在するので、
放射ノイズなどの影響を受けにくく、伝送特性が向上す
る。
左右方向に配置され、上下でペアの信号用コンタクト3
の半田付け部3b,3bの略中間位置に存在するので、
放射ノイズなどの影響を受けにくく、伝送特性が向上す
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高速
伝送用コネクタは、一対の信号用線とドレイン線とでな
る高速伝送用のケーブルを接続するコネクタであって、
前記一対の信号線を接続させる信号用コンタクトの軸心
方向と略直交する方向に揃えたドレイン線を接続させる
シールド板を設けてなるので、簡易な構成で多数のドレ
イン線を一括して、容易に接続させることができると言
う優れた効果を奏するものである。
伝送用コネクタは、一対の信号用線とドレイン線とでな
る高速伝送用のケーブルを接続するコネクタであって、
前記一対の信号線を接続させる信号用コンタクトの軸心
方向と略直交する方向に揃えたドレイン線を接続させる
シールド板を設けてなるので、簡易な構成で多数のドレ
イン線を一括して、容易に接続させることができると言
う優れた効果を奏するものである。
【0025】前記シールド板は、コネクタの左右方向に
載置される平板体であって、その前端部に上下で一対の
信号用コンタクト同士の間に配設されたグランドコンタ
クト板が係止されるとともに、後端部の圧接部にコネク
タの上下方向に向けたドレイン線が係止されるので、一
対の信号線を上下方向に配置してノイズを相殺させると
共に、前記グランドコンタクト板で一対の信号線同士を
シールドし、このグランドコンタクト板の形状を複雑に
することなく、これと別体の前記シールド板にドレイン
線を一括して圧接させることができ、ケーブル接続の作
業性が向上すると共に狭小ピッチで配設できると言う優
れた効果を奏するものである。
載置される平板体であって、その前端部に上下で一対の
信号用コンタクト同士の間に配設されたグランドコンタ
クト板が係止されるとともに、後端部の圧接部にコネク
タの上下方向に向けたドレイン線が係止されるので、一
対の信号線を上下方向に配置してノイズを相殺させると
共に、前記グランドコンタクト板で一対の信号線同士を
シールドし、このグランドコンタクト板の形状を複雑に
することなく、これと別体の前記シールド板にドレイン
線を一括して圧接させることができ、ケーブル接続の作
業性が向上すると共に狭小ピッチで配設できると言う優
れた効果を奏するものである。
【0026】前記シールド板は、上下で一対の信号用コ
ンタクトの略中間位置に配設されているので、ノイズの
影響を受けにくくして高周波信号を伝送するドレイン線
付差動伝送用ケーブルに適したコネクタとなる。
ンタクトの略中間位置に配設されているので、ノイズの
影響を受けにくくして高周波信号を伝送するドレイン線
付差動伝送用ケーブルに適したコネクタとなる。
【図1】本発明に係る高速伝送用コネクタ1の斜視図で
ある。
ある。
【図2】同本発明に係る高速伝送用コネクタ1の平面図
(A)、正面図(B)である。
(A)、正面図(B)である。
【図3】図2におけるA−A線に沿った断面図である。
【図4】図2におけるB−B線に沿った断面図である。
【図5】本発明に係る高速伝送用コネクタ1におけるグ
ランドコンタクト板4の正面図(A)、底面図(B)で
ある。
ランドコンタクト板4の正面図(A)、底面図(B)で
ある。
【図6】同本発明に係る高速伝送用コネクタ1における
シールド板5の正面図(A)、同図6(A)中のX−X
線に沿った断面図(B)である。
シールド板5の正面図(A)、同図6(A)中のX−X
線に沿った断面図(B)である。
【図7】同本発明に係る高速伝送用コネクタ1に、ドレ
イン線付差動伝送用ケーブル20を接続する様子を示す
説明図である。
イン線付差動伝送用ケーブル20を接続する様子を示す
説明図である。
【図8】同本発明に係る高速伝送用コネクタ1に、ドレ
イン線付差動伝送用ケーブル20のドレイン線22を圧
接する状態の概略概念図である。
イン線付差動伝送用ケーブル20のドレイン線22を圧
接する状態の概略概念図である。
【図9】ドレイン線付差動伝送用ケーブル20の断面図
(A)と、上下方向にペアの信号線21,21を配置し
て、コネクタに接続する状態の説明図である。
(A)と、上下方向にペアの信号線21,21を配置し
て、コネクタに接続する状態の説明図である。
【図10】高速伝送用コネクタのシールド部材24にド
レイン線22を接続させる概念を示す説明図である。
レイン線22を接続させる概念を示す説明図である。
1 高速伝送用コネクタ、 2 絶
縁ハウジング、2a コンタクト部、
2b 溝、3 信号用コンタクト、
3a 接触部、3b 半田付け部、
4 グランドコンタクト板、4a
接触部、 4b シールド
部、4c,4d 係止腕部、 5
シールド板、5a 圧接部、
6 絶縁ハウジング、6a 係合爪、
6b 窓、6c,6d 係
止爪、 7 信号ケーブルカバー、8
グランドケーブルカバー、20 ドレイン線付差動伝
送用ケーブル、21 信号線、
22 ドレイン線、23 シールド材、
24 シールド部材。
縁ハウジング、2a コンタクト部、
2b 溝、3 信号用コンタクト、
3a 接触部、3b 半田付け部、
4 グランドコンタクト板、4a
接触部、 4b シールド
部、4c,4d 係止腕部、 5
シールド板、5a 圧接部、
6 絶縁ハウジング、6a 係合爪、
6b 窓、6c,6d 係
止爪、 7 信号ケーブルカバー、8
グランドケーブルカバー、20 ドレイン線付差動伝
送用ケーブル、21 信号線、
22 ドレイン線、23 シールド材、
24 シールド部材。
フロントページの続き
Fターム(参考) 5E012 AA03
5E021 FA05 FA11 FB07 FB17 FC20
FC32 LA01 LA12 LA15
Claims (3)
- 【請求項1】一対の信号用線とドレイン線とでなる高速
伝送用のケーブルを接続するコネクタであって、前記一
対の信号線を接続させる信号用コンタクトの軸心方向と
略直交する方向に揃えたドレイン線を接続させるシール
ド板を設けてなること、 を特徴とする高速伝送用コネクタ。 - 【請求項2】シールド板は、コネクタの左右方向に載置
される平板体であって、その前端部に上下で一対の信号
用コンタクト同士の間に配設されたグランドコンタクト
板が係止されるとともに、後端部の圧接部にコネクタの
上下方向に向けたドレイン線が係止されること、 を特徴とする請求項1に記載の高速伝送用コネクタ。 - 【請求項3】シールド板は、上下で一対の信号用コンタ
クトの略中間位置に配設されていること、 を特徴とする請求項1または2に記載の高速伝送用コネ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002051504A JP2003257558A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 高速伝送用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002051504A JP2003257558A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 高速伝送用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=28663460
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003257558A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2002
- 2002-02-27 JP JP2002051504A patent/JP2003257558A/ja active Pending
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