JP2899886B2 - 飲食品充填方法 - Google Patents

飲食品充填方法

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JP2899886B2 JP1054721A JP5472189A JP2899886B2 JP 2899886 B2 JP2899886 B2 JP 2899886B2 JP 1054721 A JP1054721 A JP 1054721A JP 5472189 A JP5472189 A JP 5472189A JP 2899886 B2 JP2899886 B2 JP 2899886B2
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吉男 西田
宏一 串岡
法実 川浪
修 大熊
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は珈琲、ジュース、スープ等の発泡しやすい飲
食品の充填方法に係り、特に袋状容器に飲食品を充填す
る際に生じる泡中の空気を他のガスに置換することによ
り飲食品の酸化を防止する飲食品充填方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、珈琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理を必
要とする飲食品を貯蔵、分配するための容器としてシー
ト状の包材の周縁を熱溶着して袋状に形成した容器が、
従来から用いられてきた缶より安価で、廃棄性に優れる
ため広く用いられるようになっている。
従来より、この容器に珈琲、ジュース、スープ等の衛
生的な管理を必要とする飲食品を充填する方法としては
2枚のシート状の包材を重合し、その周縁を熱溶着し
て、一端を開放している袋状の容器を形成した後、開放
部から充填ノズルを挿入して飲食品を充填し、その後開
放している一端を熱溶着により封鎖する方法が用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記無菌充填方法によればコーヒー、
ジュース、スープ等の飲食品を充填ノズルにより急速充
填する際に発泡し、容器内に空気が残留しやすい。この
ため、空気中の酸素により飲食品が酸化され、飲食品の
味、香りを損なうという問題がある。この問題を解決す
る方法としては、飲食品の充填後に袋状容器の上部の空
気を他のガスに置換する方法も考えられるが、この方法
では泡中の空気を他のガスに置換することができないた
め飲食品の酸化を防止するのに十分な置換率を得ること
ができない。
本発明は、上記した点に鑑み、袋状容器に飲食品を充
填する際に生じる泡中の空気を他のガスに置換すること
により飲食品の酸化を防止する飲食品充填方法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、原反ロールから繰出された
包材を走行させつつ滅菌し、該滅菌された包材を無菌チ
ャンバー内に導入して一端が開放した袋状容器に形成
し、上記無菌チャンバー内で飲食品の充填の直前に上記
袋状容器にその開放した一端から空気以外のガスを充填
し袋状容器内から無菌の空気を排出し、上記無菌チャン
バー内で上記ガスが充填された袋状容器にその開放した
一端から飲食品を充填し、上記無菌チャンバー内で上記
飲食品を充填した袋状容器の開放した一端を封鎖する飲
食品充填方法を採用することとした。
〔作用〕
本発明は飲食品を袋状容器に充填する直前に袋状容器
内の空気を他のガスに置換し、しかる後に飲食品の充填
を行うので泡中の空気が他のガスに置換される。
従って、袋状容器を封鎖した後、容器内に空気が残留
することが少なく、飲食品の酸化を防止することができ
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第1図は本発明に係る飲食品充填方法を実施するため
の飲食品充填装置1を示し、この飲食品充填装置1は容
器形成部10と充填部30とから構成されている。
容器形成部10には原反ロール11がもうけられ、この原
反ロール11にはポリエチレン/アルミニューム/延伸ナ
イロン/ポリエチレンやポリエチレンテレフタレート/
アルミニューム/延伸ナイロン/ポリエチレン等の包材
12が巻回されている。
原反ロール11から搬出された包材12はガイドローラー
13,13,13を介して滅菌槽14に搬送される。この滅菌槽14
には過酸化水素水(H2O2)が満たされており、包材12は
この過酸化水素水中にどぶ漬けされることにより滅菌さ
れることになる。
過酸化水素水により滅菌された包材12はガイドローラ
ー15,15を介して搬送され、ケーシングに固定されてい
るカッター16により中央から2枚に切断され、ガイドロ
ーラー17,17により左右に分離して搬送される。
中央から切断された包材は反転ローラー18,18により
反転させられ、ガイドローラー19,19と合せローラー20,
20により包材内側が合わせられて2枚に重ねられる。
そして、ボトム加熱板21,21により一端が加熱され、
その後、ボトム冷却板22,22により加熱部位が冷却され
ることによりその一端が付着され袋状容器の底部を形成
する。このボトム加熱板21,21及びボトム冷却板22,22は
上下に可働に設けられており。包材12が所定間隔搬送さ
れると包材12を挟みつけることにより加熱、及び冷却を
行う。
次に、サイド加熱板23,23により両サイドが加熱さ
れ、その後、サイド冷却板24,24により加熱部位が冷却
されることにより両サイドが付着されることにより、袋
状容器の側部を形成する。
最後に、包材12は所定間隔搬送されるごとに、カッタ
ー25により切断され、一端が開放されている袋状容器26
を形成する。
以上のように形成されたその一端が開放されている袋
状容器26は容器形成部10内において横たえられている状
態から直立した状態となり充填部30に搬送され充填に付
される。
充填部30に搬送された袋状容器26は熱溶着されていな
い一端の両側が押圧されることにより開口する。
次に、充填ノズル31が袋状容器26の開口部26a内に挿
入される。この充填ノズルは第2図に示されるように、
内容物充填ノズル31aとその周辺に設けられたガスノズ
ル31bとから構成されており、ノズルを袋状容器の底部
に近い位置まで挿入し、内容物を充填する直前に、ガス
ノズル31bから窒素等のガスを流出させ、袋状容器の空
気を窒素等のガスに置換する。次いで、内容物充填ノズ
ル31aから飲食品を急激に充填するが、このときすでに
袋状容器26内の空気は窒素等に置換されているため、発
生する泡はすべて窒素等の泡となる。
次に、内容物が充填された袋状容器の開放されている
一端を重ね合わせ、トップ加熱板32,32により加熱して
溶着することにより封鎖し、充填の工程を終了する。こ
のとき、袋状容器上部の気体を脱気すればさらに高い置
換率が得られる。
尚、以上の袋状容器の形成、飲食品の充填の工程は内
容物の衛生状態を保持するため無菌チャンバー内で行わ
れる。
内容物が充填された容器は最後にシュート33を通じて
外部に搬出される。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように、包材を殺菌した後無菌チャ
ンバー内で直ちに袋状容器に成形し、その袋状容器内に
空気以外のガスを充填し、直後に飲食品を充填し、しか
る後封をするので、袋状容器内を無菌状態にすると共に
空気が窒素等他のガスに置換された状態にすることがで
きる。従って、コーヒー、ジュース、スープ等の飲食品
の腐敗、酸化を防止し、味、香りを損なう事なく保存す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る飲食品充填方法を実施するための
飲食品充填装置の斜視図、第2図は充填ノズルの断面図
である。 26…袋状容器、31a…内容物充填ノズル、31b…ガスノズ
ル。
フロントページの続き (72)発明者 川浪 法実 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 大熊 修 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−99820(JP,A) 特開 昭63−67220(JP,A) 特開 昭50−150578(JP,A) 特開 昭61−60424(JP,A) 特開 昭56−142113(JP,A) 特開 昭58−171301(JP,A) 実開 昭60−118687(JP,U) 特公 昭53−10915(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 3/00 B65B 55/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原反ロールから繰出された包材を走行させ
    つつ滅菌し、該滅菌された包材を無菌チャンバー内に導
    入して一端が開放した袋状容器に形成し、上記無菌チャ
    ンバー内で飲食品の充填の直前に上記袋状容器にその開
    放した一端から空気以外のガスを充填し袋状容器内から
    無菌の空気を排出し、上記無菌チャンバー内で上記ガス
    が充填された袋状容器にその開放した一端から飲食品を
    充填し、上記無菌チャンバー内で上記飲食品を充填した
    袋状容器の開放した一端を封鎖する飲食品充填方法。
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