JP3233170U - 飲食料用の小袋容器連設シート - Google Patents

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次郎 香山
次郎 香山
成哲 香山
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Abstract

【課題】デラミネーション(層間剥離)の無いパウチ包材を使用することにより高濃度のアルコール飲料を無駄なく使用することが出来て保管、管理が容易で利便性に富んだパウチ連設シートを提供する。【解決手段】高濃度アルコール対応の層間剥離防止加工を行ったアルミ積層構成フィルムパウチ包材からなり、調味料やアルコール飲料を封入した小袋容器(パウチ11)を連設したパウチ連設シート10であって、シート群で保管、管理することにより、利便性が拡大する。【選択図】図2

Description

この考案は、高濃度アルコール対応可能なアルミ積層構成フィルムからなるパウチ包材を用いた飲食料容器に関するものである。
飲料水やジュースなどの容器は、従来の缶やガラス瓶に代り、合成樹脂製の軽量簡易型の容器が多く使用されており、今では携帯用の容器として或いは使い捨ての調味料容器として、アルミ箔やプラスチックのラミネートシートを用いた飲食料用の小袋容器(以下「パウチ」と呼ぶ)が公開され(特許文献1、2参照)、或いは市販されている。
特に台所や調理場やカウンターバーなどに置かれている酒類や醤油,酢、タバスコなどの料理用調味料などの容器は未だガラスやプラスチック製の固形容器である瓶が主流であり、使用の度に開栓閉栓作業を繰り返し、飲み残しの酒や使い残した酢や醤油は劣化して使用に適さず、いたずらに場所を占有してことが多い。
ジュースや携帯飲料など中では、その蓋の取り付け基幹部にパウチの縁を加熱圧着して密封した物も市販されているが、その圧着部が密封した内容物との接触により劣化して機密性が低下し長期の保存は難しい。そして容量の大きな物では使い残しや飲み残しの内容物は無駄に捨てるか保存しておけば酸化して本来の味や作用効果を損なうという欠点があった。
特に高濃度のアルコールに対しては従来のラミネートシートはデラミネーション(層間剥離)が生じ易いので密封容器としての使用が難しい。比較的小容量で使用期間も短くて廉価な調味料用のミリンや消毒用のアルコール等は、それぞれパウチに封入して市販されているが、調味料の中でも醤油や酢やタバスコ、飲料用のアルコールである酒やウィスキー、ブランデーなどは基本的にガラス瓶に詰めて販売されている。これ等はジュースや調味料と異なり高価で容量の大きなガラス容器に密封保存されている関係上、運搬や管理にも不便であった。従って、持ち運びが容易で、層間剥離も起こさず長期保存に優れ、使い残しや飲み残しの少ない経済的で利便性に富んだアルコール飲料容器の開発が期待されていた。
特開2004−83084号公報 特開2000−159246号公報
この考案は、デラミネーション(層間剥離)の無いパウチ包材を使用することにより 酢や高濃度のアルコール飲料を持ち運びが容易で、長期保存に優れ、使い残しや飲み残 しの少ない経済的で利便性に富んだ飲料用容器の提供を目的とするものである。
課題を解決するため手段
この考案は、高濃度アルコール対応の層間剥離防止加工を行ったアルミ積層構成フィルムパウチ包材からなり、酢やタバスコ又はアルコール飲料を封入した飲食用の小袋容器(パウチ)を連設したパウチ連設シートであって、シートに連設されたパウチの内容物は、酢やタバスコ又はアルコール飲料である醸造酒、蒸留酒、混成酒を主体とするものである。また、既存のパウチ製造幾により連設されるパウチは、単一の大きさのパウチを包材シートに連続して形成し、パウチは個別又は複数個をグループ分けして切り取り分離することが出来るパウチの境界線が設けられており、境界線としては、周知のミシン目又は浅い切り込みを設ける手段が推奨される。パウチの大きさや形状は必要に応じて選択製造することが出来る設計事項である。
そして、複数個のパウチを連設したシートは、パウチの数によって異なるグループにグループ分けしたパウチ連設シート群を構成し、他の異なる内容物のパウチ連設シート群と組み合わされて様々な飲食セットを構成することが出来る。
なお、連設シートはパウチ製造過程で連続形成することも出来るが、製造機やパウチの形によっては連続して成形出来ないものも多い。その場合は、単体で形成された個別のパウチを例えば合成樹脂などのパウチ包材以外の材料のシートに接着剤や接着テープを使用して貼り付けることにより連設パウチを構成すればよい。連設されるパウチは、1列だけではなく複数列に配置されていてもこの考案の連設の意味を逸脱するものではない。
考案の効果
この考案のパウチ包材は、高濃度アルコール対応の層間剥離防止加工を行ったアルミ積層構成フィルムを使用しており、アルコール類はもとより強アルカリ性物質や界面活性剤等の浸透性の高い物質も封入できる包材であって、醸造酒や蒸留酒、又は混成酒などのアルコール飲料だけでなく、タバスコや酢などの酸度の高い調味料用パウチとしても使用することが出来る。
また、この考案のパウチ包材は高濃度のアルコール類が封入可能であるから、各種の洋酒や日本酒もパウチに分包してシートに連設することにより、持ち運びや保存管理が容易となり、シート毎に折り畳んだり、丸めたりして狭い空間に収納することが出来る。従って、自宅や飲食店の調理場やカウンターバーに多数の調味料の瓶や酒瓶や洋酒のボトルを並べて置く必要も無くなり空間的、配置的にも余裕が出来て保存管理も容易になるという効果を奏する。
さらに、この考案は色々な酒を飲み比べてみたい場合には、異なるシートから異なる好みの飲料を分包され連設されたパウチを必要な数だけ切り取って飲酒出来るので飲み残しや飲み過ぎもなく、パウチ連設シートを内容物の異なる種類ごとに複数用意して置くことにより、ボトル買いをせずに多くの高級酒を楽しむ優れた経済的効果と利便性を有するのは勿論、一般的な飲料用のパウチも連設シートを構成することにより、必要に応じて必要な量だけ使用することが出来るので従来の飲み残しや使い残しによる内容物の劣化を防止できると共に収納、保管、携帯用としても容量調整自在の容器としてすぐれた効果を奏するものである。
また、複数個のパウチ連設シートをパウチの数によって異なるグループにグループ分けした連設シート群を他の異なる内容物のパウチと組み合わせて共存させることによりセットグループを構成することが出来る。こうすることにより、パウチ飲食セット等を容易に構成することが出来、さらなる利用範囲と利便性の拡大に寄与することが出来る。
公知のパウチ単体の構成説明用断面図である。 この考案の第1の実施例の説明用模式図である。 この考案の第2の実施例であるパウチセットの説明用模式図である。
以下、この考案の実施の形態を図に基づき説明するが、以下の説明において同一の機能を有する部材や部位、構成については同一の符号を付け、或いは説明を省略する場合がある。
図1は、パウチ単体の一般的構成の説明用断面図である。はパウチ包材7より成るこの考案のパウチ単体を示しており、3,4は上下のシール部、2は側面シール部で引き裂きノッチ5が形成されており、ここを切り離し線8に沿って引き千切り、パウチの開口部6から内容物を取り出せるようになっているが、ノッチ5を千切った時にパウチ内の液体が噴出しないように前記の特許文献1等で公知の抵抗通路6が設けられている。この抵抗通路6は必ずしも設ける必要は無いが、アルコールなどの粘度の低い飲料を封入するパウチには設けて置くのが好ましい。
出願人のパウチ包材は、共同印刷(株)の開発したパウチ包材を使用したが、これは高濃度アルコールに対応可能なアルミ積層構成フィルムで、食品・飲料向けのパウチ包材として提供されたものである。高濃度アルコール対応の層間剥離防止加工を行ったアルミ積層構成フィルムであれば前記会社の製品に特定する必要は無い。
図2は、この考案の第1の実施例の説明用模式図である。ここで10はこの考案のパウチ連設シートを示しており、11はシートに設けられた内容物の充填された個々のパウチを示している。Sはパウチの境界線で、シートに連設された必要な数のパウチを1グループとしてここから切り取って分離する。このパウチの自体は、図示しない周知の内容物充填密封シールを連続的に行う機械を使用して液付きシール技法により製造することができるが、他の機械装置でも包材シートに図のように連続的にパウチが連設されたシートであれば、製造方法については特定しない。
連設シートは、前述したように製造機やパウチの形によっては連続して成形出来ないものもあるが、その場合は、単体で形成された個別のパウチを例えば合成樹脂などのパウチ包材以外の材料のシートに接着剤や接着テープを使用して貼り付けることにより連設パウチを構成すればよい。連設されるパウチは、1列だけではなく複数列に配置されていてもこの考案の連設の意味を逸脱するものではない。
なお、図1に示した単体パウチ2は、二方袋パウチで表示されているが、二方袋に限定するものではなく、シートに連設されたパウチ2の構造は、製造装置の技法によっても二方袋や三方袋、合掌袋等色々な種類のパウチの成形手段が知られており、この考案の目的効果を逸脱しない限り、飲料用パウチとして有効な手段や工法は積極的に採用することが好ましい。パウチ2の大きさは、封入する内容物や使い勝手によって任意選択することが出来るが、この種類のパウチとしては、幅100ミリ以内、高さ100〜200ミリ程度が好ましい。
Figure 0003233170
してみれば、以下のようなパウチ連設セットを構成することが出来る。セットは、以下の実施例に特定されるものではなく、利用者が自由に異なる選択と組み合わせによって好みの飲食セットとして構成することが出来る。
図3は連設シートの第2の実施例で、Aは第1の連設シート,Bは第2の連設シート,Cは第3の連設シートで、それぞれ異なる内容物のパウチ連設シートから2個分のパウチを分離した連設シートである。第1の連設シート群(グル−プとも呼ぶ)のパウチの内容物と第2の連設シート群、第3の連設シート群の内容物はそれぞれ異なっており、この例では、各連設シート群のパウチの数を2個分にしているが、これは単なる標準セットとして表示したもので、それぞれの連設シート群又はグル−プの大きさ、つまりパウチの数は必要に応じて選択される。
図3に示すようにA、B、Cのシートに「おつまみ」を付けて標準セットとしてもよい。Aだけで「冷やかしセット」とか、その他色々と連設パウチ数やシートの種類を多種多様に組み合わせることが出来る。例えば、洋酒や日本酒の場合は、パウチ1本で「○○セット」、パウチ2本の連設シートで「△△セット」、4本では「□□セット」等の名前をつけて経済的で優雅な飲酒セットを楽しむことも出来る。
・・・・パウチ単体の断面図
10・・・・パウチ連設シート
11・・・・パウチ
S・・・・パウチ境界線
A・・・・第1の連設シート群
B・・・・第2の連設シート群
C・・・・第3の連設シート群

Claims (5)

  1. アルミ積層フィルムパウチ包材から成る複数のパウチを連設したパウチ連設シート。
  2. パウチの内容物は、酢、タバスコ、醸造酒、蒸留酒、又は混成酒を主体とすることを特徴とする請求項1に記載のパウチ連設シート。
  3. パウチの大きさや形状は、パウチに封入された内容物の種類や容量によって異なることを特徴とする請求項1又は2項に記載のパウチ連設シート。
  4. 連設したパウチを単一又は複数のパウチから構成されるシートに分離可能なパウチ境界線が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3項に記載のパウチ連設シート。
  5. 連設シートから分離されたパウチ連設シートは単一又は複数で、他の異なる内容物から成るパウチと組み合わせた飲食用セットを構成することを特徴とする請求項1、2、3又は4項に記載のパウチ連設シート。
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