JP2899441B2 - 電子黒板 - Google Patents
電子黒板Info
- Publication number
- JP2899441B2 JP2899441B2 JP3119843A JP11984391A JP2899441B2 JP 2899441 B2 JP2899441 B2 JP 2899441B2 JP 3119843 A JP3119843 A JP 3119843A JP 11984391 A JP11984391 A JP 11984391A JP 2899441 B2 JP2899441 B2 JP 2899441B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reading unit
- wire rope
- guide rail
- pulley
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、黒板、ホワイトボード
等の情報記入用のボード上に記入した情報を光学的に読
み取り、その再生画像を得ることのできる電子黒板に関
する。
等の情報記入用のボード上に記入した情報を光学的に読
み取り、その再生画像を得ることのできる電子黒板に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の装置は、図３、図４に示す
ように、情報記入用のボード１と、このボード１に沿っ
て移動可能に設けられ、ボード上の情報を読み取る読取
ユニット２と、読取ユニット２を移動可能に支持するた
めのガイドレール３と、読取ユニット２に取付けられた
回転自在なコロ４と、ガイドレール３に沿って配置され
た無端状のワイヤロープ５と、そのワイヤロープ５を掛
けるためのプーリ６、７と、一方のプーリ６を駆動する
モータ８等を有しており、このワイヤロープ５が読取ユ
ニット２に連結され、ワイヤロープ５の走行によって読
取ユニット２がボード１に沿って移動していた。
ように、情報記入用のボード１と、このボード１に沿っ
て移動可能に設けられ、ボード上の情報を読み取る読取
ユニット２と、読取ユニット２を移動可能に支持するた
めのガイドレール３と、読取ユニット２に取付けられた
回転自在なコロ４と、ガイドレール３に沿って配置され
た無端状のワイヤロープ５と、そのワイヤロープ５を掛
けるためのプーリ６、７と、一方のプーリ６を駆動する
モータ８等を有しており、このワイヤロープ５が読取ユ
ニット２に連結され、ワイヤロープ５の走行によって読
取ユニット２がボード１に沿って移動していた。
【０００３】また、ガイドレールに読取ユニット駆動用
のモータを設ける代わりに、読取ユニットに駆動用のモ
ータとそのモータで回転駆動される駆動ローラを設け、
その駆動ローラをガイドレールに押し付けて回転させる
ことにより、読取ユニットを移動させるように構成した
ものも知られている（例えば、特開昭６２−１８５４５
３号、特開昭６３−１９４９９８号、特開昭６３−２７
６３６０号公報参照）。
のモータを設ける代わりに、読取ユニットに駆動用のモ
ータとそのモータで回転駆動される駆動ローラを設け、
その駆動ローラをガイドレールに押し付けて回転させる
ことにより、読取ユニットを移動させるように構成した
ものも知られている（例えば、特開昭６２−１８５４５
３号、特開昭６３−１９４９９８号、特開昭６３−２７
６３６０号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
構成はいずれも問題があった。すなわち、図３、図４に
示すワイヤロープを用いたものでは、読取ユニット２の
走行範囲の外側に一対のプーリ６、７及びモータ８を配
置しなければならず、このため、ガイドレール３の長さ
が長くなり、また、モータ８がガイドレール３の奥側に
取付けられるため、奥向き方向にもスペースを取らなく
てはならないという問題があった。
構成はいずれも問題があった。すなわち、図３、図４に
示すワイヤロープを用いたものでは、読取ユニット２の
走行範囲の外側に一対のプーリ６、７及びモータ８を配
置しなければならず、このため、ガイドレール３の長さ
が長くなり、また、モータ８がガイドレール３の奥側に
取付けられるため、奥向き方向にもスペースを取らなく
てはならないという問題があった。
【０００５】また、読取ユニットにモータと駆動ローラ
を設けるものでは上記の問題点は生じないが、読取ユニ
ットの移動力が、駆動ローラとガイドレールとの摩擦力
によって与えられるのみであるので、滑りが生じやす
く、読取ユニットの移動が不安定になり、読取画像に乱
れが生じる恐れがあるという問題があった。
を設けるものでは上記の問題点は生じないが、読取ユニ
ットの移動力が、駆動ローラとガイドレールとの摩擦力
によって与えられるのみであるので、滑りが生じやす
く、読取ユニットの移動が不安定になり、読取画像に乱
れが生じる恐れがあるという問題があった。
【０００６】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、ガイドレールの長さを長くしたり、奥行きにス
ペースを必要とせず、かつ安定して読取ユニットを移動
させることの可能な電子黒板を提供することを目的とす
る。
もので、ガイドレールの長さを長くしたり、奥行きにス
ペースを必要とせず、かつ安定して読取ユニットを移動
させることの可能な電子黒板を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
にを解決するため、情報記入用のボードと、このボード
に沿って設けられたガイドレールと、このガイドレール
に沿って張られたワイヤロープと、前記ガイドレールに
移動可能に保持され前記ボード上の情報を読み取る読取
ユニットとを備え、さらに、前記読取ユニットに、前記
ワイヤロープを巻き付けたプーリとこのプーリを回転さ
せる駆動モータとを設けたものである。
にを解決するため、情報記入用のボードと、このボード
に沿って設けられたガイドレールと、このガイドレール
に沿って張られたワイヤロープと、前記ガイドレールに
移動可能に保持され前記ボード上の情報を読み取る読取
ユニットとを備え、さらに、前記読取ユニットに、前記
ワイヤロープを巻き付けたプーリとこのプーリを回転さ
せる駆動モータとを設けたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上述の構成であるので、モータによっ
てプーリを回転させると、そのプーリがワイヤロープを
一方から巻き込み反対方向に巻き出すことによって自身
はそのワイヤロープに沿って走行し、読取ユニットをボ
ードに沿って移動させる。ここで、ワイヤロープをプー
リに巻き付けているので、ワイヤロープとプーリとの接
触長が大きく両者間に大きい摩擦力を発生させることが
でき、プーリがワイヤロープに対して滑ることがなく、
読取ユニットを安定して移動させることができる。ま
た、駆動用のモータを読取ユニットに配置したことによ
り、ガイドレールにはモータ用のスペースを設ける必要
がなく、全体をコンパクト化できる。
てプーリを回転させると、そのプーリがワイヤロープを
一方から巻き込み反対方向に巻き出すことによって自身
はそのワイヤロープに沿って走行し、読取ユニットをボ
ードに沿って移動させる。ここで、ワイヤロープをプー
リに巻き付けているので、ワイヤロープとプーリとの接
触長が大きく両者間に大きい摩擦力を発生させることが
でき、プーリがワイヤロープに対して滑ることがなく、
読取ユニットを安定して移動させることができる。ま
た、駆動用のモータを読取ユニットに配置したことによ
り、ガイドレールにはモータ用のスペースを設ける必要
がなく、全体をコンパクト化できる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例による電子黒板の概
略斜視図、図２はそのＡ−Ａ矢視断面図であり、図３、
図４に示す従来例と同一又は同様な部品には同一符号を
付けて示している。図１、図２において、１は黒板、ホ
ワイトボード等の情報記入用のボード、２は、このボー
ド１に書かれた文字や図形等の情報を読み取る光センサ
アレイ等を備えた読取ユニット、３は、ボード１の上端
にボード１に沿って設けられたガイドレール、４は読取
ユニット２に取付けられた回転自在なコロである。ガイ
ドレール３には、そのガイドレールに沿って１本のワイ
ヤロープ１０が張られており、その両端は一対の支持ピ
ン１１、１１に連結されている。一対の支持ピン１１、
１１は読取ユニット２の走行範囲のわずかに外に配置さ
れている。一方、読取ユニット２は駆動用のモータ１２
を保持しており、そのモータ１２のモータ軸にはプーリ
１３が取付けられている。このプーリ１３にはワイヤロ
ープ１０が１回巻き付けられている。
略斜視図、図２はそのＡ−Ａ矢視断面図であり、図３、
図４に示す従来例と同一又は同様な部品には同一符号を
付けて示している。図１、図２において、１は黒板、ホ
ワイトボード等の情報記入用のボード、２は、このボー
ド１に書かれた文字や図形等の情報を読み取る光センサ
アレイ等を備えた読取ユニット、３は、ボード１の上端
にボード１に沿って設けられたガイドレール、４は読取
ユニット２に取付けられた回転自在なコロである。ガイ
ドレール３には、そのガイドレールに沿って１本のワイ
ヤロープ１０が張られており、その両端は一対の支持ピ
ン１１、１１に連結されている。一対の支持ピン１１、
１１は読取ユニット２の走行範囲のわずかに外に配置さ
れている。一方、読取ユニット２は駆動用のモータ１２
を保持しており、そのモータ１２のモータ軸にはプーリ
１３が取付けられている。このプーリ１３にはワイヤロ
ープ１０が１回巻き付けられている。
【００１０】以上のように構成された電子黒板につい
て、以下その動作を説明する。始動時、読取ユニット２
はガイドレール３の左右いずれかの端に位置している。
スタート支持を受けると、モータ１２が回転し、そのモ
ータ軸に取付けられたプーリ１３が回転する。このプー
リ１３が回転すると、プーリ１３に巻き付けられている
ワイヤロープ１０は、一方側がプーリ１３に巻き込まれ
他方側はプーリ１３から巻き出されるが、そのワイヤロ
ープ１０の両端は固定されているので、結局プーリ１３
がガイドレール３に沿って張られているワイヤロープ１
０に沿って奏功することとなる。かくして、読取ユニッ
ト２がガイドレール３及びボード１に沿って移動しボー
ド上の画像を読み取る。ここで、プーリ１３にワイヤロ
ープ１０が巻き付けられているので、プーリ１３がワイ
ヤロープ１０との接触長さが大きくなっており、このた
めプーリ１３がワイヤロープ１０に対して滑ることがな
く、モータ１２の回転によって読取ユニット２を確実に
所定量だけ移動させることができる。また、ワイヤロー
プ１０はガイドレール３に沿って張っておくだけでよい
ので、図３に示す従来例に比べて構造が極めて簡単であ
り、しかもガイドレールの両端にプーリやモータを配置
する必要がないので、ガイドレールの長さは短くなって
いる。
て、以下その動作を説明する。始動時、読取ユニット２
はガイドレール３の左右いずれかの端に位置している。
スタート支持を受けると、モータ１２が回転し、そのモ
ータ軸に取付けられたプーリ１３が回転する。このプー
リ１３が回転すると、プーリ１３に巻き付けられている
ワイヤロープ１０は、一方側がプーリ１３に巻き込まれ
他方側はプーリ１３から巻き出されるが、そのワイヤロ
ープ１０の両端は固定されているので、結局プーリ１３
がガイドレール３に沿って張られているワイヤロープ１
０に沿って奏功することとなる。かくして、読取ユニッ
ト２がガイドレール３及びボード１に沿って移動しボー
ド上の画像を読み取る。ここで、プーリ１３にワイヤロ
ープ１０が巻き付けられているので、プーリ１３がワイ
ヤロープ１０との接触長さが大きくなっており、このた
めプーリ１３がワイヤロープ１０に対して滑ることがな
く、モータ１２の回転によって読取ユニット２を確実に
所定量だけ移動させることができる。また、ワイヤロー
プ１０はガイドレール３に沿って張っておくだけでよい
ので、図３に示す従来例に比べて構造が極めて簡単であ
り、しかもガイドレールの両端にプーリやモータを配置
する必要がないので、ガイドレールの長さは短くなって
いる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、読取ユニットに駆動用のモータを取付けると共に、
そのモータにプーリを取付け、一方ガイドレールに沿っ
てワイヤロープを張り、そのワイヤロープを前記プーリ
に巻き付けるという構成としているので、モータがプー
リを回転させることによって、そのプーリがワイヤロー
プに対して滑りを生じることなくワイヤロープに沿って
走行し、従って、読取ユニットを確実に安定して移動さ
せることができ、しかも、モータを読取ユニットに配置
したので、ガイドレールの長さを短くできると共にモー
タ用の余計なスペースを必要とせず、構造を簡素化でき
るという効果を有している。
は、読取ユニットに駆動用のモータを取付けると共に、
そのモータにプーリを取付け、一方ガイドレールに沿っ
てワイヤロープを張り、そのワイヤロープを前記プーリ
に巻き付けるという構成としているので、モータがプー
リを回転させることによって、そのプーリがワイヤロー
プに対して滑りを生じることなくワイヤロープに沿って
走行し、従って、読取ユニットを確実に安定して移動さ
せることができ、しかも、モータを読取ユニットに配置
したので、ガイドレールの長さを短くできると共にモー
タ用の余計なスペースを必要とせず、構造を簡素化でき
るという効果を有している。
【図１】本発明の一実施例による電子黒板の概略斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図
【図３】従来の電子黒板の概略斜視図
【図４】図３のＢ−Ｂ矢視断面図
１ ボード ２ 読取ユニット ３ ガイドレール ４ コロ １０ ワイヤロープ １１ 支持ピン １２ モータ １３ プーリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−40398（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−155565（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−166581（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−56686（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B43L 1/04 H04N 1/00 H04N 1/04 105
Claims (1)
- 【請求項１】 情報記入用のボードと、このボードに沿
って設けられたガイドレールと、このガイドレールに沿
って張られたワイヤロープと、前記ガイドレールに移動
可能に保持され前記ボード上の情報を読み取る読取ユニ
ットとを備え、前記読取ユニットは、前記ワイヤロープ
を巻き付けたプーリとこのプーリを回転させる駆動モー
タとを設けたことを特徴とする電子黒板。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119843A JP2899441B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 電子黒板 |
| US07/877,515 US5299033A (en) | 1991-05-07 | 1992-05-01 | Image reading and recording apparatus with marking board and moveable scanning arm conveyed by a cable and drum arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3119843A JP2899441B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 電子黒板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04345898A JPH04345898A (ja) | 1992-12-01 |
| JP2899441B2 true JP2899441B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14771641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3119843A Expired - Fee Related JP2899441B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-24 | 電子黒板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111231547B (zh) * | 2020-03-26 | 2021-07-09 | 山东理工职业学院 | 一种多功能教学黑板 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3119843A patent/JP2899441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04345898A (ja) | 1992-12-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |