JP2899043B2 - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は焦点検出装置に関する。
[従来の技術] 従来、焦点検出判定に際して、過去の焦点検出結果を
考慮して今回の焦点検出結果を決定する所謂アベレージ
ング処理を行ないレンズ駆動の安定化を計る装置が知ら
れている。
又、焦点検出動作における電力消費を極力おさえるた
めに合焦状態にあっては焦点検出動作間隔を非合焦時に
比して長くする方法が知られている。
[発明が解決しようとしている課題] 上記アベレージング処理によるレンズ駆動方式と上記
合焦における焦点検出間隔を拡げる方式を組み合わせて
自動焦点調節装置を構成する場合、合焦時の電力消費を
おさえられ、かつレンズが合焦状態から非合焦状態へ移
行しにくくなるのでレンズを合焦状態に安定化出来る効
果がある。しかしながら、上記アベレージング処理と焦
点検出間隔の拡大を組み合わせた場合、合焦から非合焦
と判定されるまでの応答時間が遅くなる問題が生じる。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の事項に鑑みなされたもので、その構成
として、繰り返し焦点状態を検出する焦点検出回路と、
該焦点検出回路にて検出された過去の焦点検出結果を考
慮して今回の焦点検出結果を評価し、合焦・非合焦判定
を行う判定手段(アベレージング)と、各過去の焦点検
出結果とは独立して前記焦点検出回路の焦点検出結果を
直接評価し、該評価結果に基づいて前記焦点検出回路に
よる焦点状態の検出動作の繰り返し時間を決定する時間
決定手段を設け、焦点検出動作の繰り返し時間はアベレ
ージングでの判定結果ではなく、各回の焦点検出結果に
よる判定結果で直接決定させアベレージング処理を行っ
た場合でも、応答性の良い制御を行う焦点検出装置を提
供するものである。
[実施例] 第1図に本発明の実施例であるフローチャートを示
す。第2図は本実施を実現する自動焦点調節回路例を示
す。第2図において1は発光素子でここで発せられた赤
外光は2の投光レンズを通り、被写体で反射され、3の
受光レンズを通り、4の2分割センサー(A,B)に入射
する。センサーに入射した光量に応じた電気信号が5の
増幅回路、6の検波回路、7の積分回路で信号処理され
8の比較回路を通して9のマイクロコンピューター(以
下マイコンと称す。)に情報が入力される。マイコンは
入力した情報を基に合焦・非合焦の判定を行い、10のモ
ータ駆動回路を制御し、11のモータを駆動しピントの自
動調節を行なう。
上記積分回路7及び比較回路8は所謂二重積分型AD変
換回路及び焦点検出結果判定回路をマイコン9とともに
構成するもので以下にその動作について説明する。まず
センサー4を構成する各A,Bの出力を増巾回路5で加算
し、その加算値A+Bを一定時間積分回路7にて積分さ
せる。その後センサーAの出力からセンサーBの出力を
増巾回路5にて減算させその出力A−Bを上記積分回路
7にて上記A+Bを積分した方向とは逆方向に積分させ
る。該A−Bに対する積分が行なわれる過程で積分回路
7の出力が所定レベルに達したかを比較回路8にて検知
しマイコン9に伝える。マイコン9は上記A−Bに対す
る積分開始時から比較回路8にて積分回路7の出力が所
定レベルに達したことの検知がなされる間カウント動作
を行ないA−Bをでデジタル値に変換する。
この後再度A+Bに対する一定時間の積分を行ないそ
の後B−Aに対する積分を上記A−Bに対する積分と同
様にして行ないB−Aに対するデジタル値をマイコン9
に形成する。この後マイコンは上記A−BとB−Aに対
して減算を行ない2(A−B)を求める。
合焦状態ではセンサーAとB上に均等な光束が受光さ
れるので上記2(A−B)=0となり、後ピント状態で
はセンサーAの方がセンサーBよりも多く光束を受光し
2(A−B)>0となり、前ピント状態では逆に2(A
−B)<0となる様にセンサー4上に受光される被写体
からの反射光を撮影レンズの動きに連動して不図示の焦
点検出光学系に調定されている。マイコン9は上記2
(A−B)がC≧2(A−B)≧−−C(Cは一定値)
内の時に合焦と判定し、2(A−B)>Cの時には後ピ
ントと判定し、2(A−B)<−Cの時には前ピントと
判定する。尚上記減算結果2(A−B)の絶対値は後ピ
ント又は前ピント状態の程度に応じた値(デフォーカス
値)を示すものであり、例えば大きく後ピント状態にあ
る時には|2(A−B)|は大となる。
次いで第1図を用いて、第2図実施例の動作を説明す
る。
該フローがスタートすると#1にて初期設定がなされ
各フラグ等がリセットされる。#2にて焦点検出動作が
行なわれる。この焦点検出動作は上述した如くして2
(A−B)を求める動作でありその詳細は前述の通りで
ある。#3にてアベレージングララグが“1"にセットさ
れているか否か判定される。初期状態では“1"にセット
されていないので#4に進み、C≧2(A−B)≧−C
か否か即ち、合焦か否か判定され非合焦と判定された時
には#5に進む。
#5では間欠フラグでクリアーし、#6ではアベレー
ジングフラグをクリアーし、その後#7で2(A−B)
>Cか否か、即ち、後ピント状態か否か判定し、後ピン
ト状態の時には#8へ進み、それ以外、即ち前ピント状
態の時には#9に進む。#8では駆動回路10に対して撮
像レンズを至近方向を移動させるための駆動信号を印加
しモーター11を駆動しレンズを至近方向へ移動させ、#
9では無限方向にレンズを移動させるためのの駆動信号
を出力しモーター11にてレンズを無限方向へ移動させ
る。その後ステップは#2に戻る。
次いで#4にて合焦と判定された場合の動作につき説
明する。この場合は#10にてアベレージングフラグを
“1"にセットし、#11にて間欠フラグをセットする。そ
して#12へ進みモーター11を停止後#13を介して#14に
進む。#14で所定時間の経過を待った後#12に戻る。#
2へ戻った後#3でアベレージングフラグのセットが検
知され#15へ進む。#15では合図#2が検出した焦点検
出結果2(A−B)に対しての合焦判定がなされ合焦と
判定されると#16へ進み間欠フラグとセットし#17に進
む。
#17ではアベレージング処理を実行する。アベレージ
ング処理は今回の焦点検出結果2(A−B)をXnとし、
アベレージング処理後の焦点検出結果をXnとした場合 Yn=KXn+(1−K)Yn-1(0≦K≦1) なる式の処理を用いて実行される。
上記式に基づくアベレージング処理後#18にてYnがC
≧Yn≧−Cか否か判定され合焦と判定されれば#12,#1
3,#14を介して#2に戻る。以後#15,#18で合焦と判
定される限り、#2,#3,#15,#16,#17,#18,#12,#1
3,#14の処理を実行する。
よって、毎回の焦点検出結果とアベレージング処理さ
れた焦点検出結果とともに合焦の時には合焦判定はアベ
レージング処理された焦点検出結果に応じて行なわれ、
かつ焦点検出か所定時間ごとに間欠的に行なわれること
となる。
次いで#15で非合焦と判定された場合につき説明す
る。この場合は#19にて間欠フラグがクリアーされ#17
に進む。よって、以後#17を介して#18にて合焦と判定
された時には#12,#13を介して#2に戻る。よって、
この場合は焦点検出動作が所定時間を待つことなく連続
的に実行される。
又、#18にて非合焦と判定された時には#5へ進み、
前述の#6,#7,#8又は#9が実行されレンズ動作がな
され、その後#3を介して#4にて合焦判定がなされ
る。よって、一度合焦となった後アベレージング処理結
果で非合焦となると次に合焦となるまでアベレージング
処理#4にて合焦判定がなされる。
以上の動作において、#4にて合焦と判定された後に
おいては、#17にてアベレージング処理された焦点検出
結果によって#18により合焦判定がなされるので、一度
合焦となると毎回の焦点検出結果が非合焦でも直ちに非
合焦としてレンズ駆動されることがなく、毎回の焦点検
出結果が交互に前ピント,後ピントを示す様な場合でも
上記各信号にて前後に振動することなくレンズは合焦と
して安定保持される。
又、合焦状態では#15にて毎回の焦点検出結果にて焦
点検出動作間隔を拡げるか否かを決定しているので、合
焦時における焦点検出動作間隔が確実に合焦の時(#15
で合焦と判定された時)には拡大され電力消費を減らさ
せ、一方非合焦状態に近づいた時(#5で非合焦と判定
された時)には#19,#13にて焦点検出動作間隔の拡大
を禁止し、合焦から非合焦判定への遅れが防止される。
[効果] 本発明はアベレージング処理により焦点検出結果の判
定を行い、かつ焦点検出動作間隔を毎回の焦点検出結果
に基づき行わせたので、レンズ駆動の安定性及び判定遅
れの問題を解決できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動焦点調節装置の動作を説明す
るためのフローチャートを示す説明図、 第2図は本発明に係る自動焦点調節装置の一実施例を示
すブロック図である。 4…センサー 9…マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 網蔵 孝 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 平1−140109(JP,A) 特開 平1−244310(JP,A) 特開 昭61−186917(JP,A) 特開 昭63−100411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/28 G03B 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繰り返し焦点状態を検出する焦点検出回路
    と、該焦点検出回路にて検出された過去の焦点検出結果
    を考慮して今回の焦点検出結果を評価し、合焦・非合焦
    判定を行う判定手段と、各過去の焦点検出結果とは独立
    して前記焦点検出回路の焦点検出結果を直接評価し、該
    評価結果に基づいて前記焦点検出回路による焦点状態の
    検出動作の繰り返し時間を決定する時間決定手段を設け
    たことを特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】前記判定手段は合焦と判定を行っている
    間、過去の焦点検出結果を考慮した今回の焦点検出結果
    の評価動作を行うとともに、該判定手段にて非合焦と判
    定されることで過去の焦点検出結果を考慮した評価にか
    えて前記焦点検出回路からの検出結果を直接評価し合焦
    ・非合焦判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    焦点検出装置。
  3. 【請求項3】前記時間決定手段は、前記判定手段にて過
    去の焦点検出結果を考慮した評価動作が行われている
    間、前記焦点検出回路の焦点検出結果に対する直接の評
    価結果に応じて前記繰り返し時間を決定することを特徴
    とする請求項1または2に記載の焦点検出装置。
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JP2003005024A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Kyocera Corp コンティニュアスafにおけるスキャン方式

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