JP2898915B2 - エアバッグモジュールカバーとホーンスイッチの装着固定方法 - Google Patents

エアバッグモジュールカバーとホーンスイッチの装着固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホーンスイッチ、好
ましくは薄膜ホーンスイッチをエアバッグモジュールカ
バーの背後において装着固定する方法に関し、更に具体
的にはカシメ技法の1種であるステーキ法を改良した架
橋熱ステーキ法を利用した装着固定法とこのスイッチを
エアバッグカバーの背後に保留、即ち保持するための構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライバ側エアバッグは警笛を鳴
らすスイッチ機構と併せてステアリングホイールに装着
されている。薄膜式ホーン(警笛)スイッチはこの種の
エアバッグモジュール組立品において、有益である。そ
の理由はこの種のスイッチをモジュールカバーに直接、
容易に装着することが出来、しかもスイッチ作動がステ
アリングホイールの中心部以外の個所に配置されたボタ
ン或いはスイッチを押すよりも、むしろモジュールカバ
ーを押圧することによって単純に実行されるからであ
る。また、薄膜スイッチは都合の良い、大きな作動面域
を与える。
【0003】エアバッグモジュールカバーに直接的に薄
膜スイッチを装着する面域はエアバッグの展開中にもこ
のカバーにスイッチを保留するものである。本発明の譲
受人に同じく譲渡されている米国特許第5,369,2
32号では、薄膜スイッチが説明例においてエアバッグ
モジュールカバーに熱ステーキ保留の標準作法を用いて
付設される。その作法(プラクテイス)は薄膜スイッチ
組立品の周辺に沿って設けられている補完孔を挿通して
モジュールカバーの後面に配位するように熱可塑性ステ
ーキを設けるものである。ステーキ末端は加熱されて、
各ステーキのこの末端においてマッシュルーム外形に成
形される。このような標準熱ステーキプラクテイスによ
るホーンスイッチ保留の場合、その保留の大半の失敗は
ステーキの末端に成形されたマッシュルーム外形を越え
てスイッチが滑り出ることによるか、或いは熱温エアバ
ッグ展開中にステーキとスイッチの裏打ち材料の伸延が
エアバッグ展開時にカバーが回転或いは旋回するに従っ
てカバーからホーンスイッチを分離させてしまう原因に
なることにより、或いは熱温エアバッグ展開中のステー
キ伸延がステーキを拡張応力或いは剪断応力で破断する
ことにより、引き起こされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はホーン
スイッチ、好ましくは薄膜ホーンスイッチを熱可塑性エ
ーバッグモジュールカバーに付設するための方法と構造
を、ホーンスイッチのカバーに対する保留力がエアバッ
グモジュールカバーの後面にホーンスイッチを従来式に
熱ステーキ固定する(即ちマッシュルーム成形によるス
テーキ保留)場合に較べ強力となるように改良すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】薄膜ホーンスイッチを熱
可塑性エアバッグモジュールカバーの後面に装着する本
発明方法は、カバー後面に所定パターン配置で離間配位
の複対ステーキをカバー後面から外方へ延在した末端を
有するように、一般にモールド成形により、配設する工
程を含む。更に、同じ所定パターン配置でステーキを補
完する、即ちステーキに対応する、離間配位の複対孔を
薄膜ホーンスイッチ組立品に配設する。スイッチはカバ
ー後面に、各ステーキ対を対応する各孔対に位置付ける
ことにより装着される。即ちステーキを対応する孔に挿
入することにより取付けられる。各ステーキ対の末端は
孔から突出した状態において、接続させ、それにより1
体接続ブリッヂに成形する。この各対ステーキのブリッ
ヂ成形によりスイッチはカバー後面に保留される。この
保留効果を発揮する1体接続ステーキブリッヂはステー
キ対の末端を、好ましくは加熱法を用いて、相互に溶着
することによって成形される。
【0006】
【実施例】図1において、参照番号10で全体的に指定
されている熱可塑性エアバッグモジュールカバーは後
面、即ちバック12を有していて、エアバッグモジュー
ルカバーの後面に装着された熱可塑性ステーキ(くい)
14a,14b,14w,14xの離間配位した複対を
含んでいる。本例では、ステーキの各対は平行に隣接配
位したステーキである。即ち、ステーキ14a,14b
は第1対、ステーキ14c,14dは第2対、等々であ
る。離間、平行配位の複数対のステーキ14a〜14x
は所定の適宜パターンに配置され、好ましくは縦方向に
おいて対立している概して平行な上位二重線16と下位
二重線18の両方の上に形成される。対の具体的な数並
びに対の間隔と整合具合は重要なものとは考えられてい
ない。
【0007】全体的に参照番号20によって指定されて
いる平坦スイッチ本体を有する薄膜(メンブレン)ホー
ンスイッチはその構造としては従来タイプのものであ
り、例えばこのタイプは前述のUSP5,369,23
2に記述されていて、電気ワイヤー26,28の接続さ
れたクリンプ加工端子22,24を含む。両端子22,
24は平坦スイッチ本体の構成要素である膜電極対に夫
々接続している。電気接続はワイヤ26,28からワイ
ヤ末端にある電気端子30,32を介して夫々為され
る。薄膜ホーンスイッチ20はエアバッグモジュールカ
バー10の後面12に、正確にいえば図示のように平坦
スイッチ本体において、装着されるものであるが、これ
は縦方向に対立した平行な上位周辺線36と下位周辺線
38においスイッチ20の周辺に沿って形成されている
離間配位の複数孔34a〜34xとして、エアバッグモ
ジュールカバー10の後面12の離間した複対のステー
キ14a〜14xの所定の配置に正確に適合し且つ補完
する関係にあるように配設された斯ゝる孔34a〜34
xを平坦スイッチ本体に有している。従って、カバー後
面12にある離間複対のステーキ14a〜14xの所定
形状はスイッチ周辺にある所定列の離間孔34a〜34
xと合致し且つ補完関係にある。それ故に、スイッチ2
0をカバー後面12に載置したとき、ステーキ14a〜
14xは夫々孔34a〜34xを通って突出する。孔3
4a〜34xは、スイッチ操作に干渉しないようにホー
ンスイッチの対立する両周側に実質的に沿って配置され
ている。図3はエアバッグモジュールカバー10の後面
に平坦スイッチ本体を有する薄膜ホーンスイッチ20を
載置した配置状態を示している。
【0008】図4,5,6は図1,2,3に夫々類似し
た図であり、エアバッグモジュールカバー10の後面1
2における離間配位した複対のステーキ15a〜15l
の別に採り得る配置を示している。この配置において
は、各対のステーキは縦方向に隣り合うステーキを構成
する。同様に、各対の離間した孔も縦方向に隣り合う孔
を構成する。即ち、ステーキ15a,15bは第1ステ
ーキ対、ステーキ15c,15dは第2ステーキ対、等
々を構成する。同様に孔35a,35bは1対の孔を構
成する。ステーキ15a〜15lとこれに対応する孔3
5a〜35lはカバー後面の対立周縁と薄膜スイッチの
対立周縁において、夫々適宜の所定パターンで、即ち離
間対の上位縦単線56,66と離間対の下位縦単線上に
配置されている。
【0009】図7,8は末端41,43を有する図7の
ステーキ14a,14b等の単対ステーキを利用する本
発明の付設方法を図示している。ステーキ14a,14
bは薄膜スイッチ20の離間対の孔の34a,34bに
受容される。ステーキ対14a,14bは図8に示すよ
うにブリッヂ(橋)50になるように成形された末端4
1,43を有しており、このブリッヂ50はカバー後面
12に薄膜スイッチ20を保留するためにブリッヂ50
の下にある1対孔34a,34b間のスイッチ面域48
を保留(ロック)する。各ブリッヂ50は超音波やその
他の適宜のタイプの発生熱を利用して各対スーキ末端の
可塑変形と相互融着により成形される。図8のブリッヂ
形態は理想化されたものであり、現実にはブリッヂ形態
はこれとは幾分異ることになるが、合体したブリッヂの
技術思想には変りはない。即ちステーキ対の末端が接合
されることにより補完孔間のスイッチ面域48が捕捉さ
れた状態になることは理解されるべきである。全てのス
テーキ対は加熱されると、図8に示すものと類似の態様
で架橋されることも理解されるであろう。図7,8に示
す形態はエアバッグモジュール10の後面12において
互いに平行な線(ライン)16,18上でブリッヂ
(橋)を構成する。
【0010】図9,10は図7,8に類似しており、同
じブリッヂの技術思想を表しているが、図7,8のステ
ーキとは異なるサイズのステーキを表している点でのみ
相違しているに過ぎない。
【0011】図11,12は図7,8とはステーキ対の
所定パターンが異なる形態であるが、類似したものであ
る。図11において、末端51,52,53,54を夫
々有するステーキ15a,15b,15c,15dは夫
々の対ステーキが継合することにより図12に示すブリ
ッヂ60を形成し、得られたブリッヂがその下に配位し
ている薄膜ホーンスイッチ20の面域55をロックす
る。エアバッグモジュールカバー10の後面12におけ
る線56,58上に全てのシリーズのブリッヂが形成さ
れたとき、これらのブリッヂは図7,8に示すように並
列になる代りに、直列に形成される。ブリッヂが直列、
並列のいづれに形成されても、結果は同じになる。即
ち、薄膜スイッチ20は本発明に係るユニークな熱ステ
ーキブリッヂ構成による複数の合体ブリッヂによってロ
ックされる。直列ブリッヂ構成はスイッチ20の周辺に
沿った単一行のステーキを用いることの利点を有してお
り、他方ブリッヂの並列構成は前者に対し相対的に強度
を高める。
【0012】本発明に係る熱ブリッヂステーキ構成は、
エアバッグモジュールが展開したときにはカバー後面に
ホーンスイッチを保留することが難しいという問題に対
処する。本発明では、ブリッヂ構造は積極的ロック(保
留)作用を与えるので、スイッチ20をカバー10の後
面12から除くためには完全に材料を破壊することが必
要となる。
【0013】カバーに対するホーンスイッチの保留は少
なくとも部分的に、熱ステーキ法、並びにカバーに用い
る熱可塑性弾性材料、ステーキ及び薄膜或いはホーンス
イッチのプレートを支持する背面材料の種類、タイプに
依存する。しかし、どのようなタイプの材料であって
も、本発明に係るブリッヂステーキ法は従来採用されて
いる単純なマッシュルームを形成する熱ステーキ法より
格段に優れていることが証明されている。SANTOP
RENEポリプロピレンエラストマーのカバーとステー
キの場合に、ボタンホーンスイッチのための1mm厚の背
面材を用いたが、図1−3に示す並列二重ステーキブリ
ッヂ形態では、背面材は60lbs を越える引離し負荷を
与えたインストロン試験機により分離出来なかったが、
30lbs より小さい引離負荷による同じ試験において如
何なるタイプの材料のマッシュルームステーキ形態であ
っても破壊された。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る改良熱ステーキ法と改良熱
ステーキ構造により、エアバッグモジュールカバーに対
する薄膜ホーンスイッチの保留力が従来の熱ステーキに
係る保留力に較べ格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】離間配位の複対のステーキが隣り合う平行線上
に形成されている斯ゝるステーキを有するエアバッグモ
ジュールカバーの後面の平面図である。
【図2】図1に示すエアバッグモジュールカバーの後面
に装着されることになる薄膜ホーンスイッチの平面図で
ある。
【図3】図2の薄膜ホーンスイッチが装着された図1の
エアバッグモジュールカバーの後面の平面図である。
【図4】離間配位の複対ステーキが単一の長手線上に形
成されているエアバッグモジュールカバーの後面の平面
図である。
【図5】図4に示すエアバッグモジュールカバーの後面
に装着されることになる薄膜ホーンスイッチの平面図で
ある。
【図6】図5の薄膜ホーンスイッチが装着されている図
4のエアバッグモジュールカバーの後面の平面図であ
る。
【図7】図3のエアバッグモジュールカバー/ホーンス
イッチ組立品の円包囲部分7の拡大斜視図である。
【図8】本発明に係るブリッヂ状に形成されたステーキ
対を示す、図3のエアバッグモジュールカバー/ホーン
スイッチ組立品の円包囲部分7の拡大斜視図である。
【図9】図3の円包囲部分7のステーキの別に採り得る
形状を示す、図7に類似した拡大斜視図である。
【図10】本発明に係るブリッヂ状に融着された図9の
ステーキ対を示す図8に類似した拡大斜視図である。
【図11】図6のエアバッグモジュールカバー/ホーン
スイッチ組立品の円包囲部分11の拡大斜視図であり、
これは本発明に係る更に別の例を示している。
【図12】本発明に係るブリッヂ状に融着されている図
11のステーキ対を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】 10…エアバッグモジュールカバー 12…カバー後面 14a,14b〜14w,14x…ステーキ(くい) 16,18…上、下位二重線 20…薄膜ホーンスイッチ 22,24…クリンプ加工端子 26,28…電気ワイヤ 30,32…電気端子 34a〜34x…ステーキ用の孔 36,38…上、下位周辺線 15a〜15l…ステーキ 35a〜35l…ステーキ用の孔 41,43…ステーキ末端 48…孔対間の面域 50…ブリッヂ 51,52,53,54…ステーキ末端 56,58…線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド エー.プレスカロ アメリカ合衆国,ユタ 84414,ノース オグデン,ノース 3453 イースト 1000 (72)発明者 テ ワイ.クワック アメリカ合衆国,ユタ 84310,エデン, ポスト オフィス ボックス 405(番 地なし) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/20 B62D 1/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグモジュールカバー(10)に
    カシメ技法の一種であるステーキ法を用いて付設固定さ
    れたホーンスイッチ(20)として、当該ホーンスイッ
    チが警笛を鳴らす所謂「ホーン」と称される装置を切替
    え操作により起動するために設けられた手段である斯ゝ
    るホーンスイッチを有する当該カバーであって、該カバ
    ーは該ホーンを操作する作業者に対面する前面とその背
    後に配位する後面(12)とを有しており、該ホーンス
    イッチは該カバー後面の中央に配置される平坦なスイッ
    チ本体を有し且つ該カバー前面から該カバーを介して当
    該平坦スイッチ本体に対する作業者の押圧によってスイ
    ッチ起動される形式のスイッチであり、該平坦スイッチ
    本体は該カバー前、後面と同じ順位になる前面と後面と
    を有し且つ所定配置になる複数の貫通孔を有しており、
    他方該カバーは熱可塑性材料製であって且つ当該貫通孔
    に対応する該カバー後面から後方へ延在する一体成形さ
    れた複数のくい状突起、即ちステーキを有しており、当
    該ステーキは対応する夫々の該貫通孔を通って延在して
    その末端が該平坦スイッチ本体の該後面から突出させら
    れ且つ当該突出末端において可塑変形によって該平坦ス
    イッチ本体の該後面上に該平坦スイッチ本体の該カバー
    からの離脱を阻止するための解放阻止手段を夫々形成さ
    せられる斯ゝる構成のエアバッグモジュールカバーにお
    いて、 (i)該カバーの該ステーキは複数の対をなすように所
    定パターンで配置され、他方該平坦スイッチ本体の該貫
    通孔も対応した複数の対をなすように所定パターンで配
    置され;そして (ii)該ステーキの各対(14a、14b〜14m、1
    4n:15a、15b〜15g、15h)は該貫通孔の
    対応する対(34a、34b〜34m、34n:35
    a、35b〜35g、35h)から突出した該ステーキ
    末端において可塑変形され且つ相互融着され、それによ
    って該平坦スイッチ本体の該後面上で当該1対の孔の間
    を架橋するブリッジを形成していることを特徴とするエ
    アバッグモジュールカバー。
  2. 【請求項2】 該ホーンスイッチが薄膜スイッチ、即ち
    メンブレンスイッチである、請求項1に記載のエアバッ
    グモジュールカバー。
  3. 【請求項3】 該ブリッジが互いに平行である、請求項
    2に記載のエアバッグモジュールカバー。
  4. 【請求項4】 1連の該複数対のステーキが該平坦スイ
    ッチ本体の少なくとも実質的に平行な二箇所の周辺面域
    において周辺に沿って配置されている、請求項2に記載
    のエアバッグモジュールカバー。
  5. 【請求項5】 複数対の該ステーキが1列に配置されて
    いて、当該1列の方向としての長手方向において隣り合
    うステーキの各対(15a、15b〜15g、15h)
    が各ブリッジを形成している、請求項2に記載のエアバ
    ッグモジュールカバー。
  6. 【請求項6】 複数対の該ステーキ(14a、14b〜
    14m、14n)が2列に配列され、1方の列の各ステ
    ーキ(14a〜14m)が他方の列の対応するステーキ
    (14b〜14n)と対をなし、両列間を架橋するよう
    に各ブリッジが形成されている、請求項2に記載のエア
    バッグモジュールカバー。
  7. 【請求項7】 複数対の該ステーキ(14a、14b〜
    14m、14n:15a、15b〜15g、15h)に
    より形成された該ブリッジが一列に配列している、請求
    項2に記載のエアバッグモジュールカバー。
  8. 【請求項8】 平坦なスイッチ本体を有するホーンスイ
    ッチ(20)として、これが警笛を鳴らす所謂「ホー
    ン」と称される装置を切替え操作により起動するために
    設けられた手段である斯ゝるホーンスイッチを操作すべ
    き作業者に対面することになる前面とその背後に配位す
    る後面とを有する熱可塑性エアバッグモジュールカバー
    (10)に関して、該カバー前面から該カバーを介して
    当該平坦スイッチ本体に対する作業者の押圧によってス
    イッチ起動されるように該カバー後面に該平坦スイッチ
    本体を装着固定する方法において、 (i)複数の対をなすように所定パターンで配置される
    複数のくい状突起、即ちステーキをその末端が該カバー
    後面から外延するように該カバーにモールド成形し; (ii)複数の対をなすように前記ステーキパターンと同
    じ所定パターンで配置される複数の孔を該平坦スイッチ
    本体に配設し; (iii)該カバー後面に該平坦スイッチ本体の前面を対面
    させ、カバーの該ステーキに対して補完関係にある該平
    坦スイッチ本体の該複数の孔を位置付け、そして各ステ
    ーキがその該末端において対応する各孔を通って該平坦
    スイッチ本体の後面から外出させることによって該平坦
    スイッチ本体を該カバー後面に装着し;そして (iv)各対の二本のステーキの前記外出した該末端を相
    互に接続することによって関係する1対の孔の間を架橋
    するブリッジを該平坦スイッチ本体の該後面上に形成
    し、それによって該平坦スイッチ本体を該カバーに固定
    する、 以上の諸工程を含んで成ることを特徴とする、エアバッ
    グモジュールカバーに対するホーンスイッチの装着固定
    方法。
  9. 【請求項9】 該ホーンスイッチが薄膜スイッチ、即ち
    メンブレンスイッチである、請求項8に記載のホーンス
    イッチの装着固定方法。
  10. 【請求項10】 該ブリッジを形成する前記ステーキ末
    端接続工程(iv)が該ステーキ末端を加熱することを含
    んで成る、請求項8に記載のホーンスイッチの装着固定
    方法。
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