JP2854293B2 - ホーンスイッチを備えたエアバッグモジュール蓋構成体、ホーンスイッチ背面板をモジュール蓋に付設する方法及びホーンスイッチを修理する或いは取り替える方法 - Google Patents

ホーンスイッチを備えたエアバッグモジュール蓋構成体、ホーンスイッチ背面板をモジュール蓋に付設する方法及びホーンスイッチを修理する或いは取り替える方法

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2165Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
    • B60R21/21656Steering wheel covers or similar cup-shaped covers
    • B60R21/21658Steering wheel covers or similar cup-shaped covers with integrated switches, e.g. horn switches

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗物用エアバッグモ
ジュールの新規且つ有用なエアバッグモジュール構成体
(アッセンブリ)に関するが、具体的にはエアバッグモ
ジュール構成体のモジュール蓋(カバー)に対して導電
性、熱可塑性連結子(カップラー)を用いて融着された
ホーンスイッチ背面板に関する。また、本発明はホーン
スイッチ背面板をモジュール蓋に付設する方法、及びエ
アバッグモジュール構成体のホーンスイッチを修理した
り、取り替えたりするために背面板をモジュール蓋から
除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグモジュールは、自動車が衝突
事故に遭遇したときにエアバッグクッションを膨張、展
開させ、それによって搭乗者の身体を物理的に拘留する
ことによって搭乗者を被害から守るために、自動車にお
いて採用される。ドライバ側エアバッグモジュールは乗
物警笛(ビークル・ホーン)を起動させるための通常ホ
ーンスイッチを有しているモジュール蓋と、当該蓋の内
面に付設されたホーンスイッチ背面板とを含む。
【0003】数多くのホーンスイッチ設計では、膜式ス
イッチが採用される。膜式スイッチは慣習的には薄いス
ペーサによって常態では分離されている導電性被覆物を
有する非常に薄い2枚のシートを含んで成る。スイッチ
に付加した圧力は両導電性面を合体させ、それによって
回路を閉じてホーンを起動する。この圧力は、ステアリ
ング・ホイールのハブにあるドライバによって押し下げ
られるエアバッグモジュール蓋によってホーンスイッチ
に与えられる。
【0004】これまで提案されているエアバッグモジュ
ール蓋には、その内面とホーンスイッチ背面板との間に
自在に保留されている浮き膜式(フローティング・メン
ブレン)のホーンスイッチを有する斯ゝるエアバッグモ
ジュール蓋がある。スイッチ背面板は、蓋の内面と一体
であって且つ当該内面から延在してホーンスイッチを実
質的に取り囲んでいるうね(リッジ)によってモジュー
ル蓋から離間させられている。スペーサの高さは、スイ
ッチがドライバによる起動の前には蓋と背面板の間で圧
縮されないように、ホーンスイッチの厚さより大きくな
っている。背面板はうねに複数のステーキとして、これ
がうねと一体物であって且つ背面板の孔を貫通してうね
から延在している斯ゝるステーキ(杭部)よるかしめ加
工によって固定確保される。ステーキの末端はヘッドに
成形される、即ち複対ステーキの各対の末端は超音波溶
接法を用いて接合されてブリッジ(架橋部)を形成す
る。
【0005】ステーキを用いたかしめ法、即ちステーキ
かしめ法と超音波溶接式組立法とによって背面板がモジ
ュール蓋に強力に確保されるとはいえ、そのかしめのた
めに結果的に変形したステーキは欠陥のあるホーンスイ
ッチを修繕するために蓋から背面板を除去しようとした
ときに、それを容易に為し得ない。それ故に、欠陥ホー
ンスイッチに加えて、モジュール蓋全体を取り替えなけ
ればならないことになる。また、ホーンスイッチは超音
波溶接工程の際に生じた熱によって損傷を被ることが時
としてあり得る。それに加えて、超音波溶接はモジュー
ル蓋に使用出来るプラスチックのタイプを制限する。例
えば、超音波溶接されることになるステーキを有してい
るモジュール蓋は非晶質ポリスチレン−エチレン/ブチ
レン−スチレン(SEBS)のプラスチックで作ることが出
来る。このSEBSプラスチックは超音波溶接を許容する
が、これは塗装が難しく、しかも製造工程を複雑にする
ことになる塗装前のプライマーと入念な強力洗浄とを要
求する。従って、製造目的のためには、1 層容易に塗装
出来るものとして、E.I. DuPont de Nemours Co.の製品
であるDYM-100 等の熱可塑性ポリエステル・エラストマ
ーを用いるのが好ましい。しかし、DYM-100 は超音波溶
接にとっては役に立たない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の全般的な目的
は、新規、改良ホーンスイッチ背面板連結装置を有する
エアバッグモジュール蓋(カバー)、即ちホーンスイッ
チを組み込んだ新規、改良エアバッグモジュール蓋構成
体を提供することにある。本発明の具体的な目的は、エ
アバッグモジュール蓋として、これに超音波溶接されて
いないホーンスイッチ背面板連結装置を有する斯ゝるエ
アバッグモジュール蓋を提供することにある。本発明の
別の目的はホーンスイッチ背面板連結装置として、これ
がエアバッグモジュールに組み込むのが比較的容易で且
つ修繕や取り替えのために取り外すことも容易である斯
ゝるホーンスイッチ背面板連結装置を有するエアバッグ
モジュール蓋を提供することにある。本発明の追加の目
的はホーンスイッチ背面板連結装置を有するエアバッグ
モジュール蓋として、当該連結装置が当該蓋の引裂き継
ぎ目を開いてエアバッグクッションを展開する際に該蓋
に背面板が付設されている状態を維持する程に強力であ
る斯ゝるホーンスイッチ背面板連結装置を有するエアバ
ッグモジュール蓋を提供することにある。本発明の別の
目的はホーンスイッチ背面板連結装置を有するエアバッ
グモジュール蓋として、当該連結装置が当該モジュール
蓋のために数多くの異なるタイプの熱可塑性材料の使
用、特にはDYM-100 ポリマー等の素早く塗装出来る材料
の使用、を許容する斯ゝるホーンスイッチ背面板連結装
置を有するエアバッグモジュール蓋を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的はエアバッグモジュール蓋に
ホーンスイッチ背面板を付設する新規、改良方法を提供
することにある。本発明の更に別の目的はエアバッグモ
ジュール蓋それ自体の取り替えを要求しない当該モジュ
ール蓋のホーンスイッチを取り替える新規、改良方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ビーク
ルドライバ(乗物運転者)の操作に供されるホーンスイ
ッチを備えたエアバッグモジュール蓋構成体が提供され
る。この構成体は外、内面を有する熱可塑性スイッチカ
バーパネルを含むモジュール蓋を含む。この外面はエア
バッグモジュール蓋におけるドライバに供される部分を
形成し、スイッチカバーパネルは外面から押し下げ変形
が可能である。ホーンスイッチは、圧縮されるや遠隔ビ
ークルホーンを起動させるためにホーンスイッチ回路を
閉じるためのスイッチであり、そしてスイッチカバーパ
ネルの内面の近傍において受容される。熱可塑性スペー
サはスイッチカバーパネルの内面から内方へ延在し、そ
して当該パネル内面を実質的に取り囲み、周辺でホーン
スイッチを保留している。
【0008】熱可塑性スイッチ背面板はスぺーサによっ
て支持され、そしてスペーサの内側にあるホーンスイッ
チを覆うように延在して当該スイッチを保留している。
ホーンスイッチを背面板と内面の両方に実質的に同時に
接触させないようにすることによって、スイッチカバー
パネルをビークルドライバが押し下げる前にホーンスイ
ッチが背面板と内面の間で圧縮されないようにするため
に、スペーサはホーンスイッチの厚さよりも大きな値の
高さを有している。
【0009】導電性、熱可塑性連結子(カップラー)は
スペーサと背面板の両方に融着されることによって背面
板をモジュール蓋に確保する。
【0010】本発明の1局面によれば、モジュール蓋
(カバー)のスイッチカバーパネルは内面を第1半部と
第2半部に分割する引裂き継ぎ目(ティアシーム)を規
定している。スイッチカバーパネルの外面に与えられる
分散負荷を少なくとも1点の負荷に移動させるために、
複数の離間配位した力集中隆起部がスイッチカバーパネ
ルの第1、第2半部と1体成形され且つ両半部から内方
へ延在している。ホーンスイッチは内面の第1半部の近
傍に受容される第1セクションと、内面の第2半部の近
傍に受容される第2セクションとを有する膜式ホーンス
イッチであり、当該第1セクションは当該第2セクショ
ンにブリッジ(架橋部)によって連結されている、即ち
架橋連結されている。
【0011】スペーサはスイッチカバーパネルの内面と
一体のものであり、そして内面の第1半部を実質的に取
り囲み且つ膜式ホーンスイッチの第1セクションを周辺
で保留している第1の隆起うねと、内面の第2半部を実
質的に取り囲み且つ膜式ホーンスイッチの第2セクショ
ンを周辺で保留している第2の隆起うねとから成る形態
になっている。スイッチ背面板はスイッチカバーパネル
の引裂き継ぎ目の上方に概して配位する同様の引裂き継
ぎ目を規定している。スペーサの高さは膜式ホーンスイ
ッチの厚さと力集中部の高さとの和より大きい値であ
り、膜式ホーンスイッチは内面、スペーサ、背面板のい
ずれかに確保されない。連結子は概して第1、第2隆起
うねの両方の形態になっている。
【0012】本発明のもう1つの局面によれば、連結子
は閉回路を構成している。本発明の追加の局面によれ
ば、連結子は開回路を構成し、その第1接点耳部から第
2接点耳部まで延在している。
【0013】ホーンスイッチ背面板をモジュール蓋に付
設する方法も提供される。この方法によれば、上述した
ようなモジュール蓋とホーンスイッチを準備し、ホーン
スイッチを内面の近傍に配位させ、蓋に一体成形された
第1、第2隆起うねから成るスペーサによって周辺で保
留する。上述のような連結子、即ちカップラーを準備し
て、これをスペーサ上に配位させ、そして上述のような
スイッチ背面板を準備して、これを連結子上に配位さ
せ、それによってスイッチ背面板がホーンスイッチの上
を越えて延在し且つ当該ホーンスイッチをスペーサの内
側に保留させるようにする。
【0014】背面板に圧力を付加し、そして連結子と、
背面板の1部分と、連結子に接触しているスペーサの1
部分とが溶融するまで電流を連結子に印加し、それによ
って三者を一体に融着し、その結果として背面板をモジ
ュール蓋に確保する。
【0015】本発明の1局面によれば、連結子は閉回路
を構成している。先ず連結子の形態で背面板の上方に連
結子と整合するように配置されたコイルワイヤによっ
て、電流が連結子に印加される。電流はコイルワイヤに
直接印加されと、その電化コイルワイヤが電磁エネルギ
ーを生み出し、このエネルギーが次に電流を連結子内に
発生させる。
【0016】本発明のもう1つの局面によれば、連結子
はその第1接触耳部から第2接触耳部まで延在する開回
路を構成する。電流はリード線を遠隔電源から連結子の
第1、2接触耳部まで付設することによって、連結子に
直接印加される。
【0017】エアバッグモジュール蓋のホーンスイッチ
を修理したり、取り替えたりする方法も提供され、この
方法は上述のようなエアバッグモジュール蓋構成体を準
備する工程を含む。連結子にはこの連結子と、背面板の
1部分と、連結子に接触しているスペーサの1部分とが
溶けるまで、電流を印加する。 取り替え用のホーンス
イッチを準備し、これを内面近傍のスペーサの内側に配
位する。スイッチ背面板がスペーサの内側のホーンスイ
ッチを越えて延在し且つ当該ホーンスイッチを保留する
ように、連結子をスペーサ上に配位させる。上述のよう
に、圧力を背面板に付与し、そして電流を連結子と、背
面板の1部分と、連結子に接触しているスペーサの1部
分とが溶けて三者が一体に融着するまで連結子に印加す
る。
【0018】
【実施例】図1〜3を参照していえば、本発明はホーン
スイッチ12とモジュール蓋16に確保されたホーンス
イッチ背面板14とを有しているエアバッグモジュール
蓋構成体10に関するものである。また、背面板14を
モジュール蓋16に付設する方法と、ホーンスイッチ1
2を修理したり、取り替えたりするために背面をモジュ
ール蓋から取り外す方法とが提供される。エアバッグモ
ジュール蓋構成体10は、ステアリング・ホイールのハ
ブ(或いはボス)の内部に装着されたドライバ側エアバ
ッグモジュール(図示省略)において使用するものであ
り、ホーンスイッチ12はビークル・ドライバによって
操作するものである。
【0019】モジュール蓋(カバー)16は、例えばE.
I. DuPont de Nemours Co.の製品であるDYM-100 等の熱
可塑性ポリエステル・エラストマーで作られたものであ
り、これはエアバッグモジュールのモジュール・ハウジ
ング(図示省略)にモジュール蓋を確保するための連結
アーム(アタッチメント・アーム)18a,18b,1
8c,18dを含むことが出来る。モジュール蓋16は
更に装飾外面22と内面24を有する概して長方形のス
イッチカバーパネル20を含む。装飾外面22(図3に
示す)はドライバに供されるモジュール蓋16の1部分
を構成し、スイッチカバーパネル20はその外面から変
形可能に押し下げることが出来る。スイッチカバーパネ
ル20は、その内面24を第1半部28と第2半部30
に分割する"I" の字を概して形成する第1、2、3の引
裂き継ぎ目(ティアシーム)26a,26b,26cを
規定している。スペーサはスイッチカバーパネル20の
内面24と1体成形物であって、この内面から内方へ延
在し、そして内面を取り囲んでいる。このスペーサはパ
ネル内面24の第1半部28を実質的に取り囲む第1隆
起うね(リッジ)32と、パネル内面24の第2半部3
0を実質的に取り囲む第2隆起うね(リッジ)34とか
ら成る形態のものである。4本の離間配位したポスト3
6a,36b,36c,36dもパネル内面24から内
方へ延在している。
【0020】モジュール蓋16は更にスイッチカバーパ
ネル20の内面24の第1半部28、第2半部30と1
体のものであって、両半部から夫々内方へ延在している
複数の離間配位した力集中隆起部38を含むことが出来
る。力集中隆起部38はスイッチカバーパネル20の外
面22に分散状に負わされた負荷をホーンスイッチ12
に負わせる少なくとも1つの集中負荷に変換するための
手段である。力集中隆起部38は概して円筒形間柱(ス
タッド)の形態をしているが、これは例えば正方形、長
尺リブ、Xの字形等の適当な非円筒形態で以て設けるこ
とも可能である。
【0021】膜式ホーンスイッチ12は、圧縮されるや
ホーンスイッチ制御回路(図示省略)を閉じることによ
って遠隔ビークルホーン(警笛)を起動させる手段であ
る。膜式ホーンスイッチは当業者に知られており、膜式
ホーンスイッチの1例は米国特許第 5,369,232号に図示
並びに説明されている。一般に、膜式ホーンスイッチは
薄いスペーサによって隔離された、導電性の被覆物を夫
々有する非常に薄い2枚のシート基体を含んで成る。膜
式ホーンスイッチに付加された圧力は導電性被覆物を共
に押圧し、それによって膜式ホーンスイッチが接続可能
なホーン制御回路を遠隔ホーンを起動するために閉じる
ように働く。ホーンスイッチ12はパネル内面24の第
1半部28の近傍に受容され且つ第1隆起うね32によ
って周辺で保留される概して長方形の第1セクション4
0と、パネル内面の第2半部30の近傍に受容され且つ
第2隆起うね34によって周辺で保留される概して長方
形の第2セクション42とを有している。ホーンスイッ
チ12の第1セクション40は第1引裂き継ぎ目26a
の上を横切る破断性ブリッジ(架橋)44を介して第2
セクション42に連結されている。
【0022】第1、2隆起うね32、34の各々はホー
ンスイッチ12の破断性ブリッジ44のための破壊子
(ブレーク)46a,46bを規定し、且つホーンスイ
ッチのリード線50a,50bを通すためのノッチ(刻
み目)48a,48bを規定している。第1、2隆起う
ね32、34は、ホーンスイッチ12が第1、第2隆起
うね32、34によって緩く保留されるように、ホーン
スイッチ12の第1、第2セクション40、42より長
く且つ幅広である。
【0023】スイッチ背面板14は概して長方形であっ
て、第1、第2隆起うね32、34によって支持され、
そして隆起うねの内側にあるホーンスイッチ12の第
1、第2セクション40、42を覆うように延在し且つ
当該両セクションを保留している。スイッチ背面板14
はスイッチカバーパネル20の引裂き継ぎ目26aの概
して上方に配位する引裂き継ぎ目52を規定し、更にス
イッチカバーパネルの内面24から延在する4本のポス
ト(支柱)36a,36b,36c,36dを受け入れ
る4個の孔54a,54b,54c,54dを背面板の
位置決めのために規定している。スイッチ背面板14は
適当な厚みを有しており、例えばポリカーボネート等の
適度に軽量で且つ剛性のある材料から作られる。
【0024】図3に示すように、第1、第2隆起うね3
2、34の各々の高さh1 は、スイッチカバーパネル2
0がビークルドライバによって押し下げられる前にはホ
ーンスイッチ12が背面板14と内面24の両方に実質
的に同時に接触せず、従って背面板と内面の間で圧縮さ
れないように、ホーンスイッチ12の厚さt1 より大き
な値にする。好ましくは、ホーンスイッチ12をパネル
内面24、第1、第2隆起うね32、34、背面板14
のいずれかに確保されないようにする。モジュール蓋1
6が力集中部38を含むならば、第1、第2隆起うね3
2、34の各々の高さh1 は、スイッチカバーパネル2
0がビークルドライバによって押し下げられる前には力
集中部38がホーンスイッチ12を背面板14に対して
圧縮しないように、ホーンスイッチ12の厚さt1 と力
集中部38の高さh2 の両者の和より大きな値の高さに
する。1例として、膜式ホーンスイッチ12の厚さt1
は約 0.5 mm (0.02in.) に、第1、第2隆起うね32、
34の高さh1 は約 3.0 mm (0.12in.) に、そして各力
集中部38の高さh2 は 0.5 mm (0.02in.) にすること
が出来る。
【0025】スイッチカバーパネル20、ホーンスイッ
チ12、及び背面板14がエアバッグモジュールの形
状、引裂き継ぎ目26a,26b,26cの好適位置、
モジュール蓋16の外部デザイン等のファクタに依存し
ていることに留意すべきである。従って、スイッチカバ
ーパネル20、ホーンスイッチ12、及び背面板14は
本発明の精神と範囲を逸脱することなく円形、楕円形等
の他の形状で以て提供することが出来るし、湾曲させる
ことさえ可能である。
【0026】概して平坦な導電性、熱可塑性連結子60
は第1、第2隆起うね32、34と背面板14との間に
配置される。この連結子60はスペーサの隆起うね3
2、34と背面板14の両方に融着されることによっ
て、背面板をモジュール蓋16に確保する。連結子60
は概して第1、第2隆起うね32、34のスペーサ形態
で以て開回路を構成し、従って第1接触耳部62と第1
接触耳部64を有している。連結子60は更に、第1、
第2隆起うね32、34を基準にして連結子を正しく位
置付けるために、スイッチカバーパネル20の内面24
から延在する4本のポスト36a,36b,36c、3
6dを受け入れる4つの孔66a,66b,66c,6
6dを規定している。連結子60は比較的に薄く、例え
ば約 1.0mm (0.04in.)の厚さt1を有し得る。
【0027】連結子60は色々と変化させた外形と電気
特性とを備えた状態で以て供給出来る超高分子量ポリエ
チレンから成る導電性ポリマー発熱性条片(ストリッ
プ)を含む。この種の導電性ポリマー発熱性条片は例え
ば、商標 Bondline 1000の下でカナダ、Menlo ParkのRa
ychem Corporation によって供給される。これに加え
て、モジュール蓋16と背面板14が互いに、或いは当
該ポリマー発熱性条片と適度に融着しないならば、連結
子60は更にモジュール蓋と背面板の両方に融着する材
料、即ち接着剤の1以上の層を含むと良い。適合性のあ
る熱可塑性物と接着材の組み合せは当業界で知られてい
るので、ここでは詳しくは論じない。従って、本発明は
モジュール蓋の材料として多種多様な熱硬化性や熱可塑
性の材料、特にはDYM-100 ポリマー等の塗装し易い材
料、の使用を許容する。
【0028】ホーンスイッチ背面板14をエアバッグモ
ジュール蓋16に付設する方法は:ホーンスイッチ12
をスイッチカバーパネル20の内面24の近傍において
第1、第2隆起うね32、34から成るスペーサの内側
に配位させ;連結子60を第1、第2隆起うね32、3
4の上に配置し;そして背面板14を連結子60の上に
配置し、それによって背面板が第1、第2隆起うね3
2、34の内側でホーンスイッチを保留するようにモジ
ュール蓋を組み立てることを含む。モジュール蓋16は
次にこれを支持するための保留固定子の内側に挿置す
る。背面板14には概して約 34.5 kPa と約 689.5kPa
(約 5 psiと約 100psi)の間の値になる適度の圧力が
掛けられる。概して約 50vと約 140v の間の値の適当な
電流を連結子60に、概して約 180°と約 400°の範囲
の十分に高い温度に達し得るだけの十分な時間を掛けて
印加し、それによって連結子と、背面板14の1 部分
と、連結子に接触しているスペーサの第1、第2隆起う
ね32、34の1部分とが溶け始めるようにする。次い
で、この電流を連結子から除外して、連結子を冷却、即
ち固化させ、それによって背面板14とスペーサ、即ち
第1、2隆起うね32、34との両者を融着させ、背面
板をモジュール蓋16に確保する。
【0029】ホーンスイッチの修理や取り替えのために
確保されていたたホーンスイッチ12の背面板14をエ
アバッグモジュール蓋16から取り外す方法は、組立て
たモジュール蓋構成体10の連結子14に、当該連結子
と、背面板の1部分と、連結子に接触している第1、第
2隆起うね32、34の1部分とが溶けるまで、電流を
印加することを含む。次には、背面板14と連結子60
を第1、2隆起うね32、34から取り外し、それによ
ってスペーサの内側、即ち当該第1、2隆起うね32、
34の内側に配位しているホーンスイッチ12に接近出
来るようにする。
【0030】取り替えホーンスイッチを準備して、これ
をパネル内面24の近傍において第1、2隆起うね3
2、34の内側に配置させる。ホーンスイッチの取り替
えとは、元のホーンスイッチ12の修理、或いは新たな
ホーンスイッチの提供を行うことを意味する。連結子6
0は第1、2隆起うね32、34に再度配置し、そして
背面板14はこれを背面板14が第1、2隆起うね3
2、34の内側に配置させた新な取り替えホーンスイッ
チを覆うように延在させて当該スイッチを保留するよう
に、連結子上に再度配置する。新な取り替え連結子と新
な取り替え背面板はモジュール蓋16の面上に配設する
ことも出来る。上述したように、圧力を背面板14に付
加し、そして電流を連結子60に印加し、それによって
背面板をモジュール蓋16に再確保する。
【0031】好ましくは、電流は連結子60に融接法
(fusion welding) によって印加する。この方法は電流
を遠隔電源から連結子に直に印加することが出来るよう
に、遠隔電源から連結子60の第1、第2接触耳部6
2、64に導く。この融接法はホーンスイッチ12に対
する電気的或いは熱的損傷の機会を減じる。
【0032】図4において、本発明に係るもう1つのエ
アバッグモジュール蓋構成体70が提供される。図4の
エアバッグモジュール蓋構成体70は図1〜3のエアバ
ッグモジュール蓋構成体10に類似しており、同じエレ
メントは同じ参照番号を有している。エアバッグモジュ
ール蓋構成体70は図1〜3の連結子60に類似してい
る連結子であるが、第1、第2隆起うね32、34のス
ペーサ形態の閉回路を構成している斯ゝる連結子72を
含む。この形式の連結子は背面板14をモジュール蓋1
6に付設する誘導溶接法を使用する場合のものである。
連結子72は更に、第1、2隆起うね32、34を基準
にして連結子を正しく位置決めするために、スイッチカ
バーパネル20の内面24から延在する4本のポスト
(杭部)36a,36b,36c,36dを受容する4
つの孔74a,74b,74c,74dを規定してい
る。
【0033】背面板14をモジュール蓋に誘導溶接法を
用いて付設する方法は上述の融接法を用いた付設方法と
は、遠隔電源からのリード線が連結子72に接続されて
いないことを除き同じである。その代わり、連結子72
の形態のコイルワイヤ(図示省略)が背面板14の上方
に連結子と整合するように配置され、遠隔電源からの電
流がコイルワイヤに流される。電化したコイルワイヤは
背面板14を通って導電性連結子72に入り、連結子内
に電流を誘起させる。それで、連結子72と、背面板1
4の1部分と、連結子に接続する第1、2隆起うね3
2、34の1部分が溶けて、結合する。また、ホーンス
イッチ12の修理や取り替えのために誘導溶接法を用い
て確保されているスイッチ背面板14をモジュール蓋1
6から取り外す方法も提供され、これは上述の融接法を
用いた背面板を取り外す方法とは、電流を電磁エネルギ
ーによって連結子に与えることを除き、同じである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ビークル・ドライバ用
のエアバッグモジュールへの組込が容易で且つ修繕、取
替えのための取り外しも容易なホーンスイッチを備えた
改良モジュール蓋構成体(10)が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグモジュール蓋の分解斜
視図である。
【図2】図1のエアバッグモジュール蓋の部分断面、底
面図である。
【図3】図2の線3−3に沿ったエアバッグモジュール
蓋の断面図である。
【図4】本発明に係る別のエアバッグモジュール蓋の分
解斜視図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール蓋構成体 12…ホーンスイッチ 14…ホーンスイッチの背面板 16…モジュール蓋(カバー) 18a,18b,18c,18d…連結アーム 20…スイッチカバーパネル 22…装飾外面(パネルの) 24…内面(パネルの) 26a,26b,26c,26d…引裂き継ぎ目 28…第1半部 30…第2半部 32…第1隆起うね(スペーサの) 34…第2隆起うね(スペーサの) 36a,36b,36c,36d…ポスト(支柱) 38…力集中隆起部 40…第1セクション(ホーンスイッチの) 42…第2セクション(ホーンスイッチの) 44…破断性ブリッジ(架橋) 46a,46b…破壊子(ブレーク) 48a,48b…ノッチ 50a,50b…リード線 52…引裂き継ぎ目 54a,54b,54c,54d…孔 60…連結子(カップラー) 62…第1接触耳部 64…第2接触耳部 66a,66b,66c,66d…孔 70…エアバッグモジュール蓋構成体 72…連結子 74a,74b,74c,74d…孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/00 - 13/76 B60R 16/02 675 B60R 21/20 B62D 1/04

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビークル・ドライバによって操作される
    ホーンスイッチを備えたエアバッグモジュール蓋構成体
    であって、これが:内面とドライバに供される該エアバ
    ッグモジュール蓋の1部分を構成する外面とを有する熱
    可塑性スイッチカバーパネルとして、これを当該パネル
    外面から押し下げ変形可能である斯ゝるスイッチカバー
    パネル;該パネル内面の近傍に受容されるホーンスイッ
    チ;該パネル内面から内方へ延在し且つ当該パネル内面
    を実質的に取り囲む熱可塑性スペーサであって、これが
    該ホーンスイッチを周辺で保留する斯ゝるスペーサ;該
    スペーサによって支持され、そして該スペーサの内側に
    ある該ホーンスイッチを覆うように延在して当該ホーン
    スイッチを保留する熱可塑性スイッチ背面板であって、
    該スペーサが該ホーンスイッチの厚さより大きな値の高
    さを有し、それによって該ホーンスイッチを該背面板と
    該内面の両者に実質的に同時には接触させないようにす
    ることによって、該スイッチカバーパネルがビークル・
    ドライバによって押し下げられる前には、該ホーンスイ
    ッチが両者の間で圧縮されないようにした斯ゝるスイッ
    チ背面板;及び該スペーサと該背面板の両者の間に配位
    した伝導性、熱可塑性連結子であって、これが両者に融
    着されて該背面板を該モジュール蓋に確保する斯ゝる連
    結子を含んで成る斯ゝるホーンスイッチを備えたエアバ
    ッグモジュール蓋構成体。
  2. 【請求項2】 該ホーンスイッチが該スイッチカバーパ
    ネル、該スペーサ、該背面板のいずれかに確保されな
    い、請求項1に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  3. 【請求項3】 更に、該スイッチカバーパネルの該パネ
    ル内面から該ホーンスイッチに向けて内方へ延在してい
    る複数の離間配位した力集中部を含んで成り、該スペー
    サの高さが該ホーンスイッチの厚さと該力集中部の高さ
    の両者の和より大きな値である、請求項1に記載のエア
    バッグモジュール蓋構成体。
  4. 【請求項4】 該モジュール蓋の該スイッチカバーパネ
    ルが少なくとも1つの引裂き継ぎ目を規定している、請
    求項1に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  5. 【請求項5】 該連結子がポリエチレンである、請求項
    1に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  6. 【請求項6】 該スペーサが隆起うねを含んで成る、請
    求項1に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  7. 【請求項7】 該連結子が該隆起うねの形態の閉回路を
    構成している、請求項6に記載のエアバッグモジュール
    蓋構成体。
  8. 【請求項8】 該連結子が該隆起うねの形態の開回路を
    構成し、そして第1接触耳部から第2接触耳部まで延在
    している、請求項6に記載のエアバッグモジュール蓋構
    成体。
  9. 【請求項9】 該モジュール蓋の該スイッチカバーパネ
    ルが該内面を第1半部と第2半部に分割する引裂き継ぎ
    目を規定しており;複数の離間配位した力集中隆起部が
    該スイッチカバーパネルの該パネル内面の該第1、第2
    半部と1体の成形物であって、両半部から内方へ延在し
    ており;該ホーンスイッチが該パネル内面の該第1半部
    の近傍に受容された第1セクションと、該第2半部の近
    傍に受容された第2セクションとを有する膜式ホーンス
    イッチであって、当該第1セクションが該第2セクショ
    ンに架橋部材を介して連結されており;該スペーサが該
    スイッチカバーパネルの該パネル内面と1体の成形物で
    あり、そして該パネル内面の該第1半部を実質的に取り
    囲んで該膜式ホーンスイッチの該第1セクションを周辺
    で保留する第1隆起うねと該パネル内面の該第2半部を
    実質的に取り囲んで該膜式ホーンスイッチの該第2セク
    ションを周辺で保留する第1隆起うねとを含んでおり;
    該スイッチ背面板が該スイッチカバーパネルの該引裂き
    継ぎ目の概して上方に配位する引裂き継ぎ目を規定して
    いて、該スペーサの高さが該膜式ホーンスイッチの厚さ
    と該力集中部の高さの両者の和より大きな値であり、該
    膜式ホーンスイッチが該パネル内面、該スペーサ、該背
    面板のいずれかには確保されず;そして該連結子が該第
    1、第2隆起うねの両方のスペーサ形態に概して成る、
    請求項1に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  10. 【請求項10】 該連結子がポリエチレンである、請求
    項9に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  11. 【請求項11】 該連結子が閉回路を構成している、請
    求項9に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  12. 【請求項12】 該連結子が開回路を構成し、そして第
    1接触耳部から第2接触耳部まで延在している、請求項
    9に記載のエアバッグモジュール蓋構成体。
  13. 【請求項13】 ホーンスイッチ背面板をモジュール蓋
    に付設する方法であって:これが: A)モジュール蓋として、これが:内面と、ドライバに
    供されるモジュール蓋の1部分を構成している外面とを
    有する熱可塑性スイッチカバーパネルであって、当該パ
    ネルが該パネル外面から窪み変形可能である斯ゝるスイ
    ッチカバーパネル;及び該パネル内面から内方へ延在し
    且つ当該パネル内面を取り囲んでいるスペーサを含んで
    成る斯ゝるモジュール蓋を準備し; B)ホーンスイッチを準備し、そして当該ホーンスイッ
    チをこれが該スペーサによって周辺で保留されるように
    該内面の近傍に位置付け; C)概して該スペーサの形態に成る伝導性、熱可塑性連
    結子を準備し、そして当該連結子を該スペーサ上に位置
    付け; D)概して平坦で剛性のあるスイッチ背面板を準備し、
    そして当該スイッチ背面板が該スペーサの内側の該ホー
    ンスイッチを覆うように延在して当該ホーンスイッチを
    保留するように該スイッチ背面板を該連結子上に位置付
    け;そして E)該連結子と、該背面板の1部分と、該連結子に接触
    している該スペーサの1部分とが溶けて1体に融着し、
    それによって該背面板を該モジュール蓋に確保するに到
    るまで、圧力を該背面板に付与し且つ電流を該連結子に
    印加することを含んで成る斯ゝるホーンスイッチ背面板
    をモジュール蓋に付設する方法。
  14. 【請求項14】 該連結子がポリエチレンである、請求
    項13に記載のホーンスイッチ背面板をモジュール蓋に
    付設する方法。
  15. 【請求項15】 該連結子が閉回路を構成し;そして該
    連結子に電流を生み出す電磁エネルギーを生起させるた
    めに、該背面板の上方に概して該連結子の形態のコイル
    ワイヤを該連結子と整合させて配置し、そしてリード線
    を遠隔電源から該コイルワイヤに接続することによって
    電流を該連結子に印加する、請求項13に記載のホーン
    スイッチ背面板をモジュール蓋に付設する方法。
  16. 【請求項16】 該連結子がその第1接触耳部から第2
    接触耳部に延在する開回路を構成していて;そしてリー
    ド線を遠隔電源から該第1、第2接触耳部に接続するこ
    とによって電流を該連結子に直接に印加する、請求項1
    3に記載のホーンスイッチ背面板をモジュール蓋に付設
    する方法。
  17. 【請求項17】 エアバッグモジュール蓋のホーンスイ
    ッチを修理する或いは取り替える方法であって、これ
    が: A)モジュール蓋として、これが:内面と、ドライバに
    供されるモジュール蓋の1部分を構成している外面とを
    有する熱可塑性スイッチカバーパネルであって、当該パ
    ネルが該パネル外面から窪み変形可能である斯ゝるスイ
    ッチカバーパネル;該パネル内面の近傍に受容されるホ
    ーンスイッチ;該パネル内面から内方へ延在し且つ該パ
    ネル内面を取り囲み、そして該ホーンスイッチを周辺で
    保留するスペーサ;該スペーサによって支持され且つ該
    スペーサの内側にある該ホーンスイッチを覆うように延
    在して当該ホーンスイッチを保留するスイッチ背面板;
    及び該スペーサと該背面板の間に配位する伝導性、熱可
    塑性連結子であって、当該連結子が該スペーサと該背面
    板の両方に融着することによって該背面板を該モジュー
    ル蓋に確保する斯ゝる伝導性、熱可塑性連結子を含んで
    成る斯ゝるモジュール蓋を準備し; B)該連結子と、該背面板の1部分と、該連結子に接触
    している該スペーサの1部分が溶けるまで、電流を該連
    結子に印加し; C)該スイッチ背面板と該連結子を該スペーサから取り
    外し、そして該ホーンスイッチを除去し; D)取り替え用のホーンスイッチを準備して、当該ホー
    ンスイッチを該パネル内面の近傍で該スペーサの内側に
    位置付け; E)該連結子を該スペーサ上に再度位置付けし; F)該スイッチ背面板が該スペーサの内側の該ホーンス
    イッチを覆うように延在して当該ホーンスイッチを保留
    するように、該スイッチ背面板を該連結子上に再度位置
    付け;そして G)該連結子と、該背面板の1部分と、該連結子に接触
    している該スペーサの1部分とが溶けて1体に融着し、
    それによって該背面板を該モジュール蓋に確保するに到
    るまで、圧力を該背面板に付与し且つ電流を該連結子に
    印加することを含んで成る斯ゝるエアバッグモジュール
    蓋のホーンスイッチを修理する或いは取り替える方法。
  18. 【請求項18】 該連結子がポリエチレンである、請求
    項17に記載のエアバッグモジュール蓋のホーンスイッ
    チを修理する或いは取り替える方法。
  19. 【請求項19】 該連結子が閉回路を構成し;そして該
    連結子に電流を生み出す電磁エネルギーを生起させるた
    めに、該背面板の上方に該連結子の形態のコイルワイヤ
    を該連結子と整合させて配置し、そしてリード線を遠隔
    電源から該コイルワイヤに接続することによって電流を
    該連結子に印加する、請求項17に記載のエアバッグモ
    ジュール蓋のホーンスイッチを修理する或いは取り替え
    る方法。
  20. 【請求項20】 該連結子がその第1接触耳部から第2
    接触耳部まで延在する開回路を構成していて;そしてリ
    ード線を遠隔電源から該第1、第2接触耳部に接続する
    ことによって電流を該連結子に直接に印加する、請求項
    17に記載のエアバッグモジュール蓋のホーンスイッチ
    を修理する或いは取り替える方法。
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