JP2898310B2 - 電子写真装置の消耗品カートリッジ - Google Patents

電子写真装置の消耗品カートリッジ

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JP2898310B2
JP2898310B2 JP1238089A JP23808989A JP2898310B2 JP 2898310 B2 JP2898310 B2 JP 2898310B2 JP 1238089 A JP1238089 A JP 1238089A JP 23808989 A JP23808989 A JP 23808989A JP 2898310 B2 JP2898310 B2 JP 2898310B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえばレーザを用いたプリンタ・複写
機・ファクシミリなど、帯電・書込み・現像・転写・ク
リーニングを繰り返して電子写真プロセスにより用紙に
記録を行う電子写真装置に関する。詳しくは、そのよう
な電子写真装置において、定期的に交換する消耗品を一
体として装置本体内に交換自在に収納する消耗品カート
リッジに関する。
従来の技術 従来、レーザプリンタ等の電子写真装置では、感光体
のまわりに、帯電器・書込み器・現像器・転写器・クリ
ーニング器等のプロセス手段を配置し、帯電器で感光体
の表面を帯電し、書込み器で書込み後、現像器で現像し
てその感光体表面に可視像を形成し、その可視像を転写
器で転写して用紙に記録を行い、しかる後該感光体表面
をクリーニング器で清掃し、再び帯電器で帯電する。
発明が解決しようとする課題 ところが、この種の電子写真装置では、交換・修理・
清掃するとき、各プロセス手段を個々に取り外し取り付
けしなければならない面倒があった。また、消耗品であ
る感光体を交換するとき、そのまわりのプロセス手段を
逐一取り外し取り付けしなければならない面倒があっ
た。さらに、各プロセス手段を取り外し取り付けした
り、感光体を交換するとき、現像剤を飛散するおそれが
あった。
そこで、この発明の目的は、電子写真装置におけるそ
のような従来の問題をなくし、各プロセス手段を逐一取
り外し取り付けする面倒をなくすとともに、プロセス手
段を取り外し取り付けしたり感光体を交換するときの現
像剤の飛散を防止することにある。
課題を解決するための手段 そのため、この発明による消耗品カートリッジ55は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、帯電器16で感
光体15の表面を帯電し、書込み後現像器18で現像してそ
の感光体15表面に可視像を形成し、その可視像を転写し
て用紙12に記録を行い、しかる後該感光体15表面をクリ
ーニング器25で清掃して再び前記帯電器16で帯電する電
子写真装置において、帯電器と、クリーニング器と、現
像器に現像剤を補給する現像剤補給容器とを設けて一体
に形成し、そのクリーニング器側を支点として、感光体
および現像器を備える電子写真装置本体内で交換位置と
セット位置とに回動自在とするとともに、現像剤補給容
器の現像剤排出窓を開放する開放位置と、その現像剤排
出窓を塞ぐ遮蔽位置とに設定変更自在とし、交換位置と
したとき係止手段で遮蔽位置に保持するとともに、セッ
ト位置としたとき該係止手段によるその保持を解除して
なる、ことを特徴とする。
作用 そして、交換・修理・清掃するときは、交換位置まで
回動し、少なくとも帯電器16とクリーニング器25とを一
体で取り外し取り付けする。また、感光体15を交換する
ときは、同じく交換位置まで回動し、感光体15の上方を
一気に開放する。
実 施 例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例につき詳
細に説明する。
第5図は、この発明の一実施例である消耗品カートリ
ッジを備えるレーザプリンタで、その内部機構の全体概
略構成を示す。図中符号10は、装置本体である。該装置
本体10の図中右側には、給紙カセット11を着脱自在に取
り付ける。給紙カセット11内には、用紙12を積載して収
納する。用紙12は、給紙ローラ13で矢印A方向に送り出
し、ガイド板等で案内して搬送し、先端を一対のレジス
トローラ対14・14間に突き当ててそこでいったん停止す
る。そして、所定のタイミングで像担持体であるドラム
状の感光体15へ向けて送り出す。
感光体15は、図示省略する駆動装置によって駆動し、
図中時計方向に回転する。その際、帯電器16によって表
面を一様に帯電し、次いでその表面に書込み器17からの
レーザ光を照射してそこに静電潜像を形成する。しかる
後、現像器18位置を通るとき、該現像器18で現像剤を付
着してその静電潜像を可視像化する。可視像は、上記の
とおり所定のタイミングで感光体15へ向けて送り出した
用紙12に、転写器19によって転写する。転写された用紙
12は、定着器20へと搬送してそこで熱と圧力を加えて定
着する。定着後、切換手段21で切り換え、用紙搬送路22
を通して矢印B方向のフェイスダウン排紙部23へと送り
出し、またはそのまままっすぐにC方向のフェイスアッ
プ排紙部24へと送り出す。
他方、可視像転写後の感光体15は、クリーニング器25
のクリーニングブレード26で残留現像剤を除去し、その
表面を清掃する。除去した残留現像剤は、回収タンク27
内に送ってそこに回収する。
ところで、上述したレーザプリンタでは、第6図に示
すように装置本体10を上本体30と下本体31とで構成し、
図中一点鎖線で示すごとく上本体30を下本体31に対して
支軸29を中心として開くことができるようにする。そし
て、上本体30内には、それに収納する部材の一部で図示
するように下向き突部32を形成してなる。
さて、下本体31内には、第7図および第8図に示す作
像ケース33を収納する。作像ケース33には、一側に、軸
孔34を有する2つの突片35・35を形成する。また、他側
に、掛止レバー36を第8図中時計方向に付勢して設け
る。そして、軸孔34・34に軸を通しその軸を中心として
回動自在に、該作像ケース33を下本体31内に取り付け、
取り付け後掛止レバー36を該下本体31内の部材に掛け止
めすることによりその位置を固定する。そして、それら
第7図および第8図から判るとおり、作像ケース33に
は、中央に感光体15を掛け渡し、その感光体15を挾んで
図中右側に現像器18(第5図参照)を設け、左側に直方
体形状の上向き空間37を形成する。現像器18には、公知
のとおり、現像室38を設け、該現像室38内にアジテータ
39・補給ローラ40・現像ローラ41などを収納し、その現
像室38内の現像剤42を感光体15に付着する。他方、該現
像室38上には、半円筒凹部43を形成し、そこに現像室38
へと通ずる細長の現像剤供給窓44をあける。また、その
半円筒凹部43内に先端を突出し、該作像ケース33上に
は、2つの係止解除部材45・45を取り付けてなる。一
方、反対の上向き空間37には、それぞれ軸で支持し、ガ
イド部材46・46を前後に対向して固定する。また、それ
らの軸で支持し、上向き空間37内で1つのバケット47を
回動自在に設ける。そして、それらの軸に巻き付けたコ
イルスプリング48・48で付勢し、該バケット47をその突
起49を作像ケース33の段部50に押し当てて止める。しか
して、第8図に示すように、バケット47を、ガイド部材
46・46と同じく垂直に対して角度θ傾いた状態で保持す
る。なお、第7図中符号51で示すものは、感光体15の上
方にあけた細長矩形状の開口である。
ところで、第7図および第8図に示す作像ケース33上
には、第9図に示すこの発明による消耗品カートリッジ
55を取り付ける。該カートリッジ55は、同図から判るよ
うに、図中右側上に現像剤補給容器54を組付け、図中左
側にクリーニング器25(第5図参照)を設ける。そし
て、クリーニング器25の前後面に、それぞれ係合凹部56
を形成する。係合凹部56は、左端に向け開口するまっす
ぐな直線溝部57と、その直線溝部57と連通する円形穴部
58とで構成する。また、消耗品カートリッジ55には、そ
の上に半円筒状の容器取付部59を設け、そこに現像剤通
過窓60をあける。現像剤通過窓60は、現像剤供給窓44と
同じ大きさで、同様に細長である。そして、その現像剤
通過窓60を挾んで、該容器取付部59上には、スポンジ状
のシール部材61を貼り付ける。しかして、そのような容
器取付部59の前後外側には、それぞれ容器保持部62・62
を形成する。1つの容器保持部62は、半円状の上向き嵌
合部63と、上方から斜めにそれに向かう2つの弾性部64
・64とを有する。また、容器取付部59上の前後には、係
止部である十字孔65と、溝状の逃げ孔66とを、それぞれ
並べてあける。一方、そのような消耗品カートリッジ55
は、また図中右側の前後に足67を備える。そして、それ
らの足67と上述したクリーニング器25とで支え、たとえ
ばテーブル上に置いたとき該消耗品カートリッジ55が安
定するようにする。なお、第9図中符号68で示すもの
は、該消耗品カートリッジ55を作像ケース33上にセット
したとき、作像ケース33の開口51と対向する書込み用開
口である。また、第9図では図示省略するが、その書込
み用開口68と並んで該消耗品カートリッジ55内には、上
述した帯電器16を平行に設ける。そして、同様に該消耗
品カートリッジ55を作像ケース33上にセットしたとき、
その帯電器16が、開口51を通して作像ケース33内に入り
込み、第5図に示すごとく感光体15と対向するようにす
る。
上述した消耗品カートリッジ55には、またロックレバ
ー70を回動自在に取り付ける。ロックレバー70は、第10
図から判るように、2つのレバー部71と、それらをつな
ぐ軸部72と、それからのびる把手部73とからなる。レバ
ー部71には、下端側に掛止凹部74を設け、上端側に突部
75を設ける。そして、消耗品カートリッジ55の前後に対
向して設けるフレーム76に掛け渡し、その把手部73を外
側に突出して支持する。しかして、フレーム76への取付
軸に図示するごとく付勢バネ77を巻き付け、その一端を
レバー部71に立てた係止ピン78に掛けるとともに、他端
をフレーム76に立てたストッパ79に掛ける。これによ
り、該ロックレバー70に常に第10図中時計方向の回動習
性を与え、ストッパ79に当てて止める。ただし、第10図
では、該消耗品カートリッジ55を作像ケース33に取り付
けた状態の断面を示し、掛止凹部74が作像ケース33のケ
ース端80(第8図参照)に係合してレバー部71がストッ
パ79から離れた位置にある。
一方、現像器18に現像剤42を補給する現像剤補給容器
54は、第9図に示すように、筒状をなす本体部82と、そ
の両端に取り付けるキャップ83・83とからなる。本体部
82には、軸と平行な面で切り落して外面に一定幅の水平
面84を形成する。そして、その水平面84に、一端側に寄
せて現像剤補給口をあけ、その補給口をふた85で塞いで
なる。また、該本体部82には、外周の一部から径方向に
のばしてハンドル86を設ける。さらに、第11図に示すよ
うに、長さ方向に細長の現像剤排出窓87をあける。現像
剤排出窓87は、現像剤通過窓60および現像剤供給窓44と
同じ大きさである。そして、その現像剤排出窓87を図中
二点鎖線で示すごとくシール88で塞ぎ、図示するごとく
その一端(図中右側)を若干長くのばして先端をハンド
ル86に掛ける。他方、キャップ83には、第9図から判る
ように、外周から径方向にのびる突部89を設けるととも
に、外周に周方向に突出するレール状のロック部90を形
成する。また、外側面には、そのキャップ83を本体部82
に取り付けたとき該本体部82の中心と一致する軸部91を
有する。さらに、第11図に示すように、該キャップ83に
は、L字状に切り欠き外周に係止爪92をわずかに引き起
こして形成してなる。
そして、第9図に示すように、消耗品カートリッジ55
の容器取付部59に向けて該現像剤補給容器54を上方から
組付け、軸部91で弾性部64・64を押し開いてその軸部91
を嵌合部63にはめ込み、軸部91の通過後再び元の位置に
弾性復帰した弾性部64・64で抜け止めしてそれら軸部91
・91を容器保持部62・62で確実に保持する。しかして、
消耗品カートリッジ55上に現像剤補給容器54を組付け、
キャップ83・83の突部89・89をその消耗品カートリッジ
55の上面に当てる。すると、第12図および第13図に示す
ように、キャップ83の係止爪92が容器取付部59の十字孔
65内に入り、その先端を十字孔65の横孔の孔縁に係止す
る。これにより、容器取付部59上における現像剤補給容
器54の第12図中矢示方向の回動を阻止してなる。そし
て、現像剤補給容器54は、その現像剤排出窓87を塞ぐ遮
蔽位置に保持する。なお、第12図中符号94で示すもの
は、現像剤補給容器54の本体部82内に収納するコイルス
プリングであり、それを振動することにより現像剤補給
容器54内の現像剤42を残すことなく排出可能とする。
しかる後、ハンドル86に掛けたシール88を取り外し、
それを引っ張ってそのシール88を剥がす。ただし、この
ときは容器取付部59のシール部材61で現像剤排出窓87を
塞ぎ、現像剤補給容器54内の現像剤が漏れることを阻止
する。
いま、上述のごとく現像剤補給容器54を組付けた消耗
品カートリッジ55を、装置本体10にセットするときは、
第1図に示すようにクリーニング器25側を下にして垂直
に対しθの角度傾け、該消耗品カートリッジ55を作像ケ
ース33に向けて図中矢印D方向に挿入する。そして、係
合凹部56の直線溝部57内にガイド部材46を入れ、そのガ
イド部材46で案内してバケット47内にクリーニング器25
をはめ込む。すると、このときガイド部材46は係合凹部
56の円形穴部58内にまで入り込み、該消耗品カートリッ
ジ55を交換位置に保持してそのカートリッジ55を図中矢
印E方向に回動可能とする。そこで、該カートリッジ55
を、それらガイド部材46・46を支点としてコイルスプリ
ング48・48に抗してバケット47とともに回動すると、第
2図に示すセット位置となる。そして、ロックレバー70
の掛止凹部74を作像ケース33のケース端80に係合してそ
のセット位置に保持する。すると、第3図に示すよう
に、係止解除部材45が係止爪92を押し、それらの十字孔
65に対する係止を解除する。故に、現像剤補給容器54の
回動が可能となり、ここで上本体30を閉めると、下向き
突部32がハンドル86を押し下げ、現像剤補給容器54を自
動的に回動して遮蔽位置から第2図に示す開放位置とす
る。そして、第4図に示すように、現像剤排出窓87を開
放し現像剤通過窓60を介して現像剤供給窓44と対向し、
現像剤補給容器54内の現像剤42を現像室38内へと供給す
る。一方、現像剤補給容器54の回動にともない、そのロ
ック部90・90が逃げ孔66・66内に入り込み、第4図に示
すようにロックレバー70のレバー部71に設ける突部75と
対向する。そして、そのロック部90・90で、ロックレバ
ー70の掛け止め解除動作を阻止する。
なお、上述した説明では、現像剤補給容器54が遮蔽位
置にあるとき、シール88を剥がした。しかし、現像剤補
給容器54を開放位置として第4図に示すように現像剤排
出窓87を現像剤通過窓60と対向して後に、シール88を剥
がすようにしてもよい。
ところで、図示レーザプリンタで、現像剤42を補給す
るときは、まず上本体30をあける。そして、ハンドル86
を持ち上げ、現像剤補給容器54を第4図に示す開放位置
から第3図に示す遮蔽位置へと回動する。しかして、現
像剤排出窓87の位置を現像剤供給窓44の位置からずら
す。その後、把手部73を持ち上げてロックレバー70を回
動し、掛止凹部74をケース端80から外す。そして、消耗
品カートリッジ55を、ガイド部材46・46を中心としてセ
ット位置から交換位置へと回動する。すると、このとき
係止解除部材45から離れて係止爪92が再び十字孔65に係
止し、現像剤補給容器54の回動を阻止する。しかる後、
第1図中矢印Dと反対の方向に引き出し、作像ケース33
から消耗品カートリッジ55を引き出す。そして、あらか
じめ容器取付部59に現像剤補給容器54を取り付けた新し
いカートリッジ55と交換し、その新しい消耗品カートリ
ッジ55を、上述したと同様な方法で再び作像ケース33に
セットし、上本体30を閉めて現像室38内に現像剤42を補
給する。
このように、この発明による消耗品カートリッジ55で
は、ロック手段で現像剤補給容器54を遮蔽位置へと回動
してからでないと交換位置に回動できないようにするの
で、現像剤排出窓87を開いたまま誤って回動し、現像剤
42をこぼす操作ミスを未然に防止できる。また、消耗品
カートリッジ55を交換位置としたときには、係止手段で
現像剤補給容器54の開放位置への回動を阻止するから、
現像剤排出窓87からの現像剤漏れを防止できる。さら
に、その交換位置では、クリーニング器25のトナー回収
口が上向きになるから、該消耗品カートリッジ55を交換
するときの現像剤漏れを防止することができる。
さて、上述した実施例では、消耗品カートリッジ55に
第9図や第11図に示す現像剤補給容器54を組付け、その
現像剤補給容器54の全体を開放位置と遮蔽位置とに回動
自在とした。しかし、第14図に示すような現像剤補給容
器54を組付け、それに備える開閉カバー101のみを開放
位置と遮蔽位置とに回動自在としてもよい。すなわち、
現像剤補給容器54を、容器本体100と開閉カバー101とで
構成する。容器本体100には、第15図に示すように、細
長の現像剤排出窓87をあけるとともに、その現像剤排出
窓87を囲むように外周にシール部材102を貼り付ける。
そして、その容器本体100内には、現像剤42を収納す
る。他方、開閉カバー101は、容器本体100の両端ととも
に外周の半分を被い、その容器本体100に回動自在に取
り付ける。そして、その開閉カバー101には、中央外周
から径方向にのばしてハンドル86を設け、両端外周から
径方向にのばして突部89を設けるとともに、外周に周方
向に突出するレール状のロック部90を形成する。また、
外側面には容器本体100の中心軸に一致する軸部91を有
し、両端外周にはL字状に切り欠き係止爪92をわずかに
引き起こして形成してなる。さらに、長さ方向に細長の
開口103をあける。
そして、同様に軸部91・91を容器保持部62・62で保持
して該現像剤補給容器54を消耗品カートリッジ55の容器
取付部59に組付け、突部89・89を消耗品カートリッジ55
の上面に当てる。すると、同様に係止爪92が容器取付部
59の十字孔65内に入り、その先端を十字孔65の横孔の孔
縁に係止する。これにより、容器取付部59上における開
閉カバー101の図中時計方向への回動を阻止し、その開
閉カバー101を遮蔽位置に保持し、第15図に示すように
容器本体100の現像剤排出窓87と開口103とがずれた位置
とする。ところが、消耗品カートリッジ55を作像ケース
33に取り付けてセット位置とすると、同様に係止解除部
材45が係止爪92を押し、容器本体100はそのままとして
開閉カバー101のみを回動し、その開閉カバー101を遮蔽
位置から開放位置へと回動可能とする。そして、開放位
置とすると、第16図に示すように現像剤排出窓87と開口
103とが一致した位置となる。
第17図は、この発明の他の実施例である消耗品カート
リッジを備えるレーザプリンタで、その内部機構の全体
概略構成を示す。図中使用する符号は、第5図において
対応部分に使用した符号をそのまま使用する。そして、
同様に給紙カセット11内の用紙12を給紙ローラ13で矢印
A方向に送り出し、レジストローラ対14・14に突き当て
る。他方、感光体15の図中時計方向への回転にともな
い、帯電器16で一様に帯電して書込み器17で書き込み、
現像器18で現像してその感光体15の表面に可視像を形成
する。そうして、その可視像にタイミングを合わせて前
述のレジストローラ対14・14に突き当てていた用紙12を
送り出し、転写器19でその用紙12に該可視像を転写す
る。そして、定着器20で定着し、切換手段21で切り換
え、用紙搬送器22を通して矢印B方向のフェイスダウン
排紙部23へ送り出し、またはそのまままっすぐC方向の
フェイスアップ排紙部24へと送り出す。可視像転写後の
感光体15は、クリーニング器25のクリーニングブレード
26で残留現像剤を除去して回収タンク27内に回収し、そ
の表面を清掃する。
ところで、この第17図に示すレーザプリンタでも、装
置本体10を上本体30と下本体31とで構成し、第18図に示
すように上本体30を下本体31に対して開閉自在とする。
しかして、用紙12がジャムした場合には、上本体30を開
いて後、第19図に示すように軸110を支点にして作像ケ
ース33全体を図中反時計方向に回動すれば、作像ケース
33下側の搬送路111を開放することができる。そして、
作像ケース33と下本体31との間を結ぶスタンド112を伸
長し、そのスタンド112で作像ケース33を回動位置に保
持することができ、これによりジャム紙12aの除去が容
易となる。なお、作像ケース33内には、把手113を取り
付けた感光体15とともに、上述した帯電器16・現像器18
・クリーニング器25等を収納する。
さて、この実施例では、帯電器16とクリーニング器25
とを設けてこの発明による消耗品カートリッジ55を一体
に形成する。消耗品カートリッジ55は、第20図に示すよ
うに、クリーニング器25側の前後にそれぞれ軸受部114
・114を形成する。軸受部114は、各々リング部114aとそ
れを切り欠いて着脱口を形成する平行部114b・114bとか
らなる。他方、作像ケース33には、同じく第20図に示す
ように、内面に対向してそれぞれ軸部115・115を形成す
る。軸部115には、各々両側を垂直に切り落した平坦面1
15a・115aを設ける。そして、平行部114b・114bを平坦
面115a・115aに合わせて着脱口からリング部114a内に軸
部115を挿入し、クリーニング器25側の軸受部114を軸部
115にはめ合わせ、消耗品カートリッジ55を第21図に示
すごとく作像ケース33に取り付ける。この状態では、消
耗品カートリッジ55は、交換位置にあり、図示するごと
く回収タンク27のトナー回収口116を上向きとする。し
かして、この交換位置にある消耗品カートリッジ55は、
軸部115・115を中心として第22図に示すようにセット位
置へと回動することができる。なお、第22図に示すよう
に、現像器18は、現像ケース117内に、現像ローラ118・
供給ローラ119などを備えてなる。そして、現像剤補給
容器54を取り付け、作像ケース33との間に配した加圧ば
ね120によって感光体15側に付勢し、その感光体15外周
に前記現像ローラ118を押し当てる。
しかして、第18図に示すように上本体30を開き、消耗
品カートリッジ55を第22図に示すセット位置から第21図
に示す交換位置まで回動すると、クリーニング器25が感
光体15から離れるとともに、帯電器16などが感光体15か
ら離間方向に移動して感光体15の上方が開放する。これ
により、感光体15は、それを囲むように配置するプロセ
ス手段を逐一取り外すことなく、把手113を持って着脱
でき、容易に交換できる。また、消耗品カートリッジ55
の取り外し時、回収タンク27のトナー回収口116が上向
きになるので、現像剤42の飛散を防止することができ
る。
なお、現像器18は、加圧ばね120に抗して感光体15と
の接触状態から非接触状態に退避可能である。これによ
り、感光体15は作像ケース33内で自由となり、その着脱
が容易になる。
第23図および第24図には、第17図ないし第22図に示し
た実施例をさらに発展させた他の実施例を示す。第23図
に示すように、この実施例では、作像ケース33内に横棒
121を水平に保持し、その両端を消耗品カートリッジ55
および現像器18の側面までのばす。現像器18の側面に
は、突起122を設け、その突起122に前記横棒121の一端1
21aを当接する。他方、消耗品カートリッジ55のクリー
ニング器25側面には、横棒121の他端121bの離間方向に
突起123を設ける。しかして、第24図に示すように、消
耗品カートリッジ55をセット位置から交換位置へと回動
すると、突起123が横棒121の他端121bに押し当たり、横
棒121を図中右側に移動する。そして、横棒121の一端12
1aが突起122を押し、現像器18を加圧ばね120に抗して感
光体15から退避し、非接触状態とする。これにより、感
光体15の交換をより一層容易とする。
第25図および第26図には、同じく第17図ないし第22図
に示した実施例をさらに発展させた他の実施例を示す。
第25図に示すように、この実施例では、消耗品カートリ
ッジ55と作像ケース33とを中折れ可能なスタンド124で
連結する。この場合、スタンド124の一端124aは、クリ
ーニング器25に取り外し可能に取り付けるか、単に押し
当て構成とする。しかして、第26図に示すように、消耗
品カートリッジ55を交換位置へと回動してスタンド124
を伸長すれば、消耗品カートリッジ55をその交換位置に
保持することができる。これにより、感光体15の交換を
安全に行える。
第27図は、前記消耗品カートリッジ55を交換位置に保
持する保持手段の他例であり、消耗品カートリッジ55の
一部と作像ケース33の一部とを分解して示す。この例で
は、消耗品カートリッジ55のクリーニング器25部分に係
合凹部125を設け、作像ケース33の一端33a側に板ばね12
6を設ける。そして、消耗品カートリッジ55を回動する
と、その回動終点で前記係合凹部125に板ばね126の先端
がはまり込み、消耗品カートリッジ55を交換位置に保持
する。これにより、感光体15の交換を安全に行うことが
できるようにする。
第28図は、消耗品カートリッジ55のクリーニング器25
部分に、第27図の係合凹部125に代えて係合凸部127を設
ける。そして、それに作像ケース33の一端33a側の板ば
ね126の先端を係合し、消耗品カートリッジ55を交換位
置に保持するするようにしたものである。
なお、板ばね126に代えて作像ケース33に一体に形成
した弾性部を上述した係合凹部125や係合凸部127に係合
し、消耗品カートリッジ55を交換位置に保持するように
してもよい。
発明の効果 したがって、この発明によれば、少なくとも帯電器と
クリーニング器とを一体で取り外し取り付けすることが
でき、感光体まわりのプロセス手段を交換・修理・清掃
するとき、各プロセス手段を個々に取り外し取り付けし
なければならない面倒をなくすことができる。また、感
光体を交換するとき、そのまわりのプロセス手段を逐一
取り外し取り付けしなければならない面倒がない。さら
に、感光体まわりのプロセス手段を交換・修理・清掃し
たり、感光体を交換するとき、消耗品カートリッジを交
換位置まで回動して感光体とプロセス手段とを非接触状
態とするから、感光体にキズを付けるおそれがなく、か
つクリーニング器のトナー回収口を上向きとして現像剤
の飛散を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図にはこの発明の一実施例である消耗
品カートリッジを示し、第1図は装置本体の作像ケース
に対する消耗品カートリッジの取り付けを示す説明構成
図、第2図はその取り付け後該カートリッジをセット位
置としてから現像剤補給容器を開放位置としたときの説
明構成図、第3図はセット位置としてから現像剤補給容
器を遮蔽位置としたときの係止爪と十字孔との係合状態
を示す断面図、第4図は現像剤補給容器を開放位置とし
たとき消耗品カートリッジがロック手段でセット位置に
保持されている状態を示す断面図、第5図は該消耗品カ
ートリッジを備えるレーザプリンタの内部機構の全体概
略構成図、第6図はその上本体を下本体に対して回動で
きることを説明する説明構成図、第7図はその装置本体
内に備える作像ケースの平面図、第8図は断面図、第9
図はその消耗品カートリッジに対する現像剤補給容器の
取り付けを示す斜視図、第10図はロックレバーの取り付
け状態を説明する消耗品カートリッジの部分断面図、第
11図は現像剤補給容器を第9図中矢印F方向から見た
図、第12図は第9図におけるXII−XII線矢示方向断面
図、第13図はそれを矢印G方向から見た側面図である。 第14図ないし第16図には第1図ないし第13図で示す消耗
品カートリッジに組付ける現像剤補給容器の他例を示
し、第14図はその斜視図、第15図はそれを消耗品カート
リッジの容器取付部に取り付けて遮蔽位置にあるときの
断面図、第16図はそれを開放位置としたときの断面図で
ある。 第17図ないし第22図にはこの発明の他の実施例である消
耗品カートリッジを示し、第17図はその消耗品カートリ
ッジを備えるレーザプリンタの内部機構の全体概略構成
図、第18図はその上本体を開いたレーザプリンタの外観
斜視図、第19図はその作像ケースを回動したレーザプリ
ンタの下本体の概略構成図、第20図はそのレーザプリン
タの消耗品カートリッジの一部と作像ケースの一部を分
解して示す斜視図、第21図は消耗品カートリッジを交換
位置としたレーザプリンタの下本体の概略構成図、第22
図はセット位置とした下本体の概略構成図である。 第23図および第24図は第17図ないし第22図に示すレーザ
プリンタをさらに発展させた実施例で、第23図は消耗品
カートリッジの回動に現像器の退避を連動させる連動手
段の概略構成図、第24図はその連動動作時の概略構成図
である。 第25図および第26図は同じく第17図ないし第22図に示す
レーザプリンタをさらに発展させた他の実施例で、第25
図は消耗品カートリッジをその交換位置に保持する保持
手段の概略構成図、第26図はその保持状態の概略構成図
である。 第27図は交換位置に保持する保持手段の他の実施例で、
消耗品カートリッジの一部と作像ケースの一部とを分解
して示す斜視図である。 第28図は、保持手段のさらに他の実施例を示す概略構成
図である。 10……装置本体、12……用紙、15……感光体、16……帯
電器、18……現像器、25……クリーニング器、42……現
像剤、54……現像剤補給容器、55……消耗品カートリッ
ジ、65……十字孔、70……ロックレバー、87……現像剤
排出窓、90……ロック部、92……係止爪、101……開閉
カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 力男 神奈川県横浜市旭区川島町2057―6 有 限会社相研工業内 (56)参考文献 特開 昭63−210951(JP,A) 特開 昭58−25650(JP,A) 特開 昭63−216066(JP,A) 実開 昭62−35373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電器で感光体の表面を帯電し、書込み後
    現像器で現像してその感光体表面に可視像を形成し、そ
    の可視像を転写して用紙に記録を行い、しかる後該感光
    体表面をクリーニング器で清掃して再び前記帯電器で帯
    電する電子写真装置において、前記帯電器と、前記クリ
    ーニング器と、前記現像器に現像剤を補給する現像剤補
    給容器とを設けて一体に形成し、そのクリーニング器側
    を支点として、前記感光体および前記現像器を備える電
    子写真装置本体内で交換位置とセット位置とに回動自在
    とするとともに、前記現像剤補給容器の現像剤排出窓を
    開放する開放位置と、その現像剤排出窓を塞ぐ遮蔽位置
    とに設定変更自在とし、前記交換位置としたとき係止手
    段で前記遮蔽位置に保持するとともに、前記セット位置
    としたとき該係止手段によるその保持を解除してなる、
    電子写真装置の消耗品カートリッジ。
  2. 【請求項2】前記開放位置としたときロック手段で前記
    セット位置に保持するとともに、前記遮蔽位置としたと
    き該ロック手段によるその保持を解除してなる、請求項
    1に記載の電子写真装置の消耗品カートリッジ。
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