JP2898156B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2898156B2 JP4337121A JP33712192A JP2898156B2 JP 2898156 B2 JP2898156 B2 JP 2898156B2 JP 4337121 A JP4337121 A JP 4337121A JP 33712192 A JP33712192 A JP 33712192A JP 2898156 B2 JP2898156 B2 JP 2898156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部回路とパッドとの
間に出力バッファを配してなる半導体集積回路に関し、
特に、スイッチングノイズを抑制する回路を備えた半導
体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の一般的な半導体集積回路
の出力部の構成図であり、10はパッド、20は出力バ
ッファを表す。出力バッファ20は、その出力端子がパ
ッド10に接続されるCMOS(相補型MOS、以下同
じ)によって形成された終段バッファ21と、この終段
バッファ21のpMOSトランジスタ21a及びnMO
Sトランジスタ21bを夫々駆動する第1及び第2のド
ライバ22,23と、これらドライバ22,23の共通
ゲート端子に内部回路からの論理信号を、順に増幅して
導く各インバータ24、25とで構成されている。
【0003】各ドライバ22、23は、pMOSトラン
ジスタ22a、23aとnMOSトランジスタ22b、
23bとを、電源電圧VDDと接地電位GNDとの間に直
列に接続し、各ゲート端子を共通に接続して、CMOS
回路を構成している。
【0004】上記構成の出力バッファ20では、ドライ
バ24の出力がHighレベルのときに第1のドライバ
22のnMOSトランジスタ22bがオン、終段バッフ
ァ21のpMOSトランジスタ21aがオンとなり、パ
ッド10にHighレベルの信号が出力される。
【0005】他方、ドライバ24の出力がLowレベル
のとき、第2のドライバ23のpMOSトランジスタ2
3aがオン、終段バッファ21のnMOSトランジスタ
21bがオンとなり、Lowレベルの信号が出力され
る。
【0006】ところで、このような出力バッファにおい
ては、入力される論理信号の変化時に、スイッチングノ
イズを発生する場合がある。そこで、このスイッチング
ノイズを低減する方策として、従来は、図5に示すよう
に、第1のドライバ22のpMOSトランジスタ22a
とnMOSトランジスタ22bとの間に、そのゲート端
子が出力端子と導通接続されたpMOSトランジスタ2
2cを付加すると共に、第2のドライバ23のpMOS
トランジスタ23aとnMOSトランジスタ23bとの
間に、そのゲート端子が入力端子と導通接続されたnM
OSトランジスタ23cを付加していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構成をとる
と、終段バッファ21のpMOSトランジスタ21aに
入力される接地電位信号、nMOSトランジスタ21b
に入力される電源電位信号の絶対値が抑えられ、論理信
号の変化に伴うスイッチングノイズの影響が緩和され
る。しかしながら、この構成では、スイッチング時のみ
ならず、通常の出力レベルも抑えられるという問題があ
った。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、論理信号の変化に伴
うスイッチングノイズを抑制すると共に、終段バッファ
の動作に影響を与えない回路を備えた半導体集積回路を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、終段バッファに導かれる信号の絶対値
を、論理信号の変化時のみ抑えるようにした。
【0010】具体的には、従来の一般的な半導体集積回
路の構成において、その電位が接地電位を起点に電源電
位に達しない中間電位まで上昇する中間上昇信号と、電
源電位を起点に接地電位に達しない中間電位まで下降す
る中間下降信号とを、夫々、内部回路から送られる論理
信号の変化に対応して選択生成する中間電位信号生成回
路を設け、中間下降信号を第1のドライバの接地端子、
中間上昇信号を第2のドライバの電源端子に夫々導くよ
うにした。
【0011】なお、この中間電位信号生成回路は、中間
上昇信号及び中間下降信号の生成後、一定時間経過した
時点で、各信号の電位を夫々電源電位及び接地電位に変
化させる構成とすることが好ましい。
【0012】
【作用】内部回路から送られる論理信号が、論理”1”
から論理”0”に変化すると、中間電位信号生成回路が
その変化に対応して中間上昇信号を生成する。この中間
上昇信号は、第2のドライバの電源端子に導かれる。従
って、第2のドライバからは、この論理信号の変化に伴
って徐々にその電位が上昇する中間上昇信号が出力さ
れ、このドライバ出力が終段バッファのnMOSトラン
ジスタに与えられる。
【0013】他方、前記論理信号が、論理”0”から論
理”1”に変化するときは、中間電位信号生成回路がそ
の変化に対応して中間下降信号を生成する。この中間下
降信号は第1のドライバの接地端子に導かれる。第1の
ドライバからは、論理信号の変化に伴って徐々にその電
位が下降する中間下降信号が出力され、このドライバ出
力が終段バッファのpMOSトランジスタに与えられ
る。
【0014】これにより、終段バッファへの入力信号の
絶対値の急激な変化が抑制され、スイッチングノイズが
低減する。
【0015】なお、これら中間上昇信号及び中間下降信
号は、一定時間経過後は通常の電源電位及び接地電位に
変化するので、終段バッファの通常動作に影響を与えな
ることはない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る半導体集積
回路の出力部構成図であり、従来回路を表す図4及び図
5に対応する。本発明は、従来回路を改良したものであ
り、図4の構成と同一要素については同一符号を付して
その説明を省略する。
【0018】図1を参照すると、この実施例の半導体集
積回路は、従来の半導体集積回路の構成に中間電位信号
生成回路1を付加したものである。
【0019】この中間電位信号生成回路1は、例えば、
電源ライン側の二段pMOSトランジスタ1a,1bと
接地端子側の二段nMOSトランジスタ1c,1dとを
直列に接続すると共に、二段pMOSトランジスタ1
a,1bの共通端子をpMOSトランジスタ1eを介し
て接地し、二段nMOSトランジスタ1c,1dの共通
端子をnMOSトランジスタ1fを介して電源ラインに
導通接続する。更に、pMOSトランジスタ1e,nM
OSトランジスタ1fの各ゲート端子と、pMOSトラ
ンジスタ1bとnMOSトランジスタ1cとの共通端子
とを導通接続して構成する。この回路は、良く知られた
シュミットトリガ回路を応用したものである。
【0020】そして、2段pMOSトランジスタ1a,
1bの共通端子と第2のドライバ23の電源端子、2段
nMOSトランジスタ1c,1dの共通端子と第1のド
ライバ22の接地端子1bとを夫々導通接続している。
その他の構成は、図4と同じである。
【0021】図2は上記中間電位信号生成回路1の各部
信号説明図、図3はその動作タイミング図である。以
下、図1乃至図3を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0022】いま、インバータ24の出力信号Aが論
理”1”から論理”0”に変化すると、中間電位信号生
成回路1の2段pMOSトランジスタ1a,1bの共通
端子の信号Bが図3の破線のように、中間電位Vaまで
上昇する(中間上昇信号)。このとき、第2のドライバ
23のpMOSトランジスタ23aがオンするので、中
間電位Vaの信号は、この第2のドライバ23の電源端
子を経て終段バッファ21のnMOSトランジスタ21
bに導かれる。
【0023】中間電位信号生成回路1では、一定時間経
過後、pMOSトランジスタ1bとnMOSトランジス
タ1cとの共通端子の信号Cが接地電位から電源電位ま
で立ち上がるので、pMOSトランジスタ1eがオフさ
れる結果、2段pMOSトランジスタ1a,1bの電源
電位がpMOSトランジスタ1aを介して第2のドライ
バ23の電源端子に与えられ、通常動作が可能となる。
【0024】他方、インバータ24の出力信号Aが論
理”0”から論理”1”に変化すると、中間電位信号生
成回路1の2段nMOSトランジスタ1c,1dの共通
端子の信号Dが、図3の破線のように、中間電位Vbま
で下降する(中間下降信号)。このとき、第1のドライ
バ22のnMOSトランジスタ22bがオンするので、
中間電位Vbの信号は、この第1のドライバ22の接地
端子を経て終段バッファ21のpMOSトランジスタ2
1aに導かれる。
【0025】一定時間経過後は、中間電位信号生成回路
1のpMOSトランジスタ1bとnMOSトランジスタ
1cとの共通端子の信号Cが電源電位から接地電位まで
立ち下がるので、nMOSトランジスタ1fがオフされ
る結果、2段nMOSトランジスタ1c、1dの接地電
位がnMOSトランジスタ1dを介して第1のドライバ
22の接地端子に与えられ、通常動作が可能となる。
【0026】このように、本実施例によれば、論理信号
の変化時のみに終段バッファに中間電位の信号Va,V
bを入力することができ、スイッチングノイズが大幅に
低減する。また、論理信号の変化後は、第1のドライバ
22の接地端子、第2のドライバの電源端子が、夫々中
間電位Vb,Vaから接地電位、電源電位に変わるの
で、終段バッファ21の正常動作を維持することができ
る。
【0027】なお、本実施例では、シュミットトリガ回
路を応用した中間電位信号生成回路1を付加し、その電
位が、図3に示すように直線的に上昇又は下降する中間
電位信号を生成する例について説明したが、これら中間
電位信号の電位は、過渡的に上昇又は下降するものであ
っても良い。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明で
は、論理信号の変化時に対応して、中間電位信号生成回
路から中間電位の信号を第1及び第2のドライバの接地
端子又は電源端子に導き、終段バッファへの入力信号を
徐々に増減させる構成としたので、論理信号の変化時の
スイッチングノイズを低減することができる。
【0029】また、論理信号の変化後一定時間経過した
時点で、第1及び第2のドライバの接地端子又は電源端
子を正規の接地電位又は電源電位に変化させるようにし
たので、論理信号変化後は、終段バッファが通常の動作
状態を確保することができ、これにより動作信頼性の高
い半導体集積回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体集積回路の出力
部の構成図である。
【図2】本実施例で付加する中間電位信号生成回路の構
成図である。
【図3】上記中間電位信号生成回路の各部の動作タイミ
ング図である。
【図4】従来の半導体集積回路の出力部の構成図であ
る。
【図5】スイッチングノイズ対策を施した従来の半導体
集積回路の構成図である。
【符号の説明】
1…中間電位信号生成回路、10…パッド、20…出力
バッファ、21…終段バッファ、22,23…ドライバ
(インバータ)、24,25…インバータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路から送られた論理信号を出力バ
    ッファを介してパッドに導く構成の半導体集積回路であ
    って、 前記出力バッファは、 互いに相補的に駆動されるpMOSトランジスタとnM
    OSトランジスタとを有し、この出力端子が前記パッド
    に接続された終段バッファと、 前記内部回路から送られた論理信号に基き、この終段バ
    ッファのpMOSトランジスタを駆動する第1のドライ
    バと、 前記内部回路から送られた論理信号に基き、この終段バ
    ッファのnMOSトランジスタを駆動する第2のドライ
    バとを有しており、 接地電位を起点として電源電位に達しない電位まで上昇
    する中間上昇信号と電源電位を起点として接地電位に達
    しない電位まで下降する中間下降信号とを、前記論理信
    号の変化に対応して選択生成する中間電位信号生成回路
    をさらに設け、 前記中間下降信号を前記第1のドライバの接地端子に与
    える共に、前記中間上昇信号を前記第2のドライバの電
    源端子に与えて成る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記中間電位信号生成回路は、前記中間
    上昇信号及び中間下降信号の生成後、一定時間経過した
    時点で、各信号の電位を夫々電源電位及び接地電位に変
    化させることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路。
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