JP2897927B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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貞雄 田口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、近年の車社会における駐車場不足を解決す
るため、土地の有効利用及び駐車効率の向上を図り、経
済的で有益な立体駐車装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、年々増加しつつある自動車の駐車場不足を
解決する手段として、例えば、第8図及び第9図に示し
たごとく、敷地前面に空地Xを設け、奥部に建設される
駐車棟1内には、上部に動力装置(図示せず)及び駆動
スプロケット2、下部に被駆動スプロケット3が設けら
れ、該両スプロケット2及び3を垂直方向に配置してそ
れぞれ無端状にチェーン4を掛け、該チェーン4には等
間隔に適数の吊枠5を吊り下げ、前面空地Xから駐車棟
1内に乗り入れた車Kを、まず最下段の吊枠5に収容
し、さらに駐車棟1内の適位置まで前記駆動スプロケッ
ト及びチェーン4で移動させ、そのまま吊枠5内に車K
を保管するという垂直循環式立体駐車装置が多数建設さ
れ、広く提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のごとき駐車棟に収納される車輌等は、年々増加
しつづけているが、それに比べて駐車棟用地は、土地の
高騰等により逆に入手が、年々困難になってきている。
そのうえ、たとえ駐車棟用地が確保できたとしても土
地の形状や敷地の広さ等とともに、駐車棟の出入口部と
道路R間には、空地Xを設けることが義務付けられてお
り、第9図に示したごとく、従来の垂直循環式立体駐車
装置においては、駐車棟前面に設けられる空地Xの上方
が空間のままとされ、駐車棟用地が充分に活用されてい
るとはいえず、地価の高い土地ほど前面空地の上方空間
等の有効な利用が望まれているものであった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、従来の
駐車棟のように、該駐車棟前面の空地上方を無駄に遊ば
せることがなく、さらに、駐車車輌の格納棚を設けるこ
とによって、土地の効率的な利用及び駐車効率の向上を
図ることができるという極めて経済的で有益な駐車装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、建物内の上部に動
力装置及び一対の駆動スプロケット、下部に一対の被駆
動スプロケットが設けられ、両スプロケットを垂直方向
に配してそれぞれ無端状にチェーンが掛けられ、該チェ
ーン間には等間隔に適数の吊枠が設けられた循環式の立
体駐車棟と、最下段の吊枠下方のピット内に設けられた
ターンテーブルと、前記吊枠の外側部に適宜な隙間をあ
けて、吊枠の床部と同間隔をあけて設けた格納棚と、該
格納棚に設けられ、吊枠と格納棚間でパレットごと車両
を移送する移送装置と、一方の格納棚部の下方に設けら
れた車の出入口と、反対側の格納棚部の下方に設けられ
たパレット保管及び供給部で構成したものである。
〔作用〕
本発明の駐車装置は、まず駐車棟1内の最下段の吊枠
5a内にパレット9がパレット保管及び供給部10から供給
されると、ターンテーブル7が上昇させられ90゜回転さ
せられて下降する。
つぎに、車Kを道路Rから駐車棟1の前面空地X及び
車出入口8を通って前記パレット9上面に移動させる。
その後、パレット9が再びターンテーブル7によって上
昇及び90゜回転させられた後下降して、前記吊枠5内に
保持される。
そして、前記パレット9及び車Kを収納した吊枠5
は、駆動スプロケット2及び3とチェーン4を介して駐
車棟1内を案内レール14に沿って循環させられ、所定位
置で停止すると、必要に応じて吊枠5の外側に設けられ
た移送装置12が始動する。
すなわち、該移送装置12のフォーク12が前記吊枠5内
のパレット9のフォークポケット16に挿入され、さらに
移送装置12の昇降機20によってフォーク21、パレット9
及び車Kが上昇させられ、吊枠5から外され、移送装置
12の復帰とともに吊枠5から格納棚11に移動させられ、
出庫時まで車Kが格納棚11に保管されるものである。
したがって本発明では、従来利用されていなかった吊
枠の外側、すなわち駐車棟前面の空地上方等に格納棚を
設けて利用することができるとともに、一方の格納棚部
の下方を車の出入口とし、反対側の格納棚部の下方をパ
レット保管及び供給部としたため、土地の有効利用が図
られるとともに、車輌収納効率の向上を図ることができ
るものである。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面にもとづいて詳細に説
明する。
第1図乃至第3図には、本発明の立体駐車装置が示さ
れている。
すなわち、駐車棟1内の上部略中央部には、駆動装置
(図示せず)及び駆動スプロケット2、下部には被駆動
スプロケット3が設けられ、該両スプロケット2及び3
を垂直方向に配置してそれぞれ無端状にチェーン4を掛
け、該チェーン4間には等間隔に適数の吊枠5が吊下げ
られている。
以上のごとく、従来の駐車装置と同一個所には同一符
号が付してある。
さらに、本発明では、最下段の吊枠5aの下方にピット
6が構成され、該ピット6内にはターンテーブル7が設
けられ、前記駐車棟1内を循環する吊枠5の外側部に、
第3図に示されるようにそれぞれ吊枠5と適宜な隙間を
あけて該吊枠5の床部と同間隔をあけて格納棚11及び移
送装置12が設けられている。さらに、一方の可能棚11部
の下方、具体的には駐車棟1の前面空地X側が車Kの出
入口8とされ、該出入口8の反対側、具体的には他方の
格納棚11部の下方に、第2図に示されるごとく前記最下
段の吊枠5a内へパレット9を提供するパレット保管及び
供給部10が設けられる。
以下、前記それぞれを詳細に説明する。前記吊枠5は
詳細を図示していないが、車Kが格納される大きさで、
底部及び左右両側にクロスメンバーがなくターンテーブ
ル7及びパレット9が内部で回転可能とされ、第5図に
示されるように下端を内側に湾曲させてパレット9の支
持部5bが設けられ、パレット9が底部にしっかりと保持
される構成となっている。
そして、第4図に示すように、長手方向略中央部の内
側に取付けたローラー13が、駐車棟1略中央部に設けた
案内レール14に沿って上下動し、吊枠5の揺れやズレを
防いでいる。
また、前記パレット9は、第7図に示すように吊枠5
内に保持される適当大きさの略長方形とされ、長手方向
下面側には、適当間隔をあけて平行にフォークポケット
16が設けられている。
第4図乃至第6図には、格納棚11部及びそこに設けら
れた移送装置12の詳細が示されている。
すなわち、格納棚11は、第4図に示されているように
吊枠5の外側の駐車棟1内壁面位置にそれぞれ固定され
たレール18が基礎とされている。
すなわち、レール18間には、前記吊枠5の長手方向を
平行に、前記レール18に沿って走行車輪17で走行自在と
なる移送桁19が設けられ、該移送桁19の略中央部に昇降
機20が設けられ、該昇降機20を中心としてその両側に前
記パレット9のフォークポケット16に適合する二本のフ
ォーク21が昇降自在に設けられる。
図中15はパレット9を吊枠5と格納棚11で移送すると
き、吊枠5の振れ等が生じないように吊枠5に設けたエ
アバッグ、あるいはリンクである。
以上の構成になる本発明の駐車装置に車を駐車させる
場合、まず、第2図に実線で示されているようにパレッ
トの保管及び供給装置10から最下段の吊枠5a内に適宜装
置によりパレット9が供給される。
さらに、パレット9は、ターンテーブル7によって上
昇させられ、90゜回転して入車方向の二点鎖線で示され
た位置で下降する。
つぎに、車Kが道路Rから駐車棟1前面空地Xを経て
前記パレット9上面に乗り入れると、該パレット9は車
Kをのせたまま上昇し、90゜回転して前記吊枠5a内に下
降して吊枠5a内に保持される。
さらに、駆動スプロケット2及び3とチェーン4によ
って前記吊枠5aが駐車棟1内を循環することになるもの
である。
この時、駐車棟1の中央部に設けられた案内レール14
に沿って、吊枠5,5aに設けられたローラ13が上昇及び下
降し、駐車棟1内での吊枠5,5aの揺れやズレが防止さ
れ、所定位置までの移動をスムーズに行う。
そして、所定位置で吊枠5が停止すると、移送装置12
が始動させられ、車Kはパレット9ごと吊枠5から外さ
れて、吊枠5の外側に設けられた格納棚11に保管される
ことになるものである。
なお、格納棚11に保管せずに、吊枠5内に保管できる
ことは勿論である。
また、コンピュータ制御により吊枠と格納棚間で同時
に複数の入出庫ができるようにしたり、連続してパレッ
トへ複数台数の車の積み込みを行うとき、最も少ない回
数でパレットから格納棚への移送が行なえるように積込
みパレットが指定され、自動的にそれらのパレットが積
込み状態となるようにしたり、さらに、複数台数の車の
連続出庫の予約を受けつけるとパレットの連続した部分
に車が乗るようにチェーンの回転とパレットの吊枠間の
移送を繰り返してパレット上に載せ、連続出庫ができる
ようにしたり、車の出入庫に際し、すぐ出庫する車と長
い間出庫しない車の情報を入力し、すぐ出る車は吊枠内
で保管し、長い間出庫しない車は格納棚で保管するよう
にしたりすることも容易である。
〔発明の効果〕
以上のごとく本発明によれば、土地の有効利用が図れ
るだけでなく、車輌収納効率の向上を図ることができ、
極めて経済的で有益な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので第1図は本発明に
なる立体駐車装置の全体縦断面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は格納棚及び移送装置部の平面図、第5図は第4図の
D−D線断面図、第6図は移送装置の作動状態を示す平
面図、第7図は吊枠及びパレット部の側面図、第8図は
従来の立体駐車装置の一部切欠正面図、第9図は第8図
の下部側面図である。 1……駐車棟、5……吊枠 7……ターンテーブル、9……パレット 11……移送棚、12……移送装置 16……フォークポケット、20……昇降機 21……フォーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 貞雄 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社技術開発室内 (72)発明者 内田 裕文 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社技術開発室内 (56)参考文献 特開 昭48−91767(JP,A) 実開 昭55−103351(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物内の上部に動力装置及び一対の駆動ス
    プロケット、下部に一対の被駆動スプロケットが設けら
    れ、両スプロケットを垂直方向に配してそれぞれ無端状
    にチエーンが掛けられ、該チエーン間には等間隔に適数
    の吊枠が設けられた循環式の立体駐車棟と、最下段の吊
    枠下方のピット内に設けられたターンテーブルと、前記
    吊枠の外側部に適宜な隙間をあけて、吊枠の床部と同間
    隔をあけて設けた格納棚と、該格納棚に設けられ、吊枠
    と格納棚間でパレットごと車両を移動する移送装置と、
    一方の格納棚部の下方に設けられた車の出入口と、反対
    側の格納棚部の下方に設けられたパレット保管及び供給
    部からなることを特徴とする立体駐車装置。
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