JP2897615B2 - 自転車のサドル取付装置 - Google Patents
自転車のサドル取付装置Info
- Publication number
- JP2897615B2 JP2897615B2 JP26458193A JP26458193A JP2897615B2 JP 2897615 B2 JP2897615 B2 JP 2897615B2 JP 26458193 A JP26458193 A JP 26458193A JP 26458193 A JP26458193 A JP 26458193A JP 2897615 B2 JP2897615 B2 JP 2897615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- seat post
- pin
- cylindrical body
- vertical pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
置に関する。
トポストをフレームの立パイプに固定する場合、単にシ
ートポスト外周を締付けて固定する場合が多く、緩めれ
ば誰でも外せるため、サドルが盗難される場合があっ
た。また、確実に固定するために、JIS規格では、シ
ートポストに容易に消えない方法で、フレームとの最小
はめ会い長さを表す、はめ合せ限界標識を施すことが規
定され、その位置はシートポストの完全円周部の下端か
らポスト径の2倍以上で、かつこの標識によって、シー
トポストの強度を損なってはならないとされている。し
かし、実使用においては、その判断は容易でなく、危険
な固定をされる場合があった。特にレンタサイクルで不
特定多数が使用する場合、安全面で問題があった。
を図った例として、例えば、実開平2−11785号,
実開昭49−32347号に開示されているもの等があ
るが、種々問題があった。
内で遊び、騒音の原因となるとともに、抜止部材と線状
部材及び、シートチューブとの固定が困難で、具体構造
の実用化が難かしい等の問題があった。
成することは強度、重量、精度面で実用上、種々困難で
あり、また組立時には溝嵌合の位置合わせがしにくい等
の問題があった。
問題を解決し、操作が容易で確実にシートポスト引出し
高さが規制出来る構造ですることを目的としている。
するため、自転車の立パイプ内に差し込まれるとともに
上端部がサドルに取付けられかつ下端部に孔を設けたシ
ートポストと、このシートポストの内側下端部に配設さ
れかつ上記孔に対応させて貫通孔を設けるとともに軸線
部にその貫通孔に連絡するねじ孔を設けた円筒体と、こ
の円筒体の貫通孔内に上記シートポストの孔を通して先
端部が立パイプ内に突出可能に配設したピンと、このピ
ンの後端部に当接可能なように上記円筒体のねじ孔に螺
合する押付ねじとを有し、上記押付ねじによってピンを
立パイプ内に突出させて立パイプに係止させることによ
り、シートポストの立パイプからの抜け止めを行うよう
に構成したものである。
と、ピンは外方へ突出する。従ってサドル調整等によ
り、シートポストを引き上げても、ピン突出部が立パイ
プ開口部に設けた径小部と干渉し、それ以上抜けない。
従って、抜止防止となるとともに、シートピンによる締
付に必要な寸法を確保出来る。
方より長い工具を挿入し、押付ねじを戻せば可能とな
る。
て説明する。図において、1はフレームを構成する立パ
イプ、2はシートラッグ、3はシートポストで、シート
ピン4によりシートステー5とともに立パイプ1に差し
込んだ状態で締め付けられ、立パイプに固定されてい
る。6はサドルで、やぐら7により、シートポスト3に
固定されている。シートポスト3は上部やぐら固定部で
絞られ、上方は開放部3aとなっている。シートポスト
3の内側下端部には円筒体8が配設され、左右にピン9
が突出している。
8は、上方にテーパー部8aを有し、そのテーパー部8
aに連続して中央部にねじ孔8bを有している。また、
そのねじ孔8bを中心にして左右対称に貫通孔8cが設
けられている。この貫通孔8cにはピン9が配設されて
いる。さらに、シートポスト3には、貫通孔8cに対応
してピン9が突出する孔3bが設けられている。
じ10が螺合されている。さらに、立パイプは、シート
ポスト3が締付けられる上端の内径φAと、中央部以降
の内径φBとがφA<φBとなるように段付形状となっ
ている。
ており、押付ねじ10の先端が当接する。
0をねじ込むと、ピン9は外方へ突出し、立パイプ1内
壁と当接する。従って、シートポスト3を上方へ引き抜
こうとしてもφA<φBであるので、引き抜けない。組
立時及び、再度、抜く場合は、サドル6を外し、第5図
に示す長い工具11を開放部3aより挿入し、押付ねじ
10のプラス頭部へ嵌合させる。この時、テーパー部8
aが工具11の先端の案内をするので作業は容易であ
る。押付ねじ10を上方へ移動させれば、シートポスト
3を抜く時、ピン9が突出していても、立パイプ1の内
側形状に沿って円筒体8内へ後退するので、上端が径小
であっても、シートポストは引き抜き可能である。
シートポスト3内の下方に位置し、上端はサドル6で塞
がれており、長い工具11も容易に手にいれることが出
来ないので、いたずら等でサドルが外される恐れはな
い。
が得られる。
ておらず、幼児車を含めた、婦人車等、一般自転車に容
易に装着可能であり、適用範囲が広い。
を確実に防止出来、不特定の人が使用しても完全に固定
出来る。
も、繰り返し、抜き取りは可能であるが、一般者には困
難であり、盗難防止効果が高い。
で実用性の高いシートポスト引上規制機構である。
でも効果は同一である。
置を一部を切欠いて示す斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 自転車の立パイプ内に差し込まれるとと
もに上端部にサドルが取付けられかつ下端部に孔を設け
たシートポストと、このシートポストの内側下端部に配
設されかつ上記孔に対応させて貫通孔を設けるとともに
軸線部にその貫通孔に連絡するねじ孔を設けた円筒体
と、この円筒体の貫通孔内に上記シートポストの孔を通
して先端部が立パイプ内に突出可能に配設したピンと、
このピンの後端部に当接可能なように上記円筒体のねじ
孔に螺合する押付ねじとを有し、上記押付ねじによって
ピンを立パイプ内に突出させて立パイプに係止させるこ
とにより、シートポストの立パイプからの抜け止めを行
うように構成した自転車のサドル取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458193A JP2897615B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 自転車のサドル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458193A JP2897615B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 自転車のサドル取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117771A JPH07117771A (ja) | 1995-05-09 |
JP2897615B2 true JP2897615B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17405283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26458193A Expired - Lifetime JP2897615B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 自転車のサドル取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897615B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315610A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車 |
KR200447701Y1 (ko) * | 2008-05-13 | 2010-02-12 | 삼천리자전거 주식회사 | 자전거의 안장도난방지장치 |
JP2019111957A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | ブリヂストンサイクル株式会社 | シートポスト調整制限機構およびこれを備えた自転車 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26458193A patent/JP2897615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07117771A (ja) | 1995-05-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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