JP2897530B2 - セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置 - Google Patents

セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置

Info

Publication number
JP2897530B2
JP2897530B2 JP13036692A JP13036692A JP2897530B2 JP 2897530 B2 JP2897530 B2 JP 2897530B2 JP 13036692 A JP13036692 A JP 13036692A JP 13036692 A JP13036692 A JP 13036692A JP 2897530 B2 JP2897530 B2 JP 2897530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
counter
signal
value
register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13036692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668656A (ja
Inventor
孝 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP13036692A priority Critical patent/JP2897530B2/ja
Publication of JPH0668656A publication Critical patent/JPH0668656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897530B2 publication Critical patent/JP2897530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶されるデータブロ
ックの書き込み・読み出しの際の先頭タイミングを示す
セクタパルス信号を生成するセクタパルス生成回路及
び、この回路を用いた磁気ディスク記憶装置に関し、特
に磁気ディスク記憶媒体面に配置されるシリンダを複数
のゾーンに分割し、各々のゾーンで異なるセクタパルス
信号の時間的周期を切り替え生成する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク記憶装置のセクタパ
ルス生成回路は、インデックス信号のパルス到来時に初
期化されるループカウンタと回数カウンタとを備え、ル
ープカウンタはサーボクロック信号を計数し、予め設定
された数値で一巡する。回数カウンタはループカウンタ
の周回数を計数し、予め設定される回数に達する迄ルー
プカウンタの一巡毎に生成されるセクタパルス信号を送
出する。そして、このセクタパルス生成回路のセクタパ
ルス信号の時間的周期の切り替えは、ループカウンタの
一巡設定値と回数カウンタの設定値とを切り替え、その
後到来するインデックス信号よりセクタパルス信号の位
置を確定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク記憶装置のセクタパルス生成回路は、インデック
ス信号のパルス到来により切り替え後のセクタパルス信
号を確定するために、特にディスク記憶媒体面に配置さ
れるシリンダを複数のゾーンに分割し、各々のゾーンで
異なるセクタパルス信号の時間的周期を切り替え生成す
る装置において、ゾーン切り替え時に行うセクタパルス
信号の切り替えは頻繁であり、インデックス信号のパル
ス到来までの待ち時間が問題となり、高速のセクタパル
ス信号の切り替え動作が求められている。
【0004】本発明の目的は、セクタパルス信号の切り
替え確定に於けるインデックス信号の到来の条件を排除
し、インデックス信号のパルス到来の待つことなく、セ
クタパルス信号の切り替えを確定させる手段を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のセクタパルス生
成回路は、サーボヘッドから読み出されるサーボ信号を
基準として生成されるディスク記憶媒体の回転に同期す
るサーボクロック信号を計数しインデックス信号により
初期化される周回カウンタと、周回カウンタの計数値を
一時的に固定化する周回レジスタと、前記周回レジスタ
に固定化と同時にサーボクロック信号の計数を開始設定
された計数終了設定値までの計数を継続する時間遅延カ
ウンタと、周回レジスタに固定化された周回カウンタの
計数値を読み取り時間遅延カウンタの計数終了設定値を
加算しセクタパルス信号のパルス周期(以下セクタ全
長)に相当する予め設定された値で整数割り算を行い商
と余りの計算を少なくとも行い送出するコンントロール
回路と、カントロール回路によりセクタ全長に相当する
値をセットされるセクタ長レジスタと、コントロール回
路によりインデックス信号のパルス周期間に配置される
予め設定されたセクラパルス数をセットされるセクタ数
レジスタと、インデックス信号のパルス到来時に初期化
されサーボクロック信号を計数しセクタ長レジスタにセ
ットされた数の計数で一巡するループカウンタと、ルー
プカウンタの周回回数を計数する回数カウンタとを有
し、セクタ数レジスタにセットされた数の回数の周回を
行うまでにセクタ長レジスタにセットされた数値の計数
毎にセクタパルス信号を送出するセクタカウンタと、時
間遅延カウンタのサーボクロック信号の計数動作時にセ
クタカウンタの計数を停止させる計数停止手段と、コン
トロール回路により計算された商の値をセクタカウンタ
内の回数カウンタにプリセットする第1のプリセット手
段と、コントロール回路により計算された余りの値をセ
クタカウンタ内のループカウンタにプリセットする第2
のプリセット手段とを備えて構成される。
【0006】また、本発明の磁気ディスク記憶装置は、
前期セクタパルス生成回路を備え、セクタ全長の時間長
を切り替える時に、周回カウンタの計数値を周回レジス
タにセットすると同時に時間遅延カウンタの計数を開始
し、前記時間遅延カウンタの計数同時によりセクタカウ
ンタの動作を停止させ、時間遅延カウンタの設定された
計数の終了前に、コントロール回路により周回レジスタ
に固定化された計数値と切り替え後の新規セクタ全長の
値から計算されたオフセット値をセクタカウンタ内の計
数カウンタとループカウンタにプリセットし、さらに切
り替え後のセクタ長レジスタとセクタ数レジスタの新し
い設定値にセットし、その後時間遅延カウンタの計数動
作終了によるセクタカウンタの計数開始動作により、切
り替え後の新しいセクタ全長の値に応じたセクタパルス
信号をセクタカウンタから送出される手段を備えて構成
される。
【0007】また、前記磁気ディスク記憶媒体、配置さ
れたシリンダを複数のゾーンに分割し各々のゾーンのト
ラック当りのセクタ数が異なるものであって、前記ゾー
ンが切り替わる毎に前記セクタパルス信号の切り替える
切り替え手段を備えてもよい。
【0008】さらに、前記サーボクロック信号が、サー
ボヘッドを備えることなく前記磁気ディスク記憶媒体面
に離散的に配置されたサーボ信号を有し、このサーボ信
号を基準とし生成されたクロック信号であってもよく、
水晶発振回路により発生したクロック信号であってもよ
い。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1を参照すると、請求項1記載のセクタパル
ス生成回路は、サーボヘッドから読み出されるサーボ信
号を基準として生成されるディスク記憶媒体の回転に同
期するサーボクロック信号aを計数し、インデックス信
号bにより初期化される周回カウンタ1と、周回カウン
タ1の計数値を一時的に固定化する周回レジスタ2と、
周回レジスタ2に固定化すると同時にサーボクロック信
号aの計数を開始し、予め設定された計数終了設定値ま
での計数を継続する時間遅延カウンタ3と、周回レジス
タ2に固定化された周回カウンタ1の計数値を読み取
り、時間遅延カウンタ3の計数終了設定値を加算し、目
的とするセクタパルス信号jのパルス周期(以下セクタ
全長)に相当する予め設定された値で整数割り算を行
い、商と余りの計数を行って送出するコントロール回路
4と、コントロール回路4によりセクタ全長に相当する
値をセットされるセクタ長レジスタ6と、コントロール
回路4によりインデックス信号bのパルス周期間に配置
される予め設定されたセクタパルス数をセットされるセ
クタ数レジスタ7と、インデックス信号bのパルス到来
時に初期化されサーボクロック信号aを計数しセクタ長
レジスタ6にセットされた数の計数で一巡するループカ
ウンタと、ループカウンタの周回回数を計数する回数カ
ウンタとを有し、セクタ数レジスタ7にセットされた数
の回数の周回を行うまでセクタ長レジスタ6にセットさ
れた数値の計数毎にセクタパルス信号jを送出するセク
タカウンタ5と、時間遅延カウンタ3のサーボクロック
信号aの計数動作時にセクタカウンタ5の計数を停止さ
せる手段と、コントロール回路4により計算された商の
値をセクタカウンタ5内のループカウンタにプリセット
する手段と、コントロール回路4により計算された余り
の値をセクタカウンタ5内の回数カウンタにプリセット
する手段とを有するものである。
【0011】また、請求項2記載の磁気ディスク記憶装
置は、上述したセクタパルス生成回路を備え、セクタ全
長の時間長を切り替える時に、周回カウンタ1の計数値
を周回レジスタ2にセットすると同時に時間遅延カウン
タ3の計数を開始し、時間遅延カウンタ3の計数動作に
よりセクタカウンタ5の動作を停止させ、時間遅延カウ
ンタ3の設定された計数の終了前に、コントロール回路
4により周回レジスタ2に固定化された計数値と切り替
え後の新規セクタ全長の値から計算されたオフセット値
をセクタカウンタ5内の回数カウンタとループカウンタ
にプリセットし、さらに切り替え後のセクタ長レジスタ
6とセクタ数レジスタ7の新しい設定値にセットし、そ
の後の時間遅延カウンタ3の計数動作終了によるセクタ
カウンタ5の計数開始動作により、切り替え後の新しい
セクタ全長の値に応じたセクタパルス信号jをセクタカ
ウンタ5から送出させる手段とを有するものである。
【0012】また、請求項3記載の磁気ディスク記憶装
置は、ディスク記憶媒体に配置されたシリンダを複数の
ゾーンに分割し、各々のゾーンのトラック当りのセクタ
数が異なり、ゾーンが切り替わる毎に上記セクタパルス
信号aの切り替え動作を行う手段を有するものである。
【0013】また、請求項4記載の磁気ディスク記憶装
置は、サーボヘッドを備えず、データディスク媒体面に
離散的に配置されたサーボ信号を有し、そのサーボ信号
を基準とし生成されたクロック信号をサーボクロック信
号aに代えて有するものである。
【0014】さらに、請求項5記載の磁気ディスク記憶
装置は、水晶発信回路により発生したクロック信号をサ
ーボクロック信号aに代えて有するものである。
【0015】次に、請求項1記載のセクタパルス生成回
路の各ブロックの接続について図1を参照して説明す
る。
【0016】本回路に入力されるサーボクロック信号a
は、周回カウンタ1と時間遅延カウンタ3とセクタカウ
ンタ5に供給されるように接続されている。さらに本回
路に入力されるインデックス信号bは、周回カウンタ1
とセクタカウンタ5とに供給されるように接続されてい
る。周回カウンタ1の出力信号である周回カウンタ計数
カウンタ計数値信号群cは、周回レジスタ2に供給され
るように接続されている。周回レジスタ2の出力信号で
ある周回レジスタ2にセットされた計数値コードは、デ
ータバス信号群eを介しコントロール回路4に供給され
るように接続されている。時間遅延カウンタ3の出力信
号であるセクタカウンタ停止信号fは、セクタカウンタ
5に供給されるように接続されている。コントロール回
路4の出力信号である制御信号dは、周回レジスタ2と
時間遅延カウンタ3とに供給されるように接続されてい
る。コントロール回路4の出力信号である制御信号gは
セクタ長レジスタ6に供給され、同時にコントロール回
路4によりデータバス信号群eを介して供給されるセク
タ全長値コードをセクタ長レジスタ6にセットするよう
に接続されている。
【0017】コントロール回路4の出力信号である制御
信号hはセクタ数レジスタ7に供給され、同時にコント
ロール回路4によりデータバス信号群eを介して供給さ
れるセクタ数値コードをセクタ数レジスタ7にセットす
るように接続されている。コントロール回路4の出力信
号である制御信号iはセクタカウンタ5に供給され、同
時にコントロール回路4によりデータバス信号群eを介
して供給されるループカウンタオフセット値と回数カウ
トオフセット値とを各々セクタカウンタ5内の回数カウ
ンタとループカウンタにセットするように接続されてい
る。データバス信号群eは上述したようにコントロール
回路4により制御される双方向信号群であり、周回レジ
スタ2,セクタ長レジスタ6,セクタ数レジスタ7,セ
クタカウンタ5にそれぞれ接続されている。本回路の出
力信号であるセクタパルス信号jは、セクタカウンタ5
から出力され、上位回路もしくは上位装置に送出され
る。
【0018】次に、図1を参照して請求項1記載のセク
タパルス生成回路の実施例の動作について説明する。
【0019】本回路の動作として、初期段階でコントロ
ール回路4によりセクタ長レジスタ6に設定されたセク
タ全長の時間、すなわち、セクタパルス信号jの周期に
相当するサーボクロック信号aの周期数をセットし、セ
クタ数レジスタ7にインデックス信号bの単位周期であ
るトラック内に設定されるセクタ数がセットされる。セ
クタカウンタ5内のループカウンタは、セクタ長レジス
タ6にセットされた値を一巡とするサーボクロック信号
aの計数を行う。また、セクタカウンタ5内の回数カウ
ンタは、ループカウンタの一巡回数をセクタ数レジスタ
7にセットされた値に達するまで計数する。セクタカウ
ンタ5は回数カウンタの計数終了までループカウンタの
一巡毎にパルス信号を発生し、セクタパルス信号jとし
て送出する。またインデックス信号bのパルス到来によ
りセクタカウンタ5内のループカウンタと回数カウンタ
は初期化され、その最初の初期化によりセクタパルス信
号jは確定する。
【0020】また、周回カウンタ1はサーボクロック信
号aの計数とインデックス信号bのパルス到来とによる
初期化により、インデックス信号bのパルス到来タイミ
ングからの経過時間をサーボクロック信号aの計数とい
う形で周回カウンタ計数値信号群cを送出している。
【0021】次に、セクタパルス信号jの周期の時間長
を切り替える動作について説明する。
【0022】切り替え後の新しいセクタパルス信号jの
周期が設定されると、コントロール回路4は制御信号d
により周回レジスタ2に周回カウンタ計数値信号群cを
固定化しデータバス信号群eを介し入力させる、そし
て、同時に時間遅延カウンタ3のサーボクロック信号a
の計数を開始させ、規定された計数までの時間時間遅延
カウンタ3から送出されるセクタカウンタ停止信号fに
よりセクタカウンタ5の計数動作を停止させる。
【0023】コントロール回路4は、入力された周回レ
ジスタ2の値と時間時間遅延カウンタ3の規定計数値と
の加算を行うことにより、停止されたセクタカウンタ5
の動作再開時における周回カウンタ1の計数値を得るこ
とが可能となり、さらに新しいセクタパルス信号jの周
期値で整数割り算を行い商値と余り値とを計算する。こ
の商はセクタカウンタ5の動作再開時の新しいセクタパ
ルス信号jの周期値の条件におけるセクタカウンタ5内
の回数カウンタの値であり、また、値はセクタカウン
タ5内の回数カウンタの値であり、余り値はセクタパル
ス信号jの周期値の条件におけるセクタカウンタ5内の
ループカウンタの値である。
【0024】この回数カウンタ及びループカウンタへの
オフセット値は、コントロール回路4による制御信号i
の制御によりコントロール回路4からデータバス信号群
eを介して供給されるループカウンタオフセット値の回
数カウンタオフセット値として、各々セクタカウンタ5
内の回数カウンタとループカウンタとにセットされる。
さらに、コントロール回路4は制御信号gの制御により
新しいセクタパルス信号jの周期値をコントロール回路
4からデータバス信号群eを介してセクタ長レジスタ6
にセットし、制御信号hの制御によりインデックス信号
bの単位周期であるトラック内に設定される新しいセク
タ数をコントロール回路4からデータバス信号群eを介
してセクタ数レジスタ7にセットする。
【0025】上述した一連の動作によるセクタカウンタ
5とセクタ長レジスタ6とセクタ数レジスタ7とに対す
る新しいセクタパルス信号jの周期値の条件におけるセ
ット終了後に、規定された計数終了による時間時間遅延
カウンタ3から送出されるセクタカウンタ停止信号fの
制御によりセクタカウンタ5の計数動作を再開する。こ
のセクタカウンタ5の再開は、再開当初から切り替え後
の新しいセクタパルス信号jの周期値の条件において確
定されたセクタパルス信号を送出する。
【0026】ここで、図2に示す動作タイムチャートを
参照すると、j(1)はセクタパルス信号jの切り替え
前の状態を示す、j(2)はセクタパルス信号jの切り
替え後の状態を示し、j(3)はGで示す時間領域で上
記記り替えを行った時のセクタパルス信号jを示す。す
なわち、セクタパルス信号j(1)におけるパルス周期
は、インデックス信号bのパルス発生位置を挟む位置を
除き時間領域Bで示す時間長であり、インデックス信号
bのパルス発生位置からセクタパルス信号j(1)のパ
ルス発生位置までの時間長Aに等しい。
【0027】同様に、セクタパルス信号j(2)は時間
長Dの周期でインデックス信号bのパルス発生位置から
セクタパルス信号j(2)のパルス発生位置までの時間
長Cに等しい。セクタパルス信号j(3)はGで示す時
間領域を挟み、切り替え前の前部はセクタパルス信号j
(1)と同一の周期と位相であり、切り替え後の後部は
セクタパルス信号j(2)と同一の周期と位相のパルス
信号である。
【0028】さらに、詳細動作について図3に示す詳細
タイムチャートを参照して説明する。
【0029】まず、インデックス信号bのパルスt1に
より、で示す周回カウンタ1の計数値と、で示すセ
クタカウンタ5に備えるループカウンタ8の計数値と、
で示すセクタカウンタ5に備える回数カウンタ9の計
数値とは初期化されそれぞれ計数値0となる。周回カウ
ンタ1はインデックス信号bの次のパルス到来まで順次
サーボクロック信号aの立ち上りで計数され、ループカ
ウンタ8はセクタ長レジスタ6にセットされた計数値K
を一巡とする計数を制御信号dがアクティブとなt3
の位置までサーボクロック信号aの立て上りで計数され
る。ループカウンタ8の一巡する毎にt2で示すセクタ
パルス信号jを送出し、回数カウンタ9の計数を進め
る。
【0030】セクタパルス信号jの切り替えを行う時、
第1段階として制御信号dをアクティブt3の位置で
回カウンタ1の計数値Lを周回レジスタ2にで示すよ
うに書き込み固定化し、で示す時間遅延カウンタ3は
セクタパルス信号aの立ち下がりの計数を開始すると同
時にセクタカウンタ停止信号fをアクティブとする。セ
クタカウンタ停止信号fがアクティブとなることによ
り、ループカウンタ8の計数値Qと回数カウンタ9の計
数値Tとは固定化される。
【0031】第2段階として制御信号dのインアクティ
ブt4とし周回レジスタ2に固定化されたt3の位置で
の周回カウンタ1の計数値Lをコントロール回路4に送
出する。第3段階としてコントロール回路4は計数値L
と時間遅延カウンタ3の設定計数値Pを加算し、加算値
Mは切り替え後のセクタ長Sで整数割り算を行い商値U
と余り値Rを計算する。この商値Uはセクタカウンタ5
の動作再開時t6の新しいセクタパルス信号jの周期値
の条件におけるセクタカウンタ5内の回数カウンタの値
9であり、また、余り値Rはセクタカウンタ5の動作再
開時の新しいセクタパルス信号jの周期値の条件に於け
るセクタカウンタ5内のループカウンタ8の値である。
そして、加算値Mはセクタカウンタ5の動作再開時の周
回カウンタ1の計数値である。セクタ長レジスタ6とセ
クタ数レジスタ7とに切り替え後の条件をセットした後
に、余り値Rと商値Uは各々制御信号iをアクティブと
するt5の位置でループカウンタ8と回数カウンタ9の
にセットされる。
【0032】第4段階として時間遅延カウンタ3の設定
計数値Pの計数位置であるt6の位置でセクタカウンタ
停止信号fをインアクティブとし、ループカウンタ8の
計数値Qと回数カウンタ9の計数を再開させる。再開後
のループカウンタ8はセクタ長レジスタ6にセットされ
た計数値Sを一巡とするパルスt7から生成する。この
パルスt7からのパルス列は切り替え後の目的とする周
期と位相である。
【0033】なお、本発明のセクタパルス生成回路は、
データディスク媒体面に離散的に配置されたサーボ信号
を有する磁気ディスク記憶装置において、そのサーボ信
号を基準とし生成されたクロック信号をサーボクロック
信号aに代えて構成しても同様の結果を得ることが可能
である。さらに、水晶発振回路により発生したクロック
信号をサーボクロック信号aに代えて構成する場合も同
様の結果を得ることが可能である。
【0034】以上の説明した動作により、本発明によれ
ばセクタパルス信号jの生成条件を切り替える時に、イ
ンデックス信号bのパルス到来を待つことなく切り替え
後のセクタパルス信号jを確定することが可能となるセ
クタパルス生成回路と磁気ディスク記憶装置とを構成で
きる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセクタパ
ルス生成回路とこれを用いた磁気ディスク記憶装置と
は、セクタ全長の時間長を切り替える時に、周回カウン
タの計数値を周回レジスタにセットすると同時に時間遅
延カウンタの計数を開始し、時間遅延カウンタの計数動
作によりセクタカウンタの動作を停止させ、時間遅延カ
ウンタの設定された計数の終了前に、コントロール回路
により周回レジスタに固定化された計数値と切り替え後
の新規セクタ全長の値から計算されたオフセットと値と
をセクタカウンタ内の回数カウンタとループカウンタと
にプリセットし、さらに切り替え後のセクタ長レジスタ
とセクタ数レジスタとを新しい設定値にセットし、その
後の時間遅延カウンタの計数動作終了によるセクタカウ
ンタの計数開始動作により、切り替え後の新しいセクタ
全長の値に応じたセクタパルス信号をセクタカウンタか
ら送出させる。
【0036】以上の機能を備えることにより、インデッ
クス信号のパルス到来を待つことなく、セクタパルス信
号の切り替えを確定させるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の動作の概要を示すタイミングチャー
トである。
【図3】本実施例の動作の詳細を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 周回カウンタ 2 周回レジスタ 3 時間遅延カウンタ 4 コントロール回路 5 セクタカウンタ 6 セクタ長レジスタ 7 セクタ数レジスタ a サーボクロック信号 b インデックス信号 c 周回カウンタ計数値信号群 d,g〜i 制御信号 e データバス信号群 f セクタカウンタ停止信号 j セクタパルス信号

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単数もしくは複数のディスク記憶媒体
    と、このディスク記憶媒体の面に対応する単数のサーボ
    ヘッドと単数もしくは複数の書き込み・読み出しヘッド
    とを有し、前記サーボヘッドから読み出されるサーボ信
    号を基準として生成される磁気ディスク記憶媒体の回転
    に同期するサーボクロック信号と、前記ディスク記憶媒
    体の単位回転毎にパルスが送出されるインデックス信号
    と、記憶されるデータブロックの先頭タイミングを示す
    セクタパルス信号とを有する磁気ディスク記憶装置にお
    いて、前記サーボクロック信号を計数し前記インデック
    ス信号により初期化される周回カウンタと、前記周回カ
    ウンタの計数値を一時的に固定化する周回レジスタと、
    前記周回レジスタに固定化と同時に前記サーボクロック
    信号の計数を開始し設定された計数終了設定値までの計
    数を継続する時間遅延カウンタと、前記周回レジスタに
    固定化された前記周回カウンタの計数値を読み取り、前
    記時間遅延カウンタの計数終了設定値を加算し、前記セ
    クタパルス信号のパルス周期(以下セクタ全長)に相当
    する予め設定された値で整数割り算を行い、商と余りの
    計算を行って送出するコントロール回路と、前記コント
    ロール回路により前記セクタ全長に相当する値をセット
    されるセクタ長レジスタと、前記コントロール回路によ
    り前記インデックス信号のパルス周期間に配置される予
    め設定されたセクタパルス数をセットされるセクタ数レ
    ジスタと、前記インデックス信号のパルス到来時に初期
    化され前記サーボクロック信号を計数し、前記セクタ長
    レジスタにセットされた数の計数で一巡するループカウ
    ンタと、前記ループカウンタの周回回数を計数する回数
    カウンタとを有し、前記セクタ数レジスタにセットされ
    た数の回数の周回を行うまで前記セクタ長レジスタにセ
    ットされた数値の計数毎に前記セクタパルス信号を送出
    するセクタカウンタと、前記時間遅延カウンタの前記サ
    ーボクロック信号の計数動作時に前記セクタカウンタの
    計数を停止させる計数停止手段と、前記コントロール回
    路により計算された商の値を前記セクタカウンタ内の
    数カウンタにプリセットする第1のプリセット手段と、
    前記コントロール回路により計算された余りの値を前記
    セクタカウンタ内のループカウンタにプリセットする第
    2のプリセット手段と、を備えることを特徴とするセク
    タパルス生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセクタパルス生成回路を
    備える磁気ディスク記憶装置であって、前記セクタ全長
    の時間長を切り替える時に、前記周回カウンタの計数値
    を前記周回レジスタにセットすると、同時に前記時間遅
    延カウンタの計数を開始し、前記時間遅延カウンタの計
    数動作により前記セクタカウンタの動作を停止させ、前
    記時間遅延カウンタの設定された計数の終了前に、前記
    コントロール回路により前記周回ジスタに固定化され
    た計数値と切り替え後の新規セクタ全長の値から計算さ
    れたオフセット値を前記セクタカウンタ内の回数カウン
    タとループカウンタとにプリセットし、さらに切り替え
    後の前記セクタ長ジスタと前記セクタ数レジスタとの
    新しい設定値にセットし、その後の時間遅延カウンタの
    計数動作終了による前記セクタカウンタの計数開始動作
    により、切り替え後の新しいセクタ全長の値に応じたセ
    クタパルス信号を前記セクタカウンタから送出される手
    段を備えることを特徴とする磁気ディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気ディスク記憶媒体が、配置され
    たシリンダを複数のゾーンに分割し各々のゾーンのトラ
    ック当りのセクタ数が異るものであって、前記ゾーンが
    切り替わる毎に前記セクタパルス信号の切り替える切り
    替え手段を備えることを特徴とする請求項2記載の磁気
    ディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記サーボクロック信号が、前記サーボ
    ヘッドを備えることなく磁気ディスク記憶媒体に離散的
    に配置されたサーボ信号を有し、このサーボ信号を基準
    として生成するクロック信号であることを特徴とする請
    求項2記載の磁気ディスク記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記サーボクロック信号が、水晶発振回
    路により発生するクロック信号であることを特徴とする
    請求項2記載の磁気ディスク記憶装置。
JP13036692A 1992-05-22 1992-05-22 セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置 Expired - Lifetime JP2897530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13036692A JP2897530B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13036692A JP2897530B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668656A JPH0668656A (ja) 1994-03-11
JP2897530B2 true JP2897530B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=15032661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13036692A Expired - Lifetime JP2897530B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2897530B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0668656A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0620393A (ja) ディスク駆動システム
EP0476067A1 (en) Device for detection of sectorposition in rotating storage devices
US6704387B1 (en) Method and apparatus for normalized bit counting
JP2897530B2 (ja) セクタパルス生成回路及びこれを用いた磁気ディスク記憶装置
JPS5853762B2 (ja) 遅延時間制御回路
US4724366A (en) Randomized motor drive
JP2560143B2 (ja) 直接アクセス装置の制御方式
JP2572378B2 (ja) ステツピングモ−タの駆動制御方式
JP2874508B2 (ja) ディスク装置の制御装置
US7259928B2 (en) System and method for writing servo track in sealed HDD
JP2552283B2 (ja) ステツピングモ−タの駆動制御方式
JPH031370A (ja) 磁気デイスク装置の書込み・読出し制御回路
US7072132B2 (en) System and method for writing servo track in sealed HDD
JP3555726B2 (ja) パルス発生装置
JP3809235B2 (ja) ビデオレコーダの同期制御信号を生成する方法及び回路
JPH04283472A (ja) ディスク装置の制御方式
JP2822831B2 (ja) ステッピングモ−タ制御装置
JP2765038B2 (ja) パルスモータ用の速度指令装置
JPS63251961A (ja) デイスクプレ−ヤの回転制御装置
JPS6297171A (ja) フロツピイデイスク装置
JPS6370971A (ja) 位置決め情報書込装置
JPH0645894A (ja) 遅延パルス発生回路
JPS6346659A (ja) デイスクドライブシステム
JPH02260175A (ja) 同期パターン検出回路およびデータ記録再生装置
JPS63108568A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990209