JP2897341B2 - 伝送路試験方法及びそのシステム - Google Patents
伝送路試験方法及びそのシステムInfo
- Publication number
- JP2897341B2 JP2897341B2 JP2121513A JP12151390A JP2897341B2 JP 2897341 B2 JP2897341 B2 JP 2897341B2 JP 2121513 A JP2121513 A JP 2121513A JP 12151390 A JP12151390 A JP 12151390A JP 2897341 B2 JP2897341 B2 JP 2897341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- test
- test code
- code
- transmission path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル方式で信号が伝送される伝送路の
伝送路試験方法及びそのシステムに係わり、特に各伝送
装置で特定の試験コードを検出して折返し試験を行う伝
送路試験方法及びそのシステムに関する。
伝送路試験方法及びそのシステムに係わり、特に各伝送
装置で特定の試験コードを検出して折返し試験を行う伝
送路試験方法及びそのシステムに関する。
従来、この種の伝送路試験は、各伝送装置毎に、各々
特定の試験コードを定めて折返し試験を行っていた。た
とえば第3図に示すような5つの伝送装置1〜5を有す
るデータ伝送系においては、各々の伝送装置1〜5毎に
異なる5種類の試験コードを定めて、その試験コードを
試験器6から送出し、この試験コードを対応する伝送装
置が検出した場合にその伝送路を折返し状態に切り換え
るようになっていた。
特定の試験コードを定めて折返し試験を行っていた。た
とえば第3図に示すような5つの伝送装置1〜5を有す
るデータ伝送系においては、各々の伝送装置1〜5毎に
異なる5種類の試験コードを定めて、その試験コードを
試験器6から送出し、この試験コードを対応する伝送装
置が検出した場合にその伝送路を折返し状態に切り換え
るようになっていた。
上述した従来の伝送路試験方法では、ある特定の試験
コードを各伝送装置1〜5毎に設定するため、多種類の
試験コードを用意しなければならないという欠点があっ
た。すなわち第3図に示した伝送系では、各伝送装置1
〜5に対する折返し試験について各装置毎に5種類の異
なる試験コードを用意しなければならない。
コードを各伝送装置1〜5毎に設定するため、多種類の
試験コードを用意しなければならないという欠点があっ
た。すなわち第3図に示した伝送系では、各伝送装置1
〜5に対する折返し試験について各装置毎に5種類の異
なる試験コードを用意しなければならない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、1種
類の試験コードを用いて複数の伝送装置の折返し試験を
行うことができる伝送路試験方法及びそのシステムを提
供することを目的とする。
類の試験コードを用いて複数の伝送装置の折返し試験を
行うことができる伝送路試験方法及びそのシステムを提
供することを目的とする。
本発明に係わる伝送路試験方法では、伝送路に1種類
のある一定の検出間隔を持つ試験コードを送出し、この
試験コードを各伝送装置において検出するとともに、検
出された試験コードの検出間隔に対応する伝送装置内の
伝送路を折返し状態に切り換えることを特徴とする。
のある一定の検出間隔を持つ試験コードを送出し、この
試験コードを各伝送装置において検出するとともに、検
出された試験コードの検出間隔に対応する伝送装置内の
伝送路を折返し状態に切り換えることを特徴とする。
また、本発明に係わる伝送路試験システムは、1種類
のある一定の検出間隔を持つ試験コードをディジタル伝
送方式の伝送路に送出する試験コード送出手段と、前記
伝送路に設けられた複数の伝送装置とからなり、前記伝
送装置は、前記試験コード送出手段から送出された試験
コードを検出する試験コード検出手段と、この試験コー
ド検出手段により検出された試験コードの検出間隔を検
出し、それに基づき切換信号を出力するタイマと、この
タイマから出力された切換信号に基づき装置内の伝送路
を折返し状態に切り換える切換手段とを具備している。
のある一定の検出間隔を持つ試験コードをディジタル伝
送方式の伝送路に送出する試験コード送出手段と、前記
伝送路に設けられた複数の伝送装置とからなり、前記伝
送装置は、前記試験コード送出手段から送出された試験
コードを検出する試験コード検出手段と、この試験コー
ド検出手段により検出された試験コードの検出間隔を検
出し、それに基づき切換信号を出力するタイマと、この
タイマから出力された切換信号に基づき装置内の伝送路
を折返し状態に切り換える切換手段とを具備している。
このような構成により、本発明によれば、伝送装置毎
に対応させて異なる検出間隔を設定することにより、1
種類の試験コードを用いて各伝送装置の折返し試験を行
うことができる。
に対応させて異なる検出間隔を設定することにより、1
種類の試験コードを用いて各伝送装置の折返し試験を行
うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる伝送路試験システ
ムの構成を示すブロック図である。この伝送路試験シス
テムは、往路側伝送路11と復路側伝送路12a、12bとから
なる伝送路に設けられた複数の伝送装置13と、試験コー
ド送出手段としての試験器14とにより構成されている。
試験器14は第2図に表わすようなデータ201、202…と試
験コード211、212…とを交互に送出するようになってい
る。試験コード211と次の試験コード212との間には検出
間隔として一定の時間間隔tが設けられている。
ムの構成を示すブロック図である。この伝送路試験シス
テムは、往路側伝送路11と復路側伝送路12a、12bとから
なる伝送路に設けられた複数の伝送装置13と、試験コー
ド送出手段としての試験器14とにより構成されている。
試験器14は第2図に表わすようなデータ201、202…と試
験コード211、212…とを交互に送出するようになってい
る。試験コード211と次の試験コード212との間には検出
間隔として一定の時間間隔tが設けられている。
伝送装置13はそれぞれ、入力側が往路側伝送路11に接
続され試験器14から送出された試験コード211、212…を
検出する試験コード検出回路15と、この試験コード検出
回路15により検出された試験コード211、212…の検出間
隔tを検出し、それに基づいて切換信号を出力するタイ
マ16と、このタイマ16の出力信号を入力として装置内の
伝送路を折返し状態に切り換える切換スイッチ17とによ
り構成されている。切換スイッチ17の一方の入力端17a
は往路側伝送路11に接続され、他方の入力端17bは復路
側伝送路12bに接続され、さらにその出力端17cは復路側
伝送路12aに接続されている。この切換スイッチ17はタ
イマ16からの切換信号が入力されると、常時は実線で示
すように復路側伝送路12bに接続されている復路側伝送
路12aを、破線で示すように往路側伝送路11に切り換え
て接続させるものである。また、タイマ16には各伝送装
置13毎に異なる固有のタイマ値が設定されており、その
タイマ値と試験コード211、212…間の検出間隔tとが一
致している場合に切換信号を出力するようになってい
る。
続され試験器14から送出された試験コード211、212…を
検出する試験コード検出回路15と、この試験コード検出
回路15により検出された試験コード211、212…の検出間
隔tを検出し、それに基づいて切換信号を出力するタイ
マ16と、このタイマ16の出力信号を入力として装置内の
伝送路を折返し状態に切り換える切換スイッチ17とによ
り構成されている。切換スイッチ17の一方の入力端17a
は往路側伝送路11に接続され、他方の入力端17bは復路
側伝送路12bに接続され、さらにその出力端17cは復路側
伝送路12aに接続されている。この切換スイッチ17はタ
イマ16からの切換信号が入力されると、常時は実線で示
すように復路側伝送路12bに接続されている復路側伝送
路12aを、破線で示すように往路側伝送路11に切り換え
て接続させるものである。また、タイマ16には各伝送装
置13毎に異なる固有のタイマ値が設定されており、その
タイマ値と試験コード211、212…間の検出間隔tとが一
致している場合に切換信号を出力するようになってい
る。
このような構成において、本実施例の伝送路試験シス
テムでは、試験器14から送出された試験コード211は各
伝送装置13の試験コード検出回路15により検出される。
試験コード検出回路15はこの試験コード211を検出する
と、タイマ16に対してスタート信号を送る。その後、あ
る一定の時間間隔tの後に次の試験コード212を検出す
ると、試験コード検出回路15はタイマ16に対して検出信
号を出力する。タイマ16はこの信号を受けて自己の持つ
タイマ値と時間間隔tとが一致した場合には、伝送路を
試験状態にすべく切換スイッチ17に対して切換信号を送
る。切換スイッチ17はこの切換信号を受けて復路側伝送
路12bに接続されていた復路側伝送路12aを、破線で示す
ように往路側伝送路11に切り換えて接続させる。したが
って往路側伝送路11を介して伝送装置13に入力された信
号は、復路側伝送路12aを介して試験器14側に折り返さ
れ、これにより伝送装置13の試験が行われる。
テムでは、試験器14から送出された試験コード211は各
伝送装置13の試験コード検出回路15により検出される。
試験コード検出回路15はこの試験コード211を検出する
と、タイマ16に対してスタート信号を送る。その後、あ
る一定の時間間隔tの後に次の試験コード212を検出す
ると、試験コード検出回路15はタイマ16に対して検出信
号を出力する。タイマ16はこの信号を受けて自己の持つ
タイマ値と時間間隔tとが一致した場合には、伝送路を
試験状態にすべく切換スイッチ17に対して切換信号を送
る。切換スイッチ17はこの切換信号を受けて復路側伝送
路12bに接続されていた復路側伝送路12aを、破線で示す
ように往路側伝送路11に切り換えて接続させる。したが
って往路側伝送路11を介して伝送装置13に入力された信
号は、復路側伝送路12aを介して試験器14側に折り返さ
れ、これにより伝送装置13の試験が行われる。
今、複数の伝送装置13の各タイマ値をたとえば10、2
0、30、40、50秒とすると、いま、試験器14から時間間
隔tを30秒とした試験コード211、212…を送出したとす
る。このとき、各伝送装置13においては上述したように
試験コード211の検出は行うが、その時間間隔が30秒で
あることから、タイマ値が10、20、40、50秒に設定され
た伝送装置13では折返し状態は設定されない。この場
合、タイマ値が30秒に設定された伝送装置13のみが折返
し状態に切り換えられる。
0、30、40、50秒とすると、いま、試験器14から時間間
隔tを30秒とした試験コード211、212…を送出したとす
る。このとき、各伝送装置13においては上述したように
試験コード211の検出は行うが、その時間間隔が30秒で
あることから、タイマ値が10、20、40、50秒に設定され
た伝送装置13では折返し状態は設定されない。この場
合、タイマ値が30秒に設定された伝送装置13のみが折返
し状態に切り換えられる。
以上説明したように請求項1記載の伝送路試験方法に
よれば、1種類のある一定の検出間隔を持つ試験コード
を伝送路に送出し、この試験コードを各伝送装置におい
て検出するとともに、検出された試験コードの検出間隔
に対応する伝送装置内の伝送路を折返し状態に切り換え
るようにしたので、伝送装置毎に異なる検出間隔を設定
すればよく、したがって1種類の試験コードを用いて各
伝送装置の折返し試験を行うことができる。
よれば、1種類のある一定の検出間隔を持つ試験コード
を伝送路に送出し、この試験コードを各伝送装置におい
て検出するとともに、検出された試験コードの検出間隔
に対応する伝送装置内の伝送路を折返し状態に切り換え
るようにしたので、伝送装置毎に異なる検出間隔を設定
すればよく、したがって1種類の試験コードを用いて各
伝送装置の折返し試験を行うことができる。
また、請求項2記載の伝送路試験システムによれば、
請求項1記載の方法を容易に実現することができる。
請求項1記載の方法を容易に実現することができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は伝送路試験システムの構成を示すブロック図、
第2図は試験コードの一例を示す図、第3図は従来の伝
送系を示すブロック図である。 11……往路側伝送路、12a、12b……復路側伝送路、13…
…伝送装置、14……試験器、15……試験コード検出回
路、16……タイマ、17……切換スイッチ、211、212……
試験コード
第1図は伝送路試験システムの構成を示すブロック図、
第2図は試験コードの一例を示す図、第3図は従来の伝
送系を示すブロック図である。 11……往路側伝送路、12a、12b……復路側伝送路、13…
…伝送装置、14……試験器、15……試験コード検出回
路、16……タイマ、17……切換スイッチ、211、212……
試験コード
Claims (2)
- 【請求項1】複数の伝送装置を有するディジタル伝送方
式の伝送路で試験コードにより各伝送装置の折返し試験
を行う伝送路試験方法において、 前記伝送路に1種類のある一定の検出間隔を持つ試験コ
ードを送出し、この試験コードを各伝送装置において検
出するとともに、検出された試験コードの検出間隔に対
応する伝送装置内の伝送路を折返し状態に切り換えるこ
とを特徴とする伝送路試験方法。 - 【請求項2】1種類のある一定の検出間隔を持つ試験コ
ードをディジタル伝送方式の伝送路に送出する試験コー
ド送出手段と、前記伝送路に設けられた複数の伝送装置
とを有し、前記伝送装置は、 前記試験コード送出手段から送出された試験コードを検
出する試験コード検出手段と、 この試験コード検出手段により検出された試験コードの
検出間隔を検出し、それに基づき切換信号を出力するタ
イマと、 このタイマから出力された切換信号に基づき装置内の伝
送路を折返し状態に切り換える切換手段とを具備したこ
とを特徴とする伝送路試験システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121513A JP2897341B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 伝送路試験方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121513A JP2897341B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 伝送路試験方法及びそのシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417437A JPH0417437A (ja) | 1992-01-22 |
JP2897341B2 true JP2897341B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=14813066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2121513A Expired - Lifetime JP2897341B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 伝送路試験方法及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897341B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100725163B1 (ko) * | 2006-10-20 | 2007-06-04 | 김준영 | 자동 토스트 팬 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2121513A patent/JP2897341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417437A (ja) | 1992-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2281403B (en) | Detecting faults on a printed circuit board | |
GB2097568A (en) | Fire alarm system with selective test circuit | |
JPS6284646A (ja) | デイジタル加入者線伝送品質の評価試験方式 | |
JP2897341B2 (ja) | 伝送路試験方法及びそのシステム | |
US3864528A (en) | Fault locating system for a digital transmission system | |
GB9522694D0 (en) | An equipment for testing electronic circuitry | |
SU915279A1 (ru) | Устройство автоматического контроля каналов тональной частоты1 | |
KR100208234B1 (ko) | 전전자 교환기의 기능 시험 방법 | |
JP2995356B2 (ja) | 障害検出方式 | |
SU1478349A1 (ru) | Устройство дл измерени достоверности передачи информации по дискретному каналу св зи | |
JPS63123238A (ja) | 伝送路の折返し試験制御方式 | |
JP2712266B2 (ja) | 伝送路の障害探査における無入局のループバック方法 | |
JPS6378695A (ja) | 回線接続装置 | |
JPH0316456A (ja) | 伝送路の折返し試験制御方式 | |
JPS6337729A (ja) | 伝送路の折返し試験制御方式 | |
JPS5916455A (ja) | デイジタル交換機の通話特性試験方法 | |
JP2540937B2 (ja) | 保守試験方式 | |
JPS62236240A (ja) | リモ−トエラ−レイト測定回路 | |
JPS58127176A (ja) | 電気的接続試験方式 | |
JPH0451617A (ja) | 伝送路の折り返し試験制御方式 | |
JPS6156561A (ja) | 通話路部試験方式 | |
JPH05260172A (ja) | 導通試験方式 | |
JPH0813037B2 (ja) | 通話路試験器 | |
JPS6033770A (ja) | 通話路試験方式 | |
JPS62224134A (ja) | 無線通信システムにおける回線試験方式 |